JP3042964U - 両用プラグ - Google Patents

両用プラグ

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JP3042964U
JP3042964U JP1997003861U JP386197U JP3042964U JP 3042964 U JP3042964 U JP 3042964U JP 1997003861 U JP1997003861 U JP 1997003861U JP 386197 U JP386197 U JP 386197U JP 3042964 U JP3042964 U JP 3042964U
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振旺 范
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二叉と三叉の形態変換可能な両用プラグの提
供。 【解決手段】 三叉プラグの柱状の接地用叉を可動式と
なし、三叉プラグとして使用する時には該接地用叉を正
常な使用位置に位置決めできるようにし、二叉プラグと
して使用する時には一つの押圧部材を内に圧する操作に
より、該接地用叉を内縮させて係止できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種の両用プラグに関し、特に二叉プラグ用コンセントにも三叉プ ラグ用コンセントにも適用できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在ある差し込みプラグの中、最もよく見られるのは、二叉プラグと三叉プラ グである。一般の家庭用電器は、国や地域によって異なるタイプの二叉プラグ或 いは三叉プラグを使用している。このためある地区に適用される電器のプラグが 旅行中には適用できないといった問題が生じた。
【0003】 このような不便さを解消するために、すでに両用プラグが提供されており、そ れは接地線差し込み口を設けているコンセントにも設けていないコンセントのい ずれにも適用できるものとされていた。しかし、この種の周知のプラグは、現在 ある単用式プラグに連接カバーを嵌めることで両用式としたもので、多くの不便 な点を有していた。図1に示されるものはこの種の両用プラグの一つであるが、 それは二つのブレード11、12と一つの柱状の接地用叉13を具えた単用式の 三叉プラグ10を主体とし、二叉プラグ用コンセントに使用する時に、一つの連 接カバー14を嵌めるようにしたものであった。この連接カバー14は三叉プラ グ10の頭端の形状に組み合わされる形状とされ、三叉プラグ10に嵌合された 後に、二つのブレード15、16が外部に露出するが、上記接地用叉13は連接 カバー14内に収容され覆われた。
【0004】 この種の周知の両用プラグの欠点は、外出時に、連接カバー14を同時に携帯 する必要があり、携帯し忘れると、全体の電器、例えば電動カミソリやヘアドラ イヤーを使用できなくなることであった。また、連接カバー14製造のために余 分の金型や加工、材料のコストがかかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、三叉プラグ用コンセントにも二叉プラグ用コンセントにも適用でき る一種の両用プラグを提供することにあり、具体的には、三叉プラグの柱状の接 地用叉を可動式となし、本考案を三叉プラグとして使用する時には該接地用叉を 正常な使用位置に位置決めできるようにし、二叉プラグとして使用する時には一 つの押圧部材を内に圧する操作により、該接地用叉を内縮させられるようにする ことで、別の部品を組み合わせることなく、その本体自体を二叉と三叉の形態変 換できるものとすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、適当な大きさのプラグ本体に、ほぼ三角形に分布する二つ の偏平なブレードと一つの柱状の接地用叉が設けられ、該プラグ本体にあって、 該接地用叉の下方の位置に、バネが置き入れられた中空内部を有する収容室が設 けられ、接地用叉の適当な位置に、やや径の小さい上頸部と該上頸部よりさらに 径の小さい下頸部が設けられ、上述のプラグ本体に別に設けられた水平孔に、一 つの押圧部材が挿入されてその外端部が露出させられ、押圧部材の内端にバネが 嵌められ、該押圧部材に溝孔が設けられて、該溝孔の外端が拡大孔とされ、上記 接地用叉が上記押圧部材の押圧操作により上記中空内部をスライド自在な状態と され、押圧部材に対する押圧解除により押圧部材が接地用叉の上頸部或いは下頸 部を係止することで、接地用叉が外に突出した状態又は中空内部内に内縮した状 態に保持されて全体が二叉プラグ又は三叉プラグとされるようにしてなる、両用 プラグとしている。
