JP3044528U - 家庭用電灯器具のリモコン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用電灯器具を手元に置いて容易にＯ
Ｎ、ＯＦＦすることが出来るようにせんとするものであ
る。 【解決手段】 家庭用電灯器具の器具スイッチと電源と
の間にリモコン元スイッチを設け、該リモコン元スイッ
チを室内の適所に配置すると共に、該リモコン元スイッ
チの作動信号を発信するリモコン器を用意したことを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する分野】

この考案は、家庭用電灯器具を手元で簡便にＯＮ、ＯＦＦすることが出来るよ うにしたリモコン装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、家屋の照明用電灯器具のＯＮ、ＯＦＦは、図２に示すように器具(１)に 取り付けられたスイッチ(２)を器具から吊り下げられた紐を引っ張って操作する か、あるいは壁面に配置されたスイッチ板(３)を操作して行っている。かかる電 灯器具のＯＮ、ＯＦＦ操作はその都度立ち上がる必要があり、老人や病人にとっ ては大変な労力を要し、面倒であった。又、暗所では、スイッチの位置を探すの が困難であり、壁にぶつかったり、躓いたりする危険もあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、家庭用電灯器具を手元に置いて容易にＯＮ、ＯＦＦすることが出 来るようにせんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するためにこの考案が採った手段は、家庭用電灯器具の器具ス イッチと電源との間にリモコン元スイッチを設け、該リモコン元スイッチを室内 の適所に配置すると共に、該リモコン元スイッチの作動信号を発信するリモコン 器を用意したことを特徴とする。

【０００５】 又、リモコン元スイッチとリモコン器にタイマー機能を設けたことを特徴とす る。

【０００６】 更に、家屋の複数の部屋の配置されたリモコン元スイッチとリモコン器を共通 の機構としたことを特徴とする。

【０００７】

【考案の実施の形態】

この考案の好ましい実施の形態を、以下に詳細に説明する。図面を参照して、 (１)は家屋室内の適所に配置された家庭用電灯器具であり、器具スイッチ(２)を 備える。(４)は、器具スイッチ(２)と電源との間に設置されたリモコン元スイッ チであり、室内の適所に配置される。そして、このリモコン元スイッチ(４)に所 要の信号を発信してスイッチのＯＮ、ＯＦＦを遠隔操作することの出来るリモコ ン器(５)を用意する。リモコン元スイッチ(４)とリモコン器(５)は、家屋の複数 の部屋の電灯器具(１)に共通の構造とするのが好ましい。これにより、複数の部 屋の電灯器具(１)を単一のリモコン器(４)でＯＮ、ＯＦＦ操作可能となる。リモ コン器(５)から発信される信号は、電波、赤外線その他適宜のものを用いること が出来る。

【０００８】 リモコンによる操作は、スイッチのＯＮ、ＯＦＦに限られない。所定の時間に 電灯の点灯若しくは消灯を行い得るタイマー機能を設けても良い。これにより、 所定の時間に点灯若しくは消灯を要する玄関や仏間の電灯を所定時間に自動的に 点灯させることが出来、或は消し忘れを防止することが出来る

【０００９】

【考案の効果】

この考案によれば、使用者が動くことなく室内の電灯器具のＯＮ、ＯＦＦを行 うことが出来るため、老人や病人に極めて便利であると共に、室内の壁やものに ぶつかる危険も防止することが出来る。又、タイマー機能を付加することにより 、任意の電灯器具を任意の時間にＯＮ、ＯＦＦすることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の配線回路図

【図２】従来の家庭用電灯器具の配線回路図

【符号の説明】

(１)家庭用電灯器具 (２)器具スイッチ (３)スイッチ板 (４)リモコン元スイッチ (５)リモコン器具

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】家庭用電灯器具の器具スイッチと電源との
   間にリモコン元スイッチを設け、該リモコン元スイッチ
   を室内の適所に配置すると共に、該リモコン元スイッチ
   の作動信号を発信するリモコン器を用意したことを特徴
   とする家庭用電灯器具のリモコン装置。
2. 【請求項２】リモコン元スイッチとリモコン器にタイマ
   ー機能を設けたことを特徴とする請求項１記載のリモコ
   ン装置。
3. 【請求項３】家屋の複数の部屋に配置されたリモコン元
   スイッチとリモコン器を共通の機構としたことを特徴と
   する請求項１又は２記載のリモコン装置。