JP3042449B2 - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

天井埋込形空気調和機

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JP3042449B2
JP3042449B2 JP9157580A JP15758097A JP3042449B2 JP 3042449 B2 JP3042449 B2 JP 3042449B2 JP 9157580 A JP9157580 A JP 9157580A JP 15758097 A JP15758097 A JP 15758097A JP 3042449 B2 JP3042449 B2 JP 3042449B2
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅の天井内に
埋め込んで据え付ける天井埋込形空気調和機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上記のような天井埋込形空気調和機の従
来例として、例えば特開平7−91735号公報記載の
ものを挙げることができる。図5は、天井内に据え付け
られた上記従来の天井埋込形空気調和機を示す断面矢視
図である。天井板50には据付開口46が穿設され、内
部に熱交換器、送風ファン等を備えるケーシング44
が、上記据付開口46から天井内40に埋入される。そ
して上記ケーシング44は、吊下ボルト42と取付金具
43とで天井梁49に吊り下げて固定され、さらにこの
ケーシング44の下面に、天井板50よりも室内41側
から化粧パネル45が取り付けられる。なお天井板50
の上方には防火用の石膏ボード48が設けられ、またこ
の石膏ボード48と天井板50との間には天井野縁47
が延設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような天井埋込
形空気調和機では、天井内40における結露防止及び空
調効率の低下防止のため、据付開口46を通じた天井内
40と室内41との連通を遮断する必要がある。そこで
従来は、化粧パネル45にシール材等を設け、この化粧
パネル45を天井板50とケーシング44との双方の下
面に当接させることによって、上記連通の遮断を図って
いた。
【0004】一方、近年においては、住宅空調の省エネ
ルギー化を図る等のため、住宅の高気密高断熱化が盛ん
である。このような高気密住宅では、住宅の壁、床、天
井のすべてに気密層が形成され、この気密層によって住
宅内の高気密性及び高断熱性が維持されている。ところ
がこのような住宅に上記のような天井埋込形空気調和機
を設置しようとすると、天井板50に据付開口46を穿
設する必要があることから、上記気密層の一部が破られ
てしまうこととなる。そのため住宅の高気密性高断熱性
を維持するためには、上記据付開口46を通じた天井内
40と室内41との連通を確実に遮断する必要がある。
しかしながら上記のような化粧パネル45による連通の
遮断では、通常の住宅においては十分であっても、高気
密住宅においては必ずしも十分ではないという問題があ
った。
【0005】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、高気密住宅の天
井内に据え付けても住宅の高気密性高断熱性を維持する
ことが可能な天井埋込形空気調和機を提供することにあ
る。
【0006】
【発明を解決するための手段】そこで請求項1の天井埋
込形空気調和機は、ケーシング1内に熱交換器12、送
風ファン11等を備え、天井板6に設けた据付開口26
から天井内30に埋め込んで据え付けると共に、上記ケ
ーシング1の下面側に、室内31側から化粧パネル2を
取り付けた天井埋込形空気調和機において、上記ケーシ
ング1の外側面と据付開口26周縁との間に遮蔽部材3
を設け、その取付周縁22を天井板6と上記化粧パネル
2との間に挟装することによって、上記ケーシング1の
外側面と据付開口26周縁との間における天井内30と
室内31との連通を遮断することを特徴としている。
【0007】上記請求項1の天井埋込形空気調和機で
は、ケーシング1の外側面と据付開口26周縁との間に
おいて天井内30と室内31との連通を遮断する遮蔽部
材3を設け、その取付周縁22を天井板6と化粧パネル
2との間に挟装している。従って、遮蔽部材3と天井板
6との間における天井内30と室内31との連通が確実
に遮断され、高気密住宅に据え付けた場合にも、その高
気密性高断熱性を維持することが可能となる。また遮蔽
部材3を別途に設けて上記連通を遮断するようにしてい
るから、ケーシング1等の他の部材は従来のものをその
