JP3042737U - 赤外線ワイヤレスマイク - Google Patents

赤外線ワイヤレスマイク

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JP3042737U
JP3042737U JP1997003674U JP367497U JP3042737U JP 3042737 U JP3042737 U JP 3042737U JP 1997003674 U JP1997003674 U JP 1997003674U JP 367497 U JP367497 U JP 367497U JP 3042737 U JP3042737 U JP 3042737U
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JP
Japan
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signal
wireless microphone
infrared
carrier
infrared wireless
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JP1997003674U
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English (en)
Inventor
志郎 進藤
智充 高杉
Original Assignee
株式会社ユニトロン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機種管理を不要とすべく、搬送波信号の周波
数を切り換えることができるようにした赤外線ワイヤレ
スマイク10を提供する。 【解決手段】 マイクロフォン12に入力された音響信
号が変換された電気信号を適宜に処理して変調器20に
与える。この変調器20には、第1LC発振回路22と
第2LC発振回路24から出力される第1と第2搬送波
信号のいずれか一方をスイッチ26で選択して与える。
変調器20で変調された搬送波信号に応じて赤外線LE
D32を駆動発光し、赤外線信号を放射する。スイッチ
26により搬送波信号の周波数を選択でき、2本のうち
一方を第1搬送波信号に他方を第2搬送波信号に設定で
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、搬送波信号の周波数を切り換えることができるようにした赤外線ワ イヤレスマイクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラオケボックス等で用いられる電波式ワイヤレスマイクにあっては、放射さ れた電波が壁面等を容易に透過し得るために、各部屋毎に搬送波信号の周波数を 相違させることによって、互いの混信が阻止されている。そこで、電波式ワイヤ レスマイクは、搬送波信号の周波数を選択設定し得る構成とされている。
【0003】 一方、混信し易い電波式に代えて、壁で簡単に遮断できる赤外線を用いること で、各部屋間の混信を簡単に阻止し得る赤外線ワイヤレスマイクが普及している 。この赤外線ワイヤレスマイクは、マイクロフォンに入力された音響信号が変換 された電気信号で変調された搬送波信号により赤外線発光LEDを駆動発光させ る構造である。そこで、デュエット等を楽しめるように、搬送波信号を第1周波 数に設定されたものと第2周波数に設定されたものとの、2機種の赤外線ワイヤ レスマイクが準備されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の赤外線ワイヤレスマイクにあっては、1台のカラオケ装置に対 して、その搬送波信号が第1周波数のものと第2周波数のものとの2機種を装備 するために、工場生産時は勿論、販売およびサービス等の各段階において機種の 管理が必要であり、その管理の手間が煩雑なものであった。かかる管理は、赤外 線ワイヤレスマイクの搬送波信号の周波数が生産段階で固定されるために生ずる ものである。
【0005】 本考案は、上述の従来の赤外線ワイヤレスマイクの不具合を改善すべくなされ たもので、使用する段階で搬送波信号の周波数を選択できるようにした赤外線ワ イヤレスマイクを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案の赤外線ワイヤレスマイクは、マイクロ フォンに入力された音響信号が変換された電気信号で変調された搬送波信号によ り赤外線発光LEDを駆動発光させる赤外線ワイヤレスマイクにおいて、周波数 の異なる搬送波信号をそれぞれ発振する複数の搬送波発振手段と、そのいずれか 1つを選択する選択手段とを設け、前記選択手段により前記搬送波信号の周波数 を切り換えるように構成されている。
【0007】 そして、前記複数の搬送波発振手段を、2個のLC発振回路で構成しても良い 。
【0008】 また、マイクロフォンに入力された音響信号が変換された電気信号で変調され た搬送波信号により赤外線発光LEDを駆動発光させる赤外線ワイヤレスマイク において、搬送波信号を発振出力するPLL回路と、その発振周波数を制御する 制御手段とを設け、前記制御手段により前記搬送波信号の周波数を切り換えるよ うに構成することもできる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の第1実施例を図1および図2を参照して説明する。図1は、本 考案の赤外線ワイヤレスマイクの一実施例のブロック回路図である。図2は、図 1の赤外線ワイヤレスマイクから放射された信号を受信復調するためのカラオケ 装置の音声復調部のブロック回路図である。 図1において、赤外線ワイヤレスマイク10は、マイクロフォン12に入力さ れた音響信号が電気信号として出力され、これがマイクアンプ14で適宜に増幅 され、さらにコンパンダー回路16およびプリエンファシス回路18で信号処理 されて変調器20に与えられる。この変調器20には、搬送波発振手段としての 第1LC発振回路22から出力される第1搬送波信号または第2LC発振回路2 4から出力される第2搬送波信号のいずれか一方が選択手段としてのスイッチ2 6で選択されて与えられる。この第1と第2搬送波信号はその周波数が異なり、 例えば2060KHzと2560KHzである。そこで、選択された搬送波信号 が変調器20で音響信号に応じたFM変調がなされ、RFアンプ28で増幅され てLEDドライバ30に与えられる。そして、このLEDドライバ30により、 変調された搬送波信号に応じて赤外線LED32の発光強度が制御され駆動発光 される。
【0010】 そして、赤外線LED32から放射された赤外線信号が、図2の音声復調部4 0で復調される。図2において、赤外線信号が赤外線センサー42に受光されて 電気信号に変換され、第1音声復調回路44と第2音声復調回路46に与えられ る。第1音声復調回路44は、第1搬送波信号を抽出するフィルタ48と、抽出 された信号を適宜に増幅するRFアンプ50と、この信号を周波数変換するため の混合器52と、周波数変換された信号から中間周波数信号を抽出増幅するIF 回路54と、増幅出力信号の処理を行うディエンファシス回路56および混合器 52に局部発振信号を与える第1局部発振回路58とで構成される。また、第2 音声復調回路46は、同様に、第2搬送波信号を抽出するフィルタ60とRFア ンプ62と混合器64とIF回路66とディエンファシス回路68および第2局 部発振回路70とで構成される。なお、カラオケ装置の音声復調部40は、デュ エット等による2つのマイクからのそれぞれの信号を受信復調できるように2系 統の第1と第2音声復調回路44,46が設けられている。
【0011】 かかる構成において、1台のカラオケ装置に対して、2本の本考案の赤外線ワ イヤレスマイク10を装備すれば良く、カラオケボックス等に設置された段階で 、一方の赤外線ワイヤレスマイク10を第1搬送波信号となるようにスイッチ2 6を設定し、他方を第2搬送波信号となるようにスイッチ26を設定すれば良い 。そこで、本考案の赤外線ワイヤレスマイク10にあっては、従来のもののごと き機種の管理を全く必要とせず、それだけ管理の煩雑を解消でき、さらに別のカ ラオケ装置に装備された本考案の赤外線ワイヤレスマイク10を簡単に流用する こともできる
【0012】 次に、第3図は、本考案の赤外線ワイヤレスマイクの第2実施例のブロック回 路図である。第3図において、第1図と同じ回路ブロックには同じ符号を付けて 重複する説明を省略する。
【0013】 図3に示す赤外線ワイヤレスマイク80が、図1に示す赤外線ワイヤレスマイ ク10と相違するところは、スイッチ26で選択された第1LC発振回路22ま たは第2LC発振回路24のいずれかの搬送波信号が変調器20に与えられるの に代えて、制御手段82により適宜に発振周波数が制御される搬送波発振手段と してのPLL回路84から搬送波信号が変調器20に与えられることにある。こ の第2実施例にあっては、搬送波信号の周波数を制御手段82により適宜な任意 の数で設定することができる。
【0014】 なお、上記第1実施例において、搬送波発振手段としてLC発振回路を用いて いるが、水晶発振器等を用いても良いことは勿論である。また、赤外線信号を受 信するカラオケ装置等が備える音声復調系統の数に対応させて搬送波信号の周波 数の選択数を設定すれば良く、2つに限られることはない。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の赤外線ワイヤレスマイクは構成されているので、 以下のごとき格別な効果を奏する。
【0016】 請求項1記載の赤外線ワイヤレスマイクにあっては、搬送波信号の周波数を選 択することができるので、使用段階で適宜に搬送波信号を設定することができる 。そこで、従来のごとき相違する搬送波信号の周波数を設定した2つの機種を管 理する手間が必要なく、工場生産時のみならず販売およびサービスの各段階での 機種管理の煩雑さが解消される。
【0017】 そして、請求項2記載の赤外線ワイヤレスマイクにあっては、2つのLC発振 回路を搬送波発振手段として用いるので、極めて安価に製造することができる。
【0018】 また、請求項3記載の赤外線ワイヤレスマイクにあっては、搬送波信号の周波 数を任意の数に設定することもでき、3本さらには4本以上のマイクを同時に使 用することのできる音響装置等に対応することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の赤外線ワイヤレスマイクの第1実施例
のブロック回路図である。
【図2】図1の赤外線ワイヤレスマイクから放射された
信号を受信復調するためのカラオケ装置の音声復調部の
ブロック回路図である。
【図3】本考案の赤外線ワイヤレスマイクの第2実施例
のブロック回路図である。
【符号の説明】
10、80 赤外線ワイヤレスマイク 12 マイクロフォン 20 変調器 22 第1LC発振回路 24 第2LC発振回路 26 スイッチ 32 赤外線LED 82 制御手段 84 PLL回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 1/04

