JP2001068273A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソケットを介して白熱電球に電源を供給する
ようにした照明装置において、配線工事を必要とせず、
点灯状態を制御することのできる照明装置を提供する。 【解決手段】 ソケット２を介して白熱電球１に電源４
を供給するようにした照明装置において、無線信号を受
信する受信部６２と、受信部６２で受信した無線信号に
より制御信号を生成する制御部と、該制御部からの制御
信号により制御されるスイッチ部６５とを有してなる制
御装置６をソケット２の内部に設けるとともに、スイッ
チ部６５の両端子６５ａ、６５ｂをソケット２の電極と
白熱電球１の電極に接続し、スイッチ部６５を制御する
ことにより白熱電球１の点灯状態を制御するようにし
た。
ようにした照明装置において、配線工事を必要とせず、
点灯状態を制御することのできる照明装置を提供する。 【解決手段】 ソケット２を介して白熱電球１に電源４
を供給するようにした照明装置において、無線信号を受
信する受信部６２と、受信部６２で受信した無線信号に
より制御信号を生成する制御部と、該制御部からの制御
信号により制御されるスイッチ部６５とを有してなる制
御装置６をソケット２の内部に設けるとともに、スイッ
チ部６５の両端子６５ａ、６５ｂをソケット２の電極と
白熱電球１の電極に接続し、スイッチ部６５を制御する
ことにより白熱電球１の点灯状態を制御するようにし
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソケットを介して
白熱電球に電源を供給するようにした照明装置に関する
ものである。
白熱電球に電源を供給するようにした照明装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の白熱電球を用いる照明装置は、図
１０に示すように、白熱電球１をソケット２に装着する
と、白熱電球１の電極１１、１２とソケット２の電極２
１、２２とが互いに接続され、電源４から壁スイッチ５
を介して電源が供給されるようになっている。屋内にお
いてはトイレや浴室、階段等で使用され、壁スイッチ５
のオンオフで白熱電球１の点灯、消灯が制御される。屋
外においては玄関灯や街路灯として使用される。また、
人体の有無や周囲の照度に応じて、自動的にオンオフ制
御あるいは調光制御するというものもある。
１０に示すように、白熱電球１をソケット２に装着する
と、白熱電球１の電極１１、１２とソケット２の電極２
１、２２とが互いに接続され、電源４から壁スイッチ５
を介して電源が供給されるようになっている。屋内にお
いてはトイレや浴室、階段等で使用され、壁スイッチ５
のオンオフで白熱電球１の点灯、消灯が制御される。屋
外においては玄関灯や街路灯として使用される。また、
人体の有無や周囲の照度に応じて、自動的にオンオフ制
御あるいは調光制御するというものもある。
【０００３】このような照明装置の多くは取り付けに配
線工事が必要となるが、既設の照明装置に容易に取り付
けることのできるものとして、特開平８−１６９３７号
や実用新案登録第３０２１１２５号が提案されている。
線工事が必要となるが、既設の照明装置に容易に取り付
けることのできるものとして、特開平８−１６９３７号
や実用新案登録第３０２１１２５号が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ものは、取り付け場所が、引掛シーリングローゼット等
に限られてしまい、ソケットを介して白熱電球に電源を
供給するようにした照明装置に使用することはできな
い。
ものは、取り付け場所が、引掛シーリングローゼット等
に限られてしまい、ソケットを介して白熱電球に電源を
供給するようにした照明装置に使用することはできな
い。
【０００５】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、ソケットを介して白熱
電球に電源を供給するようにした照明装置において、配
線工事を必要とせず、点灯状態を制御することのできる
照明装置を提供することにある。
あり、その目的とするところは、ソケットを介して白熱
電球に電源を供給するようにした照明装置において、配
線工事を必要とせず、点灯状態を制御することのできる
照明装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
ソケットを介して白熱電球に電源を供給するようにした