まま用いることができ、これによってコストダウンを図
ることが可能となる。さらにこの取付周縁22を、請求
項5のように比較的に硬質の材料で形成すれば、上記取
付周縁22の容易な変形や撓みが防止され、上記挟装を
確実に行うことが可能となる。そしてまた、請求項6の
ように上記取付周縁22に一対の切欠部25を設ける
と、この切欠部25から上記遮蔽部材3を容易に折曲す
ることが可能となる。
【0008】また請求項2の天井埋込形空気調和機は、
上記ケーシング1の側面32には外部連絡配管10が突
設され、上記遮蔽部材3は、上記外部連絡配管10より
も下側のケーシング1側面と据付開口26周縁との間に
設けていることを特徴としている。
【0009】上記請求項2の天井埋込形空気調和機で
は、外部連絡配管10が遮蔽部材3を貫通することがな
いので、外部連絡配管10に対するシール処理を不要と
することが可能となる。
【0010】さらに請求項3の天井埋込形空気調和機
は、上記ケーシング1の側面には据付用の吊下具5に対
する固定部材4が設けられ、上記遮蔽部材3は、上記固
定部材4よりも下側のケーシング1側面と据付開口26
周縁との間に設けていることを特徴としている。
【0011】上記請求項3の天井埋込形空気調和機で
は、吊下具5が遮蔽部材3を貫通することがないので、
吊下具5に対するシール処理を不要とすることが可能と
なる。
【0012】請求項4の天井埋込形空気調和機は、上記
遮蔽部材3は、発泡ポリエチレン等の可撓性を有する軟
質材で形成されていることを特徴としている。
【0013】上記請求項4の天井埋込形空気調和機で
は、遮蔽部材3が可撓性を有しているので、据付開口2
6とケーシング1との間への上記遮蔽部材3の挿入作業
を容易に行うことが可能となる。
【0014】請求項の天井埋込形空気調和機は、上記
遮蔽部材3は、その内周形状が上記ケーシング1の外周
形状と略一致するとともにケーシング1を取り囲んでそ
の外側面と当接する囲繞部24を有し、この囲繞部24
には、その内周形状を維持する枠材21を周設している
ことを特徴としている。
【0015】上記請求項の天井埋込形空気調和機で
は、ケーシング1の外側面と当接する囲繞部24の内周
形状が、枠材21によって維持される。従って遮蔽部材
3とケーシング1との間における天井内30と室内31
との連通を確実に遮断することが可能となる。
【0016】請求項の天井埋込形空気調和機は、上記
取付周縁22又は囲繞部24には接着剤転写テープ19
が取着され、これによって上記取付周縁22と天井板6
又は囲繞部24とケーシング1とを接着するようにした
ことを特徴としている。
【0017】上記請求項の天井埋込形空気調和機で
は、特別な取付構造を要することなく、接着剤転写テー
プ19の接着によって天井内30と室内31との連通を
さらに確実に遮断することが可能となる。
【0018】請求項の天井埋込形空気調和機は、上記
据付開口26周縁とケーシング1の外側面との間におい
て、上記遮蔽部材3は、上記化粧パネル2との間に所定
の空間部23を形成していることを特徴としている。
【0019】上記請求項の天井埋込形空気調和機で
は、化粧パネル2の上面側に突出する補強部材等と干渉
することなく遮蔽部材3を取り付けることが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この発明の天井埋込形空気
調和機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつ
つ詳細に説明する。
【0021】図2は、天井内30に据え付けられた上記
天井埋込形空気調和機の短手方向断面図である。同図に
示すように、この天井埋込形空気調和機は、略直方体状
のケーシング1(図1参照)内に、円柱状のクロスフロ
ーファン(送風ファン)1と、このクロスフローファン
1の吸込側において傾斜して設けられた熱交換器12
と、この熱交換器12の下端部下方に設けられたドレン
パン14と、熱交換器12の上端部から中間部にかけて
その下方に設けられたドレン受け13とを備えている。
そしてこのようなケーシング1を天井板6に穿設した据
付開口26から天井内30に挿入し、天井板6の上記据
付開口26周縁と上記ケーシング1の外側面との間に、
後述する気密枠(遮蔽部材)3を設けている。また上記
ケーシング1の下面には、天井板6よりも室内31側か
ら化粧パネル2が取り付けられる。すると同図における
ケーシング1の右側下面には室内空気の吸込口16が形
成され、またケーシング1の左側下面には、フラップ1
5を備えた空調空気の吹出口17が形成される。なおこ
のフラップ15は、吹出風の吹出方向を変化させるため
のものである。
【0022】図1は、天井内30に据え付けられた上記
