JP3042870B2 - イソチアゾリン―3―オン誘導体の製造方法 - Google Patents
イソチアゾリン―3―オン誘導体の製造方法Info
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Description
ラ−メチレン−4−イソチアゾリン−3−オンの製造方
法に関する。
が知られている化合物の一種類であり、この種類のいく
つかの化合物は商業的に入手可能であり且つ工業用殺生
物剤、特に殺細菌剤として用いられている。
レン−4−イソチアゾリン−3−オンの種類のものは英
国特許第2087388号明細書に開示されている。この種類
の化合物でのポリメチレン鎖は、3〜4個の炭素原子を
有するかまたは1〜4個の炭素原子を有する低級アルキ
ル基で置換された鎖である。これらの化合物は、カルバ
モイルシクラノンを相当するカルバモイルチオシクラノ
ンに変換した後環化して、所望の生成物であるイソチア
ゾリン−3−オンを形成する方法によって製造すること
ができる。この方法の第一段階では硫化水素および気体
の塩化水素を用い、第二段階は前記のように酸性の酸化
アルミニウムに予め固定したメタ過ヨウ素酸ナトリウム
存在下のアルコール溶液中で行なう。
7388号明細書の方法には工業的な水準に転換するのが難
しいという欠点がある。英国特許第2087388号明細書の
方法に代わるものとして、英国特許第2176187号明細書
に、2−アルキルチオ−または2−アラルキルチオ−1
−シクロアルケン−1−カルボキサミドである中間生成
物を開示しており、これはm−クロロ過安息香酸の作用
または酸性媒質中の過酸化水素の作用によって相当する
スルホキシドに変換することができる。そして得られる
スルホキシドは環化して所望の最終生成物である4,5−
トリまたはテトラ−メチレン−4−イソチアゾリン−3
−オンにすることができる。スルホキシドは塩化メチレ
ンのような好適な溶媒中での酸塩化物存在下で環化す
る。具体的に開示された酸塩化物は塩化チオニルであ
り、これは行なっている全ての実施例で用いている。
せ、反応媒質から分離し且つ洗浄して、少しでも過剰の
塩化チオニルおよび二酸化硫黄のような反応生成物を除
去することができる。しかしながら、多くのイソチアゾ
リノンは皮膚刺激物質または感作物質であるので、商業
規模での固体イソチアゾリノンの分離は密閉容器中で行
なう必要があり、そしてこれが製造費を増加させる。し
たがって、我々は、沈殿したイソチアゾリノンを反応媒
質と一緒に、イソチアゾリノンが可溶性である水と接触
させて、反応媒質から容易に分離し且つ密封の問題をほ
とんど生じないイソチアゾリノン水性溶液を得ることを
選択している。しかしながら、このような方法を用いる
と、過剰の未反応塩化チオニルが副生物として望ましく
ないタールの形成を引き起こすことがある。更に、分離
は蒸留によって行なうのが典型的であり、しかも生成物
であるイソチアゾリノンを分解させないように比較的に
低温度で、好ましくは50℃未満で行なわなければならな
いので、塩化チオニルをイソチアゾリノンから分離する
ことは困難である。更に、二酸化硫黄は塩化チオニルを
用いる環化段階の副生物であり、しかもそれがイソチア
ゾリノンを分解させることがある水性溶液中に抽出され
る。したがって、反応媒質から水への抽出は固体イソチ
アゾリノンを密封する必要をなくするが、未反応の塩化
チオニルおよび副生物である二酸化硫黄の存在によって
生じる問題のために、これを商業的に利用するには不十
分である。
または他の点のために更に問題を生じる多くの試薬以外
の他の試薬を用いて環化段階を行なうことができること
を見出だした。しかしながら、我々は、ある種の化合物
を環化を行なうのに用いて、副生物であるタールがたと
えあったとしても僅かであり、しかも反応生成物の不適
当な分解を引き起こす反応生成物を含まないイソチアゾ
リノン生成物の十分な収率を得ることができることを見
出だした。
ハロゲン化カルボニル存在下で環化することから成り、
式中、 Rはハロゲン原子またはアルキル基であり、 R1はアルキル基またはアラルキル基であり、 R2は水素原子または任意に置換したヒドロカルビル基
であり、 R3およびR4は同じであるかまたは異なるものであって
もよく、水素、ハロゲンまたは任意に置換したヒドロカ
ルビル基であるかまたはR3とR4が、それらが結合してい
る炭素原子と一緒に、任意に置換した環を形成し、そし
て Xはハロゲン原子であるイソチアゾリン−3−オン誘
導体の製造方法を提供する。
