JP3042646U - 薄のこ刃切断機 - Google Patents

薄のこ刃切断機

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JP3042646U
JP3042646U JP1997003562U JP356297U JP3042646U JP 3042646 U JP3042646 U JP 3042646U JP 1997003562 U JP1997003562 U JP 1997003562U JP 356297 U JP356297 U JP 356297U JP 3042646 U JP3042646 U JP 3042646U
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JP
Japan
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saw blade
cutting machine
blade
super hard
main body
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JP1997003562U
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English (en)
Inventor
明 原田
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Endo Kogyo Co Ltd
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Endo Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】超硬丸のこ切断機で、薄のこ刃を使用して材料
をまっすぐに切断し、材料の利用効率(歩留まり)を向
上する。 【解決手段】のこ刃本体に超硬チップを付けた超硬丸の
こ刃1と、駆動用モータ2と、駆動用モータにより回転
する主軸3と、超硬丸のこ刃の取り付け面41を有し主
軸3に連結されたフランジ4と、を有する切断機であっ
て、超硬丸のこ刃1は本体の板厚が3.0 以下、チッ
プの刃厚が4.0 以下とし、超硬丸のこ刃に接触して
振動を抑制する振れ止めパッド5を具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、アルミニウムなどの非鉄金属の丸棒や角材などのムク材を高速で切 断する金切り丸のこ盤(以下、「丸のこ切断機」と称す。)のうち、特にのこ刃 本体に超硬チップを付けた超硬丸のこ刃を使用する超硬丸のこ切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に丸のこ切断機は、帯のこ盤に比べて刃厚が大きいため、切断しろが多く なって切粉がたくさん発生し、材料の利用効率(歩留まり)が悪い。
【0003】 従来、鉄鋼用の切断機においては、切断速度が遅いため、のこ刃をある程度薄 くすることができた。しかしながら、非鉄金属用の切断機では、切断速度が速い ため、のこ刃をあまり薄くすると振動が大きくなり、材料を斜めに切断する挽き 曲がりが発生するため、従来はのこ刃をあまり薄くすることができなかった。
【0004】 従来、非鉄金属用の切断機では、超硬丸のこ刃の本体の板厚は5〜6mm、チ ップの刃厚は標準で6〜7mmであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、材料の利用効率(歩留まり)が良い非鉄金属用の超硬丸のこ 切断機を提供することである。
【0006】 本考案の他の課題は、薄のこ刃を使用して材料をまっすぐに切断することので きる非鉄金属用の超硬丸のこ切断機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため本考案は、超硬丸のこ刃の本体の板厚を3.0mm 以下、チップの刃厚を4.0mm以下とし、超硬丸のこ刃の本体に接触して振動 を抑制する振れ上めパッドを備える。
【0008】 超硬丸のこ刃の本体の板厚を3.0mm以下、チップの刃厚を4.0mm以下 とすることにより、切粉が減り材料の利用効率(歩留まり)が良くなる。
【0009】 このとき、そのままではのこ刃の振動が大きくなり、材料を斜めに切断する挽 き曲がりが発生するが、超硬丸のこ刃の本体に接触して振動を抑制する振れ止め パッドを備えたことにより、のこ刃の振動を抑え材料をまっすくに切断すること ができる。
【0010】 また、本考案は、超硬丸のこ刃の本体の板厚を3.0mm以下、チツプの刃厚 を4.0mm以下とするとともに本体に皿歪みを有し、超硬丸のこ刃の本体に接 触して振動を抑制する振れ上めパツドを備える。
【0011】 超硬丸のこ刃の本体に皿歪みを有するため、振れ止めパツドとの接触が良くな り振動がさらに抑制される。
【0012】
【考案の実施の形熊】
以下に図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
【0013】 図1は薄のこ刃切断機の振れ止めパッドの取付状態を示す側面図、図2は図1 の正面図、図3は薄のこ刃切断機の全体図である。
【0014】 図3において、薄のこ刃切断機は、のこ刃本体に超硬チツプを付けた超硬丸の こ刃1と、のこ刃1を駆動する駆動用モータ2と、駆動用モータ2により回転す る主軸3と、超硬丸のこ刃の取り付け面41を有し主軸3に連結されたフランジ 4(図1参照)と、超硬丸のこ刃1の本体に接触して振動を抑制する振れ止めパ ツド5とを備える。
【0015】 超硬丸のこ刃1は、本体の板厚が3.0mm以下、チツプの刃厚が4.0mm 以下とする。材料の利用効率の点からはこの厚さが小さいほど良いが、本考案の 実施の形態では、本体の板厚が2.7mm、チップの刃厚が3.5mmのときに 最も振動が小さく材料をまっすぐに切断することができた。
【0016】 振れ止めパッド5は、比較的硬度の高い材料(例えぱ、焼き入れ鋼)で構成す る。振れ止めパヅド5ののこ刃に接触する面は、フランジ4ののこ刃の取り付け 面41とほぼ同一面上、またはフランジ4ののこ刃の取り付け面41に超硬丸の こ刃1の本体の板厚を加えた平面とほぽ同一面上に位置する。振れ止めパツド5 は、少なくとも超硬丸のこ刃1の本体の片側に1個設けれぱよいが、超硬丸のこ 刃1の本体の両側にそれぞれ1個以上備えるとさらに振動の抑制効果が大きい。
【0017】 次に、振れ止めパッド5の取付状態を図1及び図2により説明する。
【0018】 図1及び図2に示す実施の形態では、振れ止めパツド5を、超硬丸のこ刃1の 本体の片側に2個、反対側に1個お互いに位置をずらして設けている。このよう にすると、超硬丸のこ刃1の本体を両側から挟み込むことができるので、振動の 抑制効果が大きい。振れ止めパッド5の取付位置は、少なくとも5mm以上ずら すのが望ましい。
【0019】 図4は、超硬丸のこ刃の側面図、図5は、超硬丸のこ刃1と振れ止めパツド5 の接触状態を示す側面図である。
【0020】 図4及び図5に示す実施の形態では、超硬丸のこ刃1の本体は皿歪みを有し、 外周が飛び出したおわん型の形状をしている。歪みの大きさはあまり大きくなく 、直径が800mmののこ刃において0.2〜0.3mm程度が妥当である。
【0021】 図4の皿歪みを有する超硬丸のこ刃1をフランジ4に取り付けると、図5に示 すように超硬丸のこ刃1は二点鎖線で示す状態から振れ止めパッド5に押し付け られて実線で示すまっすぐの状態になり、このまっすぐの状態で切断を行う。
【0022】 図4及び図5に示す実施の形態では超硬丸のこ刃1の本体に皿歪みを有するた め、振れ止めパッド5との接触が良くなり、振動がさらに抑制される。
【0023】 なお、図5において超硬丸のこ刃1の本体の皿歪みは、本体の外周がフランジ 4ののこ刃の取り付け面41より主軸3側に飛び出しているが、フランジ4のの こ刃の取り付け面41より主軸と反対側に飛び出すようにしてそちら側に振れ止 めパッド5を設けてもよい。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれぱ、のこ刃の振動を抑えることができるので、薄のこ刃を使用し て非鉄金属材料をまっすぐに切断することができる. 本考案によれぱ、薄のこ刃を使用するため切粉が減り、材料の利用効率(歩留 まり)が良くなる。
【0025】 また、薄のこ刃を使用するため、のこ刃の駆動に必要な動力が少なくて済む。 さらに、薄のこ刃を使用するため、切削抵抗が小さくなり、騒音が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】薄のこ刃切断機の振れ止めパッドの取付状態を
示す側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】薄のこ刃切断機の全体図である。
【図4】超硬丸のこ刃の側面図である。
【図5】超硬丸のこ刃と振れ止めパッドの接触状熊を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 超硬丸のこ刃 2 駆動用モータ 3 主軸 4 フランジ 5 振れ止めパッド

