JP3041179B2 - 玄米選別装置 - Google Patents

玄米選別装置

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JP3041179B2 JP6017988A JP1798894A JP3041179B2 JP 3041179 B2 JP3041179 B2 JP 3041179B2 JP 6017988 A JP6017988 A JP 6017988A JP 1798894 A JP1798894 A JP 1798894A JP 3041179 B2 JP3041179 B2 JP 3041179B2
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太郎 足立
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、籾摺装置で脱ぷされた
玄米と籾との混合米を選別する玄米選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の玄米選別装置は、例えば、実開昭
60‐49936号公報に示されるように、籾摺装置で
脱ぷされた玄米と籾との混合米を貯留する混合米タンク
内に貯留量を検出するレベル検出センサを設けるととも
に、タンク内の貯留量が設定レベル以下になったことの
検出に伴って選別装置の駆動モータを停止するようにな
っている。
【0003】選別装置を停止するのは、タンク内の混合
米が全て選別装置に供給されると、最終段階での層が薄
くなって選別装置での選別効率が悪くなるため、最終段
階では、選別装置を手動操作して選別するためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、作業終了時、タ
ンク内の貯留量が設定レベル以下になったことの検出に
伴って選別装置の駆動モータがスグに停止される為、混
合米タンクから選別装置への供給シュート内に多量の混
合米が残り、作業終了時、選別装置を手動に切換えて選
別処理する時間が長くなり、作業能率が低下する不都合
があった。
【0005】そこで、上記欠点を解消する手段として、
供給シュート内の残留米を少なくする手段として、選別
装置の駆動モータの停止時間を遅らすことが考えられる
が、斯かる場合には、引き続き作業する場合、供給シュ
ート内に混合米を一定量溜める時間が長くなり、作業続
行時の作業能率が低下する不都合が生じる。
【0006】本発明は、作業終了や作業続行に拘わらず
作業能率を向上できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、籾摺装置で脱ぷされた玄米と籾
との混合米を貯留する混合米タンクに貯留量を検出する
レベル検出センサを設けるとともに、タンク内の貯留量
が設定レベル以下になったことの検出に伴って選別装置
の駆動機構を停止する玄米選別装置であって、前記混合
米タンク内の貯留量が設定レベル以下になったことがレ
ベル検出センサで検知された時点から設定時間後に、前
記選別装置の駆動機構を停止させる停止遅延手段を設け
るとともに、この遅延手段が機能する状態と機能しない
状態とを選択する停止モード選択手段を備えさせた点に
ある。
【0008】
【作用】混合米タンク内の混合米が設定レベル以下にな
ったことをレベル検出スイッチが検知すると、停止遅延
手段を介して選別装置の駆動機構が停止されるため、混
合米タンクから選別装置へ混合米を供給する供給シュー
ト内の混合米の大部分が選別装置に供給されることとな
る。
【0009】また、遅延手段が機能する状態と機能しな
い状態とを選択する停止モード選択手段を、遅延手段が
機能しない状態に切換えておくと、選別装置の駆動機構
がスグに停止されて供給シュート内に多くの混合米が残
ることとなる。
【0010】
【発明の効果】上記構成の結果、作業を終了する場合に
は、停止モード選択手段を、遅延手段が機能する状態に
切換えておくことにより、混合米タンクから選別装置へ
混合米を供給する供給シュート内の残留米の量が少なく
なり、選別装置を手動に切換えて選別処理する時間の短
縮がはかれ作業能率の向上が図れる。
【0011】また、作業を続行する場合には、停止モー
ド選択手段を、遅延手段が機能しない状態に切換えてお
くことにより、供給シュート内に多くの残留米が残り、
