JP3042577U - 滑り止めスパイク - Google Patents
滑り止めスパイクInfo
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- JP3042577U JP3042577U JP1997003478U JP347897U JP3042577U JP 3042577 U JP3042577 U JP 3042577U JP 1997003478 U JP1997003478 U JP 1997003478U JP 347897 U JP347897 U JP 347897U JP 3042577 U JP3042577 U JP 3042577U
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- spike
- spike pin
- pin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スパイクピンの脱着が可能な滑り止めスパイ
クを提供する。 【解決手段】 接地面の少なくとも一部が耐摩耗性を有
しているスパイクピンと、一端にフランジ部を有し、他
端側に前記スパイクピンを装着するスパイクピン装着部
が形成されたスパイクピン装着体とからなり、前記スパ
イクピンを着脱可能に構成したことを特徴とする。
クを提供する。 【解決手段】 接地面の少なくとも一部が耐摩耗性を有
しているスパイクピンと、一端にフランジ部を有し、他
端側に前記スパイクピンを装着するスパイクピン装着部
が形成されたスパイクピン装着体とからなり、前記スパ
イクピンを着脱可能に構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、例えばタイヤ、ゴムチェーン、靴底などに埋め込んで使用される 滑り止めスパイクに関する。
【0002】
従来の滑り止めスパイクは、耐摩耗性を有したスパイクピンがタイヤ、ゴムチ ェーンなどの表面に埋め込まれ、また、スパイクピンは、常に路面と接触して使 用されるため摩耗が避けられない。このため、スパイクピンが摩耗すると滑り止 め効果が弱まってしまい、滑り止めスパイクを埋め込んだタイヤ、ゴムチェーン などの全体を交換することになり、経済性がよくないという課題があった。
【0003】
本考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、本考案の目的は スパイクピンが摩耗した場合、スパイクピンのみを交換することのできる新規な 滑り止めスパイクを提供することにある。
【0004】 又、本考案の他の目的は、スパイクピンが必要の場合、スパイクピンを装着す ると共に、スパイクピンが不要の場合、スパイクピンを取り去ることの可能な新 規な滑り止めスパイクを提供することにある。
【0005】
上記課題を解決するため、本考案に係る滑り止めスパイクは、接地面の少なく とも一部が耐摩耗性を有しているスパイクピンと、一端にフランジ部を有し、他 端側に前記スパイクピンを装着するスパイクピン装着部が形成されたスパイクピ ン装着体とからなり、前記スパイクピンを着脱可能に構成したことを特徴とする 。
【0006】 また、本考案に係る滑り止めスパイクは、前記スパイクピンおよびスパイクピ ン装着体は、互に螺合して装着することを特徴とする。
【0007】 また、本考案に係る滑り止めスパイクは、前記スパイクピンを回動し駆動する ための回動駆動部を前記スパイクピンに設けたことを特徴とする。
【0008】
以下、本考案の一実施の形態例を図について説明する。 図1は、本考案の第1の実施の形態の滑り止めスパイクのスパイクピンとスパ イクピン装着体の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示したスパイクピン をスパイクピン装着体へ装着した滑り止めスパイクをタイヤ表面に埋め込んだ状 態を示す断面図である。
【0009】 図1,2において、1は円柱形状のスパイクピンであり、例えばタングステン 系の超硬合金などにより構成することが可能である。2はスパイクピン1の接地 面、3はスパイクピン1の側面に構成された雄ネジ部である。4は一端にフラン ジ部6を有したスパイクピン装着体であり、他端側には前記スパイクピン1が装 着される有底円筒形状のスパイクピン装着部7が形成されている。4aはスパイ クピン装着体4の他端面である。スパイクピン装着部7の内面にはスパイクピン 1の雄ネジ部3と螺合する雌ネジ部5が形成されている。スパイクピン装着体4 は、鉄又はセラミックスなどにより構成することが可能である。10はタイヤ表 面である。
【0010】 スパイクピン1とスパイクピン装着体2からなる滑り止めスパイクは、タイヤ 表面10の所定位置へ所定の間隔でスパイクピン装着体4を埋め込んで一体的に 構成する。この結果、タイヤ表面10上の前記所定の位置には、スパイクピン装 着部7の開口部が前記所定の間隔で配置される。この場合、スパイクピン装着体 4の他端面4aはタイヤ表面10とほぼ面一となるようにスパイクピン装着体4 はタイヤ表面10に埋め込まれる。
