JP3042134U - 眼鏡用取り付け具及び眼鏡ホルダー及び眼鏡用装飾具 - Google Patents

眼鏡用取り付け具及び眼鏡ホルダー及び眼鏡用装飾具

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JP3042134U
JP3042134U JP1997003019U JP301997U JP3042134U JP 3042134 U JP3042134 U JP 3042134U JP 1997003019 U JP1997003019 U JP 1997003019U JP 301997 U JP301997 U JP 301997U JP 3042134 U JP3042134 U JP 3042134U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼鏡フレームに着脱自在であって、かつ、確
実に固定することができる信頼性に優れた眼鏡用取り付
け具及び眼鏡ホルダー及び眼鏡用装飾具を提供する。 【解決手段】 挟持部材2は、眼鏡フレームを緩嵌させ
る緩嵌溝21を備え、挟持部材2自体の復元力により眼
鏡フレームを挟持して、挟持部材2は眼鏡フレームに対
して略固定され、また、挟持部材2のうち緩嵌溝21の
溝口の反対側には、外周にねじ溝が設けられており、こ
のねじ溝に対応するねじ溝を内周に備えたねじ込み部材
3によって、保持溝22に眼鏡フレームを保持・位置決
めした後に、ねじ込むことで、挟持部材2の外周が締め
付けられて、緩嵌溝21の幅が狭くなるように変形し
て、眼鏡フレームに対する挟持力が増加して、眼鏡用取
り付け具1は確実に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、眼鏡を構成する、例えば、テンプル、智、フロント眉、ブリッジな どの眼鏡フレームに取り付けられる眼鏡用取り付け具に関するものであり、また 、この眼鏡用取り付け具を備えた眼鏡ホルダー及び眼鏡用装飾具に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来より、眼鏡を構成する、例えば、テンプル、智、フロント眉、ブリッジな どの眼鏡フレームの所定の箇所に取り付ける取り付け具を備えた眼鏡ホルダーや 眼鏡用装飾具が知られている。
【0003】 眼鏡ホルダーは、スポーツなどをする際に、眼鏡が落下してしまうのを防ぐた めのもので、以下に、図12を参照して説明する。
【0004】 図12は従来技術に係る眼鏡用取り付け具を備えた眼鏡ホルダーの概略構成図 であり、(A)はその眼鏡ホルダーの概略構成斜視図であり、(B)はその使用 状態を示す斜視図である。
【0005】 図に示したように、眼鏡ホルダー200は、概略、眼鏡用取り付け具100と 、ひも状部材150と、止め具160とから構成されている。
【0006】 眼鏡用取り付け具100は、ひも状部材150の両端に設けられ、眼鏡の耳掛 け部(先セル)MやテンプルTを挿脱自在とする小リング101と、この小リン グ101に耳掛け部MやテンプルTを通した後に、小リング101を胴締めする 締め具102により構成されている。
【0007】 そして、使用の際には、眼鏡の左右両端の耳掛け部MやテンプルTに、ひも状 部材150の両端に設けられた小リング101にそれぞれ通し、締め具102に よって各々胴締めする。
【0008】 次に、眼鏡を顔に装着した後に図12(B)に示したように、止め具160に よって頭に合わせて固定することで、スポーツなどをした場合にでも、眼鏡が落 下してしまうのを防ぐことができる。
【0009】 なお、止め具160は、例えば、ひも状部材150に対して適度な摩擦力を生 じるようにすることで、頭に対して固定することができる構成となっている。
【0010】 また、眼鏡用装飾具は、眼鏡の装飾性を高めるためのもので、眼鏡フレームの 各部に着脱自在に構成して、装飾具を様々に取り替えることを可能としたものが あり、以下に、図13を参照して説明する。
【0011】 図13は従来技術に係る眼鏡用取り付け具を備えた眼鏡用装飾具の概略構成図 であり、(A)はその眼鏡用装飾具の概略構成正面図であり、(B)はその使用 状態を示す斜視図である。
【0012】 図に示したように、眼鏡用装飾具300は、概略、眼鏡用取り付け具110と 、眼鏡用取り付け具110に固定された装飾具170とから構成されている。
【0013】 眼鏡用取り付け具110は一対の爪部材、すなわち、上爪111と下爪112 と、これらを引き寄せる方向に付勢するコイルばね113等を備えており、上爪 111と下爪112とによって、眼鏡のテンプルTやブリッジなどを挟持して固 定するものである。
【0014】 このように、取り付けの際には、コイルばねの付勢力によって固定し、取り外 す際には、コイルばねの付勢力に抗して一対の爪部材を広げて取り外すことがで きるので、交換が容易なため、例えばイヤリングなどと同様に、その時々の趣向 に応じて眼鏡用装飾具を交換することができ、装飾性に優れている。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術の場合には、眼鏡用取り付け具の固定性が弱く 、取り付けた位置からずれてしまったり、あるいは、眼鏡フレームから外れてし まったりするという問題があった。
