JP3042655B2 - 画像形成処理の表示システム - Google Patents

画像形成処理の表示システム

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JP3042655B2
JP3042655B2 JP5111489A JP11148993A JP3042655B2 JP 3042655 B2 JP3042655 B2 JP 3042655B2 JP 5111489 A JP5111489 A JP 5111489A JP 11148993 A JP11148993 A JP 11148993A JP 3042655 B2 JP3042655 B2 JP 3042655B2
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治男 山本
勝己 天川
修司 林
昌也 藤本
浩一 松尾
隆一 奥村
信二 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子複写機等の画像形成
装置の画像形成処理を行なう画像形成処理システムにお
ける画像形成処理の表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子複写機等の画像形成装置
は、それ自体に操作部をもっていて、その操作部のキー
をユーザが操作することにより画像形成処理を行なうよ
うになっている。そして、このような画像形成装置は表
示部を有していて、ユーザは、その表示部の表示内容を
視認して操作を行なうことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子複
写機の機能を高める1つの形態としてコンピュータ等の
端末を接続してスキャナーで読み取った原稿画像を処理
し、これを複写機でプリントアウトするようなことが考
えられるが、その場合端末での操作が終わった後、複写
機まで行って複写機のプリントキーを押さなければなら
ない。このような不便を解決するためにはワークステー
ションを使って複写機をリモートコントロールできるよ
うにすればよい。しかし、複写機の表示部が見えない条
件下でワークステーションによるリモートコントロール
操作を適切に行なうことは困難である。本発明はこのよ
うな問題を解消し、画像形成装置の用途や機能をより一
層高めることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の表示システムは、画像形成装置本体と、前記
画像形成装置本体に設けられていて表示部と操作キーを
有する操作部と、前記画像形成装置本体の画像形成処理
動作をリモートコントロールできるワークステーション
と、前記表示部の表示と同じ形態の第1表示と、前記操
作キーを模した第2表示とをリモートコントロールに関
する表示として前記ワークステーションの画面に表示す
表示制御手段とから成っている。
【0005】また、本発明の表示システムは、画像形成
装置本体と、前記画像形成装置本体に設けられた表示部
及び操作キーと、前記画像形成装置本体の画像形成処理
動作をリモートコントロールできるワークステーション
と、前記ワークステーションの画面に前記画像形成装置
本体の表示部と操作キーに対応する表示を行なう表示制
御手段とから成っている。
【0006】
【作用】このような構成によると、例えば画像形成装置
本体の設定状態や操作キー等がワークステションの画面
にウインドウ形式で表示されるので、画像形成装置本体
の状態をワークステーション側で視認できるとともに操
作キーのウインドウをマウスカーソルを介して操作する
ことができる。そして、その操作はあたかも操作部のキ
ーを直接操作するような感じとなり、操作に戸惑いがな
く、リモートコントロールを適切に行なうことができ
る。
【0007】
【実施例】図1は画像形成処理システムの全体の概略構
成をブロック的に示す図であり、WSはワークステーシ
ョン、2はそのキーボード、19はマウス、3は汎用の
データバス、4は128Mバイトの記憶容量をもつメモ
リユニット、5、6は専用のデータバス、IPUは画像
処理ユニット、7はワークステーションWSと画像処理
ユニットIPUを結ぶ制御信号線、9はカラーディジタ
ル複写機本体である。複写機本体9は操作部10と原稿
読み取り用のスキャナ部11とプリンタ部12から成っ
ている。
【0008】画像処理ユニットIPUは制御信号線15
を介して複写機本体9の操作部10と通信を行なう。操
作部10は入力データに基いて複写機本体9の画像形成
に関する制御等を行なうCPU(図示せず)を有してお
り、このCPUは画像処理ユニットIPUとの通信も行
なう。データバス13、14は画像データ用のバスであ
り、バス13によってスキャナ部11から画像処理ユニ
ットIPUに画像データが送信され、画像処理ユニット
IPUでその画像データが読み込まれる。通常のコピー
モードでは、複写機本体9と画像処理ユニットIPUと
で画像形成処理が行なわれる。即ち、画像処理ユニット
IPUはスキャナ部11からの画像データを読み込んで
処理した後、データバス14を介してプリンタ部12
に、その処理データを与える。プリンタ部12は与えら
れた画像データに基いたカラー画像を形成するべくプリ
ント動作を行なう。
【0009】このように、複写機本体9と画像処理ユニ
ットIPUだけで画像形成を行なう通常のコピーモード
では、その処理がリアルタイムで行なわれる。そのた
め、画像処理ユニットIPUはフレームメモリの如き全
画面のメモリは有していない。従って、通常のコピーモ
ードでは画像データをいったんメモリに落として、その
メモリに保存された画像データに対し処理するというこ
とは行なわない。このように通常のコピーモードでリア
ルタイム方式を採っているのは、画像処理ユニットIP
Uにおけるメモリ容量の小規模化と、迅速な画像形成を
実現するという意図からである。例えば、画像データを
いったんメモリに保存するとなると、膨大な容量のメモ
リが必要となる。
【0010】今、カラー画像の解像度が400DPI
で、1ドットに対し256諧調の諧調数とすると、A3
サイズの画像データでは1色につき32Mバイトの容量
が必要になるので、カラー画像はマゼンタ、シアン、イ
エローの3色と黒の4色であることから、32×4=1
28Mバイトという膨大な容量のメモリが必要となり、
コストが高くつく。また、画像データをそのようなメモ
リに落として処理すると、128Mバイトのデータのリ
ード/ライトを行なうことになり、処理時間が極めて長
くなる。このような理由から画像処理ユニットIPUは
フレームメモリ等の如き大容量のメモリは持たず、その
代わりラインメモリを有していて、1ラインごとに信号
の処理を行なうパイプライン方式を採っている。具体的
には、5Kバイトのラインメモリを20〜30個持って
いる(30個としてもトータル150Kバイトという小
容量である)。
【0011】画像処理ユニットIPUは複写機本体9と
一体に設けられ、複写機単体を成すが、その複写機単体
としてのコピー動作においては、上述したように複写機
本体9のスキャナ部11からの画像データをパイプライ
ン方式で実質的にリアルタイムで処理し、それをプリン
タ部12へ与えるという動作を行なう。しかし、他の処
理モード、即ち複写機単体としての処理モードでない処
理モードでは画像処理ユニットIPUは別途設けられた
メモリユニット4に対し、スキャナ部11からの画像デ
ータを供給したり、メモリユニットからの画像データを
プリンタ部12へ与えたりする機能を持つ。
【0012】例えば、スキャナ部11で読み取られた画
像データを画像処理ユニットIPUを介して、いったん
メモリユニット4に落としてワークステーションWSで
解析したり、処理したものをプリンタ部12へ出力した
りする。尚、このように、ワークステーションWSを用
いて処理するシステムは、ハードウエアだけで行なうシ
ステムに比し融通性があり、処理機能が幅広くなるとい
う利点を享受できる。一方、ハードウエアだけのシステ
ムでは、そのハードウエアで固定された機能しか行なえ
ないという欠点がある。ワークステーションWSを用い
てソフトウエア的に行なう処理は、例えば色補正処理等
に非常に実効性がある。色補正のための乗算係数や定数
をソフトウエアで適宜決めて処理することができるから
である。また、ワークステーションWSとメモリユニッ
ト4を協働させて画像合成等の処理をし、その処理結果
をプリンタ部12で画像形成することもできる。
【0013】メモリユニット4は128Mバイトの記憶
容量をもっており、画像処理ユニットIPU側からメモ
リユニット4へのスキャナ部11の画像データの入力を
行なうとともに画像処理ユニットIPU側への出力も行
なう。また、メモリユニット4とワークステーションW
S間はデータバス3を介して接続されている。これによ
ってワークステーションWSから直接メモリユニット4
をアクセスできたり、ファイルとしてアクセスできた
り、種々のアクセスが可能となる。以上の構成によって
画像の処理や評価ができる。
【0014】しかし、複写機本体9を制御する場合は他
の接続を要する。本実施例ではワークステーションWS
から複写機本体9を制御する場合は制御信号線7及び画
像処理ユニットIPUを介して制御するようになってい
る。尚、制御信号線7はワークステーションWSと画像
処理ユニットIPUに設けられたRS−232Cという
インターフェースに接がっている(図14参照)。画像
処理ユニットIPUにもCPUが設けられており、その
CPUが画像処理データのセットとか操作部10やワー
クステーションWSとの通信を行なう。
【0015】ワークステーションWSは端末としての役
割をするとともに、後述するリモートコントロールモー
ドにおいてはホストとしての役割を成す。端末の役割と
してはメモリのモニタや端末から画像処理ユニットIP
Uの処理部分にデータをセットしたり、I/Oポートの
データのリード等を行なう。ワークステーションWSは
ネットワーク接続16によってイーサーネット17とも
接がっているので、他のワークステーション18ともデ
ータの授受を行なうことができる。
【0016】ワークステーションWSはウインドウシス
テムを採っており、いくつものウインドウを開くことが
できる。そのウインドウとしては画像処理ユニットIP
Uの端末になっているターミナルウインドウもあれば、
リモートコントロールをする操作部ウインドウ、画像評
価システムウインドウ、シミュレーション設定ウインド
ウ等がある。
【0017】そのうち、操作部ウインドウとターミナル
ウインドウとシミュレーション設定ウインドウに関して
のみ図14に示している。ワークステーションWSと画
像処理ユニットIPUは図14に示すように、それぞれ
に設けたインターフェース(RS−232C)61、6
2と制御信号線7(図1参照)を介してデータの授受を
行なうようになっている。63は図2〜図5に示す如き
操作部ウインドウであり、64は端末として動作する場
合のターミナルウインドウ、65はシミュレーション設
定ウインドウである。図14において、デバッガは端末
モードのときに働くプログラムの名称である。
【0018】以下リモートコントロールウインドウ(従
ってリモートコントロールモード)について説明する。
尚、リモートコントロールモードについては、以下「リ
モートモード」という。まず、おおまかな動きから説明
する。ここで、ワークステーションWSは最初から電源
が入っているものとする。複写機本体9の電源を入れる
と、複写機本体9の操作部10のCPUのソフトが走
り、画像処理ユニットIPU内のCPUのソフトも走る
が、それだけでは通常のコピーモードに過ぎない。リモ
ートモードに入るためにはワークステーションWSから
画像処理ユニットIPUにリモートコマンドが送られ、
画像処理ユニットIPUがそのコマンドを受け取って、
その要求を操作部10に対し行ない、操作部10がリモ
ートモードに設定され、且つその結果を画像処理ユニッ
トIPUを通してワークステーションWSに返すことに
よってなされる。
【0019】このようにして得られたリモートモードで
は、ワークステーションWSはユーザが操作したコント
ロール内容に応じたコマンドを画像処理ユニットIPU
へ送り、画像処理ユニットIPUはこれを解読し、操作
部10との間で、そのコマンドに応じた状態を設定し、
ワークステーションWSへ、その結果を通知するように
なっている。
【0020】リモートモードが設定されると、ワークス
テーションWS上に図2に示す如き表示がなされる。こ
の表示画面(リモートコントロールパネル)は2種類の
ウインドウから構成されている。その1つはユーザがマ
ウス19で操作可能なキーウインドウであり、他は機械
の状態や設定状態等の情報を単に表示するだけのディス
プレイウインドウである。キーウインドウとしては図2
に限って挙げると、カラー選択キー31、カラーバラン
スキー32、シャープネスキー33、イメージモードキ
ー34、メモリモードキー35、シミュレーションキー
36、プリントキー37、リセットキー38、枚数設定
キー群39、ストップクリアキー40、濃度キー41a
と41b、カセットキー48等がある。
【0021】また、ディスプレイウインドウとしては図
2のLCDウインドウ42内に設けられたメッセージウ
インドウ43、メモリユニットモード表示ウインドウ4
4、画質モード表示ウインドウ45、コピー色表示ウイ
ンドウ46、カセット表示のウインドウ等がある。カセ
ット表示については上段のカセットを示す上段ウインド
ウ47uと、下段カセットを示すウインドウ47dがあ
る。
【0022】上記ディスプレイウインドウはメッセージ
ウインドウ43を除いて枠なしとしている。このよう
に、ディスプレイウインドウに枠を設けないことによっ
て枠なしのディスプレイウインドウと枠付きのキーウイ
ンドウを視覚上区別している。ディスプレイウインドウ
のうち、前記メモリユニットモード表示ウインドウ44
にはCP、IN、OUT等が表示される。CPはスキャ
ナーから画像データを読み取ってプリンタへ出力すると
いうモードを表わし、INはスキャナーからの画像デー
タをメモリユニットへ取り込むというモード、OUTは
画像データをメモリユニットから出力するというモード
を表す。
【0023】画質モード表示ウインドウ45で表示され
る画質モードとしては文字モード、写真モード、文字・
写真モード等があり、図2は写真モード(PHOT)を
