JP3040346B2 - ランニングマシン - Google Patents

ランニングマシン

Info

Publication number
JP3040346B2
JP3040346B2 JP8139807A JP13980796A JP3040346B2 JP 3040346 B2 JP3040346 B2 JP 3040346B2 JP 8139807 A JP8139807 A JP 8139807A JP 13980796 A JP13980796 A JP 13980796A JP 3040346 B2 JP3040346 B2 JP 3040346B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body frame
running
main body
drive source
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8139807A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09313638A (ja
Inventor
収 小河
泰之 村上
亮一 宮原
俊二 小野
秀一 小菅
Original Assignee
セノー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セノー株式会社 filed Critical セノー株式会社
Priority to JP8139807A priority Critical patent/JP3040346B2/ja
Publication of JPH09313638A publication Critical patent/JPH09313638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3040346B2 publication Critical patent/JP3040346B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はランニングマシン
(トレッドミル)に関するもので、特に使用時における
安全性の確保と使い勝手の良さを目的として開発された
ものである。
【0002】
【従来の技術】ランニングマシンは電動モータで回動す
る走行ベルト(無端ベルト)の上で走行練習をするため
の機械装置であるが、従来のランニングマシンは手摺部
を有するフレームの上で回動する走行ベルトを設けただ
けの簡単な構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ランニングマシンによれば、走行ベルトの回動速度の変
化に富む調節や登坂練習ができなかったし、練習者が走
行ベルトの回動速度について行けなくなると走行ベルト
から脱落することがあり、それを予防する手段が講じら
れていなかった。したがって、従来のランニングマシン
は熟練者でなければ使い勝手が悪く、近時多くなったス
ポーツ愛好家等の一般人が手軽に使用できる工夫が足り
なかった。
【0004】そこで、この発明は使用時における安全性
の確保と使い勝手の良さを目的としてなされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるランニ
ングマシンは、長手方向の前後端部にそれぞれドラムを
回転自在に軸支して該ドラム間に無端の走行ベルトを掛
け回した本体フレームと、該本体フレームの前部に起伏
可能に連結され、かつ、駆動源とその制御器を搭載した
前部フレームと、本体フレームに立設された手摺部と、
該手摺部の上面に固定され、前記駆動源及び制御器と電
気的に接続された操作パネルとからなるランニングマシ
であって、前記前部フレームはその後端部が本体フレ
ームに回動可能に軸着して連結され、前端部に床面を転
動可能なコロが軸支され、かつ、その前端部と本体フレ
ーム間に前記駆動源により伸縮駆動可能な連結杆が設け
られてなり、該伸縮駆動可能な連結杆はギヤドモータで
回転するスクリュウシャフトに螺合するナットを固定し
たチューブからなり、前記走行ベルトは前記制御器を介
して前記駆動源で段階的な速度上昇の制御ができ、前記
操作パネルは少なくとも「角度 上げる」、「角度 下
げる」、「スタート 速度 速く」、「速度保つ」、
「速度 遅く」及び「速度 止める」の表示をした操作
ボタンを順次配列するとともに、これらの確認をするた
めの電気的表示部が設けられ、かつ、該操作パネルはラ
ンニング練習者に対面する発光素子と受光素子を有する
光センサーを有し、ランニング練習者が走行ベルト上の
所定範囲から外れた場合に警告を発することを特徴とす
る。
【0006】
【0007】したがって、走行ベルトの速度調節が段階
的にでき、かつ、登坂練習のために本体フレームを傾斜
させることができて使い勝手が良好となるとともに、走
行ベルト上の所定範囲から外れると警告が発せられて安
全性が確保される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
に基づき説明する。図1,2に示すように、所定長さ及
