JP3042845B2 - 熱転写受像シート - Google Patents

熱転写受像シート

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JP3042845B2 JP1148301A JP14830189A JP3042845B2 JP 3042845 B2 JP3042845 B2 JP 3042845B2 JP 1148301 A JP1148301 A JP 1148301A JP 14830189 A JP14830189 A JP 14830189A JP 3042845 B2 JP3042845 B2 JP 3042845B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱転写受像シートに関し、更に詳しくはプリ
ンター内において、カール防止性及びスリップ性(搬送
性)に優れ、印字トラブルがなく、高画質の画像形成が
可能な熱転写受像シートの提供を目的とする。
(従来の技術及びその問題点) 従来、種々の熱転写方法が公知であるが、それらの中
で昇華性染料を記録剤とし、これを紙やプラスチックシ
ート等の基材シートに担持させて熱転写シートとし、昇
華性染料で染着可能な熱転写受像シート、例えば、紙や
プラスチックフイルムの表面に染料受容層を設けた熱転
写受像シート上に各種のフルカラー画像を形成する方法
が提案されている。
この場合には加熱手段としてプリンターのサーマルヘ
ッドが使用され、極めて短時間の加熱によって3色又は
4色の多数の色ドットを熱転写受像シートに転移させ、
該多色の色ドットにより原稿のフルカラー画像を再現す
るものである。
この様に形成された画像は、使用する色材が染料であ
ることから非常に鮮明であり、且つ透明性に優れている
為、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優れ、従
来のオフセット印刷やグラビア印刷による画像と同様で
あり、且つフルカラー写真画像に匹敵する高品質の画像
が形成可能となっている。
上記の如き昇華型熱転写方式に使用される熱転写受像
シートは、一般の印刷物や写真の様に反射画像が要求さ
れる場合には、紙や合成紙等の不透明基材シートの表面
に、染料染着性の良好な樹脂から染料受容層を設けたも
のを使用し、一方、OHP(オーバーヘッドプロジェクタ
ー)等に使用する如く、透光性画像が要求される場合に
は、ポリエステルフイルム等の透明な基材シート上に染
料受容層を設けたものが使用されている。
いずれにしても、これらの熱転写受像シートを使用し
て画像形成を行う場合には、転写時に熱転写受像シート
の表面が加熱される結果、熱転写受像シートに反り(カ
ール)が発生し、印字後の熱転写受像シートのスリップ
性が悪化して紙詰まり等のトラブルが生じると問題があ
る。又、必然的にプリンター全体がある程度の温度に加
熱されることが避けられない為、印字前においてもプリ
ンター内でカールが発生し、熱転写受像シートの搬送性
が悪化し、重送等の問題が発生する。
更に多色画像の形成の場合には、同一受像シートに3
乃至4回の印字が為される為、カールが一層激しくな
り、印字ドットの不整合が発生して画質が低下し、特に
OHP用透光性画像の場合には、印字画像が数倍に投影拡
大されることから画質低下は一層顕著になる。
本発明者は、上記の如きカールの問題を解決する方法
として、以前に熱転写受像シートの背面に加熱収縮率の
少ない樹脂からカール防止層を形成することを提案し、
優れた効果を得ている。
しかしながら、上記カール防止層を設けた熱転写受像
シートは、これを重ねて複数枚プリンターの給紙ユニッ
トにセットした場合には、上の熱転写受像シートのカー
ル防止層と、その下の熱転写受像シートの染料受容層と
の摩擦係数が大であって、重送の問題が発生する。この
様な問題はカール防止層に、優れたスリップ性を有する
粘着シートをその都度貼着することによって防止出来る
が、この様な方法は非常に煩雑であるという問題があ
る。
従って、本発明の目的は、プリンター内においてカー
ル防止性及びスリップ性に優れ、印字トラブルがなく、
高画質の画像形成が可能な熱転写受像シートを提供する
ことである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、
本発明は、基材シートと基材シートの表面に形成された
染料受容層と基材シートの背面に形成されたスリップ性
カール防止層とからなり、該カール防止層が粒径が0.5
乃至30μmであるプラスチックピグメントを0.02乃至1
0.0重量%含む、JIS−K−6734(100℃、10min.)にお
ける加熱収縮率が−1.0乃至1.5%の範囲の樹脂から形成
された塗膜であり、全体として実質的に透明であること