【0016】 上記の眼鏡ホルダーに備えた眼鏡用取り付け具では、小リングに眼鏡フレーム を通してから、締め具によって胴締めして固定しているが、この固定力は小リン グと締め具との摩擦力によってのみ得られるもので、眼鏡が振動等することで小 リングを広げる力が作用すると、比較的容易に締め具がずれて小リングが広がっ てしまっていた。
【0017】 そのため、最初に取り付けた位置から、すぐにずれてしまい、眼鏡ホルダーと して使用する場合には、多少ずれても特に問題はないが、場合によっては、完全 に眼鏡フレームから外れて、抜け落ちてしまい、眼鏡ホルダーとしての機能を果 たさないこともあった。
【0018】 特に、このようにずれやすい眼鏡用取り付け具では、眼鏡用装飾具に適用する ことはできなかった。
【0019】 また、上記の眼鏡用装飾具に備えた眼鏡用取り付け具では、コイルばねの付勢 力によってのみ固定していた。
【0020】 このようにコイルばね等の弾性部材による付勢力(弾性力)のみで固定しよう とすると、適正に固定可能にする程度の付勢力(弾性力)を備えるようにしなけ ればならない。
【0021】 一方、眼鏡用装飾具の場合には、容易に取り外すことができることも必要であ り、相反する要望に対応するために、付勢力(弾性力)の設定が困難であった。
【0022】 また、付勢力(弾性力)を設定した場合に、取り付けられる側の眼鏡フレーム の取り付け部分については、その幅など制限が多くなってしまっていた。
【0023】 そのため、現実には、ある眼鏡用装飾具については、ある特定の眼鏡のある特 定の部分にしか装着することができないというようなことが多く、今日のように 眼鏡フレーム自体についても多種多様に増加しているのに対して、対応できてい なかった。
【0024】 本考案は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的と するところは、眼鏡フレームに着脱自在であって、かつ、確実に固定することが できる信頼性に優れた眼鏡用取り付け具及び眼鏡ホルダー及び眼鏡用装飾具を提 供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の眼鏡用取り付け具にあっては、眼鏡フレ ームを挟持して、該眼鏡フレームに略固定する挟持部材と、該挟持部材の挟持力 を増加させて、眼鏡フレームに固定する固定手段と、を備えたことを特徴とする 。
【0026】 したがって、挟持部材の挟持によって眼鏡フレームに略固定され、固定手段に よって挟持力が増加させられることで確実に固定される。
【0027】 前記挟持部材は、前記眼鏡フレームを緩嵌する緩嵌溝を有し、自己の復元力に より眼鏡フレームを挟持するとよい。
【0028】 したがって、緩嵌溝内に眼鏡フレームを緩嵌すれば、眼鏡フレームは、挟持部 材の復元力によって溝の両壁によって挟持される。
【0029】 前記緩嵌溝の幅は、緩嵌する眼鏡フレーム部分の幅よりも狭いとよい。
【0030】 したがって、緩嵌溝内に眼鏡フレームを緩嵌する際には、緩嵌溝は挟持部材の 復元力に抗して広げられ、その復元力によって、眼鏡フレームは挟持される。
【0031】 前記緩嵌溝内に、前記眼鏡フレームを略保持する保持溝を設けるとよい。
【0032】 したがって、眼鏡フレームは保持溝によって保持・位置決めされる。
【0033】 2部材により構成され、眼鏡フレームを挟持する挟持部材と、該挟持部材を眼 鏡フレームに挟持させた状態で、該挟持部材を固定する固定手段と、を備えると よい。
【0034】 したがって、固定手段により挟持部材が眼鏡フレームに固定される。
【0035】 前記挟持部材を構成する2部材を位置決めする位置決め手段を設けるとよい。
【0036】 したがって、それぞれの部材がずれてしまうことなく、確実に固定される。
【0037】 前記挟持部材の挟持面に前記眼鏡フレームを略保持する保持溝を設けるとよい 。
【0038】 したがって、眼鏡フレームは保持溝によって保持・位置決めされる。
【0039】 前記保持溝の少なくとも表面層は弾性部材より構成されるとよい。
【0040】 したがって、眼鏡フレームの取り付け部分について、その部分の形状・幅など の許容が増加する。
【0041】 前記固定手段は、前記挟持部材の外周を締め付ける締め付け手段を備えるとよ い。
【0042】 したがって、締め付け手段の締め付けによって、挟持部材の挟持力が増加する 。
【0043】 前記締め付け手段は、内周にねじ溝を備えたねじ込み部材を有し、該ねじ込み 部材を前記挟持部材の外周に備えられたねじ溝にねじ込んで締め付けるとよい。
【0044】 したがって、ねじ込み部材を、挟持部材の外周に備えられたねじ溝に沿ってね じ込むことで、挟持部材が締め付けられて挟持力を増加させて固定できると共に 、ねじ込み部材を外すことによって、挟持部材を眼鏡フレームから容易に取り外 すこともできる。
【0045】 前記ねじ込み部材の外周面にローレット加工を施すとよい。
【0046】 したがって、手指によってねじ込み部材をねじ込む際に、摩擦力が生じてねじ 込みが容易となる。