【0011】 スパイクピン1は、図2に示すようにスパイクピン装着部7の内面に形成され た雌ねじ部5へ最後まで捩じ込まれた状態で使用され、スパイクピン1の接地面 2がタイヤ表面10より所定の寸法突出するようになっている。また、このスパ イクピン1の長さはタイヤ表面10からの必要な突出量に応じた長さに調整する ことが出来、タイヤ表面10からスパイクピン1の接地面2がほとんど突出しな い場合には、スパイクピン1を交換する。 また、滑り止め効果を顕著にする必要がある氷上などではスパイクピン1を長 くして、タイヤ表面10からの突出量を大きくする。
【0012】 タイヤ表面10へ埋め込まれたスパイクピン装着体4は、タイヤの使用限度ま で使用可能である。又、スパイクピン1の交換は、スパイクピン装着部7の雌ネ ジ部5へ最後まで捩じ込んで装着したときと逆の操作により回転させてスパイク ピン装着部7の雌ネジ部5から取り出し、新しいスパイクピン1と交換する。
【0013】 図3は、この考案の第2の実施の形態の滑り止めスパイクの構成を示す斜視図 である。 図3において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を 省略する。 図において、11はスパイクピン1がタングステン系の超硬合金などにより構 成されていない場合、接地面2の一部に当該接地面2より突出させて構成された 、例えば、タングステン系の超硬合金などのピン部材、12は接地面2の所定の 位置に所定間隔で形成された凹部である。13はスパイクピン1Aをスパイクピ ン装着部7の雌ネジ部5へ捩じ込む際に使用する操作具であり、その先端付近に は前記凹部12と係合する係合ピン14を備えている。 操作具13は、係合ピン14をスパイクピン1Aの凹部12と係合させ、時計 方向へ回転させることでスパイクピン1Aを回転させ、スパイクピン1Aをスパ イクピン装着部7の雌ネジ部5へ捩じ込む。また、反時計方向へ回転させること でスパイクピン1Aをスパイクピン装着部7の雌ネジ部5から取り出す。
【0014】 この実施の形態の滑り止めスパイクでは、スパイクピン1Aの接地面2に凹部 12が形成されていることから、スパイクピン1Aをスパイクピン装着部7の雌 ネジ部5へ捩じ込んだり、またスパイクピン1Aをスパイクピン装着部7の雌ネ ジ部5から取り出すことが容易となる。
【0015】 図4は、この考案の第3の実施の形態の滑り止めスパイクの構成を示す斜視図 である。 図4において、図3と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明 を省略する。 この滑り止めスパイクでは、スパイクピン1Bは例えばタングステン系の超硬 合金などにより構成されている。この実施の形態では、スパイクピン1Bを脱着 するため、スパイクピン1Bを回動するための回動駆動部であるカット部21, 21が形成され、スパイクピン1Bをスパイクピン装着部7の雌ネジ部5へ捩じ 込んだり、また、スパイクピン1Bをスパイクピン装着部7の雌ネジ部5から取 り出すことが容易となる。
【0016】 図5は、この考案の第4の実施の形態の滑り止めスパイクの構成を示す斜視図 である。 図5において、図4と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明 を省略する。この実施の形態の滑り止めスパイクでは、スパイクピン1Cの接地 面2には六角レンチにより回転操作するための六角形の凹部31が形成されてお り、スパイクピン1Cは例えばタングステン系の超硬合金などにより構成されて いる。 したがって、スパイクピン1Cをスパイクピン装着部7の雌ネジ部5へ六角レ ンチにより捩じ込んだり、また、スパイクピン1Cをスパイクピン装着部7の雌 ネジ部5から取り出すことが容易となる。
【0017】 なお、以上説明した各実施の形態では、滑り止めスパイクがタイヤ表面に埋め 込まれるものとして説明したが、ゴムチェーンや靴底に埋め込まれて使用される ものであってもよい。
【0018】
本考案は上述のように構成したので、以下のような効果を奏する。 (1) 必要に応じてスパイクピンを着脱できる。 従って、スパイクピンが不要な道路では、スパイクピンをはずすことが出来、 公害もなくなる。 (2) 路面に応じたスパイクピンを用いることが出来るから安全性が向上する。 (3) スパイクピンが摩耗した際、新しいものに交換できるから経済的である。
【図1】本考案の第1の実施の形態による滑り止めスパ
イクの構成を示す斜視図である。
イクの構成を示す斜視図である。
【図2】本考案の第1の実施の形態によるスパイクピン
をスパイクピン装着体へ装着した滑り止めスパイクをタ