表示している。コピー色表示ウインドウ46はプリンタ
部12で形成されるカラー画像の色を表示する。図2は
4色カラー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)
であることを表示している。カセットウインドウ47
u、47dは選択されているウインドウ(図2の場合、
下段ウインドウ47d)の背景色が黒色で、文字が白色
という具合いに非選択のウインドウとは反転した色にな
る。
【0024】メッセージウインドウ43には ”コピー
可能 ”とか、”コピー待ち ”、”コピー中 ”、”ジ
ャム中 ”とかが表示されたり、図3に示すように ”コ
ピーカラー選択 ”、図4の如く ”カラーバランス調整
”、図5の如く ”シャープネス調整 ”等の表示がな
される。
【0025】本実施例では操作が可能なキーウインドウ
と、もともと操作が不可能なディスプレイウインドウと
ではその表示制御を異ならせている。また、キーウイン
ドウであっても操作が可能なときと、不可能なときがあ
るので、やはり表示を異ならせることによって分かりや
すくしている。即ち、マウス19のカーソルを操作不可
能なウインドウ内に入れてもそのディスプレイウインド
ウの色は変わらないが、操作可能なウインドウにカーソ
ルを入れるとウインドウ枠の色がネイビ(navy)色から
赤色に変わるとともに、ウインドウ内の文字が黒色から
白色に反転する。
【0026】今、カセットキー48が操作可能である場
合に、カーソルをそのカセットキー48内に入れると、
そのウインドウ枠の色がネイビ色から赤色に変わるとと
もに、ウインドウ内の「CASSETTE」の文字が黒
色から白色に反転する。そして、マウス釦を押すことな
しに、カーソルをそのままウインドウ(カセットキー4
8)から抜け出させると、ウインドウ枠の色が赤色から
元のネイビ色に戻るとともに、ウインドウ内の文字が白
色から黒色に戻る。しかしながら、今、プリントキー3
7が操作不可能であるとすると、そのプリントキー37
にカーソルを入れても出してもプリントキー37のウイ
ンドウの枠および文字は何ら変化しない。また、もとも
と操作不可能なディスプレイウインドウにカーソルを入
れても出しても、そのウインドウ43、44、45、4
6、47d、47uの枠および文字は変化しない。
【0027】さて、上記のカセットキー48のウインド
ウ内にカーソルを入れた状態でマウスの釦を押すとウイ
ンドウ内の背景色が反転する(反対色になる)。マウス
の釦を押すと同時にワークステーションWSからカセッ
ト変更というコマンドが発生され、通信データとして画
像処理ユニットIPUへ送られる。画像処理ユニットI
PUは、このコマンドを認識した後、カセットキー48
が操作されたというデータを発生し、複写機本体9の操
作部10へ送る。操作部10では現在選択されている下
段カセットを上段カセットに変更する旨のデータを作成
し、その結果を画像処理ユニットIPUへ送る。
【0028】画像処理ユニットIPUではこれを認識
し、操作部側でカセット変更されたというデータをワー
クステーションWSへ返信する。ワークステーションW
Sでは、このように上段が選択されたというデータが戻
ってくると、ウインドウ48内の背景色を元の背景色に
戻す。換言すれば、マウス釦を押したことにより反転し
たウインドウ内の背景色は処理実行中はそのまま背景色
を反転した状態を保ち、処理実行中であることを表示
し、処理が終了すると、元の背景色に戻ることによって
処理終了を表示する。
【0029】上記図2のウインドウは複写機本体9の操
作部10の表示および操作キーに対応している。逆にい
えば、操作部10にこれと同じような表示と操作キーが
設けられている。このように、ワークステーションWS
の表示を複写機本体9の操作部10の表示と同一にする
ことによりワークステーションWS上での操作の違和感
を解消している。ただし、操作部10ではカーソルでキ
ーを選択するようにはなっていないとともに、各キーの
枠や文字が変化するという構成は存在しない(ただし背
景色の変化する構成はある)
【0030】上記キーウインドウのうちで、カラーセレ
クト、カラーバランス、シャープネスの3つについて
は、これらのキーを操作すると、図3、図4、図5に示
す如くLCDウインドウ42の表示が変わるようになっ
ている。カラーセレクトキー31はプリンタ部12で形
成されるカラー画像の色を指定するキーであるが、この
カラーセレクトキー31を操作すると、LCDウインド
ウ42は図3の画面のように変わる。このLCDウイン
ドウ42において、メッセージウインドウ43は操作で
きないが、その他のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ック、4カラー、3カラー、レッド、ブルー、グリーン
の各ウインドウ50a〜50iはマウスのカーソルで選
択操作することができる。
【0031】図3においては、4カラー(イエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの4色使用)が選択された状
態を示している。この場合、選択されたウインドウは背
景色が反転するとともに文字色も反転する。尚、図3の
画面が出るときはカラーセレクトモードであることを知
らせるためにカラーセレクトキー31の背景色は黄色に
なっている。
【0032】次に、図2でカラーバランスキー32を操
作したときは図4に示すウインドウ画面が表示される。
ここではLCDウインドウ42にイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラック、−、0、+、及び目盛りのディスプ
レイウインドウ51a〜51kと、各色の量を変える8
個のキーウインドウ52a〜52hが表示される。通常
は、Y,M,C,Bについて全て0に初期設定されてい
るが、例えばイエローを濃くしたい場合は、キー52e
を操作してイエローの量を+側へシフトさせる。このよ
うなカラーバランスの設定が終了した後に、もう一度カ
ラーバランスキーを操作すると、図2の表示画面に戻る
が、カラーバランスが0でない状態に設定されたとき
は、図2の表示画面に戻っても、カラーバランスキーは
黄色になったままの状態を維持し、カラーバランスが変
わっていることをユーザに知らせる。
【0033】図2において、シャープネスのキー33を
操作すると、図5のような画面に変わり、LCDウイン
ドウ42には、−、0、+、及びシャープネスの目盛り
の各ウインドウ53a〜53cと、その調整用の操作キ
ーのウインドウ54a、54bが表示される。シャープ
ネスの調整が終了した後、もう一度シャープネスキー3
3を操作すると、図2の表示画面に戻るが、シャープネ
スが0でない状態に設定されたときは、図2の表示画面
に戻っても、シャープネスキーは黄色になったままの状
態を維持し、シャープネスが変わっていることをユーザ
に知らせる。
【0034】以上説明したように、リモート操作はワー
クステーションWSのXウインドウ上での操作であり、
マウス19によって全ての制御が実現できる。また、ウ
インドウ制御によりビジュアル化を実現できるとともに
複写機本体9の操作部10と同じようなキーを設け、且
つ同じ配列を採用している。また、表示も複写機本体9
の操作部10と同じような表示を行なえ、且つそれを統
一することで操作しやすくなっている。尚、上述したL
CDウインドウ42は、それに対応する複写機本体9の
操作部10の表示部分がLCD(液晶表示装置)で構成
されているため本明細書ではLCDウインドウと名付け
ている。
【0035】次に、複写機本体9と画像処理ユニットI
PUとから成るカラーディジタル複写機単体の模式図を
図6に示し、通常のコピーモードでのカラーコピー動作
を説明する。コンタクトガラス125上に原稿押え12
6によって押し付けられるように載置されたカラー原稿
127はスキャナ部11(図1)を構成する走査光学系
128によってスキャンされ、その画像情報が光を媒体
として集光レンズ129からCCD等の受光素子を有す
る画像信号発生器130に導かれ、ここで電気信号に変
換された後、画像処理ユニットIPUでブラックの色画
像データの生成等の画像処理に必要な信号処理が施さ
れ、しかる後、レーザースキャナーユニット132によ
って感光体ドラム133上に潜像として描かれる。これ
に先だって感光体ドラム133の表面はメインチャージ
ャ134によって帯電される。
【0036】そして、カラー画像を形成する場合は、ま
ず信号処理が施されたイエローの色画像データに基いて
レーザービームにより感光体ドラム133上に潜像を形
成しその潜像をY現像器135によって現像する。Y現
像器135はイエローのトナーを有しており、感光体ド
ラム133上の潜像をこのイエローのトナーで現像す
る。そして、イエローのトナーによって現像形成された
感光体ドラム133上の画像は転写ドラム136表面に
巻き付くように施された用紙に転写される。この用紙は
給紙カセット137又は138から給紙路を通して供給
されたものである。この用紙はそのまま転写ドラム13
6表面に装着され、次の色の画像転写に供される。
【0037】即ち、感光体ドラム133はクリーニング
部139により残留トナーが拭き取られ且つ除電部(図
示せず)で除電された後、再度メインチャージャ134
により帯電され、今度はマゼンタの色画像データに基い
て潜像書き込み動作するレーザービームによって形成さ
れた感光体ドラム133上のマゼンタの画像に対応する
潜像がM現像器140によって現像される。このとき、
M現像器140は上記Y現像器135に代わって感光体
ドラム133に対向する位置にもたらされており、マゼ
ンタのトナーで現像することになる。
【0038】尚、本実施例では現像器はイエローの現像
を行なうY現像器135、マゼンタの現像を行なうM現
像器140、シアンの現像を行なうC現像器141、ブ
ラックの現像を行なうBK現像器142が図示の如く上
下方向に移動する移動体143上に上下方向に順次取り
付けられていて、レーザービームによる潜像書き込みの
色画像データに対応して択一的に現像位置(感光体ドラ
ム133と対向する位置)にもたらされるようになって
いる。
【0039】さて、マゼンタのトナーで現像された感光
体ドラム133上の画像は転写ドラム136表面の用紙
(先にイエロー画像が転写形成されている用紙)に転写
される。同じようにして、更に前記用紙にシアンとブラ
ックの画像が転写され、カラー画像が形成された用紙は
転写ドラム136から分離して定着部144で定着を受
けた後、複写機本体9から排出されることになる。
【0040】画像処理ユニットIPUは図7に示すよう
に、上記画像信号発生器130からのYMC信号に基い
て黒信号を生成する黒信号生成回路150と、文字適応
処理回路151と、色補正回路152と、どの色で画像
を形成するかを選択するためのカラーセレクト回路15
3と、画像の輪郭をはっきりさせたり、ぼかしたりする
シャープネス調整回路(微分フィルタや積分フィルタを
有す)154と、画像信号に基いてレーザービーム駆動
用のパルスを発生する画像パルス発生回路155とを有
している以外にインターフェース160と、このインタ
ーフェース160を介してワークステーションWSとの
通信を行なったり種々の制御を行なうCPU161を有
している。
【0041】次に、ワークステーションWSと画像処理
ユニットIPUと操作部10との間のデータのやり取り
(ハンドシェーク)の概念図について図8〜図13を参
照して説明する。まず、図8の(a)はリモートモード
設定時のハンドシェークである。同図において、ワーク
ステーションWS側でプログラムを起動する(S1)
と、リモートの設定要求というコマンドが発生される。
そのコマンドは画像処理ユニットIPUに転送される。
画像処理ユニットIPUは、このコマンドを受けると、
リモートモードというフラグをONにし(S3)、操作
部10へ送信する。また、通常のモードはリモートモー
ドでないので、その状態をリモートモードに変更するべ
く状態変更要求というフラグを立てて(「1」にし
て)、操作部10へ送信する(S4)。
【0042】操作部10側では、その状態変更要求とい
うデータが来ると、そのリモートモードがONなのか、
OFFなのか見る。今の状況では、ONなので、操作部
側でのリモートモードのフラグをONにして(S5)、
画像処理ユニットIPUへ送るとともに、状態変更認識
というフラグを立てて(即ち、「1」にして)、画像処
理ユニットIPUへ送信する。この状態変更認識フラグ
が「1」になって画像処理ユニットIPUに受信され
て、始めて複写機本体9がリモートモードになる。
【0043】画像処理ユニットIPUはその状態変更認
識フラグを受信すると、複写機側がリモートコントロー
ル可能状態になったことを表わすリモート設定認識とい
うコマンドをワークステーションWS側へ送る(S7)
とともに、操作部側へ状態変更要求フラグを「0」にし
て送る(S8)。操作部側では、この状態要求フラグ
「0」を受けると、状態変更認識フラグを「0」にして
画像処理ユニットIPUへ送る。
【0044】このような手順を踏んでリモートモードが
設定されるが、リモートモードの解除は図8の(b)に
示すように行なわれる。この場合、ワークステーション
WSからリモート解除要求のコマンドが発生され、画像
処理ユニットIPUへ送信される(S12)。その後の
ハンドシェークは図8の(a)のリモートモード設定時
のハンドシェークにおけるリモートフラグについてON
がOFFに変わっている点と設定が解除に変わっている
点が相違するだけであり、リモートモード設定時と同様
に行なわれる。
【0045】上述した通り、ワークステーションWS、
画像処理ユニットIPU、操作部間でハンドシェークを
行なうようにしている理由は、例えばワークステーショ
ンWS側をリモートモードに設定しても、複写機側がリ
モートモードになっておらず、結果としてリモートコン
トロールができないという不具合を回避するためであ
る。このことはリモートモード設定や解除に限らず、後
述する図9〜図13の各種要求に関しても同様である。
【0046】図9〜図13はリモートモード中のハンド
シェークであり、そのうち、図9はカセット選択、画質
モード、露光、シャープネス、カラーバランス、コピー
枚数、色選択の各種機能設定キーに関して示している。
即ち、上述したワークステーションWS上のリモートパ
ネルに示されるキー31、32、33、34、39、4
