JP3040847U

JP3040847U - 腕カバー

Info

Publication number: JP3040847U
Application number: JP1997000077U
Authority: JP
Inventors: 榮司西垣
Original assignee: 株式会社マルエーニット
Priority date: 1997-01-13
Filing date: 1997-01-13
Publication date: 1997-09-05
Anticipated expiration: 2003-01-13

Abstract

(57)【要約】【課題】手袋部が掌を覆ってしまうので、この状態で
使用者がハンドルを握って操作すると違和感があり、ハ
ンドルの操作がしにくく、滑り易かった。【解決手段】全体が筒状に形成され、使用者Ｈの腕Ｈ
ａを覆う長い筒状の本体部２と、この本体部２の先に一
体的に編まれた手袋部３とから構成され、手袋部３の中
央は、本体部２側に切込まれて分離され、この切込み部
分３ａの近傍で手袋部３の裏側に、親指７を通す固定用
輪体５と、小指８を通す別の固定用輪体６が一体的に取
付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、例えば車の運転中に、特に女性が日焼けを防止するために装着する腕カバーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、車の運転中に、特に女性が日焼けを防止するための腕カバーがあり、この腕カバーは、腕を覆う長い本体部と、この本体部の先に一体的に編まれて、手の甲と掌、あるいは指の付け根付近を覆う覆う手袋部とが設けられている。

【０００３】そして使用者は、自身の手を本体部分から穿ち、腕を本体で覆い、手の甲と掌を手袋部で覆うようにして装着し、車のハンドルを操作する。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の腕カバーは、手袋部が掌を覆ってしまうので、この状態で使用者がハンドルを握って操作すると違和感があり、ハンドルの操作がしにくく、また、滑り易いといった課題があった。

【０００５】そこで本考案は、上記課題を解決し得る腕カバーの提供を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案における課題を解決するための手段は、全体が筒状に編まれて腕を覆う本体部と、この本体部の一方に一体的に編まれた手袋部とから構成され、手袋部の中央は、本体部側に切込まれて分離され、この切込み部分の近傍で手袋部の裏側に、使用者の指を通して固定するす固定用輪体が設けられている。

【０００７】上記構成において、使用者は自身の手を本体部から穿って腕を本体部で覆い、手の甲が手袋部に接触するように、固定用輪体に指を通して固定する。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態に係る腕カバーを、図１〜図３に基づいて説明する。

【０００９】本考案の実施の形態に係る腕カバー１は、例えば車の運転中に、特に女性が日焼けを防止するための編物で、全体が筒状に形成され、使用者Ｈの腕Ｈａを覆う長い筒状の本体部２と、この本体部２の先に一体的に編まれた手袋部３とから構成され、手袋部３の中央は、本体部２側に切込まれて分離され、この切込み部分３ａの近傍で手袋部３の裏側に、親指７を通す固定用輪体５と、小指８を通す別の固定用輪体６（何れの固定用輪体５，６もゴムによって形成されている）が一体的に取付けられている。

【００１０】次に、上記構成の腕カバー１の使用方法を説明すると、使用者Ｈは自身の手を本体部２から穿って腕Ｈａを本体部２で覆い、手の甲が手袋部３に接触するように、固定用輪体５に親指７を通すとともに別の固定用輪体６に小指８を通して固定する。この状態で、切込み部分３ａが開いて使用者Ｈの掌４を覆うものはなく、このようにして腕Ｈａカバー１を装着した状態で、使用者Ｈはハンドルを操作する。

【００１１】そして、ハンドルを操作する際に、使用者Ｈの掌４を覆うものはないので、使用者Ｈの掌４が直接ハンドルと接触し、操作の際に違和感がない。上記のように本考案の実施の形態によれば、ハンドルを操作する際に、使用者Ｈの掌４を覆うものはないので、使用者Ｈの掌４が直接ハンドルと接触するため、操作の際に違和感がなく、また、固定用輪体５，６によって使用者Ｈの手に手袋部３が固定されるので操作がし易く、かつ、腕Ｈａおよび手の甲の日焼けを防止することができる。

【００１２】なお上記実施の形態では、親指７を通す固定用輪体５と小指８を通す別の固定用輪体６を設けたが、これに限定されるものではなく、図示しないが、さらに中指を通す固定用輪体を設けて、この固定用輪体に中指を通すことにより、より確実に手袋部３を手に確実に固定するように構成することもできる。

【００１３】

【考案の効果】

以上の説明から明らかな通り、本考案は、本体部の一方に一体的に編まれた手袋部の中央が、本体部側に切込まれて分離され、この切込み部分の近傍で手袋部の裏側に、使用者の指を通して固定するす固定用輪体が設けられたものであるので、ハンドルを操作する際に、使用者の掌を覆うものがなく、使用者の掌が直接ハンドルと接触するため操作の際に違和感がなく、また、固定用輪体によって使用者の手に手袋部が固定されるので操作がし易く、かつ、腕および手の甲の日焼けを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の形態を示す腕カバーの全体正面
図である。

【図２】同じく使用者が装着した状態の全体斜視図であ
る。

【図３】同じく部分拡大斜視図である。

【符号の説明】

１腕カバー２本体部３手袋部３ａ切込み部分４掌５固定用輪体６固定用輪体７親指８小指Ｈ使用者Ｈａ腕

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】全体が筒状に編まれて腕を覆う本体部
と、この本体部の一方に一体的に編まれた手袋部とから
構成され、手袋部の中央は、本体部側に切込まれて分離
され、この切込み部分の近傍で手袋部の裏側に、使用者
の指を通して固定するす固定用輪体が設けられたことを
特徴とする腕カバー。