JP3043261B2 - 中継増幅装置 - Google Patents

中継増幅装置

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JP3043261B2
JP3043261B2 JP13686495A JP13686495A JP3043261B2 JP 3043261 B2 JP3043261 B2 JP 3043261B2 JP 13686495 A JP13686495 A JP 13686495A JP 13686495 A JP13686495 A JP 13686495A JP 3043261 B2 JP3043261 B2 JP 3043261B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
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    • H04B7/15578Relay station antennae loop interference reduction by gain adjustment

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、受信アンテナで受信
した無線周波信号を増幅し、その無線周波信号と同一の
周波数で送信アンテナから再送信する移動体通信用等の
中継増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動体通信用中継増幅器等の中
継増幅装置においては、当該中継増幅装置の送信アンテ
ナから送信された送信信号の一部が自身の受信アンテナ
で受信され、この回り込み信号を原因として発振を発生
するという問題があった。
【0003】そこで、従来から、このような自身の送信
信号の一部が自身の受信アンテナに回り込むことを原因
として発生する当該中継増幅装置の発振を防止する技術
が提案されている。
【0004】例えば、特開昭62−141826号公報
または特開昭62−266930号公報に公表されてい
る技術は、まず、基地局から送信され受信アンテナで受
信した受信信号の周波数を中継増幅装置の内部で、例え
ば、40Hzオフセットさせ、この40Hzオフセット
した受信信号を送信信号として送信アンテナから送信す
る。次に、基地局からの受信信号と、前記40Hzオフ
セットした送信信号の回り込み信号により発生する40
Hzのオフセット成分量とを測定して送信信号の回り込
み量を検出する。この検出した送信信号の回り込み量を
常時監視し、送信信号の回り込み量が増加して発振のお
それが生じた場合には、増幅器の利得を低下させて発振
を未然に防止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術では、以下に説明するように、前記40Hz
オフセットした送信信号の回り込み信号以外の外部要因
による40Hz近傍の信号をも送信信号の回り込み信号
と誤認して、発振防止のために増幅器の利得を低下させ
てしまうという誤動作が発生する問題があった。 (a) 外部要因1 当該中継増幅器をデジタルTDMA(time division mu
ltiple access )通信網の中継増幅器として使用した場
合に、バースト発生の繰り返し周波数が前記40Hzの
オフセット周波数と一致した場合に送信信号の回り込み
信号と誤認される。 (b) 外部要因2 2つの異なる基地局からの信号波を受信した場合、その
2つの信号波の周波数差が前記40Hzのオフセット周
波数と一致した場合に送信信号の回り込み信号として誤
認される。
【0006】そして、外部要因による回り込み信号のレ
ベルが予め設定された発振のおそれのある回り込み量に
達した場合には、増幅器の利得が低下して発振は防止さ
れるが、利得の低下により送信出力レベルが低下してし
まうために当該中継増幅装置のサービスエリアが狭くな
ってしまうという問題が発生する。
【0007】この発明はこのような課題を考慮してなさ
れたものであり、回り込み量を検出して発振を防止する
機能が外部要因で誤動作せずに、かつ増幅器の利得を低
下させることなく、送信信号に係る純粋の回り込み量の
みを検出して発振を防止することを可能とする中継増幅
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、例えば、図
1および図2に示すように、無線周波の信号6を受信ア
ンテナ1で受信し、受信信号6を増幅器2で増幅し、受
信信号6と同一の周波数fで送信アンテナ4から信号1
0を再送信する中継増幅装置において、受信周波数fと