天井埋込形空気調和機の斜視図である。略直方体状のケ
ーシング1の一方の短手側面32には、外部連絡配管1
0を構成するドレン配管7、ガス配管8及び液配管9が
突設されている。また上記ケーシング1の4箇所のコー
ナ部には、それぞれ吊下ボルト(吊下具)5に固定され
る固定金具(固定部材)4が設けられている。この固定
金具4をナット29の締着で吊下ボルト5に固定するこ
とにより、この天井埋込形空気調和機は、天井梁(図示
せず)から吊り下げて固定される。また上記気密枠3
は、上記外部連絡配管10及び固定金具4よりも下側の
ケーシング1外側面を取り囲むようにして、天井板6に
穿設された据付開口26周縁とケーシング1の外側面と
の間に設けられている。
【0023】図4は、上記気密枠3を示し、同図(a)
はその平面図であり、また同図(b)は部分断面正面図
であり、同図(c)は部分断面側面図である。同図
(a)に示すように上記気密枠3は平面ロ字状に成さ
れ、その本体部分は発泡ポリエチレンで形成されてい
る。また上記気密枠3の内周側には、上記ケーシング1
の外周形状と略同一の内周形状を有し、上記ケーシング
1を取り囲むようにしてその外周面と当接する囲繞部2
4が周設されている。そしてこの囲繞部24のうち、相
対向する長手辺の内側面には、それぞれ接着剤転写テー
プ(両面テープ)19が貼着されている。さらにこの囲
繞部24を外側から取り囲むようにして、第1枠材21
が取り付けられている。この第1枠材21は、上記発泡
ポリエチレンよりも硬質の材料である塩化ビニールによ
って形成され、上記囲繞部24が容易に変形するのを防
止する役割を果たしている。
【0024】また同図(b)、(c)に示すように、上
記気密枠3には、その囲繞部24の上端から外側へ折り
返すようにして、外周部27が周設されている。この外
周部27は、上記囲繞部24の下端よりも下方まで設け
られ、その下端部内側面には、断面L字状に成された第
2枠材28の立設部分が取着されている。この第2枠材
28も上記第1枠材21と同様に塩化ビニールで形成さ
れたものであり、そのうち上記外周部27よりも外方に
突出した横設部分が、後述する取付周縁22として機能
することとなる。さらに、上記第2枠材28は気密枠3
の外周側に周設されているが、その長手辺側の両側端部
においては、上記囲繞部24を挟んで相対向する部分が
途切れて成されている。そしてこれにより、上記取付周
縁22に切欠部25が形成されている。また上記取付周
縁22の上面側にも、接着剤転写テープ19が貼着され
ている。
【0025】図2は、既に述べたように天井内30に据
え付けられた天井埋込形空気調和機の短手方向断面図で
ある。この天井埋込形空気調和機では天井板6とケーシ
ング1との間に上記気密枠3を設けているが、図3は、
同図に示すA部、すなわち天井板6の据付開口26周縁
とケーシング1の外側面との間に設けられた気密枠3を
示す部分拡大断面図である。本体ケーシング1の外側面
には断熱材20が設けられ、気密枠3の囲繞部24は、
接着剤転写テープ19によって上記断熱材20に接着さ
れている。一方、気密枠3に設けられた取付周縁22
は、化粧パネル2に設けられたパネルシール材18と天
井板6との間に挟装され、かつ接着剤転写テープ19に
よって天井板6の下面に接着される。また化粧パネル2
の裏面側(上面側)には、化粧パネル2の強度を維持し
て変形を防止するための補強桟(補強部材)29が突設
されているが、この補強桟29は、上記気密枠3の囲繞
部24と外周部27との間及び囲繞部24の下方に形成
される空間部23内に位置することとなる。
【0026】従来の天井埋込形空気調和機では、化粧パ
ネル2に設けたパネルシール材18のみによって、天井
板6の据付開口26周縁とケーシング1の外側面との間
の遮蔽を行っていた。これに対し上記天井埋込形空気調
和機では、さらに据付開口26周縁とケーシング1の外
側面との間に気密枠3を設けて上記遮蔽を行っている。
従ってこの遮蔽を確実なものとでき、上記天井埋込形空
気調和機を高気密住宅に据え付けた場合にも、その高気
密性高断熱性を維持することができる。またこの気密枠
3は従来の天井埋込形空気調和機に付加する別途部材で
あるから、天井埋込形空気調和機のうち他の部材につい
ては従来のものをそのまま用いることができる。従って
上記のような気密枠3を設ける高気密住宅用の天井埋込
形空気調和機と、気密枠3を設けない天井埋込形空気調
和機とで気密枠3を除いた部分を共通の構成とすること
ができ、これによってコストダウンを図ることができ
る。また上記気密枠3は、その本体部分が発泡ポリエチ
レンで形成されている。この発泡ポリエチレンは可撓性
を有する軟質材料であるから、天井内30に固定された