照明装置において、無線信号を受信する受信部と、該受
信部で受信した無線信号により制御信号を生成する制御
部と、該制御部からの制御信号により制御されるスイッ
チ部とを有してなる制御装置を前記ソケットの内部に設
けるとともに、前記スイッチ部の両端子を前記ソケット
の電極と前記白熱電球の電極に接続し、前記スイッチ部
を制御することにより前記白熱電球の点灯状態を制御す
るようにしたことを特徴とするものである。
ソケットを介して白熱電球に電源を供給するようにした
照明装置において、無線信号を受信する受信部と、該受
信部で受信した無線信号により制御信号を生成する制御
部と、該制御部からの制御信号により制御されるスイッ
チ部とを有してなる制御装置を前記ソケットの内部に設
けるとともに、前記スイッチ部の両端子を前記ソケット
の電極と前記白熱電球の電極に接続し、前記スイッチ部
を制御することにより前記白熱電球の点灯状態を制御す
るようにしたことを特徴とするものである。
【０００７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記無線信号で前記スイッチ部のオン・オ
フのタイミングを制御するようにし、前記白熱電球を調
光制御するようにしたことを特徴とするものである。
明において、前記無線信号で前記スイッチ部のオン・オ
フのタイミングを制御するようにし、前記白熱電球を調
光制御するようにしたことを特徴とするものである。
【０００８】請求項３記載の発明は、請求項１又は請求
項２記載の発明において、前記無線信号として、人の有
無を検知する人体検知センサからの人体検知信号を含ま
せるようにしたことを特徴とするものである。
項２記載の発明において、前記無線信号として、人の有
無を検知する人体検知センサからの人体検知信号を含ま
せるようにしたことを特徴とするものである。
【０００９】請求項４記載の発明は、請求項３記載の発
明において、前記人体検知センサで人を検知して所定時
間後に前記白熱電球が消灯するようにしたことを特徴と
するものである。
明において、前記人体検知センサで人を検知して所定時
間後に前記白熱電球が消灯するようにしたことを特徴と
するものである。
【００１０】請求項５記載の発明は、請求項３又は請求
項４記載の発明において、周囲の明るさを検知する照度
センサを具備し、該照度センサにより検知される照度が
所定値に達しない状態で、前記人体検知センサで人体を
検知したときに前記白熱電球を点灯させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
項４記載の発明において、周囲の明るさを検知する照度
センサを具備し、該照度センサにより検知される照度が
所定値に達しない状態で、前記人体検知センサで人体を
検知したときに前記白熱電球を点灯させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【００１１】請求項６記載の発明は、請求項１又は請求
項２記載の発明において、自己のＩＤ番号を記憶するＩ
Ｄメモリと該ＩＤ番号の書き換えの可否を設定するＩＤ
設定スイッチを具備し、該ＩＤ設定スイッチがＩＤ番号
の書き換え可能状態に設定されている場合に、前記無線
信号によりＩＤ番号の書き換えを行うことができ、前記
ＩＤ設定スイッチがＩＤ番号の書き換えができない状態
に設定されている場合に、無線信号に含まれる制御信号
の内容が記憶されたＩＤ番号に対するものであった場合
にのみ前記白熱電球の点灯状態を制御できるようにした
ことを特徴とするものである。
項２記載の発明において、自己のＩＤ番号を記憶するＩ
Ｄメモリと該ＩＤ番号の書き換えの可否を設定するＩＤ
設定スイッチを具備し、該ＩＤ設定スイッチがＩＤ番号
の書き換え可能状態に設定されている場合に、前記無線
信号によりＩＤ番号の書き換えを行うことができ、前記
ＩＤ設定スイッチがＩＤ番号の書き換えができない状態
に設定されている場合に、無線信号に含まれる制御信号
の内容が記憶されたＩＤ番号に対するものであった場合
にのみ前記白熱電球の点灯状態を制御できるようにした
ことを特徴とするものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図１は本発明の第１の実施形
態に係る照明装置の概略構成を示し、（ａ）は模式図で
あり、（ｂ）は制御装置の上面図である。本実施形態で
は、ソケット２の内部に、白熱電球１とソケット２の電
極間に挿入可能な形状（厚さ５ｍｍ、直径２５ｍｍ程
度）の制御装置６を設けている。
