JP3066833U - 折り畳み傘 - Google Patents

折り畳み傘

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JP3066833U
JP3066833U JP1999006369U JP636999U JP3066833U JP 3066833 U JP3066833 U JP 3066833U JP 1999006369 U JP1999006369 U JP 1999006369U JP 636999 U JP636999 U JP 636999U JP 3066833 U JP3066833 U JP 3066833U
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JP
Japan
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umbrella
shaft portion
umbrella shaft
shaft
locking
Prior art date
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JP1999006369U
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English (en)
Inventor
正博 林
Original Assignee
株式会社林正
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハジキを突出させるためのスリット孔加工が
不要で、簡単な操作でロクロの係止及び解除が行える構
造の折り畳み傘を提供する。 【解決手段】 軸方向に伸縮可能な傘軸1が、第1傘軸
部1aと第2傘軸部1bと第3傘軸部1cとから成り、
傘軸1を押し縮めた際、第1傘軸部1a内に第2傘軸部
1bが収容され、第2傘軸部1b内に第3傘軸部1cが
収容され、石づき側に位置する第1傘軸部1a上を移動
し得るロクロ2には、該傘軸部1aの軸中心方向に向か
ってバネ付勢された掛止爪3を有する掛止部材4が存在
し、第1傘軸部1aには、傘が開いた状態でロクロ2の
位置が固定できるように、掛止爪3に対応する掛止孔5
が設けられており、掛止部材4をバネ付勢方向に対抗す
る方向に動かすことで掛止爪3の掛止が解除できる。こ
の際、掛止部材4は、コイルバネ6によりバネ付勢され
ていることが好ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、掛止片(ハジキ)を突出させるためのスリット孔の加工が不要で、簡 単な操作でロクロの係止及び解除が行える構造を有した、3段式の折り畳み傘に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の3段式の折り畳み傘は、図4に示されるように、握柄側の傘軸部材の軸径 の方が、石づき側の傘軸部材の軸径よりも大きく、石づき側の位置する傘軸部材 に、軸方向に沿ってスリット状の孔が穿設され、このスリット孔からハジキ9が 外側に突出しており、ロクロを傘軸に沿って移動させて、ロクロに設けられたス リット孔に、ハジキ9を嵌め入れることによってロクロの位置が固定されて、傘 が開いた状態で固定される。そして、スリット孔に嵌入されたハジキを傘軸部材 側に押し込むと、ロクロの固定が解除され、傘が閉じるようになっている。
【0003】 ところが、このような構造の折り畳み傘の場合、ハジキの取付け位置にバラツキ が生じることがあり、ハジキとロクロの位置のわずかな歪みによってずれると傘 の開閉ができなくなったり、スリット孔が設けられている部分の傘棒の強度が弱 いために、傘棒が曲がったり折れたりしやすいという欠点もあった。又、小さい 板状のハジキを指で押し込むのには大きな力が必要であり、傘を容易に閉じるこ とができず、指を痛めることがあるという問題もあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述の問題を解決し、安定して製造するのに適した構造であり、スリ ット孔による傘棒の強度低下がなく、容易に傘を閉じることができる構造の折り 畳み傘を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の折り畳み傘は、傘軸が軸方向に伸縮可能で、しかも親骨が折り畳み可能 な構造を有したものにおいて、上記傘軸1が、石づき側に位置する第1傘軸部1 aと、握柄側に位置する第3傘軸部1cと、上記第1傘軸部1aと第3傘軸部1 cとをつなぐ第2傘軸部1bとから成り、上記第1傘軸部1aの軸径が上記第2 傘軸部1bの軸径よりも大きく、かつ、上記第2傘軸部1bの軸径が上記第3傘 軸部1cの軸径よりも大きく、傘軸1を押し縮めた際、上記第1傘軸部1a内に 上記第2傘軸部1bが収容され、上記第2傘軸部1b内に上記第3傘軸部1cが 収容されること、及び、上記第1傘軸部1a上を移動し得るロクロ2には、該第 1傘軸部1aの軸中心方向に向かってバネ付勢された掛止爪3を有する掛止部材 4が設けられており、上記第1傘軸部1aには、傘が開いた状態で上記ロクロ2 の位置が固定できるように、上記掛止爪3に対応する掛止孔5が設けられており 、上記掛止孔5の位置で上記掛止爪3が掛止された状態から、上記掛止部材4を バネ付勢方向に対抗する方向に動かした際に、上記掛止爪3の掛止が解除されて 上記ロクロ2の固定が解除される構造であることを特徴とする。
