JPH0717322Y2 - トレッドミル用の傾斜装置 - Google Patents

トレッドミル用の傾斜装置

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JPH0717322Y2
JPH0717322Y2 JP8686491U JP8686491U JPH0717322Y2 JP H0717322 Y2 JPH0717322 Y2 JP H0717322Y2 JP 8686491 U JP8686491 U JP 8686491U JP 8686491 U JP8686491 U JP 8686491U JP H0717322 Y2 JPH0717322 Y2 JP H0717322Y2
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JP
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treadmill
tilting
screw rod
present
arm
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JP8686491U
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JPH0529559U (ja
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宜司 信田
正敏 尾西
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Mizuno Corp
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Mizuno Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トレッドミル用の傾斜
装置の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、トレッドミル13用の傾斜装
置としては、図7に示すような、キャスター14を下端
に介して床面に接地させたネジ棒をトレッドミルの架台
15の前部に、架台に直角に取り付け前記ネジ棒を回転
させ下方に送り出すことにより、架台の前部を持ち上げ
てトレッドミル本体を傾斜させる構造のものが一般に公
知であった。
【0003】又、他の構造のものとして、図8乃至図9
に示すアメリカ特許第4591147号のようなトレッ
ドミル用の傾斜装置も公知となっている。即ち、この構
造のトレッドミルにおいては、アーム17とスライド棒
18を用いて、トレッドミル上面の突出部を低く押さえ
た構造になっているが、この構造のものでは、任意の傾
斜を設定する際には、ナット19を緩めてスライド棒1
8を調整するごとく手動で行う方法が取られていた。
【0004】更に、他の構造として、図10乃至図11
に示すアメリカ特許第4792134号のようなトレッ
ドミル用の傾斜装置も公知となっている。即ち、この構
造のトレッドミルにおいては、駆動モーター20とウォ
ームギア21とウォーム22と弧状ウォームギア23と
シャフト24を用いて、トレッドミル上面の突出部を低
く押さえた構造が取られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
トレッドミル用の傾斜装置においては、以下のような解
決すべき問題点を有していた。即ち、これら従来から公
知のトレッドミルの内、図7のようなキャスター14を
下端に介して床面に接地させたネジ棒をトレッドミル1
3の架台の前部に、架台に直角に取り付け、前記ネジ棒
を回転させ下方に送り出すことにより、架台の前部を持
ち上げてトレッドミル本体を傾斜させる構造のもので
は、約25%程度の傾斜を得るために、比較的長いネジ
棒を必要とした。そのため、トレッドミル13を水平状
態に戻した際に、ネジ棒がトレッドミル本体上面より、
突出することになり、美観を損ねると共に、使用者が転
倒した場合にも危険であるため、ネジ棒を覆うカバー1
6が考案されているが、トレッドミルの駆動装置とネジ
棒を覆うには、図に示すように相当大きなカバーを必要
とし、使用者に圧迫感を与え不評を買うと言った欠点を
有していた。そこで、パイプ状の手すり内にネジ棒を収
納させると言った考案も出されているが、ネジ棒が垂直
に突出しているため、設計上種々の制約があり、スマー
トなデザインのトレッドミルを供給することが出来ない
と言った問題を有していた。
【0006】又、図8乃至図9に示すアメリカ特許第4
591147号のようなトレッドミル13の傾斜装置の
場合には、確かにトレッドミル上面の突出部を低くする
ことが出来るが、傾斜度の調整を手動で行う必要があっ
た。又、任意の傾斜度に固定するのにスライド棒18を
調整した後にナット19を締めつけて固定するため、使
用者がトレッドミルを使用中に自分で傾斜度を調節する
ことが出来なかった。
【0007】更に、図10乃至図11に示すアメリカ特
許第4792134号のようなトレッドミル13の傾斜
装置の場合には、前述のトレッドミルと同様にトレッド
ミル上面の突出部を低くすることが出来るが、この構造
のトレッドミルにおいては、駆動モーター20とウォー
ムギア21とウォーム22と弧状ウォームギア23とシ
ャフト24を用いているため、構造が複雑になると共
に、弧状ウォームギア23を使用するため、トレッドミ
ル13の架台の傾斜をあまり高く設定出来ないと言った
点や特殊な形状の弧状アーム23を使用するため、コス
ト的に高くなると言った問題を有していた。
【0008】本考案は、これら従来の欠点に鑑み、トレ
ッドミルの架台を傾斜させる構造を簡略化すると共に、
使用する各々の部品を改善して、トレッドミル上面の突