英国特許第2176187号明細書に記載の化合物であっても
よい。式Iの化合物は、典型的にはR1が1〜12個の炭素
原子を有する基であるものであり、R1がアラルキル基、
例えば最大10個までの炭素原子を有するアラルキル基、
特にベンジル基であるものが極めて好都合である。基R2
は、得られる生成物を基R3およびR4でのみ置換したイソ
チアゾリノンにする場合、水素原子であってもよい。或
いは、R2はヒドロカルビル基、例えば最大20個までの炭
素原子、特に1〜12個の炭素原子を有するアルキル基、
アリール基、シクロアルキル基、アルカリル基、アラル
キル基またはアルケニル基であることができる。基R2に
存在する置換基はいずれにせよ、最終生成物であるイソ
チアゾリノンの性質に悪影響を及ぼすことがないような
ものでなければならない。この置換基はニトロ基、ハロ
ゲン原子、オキシ炭化水素基またはハロ炭化水素基であ
ってもよい。典型的に、基R2は置換していないものであ
り、アルキル基が好ましい。極めて好ましくは、R2は低
級アルキル基であり、6個以下の炭素原子を有するアル
キル基、例えばメチル基である。
子以外のものである。R3および/またはR4がハロゲンで
ある場合、これは塩素であるのが典型的である。R3およ
び/またはR4がヒドロカルビル基である場合、これは典
型的に、1〜12個の炭素原子を有するアルキル基であ
る。或いは、R3とR4がベンゼン環などの環を形成しても
よい。しかしながら、我々は、R3とR4が一緒に式−(CH
2)n−(但し、nは少なくとも3の値を有する整数で
ある)を有するポリメチレン基を形成する場合に、本発
明の方法が特に有用であることを見出だした。R3および
/またはR4が置換しているかまたは一緒に1個の置換し
た環を形成している場合、その置換基は最終生成物であ
るイソチアゾリノンの性質に悪影響を及ぼすことがない
ようなものでなければならない。好適な置換基はニトロ
基、ハロゲン原子、オキシ炭化水素基およびハロ炭化水
素基であることができる。典型的に、R3および/または
R4は非置換アルキル基であるかまたは一緒に非置換環、
特にシクロアルケン環を形成している。
される。
な特性を有するイソチアゾリノン誘導体を生成するの
で、mの値は3であるのが典型的である。
である。基Rはアルキル基、例えば最大12個までの炭素
原子を有するものであることができ、本文中前記に定義
されたように低級アルキル基であるのが好ましい。或い
は、Rはハロゲン原子であることができ、好ましいハロ
ゲン原子は塩素である。我々は、ハロゲン化カルボニル
としてホスゲン(RおよびXの両方とも塩素である)お
よび塩化プロピオニル(Rがエチル基であり、Xが塩素
である)を用いて有用な結果を得た。
ロ炭化水素、高級エーテルおよび高級ケトンのような水
と不混和性である溶媒を用いるのが好ましい。一般的に
は、炭化水素溶媒、例えば沸点が少なくとも50℃である
炭化水素溶媒、典型的には沸点が150℃未満のものを用
いるのが好ましい。溶媒は商業的に入手可能な炭化水素
混合物であってもよく、脂肪族または芳香族炭化水素ま
たはそれらの混合物であってもよい。しかしながら一般
的には、溶媒が石油エーテルのような沸点が100〜120℃
の範囲である脂肪族炭化水素であるのが好ましい。
アゾリノンは高温度で分解されやすい。更に我々は、イ
ソチアゾリノン生成物の収率が更に高い反応温度で減少
することを見出だした。したがって、本発明の環化方法
を50℃未満、好ましくは30℃未満の温度で行なうことは
好ましいことである。ハロゲン化カルボニルが塩化プロ
ピオニルのようなハロゲン化アシルである場合、一般的
には反応温度が20℃を越えない、特に10℃以下であるの
が好ましい。我々は、環化段階の際に発熱があり、これ
によって約10℃の温度上昇を生じることがあるのを見出
だした。したがって、反応混合物を反応の間中極めて好
都合に撹拌し且つ過剰な温度上昇を防止するために冷却
する。我々は、ハロゲン化アシルを用いて且つ0〜5℃
の開始温度で反応を行なった時に、生成物の十分な収率
を得た。温度を調節し且つ発熱反応の影響を最小限にす
るために、ハロゲン化カルボニルを、長時間、例えば15
分間〜3時間、ハロゲン化アシルを用いるのには好都合
に1時間を要して式Iまたは特に式IIを有するスルフィ
ニルカルボキサミドに加えるのが好都合である。ハロゲ
ン化カルボニルがホスゲンである場合、これを気体状態
で液体反応媒質中に吹き込むことによって用いてもよい
しまたは冷却し且つ凝縮して、好都合には2時間である