【0047】 また、前記締め付け手段は、弾性体を有し、該弾性体により前記挟持部材の外 周を締め付けることもできる。
【0048】 したがって、弾性体の弾性力によって挟持部材が締め付けられて挟持力を増加 させて固定できると共に、弾性体を外すだけで、挟持部材を眼鏡フレームから容 易に取り外すこともできる。
【0049】 前記弾性体を弾性リングとし、前記挟持部材の外周に設けられた外周溝に、該 弾性リングを嵌めて挟持部材を締め付けるとよい また、前記弾性体は、前記挟持部材を嵌着する嵌着孔を備えた保持部材に保持 され、かつ、嵌着孔に突出したばね部材を有し、前記挟持部材を嵌着孔に嵌着す ることにより、ばね部材が挟持部材を締め付けることもできる。
【0050】 さらに、前記弾性体は、お互いが連結され、かつ、それぞれの中心がずれた二 つのリングを有し、これら二つのリングを前記挟持部材の外周に嵌めることによ って、各々のリングが自己の復元力により中心からずれる力で挟持部材を締め付 けることもできる。
【0051】 ここで、前記二つのリングは筒状のケースに収められ、かつ、二つのリングの うち一方のリングに設けられた凸部が、筒状のケースの壁面に備えられた孔部か ら突出して配置され、該凸部を押圧することにより二つのリングの中心を一致さ せることが可能であるとよい。
【0052】 またさらに、前記弾性体は、前記挟持部材を嵌着する筒状のケースの内壁面に 設けられた板ばねを有し、前記挟持部材を筒状のケースに嵌着することにより、 板ばねが挟持部材を締め付けることも可能である。
【0053】 なお、前記挟持部材を板ばねのばね力に抗して前記筒状のケースに嵌着した際 に、該挟持部材を係止する係止機構と、該係止機構による係止を解除する係止解 除手段と、を設けるとよい。
【0054】 またさらに、前記弾性体は、前記挟持部材を嵌着する嵌着孔と、ばね部と、該 嵌着孔を介してばね部と反対側に押圧部と、を有したばね部材であることも好適 である。
【0055】 この場合、前記挟持部材を導く小径部と、前記ばね部材を保持する大径部と、 を有した筒状のケースの大径部の内壁面に、前記ばね部材のばね部を当接させる と共に、筒状のケースの大径部の当接部と対向する位置に孔部を設けて、該孔部 から前記ばね部材の押圧部を外部へ突出させるとよい。
【0056】 そして、通常状態においては、前記小径部の中心と、ばね部材の嵌着孔の中心 はずれており、前記押圧部の押圧によって、これらの中心が一致するとよい。
【0057】 また、前記ばね部材を二つ保持する筒状のケースを有し、二つのばね部材のば ね部ををそれぞれ筒状のケースの内壁面に当接させて、該ばね部材の各々の押圧 部を筒状のケースに備えられた孔部から外部へ突出させると共に、二つのばね部 材は回転方向において異なるように配置されることもできる。
【0058】 そして、通常状態においては、前記二つのばね部材の嵌着孔の中心はずれてお り、二つのばね部材の押圧部をそれぞれ押圧することによって、これらの中心が 一致するとよい。
【0059】 またさらに、前記弾性体は、小径部と大径部とを有した筒状のケースの大径部 の内壁面に設けられた板ばねを有し、前記挟持部材を嵌着する嵌着孔と、自己の 部材を押圧する押圧部と、を備えた部材を前記板ばねに当接させると共に、筒状 のケースに設けられた孔部から押圧部を外部へ突出させるとよい。
【0060】 そして、通常状態においては、前記小径部の中心と、前記部材に備えられた嵌 着孔の中心はずれており、前記押圧部の押圧によって、これらの中心が一致する とよい。
【0061】 また、上記目的を達成するために、本考案の眼鏡ホルダーにあっては、ひも状 部材と、該ひも状部材の両端に上記の眼鏡用取り付け具を備えたことを特徴とす る。
【0062】 さらに、上記目的を達成するために、本考案の眼鏡用装飾具にあっては、装飾 具と、該装飾具に上記の眼鏡用取り付け具を備えたことを特徴とする。
【0063】
【考案の実施の形態】
以下に図面を参照して、この考案の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明す る。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ の相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲をそれら のみに限定する趣旨のものではない。
【0064】 (第1の実施の形態) 図1、図2、図3および図4には、本考案の第1の実施の形態に係る眼鏡用取 り付け具及び眼鏡ホルダー及び眼鏡用装飾具について示されている。
【0065】 まず、図1および図2を参照して、本考案の第1の実施の形態に係る眼鏡用取 り付け具について説明する。図1は本考案の第1の実施の形態に係る眼鏡用取り 付け具の概略構成斜視図であり、図2は図1中A方向に切断した場合の断面図で ある。
【0066】 図に示したように、眼鏡用取り付け具1は、概略、挟持部材2と、固定手段を 構成する締め付け手段としてのねじ込み部材3と、から構成されており、例えば 、テンプル、智、フロント眉、ブリッジなどの眼鏡フレームの所定の箇所へ取り 付けるものである。
【0067】 挟持部材2は、眼鏡フレームへ取り付ける際に、眼鏡フレームを緩嵌させる緩 嵌溝21を備えている。