を特徴とする熱転写受像シートである。
(作 用) 熱転写受像シートのカール防止層を、プラスチックピ
グメントを含む加熱収縮率の小さい樹脂から形成するこ
とによって、プリンター内において、カール防止性及び
スリップ性に優れ、印字トラブルがなく、高画質の画像
形成が可能な熱転写受像シートが提供される。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
本発明の熱転写受像シートは、基材シートと基材シー
トの表面に形成された染料受容層と基材シートの背面に
形成されたスリップ性カール防止層とからなる。
本発明で使用する基材シートとしては、ポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リスチレン、ポリメタクリレート、ポリカーボネート等
の各種の実質的に透明なプラスチックのフイルム又はシ
ート等が使用出来る。これらの基材シートの厚みは任意
でよく、例えば、10乃至300μm程度の厚みが一般的で
ある。
上記の如き基材シートは、その表面に形成する染料受
容層との密着力が乏しい場合には、その表面にプラスマ
ー処理やコロナ放電処理を施すのが好ましい。
上記基材シートの表面に形成する染料受容層は、熱転
写シートから移行してくる昇華性染料を受容し、形成さ
れた画像を維持する為のものである。
染料受容層を形成する為のバインダー樹脂としては、
例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニ
ル系樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等の
ビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチ
レン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン
等のオレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹
脂、アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロ
ース系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特に好ま
しいものは、ビニル系樹脂及びポリエステル系樹脂であ
る。
本発明の熱転写受像シートにおける染料受容層は、前
記の基材シートの少なくとも一方の面に、上記の如きバ
インダー樹脂に、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤等
の必要な添加剤を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解
したり或いは有機溶剤や水に分散した分散体を、例え
ば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を
用いたリバースロールコーティング法等の形成手段によ
り塗布及び乾燥して形成する。
上記染料受容層は、熱転写シートとの良好な離型性を
付与する為に離型剤を含有するのが好ましい。好ましい
離型剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル系
界面活性剤、弗素系界面活性剤等が挙げられるが、シリ
コーンオイルが望ましい。上記シリコーンオイルとして
は、エポキシ変性、アルキル変性、アミノ変性、カルボ
キシル変性、アルコール変性、弗素変性、アルキルアラ
ルキルポリエーテル変性、エポキシ・ポリエーテル変
性、ポリエーテル変性等の変性シリコーンオイルが望ま
しい。
離型剤は1種若しくは2種以上のものが使用される。
又、この離型剤の添加量はバインダー樹脂100重量部に
対し、1乃至20重量部が好ましい。この添加量の範囲を
満たさない場合は、熱転写シートと染料受容層の融着若
しくは印字感度の低下等の問題が生じる場合がある。こ
の様な離型剤は、染料受容層の重量の約0.5乃至30重量
%を占める割合が良い。
以上の如く形成される染料受容層は任意の厚さでよい
が、一般的には1乃至50μmの厚さである。又、この様
な染料受容層は連続被覆であるのが好ましいが、樹脂エ
マルジョンや樹脂分散液を使用して、不連続の被覆とし
て形成してもよい。
本発明を主として特徴づけるスリップ性カール防止層
は、熱転写の際のサーマルヘッドの熱による熱転写受像
シートのカールを防止し、且つ重ねた場合に染料受容層
との摩擦係数を低下させ、スリップ性を向上させる目的
を有しており、加熱収縮率の小さい樹脂とプラスチック
ピグメントとから形成する。
加熱収縮率の小さい樹脂の好ましい例としては、アル
