JP3042567U - 眼 鏡 - Google Patents

眼 鏡

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JP3042567U
JP3042567U JP1997002932U JP293297U JP3042567U JP 3042567 U JP3042567 U JP 3042567U JP 1997002932 U JP1997002932 U JP 1997002932U JP 293297 U JP293297 U JP 293297U JP 3042567 U JP3042567 U JP 3042567U
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locking
lens
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temple
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明陽 王李
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明陽 王李
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズに対するテンプルの俯角及び仰角が調
整可能であり、かつ、簡単に組み立て可能な眼鏡を提供
すること。 【解決手段】 レンズ4の側部にそれぞれ固定孔部42
0を備える連結孔42を設ける。連結機構5の連結ヘッ
ド50は、その一端にテンプル6と接続する連結部を備
え、他端に複数の内歯506を設けた枢接部501を備
える。連結機構5の係止ボタン51は、枢接部の内歯と
噛合する係止歯513を設けた嵌着部512、フランジ
部510、及び、枢接部を貫通して連結孔の固定孔部に
係合固定される係合部514を備える。連結ヘッドを係
止ボタンに対して相対的に回動させることにより、レン
ズに対するテンプルの俯角及び仰角を調整できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は眼鏡に関し、特に、レンズに対するテンプルの俯角及び仰角が調整可 能であり、かつ、工具を使用することなく簡単にテンプルを組み立てることがで きる眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の眼鏡の一例として、図5で示すようなものがあり、この眼鏡は、主とし てフロント1、一対のテンプル2及び一対のヒンジ3を備えている。 上記フロント1は一対の中空状のレンズ縁部10を備え、各レンズ縁部10に それぞれにレンズ11が嵌め込まれている。また、フロント1の両側端部には、 それぞれ断面四角形状の固定孔12が穿設されている。
【0003】 上記一対のテンプル2は、その末端に耳に掛けるための湾曲状の鈎部20が形 成してある。また、各テンプル2の前端にはナックル継手状の二股軸端部21が 設けてあり、この二股軸端部21には枢接孔211が穿設されている。 上記一対のヒンジ3は、フロント1の固定孔12に挿設される。各ヒンジ3の 前端には、面積が固定孔12より大きく、表面に装飾図案を形成したヘッド部3 0が設けられている。このヘッド部30の背面より後方へ向けて上記ナックル継 手状の二股軸端部21間に配置される長条状のシャンク部31が延設されている 。このシャンク部31には、上記テンプル部2の枢接孔211と対応する枢接孔 310が貫設されている。また、シャンク部31の枢接孔310を貫設した部位 の前方側には、その幅を上記固定孔12の横幅よりやや大きく設定した戻り止め のための当接縁部311が形成してある。