を図面に基づき説明する。図１は本発明の第１の実施形
態に係る照明装置の概略構成を示し、（ａ）は模式図で
あり、（ｂ）は制御装置の上面図である。本実施形態で
は、ソケット２の内部に、白熱電球１とソケット２の電
極間に挿入可能な形状（厚さ５ｍｍ、直径２５ｍｍ程
度）の制御装置６を設けている。
【００１３】制御装置６は、図２に示すように、アンテ
ナ６１とＲＦ受信回路６２と制御回路６３と電源回路６
４と内蔵スイッチ６５と端子６５ａ、６５ｂとを有して
なる。制御装置６をソケット２内に装着したときには、
端子６５ａはソケット２の電極と接続され、端子６５ｂ
は白熱電球１の電極と接続されるようになっている。白
熱電球１は制御装置６の内蔵スイッチ６５を介して電源
４から電源が供給されるようになっている。
ナ６１とＲＦ受信回路６２と制御回路６３と電源回路６
４と内蔵スイッチ６５と端子６５ａ、６５ｂとを有して
なる。制御装置６をソケット２内に装着したときには、
端子６５ａはソケット２の電極と接続され、端子６５ｂ
は白熱電球１の電極と接続されるようになっている。白
熱電球１は制御装置６の内蔵スイッチ６５を介して電源
４から電源が供給されるようになっている。
【００１４】つまり、制御装置６は白熱電球１への電源
の供給を制御することにより、白熱電球１の点灯状態を
制御するものである。以下、制御装置６の具体動作を説
明する。白熱電球１の点灯状態の制御内容（例えばオン
オフ信号）を含む無線信号をアンテナ６１を介してＲＦ
受信回路６２で受信し復調する。制御回路６３では受信
回路６２で復調されたオンオフ信号により、内蔵スイッ
チ６５の導通を制御する制御信号を生成し、内蔵スイッ
チ６５を制御するようになっている。なお、壁スイッチ
５は閉じておくようにする。
の供給を制御することにより、白熱電球１の点灯状態を
制御するものである。以下、制御装置６の具体動作を説
明する。白熱電球１の点灯状態の制御内容（例えばオン
オフ信号）を含む無線信号をアンテナ６１を介してＲＦ
受信回路６２で受信し復調する。制御回路６３では受信
回路６２で復調されたオンオフ信号により、内蔵スイッ
チ６５の導通を制御する制御信号を生成し、内蔵スイッ
チ６５を制御するようになっている。なお、壁スイッチ
５は閉じておくようにする。
【００１５】従って、本実施形態によれば、既設のソケ
ットを介して白熱電球に電源を供給するようにした照明
装置に、制御装置６を装着するだけで、配線工事をする
ことなしで、外部から電波の送信機で前記無線信号を送
信することにより、白熱電球１の点灯状態の制御を行う
ことができるのである。また、電波の送信機で無線信号
を送信するようにすることにより、照明装置との間に家
具等の遮蔽物が配置されていても制御可能である。
ットを介して白熱電球に電源を供給するようにした照明
装置に、制御装置６を装着するだけで、配線工事をする
ことなしで、外部から電波の送信機で前記無線信号を送
信することにより、白熱電球１の点灯状態の制御を行う
ことができるのである。また、電波の送信機で無線信号
を送信するようにすることにより、照明装置との間に家
具等の遮蔽物が配置されていても制御可能である。
【００１６】図３は本発明の第２の実施形態に係る照明
装置に関するものであり、（ａ）は回路図、（ｂ）は調
光制御信号の波形図である。本実施形態では、調光制御
信号を含む無線信号をＲＦ受信回路６２で受信し復調
し、調光制御信号をタイミング生成回路６６に送る。タ
イミング生成回路６６では商用電源のゼロクロス検出回
路６７からの信号をもとに商用電源の位相を制御するタ
イミング信号を生成し、制御回路６３では前記タイミン
グ信号をもとに内蔵スイッチ６５を高速にオンオフする
ことにより、白熱電球１を調光制御することができる。
装置に関するものであり、（ａ）は回路図、（ｂ）は調
光制御信号の波形図である。本実施形態では、調光制御
信号を含む無線信号をＲＦ受信回路６２で受信し復調
し、調光制御信号をタイミング生成回路６６に送る。タ
イミング生成回路６６では商用電源のゼロクロス検出回
路６７からの信号をもとに商用電源の位相を制御するタ
イミング信号を生成し、制御回路６３では前記タイミン
グ信号をもとに内蔵スイッチ６５を高速にオンオフする
ことにより、白熱電球１を調光制御することができる。
【００１７】図４は本発明の第３の実施形態に係る照明
装置を示す模式図であり、電波式無線送信機７に人体の
有無を検知する焦電型赤外線センサ等の人体検知センサ
７１を具備し、人体検知センサ７１で人体を検知したと
きに電波式無線送信機７から白熱電球１の点灯制御用の