カリ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリエステル樹脂等が挙げられ、これらの中では種々の
熱的特性を有するものが存在するが、特に好ましい樹脂
は、JIS−K−6734(100℃、10min.)における加熱収縮
率が−1.0乃至1.5%の範囲で、90℃以上の軟化温度を有
するものである。
又、使用するプラスチックピグメントとしては、弗素
樹脂、ポリアミド樹脂、スチレン樹脂、スチレン・アク
リル系架橋樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミ
ン樹脂、アリール樹脂、ポリイミド樹脂、ベンゾグアナ
ミン樹脂等のプラスチックピグメントが挙げられる。こ
れらの中では特に耐熱性が高い粒子が好ましく、又、粒
径は0.5乃至30μm程度が好適である。
これらのプラスチックピグメントは、単独でも混合物
としても使用出来、プラスチックピグメントの種類の選
択は、得られる熱転写受像シートの使用目的に従って選
択決定するが、透明性の高いプラスチックピグメントを
使用することが好ましい。又、使用量については、使用
するプラスチックピグメントの種類によっても異なる
が、一般的にはプラスチックピグメントがスリップ性カ
ール防止層中で0.02乃至10重量%であり、好ましい範囲
は0.05乃至2重量%を占める範囲である。プラスチック
ピグメントの量が上記範囲未満であるとスリップ性の向
上効果が不十分であり、一方、上記範囲を越えると、OH
P等の透明用途では透過光の散乱が激しくなり、又、透
光性も低下するので好ましくない。
スリップ性カール防止層の形成方法は、前記の如き樹
脂に上記プラスチックピグメントを加え、更に必要な添
加剤を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解したり或い
は有機溶剤や水に分散した分散体を、例えば、グラビア
印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバー
スロールコーティング法等の形成手段により塗布及び乾
燥して形成する方法であり、形成されるカール防止層の
厚みは1乃至10μm程度が一般的である。又、カール防
止層の形成に際して、カール防止層と基材シートとの接
着性が良くない場合には、基材シートに予めポリウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹
脂等からプライマー層を形成しておくことが好ましい。
更に、本発明の受像シートは必要に応じて基材シート
と染料受容層との間にクッション層を設けることが出
来、この様なクッション層を設けることによって、印字
時にノイズが少なく画像情報に対応した画像を再現性良
く転写記録することが出来る。
更に検知マークを設けることも可能である。検知マー
クは熱転写シートと受像シートとの位置決めを行う際等
に極めて便利であり、例えば、光電管検知装置により検
知し得る検知マークを基材シートの裏面等に印刷等によ
り設けることが出来る。勿論、これらの検知マークは剥
離自在であってもよい。
上記の如き本発明の熱転写受像シートを使用して熱転
写を行う際に使用する熱転写シートは、紙やポリエステ
ルフイルムに昇華性染料を含む染料層を設けたものであ
り、従来公知の熱転写シートはいずれも本発明でそのま
ま使用することが出来る。
又、熱転写時の熱エネルギーの付与手段は、従来公知
の付与手段がいずれも使用出来、例えば、サーマルプリ
ンター(例えば、(株)日立製作所製、ビデオプリンタ
ーVY−100)等の記録装置によって、記録時間をコント
ロールすることにより、5乃至100mJ/mm2程度の熱エネ
ルギーを付与することによって所期の目的を十分に達成
することが出来る。
(効 果) 以上の如き本発明によれば、熱転写受像シートのカー
ル防止層を、プラスチックピグメントを含む加熱収縮率
の小さい樹脂から形成することによって、プリンター内
において、カール防止性及びスリップ性に優れ、印字ト
ラブルがなく、高画質の画像形成が可能な熱転写受像シ
ートが提供される。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りの無
い限り重量基準である。
実施例1 基材シートとして透明ポリエチレンテレフタレートフ
イルム(T−75、厚さ75μm、東レ(株)製)を用い、
この一方の面に下記の組成の塗工液をバーコーターによ
り乾燥時5.0g/m2になる割合で塗布し、ドライヤーで乾
燥後更に80℃のオーブンで10分間乾燥して染料受容層を
形成した。
染料受容層用組成物: ポリエステル(バイロン600、東洋紡績(株)製) 4.0部 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化