異なる周波数のパイロット信号FPを増幅器2の外部信
号入力側に注入するパイロット信号発振回路8と、増幅
器2の受信信号入力側に接続され、送信アンテナ4から
受信アンテナ1に回り込んだパイロット信号FPの回り
込み信号FP′のレベルを検出するパイロット信号検出
回路11と、パイロット信号FPの回り込み信号FP′
の位相とパイロット信号FPの位相とを比較して位相制
御信号9を出力する位相比較回路7と、パイロット信号
FPの注入点と送信アンテナ4との間に配され、かつ位
相制御信号9により移相量が制御される移相器3とを有
し、位相比較回路7は、パイロット信号FPの回り込み
信号FP′の位相とパイロット信号FPとの間の位相差
が0°以外の一定の位相差になるような位相制御信号9
を移相器3に供給して、送信アンテナ4から送信された
送信信号10が受信アンテナ1に回り込んで発生する当
該中継増幅装置の発振を防止することを特徴とする。
【0009】また、この発明は、例えば、図2および図
3(または図5)に示すように、無線周波の信号6を受
信アンテナ1で受信し、受信信号6を増幅器2で増幅
し、受信信号6と同一の周波数fで送信アンテナ4から
信号10を再送信する中継増幅装置において、受信周波
数fと異なる周波数のパイロット信号FPを増幅器2の
受信信号入力側に注入するパイロット信号発振回路8
と、増幅器2の受信信号入力側に接続され、送信アンテ
ナ4から受信アンテナ1に回り込んだパイロット信号F
Pの回り込み信号FP′のレベルを検出するパイロット
信号検出回路11と、パイロット信号FPの回り込み信
号FP′の位相とパイロット信号FPの位相とを比較し
て位相制御信号9を出力する位相比較回路7と、パイロ
ット信号FPの注入点と送信アンテナ4との間に配さ
れ、かつ位相制御信号9により移相量が制御される移相
器3とを有し、位相比較回路7は、パイロット信号FP
の回り込み信号FP′の位相とパイロット信号FPとの
間の位相差が0°以外の一定の位相差になるような位相
制御信号9を移相器3に供給して、送信アンテナ4から
送信された送信信号10が受信アンテナ1に回り込んで
発生する当該中継増幅装置の発振を防止することを特徴
とする。
【0010】さらに、この発明によれば、例えば、図2
および図4に示すように、無線周波の信号6を受信アン
テナ1で受信し、受信信号6を増幅器2で増幅し、受信
信号6と同一の周波数fで送信アンテナ4から信号10
を再送信する中継増幅装置において、受信周波数fと異
なる周波数のパイロット信号FPを増幅器2の受信信号
出力側に注入するパイロット信号発振回路8と、増幅器
2の受信信号入力側に接続され、送信アンテナ4から受
信アンテナ1に回り込んだパイロット信号FPの回り込
み信号FP′のレベルを検出するパイロット信号検出回
路11と、パイロット信号FPの回り込み信号FP′の
位相とパイロット信号FPの位相とを比較して位相制御
信号9を出力する位相比較回路7と、パイロット信号F
Pの注入点と送信アンテナ4との間に配され、かつ位相
制御信号9により移相量が制御される移相器3とを有
し、位相比較回路7は、パイロット信号FPの回り込み
信号FP′の位相とパイロット信号FPとの間の位相差
が0°以外の一定の位相差になるような位相制御信号9
を移相器3に供給して、送信アンテナ4から送信された
送信信号10が受信アンテナ1に回り込んで発生する当
該中継増幅装置の発振を防止することを特徴とする。
【0011】さらにまた、これらの発明において、一定
の位相角は、180°であることを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明によれば、パイロット信号発振回路8
から受信周波数fと異なる周波数fpのパイロット信号
FPを増幅器2に注入するとともに、この増幅器2の入
力側においてパイロット信号検出回路11により、送信
アンテナ4から受信アンテナ1に回り込んだパイロット
信号FPの回り込み信号FP′を検出し、検出したパイ
ロット信号FPの回り込み信号FP′の位相とパイロッ
ト信号発振回路8から直接出力されたパイロット信号F
Pの位相とを位相比較回路7により比較し、パイロット
信号FPの回り込み信号FP′の位相とパイロット信号
FPとの間の位相差が0°以外の一定の位相差になるよ
うな位相制御信号9を移相器3に供給することで、回り
込み信号FP′の位相と受信信号6の位相とが同相(位
相差が0°)にならないようにする。これにより発振が
防止される。
【0013】0°以外の一定の位相角は、回り込み信号
FP′の位相と受信信号6の位相とが逆相になる180