【0004】 上記眼鏡を組み立てる際には、図6に示すように、まず、各ヒンジ3のシャン ク部31をフロント1の固定孔12に挿通する。上記のように当接縁部311の 左右幅が固定孔12の横幅よりやや大きいが、各ヒンジ3のシャンク部31はプ ラスチック製であって弾性的に変形するため、当接縁部311は固定孔12に挿 通させることができる。固定孔12の後側の端部に位置する当接縁部311が固 定孔12の後側の縁部に当接係止されることにより、ヒンジ3がフロント1に強 固に連結される。その後、ボルト22によりテンプル2とヒンジ3のシャンク部 31を枢接すれば、眼鏡の組み立てが完了する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の眼鏡には、構造や組み立てに関して以下のような欠点があ る。 (1)上記一対のテンプル2は、それぞれフロント1の固定孔12に貫挿固定 されたヒンジ3に左右方向に回動可能に枢接されているに過ぎないため、フロン ト1に対するテンプル2の上下方向の角度(俯角及び仰角)を調整することがで きず、使用上の快適性が劣る。 (2)上記のようにヒンジ3とテンプル2はボルト22により枢接されている ため、組立・分解時にはドライバ等の工具を使用する必要がある。また、ボルト 22による枢接構造では、テンプル2を長期間にわたって繰り返し回動させると 、ボルト22の締付力が低下してテンプル2の取り付けが緩んでしまう。
【0006】 上記従来の眼鏡における問題点に鑑み、本考案は、レンズに対するテンプルの 俯角及び仰角が調整可能であり、かつ、工具を使わずに簡単にテンプルを組み立 てることができる眼鏡を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案の眼鏡は、左右一対のレンズの各側部に連結 機構を介してテンプルを取り付けてなる眼鏡において、上記一対のレンズの各側 部にそれぞれ固定孔部を有する連結孔を設けると共に、上記連結機構を連結ヘッ ドと係止ボタンにより構成し、上記連結ヘッドには、一端にテンプルと接続する 連結部を設ける一方、他端に複数の内歯を備える枢接部を設け、上記係止ボタン を、上記枢接部内に嵌着されると共に上記枢接部の内歯と噛合する係止歯を備え る嵌着部と、該嵌着部の一端に設けられ上記枢接部を被覆するフランジ部と、嵌 着部の他端に設けられ上記枢接部を貫通して上記連結孔の固定孔部に係合固定さ れる係合部とにより構成し、上記連結ヘッドを係止ボタンに対して相対的に回動 させることにより、上記レンズに対する上記テンプルの俯角及び仰角を調整でき る構成としていることを特徴としている。
【0008】 上記のように構成された本考案に係る眼鏡では、テンプルを接続した連結ヘッ ドが係止ボタンによりレンズの外側部に枢接され、係止ボタンはレンズの側部に 嵌着固定されているため、係止ボタンを中心として連結ヘッド及びテンプルを回 動させてレンズとテンプルがなす仰角及び俯角を調節することができる。また、 連結ヘッドの枢接部に設けた内歯と係止ボタンの嵌着部に設けた係止歯が係合す ることにより、テンプルの角度位置を保持することができる。
【0009】 また、連結機構とテンプルは、テンプルの係止鈎部を連結ヘッドの係止軸に係 合することにより連結しているため、作業者の手の力で係止鈎部を係止軸に嵌合 、離脱するだけで簡単に組み立て及び分解が可能である。一方、連結機構をレン ズ側部に取り付けるときは、作業者の手の力で係止ボタンを連結ヘッド及びレン ズの側部に貫挿し、係止ボタンの係合部をレンズ側部の固定孔部に押し入れて係 着固定させればよい。連結機構をレンズ側部から外すときは、係合部を固定孔部 から挿入孔に移動させればレンズの側部から連結機構を取り外すことができる。
【0010】 上記連結孔を、挿入孔部と、該挿入孔部の一端と連通するように形成した固定 孔部とにより構成し、該固定孔部を上記挿入孔部よりも狭幅として上記係止ボタ ンの係止部を締付固定できるようにすると共に、上記係合部の側面にレンズの側 部より伸出する係止縁部を設け、係止縁部の面積を上記連結孔の挿入孔部より小 さく、かつ、上記連結孔の固定孔部よりも大きく形成することが好ましい。
【0011】 上記連結孔の挿入孔部と固定孔部の連通部位に互いに対向する一対の突起を設 ける一方、上記係止ボタンの嵌着部及び係合部の側部に軸方向に延在する切欠溝 を設け、上記係合部が上記一対の突起を通過する際に係合部が押圧されて切欠溝 が圧縮され、上記係合部が上記一対の突起を通過すると、係合部が原形状に弾性 復帰して固定孔部内に係着固定されるようにすることが好ましい。
【0012】 上記連結ヘッドの連結部に切込部を穿設し、連結部の端縁に上下方向の係止軸 を形成し、該係止軸の周面に軸方向に延在する複数のギア歯を刻設すると共に、 上記テンプルの前端に凹部を備える係止鈎部を設け、該凹部の周壁に上記係止軸 のギア歯と噛合する複数の歯条を形成し、これら歯条とギア歯を噛合させて上記 係止鈎を上記係止軸に係合することにより、上記テンプルを連結ヘッドに枢接固 定されるようにすることが好ましい。
