JP3040970U - 伸縮式孫の手 - Google Patents

伸縮式孫の手

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JP3040970U
JP3040970U JP1997001128U JP112897U JP3040970U JP 3040970 U JP3040970 U JP 3040970U JP 1997001128 U JP1997001128 U JP 1997001128U JP 112897 U JP112897 U JP 112897U JP 3040970 U JP3040970 U JP 3040970U
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handle
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JP1997001128U
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Inventor
四郎 山本
Original Assignee
有限会社山本製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で容易に製造することができ、しか
も非常にコンパクトにすることができる伸縮式孫の手を
提供しようとするものである。 【解決手段】ほぼコ字状の断面で、順次サイズを変えて
多段に形成した複数の柄部と、この柄部の先端に設けた
手部と、各段の連結部の内側に取り付けられてバネを内
蔵した筒状のストッパとを備え、この筒状ストッパは内
蔵したバネでその一端に設けた押しボタン部が各段の連
結部に設けた孔にはまり込むようになっており、押しボ
タン部を各段の連結部の内側に押し込んで伸縮操作でき
るようにしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、柄部が長さの調節が可能で、引き伸ばして充分な長さにして使用 することができ、不使用時には縮めて短くコンパクトにした状態で収納すること ができる使い勝手の良好な伸縮式孫の手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の孫の手は、所定の長さの柄部と、柄部の先端に取り付けたフック状の手 部とで構成されている。しかしながら、このような孫の手は一般にかなりの長さ を有しているため、携帯には非常に不便であった。
【0003】 そこで携帯用に使えるように、実開平4−35427号公報や実開平4−42 823号公報に記載されたような折り畳み式の孫の手や、実開昭56−5042 6号公報や実開昭60−32928号公報、実開昭61−103131号公報、 実開平3−85030号公報に記載されたような伸縮式の孫の手が考案されてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、折り畳み式の孫の手ではコンパクト化するにも限度があり、ま た上記従来の伸縮式の孫の手は柄部としてパイプを使用したものであって、その 製造が難しい上に壊れやすく、しかも故障時の修理が面倒であるという欠点があ った。
【0005】 また、柄部の一端に設けた手部が邪魔で、コンパクト化する上でも支障になり やすいという欠点があった。
【0006】 この考案は従来例の上記欠点を解消して、構造が簡単で容易に製造することが でき、しかも非常にコンパクトにすることができる伸縮式孫の手を提供しようと するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの考案の伸縮式孫の手は、ほぼコ字状の断面で、順次サイズを変え て多段に形成した複数の柄部と、この柄部の先端に設けた手部と、各段の連結部 の内側に取り付けられてバネを内蔵した筒状のストッパとを備え、この筒状スト ッパは内蔵したバネでその一端に設けた押しボタン部が各段の連結部に設けた孔 にはまり込むようになっており、押しボタン部を各段の連結部の内側に押し込ん で伸縮操作できるようにしたことを特徴とするものである。
【0008】 またこの考案の伸縮式孫の手は、上記柄部の先端に設けた手部が、柄部の一端 に回転軸で回転可能に取り付けられ、かつ連結部の内側に取り付けられてバネを 内蔵した筒状のストッパを備え、押しボタン部を連結部の内側に押し込んで回転 操作できるようにしたことをも特徴としている。
【0009】 この考案の伸縮式孫の手によれば、構造が簡単で製造が容易であり、なおかつ 非常にコンパクトにすることができる伸縮式孫の手を提供することができるよう になった。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の伸縮式孫の手の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
【0011】 この考案の伸縮式孫の手の1実施例を示す図1および図2において、1,11 ,21はほぼコ字状の断面で、順次サイズを変えて多段に形成した複数の柄部で ある。複数の柄部1,11,21の各段の連結部2の内側には、筒状ストッパ3 がコ字状断面の柄部1,11,21の両側壁の間に差し渡すようにして取り付け てある。4は筒状ストッパ3の先端をはめ込んで各段を連結するための連結孔、 5は柄部1の基端にはめ込んだブロック状の閉止具である。
【0012】 そして、柄部1,11,21の細い側の一端の柄部21の先端には手部6が取 り付けられている。この手部6は固定式のものでもよいが、図では回転軸7で回 転可能に保持されている。
【0013】 上記筒状ストッパ3の一端は有底で、その外面には押しボタン部9が突設され ている。筒状ストッパ3の内部には押しボタン部9と反対側の開口からバネ8が 収納してある。上記押しボタン部9は、各段の連結部2に設けた連結孔4にはま り込むようになっており、押しボタン部9を各段の連結部2内に押し込んで連結 孔4よりも内側に保持した状態にすることにより、柄部1,11,21は簡単に 縮めることができる。
【0014】 逆に引き伸ばすには、単に柄部1,11,21をその両側から引っ張るだけで よい。そして各柄部1,11,21が所定の長さになった時点で、自動的に押し ボタン部9が各段の連結部2に設けた連結孔4にはまり込み、長くなった状態で 確実に保持される。
