JP3041300U - 植生用ネット - Google Patents
植生用ネットInfo
- Publication number
- JP3041300U JP3041300U JP1997002119U JP211997U JP3041300U JP 3041300 U JP3041300 U JP 3041300U JP 1997002119 U JP1997002119 U JP 1997002119U JP 211997 U JP211997 U JP 211997U JP 3041300 U JP3041300 U JP 3041300U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grass
- soil
- runner
- net
- vegetation net
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 芝ランナーの浮き上がりを防止し、土壌との
活着性を高め且つ10〜15週間後には土中で腐り支障
を生じせしめない植生用ネットの提供。 【解決手段】 数mm〜20mm前後の土砂は通過する
が芝のランナーは通過させない大きさの網目で、木綿で
織編したことを特徴とする。
活着性を高め且つ10〜15週間後には土中で腐り支障
を生じせしめない植生用ネットの提供。 【解決手段】 数mm〜20mm前後の土砂は通過する
が芝のランナーは通過させない大きさの網目で、木綿で
織編したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は植生用ネットに関する。
【0002】
種子のない栄養繁殖型の芝の移植方法には、切芝を張り付ける張芝工法のほか に切芝をほぐして芝ランナーとなし、それを地表面にバラ撒く撒き工法がある。 撒き芝工法は地表面にバラ撒きした芝ランナーを上から浅く耕転したり、目土 をかけたりしてその上から転圧ローラをかけて土壌を密着させて植付けるのであ る。
【0003】
撒き芝工法で地表面にバラ撒きした芝ランナーを上から耕転したり、目土をか けたりしても芝ランナーの軽さやバネのような反発性によって土壌との完全な密 着は無理で、地表に浮いて残るものが多く、幸いに植え付けられた形になったも のだけが活着し、そうでないものは枯れる無駄の多い工法である。また降雨など により流されたりする被害も受けやすい。
【0004】
本考案は上記問題点を解決せんとするものであって、その特徴とするところは 、数mm〜20mm前後の土砂は通過するが芝のランナーは通過させない網目で 、木綿で織編した植生用ネットを地表面にバラ撒きした芝ランナー上へ覆蔽し、 その上に目土をかけておくようにするのである。 このさい、綿糸は10番手〜20番手の片糸や双糸などが選択される。
【0005】
図1に於いて1は地面G上へ撒かれた芝ランナー、2はその上面へ覆蔽した植 生用ネットである。 このさい、該植生用ネット2は木綿で網目間隔が数mm〜20mm前後に織編 させた構成とする。しかして、上記網目間隔の数mm〜20mm前後とすること は、土砂は通過するが、芝のランナーは通過しないものとなる作用効果上に優れ たものである。
【0006】 即ち、地面G上へ撒かれた芝ランナー1はその上に植生用ネット2が被蔽され ることにより、地面G上の全ての芝ランナー1はその茎部分の何れかが植生用ネ ット2のたて、よこ網目部分2a,2bで押圧接触されるものとなって芝ランナ ー1の浮き上がりを防止するものとなる。 これに対し、該植生用ネット2の覆蔽後に上方から散布される目土3は網目間 を通して下部地面と一体化されるものとなる。
【0007】 上記説明では地面G上へ撒かれた芝ランナー1の上面は植生用ネット2を覆蔽 したものについて説明したが、該2枚のネット2,2間に芝ランナー1を挟んで フィルム状のロール製品となし、これを地表に敷き延べて目土3をかけるように なしても良い。
【0008】 上記の如く構成した芝ランナー1の芝が発芽をし繁茂を始め、芝ランナーによ る地覆ができた時点でネットは不要となるが、本考案の木綿糸の10番手〜20 番手の片糸や双糸を使用したものでは地中で凡そ3週間程で腐り、10〜15週 間ではあとかたもなくなるものとなる。 ところでポリエチレンなど合成樹脂を使用したネットで覆蔽した場合は、芝生 が繁茂したあともこのネットは残り、ときには芝刈り機などにかかり、破れて地 表に出て見苦しいものとなるが、本考案品ではこのような問題は一切生じない。
【0009】
本考案は以上の通り構成するものであって、芝ランナーを土壌へ密着させてそ の浮き上がりや移動を一定期間効果的に防止して活着が図れるものとなすのであ り、発芽の均一化と降雨や撒水などによる流亡防止に著効を奏せしめるものであ る。
【図1】本考案品の実施態様図である。
1 芝ランナー 2 植生用ネット
Claims (2)
- 【請求項1】 数mm〜20mm前後の土砂は通過する
が芝のランナーは通過させない大きさの網目で、木綿で
織編した植生用ネット。 - 【請求項2】 10番手〜20番手の片糸や双糸からな
る請求項1記載の植生用ネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002119U JP3041300U (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 植生用ネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002119U JP3041300U (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 植生用ネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3041300U true JP3041300U (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=43175832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997002119U Expired - Lifetime JP3041300U (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 植生用ネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041300U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004032604A1 (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Fujita Corporation | 植物シート及びこの製造方法並びに植物シートを用いた緑化工法 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP1997002119U patent/JP3041300U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004032604A1 (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Fujita Corporation | 植物シート及びこの製造方法並びに植物シートを用いた緑化工法 |
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