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 のこ刃本体に超硬チヅプを付けた超硬丸
    のこ刃と、 駆動用モータと、 駆動用モータにより回転する主軸と、 超硬丸のこ刃の取り付け面を有し主軸に連結されたフラ
    ンジと、を有する切断機において、 前記超硬丸のこ刃は、本体の板厚が3.0mm以下、チ
    ツプの刃厚が4,0mm以下とし、 上記超硬丸のこ刃の本体に接触して振動を抑制する振れ
    止めパツドを備えた、ことを特徴とする薄のこ刃切断
    機。
  2. 【請求項2】 のこ刃本体に超硬チップを付けた超硬丸
    のこ刃と、 駆動用モータと、 駆動用モータにより回転する主軸と、 超硬丸のこ刃の取り付け面を有し主軸に連結されたフラ
    ンジと、 を有する切断機において、 前記超硬丸のこ刃は、本体の板厚が3.0mm以下、チ
    ツプの刃厚が4.0mm以下とするとともに、本体に皿
    歪みを有し、 上記超硬丸のこ刃の本体に接触して振動を抑制する揺れ
    振れ止めパッドを備えた、 ことを特徴とする薄のこ刃切断機。
  3. 【請求項3】 前記振れ止めパッドののこ刃に接触する
    面は、前記フランジののこ刃の取り付け面とほぼ同一面
    上に位置し、 前記超硬丸のこ刃の本体の皿歪みは、本体の外周が前記
    フランジののこ刃の取り付け面より主軸側に飛び出して
    いることを特徴とする請求項2に記載の薄のこ刃切断
    機。
  4. 【請求項4】 前記振れ止めパッドののこ刃に接触する
    面は、前記フランジののこ刃の取り付け面に超硬丸のこ
    刃の本体の板厚を加えた平面とほぼ同一面上に位置し、
    前記超硬丸のこ刃の本体の皿歪みは、本体の外周が前記
    フランジののこ刃の取り付け面より主軸と反対側に飛び
    出していることを特徴とする請求項2に記載の薄のこ刃
    切断機。
  5. 【請求項5】 前記振れ止めパッドを、前記超硬丸のこ
    刃の本体の両側にそれぞれ1個以上お互いに位置をずら
    して設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の薄のこ刃切断機。
  6. 【請求項6】 前記振れ止めパッドを、前記超硬丸のこ
    刃の本体の片側に2個、反対側に1個お互いに位置をず
    らして設けたことを特徴とする請求項1〜5いずれかに
    記載の薄のこ刃切断機。
  7. 【請求項7】 前記超硬丸のこ刃は、本体の板厚が2.
    7mm以下、チツプの刃厚が3.5mm以下であること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の薄のこ刃
    切断機。
JP1997003562U 1997-04-18 1997-04-18 薄のこ刃切断機 Expired - Lifetime JP3042646U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016539012A (ja) * 2013-11-01 2016-12-15 ポスコPosco 防振パッド及びこれを含む丸鋸、金属板切断装置

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