び幅で略長方形の本体フレーム1の前部左右両側に略U
字形のパイプからなる手摺部2を立設するとともに、後
部左右両側に同じく略U字形の脚台部3を連結して本体
フレーム1を床面Fから所定の高さに水平保持できるよ
うに構成し、手摺部2の前方には駆動部4を設け、この
駆動部4によって回動する無端の走行ベルト5が本体フ
レーム1の前後端部に回転可能に軸支されたドラム6
(図3参照),7に掛け回されている。
【0009】駆動部4は、図3に示すように、本体フレ
ーム1の前部端面の左右両側において前記ドラム6が回
転自在に支承されるシャフト8の両端部に嵌合するU字
形の係合部9(図5参照)を一端部の左右両側に有する
所定幅及び長さの前部フレーム10に搭載されているも
ので、カバー11にて被覆してある。カバー11の内部
には、図3,4に示すように、電動モーターからなる第
1駆動源12が固定され、その出力軸13に軸着したプ
ーリー14に無端ベルト15が掛け回され、この無端ベ
ルト15にプーリー16が共に掛け回されている。プー
リー16は前記シャフト8に軸着されている。
【0010】前部フレーム10の前端部には略三角形の
台板17がその両端部にコロ18を回転可能に支持して
軸支されており、この台板17にシャフト19が連結さ
れている(図6参照)。図5,6に示すように、シャフ
ト19の一端部にはスプロケット20が軸着され、この
スプロケット20に無端チェーン21が掛け回され、無
端チェーン21は台板17に固定されたギヤドモーター
から第2駆動源23の出力車22に掛け回されている。
シャフト19の他端部はスクリュウシャフトとしてナッ
ト24に螺合し、ナット24はチューブ25に固定さ
れ、図3,4に示すように、チューブ25にロッド26
が揺動可能に連結され、ロッド26は本体フレーム1の
後端部に延伸して脚台部3間に回転可能に支持されるロ
ッド28にT字形で連結されて伸縮駆動可能な連結杆を
構成している。
【0011】さらに、図3に示すように、前部フレーム
10には前記駆動源12及び第2駆動源23の駆動制御
を前記手摺部2に搭載した操作パネル29(図2参照)
の操作ボタン30で制御を行うための制御器28が搭載
されている。操作パネル29は、図1に示すように、手
摺部2の最上部にやや傾斜して固定され、図2に示すよ
うに、その盤面に多数の操作ボタン30が配列されてい
る。操作ボタン30は上から順に「角度 上げる」「角
度 下げる」「スタート 速度 速く」「速度保つ」
「速度 遅く」「速度 止める」の6つのボタンが配置
され、また、これらの確認をするための電気的表示部3
1が設けられている。
【0012】そこで、ランニング練習者は、練習をする
に際し予め、フレーム1の傾斜角度を調節したいとき
は、「角度 上げる」又は「角度 下げる」の操作ボタ
ン30を押すと、第2駆動源23が駆動してスプロケッ
ト22が無端チェーン21を回動させることにより、ス
プロケット20を回転させてシャフト19を正逆いずれ
かに回転させるから、シャフト19がチューブ25に出
入りするため、前部フレーム10は係合部9,9が係合
するシャフト8を中心として起伏する。したがって、図
7に示すように、シャフト8を中心として本体フレーム
1と前部フレーム10が床面Fから昇降するため、本体
フレーム1の傾斜角度を自己に適する角度に変更するこ
とができる。すなわち、「角度上げる」の操作ボタン3
0を押すと本体フレーム1の傾斜角度が上昇し、また、
「角度 下げる」の操作ボタン30を押すと本体フレー
ム1の傾斜角度が低下する。
【0013】本体フレーム1の傾斜角度の設定が終了す
れば、ランニング練習者は走行ベルト5上に搭乗し手摺
部2を握持して片手で「スタート 速度 速く」の操作
ボタン30を押すと、駆動源12が駆動してシャフト1
3が回転し、プーリー14を介して無端ベルト15が回
動してプーリー16を介してシャフト8が回転すること
によってドラム6が回転し、これにより走行ベルト5が
回動するから、ランニング練習者は走行ベルト5の上で
走行することができる。
【0014】そして、走行速度を上昇させたいときは、
最初に押した操作ボタン30を更に押すことにより、駆
動源12の回転速度が次第に上昇するため、所望の速度
に達した段階で「速度 保つ」の操作ボタン30を押す
と、その速度が維持される。この速度上昇は段階的に行
われるもので、時速4Kmのステップから時速16Km
のステップに段階的に上昇するように設定されている。
【0015】また、当初に押した操作ボタン30で開始
された速度が途中で自己に適するときは、「速度 保
つ」の操作ボタン30を押すことによりその速度が保持
される。また、速度を遅くしたいときは、「速度 遅
く」の操作ボタン30を押すことによって、速度が次第
に低下するから、所望する速度に達した段階で「速度
保つ」の操作ボタン30を押すと、その速度が保持され
る。そして、練習を中止するときは、「速度 止める」
の操作ボタン30を押すことにより駆動源12の駆動が
停止して走行ベルト5の回動が停止する。
【0016】なお、練習者が走行ベルト5の回動速度に
ついて行けず、徐々に遅れて走行ベルト5からはみ出す