無線信号を送出するものである。この無線信号により白
熱電球１の点灯状態が制御される。
装置を示す模式図であり、電波式無線送信機７に人体の
有無を検知する焦電型赤外線センサ等の人体検知センサ
７１を具備し、人体検知センサ７１で人体を検知したと
きに電波式無線送信機７から白熱電球１の点灯制御用の
無線信号を送出するものである。この無線信号により白
熱電球１の点灯状態が制御される。
【００１８】電波式無線送信機７の回路構成は、図５に
示すようになっており、人体検知センサ７１で人体が検
知されると、センサ信号が増幅器７４で増幅され、セン
サ信号処理回路７５で人体の有無の判定が行われる。人
体検知が判断されると、データ処理回路７６では照明を
点灯させる照明制御信号を生成し、ＲＦ送信回路７９で
高周波信号に変換し送信する。その後、照明制御用タイ
マ７８で経過時間をカウントし、予め設定された時間内
に人体検知信号が入力されない場合には、データ処理回
路７６では照明を消灯させる照明制御信号を生成し、Ｒ
Ｆ送信回路７９で高周波信号に変換し送信する。照明制
御用タイマ７８は新たな人体検知信号か照明を消灯させ
る照明制御信号の送信でリセットされる。
示すようになっており、人体検知センサ７１で人体が検
知されると、センサ信号が増幅器７４で増幅され、セン
サ信号処理回路７５で人体の有無の判定が行われる。人
体検知が判断されると、データ処理回路７６では照明を
点灯させる照明制御信号を生成し、ＲＦ送信回路７９で
高周波信号に変換し送信する。その後、照明制御用タイ
マ７８で経過時間をカウントし、予め設定された時間内
に人体検知信号が入力されない場合には、データ処理回
路７６では照明を消灯させる照明制御信号を生成し、Ｒ
Ｆ送信回路７９で高周波信号に変換し送信する。照明制
御用タイマ７８は新たな人体検知信号か照明を消灯させ
る照明制御信号の送信でリセットされる。
【００１９】従って、本実施形態によれば、暗闇で照明
のスイッチやリモコンを捜さなくても人体を検知するこ
とにより自動的に点灯させることができる。また、人が
いなくなれば自動的に消灯されるので、消し忘れが防止
でき、省エネも図れる。
のスイッチやリモコンを捜さなくても人体を検知するこ
とにより自動的に点灯させることができる。また、人が
いなくなれば自動的に消灯されるので、消し忘れが防止
でき、省エネも図れる。
【００２０】また、照度センサ８を付加すれば、人体検
知信号と組み合わせて白熱電球１のオンオフ制御あるい
は調光制御をすることができる。例えば、制御装置６側
に調光機能がある場合には、周囲の照度が予め設定され
た照度以下になったことを照度センサ８で検知すると、
データ処理回路７６で５０％点灯の照明制御信号を生成
し、ＲＦ送信回路７９で高周波信号に変換し送信する。
周囲が暗い状態で人体を検知すると、１００％点灯の照
明制御信号を生成し、ＲＦ送信回路７９で高周波信号に
変換し送信する。その他の設定としては、階段やトイレ
等で夜中に突然、照明が点灯してまぶしすぎるのを防ぐ
ため、暗い状態で人を検知したらまず７０％点灯の照明
制御信号を生成し、ＲＦ送信回路７９で高周波信号に変
換し送信し、その後、照明制御用タイマ７８を利用し、
一定時間後に１００％点灯の照明制御信号を生成し、Ｒ
Ｆ送信回路７９で高周波信号に変換し送信するというこ
とも可能である。
知信号と組み合わせて白熱電球１のオンオフ制御あるい
は調光制御をすることができる。例えば、制御装置６側
に調光機能がある場合には、周囲の照度が予め設定され
た照度以下になったことを照度センサ８で検知すると、
データ処理回路７６で５０％点灯の照明制御信号を生成
し、ＲＦ送信回路７９で高周波信号に変換し送信する。
周囲が暗い状態で人体を検知すると、１００％点灯の照
明制御信号を生成し、ＲＦ送信回路７９で高周波信号に
変換し送信する。その他の設定としては、階段やトイレ
等で夜中に突然、照明が点灯してまぶしすぎるのを防ぐ
ため、暗い状態で人を検知したらまず７０％点灯の照明
制御信号を生成し、ＲＦ送信回路７９で高周波信号に変
換し送信し、その後、照明制御用タイマ７８を利用し、
一定時間後に１００％点灯の照明制御信号を生成し、Ｒ
Ｆ送信回路７９で高周波信号に変換し送信するというこ
とも可能である。
【００２１】図６は本発明の第４の実施形態に係る照明
装置の概略構成を示す模式図である。本実施形態では、
第１の実施形態において、図７に示すように、制御装置
６に、自己のＩＤ番号の設定を許可するためのＩＤ設定
スイッチ６０を付加したものである。つまり、ＩＤ設定
