JP3043167B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JP3043167B2 JP3043167B2 JP4008523A JP852392A JP3043167B2 JP 3043167 B2 JP3043167 B2 JP 3043167B2 JP 4008523 A JP4008523 A JP 4008523A JP 852392 A JP852392 A JP 852392A JP 3043167 B2 JP3043167 B2 JP 3043167B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D29/00—Arrangement or mounting of control or safety devices
- F25D29/005—Mounting of control devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/12—Sensors measuring the inside temperature
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫本体を複数の貯
蔵室に区画したタイプの冷蔵庫に係り、詳しくは貯蔵室
に出し入れ自在に配置される棚の下面に温度検出部材を
押し当てるものに関する。
蔵室に区画したタイプの冷蔵庫に係り、詳しくは貯蔵室
に出し入れ自在に配置される棚の下面に温度検出部材を
押し当てるものに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する特開昭57−157
977号公報には、急速冷凍開始用スイッチのオン操作
により、冷凍室の温度に無関係にコンプレッサの駆動命
令信号を出力するようにした急速冷凍装置が開示されて
おり、冷凍室内の被冷凍品温度が設定温度以下のときコ
ンプレッサの運転停止命令信号を出力する温度検知部を
備えている。
977号公報には、急速冷凍開始用スイッチのオン操作
により、冷凍室の温度に無関係にコンプレッサの駆動命
令信号を出力するようにした急速冷凍装置が開示されて
おり、冷凍室内の被冷凍品温度が設定温度以下のときコ
ンプレッサの運転停止命令信号を出力する温度検知部を
備えている。
【0003】一方、本発明に先行する特公平3−76
851号公報には、温度センサをセンサ支持台から上方
に付勢するコイルバネと、センサ支持台に対して上下動
可能な外筒をセンサ支持台から上方に付勢する別のコイ
ルバネと、外筒上部外周に着脱自在なキャップとを備え
た温度検知装置が開示されており、物品を載置した場合
だけ温度センサとキャップとが接触し載置された物品の
温度を検知するものである。
851号公報には、温度センサをセンサ支持台から上方
に付勢するコイルバネと、センサ支持台に対して上下動
可能な外筒をセンサ支持台から上方に付勢する別のコイ
ルバネと、外筒上部外周に着脱自在なキャップとを備え
た温度検知装置が開示されており、物品を載置した場合
だけ温度センサとキャップとが接触し載置された物品の
温度を検知するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の急速冷凍装置
にあっては、スイッチのオン操作によって冷凍室の温度
及び投入負荷の熱容量とは無関係に急速冷凍が開始され
るものであり、急速冷凍運転は温度検知部が設定温度以
下の温度を検知するまで継続されるため、投入された負
荷によって冷凍室全体の温度が変化しやすいことと、ス
イッチ操作を忘れた場合には急速冷凍が行なわれず、冷
凍室の温度が上昇して冷凍物品の品質を損なう危惧があ
った。
にあっては、スイッチのオン操作によって冷凍室の温度
及び投入負荷の熱容量とは無関係に急速冷凍が開始され
るものであり、急速冷凍運転は温度検知部が設定温度以
下の温度を検知するまで継続されるため、投入された負
荷によって冷凍室全体の温度が変化しやすいことと、ス
イッチ操作を忘れた場合には急速冷凍が行なわれず、冷
凍室の温度が上昇して冷凍物品の品質を損なう危惧があ
った。
【0005】一方、前記の温度検知装置を上述のの
装置におけるスイッチに代用し、温度センサの検出温度
に基づいて急速冷凍運転を開始するように構成すれば、
負荷投入による温度上昇を抑制することが可能である。
しかしながら、急速冷凍室の物品載置棚を出し入れ可能
とした場合には、この温度検知装置のキャップは常に棚
に押しつけられた状態のままであり、キャップと棚の下
面との摩擦抵抗で棚の出し入れ操作が行ないにくくなる
不具合いがあった。さらに、この摩擦によりキャップ或
いは棚下面の劣化が激しいため、部品寿命が短くなりや
すい。
装置におけるスイッチに代用し、温度センサの検出温度
に基づいて急速冷凍運転を開始するように構成すれば、