危険を防止するために、図に示すように、光センサー
32が設けられる。この光センサー32は操作パネル2
9に固定され、図8に示すように、所定の光線をレンズ
33を介して発射する発光素子34と光線が練習者から
反射する反射光線をレンズ35を介して受ける受光素子
36を有するもので、練習者Mが検知距離Lの位置にあ
るとき、反射光線が受光素子36のほぼ中心にくるよう
に構成し、反射光線の位置によって練習者Mが遠く(L
+△L)にいるか、近く(L−△L)にいるかを判断で
きるようになっており、練習者Mが走行範囲37内にい
る限りランプが点灯し、この走行範囲37から外れたと
きは警告音が発せられ、ランプが消え、適正な走行範囲
37内に所定の時間内に戻らなければ走行ベルト5の駆
動が停止するというものである。適正な走行範囲37は
本体フレーム1にマーク38(図参照)で表示されて
いる。
【0017】走行ベルト5が停止したときに、操作表示
板28にエラー表示を表示し、このエラー表示は一定時
間後に自動的に解除される。または、リセットスイッチ
を押せば解除できるようにすることは自由である。これ
らを実現するための電気・電子的構成については、現在
の当業技術においては格別の考案力を要することなく容
易にできることであるから、その構成についての詳細は
省略する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、走行ベ
ルトの速度調節が段階的にでき、かつ、登坂練習のため
に本体フレームを傾斜させることができて使い勝手が良
好となるとともに、走行ベルト上の所定範囲から外れる
と警告が発せられて安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す側面図
【図2】図1の平面図
【図3】図2の要部破断平面図
【図4】図3の側面図
【図5】図4の要部側面図
【図6】図5の要部断面図
【図7】作用説明図
【図8】作用説明図
【符号の説明】
1…本体フレーム 2…手摺部 3…脚台部 4…駆動部 5…走行ベルト 6,7…ドラム 11…カバー 12…第1駆動源 18…コロ 19…シャフト 24…ナット 23…第2駆動源 29…操作パネル 30…操作ボタン 31…電気的表示部
フロントページの続き (72)発明者 小野 俊二 東京都品川区南品川2−2−13 セノー 株式会社内 (72)発明者 小菅 秀一 東京都品川区南品川2−2−13 セノー 株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−47231(JP,A) 特開 昭63−309280(JP,A) 特開 平7−13361(JP,A) 特開 平7−136295(JP,A) 特開 昭57−160459(JP,A) 実開 昭52−120658(JP,U) 実公 平7−17322(JP,Y2) 実公 昭56−41732(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 22/00 - 22/06 A63B 23/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の前後端部にそれぞれドラムを
    回転自在に軸支して該ドラム間に無端の走行ベルトを掛
    け回した本体フレームと、該本体フレームの前部に起伏
    可能に連結され、かつ、駆動源とその制御器を搭載した
    前部フレームと、本体フレームに立設された手摺部と、
    該手摺部の上面に固定され、前記駆動源及び制御器と電
    気的に接続された操作パネルとからなるランニングマシ
    であって、前記前部フレームはその後端部が本体フレ
    ームに回動可能に軸着して連結され、前端部に床面を転
    動可能なコロが軸支され、かつ、その前端部と本体フレ
    ーム間に前記駆動源により伸縮駆動可能な連結杆が設け
    られてなり、該伸縮駆動可能な連結杆はギヤドモータで
    回転するスクリュウシャフトに螺合するナットを固定し
    たチューブからなり、前記走行ベルトは前記制御器を介
    して前記駆動源で段階的な速度上昇の制御ができ、前記
    操作パネルは少なくとも「角度 上げる」、「角度 下
    げる」、「スタート 速度 速く」、「速度 保つ」、
    「速度 遅く」及び「速度 止める」の表示をした操作
    ボタンを順次配列するとともに、これらの確認をするた
    めの電気的表示部が設けられ、かつ、該操作パネルはラ
    ンニング練習者に対面する発光素子と受光素子を有する
    光センサーを有し、ランニング練習者が走行ベルト上の
    所定範囲から外れた場合に警告を発することを特徴とす
    るランニングマシン。