【0013】 上記連結ヘッドの枢接部の中央部に円孔を穿設し、該円孔の周縁に上記内歯を 周設することが好ましい。
【0014】 上記係止ボタンの嵌着部は四隅を面取りした方形状を呈して、該面取りされた 部位に上記係止歯を設けることが好ましい。
【0015】
【考案の実施の形態】
次に、図面に示す本考案の実施形態を説明する。 図1から図3に示す本考案の実施形態に係る眼鏡は、一対のレンズ4の外側部 分にそれぞれ連結機構5によりテンプル6を連結した構造としている。
【0016】 上記レンズ4は、その横方向中央部分の底部を上向きに窪ませて鼻当て部40 を形成してあり、人体の鼻の上に載置できるようになっている。また、レンズ4 の両端縁を後向きに屈曲延伸させて一対の側部41が形成してある。各側部41 には、連結孔42が穿設されている。 各連結孔42は、長方形状の挿入孔部422と、この挿入孔部422の前方側 と連通すると共に、その孔径を挿入孔部422の幅よりも小さく設定してある円 弧状の固定孔部420とを備えている。また、挿入孔部422と固定孔部420 との連通部位には、図において上下縁部に互いに対向する一対の突起421が突 設してある。
【0017】 上記一対の連結機構5は、それぞれレンズ4とテンプル6との間に取り付けら れており、連結ヘッド50と係止ボタン51を備えている。 上記連結ヘッド50は、その一端に連結部500を設け、他端に枢接部501 を形成している。
【0018】 連結ヘッド50の連結部500の上記枢接部501と反対側の端部には、長方 形状の切込部502が設けてあり、ほぼC字形状を呈している。また、連結部5 00の後端部には、この切込部502の開口を閉鎖するように円柱状の係止軸5 03が形成してある。この係止軸503の周面には、軸方向に延在する複数のギ ア歯504が刻設されている。
【0019】 連結ヘッド50の枢接部501は円環状を呈して、その中央部に円孔505が 穿設されている。また、この円孔505の周縁には連結ヘッド50の厚み方向に 延在する内歯506が設けてある。また、枢接部501には円孔505の周囲を 窪ませて当接部507を形成してある。
【0020】 上記連結機構5の係止ボタン51は、横向きに上記連結ヘッド50の円孔50 5及びレンズ4の連結孔42に貫挿される。この係止ボタン51は、上記当接部 507を被覆する円形のフランジ部510と、このフランジ部510の中心部分 より延伸して上記連結ヘッド50の枢接部501に貫挿される角柱体516とを 備えている。
【0021】 この角柱体516の一方の側部(図1において前方側)には軸方向に延在する 切欠溝511を設けている。また、角柱体516の上記連結ヘッド50の枢接部 501内に貫挿定着する部分に嵌着部512が形成されている。この嵌着部51 2は四隅を面取りしており、この面取りした部分には、上記連結ヘッド50の円 孔505の周壁に設けた内歯506と噛合する係止歯513が刻設されている。 さらに、角柱体516の枢接部501を貫通して突出する部分に周壁にはリング 溝状の係合部514が凹設されている。この係合部514は上記連結孔42の固 定孔部420に嵌着係止されるようになっている。さらにまた、角柱体516の 先端には、係合部514の側面に位置付けられてレンズ4の側部41から貫挿伸 出する係止縁部515が形成されている。この係止縁部515の面積は、上記連 結孔42の挿入孔部422より小さく固定孔部420より大きく設定されている 。よって、係止縁部515は、挿入孔部422に挿通可能であるが、固定孔部4 20を挿通できない。
【0022】 上記一対のテンプル6は、上記一対の連結機構5によりそれぞれレンズ4の側 部41に連結されている。各テンプル6はヘ字形状に屈曲された長条状を呈して 、その一端に上記連結ヘッド50の切込部502の形状に対応する係止鈎部60 を備えている。この係止鈎部60は、上記連結ヘッド50の係止軸503と対応 する凹部600を備え、この凹部600の周壁には上記係止軸503のギア歯5 04と噛合する複数の歯条601が設けられている。また、テンプル6の他端を へ字形状に屈曲させて、人体の耳に掛けるための掛付部61が設けてある。テン プル6は、後述するように上記係止鈎部60を係止軸503に係合することによ り、連結ヘッド50に枢接固定される。