°にすることが好ましい。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0015】図1は、この発明の一実施例の構成を示し
ている。
【0016】図1において、図示しない基地局から送信
された無線周波の受信信号6が受信アンテナ1で受信さ
れて増幅器2の入力側に供給される。増幅器2で増幅さ
れた受信信号6が移相器3および送信アンテナ4を通じ
て送信信号10として図示しない移動局に送信される。
【0017】パイロット信号発振回路8から出力される
周波数fpのパイロット信号FP(特性の詳細について
は後に説明する。)が増幅器2の入力端子のうち、受信
信号6の入力端子以外の信号の入力端子、いわゆる外部
信号入力端子に供給される。このようにすれば、送信信
号10には、増幅器2で増幅されたパイロット信号FP
も含まれる。移相器3は、位相比較回路7から供給され
る位相制御信号9に基づいて、移相器3の入力信号、こ
の場合、パイロット信号FPと増幅された受信信号6の
位相を移相させる。
【0018】参照符号5は、この送信信号10の一部が
受信アンテナ1で受信される回り込み信号を示してい
る。したがって、回り込み信号5にもパイロット信号F
Pの一部が含まれる。受信アンテナ1で受信され、増幅
器2の入力側に供給される受信信号には、基地局からの
送信信号に係る受信信号6とパイロット信号FPの一部
を含む回り込み信号5とが含まれることになる。
【0019】送信アンテナ4から受信アンテナ1に回り
込む回り込み信号5が存在する場合、受信アンテナ1→
増幅器2→移相器3→送信アンテナ4→回り込み信号5
の経路で閉ループが形成され、発振の要因が生じる。周
知のように、当該中継増幅装置は、この閉ループの利得
が1で、回り込み信号5の位相が受信信号6の位相と同
位相(正帰還)になったときに発振する。
【0020】増幅器2の受信信号6の入力側には、通過
帯域幅がパイロット信号FPの周波数fpのみを通過さ
せる帯域通過フィルタを有するパイロット信号検出回路
11が接続され、このパイロット信号検出回路11によ
り検出されたパイロット信号FPの回り込み信号FP′
が位相比較回路7の比較入力端子に供給される。この位
相比較回路7の基準入力端子には、パイロット信号発振
回路8からパイロット信号FPが直接供給されている。
【0021】位相比較回路7は、パイロット信号FP
と、パイロット信号FPの回り込み信号FP′の位相と
を比較して、この位相差に応じた位相制御信号9を移相
器3の位相制御端子に供給する。
【0022】次に図1例の動作を図2のスペクトル図を
も参照して詳しく説明する。なお、図2のスペクトル図
において、横軸は周波数、縦軸はレベル(パワー)であ
る。
【0023】図2(a)は、受信アンテナ1で受信され
た周波数fの受信信号6のスペクトルを示している。
【0024】図2(b)は、周波数fpのパイロット信
号FPのスペクトルを示している。
【0025】上述したように、パイロット信号発振回路
8から出力されたパイロット信号FPが増幅器2に注入
される。この場合、パイロット信号FPの周波数fp
は、増幅器2の増幅帯域内の一定の周波数に設定すると
ともに、増幅器2で増幅しようとする受信信号6であ
る、いわゆる本線信号の周波数fと重ならない周波数f
pに設定する。そして、パイロット信号FPのレベルは
増幅器2で増幅された受信信号6に対してスプリアスと
ならないような十分に低いレベルに設定する。
【0026】図2(c)は、同一の周波数軸上に受信信
号6とパイロット信号FPのスペクトルを同時に表した
図である。この例では、パイロット信号FPの周波数f
pを受信信号6の周波数f(例えば、f=870.00
0MHz)より僅かに高い周波数fp(例えば、fp=
870.050MHz)に設定している。
【0027】送信アンテナ4から受信アンテナ1への回
り込み信号5が存在する場合、受信アンテナ1で受信さ
れた信号、すなわち、増幅器2の入力端に現れる信号の
スペクトルは図2(d)のように表される。図2(d)
において、参照符号10′は、周波数fの送信信号10
の回り込み信号(この符号も10′とする。)のスペク
トルを表し、参照符号FP′は、周波数fpのパイロッ
ト信号FPの回り込み信号(この符号もFP′とす
る。)のスペクトルを表している。すなわち、送信アン
テナ4から受信アンテナ1に回り込む回り込み信号5
は、本線信号である送信信号10の回り込み信号10′
とパイロット信号FPの回り込み信号FP′とが合成さ
れた信号になる。
【0028】なお、回り込み信号10′の周波数は上述
したように、受信信号6の周波数fと同一の周波数fで
