JP3120804B2 - Icカード及びicカードシステム - Google Patents
Icカード及びicカードシステムInfo
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Description
するものである。
じて機械処理用の入力情報を書込んだり或いは読出し出
来るように、カード本体に磁気ストライプを付設した磁
気カードや、CPU及びメモリが組込まれたICチップ
を内蔵したICカード等がある。
0を説明する。
からの情報に対する処理、記憶用のCPU20とメモリ
30とが内蔵されており、ICカード10は、外部端子
11を介して信号授受や電源供給を行うことにより外部
との間で情報の書込みや読出しが出来るようになってい
る。また、CPU20には、電源供給用のVcc端子及び
接地端子のGND端子が接続されると共に、信号授受を
行う外部クロック入力用のCLK端子、データ入出力用
のI/O端子及びリセット信号入力用のRST端子が接
続されており、メモリ30には電源供給用のVcc端子及
び接地端子のGND端子が接続されると共に、プログラ
ム供給電圧用のVpp端子が接続され、CPU20とメモ
リ30とは情報処理のため相互に接続されている。この
ようなICカード10を端末装置に挿入することによ
り、中央処理装置(ホストCPU)との間で目的とする
情報処理が行われる。
0やメモリ30のみならず、データの格納場所やより多
目的な機能を得るため、RAM(Random Acc
ess Memory)、ROM(Read Only
Memory)、PROM(Programmabl
e ROM)等の記憶装置群を適宜選定してICチップ
等を構成する必要がある。例えば、RAMは揮発性であ
るからスクラッチパッドとして使用したり、ROMやP
ROMは不揮発性であるからオペレーティングシステム
の収容のプログラムの格納場所として使用することが出
来る。更に、PROMの場合、データの書換えが可能で
あり、それを波長の短い紫外線やX線のエネルギーによ
って行うEPROM(Erasable Progra
mmable ROM)や電気的に行うEEPROM
(Electrically Erasable Pr
ogrammable ROM)等の種類があり、これ
らは仕様目的や仕様を検討することによって選定されて
いることが知られている。
来のICカードにおいては、第8図に示すように外部よ
りCPU20に対してリセット命令が入力された後、メ
モリ30の固定番地から格納された1つのアプリケーシ
ョンプログラムしか実行できないという問題点があっ
た。
ものであり、この発明の目的は、1枚のICカードで目
的に応じた多機能の処理を行うことが出来るICカード
及びICカードシステムを提供することにある。より具
体的には、複数のアプリケーションプログラムを格納す
るICカードにおいて、当該ICカードを使用する毎に
任意の1つのアプリケーションプログラムを素早く実行
することが可能なICカード及びICカードシステムを
提供することにある。
に関するものであり、この発明の上記目的は、マイクロ
コンピュータとメモリと外部記憶部を備えたICカード
を用いるICカードシステムにおいて、前記メモリに仕
様の異なる複数のアプリケーションプログラムを配置
し、前記アプリケーションプログラムそれぞれに識別コ
ードを設定し、当該識別コードは前記外部記憶部に記憶
されるようになっており、外部装置が当該識別コードを
読取り前記マイクロコンピュータに指令として与え、前
記マイクロコンピュータが前記識別コードにより特定さ
れたアプリケーションプログラムを実行することによっ
て達成される。この時、前記外部記憶部を磁気ストライ
プとすることもできる。
つ以上の端子を持ち各端子のオープンとショートを検知
するマイクロコンピュータとメモリとを備えたICカー
ドであって、前記メモリに仕様の異なる複数のアプリケ
ーションプログラムを配置し、前記複数の各端子間のオ
ープンかショートかの組み合わせに従って特定されたア
プリケーションプログラムを実行することによって達成
される。又、少なくとも2つ以上の端子を持ち各端子の
オープンとショートを検知するマイクロコンピュータと
メモリとを備えたICカードであって、前記メモリに仕
様の異なる複数のアプリケーションプログラムを配置
し、前記端子を構成するプログラム供給電圧用(Vp