天井埋込形空気調和機に対し、そのケーシング1の外側
面と据付開口26周縁との間に容易に気密枠3を挿入し
てその取り付けを行うことができる。一方、上記気密枠
3は、ケーシング1外側面に接着される囲繞部24に塩
化ビニール製の第1枠材21が設けられ、また天井板6
下面に接着される取付周縁22が塩化ビニールで形成さ
れている。そのためこれらの接着部分に湾曲や折曲等が
生じるのは回避され、その形状を十分に維持して接着剤
転写テープ19による確実な接着を行うことができる。
従ってケーシング1の外側面と据付開口26周縁との間
における天井内30と室内31との連通を、確実に遮断
することができる。
【0027】また、上記気密枠3は、ケーシング1に設
けられた外部連絡配管10及び吊下ボルト5に対する固
定金具4よりも下部側のケーシング1に取り付けるよう
になっている。従って上記外部連絡配管10や吊下ボル
ト5が気密枠3を貫通することもなく、これら外部連絡
配管10及び吊下ボルト5に対するシール処理を不要と
することができる。そして上記気密枠3の取付周縁22
には、その長手辺の両側端部に一対の切欠部25が形成
されている。従ってこの切欠部25よりもさらに両端側
の気密枠3を、室内31側からの作業によって下側へと
容易に折曲することができる。このようにするとケーシ
ング1の短手側面32が室内31側に露出するが、この
短手側面32には外部連絡配管10が突設されているの
で、配管接続部の保守作業を容易に行うことができる。
しかも上記気密枠3は可撓性を有しているから、上記保
守作業終了後は気密枠3を再び元の形状に復帰させ、住
宅の高気密性高断熱性を維持することができる。
【0028】さらに上記天井埋込形空気調和機では、ケ
ーシング1の外側面と据付開口26周縁との間に気密枠
3を挿入した後に、室内31側から化粧パネル2を取り
付けている。そして上記気密枠3の取付周縁22を天井
板6と化粧パネル2との間に挟装するようにしているか
ら、取付周縁22と天井板6との密着を一段と確実なも
のとすることができる。また上記化粧パネル2には、特
にその長手方向の周縁に沿って、化粧パネル2の強度を
維持して変形を回避する等のため補強桟29が突設され
ている。上記気密枠3では、囲繞部24の上端から外側
へと折り返すように外周部27を形成し、囲繞部24と
外周部27との間及び囲繞部24の下側に空間部23を
形成するようにしている。従って補強桟29はこの空間
部23内に収容され、補強桟29と干渉することなく気
密枠3を取り付けることができる。
【0029】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば上記ではケーシング1の外側面と囲
繞部24及び据付開口26周辺と取付縁部22とを直接
に接着剤転写テープ19で接着しているが、これは弾性
を有するシール材を介して接着するようにしてもよい。
また上記では気密枠3の本体部分を発泡ポリエチレンで
形成し、第1枠材21及び第2枠材28を塩化ビニール
で形成したが、可撓性を有する軟質材料として発泡ポリ
エチレン以外のものを用いてよいのは勿論であるし、こ
れよりも硬質の材料として塩化ビニール以外のものを用
いることができるのも勿論である。
【0030】
【発明の効果】上記請求項1の天井埋込形空気調和機で
は、ケーシングの外側面と据付開口周縁との間において
天井内と室内との連通を遮断する遮蔽部材を設けてい
る。従って天井内と室内との連通が確実に遮断され、高
気密住宅に据え付けた場合にも、その高気密性高断熱性
を維持することが可能となる。また遮蔽部材を別途に設
けて上記連通を遮断するようにしているから、ケーシン
グ等の他の部材は従来のものをそのまま用いることがで
き、これによってコストダウンを図ることが可能とな
る。さらに請求項5又は請求項7のようにすれば天井内
と室内との連通をより確実に遮断することができる。ま
た請求項8のようにすれば、遮蔽部材の特別な取付構造
を要することなく、一段と確実に高気密性高断熱性を維
持することが可能となる。
【0031】また上記の場合に請求項2のようにすれば
外部連絡配管に対するシール処理が不要となり、請求項
3のようにすれば吊下具に対するシール処理が不要とな
り、請求項4のようにすれば据付開口とケーシングとの
間への遮蔽部材の挿入作業が容易となり、それぞれ天井
埋込形空気調和機の据付作業性を向上させることが可能
となる。
【0032】請求項の天井埋込形空気調和機では、そ
の保守作業性を向上させることが可能となり、請求項
の天井埋込形空気調和機では、容易かつ確実な遮蔽部材
の取り付けを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の天井埋込形空気調和機
