JP3042641B2 - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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JP3042641B2
JP3042641B2 JP3291643A JP29164391A JP3042641B2 JP 3042641 B2 JP3042641 B2 JP 3042641B2 JP 3291643 A JP3291643 A JP 3291643A JP 29164391 A JP29164391 A JP 29164391A JP 3042641 B2 JP3042641 B2 JP 3042641B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板に係
り、詳しくはプリント配線板上に接着するダム枠の接着
位置が所定の許容範囲内であるか否かを簡単に確認でき
るプリント配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板に電子部品を実装
する場合、基板上面の所定位置にダム枠を接着し、その
ダム枠内に電子部品を実装した後、電子部品を封止樹脂
によって封止する場合がある。
【0003】ダム枠をプリント配線板へ接着する際に
は、熱硬化性の接着剤を塗布したダム枠を治具を使用し
てプリント配線板上の所定位置に載置し、その状態でダ
ム枠を加熱プレスしてプリント配線板にダム枠を接着す
る。近年、プリント配線板の高密度化が進み、ダム枠の
接着時のズレの公差も小さくなっている。そして、前記
治具による位置決めは厳密ではないため、ダム枠が公差
以上にズレて接着される場合がある。このダム枠の位置
ズレが生じた場合、ダム枠内のボンディング時に支障を
きたすおそれがある。そのため、ダム枠のプリント配線
板の所定位置に接着されているか否かを検査する。
【0004】ダム枠の接着位置の検査方法としては、投
影機を使用してダム枠を接着したプリント配線板を映し
出し、その投影機の投影画面にプリント配線板の所定位
置にダム枠が接着されたかを確認できるチェックシート
を貼り合わせる。そして、このチェックシートと前記投
影画面に映し出されたダム枠を接着したプリント配線板
とを照らし合わせて、ダム枠の位置が正しいかを確認す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検査方法ではダム枠がプリント配線板上の所定位置に接
着されたか否かを検査する際、投影機及びチェックシー
トを使用してその位置を確認するため、その検査に要す
る時間が長くなるという問題があった。また、ダム枠が
所定位置からズレて接着されたとき、そのプリント配線
板を使用するには、ダム枠を接着しなおす必要がある。
しかし、ダム枠は強固にプリント配線板に接着されてい
るため、プリント配線板を損傷せずに剥離することが難
しい。従って、そのプリント配線板は不良品となり、生
産性が低下するという問題があった。
【0006】さらに、接着位置の修正を容易とするため
に仮接着の状態で接着位置の検査を行うことが考えられ
るが、従来の検査方法では検査の際にダム枠に触れて位
置ズレを起こすという問題がある。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は仮接着の状態でプリント
配線板上の所定位置にダム枠が接着されたか否かを目視
で判別することができるプリント配線板を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、四角形のダム枠の接着位置に、前記ダム
枠各辺と対応するようにマークを形成したプリント配線
板であって、前記マークはダム枠各辺のズレ公差の上限
値と下限値の差を寸法幅として有し、該寸法幅を前記マ
ークに対応するダム枠各辺の幅と同一方向に形成した。
【0009】
【作用】ダム枠をプリント配線板上に接着した際、プリ
ント配線板上に形成された全てのチェックマークが例え
ダム枠の各外周辺の外側に露出している場合、ダム枠
の接着位置が基準位置から公差内にある。一方、全ての
チェックマークがダム枠の各外周辺の外側に露出してい
ない場合は、ダム枠の接着位置が基準位置から公差以上
にズレていることになる。
【0010】従って、投影機及びチェックシート等を使
用しなくても、ダム枠の接着位置がズレているか否かを
目視により簡単に判別できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。図1はプリント配線板1の部
分拡大平面図であって、電子部品実装部2周辺には、電
子部品実装部2を囲むように接着されるダム枠3の基準
接着位置4の各辺と対応した4か所に長方形状のチェッ
クマーク5が形成されている。このチェックマーク5は
プリント配線板1上に導体パターン(図示せず)を形成
する際にエッチングによって同時に形成される。
【0012】前記各チェックマーク5の寸法Aはダム枠
3の基準接着位置4からのズレ公差(本実施例では±
0.3mm)の上限値と下限値の差(0.6mm)に形
成されている。即ち、チェックマーク5の上限位置とし
ての上限辺5aはその下限辺5bよりも0.6mm外側
に離間して形成されている。また、各チェックマーク5
の寸法Bは約1mmに形成されている。
【0013】次に、上記のようなチェックマーク5を有
するプリント配線板1に、ダム枠3を接着する際の方法
について説明する。まず、ダム枠3に接着剤を塗布し、
そのダム枠3を従来と同様に治具を使用してプリント配
線板1上の所定位置に仮接着する。この状態でダム枠3
の基準接着位置4からのズレが公差内か否かの検査を行
う。そして、ダム枠4がプリント配線板1上の公差内の
位置に仮接着されている場合には、ダム枠3の外周辺が
チェックマーク5の上限辺5aと下限辺5bとの間に載
置されている状態(図2参照)となり、各チェックマー
ク5の一部が全てダム枠3の外側に露出した状態とな
る。そして、この場合はダム枠3を加熱プレスすること
によってプリント配線板1の所定位置にダム枠3を接着
する。
【0014】一方、ダム枠3の外周辺が公差以上にズレ
てプリント配線板1上に仮接着されている場合(図3参
照)には、ズレて仮接着されているダム枠3を剥し、前
記公差内で仮接着されているダム枠3だけの加熱プレス
を行う。そして、そのプリント配線板1から剥されたダ
ム枠3は、後からまとめてもう一度プリント配線板1の
所定位置に仮接着する。なお、ズレたダム枠3をその都
度プリント配線板1から剥し、プリント配線板1の公差
内の位置に仮接着した後、加熱プレスしてもよい。
【0015】従って、従来とは異なり投影機及びゲージ
を使用して接着位置を検査しなくてもダム枠3が公差内
でプリント配線板1上に接着されているか否かを目視に
より判別できるため、ダム枠3の接着位置の検査時間を
短縮化できる。
【0016】また、ダム枠3の仮接着位置が公差内であ
るか否かを判別した後、その位置が公差以上にズレてい
る場合には、プリント配線板1からそのダム枠3を剥し
て再度その位置を修正できるため、ダム枠3が公差内か
ら外れて接着されることが無くなり、生産性の向上を図
ることができる。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記実施例においては、ダム枠3の各外周辺中央
と対応する位置のプリント配線板1上に長方形状のチェ
ックマーク5を形成したが、これを図4に示すように、
略L字形のチェックマーク5を、ダム枠の対角線上に
ある2つの隅角と対向する位置に形成してもよい。
【0018】
【0019】()上記実施例においては、チェックマ
ーク5はエッチングによってプリント配線板1に形成し
たが、これを例えばプリント配線板1の配線パターンを
利用したり、光硬化性のソルダーレジストでチェックマ
ーク5を形成してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば仮
接着の状態でプリント配線板上のダム枠がズレの許容範
囲内に配置されたか否かを目視で判別できる。その結
果、ダム枠の接着位置を確認する検査時間の短縮化を図
ることができるとともに、ダム枠は許容範囲からズレた
場合に簡単に修正ができるため、プリント配線板の生産
性の向上を図ることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施例を示し、チェックマ
ークが形成されたプリント配線板の要部拡大平面図であ
る。
【図2】ダム枠が所定位置にてチェックマーク上に重な
った状態を示す要部拡大平面図である。
【図3】ダム枠が所定位置からズレてチェックマーク上
に重なった状態を示す要部拡大平面図である。
【図4】別例のチェックマークの形状を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1…プリント配線板、3…ダム枠、5…チェックマー
ク、5a…上限位置としての上限辺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形のダム枠の接着位置に、前記ダム
    枠各辺と対応するようにマークを形成したプリント配線
    板であって、前記マークはダム枠各辺のズレ公差の上限
    値と下限値の差を寸法幅として有し、該寸法幅を前記マ
    ークに対応するダム枠各辺の幅と同一方向に形成したこ
    とを特徴とするプリント配線板。
JP3291643A 1991-11-07 1991-11-07 プリント配線板 Expired - Fee Related JP3042641B2 (ja)

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