負荷投入による温度上昇を抑制することが可能である。
しかしながら、急速冷凍室の物品載置棚を出し入れ可能
とした場合には、この温度検知装置のキャップは常に棚
に押しつけられた状態のままであり、キャップと棚の下
面との摩擦抵抗で棚の出し入れ操作が行ないにくくなる
不具合いがあった。さらに、この摩擦によりキャップ或
いは棚下面の劣化が激しいため、部品寿命が短くなりや
すい。
【0006】そこで本発明では、棚を出し入れする際に
は棚の金属板と温度検出部材とを離間させるようにした
冷蔵庫を提供することを目的とする。
は棚の金属板と温度検出部材とを離間させるようにした
冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、貯蔵
室に出し入れ自在に配置され底板の少なくとも中央部を
金属板で形成した棚と、この棚の下方に配置された温度
検出部材と、この温度検出部材を棚の金属板に押しつけ
る押圧部材と、棚を出し入れする際に温度検出部材を金
属板から離間させるための離間部材とを備えたものであ
る。
室に出し入れ自在に配置され底板の少なくとも中央部を
金属板で形成した棚と、この棚の下方に配置された温度
検出部材と、この温度検出部材を棚の金属板に押しつけ
る押圧部材と、棚を出し入れする際に温度検出部材を金
属板から離間させるための離間部材とを備えたものであ
る。
【0008】
【作用】棚を正常状態即ち貯蔵室内に収納した状態にお
いて、温度検出部材は押圧部材によって棚の下面に押し
つけられる。また、棚を引き出す際には、離間部材によ
って温度検出部材は棚の金属板から離間する。このため
棚の引き出し時に離間部材が温度検出部材を金属板から
離間させる押し下げ部材として作用する。
いて、温度検出部材は押圧部材によって棚の下面に押し
つけられる。また、棚を引き出す際には、離間部材によ
って温度検出部材は棚の金属板から離間する。このため
棚の引き出し時に離間部材が温度検出部材を金属板から
離間させる押し下げ部材として作用する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。1は家庭用冷蔵庫であり、この冷蔵庫1はその本体
を構成する前面開口の断熱箱2と、この開口を閉塞する
扉3,4,5,6,7,8とで構成されている。
る。1は家庭用冷蔵庫であり、この冷蔵庫1はその本体
を構成する前面開口の断熱箱2と、この開口を閉塞する
扉3,4,5,6,7,8とで構成されている。
【0010】11は断熱箱2の内部を上下に仕切る横仕
切壁であり、本実施例ではこの横仕切壁11の上方を凍
結温度に冷却される冷凍室12、下方を食品が凍結しな
い温度に冷却される貯蔵室とするものである。尚、貯蔵
室は仕切前部材13及び仕切板14により更に上下に仕
切られ、仕切板14の上方を3℃程度の温度に冷却され
る冷蔵室15、下方を−1℃〜7℃程度の温度帯で温度
設定可能な選択室16としている。この選択室16は縦
仕切壁30により左右に仕切られており、この縦仕切壁
30の左側をボトル室、右側を野菜室としている。
切壁であり、本実施例ではこの横仕切壁11の上方を凍
結温度に冷却される冷凍室12、下方を食品が凍結しな
い温度に冷却される貯蔵室とするものである。尚、貯蔵
室は仕切前部材13及び仕切板14により更に上下に仕
切られ、仕切板14の上方を3℃程度の温度に冷却され
る冷蔵室15、下方を−1℃〜7℃程度の温度帯で温度
設定可能な選択室16としている。この選択室16は縦
仕切壁30により左右に仕切られており、この縦仕切壁
30の左側をボトル室、右側を野菜室としている。
【0011】棚3及び4は、冷凍室12に対応する回動
式の扉であり、扉4には冷凍室の開口を左右に仕切る仕
切体17を設けている。扉5及び6は冷蔵室15に対応
する回動式の扉であり、扉6には冷蔵室の開口を左右に
仕切る仕切体18を設けている。
式の扉であり、扉4には冷凍室の開口を左右に仕切る仕
切体17を設けている。扉5及び6は冷蔵室15に対応
する回動式の扉であり、扉6には冷蔵室の開口を左右に
仕切る仕切体18を設けている。
【0012】扉7及び8は、ボトル室及び野菜室に対応
する引き出し式扉であり、両扉にはそれぞれ主としてボ
トル及び野菜を収納するための上面開口の容器21,2
2が着脱自在に設けてある。
する引き出し式扉であり、両扉にはそれぞれ主としてボ
トル及び野菜を収納するための上面開口の容器21,2
2が着脱自在に設けてある。
【0013】図3は断熱箱2の冷凍室12の縦断面図で
あり、冷凍室の背方に区画形成された冷却器室23に
は、プレートフィン式の蒸発器(以下冷却器という)2
4を配置し、この冷却器24で冷却された冷気を送風機
25により冷凍室12、冷蔵室15、ボトル室及び野菜
室のそれぞれに送風するものである。本実施例にあって
は、特に冷気を冷蔵室15に案内するダクトを冷蔵室の