【0006】 又、本考案は、上記の構造の折り畳み傘において、上記掛止部材4が、コイルバ ネ6によってバネ付勢されていることを特徴とするものでもある。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の折り畳み傘(3段式)の好ましい一例における構造を図面に示し 、本考案を説明する。 図1に示されるように、本考案の折り畳み傘は、傘軸が軸方向に伸縮可能で、し かも親骨が折り畳み可能な構造を有しており、傘軸1は、3つの軸部材1a〜1 cから成り、石づき7側から握柄8側に向かって順に位置する、第1傘軸部1a 、第2傘軸部1b、第3傘軸部1cが、伸縮可能な状態で連結され、3つの軸部 材1a〜1cを最も伸ばした状態において、第1傘軸部1aと第2傘軸部1bと が位置固定され、第2傘軸部1bと第3傘軸部1cとが位置固定される。 この際、本考案の折り畳み傘では、従来の折り畳み傘の場合とは逆に、石づき側 に位置する第1傘軸部1aの軸径が第2傘軸部1bの軸径よりも大きく、第2傘 軸部1bの軸径が第3傘軸部1cの軸径よりも大きくなっており、傘軸1を押し 縮めた際、第1傘軸部1a内に第2傘軸部1bが収容され、第2傘軸部1b内に 第3傘軸部1cが収容されて、携帯に適した傘軸方向の長さとなるように構成さ れている。
【0008】 そして、第1傘軸部1a上を移動し得るロクロ2には、図2及び図3の部分拡大 図(ただし、これらの図には支骨は示されていない)に示されるようにして、第 1傘軸部1aの軸中心方向に向かってバネ付勢された掛止爪3を有する掛止部材 4が設けられており、第1傘軸部1aには、傘が開いた状態でロクロ2の位置が 固定できるように、掛止爪3に対応する掛止孔5が設けられており(図1参照) 、ロクロ2を第1傘軸部1aに沿って石づき側へ移動させると、コイルバネ6等 によってバネ付勢された掛止爪3が、第1傘軸部1aに設けられた掛止孔5の中 に入り込んで掛止され(図3参照)、傘が開いた状態でロクロ2を固定すること ができる。 傘を閉じる際には、図3の状態から、掛止部材4のコイルバネ6側を、バネ付勢 方向に対抗する方向に指で押すと、掛止爪3の掛止が解除されてロクロ2が握柄 側に移動し(図2参照)、この状態で傘軸を押し縮めると、従来の折り畳み傘と 同様に傘をコンパクトに折り畳むことができる。
【0009】 本考案の折り畳み傘の場合、掛止部材4の形状や取付け構造、掛止爪3の断面形 状、バネ付勢手段の種類や取付け構造等が、図面に例示したものに限定されるも のではなく、掛止爪3が石づき側に位置し、コイルバネ6が握柄側に位置する構 造であっても良い。
【0010】
【考案の効果】
本考案の折り畳み傘の場合、傘が閉じた状態からロクロ2を石づき側へ移動させ て、掛止部材4の掛止爪3を掛止孔5の位置で掛止させることによって、ロクロ 2の位置固定を行うことができ、又、掛止部材4を指で押すだけで掛止爪3の掛 止が解除されて簡単に傘を閉じることができ、非常に便利である。又、本考案で は、従来の傘のような、スリット孔を傘軸に設けたり、傘軸内にバネ付勢された ハジキを設ける必要がないので、製品を安定して製造することができ、しかも、 傘棒が充分な強度を示し、傘軸が曲がったり折れたりしにくいという利点もある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の折り畳み傘の好ましい一例における構
造を示す図である。
【図2】ロクロ2が非固定状態にある時の、ロクロ2の
内部状態を示す部分断面構造図である。
【図3】ロクロ2が固定状態にある時の、ロクロ2の内
部状態を示す部分断面構造図である。
【図4】従来の3段式の折り畳み傘の一例における構造
を示す図である。
【符号の説明】
1 傘軸 1a 第1傘軸部 1b 第2傘軸部 1c 第3傘軸部 2 ロクロ 3 掛止爪 4 掛止部材 5 掛止孔 6 コイルバネ 7 石づき 8 握柄 9 ハジキ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘軸が軸方向に伸縮可能で、しかも親骨
    が折り畳み可能な構造を有した折り畳み傘において、上
    記傘軸1が、石づき側に位置する第1傘軸部1aと、握
    柄側に位置する第3傘軸部1cと、上記第1傘軸部1a
    と第3傘軸部1cとをつなぐ第2傘軸部1bとから成
    り、上記第1傘軸部1aの軸径が上記第2傘軸部1bの
    軸径よりも大きく、かつ、上記第2傘軸部1bの軸径が
    上記第3傘軸部1cの軸径よりも大きく、傘軸1を押し
    縮めた際、上記第1傘軸部1a内に上記第2傘軸部1b
    が収容され、上記第2傘軸部1b内に上記第3傘軸部1
    cが収容されること、及び、上記第1傘軸部1a上を移
    動し得るロクロ2には、該第1傘軸部1aの軸中心方向
    に向かってバネ付勢された掛止爪3を有する掛止部材4
    が設けられており、上記第1傘軸部1aには、傘が開い
    た状態で上記ロクロ2の位置が固定できるように、上記
    掛止爪3に対応する掛止孔5が設けられており、上記掛
    止孔5の位置で上記掛止爪3が掛止された状態から、上
    記掛止部材4をバネ付勢方向に対抗する方向に動かした
    際に、上記掛止爪3の掛止が解除されて上記ロクロ2の
    固定が解除される構造であることを特徴とする折り畳み
    傘。
  2. 【請求項2】 上記掛止部材4が、コイルバネ6によっ
    てバネ付勢されていることを特徴とする請求項1記載の
    折り畳み傘。
JP1999006369U 1999-08-23 1999-08-23 折り畳み傘 Expired - Lifetime JP3066833U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009125612A1 (ja) * 2008-04-09 2009-10-15 Harasawa Kazuo 折り畳み式洋傘に用いられる伸縮シャフト機構
JP2010504117A (ja) * 2006-09-25 2010-02-12 レキスポルト アーゲー ゴム緩衝器を有するノルディックウォーキング・ポール
JP2013154160A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Jui-Chieh Chen 折畳み傘の閉傘定位構造

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