JPH08121379A

JPH08121379A - 天井ファン

Info

Publication number: JPH08121379A
Application number: JP26718594A
Authority: JP
Inventors: Hideharu Omoto; 英晴尾本
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 1994-10-31
Filing date: 1994-10-31
Publication date: 1996-05-14

Abstract

(57)【要約】【目的】天井に設けられているダウンライトのソケッ
トを利用て簡単に取り付けられる天井ファンを提供する
ことを目的とする。【構成】ファン３を駆動する電動機１を内蔵した本体
と、この本体２の下部に設けた照明器４と、本体２の上
部に天井５設けられるダウンライトのソケット６に螺合
し取り付けられる導電部７とを備え、導電部７を介して
照明器４および電動機１に通電する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は天井に設けられるダウン
ライト用のソケットを利用して取り付けられる天井ファ
ンに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、居住空間の環境を良化するために
冷暖房装置が普及してきているが、トイレや洗面脱衣室
等の小スペース部分までは普及されておらず、夏期など
において簡単に取り付け涼がもとめられる天井ファンの
要求が高まってきている。

【０００３】従来、トイレや洗面脱衣室等において、夏
期に涼を得るためには扇風機を床面や台上に載置して使
用していた。

【０００４】また、天井等に設ける場合には、家庭では
簡単に取り付けられないので業者に依頼して工事を行
い、天井に直接取り付けていた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、トイレや洗面脱衣室等は小スペースであるので、
床面や台上に載置される扇風機が邪魔になり、トイレや
洗面脱衣室の使用勝手が悪いという問題があった。

【０００６】また、天井に扇風機を取り付ける場合に
は、業者に依頼して取付工事を行なわねばならないので
設置費用が高く付くとともに、扇風機が天井に設置され
た照明器の照明効果を妨げるという問題があった。

【０００７】本発明は上記課題を解決するもので、天井
に設けられているダウンライトのソケットを利用して簡
単に取り付けられる天井ファンを提供することを第１の
目的とする。

【０００８】また、第２の目的は天井ファンの制御操作
を行うスイッチの配線を不要とすることにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明の天井ファンは上
記第１の目的を達成するために第１の手段は、ファンを
駆動する電動機を内蔵した本体と、この本体の下部に設
けた照明器と、前記本体の上部に天井に設けられるダウ
ンライトのソケットに螺合し取り付けられる導電部とを
備え、前記導電部を介して照明器およびファンを駆動す
る電動機に通電する構成とする。

【００１０】また、第２の目的を達成するために第２の
手段は、第１の手段に加え、照明器をダウンライト点滅
用の壁スイッチにより点滅する構成とする。

【００１１】また、第２の目的を達成するために第３の
手段は、第１の手段に加え、ファンを駆動する電動機を
リモコンスイッチで制御する構成とする。

【００１２】

【作用】本発明は上記した第１の手段の構成により、天
井に設けられたダウンライトの電球を取り外し、本体の
上部に設けた導電部をダウンライトのソケットに螺合し
取り付けることにより、天井に簡単に天井ファンを設置
できる。

【００１３】また、第２の手段の構成により、照明器を
点滅するスイッチを新ためて設け配線する必要がなくな
る。

【００１４】また、第３の手段の構成により、ファンを
駆動する電動機の制御を行う制御スイッチ等を配線して
新たに設置する必要がなく、手元において容易に制御操
作ができる。

【００１５】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図３を参照
しながら説明する。図に示すように、外転式の電動機１
を内蔵した本体２にファン３を設け、本体２の下部には
照明器４を設け、本体２の上部には天井５に設けられる
ダウンライトのソケット６に螺合する導電部７を設け、
導電部７は電動機１および照明器４と電気的に接続さ
れ、ダウンライトのソケット６はトイレ８や洗面脱衣室
９の壁に設けた既設の壁スイッチ１０に電気的に接続さ
れている。

【００１６】そして、本体２には受信部１１を設け、リ
モコンスイッチ１２から送信される音波等の信号を受信
してファン３を駆動する電動機１の運転を制御できるよ
うに構成する。

【００１７】上記構成において、天井ファンをトイレ８
や洗面脱衣室９の天井５に設置するときには既設のダウ
ンライトをダウンライトのソケット６を残して取り外
し、ダウンライトのソケット６を露出した状態にしてお
いて、天井ファンの本体２の上部に設けた導電部７をダ
ウンライトのソケット６に螺合して天井ファンを取り付
ける。

【００１８】そして、トイレ８や洗面脱衣室９に入室時
に壁スイッチ１０を操作することにより照明器４が点灯
される。

【００１９】また、ファン３を駆動して涼を得たいとき
には、リモコンスイッチ１２を操作することにより本体
２内に設けた電動機１されてファン３が駆動しファン３
から送風される風により涼を得ることができる。

【００２０】このように本発明の実施例の天井ファンに
よれば、天井ファンを設置するときには既設のダウンラ
イトのソケット６に直接導電部７を螺合して取り付ける
ことができるので、一般家庭においても簡単に設置する
ことができるとともに、本体２の下部に照明器４が設け
られているので、ファン３の回転に邪魔されることなく
照射することができる。

【００２１】また、天井に設置されるので狭いトイレ８
や洗面脱衣室９の床面積が狭くなり行動が阻害されるこ
とがなくなる。

【００２２】また、既設の壁スイッチ１０を利用できる
ので、新たに壁スイッチを設けるための配線工事をする
必要もなく設置費が安くなる。

【００２３】なお、実施例ではダウンライトのソケット
６に取り付けるものとして説明したが、照明器を吊り下
げるために天井に設けられる吊下げシーリングを利用す
るように導電部７の形状を変えて取り付けるようにして
も良いことはいうまでもない。

【００２４】

【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、ファンを駆動する電動機を内蔵した本体と、
この本体の下部に設けた照明器と、前記本体の上部に、
天井に設けられるダウンライトのソケットに螺合し取り
付けられる導電部とを備え、前記導電部を介して照明器
およびファンを駆動する電動機に通電するので、既設の
ダウンライトのソケットを利用して天井に簡単に取り付
けることができる天井ファンを提供することができる。

【００２５】また、照明器をダウンライト点滅用の壁ス
イッチにより点滅するので、新たに壁スイッチを設け配
線工事をする必要がなく設置費が安くなる。

【００２６】また、ファンを駆動する電動機をリモコン
スイッチにより遠隔操作でもって制御するので、電動機
を制御するためのスイッチを設け配線工事をする必要が
なく、一般家庭においても容易に設置することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の天井ファンを取付ける状態
を示す斜視図

【図２】同天井ファンを洗面脱衣室に設置した状態を示
す斜視図

【図３】同天井をトイレに設置した状態を示す斜視図

【符号の説明】

１電動機２本体３ファン４照明器５天井６ダウンライトのソケット７導電部１０壁スイッチ１２リモコンスイッチ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ファンを駆動する電動機を内蔵した本体
と、この本体の下部に設けた照明器と、前記本体の上部
に設けられるダウンライトのソケットに螺合し取り付け
られる導電部とを備え、前記導電部を介して照明器およ
びファンを駆動する電動機に通電する構成とした天井フ
ァン。
【請求項２】照明器をダウンライト点滅用の壁スイッ
チにより点滅させる構成とした請求項１記載の天井ファ
ン。
【請求項３】ファンを駆動する電動機をリモコンスイ
ッチで制御する構成とした請求項１記載の天井ファン。