背部左右両隅に配置している。
あり、冷凍室の背方に区画形成された冷却器室23に
は、プレートフィン式の蒸発器(以下冷却器という)2
4を配置し、この冷却器24で冷却された冷気を送風機
25により冷凍室12、冷蔵室15、ボトル室及び野菜
室のそれぞれに送風するものである。本実施例にあって
は、特に冷気を冷蔵室15に案内するダクトを冷蔵室の
背部左右両隅に配置している。
【0014】冷凍室12の下部には急速冷凍室(以下急
冷室という)31が設けてあり、この急冷室31には出
し入れ自在な棚32と、棚32の出し入れ操作により開
閉される内扉33とが配置される。この棚32は、透明
な樹脂にて構成されており、図6に示すように棚32
は、底板34、左右側板35,36及び背板37を一体
的に形成している。
冷室という)31が設けてあり、この急冷室31には出
し入れ自在な棚32と、棚32の出し入れ操作により開
閉される内扉33とが配置される。この棚32は、透明
な樹脂にて構成されており、図6に示すように棚32
は、底板34、左右側板35,36及び背板37を一体
的に形成している。
【0015】底板34には、前部に把手38及び吸込口
39を形成し、アルミニウム等の金属板40を収納する
ためのへこみ41がある。このへこみ41には開口42
が形成してあり、底板34の下方を通る冷気が金属板4
0に直接接触できるようにしている。本実施例では開口
42を5つ形成した例を示すが、この開口は1つでもよ
いし、いくつでもよいものとする。特に中央部に位置す
る開口周縁には下方に延びる離間部材としてのリブ43
を形成しており、このリブ43は後述する温度検出装置
50を押し下げるものである。尚、底板34を金属で構
成してもよい。
39を形成し、アルミニウム等の金属板40を収納する
ためのへこみ41がある。このへこみ41には開口42
が形成してあり、底板34の下方を通る冷気が金属板4
0に直接接触できるようにしている。本実施例では開口
42を5つ形成した例を示すが、この開口は1つでもよ
いし、いくつでもよいものとする。特に中央部に位置す
る開口周縁には下方に延びる離間部材としてのリブ43
を形成しており、このリブ43は後述する温度検出装置
50を押し下げるものである。尚、底板34を金属で構
成してもよい。
【0016】左右側板35,36の外側面には、急冷室
31の側壁に設けた案内レール(図示せず)に載置され
る突起部44が形成してあり、棚32はこのレールによ
って前後に出し入れ自在に配置される。またこの棚32
の底板34は横仕切壁11と間隔を存して配置されるも
のであり、この底板34下面と横仕切壁11上面とで冷
凍室12に吹き出された冷気を冷却器室23へ帰還させ
る冷気帰還路45を形成している。46は横仕切壁11
に形成され冷蔵室15の冷気を冷却器室23へ帰還させ
る冷気帰還路である。尚、送風機25は扉3,4,5,
6が開放されたときには停止するものとする。
31の側壁に設けた案内レール(図示せず)に載置され
る突起部44が形成してあり、棚32はこのレールによ
って前後に出し入れ自在に配置される。またこの棚32
の底板34は横仕切壁11と間隔を存して配置されるも
のであり、この底板34下面と横仕切壁11上面とで冷
凍室12に吹き出された冷気を冷却器室23へ帰還させ
る冷気帰還路45を形成している。46は横仕切壁11
に形成され冷蔵室15の冷気を冷却器室23へ帰還させ
る冷気帰還路である。尚、送風機25は扉3,4,5,
6が開放されたときには停止するものとする。
【0017】50は横仕切壁11に固定され冷気帰還路
45を通る冷気の温度を検出する温度検出装置であり、
図4,図7及び図8にその概略を示してある。温度検出
装置50は、サーミスタ等の温度検出部材(以下単にセ
ンサという)51と、このセンサ51を固定する樹脂製
の固定部材52と、センサ51を棚の金属板に押しつけ
る(即ち上方へ押し上げる)金属製コイルばね等の押圧
部材53と、センサ51を被いかつセンサに熱を伝える
アルミニウム材等熱伝達が良好な材料からなるカバー5
4とで構成される。
45を通る冷気の温度を検出する温度検出装置であり、
図4,図7及び図8にその概略を示してある。温度検出
装置50は、サーミスタ等の温度検出部材(以下単にセ
ンサという)51と、このセンサ51を固定する樹脂製
の固定部材52と、センサ51を棚の金属板に押しつけ
る(即ち上方へ押し上げる)金属製コイルばね等の押圧
部材53と、センサ51を被いかつセンサに熱を伝える
アルミニウム材等熱伝達が良好な材料からなるカバー5
4とで構成される。
【0018】固定部材52は、横仕切壁11に固定され
る固定具55と、この固定具55に取り付けられ上部に
センサ51を収納する収納具56とを備え、固定具55
と収納具56の間には押圧部材53が収納され、収納具
56はこの押圧部材53により固定具55に対して上下
動可能に保持される。尚、この押圧部材53による収納