【0023】 次に、上記構成の眼鏡の組み立てについて説明する。 本実施形態の眼鏡は、連結機構5によりテンプル6とレンズ4を連結固定する 構成であるため、連結機構5とテンプル6を枢接した後にレンズ4を枢接しても よく、また、連結機構5をレンズ4に枢接した後にテンプル6を枢接してもよい 。以下、前者の場合について説明する。
【0024】 まず、テンプル6の係止鈎部60を上記連結機構5の連結ヘッド50に設けら れた長方形状の切込部502に嵌着し、同時に係止鈎部60の凹部600に連結 ヘッド50の係止軸503を係合させる。このようにして連結ヘッド50に接続 されたテンプル6は、連結ヘッド50を中心として水平方向に回動させることが できる。また、テンプル6の角度位置は、係止軸503のギア歯504と凹部6 00の歯条601との噛合により保持される。
【0025】 次に、係止ボタン51を連結ヘッド50の枢接部501の円孔505に嵌挿し 、係止ボタン51のフランジ部510を枢接部501の当接部507に当接させ る。この状態では、係止ボタン51の嵌着部512が枢接部501の円孔505 内に配置され、嵌着部512の面取りした四隅に設けられた係止歯513が円孔 505の内歯506に噛合する。さらに、上記連結ヘッド50の枢接部501か ら伸出した係止ボタン51の係合部514及び係止縁部515を上記レンズ4の 側部41に設けられた連結孔42の挿入孔部422に嵌挿する。具体的には、係 合部514を挿入孔部422内に位置させる一方、挿入孔部422を通過させた 係止縁部515を側部41の内側に位置させる。
【0026】 次に、係止ボタン51を前方へ移動させ、係合部514を挿入孔部422から 固定孔部420へ向けて押圧移動させる。係合部514は上記上下方向に対向す る一対の突起421を通過する際に押圧されるが、角柱体516には切欠溝51 1を設けているため、この切欠溝511が圧縮されることにより、係合部514 が弾性的に撓む。突起421を通過すると係合部514はもとの形状に復帰し、 その結果、突起421は固定孔部420内に締付固定される。このようにして係 合部514を固定孔部420に係止すると、係止ボタン51がレンズ4の側部4 1に固定され、テンプル6を枢接した連結機構5がレンズ4の側部41に装着さ れる。
【0027】 図4に示すように、テンプル6を枢接した連結ヘッド50は、上記のようにレ ンズ4の側部41に固定された係止ボタン51を中心として、上下方向に回動さ せることができる。すなわち、連結ヘッド50を押し上げ又は押し下げると、枢 接部501の内歯506が係止ボタン51の嵌着部512の係止歯513を乗り 越えることにより、連結ヘッド50は係止ボタン51に対して回動し、その結果 テンプル6が回動する。また、内歯506と係止歯513が係合することにより 連結ヘッド50の角度位置が保持される。このように本実施形態の眼鏡は、テン プル6を回動させることにより、レンズ4とテンプル6のなす俯角及び仰角を調 整することができる。
【0028】 本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。 例えば、上記実施形態では、レンズの側部に連結機構を介してテンプルを取り 付けているが、レンズを取り付けるレンズ縁部を設け、このレンズ縁部の両側部 に上記連結機構を設けてもよい。
【0029】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る眼鏡は、従来の眼鏡と比較して 以下のような特徴がある。 (1)テンプルを接続した連結ヘッドは、係止ボタンによりレンズ外側部に枢 接され、係止ボタンはレンズの側部に嵌着固定されており、テンプルは係止ボタ ンを中心として回動させることができる。また、連結ヘッドの枢接部に設けた内 歯と係止ボタンの嵌着部に設けた係止歯が係合することにより、テンプルの角度 位置を保持することができるようになっている。よって、使用者は、レンズとテ ンプルのなす俯角及び仰角を使用上快適な角度に調節することができる。 (2)連結機構とテンプルは、テンプルの係止鈎部を連結ヘッドの係止軸に係 合することにより連結しているため、作業者の手の力で係止鈎部を係止軸に嵌合 、離脱するだけで簡単に組み立て及び分解が可能であり、ドライバー等の工具を 使用する必要がない。また、連結機構をレンズの側部に取り付けるときは、作業 者の手の力で係止ボタンを連結ヘッド及びレンズの側部に貫挿し、係止ボタンの 係合部をレンズ側部の固定孔部に押し入れて係着固定させればよい。さらに、連 結機構をレンズ側部から外すときは、係合部を固定孔部から挿入孔に移動させれ ばレンズの側部から連結機構を取り外すことができる。このように連結機構は、 工具を使用することなく簡単にレンズの側部に取り付け及び取り外しすることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施形態に係る眼鏡を示す分解斜視