について、天井内に据え付けられた状態を示す斜視図で
ある。
【図2】上記天井埋込形空気調和機の短手辺方向を切断
して示す断面図である。
【図3】上記天井埋込形空気調和機の部分拡大断面図で
ある。
【図4】上記天井埋込形空気調和機に設けられた気密枠
を示し、(a)はその平面図であり、(b)は部分断面
正面図であり、(c)は部分断面側面図である。
【図5】従来例の天井埋込形空気調和機を示す断面矢視
図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 化粧パネル 3 気密枠 4 固定金具 5 吊下ボルト 6 天井板 10 外部連絡配管 11 クロスフローファン 12 熱交換器 19 接着剤転写テープ 21 第1枠材 22 取付周縁 23 空間部 24 囲繞部 25 切欠部 26 据付開口 30 天井内 31 室内 32 短手側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/32 F16M 13/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)内に熱交換器(1
    2)、送風ファン(11)等を備え、天井板(6)に設
    けた据付開口(26)から天井内(30)に埋め込んで
    据え付けると共に、上記ケーシング(1)の下面側に、
    室内(31)側から化粧パネル(2)を取り付けた天井
    埋込形空気調和機において、上記ケーシング(1)の外
    側面と据付開口(26)周縁との間に遮蔽部材(3)を
    設け、その取付周縁(22)を天井板(6)と上記化粧
    パネル(2)との間に挟装することによって、上記ケー
    シング(1)の外側面と据付開口(26)周縁との間に
    おける天井内(30)と室内(31)との連通を遮断す
    ることを特徴とする天井埋込形空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記ケーシング(1)の側面(32)に
    は外部連絡配管(10)が突設され、上記遮蔽部材
    (3)は、上記外部連絡配管(10)よりも下側のケー
    シング(1)側面と据付開口(26)周縁との間に設け
    ていることを特徴とする請求項1の天井埋込形空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 上記ケーシング(1)の側面には据付用
    の吊下具(5)に対する固定部材(4)が設けられ、上
    記遮蔽部材(3)は、上記固定部材(4)よりも下側の
    ケーシング(1)側面と据付開口(26)周縁との間に
    設けていることを特徴とする請求項1又は請求項2の天
    井埋込形空気調和機。
  4. 【請求項4】 上記遮蔽部材(3)は、発泡ポリエチレ
    ン等の可撓性を有する軟質材で形成されていることを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの天井埋込形空
    気調和機。
  5. 【請求項5】 上記取付周縁(22)は、上記軟質材よ
    りも硬質の材料で形成されていることを特徴とする請求
    の天井埋込形空気調和機。
  6. 【請求項6】 上記取付周縁(22)には、ケーシング
    (1)を挟んで相対向する位置に、一対の切欠部(2
    5)を設けたことを特徴とする請求項の天井埋込形空
    気調和機。
  7. 【請求項7】 上記遮蔽部材(3)は、その内周形状が
    上記ケーシング(1)の外周形状と略一致するとともに
    ケーシング(1)を取り囲んでその外側面と当接する囲
    繞部(24)を有し、この囲繞部(24)には、その内
    周形状を維持する枠材(21)を周設していることを特
    徴とする請求項1〜請求項のいずれかの天井埋込形空
    気調和機。
  8. 【請求項8】 上記取付周縁(22)又は囲繞部(2
    4)には接着剤転写テープ(19)が取着され、これに
    よって上記取付周縁(22)と天井板(6)又は囲繞部
    (24)とケーシング(1)とを接着するようにしたこ
    とを特徴とする請求項〜請求項のいずれかの天井埋
    込形空気調和機。
  9. 【請求項9】 上記据付開口(26)周縁とケーシング
    (1)の外側面との間において、上記遮蔽部材(3)
    は、上記化粧パネル(2)との間に所定の空間部(2
    3)を形成していることを特徴とする請求項の天井埋
    込形空気調和機。
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