引き続き作業を続行する場合、選別装置への供給時間の
短縮が図れる。
【0012】
【実施例】図1は、玄米選別装置の概略を示し、籾タン
ク1に供給された籾は、その籾タンク1より搬送下手側
箇所に設けられた籾摺装置2で脱ぷされ、籾摺・風選装
置3で籾殻や粃を除去された後、混合米タンク4に一時
貯留されるようになっている。
【0013】そして、この混合米タンク4に貯留された
穀粒は、単位時間当たりの流出量が設定量となるように
調節された状態で上下複数の揺動板5aを備えた選別装
置5に供給され、この選別装置5で、玄米、籾と玄米の
混合米、及び、籾の3種類に選別回収されるようになっ
ている。
【0014】前記選別装置5で回収された混合米は、前
記混合米タンク4に搬送されて再度選別され、籾は前記
籾タンク1に搬送されて再度脱ぷ処理されるようになっ
ている。
【0015】前記混合米タンク4の混合米は供給シュー
ト4A並びに上下複数段の選別板5aに対して混合米を
分配供給する分配器4Bを介して所定の供給速度で選別
装置5に供給される。
【0016】前記籾タンク1の下端部には、この籾タン
ク1から前記籾摺装置2への穀粒供給を停止させるため
の電磁操作式のシャッタ6が設けられている。
【0017】前記籾摺装置2の構成について説明すれ
ば、左右一対のローラ7,7が設定間隔を隔てて位置
し、且つ、それらの周速度が異なる状態で互いに逆方向
に回転駆動されるようになっている。つまり、周速度が
異なるローラ7,7の間を籾が通過することにより、籾
殻が除去されて脱ぷされるようになっているのである。
【0018】そして、前記籾タンク1のシャッタ6と前
記両ローラ7,7との間に、繰出しロール8と前記籾摺
装置2への穀粒供給量を変更調節する揺動式の供給量調
節板9と、その供給量調節板9を揺動操作するアクチュ
エータとしての電動モータM 1 と、前記供給量調節板9
の開度を検出する開度検出用センサS0 とが設けられて
いる。
【0019】つまり、前記供給量調節板9の開度を変更
調節することにより、前記籾摺装置2における単位時間
当たりの処理量を変更調節できるように構成されている
のである。
【0020】前記混合米タンク4の内部には、その貯留
量が満杯状態に対応する上限より大であるか否かを検出
する上限検出センサS1 と、貯留量が略空に対応する下
限より小であるか否かを検出する下限検出センサS3
と、それら両センサS1,S3 の間に中間検出センサS2
が設けられている。
【0021】前記各センサS1 〜S3 は、感圧式のもの
が使用され、設定圧より大なる圧力を感知するとON信
号を出力するように構成されている。つまり、ON状態
で貯留量がセンサ設置箇所より上であると検出し、OF
F状態で貯留量がセンサ設置箇所より下であると検出す
るようになっている。
【0022】つまり、前記3個のセンサS1 〜S3 が、
前記混合米タンク4の貯留量を検出するレベル検出セン
サSに対応することになる。
【0023】そして、前記各センサS1 〜S3 の検出情
報に基づいて、前記籾摺装置2への穀粒供給量を自動調
節しながら、各部の運転を制御するために、マイクロコ
ンピュータ利用の制御装置Cが設けられている。
【0024】つまり、前記制御装置Cを利用して、前記
貯留量を設定範囲内に維持するように、レベル検出セン
サSの検出情報に基づいて前記籾摺装置2の単位時間当
たりの処理量を自動的に増減し、且つ、前記選別装置5
の駆動を断続することになる。
【0025】次に、前記制御装置Cの動作について説明
する。
【0026】先ず、前記上限検出センサS1 がOFFで
あるかONであるかに基づいて、前記混合米タンク4の
貯留量が上限に達しているか否かを判別する。
【0027】前記上限センサS1 がONして前記混合米
タンク4の貯留量が上限に達している場合には、前記籾
タンク1のシャッタ6を閉じて前記籾摺装置2への穀粒
供給を停止させる。
【0028】前記貯留量が上限に達していない場合に
は、前記下限センサS3 がONであるかOFFであるか
に基づいて、前記混合米タンク4の貯留量が下限に達し
ているか否かを判別する。
【0029】前記下限センサS3 がOFFして前記混合
米タンク4の貯留量が下限に達している場合には、前記
選別装置5の運転を停止させる。
【0030】前記貯留量が上限と下限との間にある場合