【0068】 この緩嵌溝21の幅を眼鏡フレームの取り付け部分の幅よりも小さく設定して おけば、眼鏡フレームを緩嵌溝21に嵌めていくと、緩嵌溝21の幅は広げられ 、挟持部材2自体の復元力により眼鏡フレームを挟持して、挟持部材2は眼鏡フ レームに対して略固定される。
【0069】 また、本実施の形態においては、緩嵌溝21内に、眼鏡フレームを略保持する ための保持溝22を備えており、保持溝22の大きさを眼鏡フレームよりも、や や大きく設定しておくことで、この保持溝22によって眼鏡フレームを保持・位 置決めすることが可能となる。
【0070】 そして、挟持部材2のうち緩嵌溝21の溝口の反対側には、外周にねじ溝23 が設けられており、このねじ溝23に対応するねじ溝32を内周に備えたねじ込 み部材3によって、保持溝22に眼鏡フレームを保持・位置決めした後に、ねじ 込むことで、挟持部材2の外周が締め付けられて、緩嵌溝21の幅が狭くなるよ うに変形して、眼鏡フレームに対する挟持力が増加して、眼鏡用取り付け具1は 確実に固定される。
【0071】 なお、挟持部材2の素材については、ゴム状弾性部材、プラスチック樹脂、あ るいは、金属部材などによって構成することができる。
【0072】 これらの部材の復元力(弾性力)によっては、上述した保持溝22を設けなく ても適正に位置決め固定が可能であれば、特に、保持溝22を設ける必要はない 。
【0073】 また、ねじ込み部材3をねじ込み時とは逆方向に回せば挟持部材2の挟持力は 再び減少するので、眼鏡フレームから眼鏡用取り付け具1(挟持部材2)を容易 に取り外すことができる。
【0074】 また、ねじ込み部材3の外周面31にローレット加工を施すことによって、摩 擦力を高くすることができ、手指などによってねじ込む場合、あるいは、外す場 合により容易に作業することができる。
【0075】 次に、本実施の形態に係る眼鏡用取り付け具を眼鏡ホルダーに適用した場合に ついて図3を参照して説明する。図3は眼鏡ホルダーの使用状態を示す図であり 、(A)はその斜視図であり、(B)は(A)中P部の拡大図である。
【0076】 図に示したように眼鏡ホルダー4は、ひも状部材5の両端に、それぞれ眼鏡用 取り付け具1を備えており、使用する際には、眼鏡の左右両端のテンプルT(耳 掛け部Mでもよい)に、各々の眼鏡用取り付け具1を上述のように取り付けて使 用する。
【0077】 したがって、この眼鏡用取り付け具1は確実に固定されているので、眼鏡が抜 け落ちてしまうことはなく、安心して使用することができる。
【0078】 次に、本実施の形態に係る眼鏡用取り付け具を眼鏡用装飾具に適用した場合に ついて図4を参照して説明する。図4は眼鏡用装飾具の概略斜視図である。
【0079】 図4(A)に示したように、上述した眼鏡用取り付け具1を構成するねじ込み 部材3に装飾具61を固定したり、図4(B)に示したように、上述した眼鏡用 取り付け具1を構成する挟持部材2に装飾具62を固定することにより、眼鏡用 装飾具6が構成されている。
【0080】 そして、眼鏡用取り付け具1を眼鏡フレームの所望の部分、例えば、テンプル 、智、フロント眉、ブリッジなどに取り付けることができ、確実に固定できるの で、ずれたり、落ちたりしてしまうことはなく、また、容易に取り外すこともで きるので、その時々の趣向に応じて交換して使用することができる。
【0081】 (第2の実施の形態) 図5および図6には、本考案の第2の実施の形態が示されている。上記第1の 実施の形態においては、固定手段を構成する締め付け手段として、ねじ込み部材 によって締め付ける構成を示したが、本実施の形態においては、弾性体によって 締め付ける構成を示している。その他の構成などについては上記の実施の形態と 同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略す る。
【0082】 図5および図6を参照して、本考案の第2の実施の形態に係る眼鏡用取り付け 具について説明する。図5は本考案の第2の実施の形態に係る眼鏡用取り付け具 の概略構成斜視図であり、図6は図5中B方向に切断した場合の断面図である。
【0083】 図に示したように、本実施の形態においては、固定手段を構成する締め付け手 段として弾性体である弾性リング7を、挟持部材2のうち緩嵌溝21の溝口の反 対側に設けられた外周溝24に嵌め込むことで、挟持部材2を締め付けている。
【0084】 本実施の形態では、それぞれ簡易な構成でよい、という点で上述の第1の実施 の形態の構成に比べて優れている。
【0085】 なお、弾性体によって締め付ける構成としては、弾性リングに限らず、例えば 、図7,図8、あるいは、図9に示したような構成とすることも可能である。
【0086】 まず、図7(A)に示した弾性体71は、ばね部材72が保持部材73により 保持されており、保持部材73に備えられた嵌着孔74にばね部材72が突出す る構成となっている(左図参照)。
【0087】 このような構成によって、弾性体71を挟持部材2に嵌め込むことで、ばね部 材72が挟持部材2の外周を締め付ける(右図参照)。
