JP2919505B2 - 透明型ohp用熱転写受像シート - Google Patents

透明型ohp用熱転写受像シート

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は昇華性染料(熱移行性染料)を用いた熱転写
方法において有用な透明型OHP用熱転写受像シート(以
下単に透明型熱転写受像シートという)に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来の一般的印字方法や印刷方法に代えて、優れたモ
ノカラー或いはフルカラー画像を簡便且つ高速に与える
方法として、インクジェット方式や熱転写方式等が開発
されているが、これらの中では、優れた連続階調性を有
し、カラー写真に匹敵するフルカラー画像を与えるもの
として昇華性染料を用いた、いわゆる昇華熱転写方式が
最も優れている。
上記の昇華熱転写方式で使用する熱転写シートは、ポ
リエステルフイルム等の基材シートの一方の面に昇華性
染料を含む染料層を形成し、他方、サーマルヘッドの粘
着を防止する為に基材シートの他の面に耐熱層を設けた
ものが一般に用いられている。
この様な熱転写シートの染料層面をポリエステル樹脂
等からなる受像層を有する受像シートに重ね、熱転写シ
ートの背面からサーマルヘッドにより画像状に加熱する
ことによって、染料層中の染料が受像シートに移行して
所望の画像が形成される。
以上の如き熱転写方式においては、得られた画像は色
材が染料であることから優れた鮮明性、色再現性等を有
し、従来の写真画像や印刷画像に匹敵する高品位画像で
あり、特にOHP(オーバヘッドプロジェクター)用の透
明フイルム又はシートに画像形成を行った場合には、優
れた鮮明性、高解像性の透過型画像を投影することが出
来るという利点がある。
上記OHP用受像シートの場合には、投影時に位置合せ
を行う為の検知マークが形成されているが、従来の検知
マークは隠蔽性の高い黒色インキ、白色インキ或は銀色
インキ等により形成されている結果、プロジェクターで
投影すると、該検知マークがスクリーン上に黒色の陰に
なって映り、投影画像の見栄えを低下させる原因となっ
ていた。
又、上記OHP画像の場合には、投光器の光源の熱によ
ってOHPフイルムがカールし、取り扱いが煩雑であると
共に、投影画像に歪を生じる等の問題があった。
従って本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
し、投影時に見栄えの良い画像を与え、且つ使用時にカ
ールが発生しない透明型熱転写受像シートを提供するこ
とである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、透明基材シートの表面に透明染料受
容層を設け、基材シートのいずれかの側に加熱伸縮性の
小さい樹脂からなるカール防止層を設けてなる透明型熱
転写受像シートの少なくとも一方の面の一部に検知マー
クを設け、該検知マークが、有彩色に着色され且つ投影
画像の透過濃度が0.3乃至0.8の透光性に形成されている
ことを特徴とする透明型熱転写受像シートである。
(作用) 透明型熱転写受像シートの少なくとも一方の面の一部
に、透光性着色検知マークを設けることによって、該検
知マークが投影時にスクリーンに有彩色に投影される
為、投影画像の見栄えを低下させることがない。
又、カール防止層を設けることによって投光器の光源
の熱による受像シートのカールを防止することが出来
る。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
本発明の熱転写受像シートは、第1図又は第2図示の
様に透明基材シート1と該基材シート1の表面に形成さ
れた染料受容層2と、それらの少なくとも一方の面に設
けられた透明検知マーク3とからなり、更に基材シート
のいずれかの側にカール防止層4が設けられている。
本発明で使用する透明基材シート1としては、従来の
OHP用フイルムと同様に、アセチルセルロース、ポリオ
レフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリスチレン、ポリメタクリレート、ポリカーボネ
ート等の各種のプラスチックのフイルム又はシート等が
使用出来る。これらの基材シートの厚みは任意でよく、
例えば、OHP用には50乃至200μm程度の厚みが一般的で
ある。
上記の如き基材シートは、その表面に形成する染料受
容層との密着力が乏しい場合には、その表面にプライマ
ー処理やコロナ放電処理を施すのが好ましい。
上記基材シート1の表面に形成する染料受容層2は、
熱転写シートから移行してくる昇華性染料を受容し、形