あるが、図2(d)では、見やすくするために、周波数
軸上で少しずらして描いている。
【0029】回り込み信号5が存在しない場合には、増
幅器2の入力側において、送信信号10の回り込み信号
10′のスペクトルとパイロット信号FPの回り込み信
号FP′のスペクトルは存在しない。
【0030】パイロット信号検出回路11は、このパイ
ロット信号FPの回り込み信号FP′を検出して位相比
較回路7に供給する。位相比較回路7は、この検出され
た回り込み信号FP′の位相と基準信号であるパイロッ
ト信号発振回路8から直接供給されるパイロット信号F
Pの位相とを比較する。回り込み信号FP′の位相とパ
イロット信号FPの位相が同位相、すなわち、0°もし
くは2N(Nは正の整数)×180°になると発振する
危険性が増大する。
【0031】そこで、位相比較回路7は、回り込み信号
FP′の位相が、最も発振の危険性の少なくなる逆相
{180°または180(1+2N)°}になるように
(図2(e)参照)、位相制御信号9により移相器3の
移相量を制御するように動作する。
【0032】このようにすれば、何らかの原因により、
送信信号10の回り込み信号10′の信号レベルが増加
しても、その回り込み信号10′と受信信号6の位相と
が逆相(逆位相)に保たれるため、当該中継増幅装置が
発振することがない。
【0033】なお、パイロット信号FPの注入点は、図
1例に示したような増幅器2の外部信号入力端子、言い
換えれば、増幅器2中に限らず、図3に示すように増幅
器2の受信信号入力端子側、または図4に示すように増
幅器2の出力端子側でもよい。図3、図4において、図
1に示した構成要素に対応するものには同一の符号を付
けている。
【0034】図3例においては、パイロット信号FPが
パイロット信号検出回路11で直接検出されてしまう
が、直接検出されるパイロット信号FPのレベルが問題
になる場合には、パイロット信号検出回路11の出力信
号のレベルからパイロット信号FPのレベルを減算した
信号を位相比較回路7に供給する構成にしてもよい。
【0035】また、パイロット信号FPが直接検出され
ないように、方向性結合器等のカプラをパイロット信号
検出回路11の本線からの入力側またはパイロット信号
発振回路8の本線への注入点に挿入する構成にしてもよ
い。
【0036】その図3例においては、図5に示すよう
に、移相器3を増幅器2の入力側に配するようにしても
よい。
【0037】図3例〜図5例においても、パイロット信
号FPの位相とパイロット信号FPの回り込み信号F
P′の位相とが逆相になるような位相制御信号9を位相
比較回路7から移相器3に供給するように構成すればよ
い。
【0038】なお、この発明は上述の実施例に限らず、
この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、受信周波数と送信周波数とが同一である中継増幅装
置において、受信信号の周波数とは異なる周波数のパイ
ロット信号を当該中継増幅装置中に注入し、そのパイロ
ット信号の回り込み信号の位相とパイロット信号自身の
位相とを比較して、ループ位相を制御し、送受信アンテ
ナ間の回り込みを原因とする発振を防止することができ
るという効果が達成される。
【0040】このように構成すれば、受信信号自体の周
波数をオフセットさせて送信信号とする従来の技術に比
較して、周波数をオフセットさせる必要がないので、回
路構成がきわめて簡単になる。また、オフセットさせて
いないので、オフセット周波数を原因として発生する従
来の技術の項で説明した外部要因による誤動作が発生す
ることもない。
【0041】その上、発振を防止する際に、増幅器の利
得を低下させないので、この中継増幅装置を使用する移
動体通信システムのサービスエリアを狭くしてしまうと
いうような問題も発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1例の動作説明に供されるスペクトル図であ
る。
【図3】この発明の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】この発明のさらに他の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】この発明のさらに他の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…受信アンテナ 2…増幅器 3…移相器 4…送信アンテナ 5…送信アンテナから受信アンテナへの回り込み信号 6…基地局からの受信信号 7…位相比較回路 8…パイロット信号発振回路 9…位相制御信号 10…送信信号 11…パイロット信