長時間を要して反応媒質に1滴ずつ加えてもよい。
ボニルの添加終了後0.5〜3時間、例えば1〜2時間で
完了する。反応の進行は好適な分析方法によって、例え
ば高性能液体クロマトグラフィーによって観察すること
ができる。
ボニルは本質的に等モル量でまたはハロゲン化カルボニ
ルの僅かなモル過剰を用いて一緒に反応させるのが好ま
しい。したがって、スルフィニルカルボキサミドのハロ
ゲン化カルボニルに対するモル比は典型的に2:1〜1:2の
範囲であり、具体的には1:1〜1:1.5の範囲、特に1:1.5
〜1:1.2である。
少なくとも等量の水と混合するのが好都合である。イソ
チアゾリノン生成物を水中に抽出させて水性溶液を生成
する。用いられる水の量はイソチアゾリノン生成物を全
て溶解させるのに十分でなければならない。水性相中に
押出された反応副生物は、水性溶液を好適な有機溶媒で
洗浄することによって除去してもよく、この有機溶媒は
環化反応用の溶媒として用いているのと同一の材料であ
るのが好都合である。
カルボニルから誘導された酸、例えば塩化水素酸または
プロピオン酸と一緒に弱く会合した塩を含んでいる。水
性相は貯蔵時に、特に強無機酸存在下で生成物を分解さ
せないように中和するのが好ましい。
ソチアゾリノン生成物は強アルカリ性条件に感受性であ
るので、塩基を加える際に混合物を激しく撹拌するのが
好ましい。塩基は水酸化ナトリウムなどのアルカリ性金
属水酸化物の水性溶液であるのが好都合である。中和を
行なって、4〜9の範囲であり、特に7.5以下、例えば
6.5〜7.5の範囲であるpHにする。中和の際に、温度を過
剰に上昇させないようにするのが好ましく、具体的には
温度が25℃を越えないようにするのが好ましい。
から誘導された酸の塩とを含んでいる。イソチアゾリノ
ンとこの塩の相対的なモル比は、環化反応を行なうのに
用いたスルフィニルカルボキサミドとハロゲン化カルボ
ニルの比率と同様である。したがって典型的に、水性溶
液はイソチアゾリノンと塩を本質的に等モル比で、通常
は僅かに塩のモル過剰で含んでいる。
塩であってもよい。
チアゾリン−3−オンを、一般式MOCOR5 (式中、Mはアルカリ金属であり、 R5はアルキル基である)を有する塩と一緒に含んでい
る。
ゲン化カルボニルから誘導され、これがアルキル基であ
る場合、基Rに相当する。特定の塩はプロピオン酸ナト
リウムである(Mはナトリウムであり、R5はエチルであ
る)。
4,5−ポリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オンを
得るのに用いてもよい。本発明の方法を用いて、我々は
2−メチル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン
−3−オンを十分な収率で得た。特に、我々は2−メチ
ル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オ
ンおよびプロピオン酸ナトリウムを含む水性溶液を得
た。典型的に、このような溶液は本質的に等モル比のイ
ソチアゾリノンおよび塩を含み、具体的には最大1.5モ
ルまでの僅かにモル過剰の塩を含んでいる。
例えば1〜10重量%のイソチアゾリノンを得ることがで
きる。この溶液は工業用殺生物剤として、特に英国特許
第2087388号明細書に記載されているような殺細菌剤と
して用いることができる。
に詳細に記載する。
150cm3で四つ口のガラス製反応フラスコに、石油エーテ
ル(100〜120)75gを入れた。次に、94.7%純度の(英
国特許第2176187号明細書に記載のように入手可能な)
N−メチル−1,2−ベンジルスルフィニル−1−シクロ
ペンテン−1−カルボキサミド34.72gを、反応フラスコ
中の石油エーテルに撹拌しながら加え、この懸濁液を0
〜5℃まで冷却した。
0〜5℃の温度で保持しながら懸濁液に加えた。懸濁液
は、高性能液体クロマトグラフィー分析が反応が完了す
るのを示したら更に1時間の間撹拌を行なった。
のフラスコに入れ、フラスコとその内容物を撹拌しなが
ら10〜15℃まで冷却した。次に、前記に記載されたよう
に得られた懸濁液を、フラスコの内容物を撹拌すること
を続けながら水に加えた。撹拌を止め、二つの相を分離
させ、そして下方のイソチアゾリノン生成物を含んでい
る水性層を流出させた。この層を石油エーテル(100〜1
20)を各洗浄毎に4.5g用いて2回洗浄して、塩化ベンジ
ルの痕跡を除去した。石油エーテル溶液は溶媒を回収し
且つ塩化ベンジルを処理するために合した。