成された画像を維持する為のものである。
染料受容層2を形成する為のバインダー樹脂として
は、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン
化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステ
ル等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロ
ピレン等のオレフィンと他のビニルモノマーとの共重合
体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセテート等の
セルロース系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特
に好ましいものは、ビニル系樹脂及びポリエステル系樹
脂である。
本発明の熱転写受像シートにおける染料受容層2は、
前記の基材シート1の少なくとも一方の面に、上記の如
きバインダー樹脂に、例えば、離型剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤等の必要な添加剤を加えたものを、適当な有
機溶剤に溶解したり或いは有機溶剤や水に分散した分散
体を、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グ
ラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の形
成手段により塗布及び乾燥して形成する。
以上の如く形成される染料受容層2は任意の厚さでよ
いが、一般的には1乃至50μmの厚さである。又、この
様な染料受容層は連続被覆であるのが好ましいが、樹脂
エマルジョンや樹脂分散液を使用して、不連続の被覆と
して形成してもよい。
本発明の主たる特徴は、上記の如き透明型熱転写受像
シートにおいて、その少なくとも一方の表面の一部に透
光性の着色検知マーク3を設けたことを特徴としてい
る。かかる検知マーク3は染料受容層2の面に設けても
よいし、その反対面に設けてもよい。
検知マーク3の例は第3図a乃至fに示す様に、透明
型熱転写受像シートの端縁に設けるのが一般的であり、
この様な検知マーク3を設けることによって、透光器の
光源面に位置合せが容易に出来、又、投影画像をスクリ
ーンに正確に位置合せが可能となる。尚、第1図a乃至
dの例は染料受容層の反対側の基材シート側に設けた例
であり、第1図e及びfの例は染料受容層面に設けた例
を示す。
本発明では上記透光性検知マーク3は、染料溶液から
なるインキ又は透明顔料を分散させたインキ等によって
形成することが出来、又、昇華性染料を熱転写させて形
成することも出来、この場合には、第1図fに示す様に
画像形成と同時に検知マーク3が形成出来るので好まし
い。
上記で使用する染料の好ましい例としては、溶剤に溶
解可能な油溶性染料、分散染料、塩基性染料等が挙げら
れ、一方、透明顔料の好ましい例としては、通常のオフ
セット印刷インキに使用されている透明型顔料が挙げら
れる。
以上の検知マーク3は、使用した着色剤濃度によっ
て、透過濃度が決定されるが、本発明においては、投影
画像の透過濃度が0.3乃至0.8の範囲である。透過濃度が
上記範囲未満であると、投影画像の位置合せがしづら
く、又、上記範囲を越えると、検知マークの明るさが無
くなり暗い陰となるので好ましくない。
本発明では、第1図及び第2図示の様に、基材シート
1の少なくとも一方の側に熱伸縮性の小さい樹脂からカ
ール防止層4を設けることにより、投影時、投光器の光
源の熱よるOHPフイルムのカールを有効に防止すること
が出来る。
加熱伸縮性の小さい樹脂の好ましい例としては、アク
リル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリエステル樹脂等が挙げられ、これらの中では種々の
熱的特性を有するものが存在するが、特に好ましい樹脂
は、JIS−K−6734(100℃、10min.)における加熱収縮
率が−1.0乃至1.5%の範囲で、90℃以上の軟化温度を有
するものである。
又、上記樹脂にはフィラーを添加することにより、第
2図示の様にカール防止層4を基材シート1の背面に設
けたときに、良好なスリップ性を付与し、プリンター内
でのブロッキングや重送の問題を解決することが出来
る。使用するフィラーとしては、弗素樹脂、ポリアミド
樹脂、スチレン樹脂、スチレン・アクリル系架橋樹脂、
フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、アリール
樹脂、ポリイミド樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の透明