具56の可動範囲は、固定具55に形成した突起55B
と収納具56に形成した爪56Bとの係り合いの関係で
4mm程度に設定されている。
る固定具55と、この固定具55に取り付けられ上部に
センサ51を収納する収納具56とを備え、固定具55
と収納具56の間には押圧部材53が収納され、収納具
56はこの押圧部材53により固定具55に対して上下
動可能に保持される。尚、この押圧部材53による収納
具56の可動範囲は、固定具55に形成した突起55B
と収納具56に形成した爪56Bとの係り合いの関係で
4mm程度に設定されている。
【0019】57は固定部材(特に収納具56)からセ
ンサ51への熱伝達を阻止する発泡スチロール等の断熱
材であり、センサ51はカバー54と断熱材57とで挾
み込まれ収納具56に取り付けられる。カバー54には
収納具56に取り付けるための爪部54Bが形成されて
いる。51Bはセンサ51から延びるリード線であり、
図示しない温度制御装置に接続されている。
ンサ51への熱伝達を阻止する発泡スチロール等の断熱
材であり、センサ51はカバー54と断熱材57とで挾
み込まれ収納具56に取り付けられる。カバー54には
収納具56に取り付けるための爪部54Bが形成されて
いる。51Bはセンサ51から延びるリード線であり、
図示しない温度制御装置に接続されている。
【0020】上述の温度検出装置50は、棚32を定常
位置即ち急冷室31の奥まで収納した位置において、底
板34の開口42の前部直下に対応するように配置され
るものであり、押圧部材53の付勢力によりカバー54
が開口42を貫通して金属板40の下面に当接する。
位置即ち急冷室31の奥まで収納した位置において、底
板34の開口42の前部直下に対応するように配置され
るものであり、押圧部材53の付勢力によりカバー54
が開口42を貫通して金属板40の下面に当接する。
【0021】底板34に形成したリブ43のうち前後方
向に延びる片43Aは、棚32が定常位置にあるとき温
度検出部材50に当たらないように形成した短片47
と、棚32を引き出したとき温度検出部材(特に収納具
56の上面)に当接し温度検出部材50を押し下げる長
片48とから構成されている。
向に延びる片43Aは、棚32が定常位置にあるとき温
度検出部材50に当たらないように形成した短片47
と、棚32を引き出したとき温度検出部材(特に収納具
56の上面)に当接し温度検出部材50を押し下げる長
片48とから構成されている。
【0022】本実施例では棚32の下面に当接する温度
検出装置50を急冷室31に適用した例を示したが、温
度検出装置50の配置は急冷室31に限定されるもので
はなく氷温室或いは解凍室等出し入れ可能な棚に対して
適用できるものである。
検出装置50を急冷室31に適用した例を示したが、温
度検出装置50の配置は急冷室31に限定されるもので
はなく氷温室或いは解凍室等出し入れ可能な棚に対して
適用できるものである。
【0023】以上の構成において、棚32を定常位置に
セットした場合には、図3の白抜き矢印で示すように冷
凍室12及び急冷室31に冷気が導入される。この冷凍
室12に導入された冷気は内扉33の前方を通り冷気帰
還路45に流入し、急冷室31に導入された冷気は棚3
2の底板34に形成した吸込口39から冷気帰還路45
に流入し、両冷気はこの帰還路45を通り冷却器室23
に戻る。
セットした場合には、図3の白抜き矢印で示すように冷
凍室12及び急冷室31に冷気が導入される。この冷凍
室12に導入された冷気は内扉33の前方を通り冷気帰
還路45に流入し、急冷室31に導入された冷気は棚3
2の底板34に形成した吸込口39から冷気帰還路45
に流入し、両冷気はこの帰還路45を通り冷却器室23
に戻る。
【0024】このとき、カバー54が帰還路45に位置
するとともに金属板40に接触している関係上、温度検
出装置50は、帰還路45を通る冷気の温度をひろう一
方、金属板40の温度をひろうため、帰還路45を通る
冷気の温度だけでなく棚32に載置された食品の温度を
検出することが可能である。また、棚32の出し入れ操
作によりリブ43の長片48が温度検出装置(詳しくは
収納具上面)に当接すると、この長片48により収納具
56が押し下げられる(寸法Aだけ棚32を引き出した
状態を図2に示す)。このとき、図2に示すようにカバ
ー54は金属板40と間隔Bだけ離間するため、カバー
54と金属板40とが接触した状態のままで棚32が引
き出されることはない。しかも、カバーと金属板が離間
するのでカバー及び金属板の摩擦による劣化を抑制で
き、棚の出し入れ操作が行ないやすくなる。
するとともに金属板40に接触している関係上、温度検
出装置50は、帰還路45を通る冷気の温度をひろう一
方、金属板40の温度をひろうため、帰還路45を通る
冷気の温度だけでなく棚32に載置された食品の温度を