スイッチ６０の状態により、自己のＩＤ番号の設定が可
能か否かが設定されるのである。
装置の概略構成を示す模式図である。本実施形態では、
第１の実施形態において、図７に示すように、制御装置
６に、自己のＩＤ番号の設定を許可するためのＩＤ設定
スイッチ６０を付加したものである。つまり、ＩＤ設定
スイッチ６０の状態により、自己のＩＤ番号の設定が可
能か否かが設定されるのである。
【００２２】本実施形態に係る制御装置６の回路構成
は、図８に示すように、第１の実施形態の制御装置６に
対して、ＩＤ設定スイッチ６０とＩＤ書き込み回路６８
とＩＤメモリ６９及びＩＤ判定回路７０を付加したもの
となっている。また、電波式無線送信機（リモコン）９
は、図９に示すように、テンキー９１、記憶ボタン９
２、マイコン９３、ＲＦ送信回路９４、アンテナ９５と
を有してなる。
は、図８に示すように、第１の実施形態の制御装置６に
対して、ＩＤ設定スイッチ６０とＩＤ書き込み回路６８
とＩＤメモリ６９及びＩＤ判定回路７０を付加したもの
となっている。また、電波式無線送信機（リモコン）９
は、図９に示すように、テンキー９１、記憶ボタン９
２、マイコン９３、ＲＦ送信回路９４、アンテナ９５と
を有してなる。
【００２３】制御装置６では、ＩＤ設定スイッチ６０が
オンのときのみ、電波式無線送信機（リモコン）９から
の信号により、ＩＤ番号の書き込みや書き換えが行わ
れ、ＩＤメモリ６９に記憶される。ＩＤ設定スイッチ６
０がオフときは、ＩＤメモリ６９に記憶されたＩＤ番号
と、電波式無線送信機（リモコン）９から送信されたＩ
Ｄ番号付きオンオフ信号（照明制御信号）内のＩＤ番号
とが一致するか否かをＩＤ判定回路７０で判定し、一致
した場合には、送信された照明制御信号に基づき白熱電
球１の点灯制御や調光制御等の点灯状態の制御が行われ
る。電波式無線送信機（リモコン）９からのＩＤ番号の
送信は、記憶ボタン９２を押しながらテンキー９１を入
力すると、マイコン９３によりテンキー９１からの入力
に対応してＩＤ番号データを作成し、ＲＦ送信回路９４
で高周波信号に変換し送信する。通常の照明制御の場合
には、テンキー９１の押下によりオンオフ信号（照明制
御信号）を作成し送信する。
オンのときのみ、電波式無線送信機（リモコン）９から
の信号により、ＩＤ番号の書き込みや書き換えが行わ
れ、ＩＤメモリ６９に記憶される。ＩＤ設定スイッチ６
０がオフときは、ＩＤメモリ６９に記憶されたＩＤ番号
と、電波式無線送信機（リモコン）９から送信されたＩ
Ｄ番号付きオンオフ信号（照明制御信号）内のＩＤ番号
とが一致するか否かをＩＤ判定回路７０で判定し、一致
した場合には、送信された照明制御信号に基づき白熱電
球１の点灯制御や調光制御等の点灯状態の制御が行われ
る。電波式無線送信機（リモコン）９からのＩＤ番号の
送信は、記憶ボタン９２を押しながらテンキー９１を入
力すると、マイコン９３によりテンキー９１からの入力
に対応してＩＤ番号データを作成し、ＲＦ送信回路９４
で高周波信号に変換し送信する。通常の照明制御の場合
には、テンキー９１の押下によりオンオフ信号（照明制
御信号）を作成し送信する。
【００２４】本実施形態では、テンキー９１と記憶ボタ
ン９２によりＩＤ番号を入力するようにしたが、他の入
力手段によっても構わない。また、ＩＤ番号の入力と通
常の照明制御入力をともにテンキー９１で行うようにし
たが、これに限定されるものではない。
ン９２によりＩＤ番号を入力するようにしたが、他の入
力手段によっても構わない。また、ＩＤ番号の入力と通
常の照明制御入力をともにテンキー９１で行うようにし
たが、これに限定されるものではない。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明によ
れば、ソケットを介して白熱電球に電源を供給するよう
にした照明装置において、無線信号を受信する受信部
と、該受信部で受信した無線信号により制御信号を生成
する制御部と、該制御部からの制御信号により制御され
るスイッチ部とを有してなる制御装置を前記ソケットの
内部に設けるとともに、前記スイッチ部の両端子を前記
ソケットの電極と前記白熱電球の電極に接続し、前記ス
イッチ部を制御することにより前記白熱電球の点灯状態
を制御するようにしたので、既設のソケットを介して白
熱電球に電源を供給するようにした照明装置に、制御装
置を装着するだけで、配線工事を必要とせず、外部から
点灯状態を制御することのできる照明装置が提供でき
た。
れば、ソケットを介して白熱電球に電源を供給するよう