1a、41b、48のいずれをマウスを介して操作した
ときに発生される機能設定データについてのハンドシェ
ークである。まず、ワークステーションWSで操作され
たキーに対応する機能設定キーコマンドが発生され、こ
れが画像処理ユニットIPUへ送信される(S21)。
画像処理ユニットIPUはこのコマンドが来ると、現時
点での複写機本体9の設定を保存する。次に、機能設定
キーの通信データONを操作部10へ送る。
【0047】これは操作部10のCPUがリモートモー
ドでのキーONと、操作部10上でのキーONとを同じ
条件で受けとめるようにしているので、ここでは操作部
10上でのキーが押されたというデータに変えて送って
いる(S23)。操作部10はこのデータを受け取る
と、操作部10の表示部に受信した機能設定データの表
示を行なう(S24)とともに、機能設定データを通信
データにセットして画像処理ユニットIPU側へ送り返
す(S25)。
【0048】画像処理ユニットIPU側では、これを受
信すると、先にS22で保存した設定と、新たな設定と
を比較する(S26)。そして、比較の結果、一致して
いなければ(即ち、設定が変わっていれば)、目的とす
る設定がなされたとみなし、機能設定キーの通信データ
をOFFにして操作部10へ送る(S27)。また、設
定が変わっていることをワークステーションWS側へデ
ータリードコマンドを送ることによって知らせる(S2
8)。ワークステーションWSはこれを受け取って始め
て画面の所定部分の表示が変わる(S29)。尚、状態
(A)はユーザからのキー入力待ちであるとともに、ワ
ークステーションWSからの各種機能設定キー待ちであ
り、且つワークステーションWSからの各種状態設定キ
ー待ちの状態である。
【0049】上記図9において機能設定キーとしてワー
クステーションWS上でカセットキー48を操作した場
合を一例として説明する。カセットキー48を操作する
と、カセットを切り換える旨のコマンドが発生され(S
21)、画像処理ユニットIPUへ送信される。画像処
理ユニットIPUでは現在のカセットの設定を保存する
(S22)。例えば、現在、下段カセットが設定されて
いるとすれば、下段カセットに対応するデータを記憶す
る。しかる後、画像処理ユニットIPUはカセットを変
更する旨の通信データをONして操作部10へ送る(S
23)。操作部10はこれを受信すると、上段カセット
が操作されたことに対応する操作部上の表示を行なう
(S24)。そして、上段カセットを表わすデータを通
信データにセットして画像処理ユニットIPUへ送る
(S25)。
【0050】画像処理ユニットIPUはこれを受信する
と、その受信データと、先にS22で保存した下段カセ
ットを表わすデータを比較する(S26)。比較の結
果、相違しているので、カセットを変更する旨のデータ
をOFFにして操作部10へ送る(S27)とともに、
ワークステーションWS側へは下段である旨のコマンド
を送信する(S28)。ワークステーションWSは画面
上のカセットの表示を下段から上段へ変える(即ち、下
段ウインドウの色を元に戻し、上段のウインドウの色を
変える)。説明を省略するが、画質モード、露光、シャ
ープネス、カラーバランス、コピー枚数、色選択のハン
ドシェークも上記カセット変更と同様に行なわれる。
【0051】次に、図10〜図13はプリントキー3
7、ストップ/クリアキー40、リセット(オールリセ
ット)キー38のいずれかをONにしたときの各種状態
設定データのハンドシェークを示している。まず、図1
0はプリントの場合であり、ワークステーションWS上
でプリントキー37が操作されると、ワークステーショ
ンWSはプリント要求コマンドを発生し、これを画像処
理ユニットIPUへ送信する(S31)。画像処理ユニ
ットIPUはこれを受信すると、プリント要求の通信デ
ータを「1」にセットして操作部側へ送る(S32)。
【0052】操作部10はこれを受け取ると、プリント
要求を受けたというプリント認識の通信データを「1」
にセットして、画像処理ユニットIPUへ送る(S3
3)。画像処理ユニットIPUはこれを受け取ると、プ
リント要求の通信データを「0」にセットし、これを操
作部10へ送る(S34)。即ち、S32でセットした
プリント要求の通信データはプリント認識の通信データ
を受け取るまで、ずっと「1」になっているが、プリン
ト認識の通信データを受け取ると「0」にセットされる
とともに操作部10へも送られるのである。
【0053】操作部10は「0」のプリント要求の通信
データを受け取ると、プリント認識の通信データを
「0」にセットする(S35)。「0」のプリント要求
を受信しない限り、操作部10はS33でセットしたプ
リント認識の通信データについて「1」の状態を保持し
ている。S35でプリント認識の通信データを「0」に
セットし、それを画像処理ユニットIPUへ送信した
後、操作部10はコピーを開始する(S36)。その
間、「0」のプリント認識の通信データを受け取った画
像処理ユニットIPUはプリント認識のコマンドをワー
クステーションWSへ送信する(S37)。ワークステ
ーションWSはこれを受信すると、画面にコピー状態を
表示する。図10において、状態(B)はコピー状態、
ユーザからのストップ/クリアキー入力待ち、ワークス
テーションWSからのストップ/クリア要求待ちの状態
である。
【0054】図9の機能設定の場合は実際に機能を変え
たので、設定が変わったことで認識していたが、プリン
トの場合は、そのような認識ができないので、このよう
なハンドシェークにして実際のコマンドが受けられるこ
とを認識している。後述の図11〜図13についても同
様である。
【0055】次に、図11はコピー中のストップ/クリ
ア(従ってコピーを止める)についてのハンドシェーク
である。コピー中にワークステーションWS上でストッ
プ/クリアキー40が操作されると、ワークステーショ
ンWSはストップ/クリア要求コマンドを発生し、これ
を画像処理ユニットIPUへ送信する(S41)。画像
処理ユニットIPUは、これを受信すると、すぐにスト
ップ/クリア要求の通信データを「1」にセットして操
作部10へ送る(S42)。操作部10はそれを受信す
ると、複写機本体9を止める処理を行なう(S43)。
そして、コピーを止めた後で、ストップ/クリア認識の
通信データを「1」にセットして画像処理ユニットIP
Uへ送る(S44)。画像処理ユニットIPUは、これ
を受信すると、ストップ/クリア要求の通信データを
「0」にセットして操作部10へ送る(S45)。
【0056】操作部10はこれを受信すると、ストップ
/クリア認識の通信データを「0」にセットし、画像処
理ユニットIPUへ送る(S46)。画像処理ユニット
IPUは、これを受信すると、ワークステーションWS
へストップ/クリア認識コマンドを送る(S47)。ワ
ークステーションWSはこのコマンドを受け取ってから
画面にストップ/クリアの表示を行なう(S48)。
尚、図10のプリントの場合は、S35で操作部10か
ら画像処理ユニットIPUへプリント認識の通信データ
を「0」にセットした後、プリントを開始しているのに
対し、図11のコピー中止は画像処理ユニットIPUか
らのストップ/クリア要求の「1」の通信データを操作
部10が受けた時点でストップ/クリア動作に入るよう
になっているが、これは停止の場合は緊急性(できるだ
け早く停止したいという要求)を満たすためである。
【0057】これに対して、後述する図12のストップ
/クリアはコピー中以外における停止であるので、緊急
性を要しないためハンドシェークを充分にやった後に、
ストップ/クリア処理を実行するようになっている。
尚、図12は図11に対し、その点が相違するだけであ
るので、説明を省略する。
【0058】次に、図13のリセットはカセットとか画
質モード等の各機能設定を初期状態に戻すもので、これ
も図12と同じような形でハンドシェークを行なってお
り、その後、実行している。
【0059】以上、リモートモードにおけるワークステ
ーションWSと画像処理ユニットIPUと操作部10間
のデータ授受のハンドシェークについて説明したが、ワ
ークステーションWSと画像処理ユニットIPU間で通
信されるコマンドデータはワークステーションWSを通
常の端末として使用するときのデータから区別できるも
のでなければならない。即ち、通常の端末モードではメ
モリのデータ出力やI/Oのデータの出力等を表示する
が、そのデータはリモートモードでのコマンドと同様に
アルファベットや数字から成っている。従って、通常の
端末モードでのデータと違いをつけるため、本実施例で
はリモートモードにおけるそれぞれのコマンドに以下の
ような特徴を持たせている。
【0060】まず、ワークステーションWSから画像処
理ユニットIPUへ送られる機能や状態を設定するため
のリモートモード設定、解除コマンド、リモート設定コ
マンドには、それぞれ先頭にダラーマーク$を付してい
る。
【0061】また、ワークステーションWSはリモート
起動した時点で複写機本体側の状態を知らなければ初期
画面を描けないので、本体側の状態を知るためにステー
タス要求コマンドを発するが、このステータス要求コマ
ンドには#を付けている。
【0062】更に画像処理ユニットIPUからワークス
テーションWSへ複写機本体9の設定状態や認識コマン
ドを知らせるために送られるステータスリードデータに
は%を付している。これらのコマンドやデータの具体例
を以下に示す。
【0063】WSとIPU間で通信されるコマンド <リモートモード設定,解除コマンド> リモートモード設定 書式:$REM[ON¬ リモートモード解除 書式:$REM[OF¬ ここで補足説明すると、前記書式の$は上述したように
端末モードでのコマンドと区別するために付けた符号で
あり、REMはリモートモード、[は次にパラメータが
来るという意味の記号、ONやOFはパラメータであ
り、ONは設定、OFは解除を表わす。¬はキャリジリ
ターンにより形成された区切り文字であって、ここでコ
マンドデータが終わることを示す。
【0064】<リモート設定コマンド> a)機能設定コマンド (1)カセット変更要求 書式:$CAS[¬ (2)画質モード変更要求 書式:$IMD[¬ (3)露光変更要求 書式:$EXP[U¬ 露光データアップ[淡] $EXP[D¬ 露光データダウン[濃] (4)コピー枚数セット要求 書式:$CNT[01¬ コピー枚数 1枚セット $CNT[99¬ コピー枚数99枚セット (5)色選択要求 書式:$COL[0¬ 4Cコピー $COL[1¬ 3Cコピー $COL[2¬ イエローコピー $COL[3¬ マゼンタコピー $COL[4¬ シアンコピー $COL[5¬ レッドコピー $COL[6¬ グリーンコピー $COL[7¬ ブルーコピー $COL[8¬ ブラックコピー ($COL[9¬ ACSコピー) (6)シャープネス設定 書式:$SHP[U¬ シャープネスデータアップ
[強] $SHP[D¬ シャープネスデータダウン[弱] (7)カラーバランス[マゼンタ]設定 書式:$CBM[U¬カラーバランスマゼンタデータア
ップ[強] 書式:$CBM[D¬カラーバランスマゼンタデータダ
ウン[弱] (8)カラーバランス[シアン]設定 書式:$CBC[U¬カラーバランスシアンデータアッ
プ[強] 書式:$CBC[D¬カラーバランスシアンデータダウ
ン[弱] (9)カラーバランス[イエロー]設定 書式:$CBY[U¬カラーバランスイエローデータア
ップ[強] 書式:$CBY[D¬カラーバランスイエローデータダ
ウン[弱] (10)カラーバランス[ブラック]設定 書式:$CBB[U¬カラーバランスブラックデータア
ップ[強] 書式:$CBB[D¬カラーバランスブラックデータダ
ウン[弱] (11)メモリーボード(メモリーユニット)モード設
定 書式:$MMD[I¬ メモリーボードへ画像入力 $MMD[O¬ メモリーボードから画像出力 $MMD[N¬ ノーマルコピーモード ここで、メモリーボードモード設定は図1に示すメモリ
ユニット4の制御に関するものであって、複写機本体9
のリモートコントロールには直接関係ないが、挙げてお
く。
【0065】b)状態設定要求コマンド (1)プリント要求 書式:$PRT¬ プリント要求[プリントキーON] (2)ストップクリア要求 書式:$STP¬ ストップクリア要求[ストップ/ク
リアキーON] (3)設定リセット要求 書式:$RST¬ 設定リセット要求[リセットキーO
N]
【0066】c)ステータス要求コマンド (1)選択カセットリード 書式:#CAS¬ 選択カセット段ステータス要求 (2)カセットサイズリード 書式:#SCU¬ 上段カセットサイズ要求 #SCL¬ 下段カセットサイズ要求 (3)コピー設定枚数リード 書式:#CNT¬ コピー設定枚数要求 (4)露光データリード 書式:#EXP¬ 露光データ要求 (5)画質モードリード 書式:#IMD¬ 画質モード要求 (6)色選択リード 書式:#COL¬ 色選択データ要求 (7)シャープネスリード 書式:#SHP¬ シャープネスデータ要求 (8)カラーバランス[マゼンタ]リード 書式:#CBM¬ カラーバランス[マゼンタ]データ
要求 (9)カラーバランス[シアン]リード 書式:#CBC¬ カラーバランス[シアン]データ要
求 (10)カラーバランス[イエロー]リード 書式:#CBY¬ カラーバランス[イエロー]データ
要求 (11)カラーバランス[ブラック]リード 書式:#CBB¬ カラーバランス[ブラック]データ
要求 (12)メモリーボードモードリード 書式:#MMD¬ メモリーボードモード要求
【0067】<ステータスリードデータ> a)機能設定リードデータ (1)選択カセット 書式:%CAS[U¬ 上段カセット選択 %CAS[L¬ 下段カセット選択 (2)カセットサイズ 書式:%SCU[׬ 上段カセットサイズ×× %SCL[׬ 下段カセットサイズ×× × 1:A3,2:B4,3:A4R,4:B5R,
5:A5R,6:A4,7:A6R,8:B5,9:1
1×17,A:8.5×14,B:8.5×11R,C:
5.5×8.5R,D:8.5×11,E:UNI,F:
8.5×13R (3)コピー設定枚数 書式:%CNT[×׬ コピー設定枚数×× ××=1〜99(10進表記) (4)露光データ 書式:%EXP[׬ 露光データ×× ××=0〜E (5)画質モード 書式:%IMD[P¬ 写真モード %IMD[T¬ 文字モード %IMD[M¬ 文字・写真モード %IMD[A¬ ACPSモード (6)色選択 書式:%COL[0¬ 4Cコピー %COL[1¬ 3Cコピー %COL[2¬ イエローコピー %COL[3¬ マゼンタコピー %COL[4¬ シアンコピー %COL[5¬ レッドコピー %COL[6¬ グリーンコピー %COL[7¬ ブルーコピー %COL[8¬ ブラックコピー %COL[9¬ ACSコピー (7)シャープネス 書式:%SHP[+5¬ シャープネス+5 ××=[+5,+4,+3,+2,+1,+0,−1,
−2,−3,−4,−5] (8)カラーバランス[マゼンタ] 書式:%CBM[+A¬カラーバランスマゼンタ+0 ××=[+A,+9,+8,+7,+6,+5,+4,
+3,+2,+1,+0,−1,−2,−3,−4,−
5,−6,−7,−8,−9,−A] 注)+Aは設定+10を、−Aは設定−10を表す。 (9)カラーバランス[シアン] 書式:%CBC[+A¬カラーバランスシアン+10 ××=[+A,+9,+8,+7,+6,+5,+4,
+3,+2,+1,+0,−1,−2,−3,−4,−
5,−6,−7,−8,−9,−A] 注)+Aは設定+10を、−Aは設定−10を表す。 (10)カラーバランス[イエロー] 書式:%CBY[+A¬カラーバランスイエロー+10 ××=[+A,+9,+8,+7,+6,+5,+4,
+3,+2,+1,+0,−1,−2,−3,−4,−
5,−6,−7,−8,−9,−A] 注)+Aは設定+10を、−Aは設定−10を表す。 (11)カラーバランス[ブラック] 書式:%CBB[+A¬カラーバランスブラック+10 ××=[+A,+9,+8,+7,+6,+5,+4,
+3,+2,+1,+0,−1,−2,−3,−4,−
5,−6,−7,−8,−9,−A] 注)+Aは設定+10を、−Aは設定−10を表す。 (12)メモリーボードモード 書式:%MMD[I¬ メモリーボードへ画像入力 %MMD[O¬ メモリーボードから画像出力 %MMD[N¬ ノーマルコピーモード
【0068】b)状態リードデータ (1)コピーステータス 書式:%CST[0¬ レディ状態 %CST[1¬ シェーディング状態 %CST[2¬ プレスキャン状態 %CST[3¬ マゼンタコピー状態 %CST[4¬ シアンコピー状態 %CST[5¬ イエローコピー状態 %CST[6¬ ブラックコピー状態 (2)コマンド認識ステータス 書式:%AST[0¬ リモートモード設定認識 %AST[1¬ リモートモード解除認識 %AST[2¬ プリントコマンド認識 %AST[3¬ ストップクリアコマンド認識 %AST[4¬ リセットコマンド認識 (3)コマンド不許可ステータス 書式:%SST[0¬ リモートモード設定不許可 %SST[1¬ リモートモード解除不許可 %SST[2¬ プリントコマンド不許可 %SST[3¬ ストップクリアコマンド不許可 %SST[4¬ リセットコマンド不許可 %SST[5¬ コマンド不許可 (4)エラーステータス 書式:%EST[׬ エラーステータス ×(1バイトデータ)の内容 ビット0,1:BUSY[安定中] 0:レディ ビット1,1:JAMエラー 0: ビット2,1:カセット無し 0: ビット3,1:ペーパーエンプティ 0: ビット4,1:その他エラー[サービスマンコール含
む] 0:
【0069】操作部とIPU間通信データ(リモートモ
ード関連) 操作部→IPU 追加 a)コピー枚数[cidt+0fh] b)リモート用ハンドシェークフラグ[cidt+0c
h] BIT7:状態変更認識 BIT2:リセット認識 BIT1:ストップ/クリア認識 BIT0:プリント認識 c)マシンエラーステータス[cidt+0dh] BIT0:busy 1,ready 0 BIT1:JAM 1 BIT2:選択段カセット無し 1 BIT3:選択カセットペーパーエンプティ 1 BIT4:その他エラー(サービスマンコール含む)
1 d)選択カセット[cidt+1fh] BIT0:下段選択 1 BIT1:上段選択 1 変更 a)下段カセットコード(←マニュアル露光オフセット
[未使用]) [cidt+1dh] b)上段カセットコード(←自動露光オフセット[未使
用]) [cidt+1eh] c)モードフラグ[cidt+8h](BIT5追加) BIT5:リモートモード 1,ノーマルコピーモード
【0070】IPU→操作部 追加 a)コピー枚数変更要求 [codt+30
h] b)コピー枚数 [codt+40
h] 注)10進表記 c)色選択変更要求 [codt+31
h] d)色選択 [codt+41
h] (0:4c,1:3c,2:イエロー,3:マゼンタ,
4:シアン5:レッド,6:グリーン,7:ブルー,
8:ブラック,9:ACS) e)カセット変更要求 [codt+32
h] f)画質モード変更要求 [codt+33
h] g)露光データUP要求 [codt+34
h] h)露光データDOWN要求 [codt+35
h] i)シャープネスUP要求 [codt+36
h] j)シャープネスDOWN要求 [codt+37
h] k)カラーバランス マゼンタUP要求 [codt+38h] マゼンタDOWN要求 [codt+39h] シアンUP要求 [codt+3Ah] シアンDOWN要求 [codt+3Bh] イエローUP要求 [codt+3Ch] イエローDOWN要求 [codt+3Dh] ブラックUP要求 [codt+3Eh] ブラックDOWN要求 [codt+3Fh] l)メモリーボードモード [codt+42
h] (0:ノーマルコピー,1:インプットモード,2:ア
ウトプットモード) m)リモート用ハンドシェークフラグ[codt+0c
h] BIT7:状態変更要求 BIT2:リセット要求 BIT1:ストップ/クリア要求 BIT0:プリント要求 n)モードフラグ[codt+8h] BIT5:リモートモード 1,ノーマルコピーモード
0 注)要求フラグは01hで要求を示す。
【0071】次にワークステーションWS、画像処理ユ
ニットIPU、操作部の各CPUの制御シーケンスを図
16以下のフローチャートに従って説明する。まず、図
16〜図29に示すワークステーションWSのフローチ
ャートについて説明する。尚、ワークステーションWS
のリモートコントロールプログラムのメインフローはお
もに次の4つの部分(1)〜(4)から成っている。
【0072】(1)ウインドウ制御 これはウインドウのイベントのチェックとその状態に応
じた表示の制御、リモートコマンド送信要求フラグ操作
等であり、画面の制御とマウスで処理されるものが主と
なっている。
【0073】(2)通信データ処理 これは送受信データの処理、端末送受信データ、リモー
トコマンド送信、ステータスコマンド受信、リモートコ
マンド送信要求のためのフラグ操作、ステータス認識チ
ェック要求のためのフラグ操作等である。
【0074】(3)ステータスデータ処理 これは受信ステータスデータの変更チェックとそれに伴
うディスプレイウインドウの処理であり、複写機本体側
の設定が変わったというデータを通信データ部で受信す
るが、それがフラグに反映されるので、そのフラグをチ
ェックして設定が変わったということでワークステーシ
ョンWS上の画面のデータを変更する。再送処理のため
のチェックも行なう。
【0075】(4)送信リモートコマンドの再送処理 これは送信リモートデータと受信ステータスデータとの
比較とリモートデータの再送処理、リモートコマンド送
信要求フラグ操作、ステータス認識チェック要求フラグ
操作等であり、ワークステーションWSでキーが押され
たというコマンドが発生しても、それに対応した設定が
帰って来ない場合は複数回処理する部分である。
【0076】上記(1)〜(4)の各々の部分のリモー
ト操作は概ね次のように行なわれる。まず、上記(1)
の部分では、ユーザが機能設定ウインドウ内でマウス釦
を押す。このイベントがウインドウ制御部でチェックさ
れ、×××リモートコマンド送信要求フラグがセットさ
れる。
【0077】(2)の部分では、×××リモートコマン
ド送信フラグがセットされているリモートコマンドを画
像処理ユニットIPUに対して発行し、×××リモート
コマンド送信フラグをリセットする。同時に×××機能
設定に対する×××ステータス認識チェック要求フラグ
をセットする。また、受信部では受信したデータのチェ
ックを行ない、コマンドデータ・ステータスデータと認
識されれば、そのコマンドを解析し、現ステータスデー
タを前状態として保存し、受信したステータスを現ステ
ータスとして保存する。また、そのステータスが×××
認識チェック要求のセットされているものであれば、そ
のフラグをリセットする。
【0078】(3)の部分では、ステータスデータ処理
部で画像処理ユニットIPUから送られてきた現×××
ステータスデータを前状態と比較し、変化していればウ
インドウへ表示する。このようにして、一連のリモート
操作を終了する。
【0079】(4)の部分では、上記送信した×××リ
モートコマンドに対する×××ステータスデータが変化
しない場合は、送信リモートコマンドの再送処理部にて
規定の回数再送される。その回数が規定の回数を超える
と異常終了する。
【0080】尚、図16に示すメインのフローチャート
において、上記(1)はステップ#5〜#220に相当
し、(2)はステップ#225、(3)はステップ#2
30、(4)はステップ#235にそれぞれ相当してい
る。
【0081】さて、メインのフローチャートにおいて、
まずステップ#5で初期処理を行なう(この初期処理に
ついては後で説明する)。しかる後、ステップ#10へ
進んでXイベントが有ったか否か判定する。これは、ワ
ークステーションWSのウインドウ上での操作(マウス
による操作)があったか否かを見ることである。即ち、
カーソルが動いてキーウインドウに入るという動作があ
ったか、或いはマウス釦が押されたという操作があった
かという判定を行なう。
【0082】そのような操作がない場合は、Xイベント
無しとして後述のステップ#220へ進む。Xイベント
があればステップ#15へ進み、再描画イベントがある
か否か判定する。この再描画イベントは図15に示すよ
うに操作部の画面ウインドウ80が他のプログラムのウ
インドウ81と重なって一部80aが消されている状態
にあるとき、消されている部分80aを再度、描くこと
を指令するイベントであり、これはウインドウを制御し
ているワークステーションWSのシステムから来る。即
ち、ワークステーションWSにはXウインドウシステム
が走っており、その中でリモートプログラムも動いてい
る訳であるが、再描画イベントはシステムとして走って
いるところから来る要求であり、リモートに関するとこ
ろから来る要求ではない。
【0083】ステップ#15で、このイベントがあると
判定された場合、消されている部分の再描画処理をステ
ップ#20で行ない、ステップ#225へ進む。ステッ
プ#15で再描画イベントがないときはステップ#25
へ進む。ステップ#25では複写機本体9がコピーレデ
ィ状態又はウエイト状態にあるか否かを判定する。コピ
ーレディ状態又はウエイト状態のいずれかであるとき
は、ステップ#30で図2に示すようなリモートコント
ロールパネルオープン状態(図2のリモート画面が出て
いる状態で且つウインドウ内にカーソルが入っていない
状態)であるか否か判定する。
【0084】ここで、リモートコントロールパネルがオ
ープン状態であれば、ステップ#35へ進んで、サブル
ーチンDを実行し、カーソルがウインドウ内に入るイベ
ントのチェックとその処理を行なう。このチェックと処
理の詳細については図22に示す。同図において、ステ
ップ#800でイベントが発生したウインドウは×××
ウインドウ(この場合×××は包括的に表わしており、
×××に特定のキーの名称が入るものとする)か否か判
定し、×××ウインドウであればステップ#805へ進
んで、そのウインドウの枠の色をネイビから赤へ変更す
るとともに、そのウインドウ内の文字の色を変更する。
【0085】しかる後、ステップ#810で状態を示す
ステータスフラグを変更して(即ち、そのウインドウに
カーソルが入っていることを表わすフラグを立てて)ス
テップ#830へ進み、このフローを終了する。ステッ
プ#800で×××ウインドウでなければステップ#8
15へ進んでイベントが発生したウインドウは次の××
×ウインドウであるか否か判定して同様な処理を行なう
(#820、#825)。
【0086】先に説明したようにワークステーションW
S上で操作可能なキーウインドウは複数存在するが、イ
ベントが発生したウインドウがどのウインドウであるか
の判定の順序を予め決めておくものとする。即ち、#8
00、#805、#810で示される3つのステップを
1つのキーウインドウごとに順次用意して置くことによ
りイベントが生じたウインドウのチェックと、その処理
が確実になされる。尚、図22では2つのウインドウに
関してのみ示しているが、実際には前記3つのステップ
より成る組がキーウインドウの数だけある。
【0087】図16に戻って、ステップ#35で上述の
マウスカーソルが入ったウインドウのチェックと、その
処理が終了すると、ステップ#225へ進む。上記ステ
ップ#30でリモートコントロールパネルがオープン状
態でないときは、ステップ#40へ進む。リモートコン
トロールパネルがオープン状態というのは先にも述べた
ように図2のリモート画面が出ている状態で且つキーウ
インドウにマウスカーソルが入っていない場合であるの
で、リモート画面状態でない場合又はリモート画面状態
であってもカーソルがキーウインドウに入っている場合
はリモートコントロールパネルオープン状態でないとし
てステップ#40へ進む。
【0088】ステップ#40ではキーウインドウにマウ
スカーソルが入っているか否か判定し、入っていればス
テップ#45へ進んで、サブルーチンEを実行しマウス
の動作のチェックとそれに伴う処理を行なう。このサブ
ルーチンEの詳細は図23に示されている。同図におい
て、まずステップ#900で、発生したイベントはカー
ソルがウインドウから出るイベントか否か判定し、カー
ソルがウインドウから出るイベントであれば、ステップ
#905、#920、・・・で、どのウインドウにイベ
ントが発生したかを検出し、検出したウインドウに関し
て、#910、#915で示す如き処理を施す。ステッ
プ#910ではウインドウの色を赤からネイビに戻し、
且つウインドウ内の文字を元に戻す変更を行ない、ステ