温度を保持しながら、47重量%の水酸化ナトリウム水溶
液でpH7に調整した。次に、珪藻土過助剤1gおよび活
性炭1gを加え、その混合物を過し、そして小量の水を
流過させて水洗を行なった。
−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オンおよび
プロピオン酸ナトリウムを含むことが見出だされ、プロ
ピオン酸ナトリウムが僅かにモル過剰であった。2−メ
チル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−
オンが17.46g得られ、これは出発物質であるN−メチル
−2−ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン−1
−カルボキサミドに基づく理論の90%の収率であった。
500cm3で四つ口のガラス製反応フラスコに、石油エーテ
ル(100〜120)150gを入れた。フラスコの内容物を撹拌
し、91.2%純度の(英国特許第2176187号明細書に記載
のように入手可能な)N−メチル−1,2−ベンジルスル
フィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキサミド8
6.51gを加え、そして温度を25〜30℃に調整した。
で冷却した冷却器を用いて液相に凝縮させた。この液体
ホスゲンを、2時間を要してその間中撹拌を続け且つ外
部冷却によって25〜30℃で温度を保持しながら1滴ずつ
反応フラスコに加えた。
分析を用いて試験を行なった。反応は、ホスゲンを全部
加えた後、25〜30℃で更に2時間撹拌後に完了したこと
が分かった。
て生成混合物を通る窒素流の通過によって除去した。次
に、水120cm3を25℃で混合物に加えた。
フラスコに入れた。フラスコとその内容物を20〜25℃で
保持し、その内容物は、前記に記載のように得られた水
を加えた反応混合物を加えながら撹拌を行なった。撹拌
を終了し、液相を分離させた。イソチアゾリノン生成物
を含んだ下方の水性層を流出させた。次に、この層を石
油エーテル(100〜120)50gで抽出して残留する副生物
である塩化ベンジルを除去した。
液を、効果的に撹拌し且つ25℃未満で温度を保持しなが
ら徐々に加えることによってpH4〜6に調整した。
に加えた後、過を行なった。過した溶液を希釈して
6重量%濃度の2−メチル−4,5−トリメチレン−4−
イソチアゾリン−3−オンを得た。分析によって、イソ
チアゾリノンの収率は出発物質であるN−メチル−2−
ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン−1−カル
ボキサミドに基づく理論の93.7%であることが分かっ
た。
Claims (5)
- 【請求項1】一般式I を有する化合物を、有機溶媒および式RCOXを有するハロ
ゲン化カルボニル存在下で環化することから成り、式
中、 Rはハロゲン原子またはアルキル基であり、 R1はアルキル基またはアラルキル基であり、 R2は水素原子または任意に置換したヒドロカルビル基で
あり、 R3およびR4は同じであるかまたは異なるものであっても
よく、水素、ハロゲンまたは任意に置換したヒドロカル
ビル基であるかまたはR3とR4が、それらが結合している
炭素原子と一緒に、任意に置換した環を形成し、そして Xはハロゲン原子であるイソチアゾリン−3−オン誘導
体の製造方法。 - 【請求項2】一般式II (式中、R1およびR2は定義された通りであり、mは3ま
たは4の値である)を有する化合物を環化することから
成る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】ハロゲン化カルボニルがホスゲンまたは塩
化プロピオニルである、請求項1または2のいずれか1
項に記載の方法。 - 【請求項4】化合物IがN−メチル−2−ベンジルスル
フィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキサミドで
あり、ハロゲン化カルボニルがホスゲンまたは塩化プロ
ピオニルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
方法。 - 【請求項5】4,5−ポリメチレン−4−イソチアゾリン
−3−オンおよび一般式MOCOR5(式中、 Mはアルカリ金属であり、 R5はアルキル基である)を有する塩を含んでいる水性溶
液。
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