には、前記中間検出センサS2 のON/OFF変化に基
づいて、供給量の増減を判別する。
【0031】つまり、前記検出センサS2 がOFFから
ONに変化した場合には、供給量を減少させ、ONから
OFFに変化した場合には、供給量を増大させる。そし
て、ON/OFF変化がない場合には、現在の調節状態
を維持させることになる。
【0032】そして、前記制御装置Cは、全体の運転が
終了するまで以上説明した各処理を繰り返すことにな
る。
【0033】つまり、前記混合米タンク4の貯留量が上
限に達した場合には、穀粒の供給を続けると前記混合米
タンク4から溢れることになるため、籾タンク1のシャ
ッタ6を閉じて前記籾摺装置2への穀粒供給を停止さ
せ、下限に達した場合には、穀粒の供給量が不足する状
態で選別装置5を運転すると選別不良を生じるために、
前記選別装置5の運転を停止させるようにしているので
ある。
【0034】前記選別装置5の駆動機構である電動モー
タM2 は、駆動回路Dを介して前記制御装置Cに接続さ
れており、かつ、この制御装置Cには、前記電動モータ
2の停止を遅延させる手段としてのタイマーTが内蔵
されるとともに、このタイマーTを機能させる状態と機
能させない状態を選択する停止モード選択手段としての
切換スイッチS4 が接続されている。
【0035】そして、前記タイマーTは、供給シュート
4A内の混合米のレベルが選別装置5始端部の分配器4
BのレベルLに到達するに足る相当時間に設定されてい
る。
【0036】前記切換スイッチS4 は、籾摺装置2から
の穀粒供給が無くなって作業を終了する最終段階時に、
引き続き作業をするか否かによって選択操作する。つま
り、引き続き作業を続行する場合には、タイマーTを機
能させずに選別装置5を直ちに停止させるように切換ス
イッチS4 を操作し、又、作業を終了する場合は、タイ
マーTを機能させて一定時間後に選別装置5を停止させ
るように、切換スイッチS4 を操作するのであり、その
電動モータM2 の停止制御作動が図2のフローチャート
に示されている。
【0037】〔別実施例〕上記実施例においては、タン
ク4内の貯留量が設定範囲内に維持されるように上限検
出センサS1 と中間検出センサS2 とを設けたが、タン
ク4内の貯留量が設定レベル以下になれば、逐一、選別
装置5の電動モータM2 を停止させる下限検出センサS
3 のみを設けたものであっても良い。又、停止遅延手段
として機械的タイマーを利用するもよい。
【0038】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本考案は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】玄米選別装置構成のブロック図
【図2】フローチャト
【符号の説明】
2 籾摺装置 4 混合米タンク 5 選別装置 M2 選別装置駆動機構(電動モータ) S4 停止モード選択手段(切換スイッチ) T 停止遅延手段(タイマー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−90638(JP,A) 実開 昭57−35746(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 5/00 - 7/02 109

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾摺装置(2)で脱ぷされた玄米と籾と
    の混合米を貯留する混合米タンク(4)内に貯留量を検
    出するレベル検出センサ(S)を設けるとともに、タン
    ク(4)内の貯留量が設定レベル以下になったことの検
    出に伴って選別装置(5)の駆動機構(M2 )を停止す
    る玄米選別装置であって、前記混合米タンク(4)内の
    貯留量が設定レベル以下になったことがレベル検出セン
    サ(S)で検知された時点から設定時間後に、前記選別
    装置(5)の駆動機構(M2 )を停止させる停止遅延手
    段(T)を設けるとともに、この遅延手段(T)が機能
    する状態と機能しない状態とを選択する停止モード選択
    手段(S4 )を備えさせてある玄米選別装置。
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