JP3040135B2 - Icカード - Google Patents
IcカードInfo
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- JP3040135B2 JP3040135B2 JP2143688A JP14368890A JP3040135B2 JP 3040135 B2 JP3040135 B2 JP 3040135B2 JP 2143688 A JP2143688 A JP 2143688A JP 14368890 A JP14368890 A JP 14368890A JP 3040135 B2 JP3040135 B2 JP 3040135B2
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- Japan
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- card
- identification code
- terminal
- memory
- application program
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的; (産業上の利用分野) この発明は、ICカードに関するものである。
(従来の技術) 現在普及しているカードには、必要に応じて機械処理
用の入力情報を書込んだり或いは読出し出来るように、
カード本体に磁気ストライプを付設した磁気カードや、
CPU及びメモリが組込まれたICチップを内蔵したICカー
ド等がある。
用の入力情報を書込んだり或いは読出し出来るように、
カード本体に磁気ストライプを付設した磁気カードや、
CPU及びメモリが組込まれたICチップを内蔵したICカー
ド等がある。
ここでは、第7図を参照してICカード10を説明する。
ICカード10のカード本来内には、外部からの情報に対
する処理,記憶用のCPU 20とメモリ30とが内蔵されてお
り、ICカード10は、外部端子11を介して信号授受や電源
供給を行なうことにより外部との間で情報の書込みや読
出しが出来るようになっている。また、CPU 20には、電
源供給用のVcc端子及び接地端子のGND端子が接続される
と共に、信号授受を行なう外部クロック入力用のCLK端
子,データ入出力用のI/0端子及びリセット信号入力用
のRST端子が接続されており、メモリ30には電源供給用
のVcc端子及び接地端子のGND端子が接続されると共に、
プログラム供給電圧用のVpp端子が接続され、CPU 20と
メモリ30とは情報処理のため相互に接続されている。こ
のようなICカード10を端末装置に挿入することにより、
中央処理装置(ホストCPU)との間で目的とする情報処
理が行なわれる。
する処理,記憶用のCPU 20とメモリ30とが内蔵されてお
り、ICカード10は、外部端子11を介して信号授受や電源
供給を行なうことにより外部との間で情報の書込みや読
出しが出来るようになっている。また、CPU 20には、電
源供給用のVcc端子及び接地端子のGND端子が接続される
と共に、信号授受を行なう外部クロック入力用のCLK端
子,データ入出力用のI/0端子及びリセット信号入力用
のRST端子が接続されており、メモリ30には電源供給用
のVcc端子及び接地端子のGND端子が接続されると共に、
プログラム供給電圧用のVpp端子が接続され、CPU 20と
メモリ30とは情報処理のため相互に接続されている。こ
のようなICカード10を端末装置に挿入することにより、
中央処理装置(ホストCPU)との間で目的とする情報処
理が行なわれる。
しかし、実際のICカードには、CPU 20やメモリ30のみ
ならず、データの格納場所やより多目的な機能を得るた
め、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Mem
ory),PROM(Programmable ROM)等の記憶装置群を適宜
選定してICチップ等を構成する必要がある。例えば、RA
Mは揮発性であるからスクラッチバッドとして使用した
り、ROMやPROMは不揮発性であるからオペレーティング
システムの収容のプログラムの格納場所として使用する
ことが出来る。更に、PROMの場合、データの書換えが可
能であり、それを波長の短い紫外線やX線のエネルギー
によって行なうEPROM(Erasable Programmable ROM)や
電気的に行なうEEPROM(Electrically Erasable Progra
mmable ROM)等の種類があり、これらは仕様目的や仕様
を検討することによって選定されていることが知られて
いる。
ならず、データの格納場所やより多目的な機能を得るた