【0088】 また、図7(B)に示した弾性体75は、二つのリング76,77が連結され ており、初期状態では、これらのリング76の嵌着孔78、および、リング77 の嵌着孔79の中心はずれている(左図参照)。
【0089】 したがって、弾性体75の素材を弾性材により構成することで、リング76、 または、リング77とを移動させても自己の復元力により元に戻る構成となって いる。
【0090】 そして、嵌着孔78と嵌着孔79との中心を一致させて(真ん中図参照)、挟 持部材2に嵌め込むことで、復元力によりリング76とリング77は元に戻ろう とするため、嵌着孔78の内壁、および、嵌着孔79の内壁により挟持部材2の 外周が締め付けられる(右図参照)。
【0091】 さらに、図7(C)には、図7(B)に示した弾性体75を応用した場合の形 態について示されている。図7はその形態を説明する一部透視斜視図である。
【0092】 図に示したように弾性体75は筒状のケース750に収められている。
【0093】 そして、リング76とリング77(図ではリング77)の一方には凸部752 が設けられており、この凸部752がケース750に備えられた孔部751から 外部へ突出させている。
【0094】 このように構成することによって、凸部752を押圧してやれば、上述のよう にリング76とリング77のそれぞれの中心(嵌着孔78と嵌着孔79との中心 )が一致するので、凸部752を押圧した状態で、挟持部材2を嵌着させて、そ の後、凸部752への押圧を解除すれば、リング76とリング77により挟持部 材2が締め付けられる。
【0095】 なお、リング76、および、リング77の内周面は、摩擦力を高めておくのが 好ましく、例えば、表面を荒くしたり、ローレット加工を施すことで、挟持部材 2が抜けにくくなる。
【0096】 次に図8に示した構成について説明する。図8は概略断面構成図である。
【0097】 図に示したように、弾性体である板ばね81が筒状のケース8の内壁面に設け られている。
【0098】 また、板ばね81と対向する内壁面に、段差82を設けると共に、段差82の 下部側に押圧部材83が設けられている。
【0099】 そして、挟持部材2にも段差26を設ける構成とする(図8(A)参照)。
【0100】 このように構成することによって、挟持部材2を板ばね81のばね力に抗して 筒状のケース8内に嵌着していき、段差26が段差82を過ぎたところで、板ば ね81のばね力により付勢されて、段差26と段差82が係止する(係止機構) (図8(B)参照)。
【0101】 したがって、挟持部材2が筒状のケース8から抜け落ちてしまうことが確実に 防止される。
【0102】 また、押圧解除手段である押圧部材83を押圧することで、係止を解除するこ とができ、挟持部材2を簡単に取り外すこともできる(図8(C)参照)。
【0103】 なお、板ばね81は一端を固定し、他端をスライド自在にするのが好ましい。
【0104】 次に、図9に示した構成について説明する。
【0105】 図9(A)に示したように、弾性材により構成されるばね部材9は、挟持部材 2を嵌着する嵌着孔91と、ばね部93と、押圧部92とを備えている。
【0106】 このばね部材9を利用して、図9(B)および図9(C)に示す2通りの構成 により、挟持部材2を締め付けることができる。
【0107】 まず、図9(B)に示した構成においては、小径部94aと大径部94bを有 した筒状のケース94の大径部94bにばね部材9を保持する構成となっている 。
【0108】 そして、ばね部材9のばね部93を大径部94bの内壁面に当接させて、かつ 、大径部94bのうち、この当接部と対向する位置に孔部94cを設けることに より、ばね部材9の押圧部92を筒状のケース94の外部へと突出させている。
【0109】 この際に、通常状態においては、小径部94aの中心と、ばね部材9の嵌着孔 91の中心とはずれるように配置されている。
【0110】 以上のような構成によって、押圧部92を押圧させることによって、小径部9 4aの中心と、ばね部材9の嵌着孔91の中心とを一致させて、挟持部材2を小 径部94aに案内されながら挿入すると、挟持部材2はばね部材9の嵌着孔91 に嵌着される。
【0111】 その後、押圧部92への押圧を解除することによって、ばね部材9は、そのば ね部93のばね力によって元に戻ろうとするため、嵌着孔91の内壁面と小径部 94aの内壁面によって挟持部材2は締め付けられる。
【0112】 次に、図9(C)に示した構成においては、筒状のケース95に二つのばね部 材9を保持する構成となっている。
【0113】 ばね部材9を保持する構成は、図9(B)に示した構成と同様であるのでその 説明は省略する。
【0114】 二つのばね部材9は回転方向においてそれぞれ異なるように配置させている。
【0115】 なお、図ではそれぞれ180度ずらした構成を示している。
【0116】 したがって、筒状のケース95には、それぞれのばね部材9に応じた位置に、 孔部95a,95bが設けられている。
【0117】 この際に、通常状態においては、それぞれのばね部材9の嵌着孔91の中心が 各々ずれるように配置されている。
【0118】 以上のような構成によって、各々の押圧部92を押圧させることによって、そ れぞれの嵌着孔91の中心を一致させて、挟持部材2をこれら嵌着孔91に嵌着 させる。