出部を低く押さえた構造を取り、且つ耐久性のあるトレ
ッドミル用傾斜装置を供給することを目的になされたも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、トレッドミルの架台の端部に駆動モータ
ーやナットやネジ棒等を組み合わせた傾斜装置を配置
し、前記ネジ棒の下端部に傾斜用アームを回動自在に軸
着し、更に該傾斜用アームの上端部に設けられたローラ
を前記架台の端部に形成されたスライディングガイドに
嵌合すると共に、傾斜用アームが、ネジ棒の上下の動き
に合わせて傾動するのに伴い、該傾斜用アームの上端部
のローラがスライディングガイド内で摺動するように
し、更に該傾斜用アームの下端部に取りつけたキャスタ
ーが接地面を転動することにより、架台が上下に昇降傾
動するようにしたことを特徴とするトレッドミル用傾斜
装置である。
【0010】
【作用】本考案においては、ネジ棒の下端部に傾斜用ア
ームを回動自在に軸着し、更に該傾斜用アームの上端部
に設けられたローラを前記架台に形成されたスライディ
ングガイドに嵌合するようにして使用するため、ネジ棒
を従来のものより、略50%短縮することが出来る。そ
のため、トレッドミル駆動部を覆うカバー及び全体のデ
ザインをコンパクトに出来るため、設計の自由度を向上
さすことが出来る。
【0011】又、本考案においては、スライディングガ
イドを使用することにより、ネジ棒を常に架台に直角方
向に上下させることが出来る。そのため、アメリカ特許
の第4591147号や第4792134号で開示され
ている方式よりも簡略化された構造で良く、又特殊な形
状の部品を別途製作して使用する必要もないため、コス
トの低減化が可能となり、且つ耐久性のあるトレッドミ
ルを供給することが出来る。
【0012】更に、本考案においては、アメリカ特許の
第4591147号と比較して、傾斜用の駆動モーター
を使用しているため、使用者がトレッドミルを使用中に
手元でスイッチを操作することにより、トレッドミルの
傾斜度を0〜25%程度の範囲で任意に変化させて使用
することが可能である。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図6は、本考案に係るトレッドミルの傾
斜装置の説明図である。即ち、図1及び図4に示すよう
に、本考案においては、トレッドミル1の架台2を傾動
するために、該架台2の端部2aに駆動モーター3やナ
ット4やネジ棒5等を組み合わせた傾斜装置6を配置し
たものにおいて、前記ネジ棒5の下端部5aを傾斜用ア
ーム7の略中央部7aに相当する箇所に回動自在に軸着
し、更に該傾斜用アーム7の上端部7bにはローラ7c
が設けられ、且つ該ローラ7cを前記架台2の端部2a
に形成されたスライディングガイド8に嵌合すると共
に、前記傾斜用アーム7が、ネジ棒5の上下の動きに合
わせて傾動するのに伴い、該傾斜用アーム7の上端部7
bに設けられたローラ7cがスライディングガイド8内
を左右自在に摺動すると共に、該傾斜用アーム7の下端
部7dに取りつけたキャスター9が接地面12を転動す
ることにより、架台が上下に昇降傾動するようにしたこ
とを特徴とするトレッドミル用の傾斜装置6である。
【0014】即ち、図1及び図3は、トレッドミルが水
平になっており、傾斜度が0%の状態を示すものであ
る。又、図2及び図4は、トレッドミルが傾斜してお
り、傾斜度が約25%程度の状態を示すものである。な
お、図1乃至図4は、トレッドミルの傾斜状態を表すた
めに傾斜装置の主要部の部分断面を示すものである。な
お、図5は、本考案に係るトレッドミルの平面図を示す
ものであり、図6は、本考案に係るトレッドミルの側面
図を示すものである。
【0015】なお、本考案に係る前述の駆動モーター3
に関しては、トレッドミル1の傾斜装置6用のものであ
り、トレッドミル1の走行用ベルト10を駆動さすベル
ト駆動モーター11は架台2の前端部や後端部の任意の
箇所に、トレッドミル上面から突出しない様に低くした
構造を取って設置することが可能である。
【0016】又、本考案に係るトレッドミル用の傾斜装
置においては、駆動モーターの回転を、チェーンと歯車
(図示は省略)により、歯車と組み合わせたナット4に
伝達し、該ナット4をチェーンにより回動自在に正転乃
至反転することにより、ネジ棒5を上下に動かすもので
ある。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ネジ棒の下端部に傾斜用アームを回動自在に軸着し、更
に該傾斜用アームの上端部を前記架台の前端部に形成し
たスライディングガイドに嵌合するようにして使用する
ため、ネジ棒を従来のものより、略50%短縮すること
が出来ることから、トレッドミル駆動部を覆うカバー及
び全体のデザインをコンパクトに出来るため、使用者に
圧迫感を与えることなく、使用時のフィーリングを向上
さす効果が生じるものである。
【0018】又、本考案によれば、スライディングガイ
ドを使用することにより、ネジ棒を常に架台に直角方向
に上下させることが出来ることから、従来より公知のア
メリカ特許の第4591147号や第4792134号
で開示されている方式よりも簡略化された構造になり、
又、特殊な形状の部品を別途製作して使用する必要もな
いため、コストの低減化も可能となり、耐久性の良好な
トレッドミルを供給出来るものである。
【0019】更に、本考案によれば、アメリカ特許の第
4591147号と比較して、傾斜用の駆動モーターを
使用しているため、使用者がトレッドミルを使用中に手
元でスイッチを操作することにより、トレッドミルの傾
斜度を0〜25%程度の範囲に任意に変化させて使用す
ることが可能であることから、使用者のコンデションに
合致した傾斜度を極めて容易に設定出来るため、トレッ