【0015】 図3および図4は上記柄部1および柄部11間の連結部の詳細を示すもので、 大きいサイズの柄部1内に下のサイズの柄部11をスライド自在にはめ込んであ る。そして、筒状ストッパ3が内側の柄部11のコ字状の両側壁の間に差し渡す ようにして取り付けてある。
【0016】 上記筒状ストッパ3の一端には押しボタン部9が突設してあり、柄部1および 柄部11に設けた連結孔4にはめ込まれている。また筒状ストッパ3の内部には 押しボタン部9と反対側の開口からバネ8が収納してあり、開口部分の端部を柄 部11の側壁に立てた起立片10によって保持されている。他方、押しボタン部 9を柄部1の連結孔4位置まで押し込んで保持することにより、柄部11は柄部 1内においてスライド可能となり、簡単に縮めることができる。その際、押しボ タン部9は柄部11の連結孔4内に保持されているので、柄部11の所定位置か ら外れることはない。
【0017】 図5ないし図7は上記柄部21の先端に取り付けた手部6の詳細を示すもので ある。この手部6は柄部21に回転軸7で回転可能に保持されている。すなわち 、手部6に設けたコ字状のブラケット12が柄部21の内側にはめ込まれており 、このブラケット12のコ字状の両側壁の間に差し渡すようにして回転軸7をは め込んでいる。そして側壁の他端から突出した抜け止め片13をかしめることに より、回転軸7を手部6に取り付けてある。このようにして取り付けた回転軸7 により、手部6は矢印方向に回転可能に保持されている。
【0018】 またこの回転軸7と平行に、筒状ストッパ3がブラケット12のコ字状の両側 壁の間に差し渡すようにして取り付けてあり、常態では押しボタン部9が柄部2 1の小孔14内にはめ込まれていて、手部6を柄部21に対して約90°近辺の 角度に保持している。そして、押しボタン部9を柄部21の小孔14よりも内側 に押し込んでブラケット12の小孔15内に保持した状態にすることにより、手 部6は簡単に折り畳むことができる。
【0019】 この考案の伸縮式孫の手の使用に際しては、単に柄部1,11,21をその両 側から引っ張って引き伸ばすだけでよい。各柄部1,11,21が所定の長さに なった時点で、自動的に筒状ストッパ3の押しボタン部9が各段の連結部2に設 けた連結孔4にはまり込み、長くなった状態で柄部1,11,21は確実に保持 される。
【0020】 そして折り畳まれた手部6を回転軸7を介して回転させれば、筒状ストッパ3 の押しボタン部9が柄部21の小孔14内にはめ込まれて、使用可能な状態に字 保持される。その状態でこの考案の伸縮式孫の手を使用する。なお手部6の先端 は丸くなるよう加工して、肌を掻いた際に傷付けることのないよう配慮しておく ことが望ましい。
【0021】 次にこの考案の伸縮式孫の手を使い終わった場合、ブラケット12内に位置す る筒状ストッパ3の押しボタン部9を押して手部6を折り畳み、各連結部内に位 置する筒状ストッパ3の押しボタン部9を押して柄部1,11,21を順次縮め ればよい。
【0022】 なお、上記実施例においては柄部を3段にした場合について説明したが、他の 段数でもよいことはもちろんであり、例えば4段にすると、よりコンパクトにす ることが可能な伸縮式孫の手を得ることができる。
【0023】
【考案の効果】
この考案の伸縮式孫の手によれば、構造が簡単で製造が容易であり、なおかつ 非常にコンパクトにすることができる伸縮式孫の手を提供することができるよう になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の伸縮式孫の手の一実施例を示す側面
図である。
【図2】その正面図である。
【図3】連結部の固定状態の断面図である。
【図4】連結部を縮める場合の断面図である。
【図5】手部の筒状ストッパ部分の断面図である。
【図6】手部の回転軸部分の断面図である。
【図7】手部を折り畳んだ状態の側面図である。
【符号の説明】
1,11,21 柄部 2 各段の連結部 3 筒状ストッパ 4 連結孔 5 閉止具 6 手部 7 回転軸 8 バネ 9 押しボタン部 10 起立片 12 ブラケット 13 抜け止め片 14 小孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼコ字状の断面で、順次サイズを変え
    て多段に形成した複数の柄部と、この柄部の先端に設け
    た手部と、各段の連結部の内側に取り付けられてバネを
    内蔵した筒状のストッパとを備え、この筒状ストッパは
    内蔵したバネでその一端に設けた押しボタン部が各段の
    連結部に設けた孔にはまり込むようになっており、押し
    ボタン部を各段の連結部の内側に押し込んで伸縮操作で
    きるようにしたことを特徴とする伸縮式孫の手。
  2. 【請求項2】 柄部の先端に設けた手部が、柄部の一端
    に回転軸で回転可能に取り付けられ、かつ連結部の内側
    に取り付けられてバネを内蔵した筒状のストッパを備
    え、押しボタン部を連結部の内側に押し込んで回転操作
    できるようにしてなる請求項1に記載の伸縮式孫の手。
JP1997001128U 1997-02-27 1997-02-27 伸縮式孫の手 Expired - Lifetime JP3040970U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210050078A (ko) * 2019-10-28 2021-05-07 경북보건대학교 산학협력단 효자손 및 그의 제어방법
KR102510951B1 (ko) * 2022-05-27 2023-03-15 김은희 분리형 하우징이 구비된 기능형 악세서리

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KR20210050078A (ko) * 2019-10-28 2021-05-07 경북보건대학교 산학협력단 효자손 및 그의 제어방법
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