イヤ表面に埋め込んだ状態を示す断面図である。
をスパイクピン装着体へ装着した滑り止めスパイクをタ
イヤ表面に埋め込んだ状態を示す断面図である。
【図3】本考案の第2の実施の形態による滑り止めスパ
イクの構成を示す斜視図である。
イクの構成を示す斜視図である。
【図4】本考案の第3の実施の形態による滑り止めスパ
イクの構成を示す斜視図である。
イクの構成を示す斜視図である。
【図5】本考案の第4の実施の形態による滑り止めスパ
イクの構成を示す斜視図である。
イクの構成を示す斜視図である。
1,1A,1B,1C スパイクピン 2 接地面 3 雄ネジ部 4 スパイクピン装着体 5 雌ネジ部 6 フランジ部 11 ピン部材 12 凹部 21 カット部 31 六角形状の凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 接地面の少なくとも一部が耐摩耗性を有
しているスパイクピンと、一端にフランジ部を有し、他
端側に前記スパイクピンを装着するスパイクピン装着部
が形成されたスパイクピン装着体とからなり、前記スパ
イクピンを着脱可能に構成したことを特徴とする滑り止
めスパイク。 - 【請求項2】 前記スパイクピンおよびスパイクピン装
着体は、互に螺合して装着することを特徴とする請求項
1記載の滑り止めスパイク。 - 【請求項3】 前記スパイクピンを回動し駆動するため
の回動駆動部を前記スパイクピンに設けたことを特徴と
する請求項1または請求項2記載の滑り止めスパイク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003478U JP3042577U (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 滑り止めスパイク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003478U JP3042577U (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 滑り止めスパイク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3042577U true JP3042577U (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=43177058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997003478U Expired - Lifetime JP3042577U (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 滑り止めスパイク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042577U (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006112574A1 (en) * | 2005-01-17 | 2006-10-26 | S-Wheel Inc. | Spring wheel |
EP2735454A4 (en) * | 2011-07-22 | 2015-06-24 | Bridgestone Corp | SPIKE FOR TIRES AND TIRES WITH SPIKES |
JP2016512769A (ja) * | 2013-03-19 | 2016-05-09 | 黄 英俊 | 慣性の作用によるスタッド付きシューズのロック方法 |
JP2018530456A (ja) * | 2015-11-23 | 2018-10-18 | デヨン ムン | タイヤ用セラミックスタッド |
JP2020063024A (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | Toyo Tire株式会社 | タイヤ |
KR102339832B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2021-12-16 | 넥센타이어 주식회사 | 윈터 타이어용 스터드 핀 |
JP7512792B2 (ja) | 2020-09-23 | 2024-07-09 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用スタッドピン |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP1997003478U patent/JP3042577U/ja not_active Expired - Lifetime
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