【0119】 その後、各々の押圧部92への押圧を解除することによって、ばね部材9は、 そのばね部93のばね力によって元に戻ろうとするため、それぞれの嵌着孔91 の内壁面によって挟持部材2は締め付けられる。
【0120】 なお、図9に示した構成では、ばね部材9は、ばね部を一体的とする構成とし たが、このように一体せずに、例えば、板ばねなどのばねを筒状のケースの内壁 面に取り付けておき、嵌着孔と押圧部のみで構成される部材を上述と同様に筒状 のケースに配置させることによっても、同様の効果が得られる。
【0121】 (その他の実施の形態) 図10および図11には本発明のその他の実施の形態について示されている。 図10および図11はその他の実施の形態に係る眼鏡用取り付け具の要部(挟持 部材の一部)の概略断面図である。
【0122】 まず、図10に示したように、上述の保持溝について、挟持部材2に保持溝2 2aを設けて、さらに、その表面に保持溝22bを備えた弾性部材25を設ける 構成とすることもできる。
【0123】 このように構成することで、挟持部材2の素材を金属などの弾性の低いものと しても、弾性部材25を有したことで、この保持溝22a内に収める眼鏡フレー ムは、その形状や大きさなどの許容を増やすことができる。
【0124】 すなわち、眼鏡フレームの形状や大きさなどがばらついていても、弾性部材2 5によって吸収することができる。
【0125】 なお、挟持部材2そのものの素材を弾性部材とした場合には、それのみで同様 の効果を得ることはいうまでもない。
【0126】 また、上述の実施の形態の形態では、挟持部材2を1部材により構成していた が、図11に示すように2部材とすることもできる。
【0127】 すなわち、図のように部材27と部材28により挟持部材を構成し、これらの 部材によって眼鏡フレームの所望の位置を挟持して、上述の実施の形態の形態で 示した固定手段、例えば弾性リングによって固定することができる。
【0128】 なお、このような構成とする場合には、部材27と部材28との位置ずれを防 止するために位置決め手段として、例えば、図のように凹部27aと凸部28a とを設けて、部材27と部材28とを挟持した際に、これら凹部27aと凸部2 8aとを嵌合させることで位置決めして、確実に固定させることが望ましい。
【0129】
【考案の効果】
本考案の眼鏡用取り付け具は、挟持部材の挟持によって眼鏡フレームに略固定 して、固定手段によって挟持力を増加させて確実に固定させることができるので 信頼性が向上する。
【0130】 挟持部材は、眼鏡フレームを緩嵌する緩嵌溝を有することで、緩嵌溝内に眼鏡 フレームを緩嵌すれば、眼鏡フレームを、挟持部材の復元力によって溝の両壁に よって挟持することができる。
【0131】 緩嵌溝の幅は、緩嵌する眼鏡フレーム部分の幅よりも狭くすれば、緩嵌溝内に 眼鏡フレームを緩嵌する際には、緩嵌溝は挟持部材の復元力に抗して広げられ、 その復元力によって、眼鏡フレームを挟持できる。
【0132】 緩嵌溝内に、眼鏡フレームを略保持する保持溝を設ければ、眼鏡フレームを保 持溝によって保持・位置決めすることができる。
【0133】 また、2部材により構成され、眼鏡フレームを挟持する挟持部材と、この挟持 部材を眼鏡フレームに挟持させた状態で、挟持部材を固定する固定手段を備える ことによっても確実に固定させることができるので信頼性が向上する。
【0134】 挟持部材を構成する2部材を位置決めする位置決め手段を設ければ、それぞれ の部材のずれを防止して、確実に固定できる。
【0135】 挟持部材の挟持面に、眼鏡フレームを略保持する保持溝を設ければ、眼鏡フレ ームを保持溝によって保持・位置決めすることができる。
【0136】 保持溝の少なくとも表面層を弾性部材より構成すれば、眼鏡フレームの取り付 け部分について、その部分の形状や幅などの許容を増加させることができる。
【0137】 固定手段は、挟持部材の外周を締め付ける締め付け手段を備えることにより、 締め付け手段の締め付けによって、挟持部材の挟持力を増加できる。
【0138】 締め付け手段は、内周にねじ溝を備えたねじ込み部材を有し、該ねじ込み部材 を挟持部材の外周に備えられたねじ溝にねじ込んで締め付けることにより、挟持 部材が締め付けられて挟持力を増加できると共に、ねじ込みと逆方向に回して、 挟持力を減少させて、挟持部材を容易に取り外すこともできる。
【0139】 ねじ込み部材の外周面にローレット加工を施せば、手指によってねじ込み部材 をねじ込む際に、摩擦力が高いので、ねじ込みを容易にすることができる。
【0140】 また、締め付け手段は、弾性体を有し、該弾性体により挟持部材の外周を締め 付けることによっても、挟持力を増加でき、また、弾性体を取り外すことで、挟 持力を減少させて、挟持部材を容易に取り外すこともできる。
【0141】 なお、弾性体としては、弾性リング、ばね部材、お互いが連結され、かつ、そ れぞれの中心がずれた二つのリング、筒状のケースの内壁面に設けられた板ばね 、あるいは、挟持部材を嵌着する嵌着孔とばね部と押圧部とを有したばね部材に より、これらの弾性力によって挟持部材を締め付けることが可能である。