ップ#915ではステータスフラグの変更を行なう。ス
テップ#925、#930はステップ#910、#91
5に準じる。
【0089】上記ステップ#900で、発生したイベン
トはマウスカーソルがウインドウから出るイベントでな
い場合は、ステップ#935へ進み、発生したイベント
はマウスの釦が押されたイベントか否か判定する。ここ
でYESの場合、ステップ#940以降のフローへ進ん
で、イベントが発生した(マウス釦が押された)ウイン
ドウはどのウインドウかを検出するとともに、その検出
したウインドウに対しステップ#945〜#965で示
す如き処理を施す。
【0090】即ち、ステップ#945では、ウインドウ
の背景色を反転するとともにウインドウ内の文字を反転
し、次のステップ#950ではカーソルが押されたとい
うことを示すようにステータスフラグを変更する。続い
て、ステップ#955で画像処理ユニットIPUに送信
するためのコマンド発生やLCDウインドウパネルの変
更等の処理を行なう。その処理が済むと、ステップ#9
60でウインドウの背景色と文字を元の色に戻し、且つ
ステップ#965でステータスフラグも元へ戻した後、
ステップ#998へ進み、このフローを終了する。ステ
ップ#975〜#995は前記ステップ#945〜#9
65に準じる。
【0091】図16のメインフローに戻って、ステップ
#40でキーウインドウにマウスカーソルが入っていな
い場合は、リモート画面が出ていないということである
からステップ#50へ進み、そこで色選択モードオープ
ン状態か否か判定し、YESであれば、ステップ#55
を実行する。ステップ#55は、先に説明した図22に
示されているサブルーチンDである。ステップ#50で
色選択モードがオープン状態(図3の色選択画面が出て
いる状態で且つカーソルがキーウインドウに入っていな
い状態)でなければ、次のステップ#60で色選択モー
ドにおけるキーウインドウにマウスカーソルが入ってい
るか否か判定し、入っていればステップ#65へ進んで
図23に示されているサブルーチンEを実行する。
【0092】このように、メインフローにおいて、更に
カラーバランスモード、シャープネスモードについて
も、それらがオープン状態になっているか否かの判定
と、オープン状態の場合の処理と、カーソルが入ってい
る場合の処理を行ない得るようになっている(ステップ
#70〜#105)。
【0093】さて、上記ステップ#25でコピーレディ
状態でもなく、コピーウエイト状態でもないときはステ
ップ#110へ進んでコピー中か否かを判定し、コピー
中であれば、ステップ#115でキーウインドウ内にマ
ウスカーソルが入っているか否かを判定し、入っていれ
ばステップ#120へ、入っていなければステップ#1
25へそれぞれ進む。ステップ#120は前述した図2
3に示されているサブルーチンEである。ステップ#1
25ではコピー中か否か判定し、コピー中であればステ
ップ#130でサブルーチンDを実行してステップ#2
25へ進み、コピー中でなければ直接ステップ#225
へ進む。
【0094】ステップ#110において、コピー中でな
ければステップ#135へ進む。ステップ#135では
複写機本体(マシン)にエラー状態が生じているか否か
を判定する。エラー状態としては、JAM(紙詰まり)
とかカセットに紙がない等の状態が挙げられる。
【0095】判定の結果、エラー状態であればステップ
#140〜#215のフローへ進む。ステップ#140
〜#215では、リモートモード、色選択モード、カラ
ーバランス、シャープネスのいずれにおいて複写機本体
9にエラー状態が生じているのか検出し、その検出され
たモードでのキーウインドウに関して、マウスカーソル
が入っていない場合には、サブルーチンDを実行し、入
っている場合はサブルーチンEを実行するようになって
いる。そして、サブルーチンD又はEを実行した後はス
テップ#225へ進んで後述するサブルーチンF等を実
行する。
【0096】上記ステップ#135でエラー状態でなけ
れば、ステップ#220へ進み、リモートプログラムが
終了状態であるか否か判定する。終了状態でなければ、
ステップ#225へ進んでサブルーチンFを実行する。
サブルーチンFは端末データ処理、リモートコマンド発
行、ステータスコマンド認識、フラグ操作等の通信デー
タ処理を行なうルーチンであり、図24にその詳細を示
してある。
【0097】通信データ処理では、端末のデータ処理も
しなければならない。まずステップ#1000で端末の
キー入力があるか否か判定し、あればステップ#100
5で、そのキー入力のあったものを読み込んで送信す
る。
【0098】次のステップ#1010はリモートに関す
るものであって、ここでは画像処理ユニットIPUへの
送信コマンドがあるか否かをコマンド送信要求フラグに
よってチェックする。送信コマンドがあると、ステップ
#1015以降のフローで送信コマンドは何のコマンド
かを検出するとともに、そのコマンドを実際に送信し、
且つ送信要求フラグをリセットする(#1020)。続
いて、ステータス認識チェック要求フラグをセットする
(#1025)。ステップ#1015、#1020、#
1025は1つのコマンドごとに設けられており、これ
らはコマンドの種類の数だけ設けられる。このコマンド
の検出と、そのコマンドに関する前記処理を行なった
後、ステップ#1045へ進む。
【0099】上記ステップ#1010で送信コマンドが
ない場合は、ステップ#1045へジャンプする。ステ
ップ#1045では受信データがあるか否か判定し、あ
ればステップ#1050で受信データは端末のエコーバ
ック表示データ(端末のキーを打つことにより生じる内
容を表示するためのデータ)か否か判定し、端末のエコ
ーバック表示データであれば、ステップ#1055で端
末(ワークステーションWS)に表示し、ステップ#1
100へ進む。端末のエコーバック表示データでなけれ
ば、ステップ#1060へ進んで区切り文字か否か判定
する。
【0100】区切り文字はリターンキーで形成され、こ
の区切り文字によって1つのコマンドが発生する。即
ち、コマンドを形成するときは、まずキーを打って文字
や記号を順次生成し、最後にリターンキーを押すことに
よってコマンドが形成されるのである。今、ワークステ
ーションWSのキーボードを用いて、I・1000¬と
いうコマンドを形成したとき、I,・,1,0,0,0
は、それぞれエコーバック表示データであり、リターン
キーが押されて、¬なる区切りがなされると、コマンド
となり、画像処理ユニットIPUへ送信される。
【0101】画像処理ユニットIPUでは、このコマン
ドを受けて処理した後、INPUT・PORT−100
0−50H¬という表示データを作成し、ワークステー
ションWSへ送り返す。ワークステーションWSでは、
これを1つずつ受ける。即ち、I,N,P,U,T,
1,0,0,0,−,5,0,H,¬を1つずつ受け
る。そして、最後の区切り文字¬を受けて始めて、ワー
クステーションWSはINPUT・PORT−1000
−50Hを表示するようになっている。
【0102】さて、前記ステップ#1060で区切り文
字でなければ、ステップ#1080へ進んで端末表示デ
ータか否か判定する。そして、端末表示データであれ
ば、表示データ格納バッファに格納し(#1085)、
ステップ#1100へ進む。この表示データ格納バッフ
ァに格納されるのは上述の例でいえば、I,N、P,
U,T,・・・等である。ステップ#1080で端末表
示データでなければ、ステップ#1090で画像処理ユ
ニットIPUからのステータスリードコマンドであるか
否か判定し、YESであればコマンド格納バッファに受
信データを格納する(#1095)。NOであればステ
ップ#1100へ進む。
【0103】上記ステップ#1060において、受信デ
ータは区切り文字であると判定された場合は、ステップ
#1065で表示データ受信モードか否か判定し、NO
であれば表示データ表示モードでないステータスコマン
ドであるので、区切り文字のコマンド受信バッファへ格
納するとともに、受信コマンドカウントをインクリメン
トする。ステップ#1065で表示データ受信モードで
あれば、ステップ#1070で表示データ格納バッファ
のデータ(上述の例でいえば、INPUT・PORT−
1000−50H)を表示した後、ステップ#1100
へ進む。
【0104】ステップ#1100のサブルーチンJは、
コマンド格納バッファ内のコマンドチェックを行なうル
ーチンであって、その詳細は図25に示されている。同
図において、コマンド格納バッファ内のコマンド数が0
であれば、何ら処理を行なわないが、0でなければステ
ップ#1500からステップ#1505以降へ進んで、
コマンドは、どのステータスコマンドであるか検出する
とともに、その検出されたステータスコマンドデータの
認識と、現在のステータスデータを前ステータスデータ
として保存し、新ステータスデータを現ステータスデー
タとして書き換え、更にステータス認識チェック要求フ
ラグ、再送チェックカウンタのリセットを行なう。しか
る後、ステップ#1545でコマンド数をディクリメン
トしてステップ#1500へ戻る。最終的にコマンド数
が0になると、ステップ#1550へ進んで、コマンド
のルーチンを終了する。
【0105】このようにして、サブルーチンJが終了
し、それによって図24のサブルーチンFが終了する
と、メインフローでは、ステップ#230へ進み、サブ
ルーチンGを実行することになる。このサブルーチンG
を図26を参照して説明すると、ここではステップ#2
000以降で、どのステータスデータが前のステータス
データと変わったかを検出し、変わっていれば現ステー
タスを前のステータスデータへ保存するとともに、その
ステータスデータに対応したウインドウの表示をデータ
に応じて変更する。
【0106】このサブルーチンを終了すると、メインフ
ローではステップ#230からステップ#235へ進
み、サブルーチンHを実行する。サブルーチンHは送信
リモートコマンドデータに対する受信ステータスデータ
のチェックと再送処理と、再送処理チェックを行なうル
ーチンであり、その詳細は図27に示されている。ここ
では、ステップ#3000〜3030が1つのセットに
なっており、それ以降は他のステータス認識チェック要
求フラグについて同じような処理を行なう。従って、こ
こではステップ#3000〜3030に関してのみ説明
する。
【0107】まず、ステップ#3000で所定のステー
タス認識チェック要求フラグがセットされているか否か
判定し、セットされていなければ、次のステータスフラ
グに関する判定ステップ#3035へ進む。セットされ
ていれば、ステップ#3005で、そのコマンド再送チ
ェックカウンタ1をインクリメントした後、ステップ#
3010でコマンド再送チェックカウンタ1が再送チェ
ックループ回数10000になったか否か判定し、なっ
ていなければステップ#3035へ進み、なっていれ
ば、ステップ#3015で同じコマンドの送信要求フラ
グをセットするとともに、ステータス認識チェックフラ
グをリセットする。
【0108】次いで、ステップ#3020でコマンド再
送チェックカウンタ1を0にセットし、次のステップ#
3025でコマンド再送チェックカウンタ2をインクリ
メントした後、ステップ#3030でコマンド再送チェ
ックカウンタ2は再送チェックループ回数5になったか
否か判定し、なっていなければステップ#3035へ進
み、なっていればステップ#3070で再送エラーフラ
グをセットし、このフローを終了する(ステップ#30
75)。
【0109】このようにしてサブルーチンHを実行する
と、メインフローはステップ#235からステップ#2
40へ進んで、再送エラーか否か判定する。再送エラー
でなければステップ#10へ戻り、それ以降のフローを
繰り返す。再送エラーであれば、ステップ#245へ進
んでプログラムエラー終了処理のサブルーチンLを実行
する。このサブルーチンLは図29に示すように、ステ
ップ#5000でコマンド実行ウインドウへエラーメッ
セージを表示し、次のステップ#5005でエラーのブ
ザー音を鳴音させて終了する(ステップ#5010)。
【0110】ここで、メインフローのステップ#5の初
期設定に関するサブルーチンAを図19を参照して説明
する。図19において、ステップ#300で各種のフラ
グや定数の初期化を行ない、続いてステップ#305で
Xウインドウの初期処理、ステップ#310で画像処理
ユニットIPUとの通信に使っているインターフェース
の初期設定を行なった後、ステップ#315のサブルー
チンBを実行する。このサブルーチンBはリモートモー
ドの設定であり、これは本実施例でプログラム起動と同
時にリモートモードに入るようにしていることから行な
われるルーチンである。ここでは、リモートモード設定
の手続きと、そのリモートモード設定のための再送制御
が行なわれる。
【0111】図20に示すように、このサブルーチンB
では通信の処理と再送の処理が行なわれる。まず、ステ
ップ#400で再送回数カウント(カウンタ2)の初期
化を行ない、続いてステップ#405でリモート設定要
求コマンドの発行を行ない、ステップ#410でループ
カウント(カウンタ1)を初期化する。しかる後、ステ
ップ#415へ進んで端末キー入力があるか否か判定す
る。キー入力があれば、そのキー入力の読み込みと、キ
ー入力により形成されたデータの送信を行なって(#4
20)からステップ#425へ進む。キー入力がなけれ
ば直接ステップ#425へ進んで、受信データがあるか
否か判定する。
【0112】受信データがなければ、ステップ#530
へジャンプして、コマンド格納バッファ内のコマンドカ
ウント分のコマンドをチェックする。具体的には、コマ
ンド格納バッファ内にリモート設定認識データが入って
いるか、リモート設定不許可のデータが入っているかチ
ェックする。尚、このときシミュレーションモードで
は、リモートモード設定はできないようになっているの
で、リモート設定不許可というチェック結果が得られ
る。
【0113】次に、ステップ#535でループカウント
をインクリメントした後、ステップ#540でループカ
ウント数が所定の10000に達したか又はリモート関
連のコマンドを受信したかを判定する。ループカウント
が10000になっておらず、且つリモート関連コマン
ドを受信していない場合は、ステップ#415に戻り、
ステップ#415以降のフローを繰り返す。ループカウ