にした照明装置において、無線信号を受信する受信部
と、該受信部で受信した無線信号により制御信号を生成
する制御部と、該制御部からの制御信号により制御され
るスイッチ部とを有してなる制御装置を前記ソケットの
内部に設けるとともに、前記スイッチ部の両端子を前記
ソケットの電極と前記白熱電球の電極に接続し、前記ス
イッチ部を制御することにより前記白熱電球の点灯状態
を制御するようにしたので、既設のソケットを介して白
熱電球に電源を供給するようにした照明装置に、制御装
置を装着するだけで、配線工事を必要とせず、外部から
点灯状態を制御することのできる照明装置が提供でき
た。
【００２６】請求項２記載の発明によれば、請求項１記
載の発明において、前記無線信号で前記スイッチ部のオ
ン・オフのタイミングを制御するようにすることによ
り、前記白熱電球を調光制御することができる。
載の発明において、前記無線信号で前記スイッチ部のオ
ン・オフのタイミングを制御するようにすることによ
り、前記白熱電球を調光制御することができる。
【００２７】請求項３記載の発明によれば、請求項１又
は請求項２記載の発明において、前記無線信号として、
人の有無を検知する人体検知センサからの人体検知信号
を含ませるようにすれば、暗闇で照明のスイッチやリモ
コンを捜さなくても人体を検知することにより自動的に
点灯させることができる。
は請求項２記載の発明において、前記無線信号として、
人の有無を検知する人体検知センサからの人体検知信号
を含ませるようにすれば、暗闇で照明のスイッチやリモ
コンを捜さなくても人体を検知することにより自動的に
点灯させることができる。
【００２８】請求項４記載の発明によれば、請求項３記
載の発明において、前記人体検知センサで人を検知して
所定時間後に前記白熱電球が消灯するようにすれば、人
がいなくなれば自動的に消灯されるので、消し忘れが防
止でき、省エネが図れる。
載の発明において、前記人体検知センサで人を検知して
所定時間後に前記白熱電球が消灯するようにすれば、人
がいなくなれば自動的に消灯されるので、消し忘れが防
止でき、省エネが図れる。
【００２９】請求項５記載の発明によれば、請求項３又
は請求項４記載の発明において、周囲の明るさを検知す
る照度センサを具備し、該照度センサにより検知される
照度が所定値に達しない状態で、前記人体検知センサで
人体を検知したときに前記白熱電球を点灯させるように
すれば、周囲の明るさに応じた適切な点灯状態を実現す
ることができる。
は請求項４記載の発明において、周囲の明るさを検知す
る照度センサを具備し、該照度センサにより検知される
照度が所定値に達しない状態で、前記人体検知センサで
人体を検知したときに前記白熱電球を点灯させるように
すれば、周囲の明るさに応じた適切な点灯状態を実現す
ることができる。
【００３０】請求項６記載の発明によれば、請求項１又
は請求項２記載の発明において、自己のＩＤ番号を記憶
するＩＤメモリと該ＩＤ番号の書き換えの可否を設定す
るＩＤ設定スイッチを具備し、該ＩＤ設定スイッチがＩ
Ｄ番号の書き換え可能状態に設定されている場合に、前
記無線信号によりＩＤ番号の書き換えを行うことがで
き、前記ＩＤ設定スイッチがＩＤ番号の書き換えができ
ない状態に設定されている場合に、無線信号に含まれる
制御信号の内容が記憶されたＩＤ番号に対するものであ
った場合にのみ前記白熱電球の点灯状態を制御できるよ
うにすれば、複数の白熱電球に各々ＩＤ番号を設定する
ことができ、１つのリモコンで複数の白熱電球の点灯制
御が行える。
は請求項２記載の発明において、自己のＩＤ番号を記憶
するＩＤメモリと該ＩＤ番号の書き換えの可否を設定す
るＩＤ設定スイッチを具備し、該ＩＤ設定スイッチがＩ
Ｄ番号の書き換え可能状態に設定されている場合に、前
記無線信号によりＩＤ番号の書き換えを行うことがで
き、前記ＩＤ設定スイッチがＩＤ番号の書き換えができ
ない状態に設定されている場合に、無線信号に含まれる
制御信号の内容が記憶されたＩＤ番号に対するものであ
った場合にのみ前記白熱電球の点灯状態を制御できるよ
うにすれば、複数の白熱電球に各々ＩＤ番号を設定する
ことができ、１つのリモコンで複数の白熱電球の点灯制
御が行える。
【図１】本発明の第１の実施形態に係る照明装置の概略
構成を示し、（ａ）は模式図であり、（ｂ）は制御装置
の上面図である。
構成を示し、（ａ）は模式図であり、（ｂ）は制御装置
の上面図である。
【図２】同上に係る制御装置の回路図である。
【図３】本発明の第２の実施形態に係る照明装置を示