図である。
【図2】 本考案の実施形態に係る眼鏡の部分拡大断面
図である。
【図3】 本考案の実施形態に係る眼鏡を示す斜視図で
ある。
【図4】 テンプルの回動動作を説明するための部分拡
大側面図である。
【図5】 従来の眼鏡の一例を示す分解斜視図である。
【図6】 従来の眼鏡の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
4…レンズ、42…連結孔、420…固定孔部、5…連
結機構、50…連結ヘッド、500…連結部、501…
枢接部、506…内歯、51…係止ボタン、510…フ
ランジ部、511…切欠溝、512…嵌着部、513…
係止歯、6…テンプル。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のレンズの各側部に連結機構を
    介してテンプルを取り付けてなる眼鏡において、 上記一対のレンズの各側部にそれぞれ固定孔部を有する
    連結孔を設けると共に、上記連結機構を連結ヘッドと係
    止ボタンにより構成し、 上記連結ヘッドには、一端にテンプルと接続する連結部
    を設ける一方、他端に複数の内歯を備える枢接部を設
    け、 上記係止ボタンを、上記枢接部内に嵌着されると共に上
    記枢接部の内歯と噛合する係止歯を備える嵌着部と、該
    嵌着部の一端に設けられ上記枢接部を被覆するフランジ
    部と、嵌着部の他端に設けられ上記枢接部を貫通して上
    記連結孔の固定孔部に係合固定される係合部とにより構
    成し、 上記連結ヘッドを係止ボタンに対して相対的に回動させ
    ることにより、上記レンズに対する上記テンプルの俯角
    及び仰角を調整できる構成としていることを特徴とする
    眼鏡。
  2. 【請求項2】 上記連結孔を、挿入孔部と、該挿入孔部
    の一端と連通するように形成した固定孔部とにより構成
    し、該固定孔部を上記挿入孔部よりも狭幅として上記係
    止ボタンの係止部を締付固定できるようにすると共に、
    上記係合部の側面にレンズの側部より伸出する係止縁部
    を設け、係止縁部の面積を上記連結孔の挿入孔部より小
    さく、かつ、上記連結孔の固定孔部よりも大きく形成し
    た請求項1に記載の眼鏡。
  3. 【請求項3】 上記連結孔の挿入孔部と固定孔部の連通
    部位に互いに対向する一対の突起を設ける一方、上記係
    止ボタンの嵌着部及び係合部の側部に軸方向に延在する
    切欠溝を設け、上記係合部が上記一対の突起を通過する
    際に係合部が押圧されて切欠溝が圧縮され、上記係合部
    が上記一対の突起を通過すると、係合部が原形状に弾性
    復帰して固定孔部内に係着固定されるようにした請求項
    2に記載の眼鏡。
  4. 【請求項4】 上記連結ヘッドの連結部に切込部を穿設
    し、連結部の端縁に上下方向の係止軸を形成し、該係止
    軸の周面に軸方向に延在する複数のギア歯を刻設すると
    共に、上記テンプルの前端に凹部を備える係止鈎部を設
    け、該凹部の周壁に上記係止軸のギア歯と噛合する複数
    の歯条を形成し、これら歯条とギア歯を噛合させて上記
    係止鈎を上記係止軸に係合することにより、上記テンプ
    ルを連結ヘッドに枢接固定されるようにした請求項1に
    記載の眼鏡。
  5. 【請求項5】 上記連結ヘッドの枢接部の中央部に円孔
    を穿設し、該円孔の周縁に上記内歯を周設してなる請求
    項1に記載の眼鏡。
  6. 【請求項6】 上記係止ボタンの嵌着部は四隅を面取り
    した方形状を呈して、該面取りされた部位に上記係止歯
    を設けてなる請求項1に記載の眼鏡。
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