め、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Mem
ory),PROM(Programmable ROM)等の記憶装置群を適宜
選定してICチップ等を構成する必要がある。例えば、RA
Mは揮発性であるからスクラッチバッドとして使用した
り、ROMやPROMは不揮発性であるからオペレーティング
システムの収容のプログラムの格納場所として使用する
ことが出来る。更に、PROMの場合、データの書換えが可
能であり、それを波長の短い紫外線やX線のエネルギー
によって行なうEPROM(Erasable Programmable ROM)や
電気的に行なうEEPROM(Electrically Erasable Progra
mmable ROM)等の種類があり、これらは仕様目的や仕様
を検討することによって選定されていることが知られて
いる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来のICカードにおいては、第8
図に示すように外部よりCPU 20に対してリセット命令が
入力された後、メモリ30の固定番地から格納された1つ
のアプリケーションプログラムしか実行できないという
問題点があった。
図に示すように外部よりCPU 20に対してリセット命令が
入力された後、メモリ30の固定番地から格納された1つ
のアプリケーションプログラムしか実行できないという
問題点があった。
この発明は上述のような事情から成されたものであ
り、この発明の目的は、1枚のICカードで目的に応じた
多機能の処理を行なうことができるICカードを提供する
ことにある。
り、この発明の目的は、1枚のICカードで目的に応じた
多機能の処理を行なうことができるICカードを提供する
ことにある。
発明の構成; (課題を解決するための手段) この発明は、ICカードに関するものであり、この発明
の上記目的は、マイクロコンピュータとメモリを備えた
ICカードにおいて、前記メモリに仕様の異なる複数のア
プリケーションプログラムを配置し、前記複数のアプリ
ケーションプログラムのうちの1つの仕様のアプリケー
ションプログラムを特定するための識別コードが設定さ
れ、前記識別コードを読み込むための識別コード読み込
みプログラムが前記メモリ内に記憶されるようになって
おり、前記マイクロコンピュータが前記識別コード読み
込みプログラムに従って特定されたアプリケーションプ
ログラムを実行することによって達成される。
の上記目的は、マイクロコンピュータとメモリを備えた
ICカードにおいて、前記メモリに仕様の異なる複数のア
プリケーションプログラムを配置し、前記複数のアプリ
ケーションプログラムのうちの1つの仕様のアプリケー
ションプログラムを特定するための識別コードが設定さ
れ、前記識別コードを読み込むための識別コード読み込
みプログラムが前記メモリ内に記憶されるようになって
おり、前記マイクロコンピュータが前記識別コード読み
込みプログラムに従って特定されたアプリケーションプ
ログラムを実行することによって達成される。
(作用) この発明にあっては、複数のアプリケーションプログ
ラムのうちの任意の1つを特定するための識別コードを
有し、マイクロコンピュータがメモリに配置された複数
のアプリケーションのうち識別コードにより特定された
プログラムを実行するように構成することにより、異な
る仕様のアプリケーションプログラムを選択的に実行で
きる。
ラムのうちの任意の1つを特定するための識別コードを
有し、マイクロコンピュータがメモリに配置された複数
のアプリケーションのうち識別コードにより特定された
プログラムを実行するように構成することにより、異な
る仕様のアプリケーションプログラムを選択的に実行で
きる。
(実施例) 以下、図面に基づいてこの発明の実施例について詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、この発明のICカードにおける一実施例の構
成を示す図である。同図において、ICカード1は、全体
の動作の制御を行なうCPU2と、複数のアプリケーション
プログラム等が格納されるE2PROM3と、外部と信号のや
りとりを行なうための端子4と、外部装置から直接情報
の読取り/書込みが可能な磁気ストライプ等で成る外部
記憶部5とを備えている。
成を示す図である。同図において、ICカード1は、全体
の動作の制御を行なうCPU2と、複数のアプリケーション
プログラム等が格納されるE2PROM3と、外部と信号のや
りとりを行なうための端子4と、外部装置から直接情報
の読取り/書込みが可能な磁気ストライプ等で成る外部
記憶部5とを備えている。
そこで、先ず、アプリケーションプログラムを特定す
るための識別コードをE2PROM3内に記憶しておく場合に