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロフォンに入力された音響信号が
    変換された電気信号で変調された搬送波信号により赤外
    線発光LEDを駆動発光させる赤外線ワイヤレスマイク
    において、周波数の異なる搬送波信号をそれぞれ発振出
    力する複数の搬送波発振手段と、そのいずれか1つを選
    択する選択手段とを設け、前記選択手段により前記搬送
    波信号の周波数を切り換えるように構成したことを特徴
    とする赤外線ワイヤレスマイク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の赤外線ワイヤレスマイク
    において、前記複数の搬送波発振手段を、2個のLC発
    振回路で構成したことを特徴とする赤外線ワイヤレスマ
    イク。
  3. 【請求項3】 マイクロフォンに入力された音響信号が
    変換された電気信号で変調された搬送波信号により赤外
    線発光LEDを駆動発光させる赤外線ワイヤレスマイク
    において、搬送波信号を発振出力するPLL回路と、そ
    の発振周波数を制御する制御手段とを設け、前記制御手
    段により前記搬送波信号の周波数を切り換えるように構
    成したことを特徴とする赤外線ワイヤレスマイク。
JP1997003674U 1997-04-21 1997-04-21 赤外線ワイヤレスマイク Expired - Lifetime JP3042737U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136121A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Audio Technica Corp ワイヤレスマイクロホン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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