【0142】 なお、挟持部材を板ばねのばね力に抗して筒状のケースに嵌着した際に、挟持 部材を係止する係止機構と、係止機構による係止を解除する係止解除手段と、を 設ければ、係止機構により挟持部材が外れてしまうことを防止でき、また、係止 解除手段により容易に取り外すことも可能となる。
【0143】 また、本考案の眼鏡ホルダーは、ひも状部材と、該ひも状部材の両端に上記の 眼鏡用取り付け具を備えることにより、抜け落ちが防止されて信頼性が向上する 。
【0144】 さらに、本考案の眼鏡用装飾具は、装飾具と、該装飾具に上記の眼鏡用取り付 け具を備えることにより、抜け落ちが防止されて信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の第1の実施の形態に係る眼鏡用
取り付け具の概略構成斜視図である。
【図2】図2は図1中A方向に切断した場合の断面図で
ある。
【図3】図3は本考案の第1の実施の形態に係る眼鏡ホ
ルダーの使用状態を示す図である。
【図4】図4は本考案の第1の実施の形態に係る眼鏡用
装飾具の概略斜視図である。
【図5】図5は本考案の第2の実施の形態に係る眼鏡用
取り付け具の概略構成斜視図である。
【図6】図6は図5中B方向に切断した場合の断面図で
ある。
【図7】図7は本考案の第2の実施の形態に係る眼鏡用
取り付け具の説明図である。
【図8】図8は本考案の第2の実施の形態に係る眼鏡用
取り付け具の説明図である。
【図9】図9は本考案の第2の実施の形態に係る眼鏡用
取り付け具の説明図である。
【図10】図10はその他の実施の形態に係る眼鏡用取
り付け具の要部(挟持部材の一部)の概略断面図であ
る。
【図11】図11はその他の実施の形態に係る眼鏡用取
り付け具の要部(挟持部材の一部)の概略断面図であ
る。
【図12】図12は従来技術に係る眼鏡用取り付け具を
備えた眼鏡ホルダーの概略構成図である。
【図13】図13は従来技術に係る眼鏡用取り付け具を
備えた眼鏡用装飾具の概略構成図である。
【符号の説明】
1 眼鏡用取り付け具 2 挟持部材 21 緩嵌溝 22 保持溝 23 ねじ溝 24 外周溝 25 弾性部材 27,28 部材 27a 凹部 28a 凸部 3 ねじ込み部材 32 ねじ溝 4 眼鏡ホルダー 5 ひも状部材 6 眼鏡用装飾具 61,62 装飾具 7 弾性リング 71,75 弾性体 72 ばね部材 73 保持部材 74,78,79 嵌着孔 76,77 リング 750 筒状のケース 751 孔部 752 凸部 8 筒状のケース 81 板ばね 26,82 段差 83 押圧部材 9 弾性体 91 嵌着孔 92 押圧部 93 ばね部 94,95 筒状のケース

Claims (27)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼鏡フレームを挟持して、該眼鏡フレーム
    に略固定する挟持部材と、 該挟持部材の挟持力を増加させて、眼鏡フレームに固定
    する固定手段と、を備えたことを特徴とする眼鏡用取り
    付け具。
  2. 【請求項2】前記挟持部材は、前記眼鏡フレームを緩嵌
    する緩嵌溝を有し、自己の復元力により眼鏡フレームを
    挟持することを特徴とする請求項1に記載の眼鏡用取り
    付け具。
  3. 【請求項3】前記緩嵌溝の幅は、緩嵌する眼鏡フレーム
    部分の幅よりも狭いことを特徴とする請求項2に記載の
    眼鏡用取り付け具。
  4. 【請求項4】前記緩嵌溝内に、前記眼鏡フレームを略保
    持する保持溝を設けたことを特徴とする請求項2または
    3に記載の眼鏡用取り付け具。
  5. 【請求項5】2部材により構成され、眼鏡フレームを挟
    持する挟持部材と、 該挟持部材を眼鏡フレームに挟持させた状態で、該挟持
    部材を固定する固定手段と、を備えたことを特徴とする
    眼鏡用取り付け具。
  6. 【請求項6】前記挟持部材を構成する2部材を位置決め
    する位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項5に
    記載の眼鏡用取り付け具。
  7. 【請求項7】前記挟持部材の挟持面に前記眼鏡フレーム
    を略保持する保持溝を設けたことを特徴とする請求項5
    または6に記載の眼鏡用取り付け具。
  8. 【請求項8】前記保持溝の少なくとも表面層は弾性部材
    より構成されることを特徴とする請求項4または7に記
    載の眼鏡用取り付け具。
  9. 【請求項9】前記固定手段は、前記挟持部材の外周を締
    め付ける締め付け手段を備えたことを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5,6,7または8に記載の眼鏡用取
    り付け具。
  10. 【請求項10】前記締め付け手段は、内周にねじ溝を備
    えたねじ込み部材を有し、該ねじ込み部材を前記挟持部
    材の外周に備えられたねじ溝にねじ込んで締め付けるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の眼鏡用取り付け具。
  11. 【請求項11】前記ねじ込み部材の外周面にローレット