号検出回路 FP…パイロット信号 FP′…パイロット
信号の回り込み信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/76 H04B 7/15

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線周波の信号を受信アンテナで受信し、
    受信信号を増幅器で増幅し、受信信号と同一の周波数で
    送信アンテナから信号を再送信する中継増幅装置におい
    て、 受信周波数と異なる周波数のパイロット信号を前記増幅
    器の外部信号入力側に注入するパイロット信号発振回路
    と、 前記増幅器の受信信号入力側に接続され、前記送信アン
    テナから前記受信アンテナに回り込んだパイロット信号
    の回り込み信号のレベルを検出するパイロット信号検出
    回路と、 前記パイロット信号の回り込み信号の位相と前記パイロ
    ット信号の位相とを比較して位相制御信号を出力する位
    相比較回路と、 前記パイロット信号の注入点と前記送信アンテナとの間
    に配され、かつ前記位相制御信号により移相量が制御さ
    れる移相器とを有し、 前記位相比較回路は、前記パイロット信号の回り込み信
    号の位相と前記パイロット信号との間の位相差が0°以
    外の一定の位相差になるような位相制御信号を前記移相
    器に供給して、前記送信アンテナから送信された送信信
    号が前記受信アンテナに回り込んで発生する当該中継増
    幅装置の発振を防止することを特徴とする中継増幅装
    置。
  2. 【請求項2】無線周波の信号を受信アンテナで受信し、
    受信信号を増幅器で増幅し、受信信号と同一の周波数で
    送信アンテナから信号を再送信する中継増幅装置におい
    て、 受信周波数と異なる周波数のパイロット信号を前記増幅
    器の受信信号入力側に注入するパイロット信号発振回路
    と、 前記増幅器の受信信号入力側に接続され、前記送信アン
    テナから前記受信アンテナに回り込んだパイロット信号
    の回り込み信号のレベルを検出するパイロット信号検出
    回路と、 前記パイロット信号の回り込み信号の位相と前記パイロ
    ット信号の位相とを比較して位相制御信号を出力する位
    相比較回路と、 前記パイロット信号の注入点と前記送信アンテナとの間
    に配され、かつ前記位相制御信号により移相量が制御さ
    れる移相器とを有し、 前記位相比較回路は、前記パイロット信号の回り込み信
    号の位相と前記パイロット信号との間の位相差が0°以
    外の一定の位相差になるような位相制御信号を前記移相
    器に供給して、前記送信アンテナから送信された送信信
    号が前記受信アンテナに回り込んで発生する当該中継増
    幅装置の発振を防止することを特徴とする中継増幅装
    置。
  3. 【請求項3】無線周波の信号を受信アンテナで受信し、
    受信信号を増幅器で増幅し、受信信号と同一の周波数で
    送信アンテナから信号を再送信する中継増幅装置におい
    て、 受信周波数と異なる周波数のパイロット信号を前記増幅
    器の受信信号出力側に注入するパイロット信号発振回路
    と、 前記増幅器の受信信号入力側に接続され、前記送信アン
    テナから前記受信アンテナに回り込んだパイロット信号
    の回り込み信号のレベルを検出するパイロット信号検出
    回路と、 前記パイロット信号の回り込み信号の位相と前記パイロ
    ット信号の位相とを比較して位相制御信号を出力する位
    相比較回路と、 前記パイロット信号の注入点と前記送信アンテナとの間
    に配され、かつ前記位相制御信号により移相量が制御さ
    れる移相器とを有し、 前記位相比較回路は、前記パイロット信号の回り込み信
    号の位相と前記パイロット信号との間の位相差が0°以
    外の一定の位相差になるような位相制御信号を前記移相
    器に供給して、前記送信アンテナから送信された送信信
    号が前記受信アンテナに回り込んで発生する当該中継増
    幅装置の発振を防止することを特徴とする中継増幅装
    置。
  4. 【請求項4】前記一定の位相角が180°であることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中継
    増幅装置。
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