し、（ａ）は回路図であり、（ｂ）は調光制御信号の波
形図である。
し、（ａ）は回路図であり、（ｂ）は調光制御信号の波
形図である。
【図４】本発明の第３の実施形態に係る照明装置を示す
模式図である。
模式図である。
【図５】同上に係る電波式無線送信機の回路図である。
【図６】本発明の第４の実施形態に係る照明装置を示す
模式図である。
模式図である。
【図７】同上に係る制御装置の上面図である。
【図８】同上に係る制御装置の回路図である。
【図９】図６の照明装置に係る電波式無線送信機の回路
図である。
図である。
【図１０】従来例に係る照明装置を示す模式図である。
【符号の説明】 １ 白熱電球 ２ ソケット ４ 電源 ５ 壁スイッチ ６ 制御装置 ７ 電波式無線送信機 ８ 照度センサ ９ 電波式無線送信機 ６０ ＩＤ設定スイッチ ６１ アンテナ ６２ ＲＦ受信部 ６３ 制御回路 ６４ 電源回路 ６５ 内蔵スイッチ ６５ａ 端子 ６５ｂ 端子 ６９ ＩＤメモリ ７１ 人体検知センサ
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3K073 AA46 AA83 AB03 AB04 AB07 BA07 BA25 BA28 CA01 CB06 CF13 CG06 CG09 CG43 CJ00 CJ06 CJ14 CJ18 CJ19 CJ22
Claims (6)
- 【請求項１】 ソケットを介して白熱電球に電源を供給
するようにした照明装置において、無線信号を受信する
受信部と、該受信部で受信した無線信号により制御信号
を生成する制御部と、該制御部からの制御信号により制
御されるスイッチ部とを有してなる制御装置を前記ソケ
ットの内部に設けるとともに、前記スイッチ部の両端子
を前記ソケットの電極と前記白熱電球の電極に接続し、
前記スイッチ部を制御することにより前記白熱電球の点
灯状態を制御するようにしたことを特徴とする照明装
置。 - 【請求項２】 前記無線信号で前記スイッチ部のオン・
オフのタイミングを制御するようにし、前記白熱電球を
調光制御するようにしたことを特徴とする請求項１記載
の照明装置。 - 【請求項３】 前記無線信号として、人の有無を検知す
る人体検知センサからの人体検知信号を含ませるように
したことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の照明
装置。 - 【請求項４】 前記人体検知センサで人を検知して所定
時間後に前記白熱電球が消灯するようにしたことを特徴
とする請求項３記載の照明装置。 - 【請求項５】 周囲の明るさを検知する照度センサを具
備し、該照度センサにより検知される照度が所定値に達
しない状態で、前記人体検知センサで人体を検知したと
きに前記白熱電球を点灯させるようにしたことを特徴と
する請求項３又は請求項４記載の照明装置。 - 【請求項６】 自己のＩＤ番号を記憶するＩＤメモリと
該ＩＤ番号の書き換えの可否を設定するＩＤ設定スイッ
チを具備し、該ＩＤ設定スイッチがＩＤ番号の書き換え
可能状態に設定されている場合に、前記無線信号により
ＩＤ番号の書き換えを行うことができ、前記ＩＤ設定ス
イッチがＩＤ番号の書き換えができない状態に設定され
ている場合に、無線信号に含まれる制御信号の内容が記
憶されたＩＤ番号に対するものであった場合にのみ前記
白熱電球の点灯状態を制御できるようにしたことを特徴
とする請求項１又は請求項２記載の照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24457099A JP2001068273A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24457099A JP2001068273A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001068273A true JP2001068273A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17120694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24457099A Pending JP2001068273A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001068273A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007174095A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Works Ltd | ワイヤレス配線器具および負荷制御システム |
| WO2008078665A1 (en) | 2006-12-27 | 2008-07-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Switch device and power supply control system |
| JP5876613B1 (ja) * | 2015-01-16 | 2016-03-02 | 崇 中尾 | コントロール装置、これを用いたスイッチ装置、アダプタ装置、ソケット装置および負荷装置 |
| WO2016113919A1 (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-21 | 崇 中尾 | コントロール装置、これを用いたスイッチ装置、アダプタ装置、ソケット装置および負荷装置 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24457099A patent/JP2001068273A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007174095A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Works Ltd | ワイヤレス配線器具および負荷制御システム |
| WO2008078665A1 (en) | 2006-12-27 | 2008-07-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Switch device and power supply control system |
| US7939972B2 (en) | 2006-12-27 | 2011-05-10 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Switch device and power supply control system |
| US8125107B2 (en) | 2006-12-27 | 2012-02-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Switch device and power supply control system |
| US9100195B2 (en) | 2006-12-27 | 2015-08-04 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Switch device and power supply control system |
| US9847199B2 (en) | 2006-12-27 | 2017-12-19 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Switch device and power supply control system |
| US9984844B2 (en) | 2006-12-27 | 2018-05-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Switch device and power supply control system |
| JP5876613B1 (ja) * | 2015-01-16 | 2016-03-02 | 崇 中尾 | コントロール装置、これを用いたスイッチ装置、アダプタ装置、ソケット装置および負荷装置 |
| WO2016113919A1 (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-21 | 崇 中尾 | コントロール装置、これを用いたスイッチ装置、アダプタ装置、ソケット装置および負荷装置 |
| JP2016154133A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-08-25 | 崇 中尾 | コントロール装置、これを用いたスイッチ装置、アダプタ装置、ソケット装置および負荷装置 |
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