ドミルを使用する効果が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るトレッドミルの水平状態を示す傾
斜装置の部分断面図である。
【図2】本考案に係るトレッドミルの傾斜状態を示す傾
斜装置の部分断面図である。
【図3】本考案に係るトレッドミルの水平状態を示す傾
斜装置の部分断面を含む側面図である。
【図4】本考案に係るトレッドミルの傾斜状態を示す傾
斜装置の部分断面を含む側面図である。
【図5】本考案に係るトレッドミルを示す平面図であ
る。
【図6】本考案に係るトレッドミルを示す側面図であ
る。
【図7】従来から公知のトレッドミルを示す斜視図であ
る。
【図8】従来から公知のトレッドミルの水平状態を示す
傾斜装置の部分断面図である。
【図9】従来から公知のトレッドミルの傾斜状態を示す
傾斜装置の部分断面図である。
【図10】従来から公知のトレッドミルの水平状態を示
す傾斜装置の側面図である。
【図11】従来から公知のトレッドミルの傾斜状態を示
す傾斜装置の側面図である。
【符合の説明】
1 トレッドミル 2 架台 2a 端部 3 駆動モーター 4 ナット 5 ネジ棒 5a 下端部 6 傾斜装置 7 傾斜用アーム 7a 中央部 7b 上端部 7c ローラ 7d 下端部 8 スライディングガイド 9 キャスター 10 走行用ベルト 11 ベルト駆動モーター 12 接地面 13 トレッドミル 14 キャスター 15 架台 16 カバー 17 アーム 18 スライド棒 19 ナット 20 駆動モーター 21 ウォームギア 22 ウォーム 23 弧状ウォームギア 24 シャフト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッドミルの架台を傾動するために、
    該架台の端部に駆動モーターやナットやネジ棒等を組み
    合わせた傾斜装置を配置したものにおいて、前記ネジ棒
    の下端部を傾斜用アームの略中央部に相当する箇所に回
    動自在に軸着し、更に該傾斜用アームの上端部にはロー
    ラが設けられ、且つ該ローラを前記架台の端部に形成さ
    れたスライディングガイドに嵌合すると共に、前記傾斜
    用アームが、ネジ棒の上下の動きに合わせて傾動するの
    に伴い、該傾斜用アーム上のローラがスライディングガ
    イド内を左右自在に摺動すると共に、該傾斜用アームの
    下端部に取りつけたキャスターが接地面を転動すること
    により、架台が上下に昇降傾動するようにしたことを特
    徴とするトレッドミル用の傾斜装置。
JP8686491U 1991-09-27 1991-09-27 トレッドミル用の傾斜装置 Expired - Lifetime JPH0717322Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8686491U JPH0717322Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 トレッドミル用の傾斜装置

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JP8686491U JPH0717322Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 トレッドミル用の傾斜装置

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Publication Number Publication Date
JPH0529559U JPH0529559U (ja) 1993-04-20
JPH0717322Y2 true JPH0717322Y2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=13898688

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JP8686491U Expired - Lifetime JPH0717322Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 トレッドミル用の傾斜装置

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JP (1) JPH0717322Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101498703B1 (ko) * 2013-05-02 2015-03-18 (주)디자인파크개발 콘텐츠와 연동되는 가변 기울기를 갖는 스텝사이클 신체단련 운동기구
WO2018071303A1 (en) * 2016-10-12 2018-04-19 Icon Health & Fitness, Inc. Retractable caster in an exercise machine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101498703B1 (ko) * 2013-05-02 2015-03-18 (주)디자인파크개발 콘텐츠와 연동되는 가변 기울기를 갖는 스텝사이클 신체단련 운동기구
WO2018071303A1 (en) * 2016-10-12 2018-04-19 Icon Health & Fitness, Inc. Retractable caster in an exercise machine

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JPH0529559U (ja) 1993-04-20

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