ついて説明する。第2図は、E2PROM3内のマッピング状
況を示す図である。ここで、ゼロ番地には識別コード読
込みプログラムを実行するための命令が格納されてお
り、識別コードの領域は例えば最上位部に確保する。識
別コードとしては例えば“X1”や“SHIYOU 1"とする。
また、それぞれ独立に異なった仕様を有するアプリケー
ションプログラム(AP)(1)〜(n)は任意の位置に
連続して格納されている。
るための識別コードをE2PROM3内に記憶しておく場合に
ついて説明する。第2図は、E2PROM3内のマッピング状
況を示す図である。ここで、ゼロ番地には識別コード読
込みプログラムを実行するための命令が格納されてお
り、識別コードの領域は例えば最上位部に確保する。識
別コードとしては例えば“X1”や“SHIYOU 1"とする。
また、それぞれ独立に異なった仕様を有するアプリケー
ションプログラム(AP)(1)〜(n)は任意の位置に
連続して格納されている。
そこで、ICカード1を端末にセットすると、CPU2が起
動され、CPU2のプログラムカウンタ(PC)に0がセット
される。前述のようにゼロ番地には識別コード読み込み
プログラムを実行する命令が書込まれているので、起動
されると直ちに識別コード読み込みプログラムが実行さ
れると識別コードの領域から識別コードが読み込まれ、
その識別コードに対応する実行開始アドレスが改めてプ
ログラムカウンタにセットされ、端末装置からアプリケ
ーションプログラムを実行するあるコマンドが入力さ
れ、その実行開始アドレスからアプリケーションプログ
ラムが実行される。
動され、CPU2のプログラムカウンタ(PC)に0がセット
される。前述のようにゼロ番地には識別コード読み込み
プログラムを実行する命令が書込まれているので、起動
されると直ちに識別コード読み込みプログラムが実行さ
れると識別コードの領域から識別コードが読み込まれ、
その識別コードに対応する実行開始アドレスが改めてプ
ログラムカウンタにセットされ、端末装置からアプリケ
ーションプログラムを実行するあるコマンドが入力さ
れ、その実行開始アドレスからアプリケーションプログ
ラムが実行される。
その詳細を第3図に示すフローチャートで説明する。
先ず、実行アドレスが“0"にセットされる(ステップS
1)。実行アドレスがセットされることにより、識別コ
ード読み込みプログラムが実行される(ステップS2)。
識別コード読み込みプログラムは、識別コードが“X1”
であるか否かを判断する(ステップS3(1))。識別コ
ードが“X1”であると判断された場合には、実行アドレ
スとしてa1”がセットされる(ステップS4(1))。一
方、ステップS3(1)において、識別コードが“X1”で
ない場合には次に識別コードが“X2”か否か判断され
(ステップS3(2))、識別コードが“X2”であれば実
行アドレスとしてa2がセットされる(ステップS4
(2))。以下同様に、識別コードが一致するか否かス
テップS3(1)からステップS3(n)まで順に判断さ
れ、一般にステップS3(k)(1≦k≦n)で一致した
とすると実行アドレスとしてakがセットされる(ステッ
プS4(k))。以上のように実行アドレスが設定される
と、次にそのアドレスがプログラムカウンタにセットさ
れる(ステップS5)。最後に端末装置からアプリケーシ
ョンプログラムを実行するコマンドが入力され、選択さ
れたアプリケーションプログラムが実行される。
先ず、実行アドレスが“0"にセットされる(ステップS
1)。実行アドレスがセットされることにより、識別コ
ード読み込みプログラムが実行される(ステップS2)。
識別コード読み込みプログラムは、識別コードが“X1”
であるか否かを判断する(ステップS3(1))。識別コ
ードが“X1”であると判断された場合には、実行アドレ
スとしてa1”がセットされる(ステップS4(1))。一
方、ステップS3(1)において、識別コードが“X1”で
ない場合には次に識別コードが“X2”か否か判断され
(ステップS3(2))、識別コードが“X2”であれば実
行アドレスとしてa2がセットされる(ステップS4
(2))。以下同様に、識別コードが一致するか否かス
テップS3(1)からステップS3(n)まで順に判断さ
れ、一般にステップS3(k)(1≦k≦n)で一致した
とすると実行アドレスとしてakがセットされる(ステッ
プS4(k))。以上のように実行アドレスが設定される
と、次にそのアドレスがプログラムカウンタにセットさ
れる(ステップS5)。最後に端末装置からアプリケーシ
ョンプログラムを実行するコマンドが入力され、選択さ
れたアプリケーションプログラムが実行される。
尚、別の仕様のアプリケーションプログラムを実行さ
せたい場合には、外部からの命令によりCPU 2がE2PROM
3上の識別コード領域の値を書き換える処理を行なう。
例えば、仕様1のアプリケーションプログラム(1)か
ら仕様2のアプリケーションプログラム(2)に変更す
る場合には、識別コードの領域に“X1”とあるのを
“X2”というデータに書き換える。このように変更した
後再び前述のように端末装置にセットすると、第3図に
示した手順の後、アプリケーションプログラム(2)が
実行される。
せたい場合には、外部からの命令によりCPU 2がE2PROM
3上の識別コード領域の値を書き換える処理を行なう。
例えば、仕様1のアプリケーションプログラム(1)か
ら仕様2のアプリケーションプログラム(2)に変更す
る場合には、識別コードの領域に“X1”とあるのを
“X2”というデータに書き換える。このように変更した
後再び前述のように端末装置にセットすると、第3図に
示した手順の後、アプリケーションプログラム(2)が
実行される。
次に、識別コードがICカードの外部記憶部としての磁
気ストライプに書込まれている場合について説明する。
尚、この場合も識別コードのデータはそのまま実行すべ
きアプリケーションプログラムの実行開始アドレスであ
ってもよい。第4図は、識別コードが外部記憶部5に記
憶されている場合のインターフェイス装置とICカードと
の間の情報のやりとりを示す図である。同図において、
先ずICカードがインターフェイ装置に挿入されると、イ
ンターフェイス装置はICカードの外部記憶部5をアクセ
スしてそこに記憶されているデータを読み込む。次に、
インターフェイス装置はICカードをリセットし、リセッ
トされたICカードはそれに対してリセット応答の信号を
返す。ICカードのリセットの完了を認識した後、インタ
ーフェイス装置は先に読み込んだ外部記憶部5のデータ
に基づいてアプリケーションの選択を行なうため、ICカ
ードにアプリケーション選択コマンドを送る。ICカード
は入力したアプリケーション選択コマンドにより前述の
第3図における手順に基づいて実行アドレスを変更して
アプリケーションプログラムを決定する。アプリケーシ
ョンプログラムが決定されたら、ICカードはインターフ
ェイス装置に対してレスポンス信号を返す。以下、イン
ターフェイス装置がICカードに対してコマンドを発し、
ICカードがそのコマンドの処理を行ない、その処理の終
了後インターフェイス装置にレスポンス信号を返すとい
う手順が繰り返される。
気ストライプに書込まれている場合について説明する。
尚、この場合も識別コードのデータはそのまま実行すべ
きアプリケーションプログラムの実行開始アドレスであ
ってもよい。第4図は、識別コードが外部記憶部5に記
憶されている場合のインターフェイス装置とICカードと
の間の情報のやりとりを示す図である。同図において、
先ずICカードがインターフェイ装置に挿入されると、イ
ンターフェイス装置はICカードの外部記憶部5をアクセ
スしてそこに記憶されているデータを読み込む。次に、
インターフェイス装置はICカードをリセットし、リセッ
トされたICカードはそれに対してリセット応答の信号を
返す。ICカードのリセットの完了を認識した後、インタ
ーフェイス装置は先に読み込んだ外部記憶部5のデータ
に基づいてアプリケーションの選択を行なうため、ICカ
ードにアプリケーション選択コマンドを送る。ICカード
は入力したアプリケーション選択コマンドにより前述の
第3図における手順に基づいて実行アドレスを変更して
アプリケーションプログラムを決定する。アプリケーシ
ョンプログラムが決定されたら、ICカードはインターフ
ェイス装置に対してレスポンス信号を返す。以下、イン
ターフェイス装置がICカードに対してコマンドを発し、
ICカードがそのコマンドの処理を行ない、その処理の終
了後インターフェイス装置にレスポンス信号を返すとい
う手順が繰り返される。
(変形例) 第5図(A)及び(B)は、この発明のICカードの変
形例を説明するための図である。
形例を説明するための図である。
同図(A)及び(B)において、Vpp端子とGND端子間
をショート可能なスイッチ6を設けることにより、Vpp
端子とGND端子間をオープンにするかショートするかを
選択できるようにする。CPU 2は、Vpp端子とGND端子が
オープンであるかショートであるかを判断し、オープン
の場合とショートの場合のそれぞれに対応した実行開始
アドレスをプログラムカウンタにセットし、その対応し
たアプリケーションプログラムを実行する。
をショート可能なスイッチ6を設けることにより、Vpp
端子とGND端子間をオープンにするかショートするかを
選択できるようにする。CPU 2は、Vpp端子とGND端子が
オープンであるかショートであるかを判断し、オープン
の場合とショートの場合のそれぞれに対応した実行開始
アドレスをプログラムカウンタにセットし、その対応し
たアプリケーションプログラムを実行する。
第6図は、スイッチ6の開閉に応じた手順を示すフロ
ーチャートである。そこで、CPU 2はリセットされると
先ずVpp端子が短絡されているか否か即ちローレベルか
否かを判断する(ステップS11)。スイッチ6が開かれ
てハイレベルであると判断した場合には、CPU 2は仕様
1のアプリケーションプログラムを実行するように設定
し(ステップS12)、リセット応答を返して(ステップS
13)コマンド処理を開始する(ステップS14)。一方、
スイッチ6が閉じられてローレベルであると判断した場
合には、CPU 2は仕様2のアプリケーションプログラム
(2)を実行するように設定し(ステップS15)、リセ
ット応答を返して(ステップS16)コマンド処理を開始
する(ステップS17)。
ーチャートである。そこで、CPU 2はリセットされると
先ずVpp端子が短絡されているか否か即ちローレベルか
否かを判断する(ステップS11)。スイッチ6が開かれ
てハイレベルであると判断した場合には、CPU 2は仕様
1のアプリケーションプログラムを実行するように設定
し(ステップS12)、リセット応答を返して(ステップS
13)コマンド処理を開始する(ステップS14)。一方、
スイッチ6が閉じられてローレベルであると判断した場
合には、CPU 2は仕様2のアプリケーションプログラム
(2)を実行するように設定し(ステップS15)、リセ
ット応答を返して(ステップS16)コマンド処理を開始
する(ステップS17)。
尚、E2PROM3に格納された識別データは、各アプリケ
ーションに共通なコマンドを有することにより任意に変
更可能である。また、カード発行者が上述の識別コード
の変更を行なうことは可能であるが、ユーザにおいて
は、使用前のセキュリティ・レベルでユーザが使用可能
な特定のアプリケーションプログラムを通知することに
より限定することも可能である。
ーションに共通なコマンドを有することにより任意に変
更可能である。また、カード発行者が上述の識別コード
の変更を行なうことは可能であるが、ユーザにおいて
は、使用前のセキュリティ・レベルでユーザが使用可能
な特定のアプリケーションプログラムを通知することに
より限定することも可能である。
発明の効果; 以上のようにこの発明のICカードによれば、独立して
使用可能なアプリケーションプログラムをメモリ上に複
数有し、カードリセット後にカード保有メモリの任意の
識別データを参照することにより、またはハードウェア
で回路の開閉により、格納された複数のアプリケーショ
ンプログラムを選択的に実行可能となる。したがって、
1枚のICカードで目的に応じた多機能の処理を行なうこ
とができる。
使用可能なアプリケーションプログラムをメモリ上に複
数有し、カードリセット後にカード保有メモリの任意の
識別データを参照することにより、またはハードウェア
で回路の開閉により、格納された複数のアプリケーショ
ンプログラムを選択的に実行可能となる。したがって、
1枚のICカードで目的に応じた多機能の処理を行なうこ
とができる。
第1図はこの発明のICカードにおける一実施例の構成を
示す図、第2図はメモリのマッピング状況を示す図、第
3図はアプリケーションプログラムを特定する際の手順
を示すフローチャート、第4図はインターフェイス装置
とICカードとの間の情報のやりとりを示す図、第5図
(A)及び(B)はこの発明のICカードの変形例を説明
するための図、第6図は変形例におけるスイッチの開閉
に応じた手順を示すフローチャート、第7図は従来にお
けるICカードの構成を示す図、第8図は従来におけるア
プリケーションプログラムを説明するための図である。 1,10…ICカード、2,20…CPU、3…E2PROM、30…メモ
リ、4…端子、5…外部記憶部(磁気ストライプ)、6
…スイッチ。
示す図、第2図はメモリのマッピング状況を示す図、第
3図はアプリケーションプログラムを特定する際の手順
を示すフローチャート、第4図はインターフェイス装置
とICカードとの間の情報のやりとりを示す図、第5図
(A)及び(B)はこの発明のICカードの変形例を説明
するための図、第6図は変形例におけるスイッチの開閉
に応じた手順を示すフローチャート、第7図は従来にお
けるICカードの構成を示す図、第8図は従来におけるア
プリケーションプログラムを説明するための図である。 1,10…ICカード、2,20…CPU、3…E2PROM、30…メモ
リ、4…端子、5…外部記憶部(磁気ストライプ)、6
…スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−72067(JP,A) 特開 昭62−43791(JP,A) 特開 昭62−89183(JP,A) 特開 昭63−65591(JP,A) 特開 平2−12486(JP,A) 特開 平2−14340(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 19/00
Claims (2)
- 【請求項1】マイクロコンピュータとメモリを備えたIC
カードにおいて、前記メモリに仕様の異なる複数のアプ
リケーションプログラムを配置し、前記複数のアプリケ
ーションプログラムのうちの1つの仕様のアプリケーシ
ョンプログラムを特定するための識別コードが設定さ
れ、前記識別コードを読み込むための識別コード読み込
みプログラムが前記メモリ内に記憶されるようになって
おり、前記マイクロコンピュータが前記識別コード読み
込みプログラムに従って特定されたアプリケーションプ
ログラムを実行するようにしたことを特徴とするICカー
ド。 - 【請求項2】機能目的に応じて前記識別コードの値を書
きかえるようにした請求項1に記載のICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143688A JP3040135B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143688A JP3040135B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | Icカード |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11117579A Division JP3120804B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | Icカード及びicカードシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437975A JPH0437975A (ja) | 1992-02-07 |
JP3040135B2 true JP3040135B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=15344645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2143688A Expired - Lifetime JP3040135B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040135B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06251206A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-09 | Fujitsu Ltd | 複数の機能を発揮するカードの処理方式 |
US6564995B1 (en) * | 1997-09-19 | 2003-05-20 | Schlumberger Malco, Inc. | Smart card application-selection |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6072067A (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-24 | Kyodo Printing Co Ltd | Idカ−ドの所持者照合方法 |
JPS6289183A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Mitsubishi Electric Corp | Icカ−ド |
JPS6365591A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | Hitachi Ltd | Icカ−ド・システム |
JPH0250786A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-20 | Hitachi Maxell Ltd | Icカード及びそのプログラム書換え方式 |
-
1990
- 1990-06-01 JP JP2143688A patent/JP3040135B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0437975A (ja) | 1992-02-07 |
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Legal Events
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