    加工を施すことを特徴とする請求項10に記載の眼鏡用
    取り付け具。
  12. 【請求項12】前記締め付け手段は、弾性体を有し、該
    弾性体により前記挟持部材の外周を締め付けることを特
    徴とする請求項9に記載の眼鏡用取り付け具。
  13. 【請求項13】前記弾性体を弾性リングとし、前記挟持
    部材の外周に設けられた外周溝に、該弾性リングを嵌め
    て挟持部材を締め付けることを特徴とする請求項12に
    記載の眼鏡用取り付け具。
  14. 【請求項14】前記弾性体は、前記挟持部材を嵌着する
    嵌着孔を備えた保持部材に保持され、かつ、嵌着孔に突
    出したばね部材を有し、前記挟持部材を嵌着孔に嵌着す
    ることにより、ばね部材が挟持部材を締め付けることを
    特徴とする請求項12に記載の眼鏡用取り付け具。
  15. 【請求項15】前記弾性体は、お互いが連結され、か
    つ、それぞれの中心がずれた二つのリングを有し、これ
    ら二つのリングを前記挟持部材の外周に嵌めることによ
    って、各々のリングが自己の復元力により中心からずれ
    る力で挟持部材を締め付けることを特徴とする請求項1
    2に記載の眼鏡用取り付け具。
  16. 【請求項16】前記二つのリングは筒状のケースに収め
    られ、かつ、二つのリングのうち一方のリングに設けら
    れた凸部が、筒状のケースの壁面に備えられた孔部から
    突出して配置され、該凸部を押圧することにより二つの
    リングの中心を一致させることが可能であることを特徴
    とする請求項15に記載の眼鏡用取り付け具。
  17. 【請求項17】前記弾性体は、前記挟持部材を嵌着する
    筒状のケースの内壁面に設けられた板ばねを有し、前記
    挟持部材を筒状のケースに嵌着することにより、板ばね
    が挟持部材を締め付けることを特徴とする請求項12に
    記載の眼鏡用取り付け具。
  18. 【請求項18】前記挟持部材を板ばねのばね力に抗して
    前記筒状のケースに嵌着した際に、該挟持部材を係止す
    る係止機構と、該係止機構による係止を解除する係止解
    除手段と、を設けたことを特徴とする請求項17に記載
    の眼鏡用取り付け具。
  19. 【請求項19】前記弾性体は、前記挟持部材を嵌着する
    嵌着孔と、ばね部と、該嵌着孔を介してばね部と反対側
    に押圧部と、を有したばね部材であることを特徴とする
    請求項12に記載の眼鏡用取り付け具。
  20. 【請求項20】前記挟持部材を導く小径部と、前記ばね
    部材を保持する大径部と、を有した筒状のケースの大径
    部の内壁面に、前記ばね部材のばね部を当接させると共
    に、筒状のケースの大径部の当接部と対向する位置に孔
    部を設けて、該孔部から前記ばね部材の押圧部を外部へ
    突出させたことを特徴とする請求項19に記載の眼鏡用
    取り付け具。
  21. 【請求項21】通常状態においては、前記小径部の中心
    と、ばね部材の嵌着孔の中心はずれており、前記押圧部
    の押圧によって、これらの中心が一致することを特徴と
    する請求項20に記載の眼鏡用取り付け具。
  22. 【請求項22】前記ばね部材を二つ保持する筒状のケー
    スを有し、二つのばね部材のばね部をそれぞれ筒状のケ
    ースの内壁面に当接させて、該ばね部材の各々の押圧部
    を筒状のケースに備えられた孔部から外部へ突出させる
    と共に、二つのばね部材は回転方向において異なるよう
    に配置されることを特徴とする請求項19に記載の眼鏡
    用取り付け具。
  23. 【請求項23】通常状態においては、前記二つのばね部
    材の嵌着孔の中心はずれており、二つのばね部材の押圧
    部をそれぞれ押圧することによって、これらの中心が一
    致することを特徴とする請求項22に記載の眼鏡用取り
    付け具。
  24. 【請求項24】前記弾性体は、小径部と大径部とを有し
    た筒状のケースの大径部の内壁面に設けられたばねを有
    し、 前記挟持部材を嵌着する嵌着孔と、自己の部材を押圧す
    る押圧部と、を備えた部材を前記ばねに当接させると共
    に、筒状のケースに設けられた孔部から押圧部を外部へ
    突出させたことを特徴とする請求項12に記載の眼鏡用
    取り付け具。
  25. 【請求項25】通常状態においては、前記小径部の中心
    と、前記部材に備えられた嵌着孔の中心はずれており、
    前記押圧部の押圧によって、これらの中心が一致するこ
    とを特徴とする請求項24に記載の眼鏡用取り付け具。
  26. 【請求項26】ひも状部材と、該ひも状部材の両端に請
    求項1乃至25のいずれか一つに記載の眼鏡用取り付け
    具を備えたことを特徴とする眼鏡ホルダー。
  27. 【請求項27】装飾具と、該装飾具に請求項1乃至25
    のいずれか一つに記載の眼鏡用取り付け具を備えたこと
    を特徴とする眼鏡用装飾具。
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