JP8139807A 1996-06-03 1996-06-03 ランニングマシン Expired - Fee Related JP3040346B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8139807A JP3040346B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 ランニングマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8139807A JP3040346B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 ランニングマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09313638A JPH09313638A (ja) 1997-12-09
JP3040346B2 true JP3040346B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=15253903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8139807A Expired - Fee Related JP3040346B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 ランニングマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3040346B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4702585B2 (ja) * 2001-09-03 2011-06-15 株式会社安川電機 下肢駆動装置
CA2965573A1 (en) * 2014-10-23 2016-04-28 Corepact, Llc Cordless treadmill
JP6075365B2 (ja) 2014-12-09 2017-02-08 トヨタ自動車株式会社 歩行訓練システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52120658U (ja) * 1976-03-10 1977-09-13
JPS6123074Y2 (ja) * 1979-09-05 1986-07-10
JPS63309280A (ja) * 1987-06-10 1988-12-16 酒井医療株式会社 歩行・走行訓練装置
JPH0247231A (ja) * 1988-08-08 1990-02-16 Fujitsu Ltd アルミニウム合金
JPH0713361A (ja) * 1993-03-02 1995-01-17 Konica Corp 電子写真感光体
JP2600141Y2 (ja) * 1993-08-25 1999-10-04 アイワ株式会社 空気清浄装置
JPH07136295A (ja) * 1993-11-12 1995-05-30 Brother Ind Ltd 自動速度制御可能な自走式走行装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09313638A (ja) 1997-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11180213B2 (en) Electric vehicle
US4475613A (en) Power operated chair
KR101800679B1 (ko) 족동형 트위스트 조향식 핸즈프리 밸런싱 스쿠터
US6033347A (en) Fold-out treadmill
US7311164B1 (en) Illuminated scooter
TW201410296A (zh) 復健跑步機
JPH09506796A (ja) 対の往復動する踏み面を有する踏み車
US2251005A (en) Foot pedal propelled vehicle
JP3040346B2 (ja) ランニングマシン
US20090008897A1 (en) Traveling Outdoor Health Machine and the Control Method
JP4461060B2 (ja) 車両シミュレーション装置
JP4020970B2 (ja) 静止身体鍛錬装置
US5823914A (en) Exercising device
JP2004331004A (ja) 電動アシスト自転車
KR101385004B1 (ko) 경사각이 조절되는 자가발전형 러닝머신
JPH04361749A (ja) 電動車椅子
JP7065448B2 (ja) 電動自転車及び電動自転車の制御方法
JP2920403B2 (ja) ドライブゲーム機
JPH0236531Y2 (ja)
CN108854094B (zh) 模拟自行车骑行的旋转类游乐设备
JPH0717322Y2 (ja) トレッドミル用の傾斜装置
JPH06305476A (ja) 電動二輪スケート
KR20190028239A (ko) 틸팅 메커니즘을 이용한 전동 킥보드
TWM637335U (zh) 跑步機及跑步機的操控裝置
TWM541875U (zh) 跑步機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees