JPH02241193A - キッチンユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ユニット建物等を構成するキッチンユニット
に係り、特にユニットに設けた照明器具、換気扇等の電
気機器の制御システムを備えたキッチンユニットに関す
る。

［従来の技術］ 従来、安全性、居住性、耐久性等の住性能の良好な工業
化住宅として、複数の建物ユニットを工場において生産
し、これらを現場において平面的且つ上下に接合して構
築されるユニット建物がある。

然るに、上記ユニット建物におけるキッチンユニットは
、生産工場において、調理台や吊戸棚を設置されるとと
もに、第５図に示す如くの電気設備を施される。

ここで、従来のキッチンユニット１は、第５図に示す如
く、主照明装置２、調理灯３、棚下灯４、換気扇５を備
え、これらの電気器具の制御な有線の入口スイッチ６、
複連式室内スイ・ｙチアによっている。

即ち、上記従来のキッチンユニット１が備える制御シス
テムでは、ユニットの天井裏に接続箱８を設け、この接
続箱８に電源線と各電気機器に連なる電力線とを接続す
るとともに、各電気機器に対応するスイッチ６．７に連
なる電力線を接続している。これにより、入口スイッチ
６のオン／オフにより主照明装置２を点灯制御し、複連
式室内スイッチ７の各スイッチのオン／オフにより調理
灯３、棚下対４を点灯制御し、或いは換気扇５を駆動制
御することができる。

［発明が解決しようとする課題］ 然しながら、上記従来のキッチンユニットにあっては、
上述の如くの制御システムを設けるために、ユニットの
壁面等に設けるスイッチ６．７と天井裏に設ける接続箱
８との間に、防水処理を施した多数の配線を延設する必
要があり、施工複雑である。

又、ユニット内における人体の存在等、状態変化を検知
するセンサを用い、該センサの検知結果に応じて特定の
電気機器への給電状態を制御することも考えられるか、
この場合には制御対象となる電気機器毎にセンサ及び制
御装置を設ける必要があり、施工複雑である。

又、ユニットの壁面等に設けたスイッチ６．７は画定的
であり、各電気機器に対するスイッチング操作位置が固
定化され、ユニット内の任意位置で各電気機器を手元操
作することができない。

本発明は、ユニット内に設けられる照明器具と換気扇の
それぞれに対する制御システムを備えたキッチンユニッ
トを工場生産するに際し、配線を簡素化して施工単純化
することを目的とする。

又、本発明は、ユニット内の状態変化を検知するセンサ
を用い、該センサの検知結果に応して特定の電気機器へ
の給電状態を制御し得るキッチンユニットを工場生産す
るに際し、制御系統を簡素化して施工単純化することを
目的とする。

又、本発明は、ユニット内に設けた各電気機器に対する
スイッチング操作位置を固定化せず、ユニット内の任意
位置で各電気機器を手元操作することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 請求項１に記載の本発明は、照明器具と換気扇を備えて
構成されるキッチンユニットにおいて、照明器具と換気
扇のそれぞれに対応する駆動制御信号を無線にて発信す
る無線操作装置と、ユニット天井部に配設され、電源線
及び各照明器具と換気扇のそれぞれに連なる電力線か接
続され、無線操作装置からの駆動制御信号を受け、該駆
動制御信号に基づいて対応する照明器具若しくは換気扇
への給電状態を制御する制御装置とを備えるようにした
ものである。

請求項２に記載の本発明は、前記制御装置が、ユニット
内の状態変化を検知するセンサを付帯的に備え、該セン
サの検知結果に応じて特定の電気機器への給電状態を制
御するようにしたものである。

請求項３に記載の本発明は、前記無線操作装置が、ユニ
ット壁面部に着脱自在に取着されるようにしたものであ
る。

［作用］ 請求項１に記載の本発明によれば、無線操作装置により
所望の照明器具若しくは換気扇に対する駆動制御信号を
制御装置に送信することにより、制御装置は当該照明器
具若しくは換気扇への給電状態を制御し、結果としてそ
の駆動状態を制御てきる。

この時、請求項１に記載の本発明にあっては、ユニット
の天井部に設けた制御装置と無線操作装置との間の配線
を無線化し、且つ複数の電気機器のための制御機構を単
一の制御装置に集約しているので、制御システム構築の
ための配線工事を単純化できる。即ち、ユニット内に設
けられる照明器具と換気扇のそれぞれに対する制御シス
テムを備えたキッチンユニッｌ−を工場生産するに際し
、配線を簡素化して施工単純化することがてきる。

請求項２に記載の本発明にあっては、制御装置に付帯的
に設けられるセンサかユニット内の状態変化を検知した
時、制御装置は自動的に特定の電気機器への給電状態を
制御してその駆動状態を制御できる。これにより、制御
装置は、例えば、人体検知センサの人体検知結果に基づ
いて主照明装置を自動点灯したり、煙センサの煙検知結
果に基づいて換気扇を自動運転する等ができる。従って
、制御対象となる電気機器のための、センサ及び該セン
サに対応する制御機構を単一の制御装置に集約すること
になる。即ち、ユニット内の状態変化を検知するセンサ
を用い、該センサの検知結果に応じて特定の電気機器へ
の給電状態を制御し得るキッチンユニットを工場生産す
るに際し、制御系統を簡素化して施工単純化することが
てきる。

請求項３に記載の本発明にあっては、無線操作装置をユ
ニット壁面部に取着し、或いはこれを任意の手元位置に
可搬てきる。従って、ユニット内に設けた各電気機器に
対するスイッチング操作位置を固定化せず、ユニット内
の任意位置で各電気機器を手元操作することができる。

［実施例］ 第１図は本発明が適用されたキッチンユニッ１〜の電気
設備状態を示ず模式図、第２図は制御装置の形態を示す
模式図、第３図は制御装置を示すブロック図、第４図は
建物ユニットを示す斜視図である。

この実施例のキッチンユニット１は、生産工場にて、基
本的には第４図に示す如く、柱１０１、床梁１０２、天
井梁１０３を相互に直方体状をなす如くに組立て構成さ
れる。

又、キッチンユニット１は、生産工場において、主照明
装置２、調理灯３、棚下灯４、換気扇５、無線操作袋Ｗ
（リモコンスイッチ）１０、制御装置２０を設備される
。そして、キッチンユニット１は他の居室ユニット等と
ともに現場に輸送され、現場において平面的に又は上下
に接合されてユニット建物を構築することになる。

無線操作装置１０は、各電気機器（主照明装置２、調理
灯３、棚下灯４、換気扇５）に対応する駆動制御信号を
、微弱電波、赤外線等の無線にて発信する。

制御装置２０は、建物１の天上部に配設され、電源線２
１と各電気機器に連なる電力線２２Ａ〜２２Ｄとを接続
され、無線操作装置１ｏからの駆動制御信号を受け、該
駆動制御信号に基づいて対応する電気機器への給電状態
をオン／オフ制御する。

制御装置２０は、具体的には、第２図に示す如く、接続
箱２３、アダプタ２４、センサ部２５を有して構成され
る。接続箱２３は天井根太２６に固定され、電源線２１
、電力線２２Ａ〜２２Ｄが接続されている。アダプタ２
４は、接続箱２３に直接的に係着して用いられ、第３図
に示す如く、定電圧電源回路２７、受信回路２８、マイ
コン２９、駆動回路３０、各電気機器に対応する接点３
１Ａ〜３１Ｄを備えている。センサ部２５は、天井面に
設けられ、第３図に示す如く、無線信号受信部３２、人
体検知センサ３３を備えている。

即ち、制御装置ｆ　２０は、無線操作装置１ｏの駆動制
御信号なセンサ部２５の無線信号受信部３２を介して受
信回路２８にて受け、或いは人体の発する赤外線等を人
体検知センサ３３にて受け、それらの受信信号をマイコ
ン２９に転送する。マイコン２９は、上記受信信号がい
ずれの電気機器に対する信号であるか等のコート識別を
行なう検波回路を備えており、この検波出力を駆動回路
３０に転送する。駆動回路３０は、上記検波出力に従っ
て対応する電気機器に連なる電力線２２Ａ〜２２Ｄのた
めの接点３１Ａ〜３１Ｄをオン／オンする。

尚、無線操作装置１０は、キッチンユニット１の壁面部
に設けた支持部１０６に着脱自在に取着され、支持部１
０６から取外して可搬できる。

又、制御装置２０のセンサ部２５は、不図示の煙センサ
を付帯的に備えるものであっても良い 次に、上記実施例の作用について説明する。

上記実施例によれば、無線操作装置１０により所望の調
理灯３、棚下灯４、若しくは換気扇５に対する駆動制御
信号を制御装置２０に送信することにより、制御装置２
０は当該調理灯３、棚下灯４、若しくは換気扇５への給
電状態を制御し、結果としてそれらの駆動状態を制御で
きる。

この時、上記実施例にあっては、ユニットの天井部に設
けた制御装置２０と無線操作装置１０との間の配線を無
線化し、且つ複数の電気機器のための制御機構を単一の
制御装置２０に集約しているので、制御システム構築の
ための配線工事を単純化できる。即ち、ユニット内に設
けられる調理灯３、棚下灯４、若しくは換気扇５等の電
気機器のそれぞれに対する制御システムを備えたキッチ
ンユニット１を工場生産するに際し、配線を簡素化して
施工単純化することができる。

又、上記実施例にあっては、制御装置２０に付帯的に設
けられるセンサがユニット内の状態変化を検知した時、
制御装置２０は自動的に特定の電気機器への給電状態を
制御してその駆動状態を制御できる。即ち、制御装置２
０は、人体検知センサ３３の人体検知結果に基づいて主
照明装置２を自動点灯したり、煙センサの煙検知結果に
基づいて換気扇５を自動運転する等ができる。従って、
制御対象となる電気機器のための、センサ及び該センサ
に対応する制御機構を単一の制御装置２０に集約するこ
とになる。即ち、ユニット内の状態変化を検知するセン
サを用い、該センサの検知結果に応じて特定の電気機器
への給電状態を制御し得るキッチンユニット１を工場生
産するに際し、制御系統を簡素化して施工単純化すると
とかてきる。

又、上記実施例にあっては、無線操作装置１０をユニッ
ト壁面部に設けた支持部１０６に取着し、或いはこれを
任意の手元位置に可搬できる。

従って、ユニット内に設りた各電気機器に対するスイッ
チング操作位置を固定化せず、ユニット内の任意位置て
各電気機器を手元操作することかてきる。

尚、本発明のキッチンユニットは、ユニッｌ〜内に照明
器具や換気扇以外の他の電気機器をも設備し、無線操作
装置及び制御装置を用いてそれらの電気機器を制御する
ものであっても良い。

尚、本発明の実施において、制御装置は電気機器の駆動
状態をオン／オフ制御するのみでなく、無線操作装置の
駆動制御信号に応じて電気機器の調光状態、回転速度状
態等を制御するものであっても良い。

［発明の効果コ 以上のように請求項１に記載の本発明によれば、ユニッ
ト内に設けられる照明器具と換気扇のそれぞれに対する
制御システムを備えたキッチンユニットを工場生産する
に際し、配線を簡素化して施工単純化することができる
。

又、請求項２に記載の本発明によれば、ユニット内の状
態変化を検知するセンサを用い、該センサの検知結果に
応じて特定の電気機器への給電状態を制御し得るキッチ
ンユニットを工場生産するに際し、制御系統を簡素化し
て施工単純化することができる。

又、請求項３に記載の本発明によれば、ユニット内に設
けた各電気機器に対するスイッチング操作位置を固定化
せず、ユニット内の任意位置て各電気機器を手元操作す
ることがてきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されたキッチンユニットの電気設
備状態を示す模式図、第２図は制御装置の形態を示す模
式図、第３図は制御装置を示すブロック図、第４図は建
物ユニットを示ず斜視図、第５図は従来例を示す模式図
である。 １・・・キッチンユニット、 ２・・・主照明装置、 ３・・・調理灯、 ４・・・棚下灯、 ５・・・換気扇、 １０・・・無線操作装置、 ２０・・・制御装置、 １０６・・・支持部。 特許出願人　積水化学工業株式会社 代表者　　廣１）馨

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）照明器具と換気扇を備えて構成されるキッチンユ
   ニットにおいて、照明器具と換気扇のそれぞれに対応す
   る駆動制御信号を無線にて発信する無線操作装置と、ユ
   ニット天井部に配設され、電源線及び各照明器具と換気
   扇のそれぞれに連なる電力線が接続され、無線操作装置
   からの駆動制御信号を受け、該駆動制御信号に基づいて
   対応する照明器具若しくは換気扇への給電状態を制御す
   る制御装置とを備えることを特徴とするキッチンユニッ
   ト。
2. （２）前記制御装置が、ユニット内の状態変化を検知す
   るセンサを付帯的に備え、該センサの検知結果に応じて
   特定の電気機器への給電状態を制御する請求項１又は２
   記載のキッチンユニット。
3. （３）前記無線操作装置が、ユニット壁面部に着脱自在
   に取着される請求項１記載のキッチンユニット。