ントが10000になっているか又はリモートコマンド
を受信している場合は、ステップ#545へ進んでリモ
ート設定認識を受信しているか又はリモート設定不許可
を受信しているかを判定し、いずれかを受信していれば
ステップ#560へ進んで、このサブルーチンを終了す
る。
【0114】いずれも受信していない場合は、ステップ
#550へ進んで再送カウントをインクリメントし、次
のステップ#555で再送カウントが5になったか否か
判定する。5になっていれば、ステップ#565へ進ん
でエラー終了し、5になっていなければステップ#40
5へ戻ってステップ#405以降のフローを再度実行す
る。このように再送カウントが5になっていないときは
ステップ#405でリモート設定要求コマンドを発行す
ることによって、それを再送することになる。これに対
しループカウントの場合は10000になっていないと
きステップ#405よりも下のステップ#415に戻る
ので、リモート設定要求コマンドの再送は行なわれな
い。
【0115】上記ステップ#425において、受信デー
タが有りと判定された場合は、ステップ#430へ進
む。ステップ#430〜520は前述したサブルーチン
Fのステップ#1045〜#1095と同じフローであ
るので、説明を省略する。さて、このようにサブルーチ
ンBを実行すると、初期処理のフローではステップ#3
20へ進んでリモートモード設定不許可か否か判定す
る。ここで、リモートモード設定が不許可状態であれ
ば、プログラムエラー終了処理のサブルーチンLを実行
し(#325)、エラー終了する(#330)。リモー
トモード設定許可状態であれば、ステップ#335で再
送処理エラー(前記ステップ#555で再送カウントが
5になった場合)か否か判定する。再送処理エラーであ
れば、プログラムエラー終了処理のサブルーチンL及び
エラー終了を行なう(#340、#345)。
【0116】再送処理エラーでなければ、ステップ#3
50へ進んでサブルーチンCを実行する。このサブルー
チンCはリモート画面を作るために、例えばカセットは
どれが選ばれているか等、複写機本体9の情報を知るた
めのルーチンであり、その詳細は図21に示されてい
る。同図において、まず、再送回数カウントの初期化
(#600)、複写機本体9の各種ステータス取得コマ
ンドの発行を行なう(#605)。しかる後、ステップ
#610で受信待ちループカウントの初期化を行い、ス
テップ#615以降のフローを実行する。
【0117】このサブルーチンCでは、全てのステータ
スの要求コマンドを発生して端末の受信データ処理とコ
マンドの受信処理を行なう。全ステータスデータについ
て受信したら終了する。受信していなければ、再送制御
で10000回のループと、その再送回数(5回)に関
して処理を行なう。これは前述したリモート設定の場合
と同じである。
【0118】このようなサブルーチンCを実行した後、
ステップ#355で再送処理エラーか否か判定し、再送
処理エラーであれば、プログラムエラー終了処理を行な
う(#360)とともに、エラー終了を行なう(#36
5)。再送処理エラーでなければ、表示するための処
理、即ち、色の設定(#370)とか、ウインドウの創
設(ウインドウの位置やサイズ)(#375)、文字の
色やフォント等のグラフィックコンテキストの設定(#
380)、ウインドウのマップ(#390)、カーソル
の生成(#390)をそれぞれ実行して初期処理を終了
する。
【0119】さて、図16のメインフローに戻って、ス
テップ#220でリモートプログラム終了状態であれ
ば、複写機本体9へのリモートモード解除の手続処理と
その再送制御のサブルーチンIを実行する(#25
0)。このサブルーチンIは図28に示されているが、
前述したリモート設定のサブルーチンBと「リモート設
定」が「リモート解除」に変わっているだけで実質的に
同じフローであるので、説明を終了する。
【0120】サブルーチンIを実行した後はステップ#
255へ進み、リモート解除不許可であるか否か判定す
る。不許可であればステップ#260でプログラムエラ
ー終了処理を行なう。不許可でなければ、再送処理エラ
ーか否か判定し(#265)、エラーであればプログラ
ムエラー終了処理を行ない(#270)、エラーでなけ
ればステップ#275でプログラム終了処理を行なう。
【0121】以上でワークステーションWSのプログラ
ムの説明を終わり、次に画像処理ユニットIPUのプロ
グラムについて説明する。画像処理ユニットIPUのプ
ログラムでは図30に示すように、操作部10とのシリ
アル通信制御を行なうv部と、端末とのRS−232C
通信制御を行なうw部と、データが変わったものについ
てだけ通信するという特殊な通信プロトコル処理を操作
部10との間で行なうy部と、端末(この場合ワークス
テーションWS)からのデータの処理を行なうa部と、
操作部10から来る複写機本体9の情報(変わった場合
だけ)をワークステーションWS側へコマンド送信する
ため操作部10から来る複写機本体9のステータスチェ
ックを行なうb部と、複写機本体9の画像処理コントロ
ール及びリモートモードのハンドシェークを行なうc部
と、何も処理するものがないアイドル状態のz部とが並
列に動作するようになっている。
【0122】このうち、リモートコントロールに関係の
あるプログラム部分、即ちa部、b部、c部で行なう処
理の概要は次の通りである。
【0123】a部{端末(ワークステーションWS)デ
ータ処理} 端末からのコマンド、データ認識、デバッガプログラ
ム、リモートコマンドに対する処理(フラグセット、コ
マンド)、b部{ステータスチェック} 操作部10からの複写機本体9のステータス情報のチェ
ック、ステータス変化時はフラグの操作およびコマンド
発行、c部{画像処理部コントロールと複写機本体制御} 操作部10との複写機本体制御に関するハンドシェー
ク、画像処理部コントロール、操作部10とのリモート
モードに関するハンドシェークとその処理。
【0124】ワークステーションWSからのリモートコ
マンドは画像処理ユニットIPUプログラムのa部で認
識・変換され、c部で操作部10へそれぞれの機能のキ
ーONデータとして送られる。キーONデータは操作部
10のキーが押されたときに生じるデータと同じデータ
であり、ワークステーションWSからのコマンドはa部
で認識されると、このa部でキーONデータに変換され
る。操作部10では、通常の機能設定キーと同様に画像
処理ユニットIPUからのキーONデータを受信する
と、設定を変更する。変更された機能設定データはステ
ータスデータとして画像処理ユニットIPUへフィード
バックされる。画像処理ユニットIPUではb部にて複
写機本体9のステータスの変化をチェックしており、変
化したステータスについてはワークステーションWSへ
ステータスコマンドを発行している。
【0125】前記a部、b部、c部の間は次のような各
種のフラグによって制御されている、 リモート設定要
求フラグ SET時、c部にて操作部10とのリモート設定のため
のハンドシェークを行なう SET:a部にてリモート設定コマンド受信時 RESET:c部にて操作部からリモートモードフラグ
ON設定後リモート解除要求フラグ SET時、c部にて操作部とのリモート解除のためのハ
ンドシェークを行なう SET:a部にてリモート解除コマンド受信時 RESET:c部にて操作部からリモートモードフラグ
OFF設定後リモート設定認識フラグ SET時、a部にてワークステーションWSへのリモー
ト設定認識コマンドの発行を行なう SET:c部にて操作部からリモートモードフラグON
設定後 RESET:b部にてリモート解除コマンド送信時リモート解除認識フラグ SET時、c部にて操作部とのリモート解除認識コマン
ドを行なう SET:c部にて操作部からリモートモードフラグOF
F設定後 RESET:b部にてリモート解除コマンド送信時×××状態設定要求フラグ(プリント、ストップクリ
ア、リセット) SET時、c部にて操作部との×××状態設定のための
ハンドシェークを行なう SET:a部にて×××状態設定コマンド受信時 RESET:c部にて操作部とのハンドシェークで××
×認識通信データ受信時×××状態設定認識フラグ(プリント、ストップクリ
ア、リセット) SET時、a部にてワークステーションWSへの×××
状態認識コマンドの発行を行なう SET:c部にて操作部とのハンドシェークで×××認
識通信データ受信時RESET:b部にて×××状態設
定コマンド送信時機能設定×××キーON要求フラグ SET時、c部にて操作部に×××キーONデータを送
信する SET:a部にて機能設定×××コマンド受信時 RESET:c部にて操作部へ×××キーONデータ送
信時機能設定×××キーON認識フラグ SET時、b部にて×××キーに関する複写機本体の×
××ステータスをチェックする。 SET:c部にて操作部へ×××ONデータ送信時 RESET:b部にて×××ステータス変化時機能設定×××キーOFF要求フラグ SET時、c部にて操作部に×××キーOFFデータを
送信する SET:b部で×××キーON認識フラグSET時に×
××キーに関する×××ステータス変化時 RESET:c部にて操作部へ×××キーOFFデータ
送信時×××ステータス変更通知フラグ SET時、b部にてワークステーションWSへ×××ス
テータスコマンドを発行する SET:b部で×××ステータス変化時 RESET:b部にてワークステーションWSへ×××
ステータスコマンド発行時
【0126】前記a部の端末処理フローチャートを図3
1に示し説明する。同図において、まず、ステップ#6
000で端末(WS)からの通信データがあるか否か判
定する。端末からの通信データとしてはキー入力かリモ
ート関連のコマンドである。そして、端末からの通信デ
ータがあると、ステップ#6005で、その通信データ
は端末デバッガコマンドであるか否か判定し、端末デバ
ッガコマンドであれば、ステップ#6010で処理し、
端末デバッガコマンドでなければ、ステップ#6015
でリモート設定要求コマンドであるか否か判定する。そ
して、リモート設定要求コマンドである場合には、リモ
ート設定可能であるか否か判定し(#6020)、可能
であればリモート設定要求フラグをセットし(#602
5)、不可能であればリモート設定エラーフラグをセッ
トする(#6030)。
【0127】ステップ#6015で通信データがリモー
ト設定要求コマンドでないときは、ステップ#6035
へ進んで通信データはリモート解除要求コマンドなのか
判定し、YESであればステップ#6040でリモート
解除が可能か否か判定する。そして、可能であれば、リ
モート解除要求フラグをセットし(#6045)、不可
能であれば、リモート解除エラーフラグをセットする
(#6050)。
【0128】一方、ステップ#6035でリモート解除
要求コマンドでなければ、ステップ#6055へ進んで
通信データは機能設定×××コマンドであるか判定し、
YESであれば、ステップ#6060へ進んで機能設定
×××キーON要求フラグをセットする。コピー枚数と
かコピー色の選択等のパラメータデータがあれば、それ
もここでセットする。#6055と#6060のステッ
プは、他の機能設定×××コマンドについても用意され
ており、#6065と#6070はその1つを示してい
る。そして、これらは必要な機能の数だけ設けられてい
る。
【0129】そして、通信データがいずれの機能設定×
××コマンドでもないときは、ステップ#6075へ進
み、通信データは状態設定×××コマンドであるか否か
判定する。その結果、YESであれば、ステップ#60
80で×××状態設定要求フラグをセットする。状態設
定×××コマンドについても#6075と#6080の
如きステップが必用な数だけ設けられている。#608
5と#6090はそのうちの1つを示している。尚、状
態設定×××コマンドとしてはプリント要求コマンドや
ストップ/クリア要求コマンド等がある。
【0130】通信データか状態設定×××コマンドでも
ないときは、更にステップ#6095で通信データは×
××ステータスリード要求コマンドか否か判定し、YE
Sであればステップ#6100へ進み、サブルーチンd
を実行してワークステーションWSへ×××機能設定ス
テータスコマンドを送信する。#6105と#6110
も同様である。×××ステータスリード要求コマンドは
複写機本体9のコマンドである。
【0131】サブルーチンdは図32に示されているよ
うに、まず操作部10から複写機本体9の状態データ
(例えばコピー枚数)を取得し(#6200)、それに
基いてワークステーションWSへの×××ステータスコ
マンドを作成する(#6205)。そして、そのコマン
ドを実際にワークステーションWSへ送信し(#621
0)、×××ステータス変更通知フラグをリセットする
(#6215)。尚、ステップ#6215は基本的には
複写機本体9のステータスが変わったことにより生じる
送信ではないが、プログラム上、同じブロックa部で生
じるようになっているので、付け加えられている。
【0132】次に、b部による各種ステータスチェック
プログラムを図33を参照して説明する。複写機本体9
の基板にディップスイッチやICカード等がついている
が、このプログラムではそれらの状態チェックを行なう
(#6300、#6305)とともにICカード、チッ
プセレクトコントロールを行ない(#6310)、更に
本実施例に関係する複写機本体9のステータスチェック
(#6315)及び状態変更に伴うワークステーション
WSへの送信制御(#6320)等を行なう。ステップ
#6315はサブルーチンeとして、またステップ#6
320はサブルーチンfとして、それぞれ図34、図3
5に詳細が示されている。
【0133】図34のサブルーチンeにおいて、複写機
本体9のステータスチェックはリモートモード時しか必
要ないので、まずステップ#6400でリモートモード
時でないときはステップ#6485へ進んで、このサブ
ルーチンをすぐに終了する。リモートモード時であれ
ば、ステータスが変わったということをワークステーシ
ョンWSへ知らせる必要があるので、ステップ#640
0からステップ#6405へ進んで、各ステータスにつ
いて前の状態と現在の状態とを比較し、変わっていれ
ば、そのステータス変更通知フラグをセットする(#6
410)とともに、そのステータスの現状態を前状態と
して保存する処理を行なう(#6415)。図では、コ
ピーステータス(コピー中の状態)の場合(#640