性の高いプラスチックピグメント、及び炭酸カルシウ
ム、シリカ、クレー、タルク、水酸化マグネシウム等の
透明性の高い無機フィラーが挙げられる。これらの中で
は特に耐熱性が高い粒子が好ましく、又、粒径は0.5乃
至30μm程度が好適である。これらのフィラーは全体の
透明性を低下させない量で添加するべきである。
カール防止層4の形成方法は、前記の如き樹脂に必要
に応じて上記フィラーを加え、更に必要な添加剤を加え
たものを、適当な有機溶剤に溶解したり或は有機溶剤や
水に分散した分散体を、例えば、グラビア印刷法、スク
リーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコー
ティング法等の形成手段により塗布及び乾燥して形成す
る方法であり、形成されるカール防止層4の厚みは1乃
至10μm程度が一般的である。又、カール防止層の形成
に際して、カール防止層と基材シートとの接着性が良く
ない場合には、基材シートに予めポリウレタン樹脂、ポ
リエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等からプ
ライマー層5を形成うしおくことが好ましい。
上記の如き本発明の熱転写受像シートを使用して熱転
写を行う際に使用する熱転写シートは、紙やポリエステ
ルフイルム上に昇華性染料を含む染料層を設けたもので
あり、従来公知の熱転写シートはいずれも本発明でその
まま使用することが出来る。
又、熱転写時の熱エネルギーの付与手段は、従来公知
の付与手段がいずれも使用出来、例えば、サーマルプリ
ンター(例えば、(株)日立製作所製、ビデオプリンタ
ーVY−100)等の記録装置によって、記録時間をコント
ロールすることにより、5乃至100mJ〜mm2程度の熱エネ
ルギーを付与することによって所期の目的を十分に達成
することが出来る。
(効果) 以上の如き本発明によれば、透明型熱転写受像シート
の少なくとも一方の面の一部に、着色透明検知マークを
設けることによって、該検知マークが投影時にスクリー
ンに有彩色に投影される為、投影画像に見栄えを低下さ
えることがない。
特に検知マークが透光性であることに基づき、第1図
cに示す様に検知マーク3の上に、隠蔽性の高い黒色イ
ンキや白色インキにより見出し等の文字や記号等を記載
することが出来る。この様にすれば、この様な文字等
は、投影時にスクリーン上に有彩色をバックグランドと
して黒色文字として投影可能である。
又、カール防止層を設けることによって投影時、投光
器の光源の熱によるフイルムのカールを有効に防止する
ことが出来る。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りの無
い限り重量基準である。
参考例1 基材シートとして透明ポリエチレンテレフタレートフ
イルム(T−100、厚さ100μm、東レ(株)製)を用
い、この一方の面に下記の組成の塗工液をバーコーター
により乾燥時5.0g/m2になる割合で塗布し、ドライヤー
で乾燥後更に80℃のオーブンで10分間乾燥して塗料受容
層を形成した。
染料受容層用組成物: ポリエステル樹脂(バイロン600、東洋紡績(株)
製) 4.0部 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(#1000A、電気化
学工業(株)製) 6.0部 アミノ変性シリコーン(X−22−3050C、信越化学工
業(株)製) 0.2部 エポキシ変性シリコーン(X−22−3000E、信越化学
工業(株)製) 0.2部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 89.6部 上記フイルムの裏面に、下記の組成のプライマー層用
塗工液をバーコーターにより乾燥時1.0g/m2になる割合
で塗布し、ドライヤーにより乾燥し、更にその表面に、
下記の組成のカール防止層用塗工液をバーコーターによ
り乾燥時3.0g/m2になる割合で塗布し、ドライヤーで簡
易乾燥後、更に80℃のオーブン中で10分間乾燥してカー
ル防止層を形成して熱転写受像シートを作成した。
プライマー層用組成物: ポリエステルポリオール(アドコート、東洋モートン
(株)製) 15.0部 メチルエチルケトン/ジオキサン(重量比2/1) 85.0部 カール防止層用組成物: アクリル樹脂(BR−85、三菱レイヨン(株)製) 10.0部 フィラー(オルガソール2002D、日本リルサン(株)
製) 0.1部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 89.9部 実施例1 参考例1の透明型熱転写受像シートの裏面に下記の透