【0007】 請求項2の考案は、前記収容室底部に一つの底蓋が嵌合され、収容室内部に、 該底蓋に底端が保持され、上端が接地用叉の底部に設けられた押し片に付勢する バネが設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の両用プラグとしている。
【0008】 請求項3の考案は、前記押圧部材が挿入されるプラグ本体の水平孔に縮小され た内端が設けられて、適当な円径のバネが、該内端と押圧部材の内端に設けられ た小凸柱間に介装されたことを特徴とする、請求項1に記載の両用プラグとして いる。
【0009】 請求項4の考案は、前記接地用叉の内部リード線連接片の上端に上折り部が設 けられてプラグ本体に設けられたもう一つの水平孔に該上折り部が差し込まれて 接地用叉との連接部とされたことを特徴とする、請求項1に記載の両用プラグと している。
【0010】
【考案の実施の形態】
図2に示されるように、本考案はプラグ本体20を具え、該本体20の底面に ブロック体21が延伸され、該ブロック体21二つの偏平なブレード30、40 の内部リード線連接片22が組み付けられる。別に、一つの柱状の接地用叉50 が、上記ブレード30、40と三角形をなすよう配置され、接地用叉の局部が下 方の収容室60中に進入している。
【0011】 図3、4に示されるように、収容室60は中空内部61を有し、底部が着脱自 在な一つの底蓋62で閉じられ、図に示される実施例では、該底蓋62に二つの フック63、64が設けられて、該フック63、64が収容室65の壁面にそれ と対応するよう設けられた溝孔65に係合することを以て、底蓋62が収容指圧 65底部に着脱自在に結合されている。上記中空内部61中には一つのバネ66 が置かれ、該バネ66を安定して動作させるために、底蓋62の内底面に一つの 突起67が設けられ(図4参照)、該バネ66の底端が該突起67に嵌合されて いる。
【0012】 上述の接地用叉50はその適当な位置に、直径のやや小さい上頸部51と、該 上頸部51よりさらに直径の小さい下頸部52が設けられている。また接地用叉 50の底端53が一つの押し片54を貫通して組合せ後に該押し片54がバネ6 6の上端を押圧可能とされる。
【0013】 プラグ本体20は接地用叉50を差し置くための垂直孔23が設けられるほか 、側面より水平方向に、上記垂直孔23と連通する水平孔24が設けられている 。望ましい実施例では、この水平孔24の内端25の幅が縮小され(図5参照) て適当な円径のバネ26が置き入れられる。
【0014】 上述の水平孔24の大きさに適合する押圧部材70が該水平孔24中に挿入さ れてその外端部71が外に露出して押圧操作に利用される。また、押圧部材70 の内端に小凸柱72が設けられてバネ26の一端に挿入され、該バネ26の別端 が上記水平孔24の縮小された内端25の底部に圧接される。この押圧部材70 は片体上に一つの適当な幅の溝孔73と、この溝孔73の外端に位置する拡大孔 74とを有する。
【0015】 一つの接地用叉50の内部リード線連接片22が収容室60の一側面に結合さ れ、該内部リード線連接片22には適当な上折り部81が設けられ、該上折り部 81が上述の水平孔24より低い位置に設けられた水平孔(図には表示せず)に 差し込まれ、該上折り部81が中空内部61の上端に挿入可能とされ、それによ り上折り部81が接地用叉50との連接部とされる(図4参照)。
【0016】 本考案が三叉プラグとして使用される時は、図2、4に示されるように、押圧 部材70がバネ26の水平張力を受けて外向きに付勢されており、その溝孔73 内端が接地用叉50の下頸部52と係合している。この時、接地用叉50は直立 して外に突出する状態にあり、全体として三叉プラグとして使用される形態とさ れる。
【0017】 押圧部材70が、図6、7のように内向きに圧入される時、押圧部材70の内 端の圧縮バネ26が縮入し、拡大孔74が内に移動し、この時、接地用叉50が 下向き押圧可能とされ、その押圧操作により、図8に示されるように、中空内部 61中のバネ66が収縮する。押圧部材70の露出している外端部71への加力 を解除すると、バネ26が回復し、拡大孔74の外端縁が接地用叉50の上頸部 51に係合する(図9参照)、こうして接地用叉50全体が中空内部61中に縮 入し、全体が二叉プラグの形態となる。