学工業(株)製 6.0部 アミノ変性シリコーン(X−22−3050C、信越化学工
業(株)製) 0.2部 エポキシ変性シリコーン(X−22−3000E、信越化学
工業(株)製) 0.2部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 89.6部 上記フイルムの裏面に、下記の組成のプライマー層用
塗工液をバーコーターにより乾燥時1.0g/m2になる割合
で塗布し、ドライヤーにより乾燥し、更にその表面に、
下記の組成のカール防止層用塗工液をバーコーターによ
り乾燥時3.0g/m2になる割合で塗布し、ドライヤーで簡
易乾燥後、更に80℃のオーブン中で10分間乾燥してカー
ル防止層を形成し、本発明の熱転写受像シートを作成し
た。
プライマー層用組成物: ポリエステルポリオール(アドコート、東洋 モート
ン(株)製) 15.0部 メチルエチルケトン/ジオキサン(重量比2/1) 85.0部 カール防止層用組成物: アクリル樹脂(BR−85、三菱レイヨン(株)製) 10.0部 プラスチックピグメント(オルガソール2002D、日本
リルサン(株)製) 0.1部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 89.9部 実施例2 実施例1における基材シートに代えて、透明ポリエチ
レンテレフタレートフイルム(T−100、厚さ100μm、
東レ(株)製)を用い、他は実施例1と同様にして本発
明の熱転写受像シートを得た。
実施例3 実施例1における基材シートに代えて、透明ポリエチ
レンテレフタレートフイルム(T−125、厚さ125μm、
東レ(株)製)を用い、他は実施例1と同様にして本発
明の熱転写受像シートを得た。
実施例4乃至7 実施例1における基材シートに代えて、透明ポリエチ
レンテレフタレートフイルム(T−100、厚さ100μm、
東レ(株)製)を用い、プラスチックピグメントとして
下記のものを使用し、他は実施例1と同様にして本発明
の熱転写受像シートを得た。
実施例4:オルガソール2002D=0.1部 実施例5:オルガソール2002UL−D=0.1部 実施例6:ルブロンL−5(ダイキン工業(株)製)=0.
1部 実施例7:オルガソール2002D=0.1部+ルブロンL−5=
0.02部 比較例1乃至3 実施例1乃至3におけるカール防止層用塗工液におい
て、プラスチックピグメントを使用せず、溶剤を90.0部
とした他は実施例1乃至3と同様にして比較例1乃至3
の熱転写受像シートを得た。
使用例 イエローの昇華型熱転写シート(大日本印刷(株)
製)と前記の本発明及び比較例の熱転写受像シートと
を、夫々の染料層と染料受容面とを対向させて重ね合
せ、感熱昇華転写プリンター(VY−50、(株)日立製作
所製)を用いて、90mJ/mm2の印字エネルギーで熱転写シ
ートの裏面からサーマルヘッドで印字して印字物を得
た。
評価方法 (1)印字カール度 得られた印字物をA4サイズに裁断し、これを平坦な場
所に置き、印字物のカールを平坦面からの距離を測定す
ることにより評価した。又、測定場所は印字物の4角
で、値は平均値で示した。
(2)給排紙性 上記使用例で印字を行う際、熱転写受像シートをプリ
ンター給紙ユニットに50枚重ねてセットし連続印字を行
った。但し、センサー適正を持たせる為に、熱転写受像
シートの先端と両サイドに白にインキでコートし、更に
黒インキでマークを設けた。上記評価を5回繰り返し、
給紙時に熱転写受像シートが2枚以上重送された場合又
は排紙時に印字された熱転写受像シートが紙詰まりを生
じた場合はN.G.とし、問題がなかった場合をO.K.とし
た。
下記第1表の結果が得られた。
下記第1表から明らかな様に、カール防止層にプラス
チックピグメントを添加することによって、カール防止
効果を有すると共に、優れたスリップ性が得られ、給紙
及び排紙時の搬送性の問題が解決された。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材シートと基材シートの表面に形成され
    た染料受容層と基材シートの背面に形成されたスリップ
    性カール防止層とからなり、該カール防止層が粒径が0.
    5乃至30μmであるプラスチックピグメントを0.02乃至1
    0.0重量%含む、JIS−K−6734(100℃、10min.)にお
    ける加熱収縮率が−1.0乃至1.5%の範囲の樹脂から形成
    された塗膜であり、全体として実質的に透明であること
    を特徴とする熱転写受像シート。
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