5、#6410、#6415)と、エラーステータス
(ジャムとかカセットに用紙が無い状態)の場合(#6
420、#6425、#6430)の場合のみを示して
いるが、その他のステータスについても同様に行なわれ
る。
【0134】次に、ステップ#6435以下では、機能
設定ステータス(カセットが下段から上段に変わったと
かの状態)についての同じような処理を行なう。ただ
し、機能設定ステータスの場合は、ステップ#6445
(#6470)、#6450(#6475)で示すよう
な処理が設けられている点でコピーステータスやエラー
ステータスの場合とは異なる。
【0135】サブルーチンeにおける機能設定ステータ
スの前状態と現状態はリモートモードでワークステーシ
ョンWSからの指令により変わる場合だけでなく、複写
機本体側での操作によって変わる場合もあるので、サブ
ルーチンeはその2つの場合を含めた形の処理フローと
なっている。複写機本体側の操作で変わった場合はステ
ップ#6445(#6470)の判定でNOとなり、ス
テップ#6455(#6480)へ直接進む。これに対
し、ワークステーションWS側からの指令に基いて変わ
った場合は、YESとなり、ステップ#6450(64
75)での処理をしてからステップ#6455(#64
80)へ進む。
【0136】次に、図35に示すサブルーチンfは複写
機本体9のステータスの情報をワークステーションWS
へ送信するルーチンであり、コマンド認識ステータス送
信フラグ、コマンド不許可ステータス送信フラグ、コピ
ーエラーステータス変更通知フラグ、機能設定ステータ
ス変更通知フラグが立っている(ON)か否か順次判定
するとともに、立っていれば、ワークステーションWS
へのそのステータスやステータスコマンドの送信処理を
行なう。その送信処理のサブルーチンg、h、i、jを
図34〜図37に示す。
【0137】図36のサブルーチンgでは、まずステッ
プ#6600での判定でリモートモード設定認識送信フ
ラグがONになっていれば、コマンドを作成して(#6
605)、そのコマンドをワークステーションWSへ送
信し(#6610)、しかる後、リモートモード設定認
識送信フラグをOFFして終了する。このような処理ス
テップ(#6600〜#6615)がリモートモード解
除認識やプリントコマンド認識に関しても順次設けられ
ている。また、図示されていないが、ストップクリアコ
マンド認識やリセットコマンド認識についても設けられ
ている。
【0138】サブルーチンhも図37に示す如く、前述
したサブルーチンgの処理に準じている。図37では、
リモートモード設定不許可、リモートモード解除不許
可、プリントコマンド不許可についてのみ示されている
が、この他にストップクリアコマンド不許可やリセット
コマンド不許可の処理ステップも同様に設けられてい
る。
【0139】サブルーチンiでは図38に示すようにコ
ピーステータス変更通知フラグがONの場合はステップ
#6805でコピーステータス送信処理のサブルーチン
k(図40参照)を行ない、エラーステータス変更通知
フラグがONの場合はステップ#6815でエラーステ
ータス送信処理のサブルーチン1(図41参照)を実行
して終了する。
【0140】サブルーチンjでは図39に示すように×
××機能設定ステータス変更通知フラグがONである×
××機能を検出し、その機能についての設定ステータス
送信処理のサブルーチンu(図42参照)を実行して終
了する。
【0141】次にc部のフローチャートについて図43
を参照して説明する。ここは画像処理部の制御と複写機
本体9の制御のためのハンドシェークを行なっている。
ステップ#7000で各種画像処理のパラメータをセッ
トし、ステップ#7003で画像処理部のハードウエア
を初期化する。
【0142】次に、初期通信モード要求(#7005)
とか、シミュレーションモード要求(#7015)の判
定がある。これは電源投入時とかシミュレーションモー
ド時は操作部10と画像処理ユニットIPU間では25
6バイトの通信エリアしかないが、それ以外に画像処理
の各種パラメータ等が必要になってくるので、7ページ
分(128バイト×7)の別のデータをもっている。そ
のデータを操作部10でバックアップしている。そし
て、そのデータを通信によって受信するのが初期とシミ
ュレーションのときである。従って、初期通信モード要
求があったときはステップ#7010で初期通信モード
処理を行ない、シミュレーションモード要求があればス
テップ#7020でシミュレーションモード処理を行な
う。
【0143】次に、ICカード通信モード要求というの
は操作部10の各種機能の設定等をICカードに覚え込
ますことができるようになっているので、それ用の通信
を行なう要求のことであり、これがあった場合には、ス
テップ#7030で、そのICカード通信モード処理を
行なう。
【0144】次に、プリント釦が押されると、所定の処
理が順番に成されていくのであるが、まずスキャナに対
しシェーディング補正を行なうため、それ用のデータを
セットする必要がある。従って、操作部10からスキャ
ナーデータセット要求が来るので、それを判定し(#7
035)、スキャナーデータセット要求があれば、画像
処理ユニットIPUはスキャナーに対するスキャナーデ
ータをセットする(#7040)。
【0145】それが終ると、操作部10からはプレスキ
ャン要求が来るので、それを判定し(#7045)、要
求があれば、プレスキャンするまでに必要な処理、例え
ば原稿検知のためのデータとか、自動露光のためのデー
タをセットする(#7050)。また、リモートモード
でのストップクリア要求コマンドのチェックと処理をス
テップ#7055で行ない、それらが済んだ後、操作部
10へプレスキャン許可を送信する(#7060)。
【0146】プレスキャンが終ると、原稿検知とか自動
露光のデータに基いて濃度設定をするという画像処理要
求が来るので、その要求の有無判定を行ない(#706
5)、要求があればステップ#7070〜#7080を
実行する。次に、実際のコピー要求が来るので、これを
ステップ#7085で判定し、コピー要求があればステ
ップ#7090でコピー用のデータ(ディザのためのデ
ータとかフィルタのためのデータ等)をセットし、ステ
ップ#7095でリモートモードでのストップクリア要
求コマンドのチェックと処理を実行した後、操作部10
へコピー許可を送信する(#7100)。
【0147】このような形でc部は操作部10と常時ハ
ンドシェークしているが、このc部処理にステップ#7
105のリモートモード設定要求のチェックが入る。即
ち、通常このc部の処理は処理ループをグルグル回って
いるが、その途中で上記a部がワークステーションWS
からのコマンドを受信すると、リモートモード設定要求
というフラグが立つので、ステップ#7105でリモー
トモード設定要求フラグONか否か判定し、ONであれ
ばステップ#7110でリモートモード設定ハンドシェ
ークを行なうサブルーチンnを実行し、ONでなければ
ステップ#7115へ進み、リモートモードか否か判定
し、リモートモードであればステップ#7120でリモ
ートモードチェックとその処理を行なうサブルーチンo
を実行する。
【0148】サブルーチンnは図44に示すように操作
部10との間のリモートモード設定に関するハンドシェ
ークであり、ステップ#7200でリモートモード設定
可能状態か否か判定する。コピー中とかシミュレーショ
ンモードでは、リモートモード設定は不可能であるの
で、ステップ#7205でリモートモード設定不許可を
ワークステーションWSへ送信し、このフローを終了す
る。
【0149】リモートモード設定が可能であれば、ステ
ップ#7210以降のフローへ進み、操作部10とハン
ドシェークを行なう。この場合、まずステップ#721
0で操作部10へリモートフラグをONにして送るとと
もに、通常の状態からリモートモードへの状態変更を要
求するべく状態変更要求フラグONを送信する。そし
て、次のステップ#7215で操作部10から状態変更
認識フラグを受信するのを待つ。
【0150】この状態変更認識フラグONを受信する
と、リモートモードがONになったということを確認し
(#7220)、それが終わると、ワークステーション
WSへリモート設定認識のコマンドを送るためのフラグ
をセットする(#7225)。また、操作リモート設定
要求フラグをOFFにし(#7230)、且つ操作部1
0へ状態変更要求フラグOFFを送信する(#723
5)。尚、ステップ#7230でリモート設定要求フラ
グをOFFするのは、一応操作部10とハンドシェーク
が行なわれたので、次に再び上記のサブルーチンcのス
テップ#7105に来たときにステップ#7115へ進
ませるためである。
【0151】図44のサブルーチンnにおいて、ステッ
プ#7235の次はステップ#7240へ進み、ここで
は操作部10から状態変更があったことを知らせるため
の状態変更認識フラグOFFを受信するのを待ち、それ
を受信すると、ステップ#7245へ進んでサブルーチ
ンnを終了する。
【0152】次に、図45に示すリモートモード時にお
けるチェックとそれに伴う処理を行なうサブルーチンo
ではステップ#7300で機能設定ON要求フラグ、ス
テップ#7310で機能設定OFF要求フラグ、ステッ
プ#7320でリモート解除要求フラグ、ステップ#7
330でプリント要求フラグ、ステップ#7340でス
トップクリア要求フラグ、ステップ#7350でリセッ
ト要求フラグがそれぞれセットされているか否か判定
し、セットされていれば、ステップ#7305、#73
15、#7325、#7335、#7345、#735
5でそれぞれの処理を行なう。
【0153】そのうち、ステップ#7335でのサブル
ーチンp、ステップ#7345でのサブルーチンm、ス
テップ#7355でのサブルーチンqをまとめて図46
に示す。図46において、×××をサブルーチンpでは
プリント、サブルーチンmではストップクリア、サブル
ーチンqではリセットをそれぞれあてはめて読むものと
する。
【0154】まず、ステップ#7400では、リモート
×××状態設定可能状態か否か判定し、不可能であれば
ステップ#7435で×××状態設定要求フラグをOF
Fにしてステップ#7440へ進み、このルーチンを終
了する。可能であれば、ステップ#7410〜7435
に示す操作部10とのハンドシェークを実行する。即
ち、ステップ#7410で操作部10へ×××要求通信
データをONにして送信し、ステップ#7415で操作
部10からの×××認識通信データONを受信するのを
待つ。そして、受信すると、ステップ#7420で××
×要求通信データをOFFにして操作部10へ送り、操
作部10からの×××認識通信データOFFを受信する
のを待つ(7425)。これを受信すると、ワークステ
ーションWSへのリモート状態設定×××認識コマンド
送信フラグをセットする(7430)。しかる後、××
×状態設定要求フラグをOFFにし(#7435)、こ
のサブルーチンを終了する(#7440)。
【0155】図47は図45のステップ#7325で実
行されるサブルーチンtについて示している。このサブ
ルーチンtはリモートモードの解除処理を行なうもので
あるが、これは図44に示すリモートモード設定のハン
ドシェーク処理における「設定」という語を「解除」に
置き換えたものに相当していて、実質的に同じフローで
あるので、説明を省略する。
【0156】次に、図48は図45のステップ#730
5で実行される機能設定キーON処理のサブルーチンr
について示しており、予め用意された複数の機能につい
てステップ#7600〜7625と、ステップ#763
0〜#7655の2つ分の機能についてのみ示してい
る。ここでは、ステップ#7600〜#7625につい
て説明する。まず、ステップ#7600で所定の機能設
定×××キーONの要求フラグがONであるか否か判定
し、あればステップ#7605でコピー枚数等のパラメ
ータデータをセットし、しかる後、ステップ#7610
で操作部10への機能設定×××キー通信データがON
であるか否かをチェックし、ONであればステップ#7
615で、いったんその通信データをOFFにしてから
ステップ#7620でONにセットし、OFFであれ
ば、すぐにONにする。
【0157】このステップ#7610〜#7620にお
いて、本来はステップ#7610でOFFと判定される
筈であるが、例えば画像処理ユニットIPUではワーク
ステーションWSからのコマンドを認識しているが、操
作部10へ届いていない場合などでは、操作部10への
機能設定データONになったままであり、このような状
態でワークステーションWSから再送によって同じコマ
ンドが再び来るので、これに対処するべく、いったんO
FFにして(#7615)から、ONにする(#762
0)という手順を入れているのである。さて、ステップ
#7620でONにした後は、ステップ#7625で機
能設定キーON要求フラグをリセットするとともに機能
設定キーON認識フラグをセットする。
【0158】図49は図45のステップ#7315で実
行される機能設定キーOFF処理のサブルーチンsにつ
いて示している。これはキーONしたものに対して状態
が変わったというデータを、ステータスチェックを行な
うb部が受信すると、キーOFFという要求フラグがセ
ットされるが、そのフラグがセットされていると、実際
にキーをOFFにセットし、且つ要求フラグをリセット
する動作を行なうサブルーチンである。ステップ#77
00〜#7710と、ステップ#7715〜#7725
がそれぞれ1つずつの機能に対応しており、同様なステ
ップは機能の数だけ設けられる。
【0159】ステップ#7700〜#7710について
のみ説明すると、まずステップ#7700で機能設定×
××キーOFF要求フラグがONになっているか否か判
定し、ONになっていればステップ#7705で操作部
への機能設定×××キー通信データをOFFにセット
し、続いてステップ#7710で機能設定×××キーO
FF要求フラグをリセットする。
【0160】以上で画像処理ユニットIPUのプログラ
ムの説明も終了し、最後に操作部10のプログラムのフ
ローチャートについて述べる。操作部10のCPUは実
際には複写機本体9の制御、複写機本体9との通信制
御、操作部のキー入力制御、操作部10の表示制御、画
像処理ユニットIPU制御、画像処理ユニットIPUと
の通信制御、及び全体統制等を行なうようになっている