検出することが可能である。また、棚32の出し入れ操
作によりリブ43の長片48が温度検出装置(詳しくは
収納具上面)に当接すると、この長片48により収納具
56が押し下げられる(寸法Aだけ棚32を引き出した
状態を図2に示す)。このとき、図2に示すようにカバ
ー54は金属板40と間隔Bだけ離間するため、カバー
54と金属板40とが接触した状態のままで棚32が引
き出されることはない。しかも、カバーと金属板が離間
するのでカバー及び金属板の摩擦による劣化を抑制で
き、棚の出し入れ操作が行ないやすくなる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、棚を貯蔵室に収納した
とき、押圧部材により温度検出部材は棚の金属板に押し
つけられるため、金属板上に載せられた食品の温度を検
出することができる。一方、棚を出し入れする際には、
離間部材が温度検出部材を金属板から離間させるため、
温度検出部材が棚の出し入れ操作時に抵抗とならず、棚
の出し入れ操作が行ないやすくなる。
とき、押圧部材により温度検出部材は棚の金属板に押し
つけられるため、金属板上に載せられた食品の温度を検
出することができる。一方、棚を出し入れする際には、
離間部材が温度検出部材を金属板から離間させるため、
温度検出部材が棚の出し入れ操作時に抵抗とならず、棚
の出し入れ操作が行ないやすくなる。
【図1】本発明の棚を定常位置に収納した状態の棚と温
度検出装置との関係を示す縦断面図である。
度検出装置との関係を示す縦断面図である。
【図2】棚を引き出した状態の図1対応図である。
【図3】冷蔵庫の冷凍室における縦断面図である。
【図4】図3の要部拡大断面図である。
【図5】冷蔵庫の各扉を開けた状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】棚の分解斜視図である。
【図7】温度検出装置の組み立て状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】温度検出装置の分解斜視図である。
1 冷蔵庫 31 急速冷凍室 32 棚 34 底板 40 金属板 43 離間部材 50 温度検出装置 51 温度検出部材(センサ) 53 押圧部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−244583(JP,A) 実開 平2−70180(JP,U) 実開 昭57−64565(JP,U) 特公 平3−76851(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 11/02 F25D 23/12 F25D 29/00 F25D 25/00 - 25/02
Claims (1)
- 【請求項1】 冷蔵庫の貯蔵室に出し入れ自在に配置さ
れ底板の少なくとも中央部を金属板で形成した棚と、こ
の棚の下方に配置された温度検出部材と、この温度検出
部材を前記金属板に押しつける押圧部材と、棚を出し入
れする際に温度検出部材を金属板から離すための離間部
材とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4008523A JP3043167B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4008523A JP3043167B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05196348A JPH05196348A (ja) | 1993-08-06 |
JP3043167B2 true JP3043167B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=11695506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4008523A Expired - Fee Related JP3043167B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3043167B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001280775A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
KR101554852B1 (ko) | 2008-03-06 | 2015-09-23 | 삼성전자 주식회사 | 냉장고 |
JP2018151123A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 保存庫及び冷蔵庫 |
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