【0018】 さらに三叉プラグの形態に戻す場合は、ただ押圧部材70を内に押して、その 拡大孔74の外端縁の接地用叉50の上頸部51に対する係止を解除させれば、 接地用叉50全体がバネ66の弾力によりもとの位置に復帰して三叉プラグとな る。
【0019】
【考案の効果】
本考案は同一のプラグにあって、ただそれに設けられた押圧部材を内縮させる 押圧操作により接地用叉の突出或いは内縮を選択することができ、二叉プラグと して使用するか或いは三叉プラグとして使用するかを選択でき、非常に実用的で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の三叉プラグとその連接カバーの組合せ表
示図である。
【図2】本考案の実施例の斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】図2の組合せ断面図である。
【図5】図4の平面図であり、押圧制御装置部分を断面
表示してある。
【図6】図4の断面図であり、押圧部品がすでに内縮し
た状態を示す。
【図7】図6の平面図であり、押圧制御装置部分を断面
表示してある。
【図8】図4の断面図であり、接地用叉がすでに内縮さ
せられた状態を示す。
【図9】図8の平面図であり、押圧制御装置部分を断面
表示してある。
【符号の説明】
20 プラグ本体 21 ブロック体 30、40 ブレード 22 内部リード線連接片 50 接地用叉 60 収容室 61 中空内部 62 底蓋 63、64 フック 65 溝孔 66 バネ 67 突起 51 上頸部 52 下頸部 53 接地用叉の底端 54 押し片 23 垂直孔 24 水平孔 25 水平孔の内端 26 バネ 70 押圧部材 71 押圧部材の外端部 72 小凸柱 73 溝孔 74 拡大孔 81 上折り部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適当な大きさのプラグ本体に、ほぼ三角
    形に分布する二つの偏平なブレードと一つの柱状の接地
    用叉が設けられ、該プラグ本体にあって、該接地用叉の
    下方の位置に、バネが置き入れられた中空内部を有する
    収容室が設けられ、接地用叉の適当な位置に、やや径の
    小さい上頸部と該上頸部よりさらに径の小さい下頸部が
    設けられ、上述のプラグ本体に別に設けられた水平孔
    に、一つの押圧部材が挿入されてその外端部が露出させ
    られ、押圧部材の内端にバネが嵌められ、該押圧部材に
    溝孔が設けられて、該溝孔の外端が拡大孔とされ、上記
    接地用叉が上記押圧部材の押圧操作により上記中空内部
    をスライド自在な状態とされ、押圧部材に対する押圧解
    除により押圧部材が接地用叉の上頸部或いは下頸部を係
    止することで、接地用叉が外に突出した状態又は中空内
    部内に内縮した状態に保持されて全体が二叉プラグ又は
    三叉プラグとされるようにしてなる、両用プラグ。
  2. 【請求項2】 前記収容室底部に一つの底蓋が嵌合さ
    れ、収容室内部に、該底蓋に底端が保持され、上端が接
    地用叉の底部に設けられた押し片に付勢するバネが設け
    られたことを特徴とする、請求項1に記載の両用プラ
    グ。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材が挿入されるプラグ本体の
    水平孔に縮小された内端が設けられて、適当な円径のバ
    ネが、該内端と押圧部材の内端に設けられた小凸柱間に
    介装されたことを特徴とする、請求項1に記載の両用プ
    ラグ。
  4. 【請求項4】 前記接地用叉の内部リード線連接片の上
    端に上折り部が設けられてプラグ本体に設けられたもう
    一つの水平孔に該上折り部が差し込まれて接地用叉との
    連接部とされたことを特徴とする、請求項1に記載の両
    用プラグ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087897A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology ユニバーサルアダプタ
JP2018006134A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 テンパール工業株式会社 遮断範囲可変形のプラグ形漏電遮断器

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