明インキを用いて第1図aの様な検知マークを形成して
本発明の透明型熱転写受像シートとした。
染料(C.I.ディスパーズレッド60) 1.0部 バインダー(BR−85、三菱レイヨン(株)製) 5.0部 溶剤(メチルエチルケトン) 92.0部 実施例2 参考例1の透明型熱転写受像シートの裏面に下記の透
明インキを用いて第1図aの様な検知マークを形成して
本発明の透明型熱転写受像シートとした。
染料(C.I.ディスパーズイエロー141) 0.5部 染料(C.I.ソルベントブルー63) 0.5部 バインダー(#1000A、電気化学(株)製) 5.0部 溶剤(メチルエチルケトン+トルエン) 91.0部 実施例3 参考例1の透明型熱転写受像シートの裏面に下記の透
明インキを用いて第1図aの様な検知マークを形成して
本発明の透明型熱転写受像シートとした。
顔料(フタロシアニンブルー) 3.0部 バインダー(BR−85、三菱レイヨン(株)製) 5.0部 溶剤(メチルエチルケトン+トルエン) 92.0部 実施例4 参考例1の透明型熱転写受像シートの裏面に下記の透
明インキを用いて第1図aの様な検知マークを形成して
本発明の透明型熱転写受像シートとした。
顔料(ブリリアントカーミン6B) 1.5部 顔料(ピグメントイエロー) 1.5部 バインダー(BR−85、三菱レイヨン(株)製) 5.0部 溶剤(メチルエチルケトン+トルエン) 92.0部 比較例1 参考例1の透明型熱転写受像シートの裏面に下記のイ
ンキを用いて第1図aの様な検知マークを形成して比較
例の透明型熱転写受像シートとした。
顔料(酸化チタン) 2.0部 バインダー(酢酸セルロースL−70、ダイセル(株)
製) 5.0部 溶剤(酢酸エチル) 93.0部 比較例2 参考例1の透明型熱転写受像シートの裏面に下記のイ
ンキを用いて第1図aの様な検知マークを形成して比較
例の透明型熱転写受像シートとした。
顔料(カーボンブラック) 2.0部 バインダー(酢酸セルロースL−70、ダイセル(株)
製) 5.0部 溶剤(酢酸リチル) 93.0部 使用例1 イエローの昇華型熱転写シート(大日本印刷(株)
製)と前記の本発明及び比較例の熱転写受像シートと
を、夫々の染料層と染料受容面とを対向させて重ね合
せ、感熱昇華転写プリンター(VY−100、(株)日立製
作所製)を用いて、90mJ/mm2の印字エネルギーで熱転写
シートの裏面からサーマルヘッドで印字し、続いてマゼ
ンタ及びシアンの印字を行いフルカラー画像を得た。こ
の印字物をOHP装置(住友3M製、モデル007)を用いて白
色スクリーンに3倍に拡大投影し、投影された検知マー
クを観察し、又、投影時の受像シートのカール度を測定
して下記第1表の結果を得た。
実施例5 上記使用例1において参考例1の熱転写受像シートを
用い、上記使用例1と同様にフルカラー画像を形成し、
同時に画像周囲に第1図fで示す様な検知マークを紫色
に印字し、使用例1と同様に評価した。
評価方法 (1)検知マークの色:投影された検知マークを肉眼観
察。
(2)透過濃度:受像シートの検知マークを透過濃度計
D−904(マクベス社製)で測定した。
(3)カール度 得られた受像シートをA4サイズに裁断して印字し、こ
れを45℃の温度のガラス板の上に置き、印字物のカール
を平坦面からの距離を測定することにより評価した。
又、測定場所は印字物の4角で、値は平均値で示した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の透明型熱転写受像シートの
断面を図解的に説明する図であり、第3図は本発明の透
明型熱転写受像シートの平面を図解的に説明する図であ
る。 1:基材シート、2:染料受容層 3:検知マーク、4:カール防止層 5:プライマー層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基材シートの表面に透明染料受容層を
    設け、基材シートのいずれかの側に加熱伸縮性の小さい
    樹脂からなるカール防止層を設けてなる透明型OHP用熱
    転写受像シートの少なくとも一方の面の一部に検知マー
    クを設け、該検知マークが、有彩色に着色され且つ投影
    画像の透過濃度が0.3乃至0.8の透光性に形成されている
    ことを特徴とする透明型OHP用熱転写受像シート。
  2. 【請求項2】カール防止層がフィラーを含み、該フィラ
    ーの添加量が、カール防止層の0.02乃至10.0重量%を占
    める範囲である請求項1に記載の透明型OHP用熱転写受
    像シート。
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