が、ここではリモートコントロールに関連する画像処理
ユニットIPUとの画像処理制御のハンドシェークにつ
いてのみフローチャートを挙げて説明することにする。
【0161】尚、画像処理ユニットIPUから送られて
来る×××状態要求ONのデータや機能設定×××キー
ONのデータを受信すると、それぞれ操作部上の関連す
るキーが押されたと同様の処理が行なわれるようになっ
ている。また、複写機本体9のステータス情報は画像処
理ユニットIPUとの送信制御によって変化時に送られ
る。
【0162】図50は画像処理ユニットIPUとの画像
処理制御のハンドシェークのフローチャートであり、操
作部10は全体統制との関係から初期通信モード、シミ
ュレーションモード、ICカード通信モード、スキャナ
ーデータセットモード、プレスキャンモード、画像処理
モード、コピーモードに関する内部のフラグをもってお
り、それらのフラグが立っているか否かを、それぞれス
テップ#8000、#8010、#8020、#803
0、#8040、#8050、#8060でチェック
し、立っていればステップ#8005、#8015、#
8025、#8035、#8045、#8055、#8
065でそれらの処理を行なう。
【0163】それに対し、ステップ#8070〜#81
00はリモートモードに関するステップであり、まずス
テップ#8070でリモートモード設定のチェックとハ
ンドシェークを行ない、その結果、ステップ#8075
でリモートモードであれば、このフローを終了するが、
リモートモードでなければ、リモートモード解除のチェ
ックとハンドシェークをステップ#8080で、リモー
トプリント要求チェックとハンドシェークをステップ#
8085で、リモートストップクリア要求チェックとハ
ンドシェークをステップ#8090で、リモートリセッ
ト要求とハンドシェークをステップ#8095で、リモ
ート各機能設定キーチェックとその処理をステップ#8
100でそれぞれ行なう。
【0164】前記ステップ#8070のリモートモード
設定チェックフラグとハンドシェークの詳細は図51に
示されている。同図において、ステップ#8200でリ
モートモードであるか否か判定し、リモートモードであ
れば、このフローを終了するが、リモートモードでなけ
れば、ステップ#8205に進んで状態変更要求がON
になっているか否か判定する。
【0165】ONでなければフローを終了し、ONであ
れば画像処理ユニットIPUからのリモートモードフラ
グONを確認する(#8210)とともに、画像処理ユ
ニットIPUへのリモートモードフラグをONにし(#
8215)、且つ状態変更認識をONにセットする(#
8220)、しかる後、ステップ#8225で画像処理
ユニットIPUからの状態変更要求フラグがOFFにな
るのを待って、次のステップ#8230で状態変更認識
をOFFにセットしてフローを終了する。
【0166】図50におけるステップ#8080のリモ
ートモード解除チェックとハンドシェークの詳細は図5
2に示されているが、これは図51のステップ#820
0でリモートモードか否か判定しているのに対し、図5
0のステップ#8300では状態変更要求がONである
か否か判定している点、及びステップ#8210、#8
215のONがステップ#8305、#8310でOF
Fになっている点が相違しているだけであってその他の
部分は同一であるので、説明を省略する。
【0167】図53は図50におけるステップ#808
5、#8095の詳細を包括的に示しており、図53の
×××には、プリント、ストップクリア、リセットをそ
れぞれ入れることによって各フローチャートが完成す
る。まず、ステップ#8400で画像処理ユニットIP
Uからのリモート×××状態設定要求がONか否か判定
し、ONでなければステップ#8425へ進んで、この
フローを終了し、ONであれば操作部×××キーフラグ
をONにセットする(8405)。
【0168】操作部×××キーフラグはリモートによら
ない、操作部10のキーを操作するときに立つフラグで
あるが、リモートの場合にも操作部のキーを操作したと
きと同じ動作とするために、このフラグをONするので
ある。次にリモート×××状態設定認識をONにする
(8410)。続いて、ステップ#8415でリモート
×××状態設定要求がOFFになるのを待って、ステッ
プ#8420でリモート×××状態設定認識をOFFに
した後、ステップ#8425へ進んで、このフローを終
了する。
【0169】図54は図50のステップ#8100で行
なわれる各機能設定キーのチェックとその処理に関する
フローチャートであり、リモートの機能設定×××キー
ONが来ていると、操作部10のキーフラグをONにセ
ットするようになっている。尚、これらの機能設定××
×キーがOFFの場合については書いていないが、OF
Fの場合には当然のことながら操作部10のキーフラグ
をOFFにセットするものとする。
【0170】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば画像形成装置本体の表示と操作キーがワークステー
ションの画面に表示されるので、画像形成装置本体の状
態をワークステーション側で視認できるとともに操作キ
ーの表示をマウスカーソルを介して操作することがで
きる。そして、その操作はあたかも操作部のキーを直接
操作するような感じとなり、操作に戸惑いがなく、リモ
ートコントロール操作を適切に行なうことができる。
【0171】ウインドウにはマウスによる操作可能なキ
ーウインドウと画像形成装置本体の状態や設定状態の情
報を表示するだけのディスプレイウインドウとが存在す
るが、前記キーウインドウには枠を設け、前記ディスプ
レイウインドウには枠を設けないことにより、キーウイ
ンドウとディスプレイウインドウとの区別がつけられて
いるので、ディスプレイウインドウにカーソルを入れる
といった無駄な操作を避けることができる。
【0172】更に、表示制御手段は、マウスカーソルが
操作可能状態のキーウインドウに入ると、そのキーウイ
ンドウの文字又は枠の色を変えるとともに、マウスカー
ソルが操作不可能状態のキーウインドウに入ると、その
キーウインドウの文字又は枠の色を変えないようになっ
ているので、カーソルをキーウインドウに入れたとき、
そのキーウインドウの文字又は枠が変わるか否かによっ
て、現在そのキーウインドウが操作可能か否かを窺知で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した画像形成処理システムの全体
構成を示す概略図
【図2】そのワークステーション上のリモートモード画
面を示す図
【図3】同じくカラー選択モード画面を示す図
【図4】同じくカラーバランス調整画面を示す図
【図5】同じくシャープネス調整画面を示す図
【図6】複写機本体と画像処理ユニットを一体化して成
る複写機単体を示す図
【図7】画像処理ユニットのブロック図
【図8】リモートモード設定におけるWS、IPU、操
作部間の通信を示す図
【図9】機能設定キー操作に伴うWS、IPU、操作部
間の通信を示す図
【図10】状態設定キー操作に伴うWS、IPU、操作
部間の通信を示す図
【図11】コピー中のストップクリアキー操作に伴うW
S、IPU、操作部間の通信を示す図
【図12】コピー中以外におけるストップクリアキー操
作に伴うWS、IPU、操作部間の通信を示す図
【図13】リセットキー操作に伴うWS、IPU、操作
部間の通信を示す図
【図14】ワークステーションのウインドウの種類を示
す図
【図15】再描画処理について説明するための図
【図16】ワークステーションのリモートモードでのメ
インフローを示す図
【図17】図16に引き続くフローチャート
【図18】図17に引き続くフローチャート
【図19】メインフローにおける初期処理のサブルーチ
ンAを示す図
【図20】サブルーチンBのフローチャート
【図21】サブルーチンCのフローチャート
【図22】サブルーチンDのフローチャート
【図23】サブルーチンEのフローチャート
【図24】サブルーチンFのフローチャート
【図25】サブルーチンJのフローチャート
【図26】サブルーチンGのフローチャート
【図27】サブルーチンHのフローチャート
【図28】サブルーチンIのフローチャート
【図29】サブルーチンLのフローチャート
【図30】画像処理ユニットにおけるメインフローを示
す図
【図31】そのa部で行なわれる制御のフローチャート
【図32】そのサブルーチンdのフローチャート
【図33】b部で行なわれる制御のフローチャート
【図34】そのサブルーチンeのフローチャート
【図35】サブルーチンfのフローチャート
【図36】サブルーチンgのフローチャート
【図37】サブルーチンhのフローチャート
【図38】サブルーチンiのフローチャート
【図39】サブルーチンjのフローチャート
【図40】サブルーチンkのフローチャート
【図41】サブルーチンlのフローチャート
【図42】サブルーチンuのフローチャート
【図43】サブルーチンcのフローチャート
【図44】サブルーチンnのフローチャート
【図45】サブルーチンoのフローチャート
【図46】サブルーチンp、m、qのフローチャート
【図47】サブルーチンtのフローチャート
【図48】サブルーチンrのフローチャート
【図49】サブルーチンsのフローチャート
【図50】操作部がIPUと行なうハンドシェークのフ
ローチャート
【図51】そのリモートモード設定チェックのフローチ
ャート
【図52】そのリモートモード解除チェックのフローチ
ャート
【図53】リモートでの状態設定要求処理のフローチャ
ート
【図54】リモートでの各種設定キーチェックと処理の
フローチャート
【符号の説明】
WS ワークステーション IPU 画像処理ユニット 9 複写機本体 10 操作部 11 スキャナ 12 プリンタ 19 マウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 昌也 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 松尾 浩一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 奥村 隆一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 林 信二 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−241265(JP,A) 特表 平2−502492(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に設けられていて表示部と操作キ
    ーを有する操作部と、 前記画像形成装置本体の画像形成
    処理動作をリモートコントロールできるワークステーシ
    ョンと、前記表示部の表示と同じ形態の第1表示と、前記操作キ
    ーを模した第2表示とをリモートコントロールに関する
    表示として前記ワークステーションの画面に表示する
    示制御手段と、 を有する画像形成処理の表示システム。
  2. 【請求項2】前記リモートコントロールに関する表示の
    画面はワークステーションのリモートモード起動に伴っ
    て形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成処理の表示システム。
  3. 【請求項3】前記リモートモード起動時に画像形成装置
    本体のステータス情報が前記表示の初期設定としてワー
    クステーションに供給されることを特徴とする請求項2
    に記載の画像形成処理の表示システム。
  4. 【請求項4】前記第1表示は画像形成装置本体の状態や
    設定状態の情報を表示するだけのディスプレイウインド
    ウであり、第2表示はマウスによる操作可能なキーウイ
    ンドウであることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成処理の表示システム。
  5. 【請求項5】前記表示制御手段は、マウスカーソルが操
    作可能状態のキーウインドウに入ると、そのキーウイン
    ドウの文字を別の色に変えるとともに、マウスカーソル
    が操作不可能状態のキーウインドウに入ると、そのキー
    ウインドウの文字の色を変えないことを特徴とする請求
    項4に記載の画像形成処理の表示システム。
  6. 【請求項6】前記表示制御手段は、操作可能状態のキー
    ウインドウに入ったカーソルがキーウインドウから出た
    場合は、文字の色を元に戻すように制御することを特徴
    とする請求項5に記載の画像形成処理の表示システム。
  7. 【請求項7】前記キーウインドウには枠があり、前記デ
    ィスプレイウインドウには枠がないことを特徴とする請
    求項4に記載の画像形成処理の表示システム。
  8. 【請求項8】前記表示制御手段は、マウスカーソルが操
    作可能状態のキーウインドウに入ると、そのキーウイン
    ドウの枠の色を変えるとともに、マウスカーソルが操作
    不可能状態のキーウインドウに入ると、そのキーウイン
    ドウの枠の色を変えないことを特徴とする請求項7に記
    載の画像形成処理の表示システム。
  9. 【請求項9】前記表示制御手段は、操作可能状態のキー
    ウインドウに入ったカーソルがキーウインドウから出た
    場合は、枠の色を元に戻すように制御することを特徴と
    する請求項8に記載の画像形成処理の表示システム。
  10. 【請求項10】前記表示制御手段は、マウスカーソルが
    操作可能状態のキーウインドウに入った状態でマウスの
    操作釦が操作されると、そのキーウインドウの背景色を
    変えることを特徴とする請求項6、請求項7又は請求項
    9に記載の画像形成処理の表示システム。
  11. 【請求項11】画像形成装置本体と、 前記画像形成装置本体に設けられた表示部及び操作キー
    と、 前記画像形成装置本体の画像形成処理動作をリモートコ
    ントロールできるワークステーションと、前記ワークステーションの画面に前記画像形成装置本体
    の表示部と操作キーに対応する表示を行なう 表示制御手
    段と、 を有する画像形成処理の表示システム。
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