p)端子とグラウンド(GND)端子の2つの端子間を
ショート可能とするスイッチで、オープンかショートか
により設定され、前記マイクロコンピュータが特定され
たアプリケーションプログラムを実行するようにしても
よい。
プログラムのうちの任意の1つを特定するための識別手
段を有し、マイクロコンピュータがメモリに配置された
複数のアプリケーションのうち外部記憶部に記憶された
識別手段、或いは回路の信号レベルにより特定される識
別手段により特定されたプログラムを実行するように構
成することにより、異なる仕様のアプリケーションプロ
グラムを選択的に実行できる。
いて詳細に説明する。
一実施例の構成を示す図である。同図において、ICカ
ード1は、全体の動作の制御を行うCPU2と、複数の
アプリケーションプログラム等が格納されるE2PRO
M3と外部と信号のやりとりを行うための端子4と、外
部装置から直接情報の読取り/書込みが可能な磁気スト
ライプ等で成る外部記憶部5とを備えている。
ムを特定するための識別コードをE2PROM3内に記
憶しておく場合について説明する。第2図は、E2PR
OM3内のマッピング状況を示す図である。ここで、ゼ
ロ番地には識別コード読込みプログラムを実行するため
の命令が格納されており、識別コードの領域は例えば最
上位部に確保する。識別コードとしては例えば“X1”
や“SHIYOU1”とする。また、それぞれ独立に異
なった仕様を有するアプリケーションプログラム(A
P)(1)〜(n)は任意の位置に連続して格納されて
いる。
と、CPU2が起動され、CPU2のプログラムカウン
タ(PC)に0がセットされる。前述のようにゼロ番地
には識別コード読込みプログラムを実行する命令が書込
まれているので、起動されると直ちに識別コード読み込
みプログラムが実行される。端末装置からあるアプリケ
ーションプログラムを実行するコマンドが入力されると
識別コードの領域から識別コードが読込まれ、その識別
コードに対応する実行開始アドレスが改めてプログラム
カウンタにセットされ、その実行開始アドレスからアプ
リケーションプログラムが実行される。
説明する。先ず、実行アドレスが“0”にセットされる
(ステップS1)。実行アドレスがセットされることに
より、識別コード読込みプログラムが実行される(ステ
ップS2)。識別コード読込みプログラムは、識別コー
ドが“X1”であるか否かを判断する(ステップS3
(1))。識別コードが“X1”であると判断された場
合には、実行アドレスとしてa1 がセットされる(ステ
ップS4(1))。一方、ステップS3(1)におい
て、識別コードが“X1”でない場合には次に識別コー
ドが“X2”か否か判断され(ステップS3(2))、
識別コードが“X2”であれば実行アドレスとしてa2が
セットされる(ステップS4(2))。以下同様に、識
別コードが一致するか否かステップS3(1)からステ
ップS3(n)まで順に判断され、一般にステップS3
(k)(1≦k≦n)で一致したとすると実行アドレス
としてakがセットされる(ステップS4(k))。以
上のように実行アドレスが設定されると、次にそのアド
レスがプログラムカウンタにセットされる(ステップS
5)。最後に端末装置からアプリケーションプログラム
を実行するコマンドが入力され、選択されたアプリケー
ションプログラムが実行される。
ムを実行させたい場合には、外部からの命令によりCP
U2がE2PROM3上の識別コード領域の値を書換え
る処理を行う。例えば、仕様1のアプリケーションプロ
グラム(1)から仕様2のアプリケーションプログラム
(2)に変更する場合には、識別コードの領域に
“X1”とあるのを“X2”というデータに書換える。こ
のように変更した後再び前述のように端末装置にセット
すると、第3図に示した手順の後、アプリケーションプ
ログラム(2)が実行される。
部としての磁気ストライプに書込まれている場合につい
て説明する。尚、この場合も識別コードのデータはその
まま実行すべきアプリケーションプログラムの実行開始
アドレスであってもよい。第4図は、識別コードが外部
記憶部5に記憶されている場合のインターフェイス装置
とICカードとの間の情報のやりとりを示す図である。
同図において、先ずICカードがインターフェイス装置
に挿入されると、インターフェイス装置はICカードの
外部記憶部5をアクセスしてそこに記憶されているデー
タを読込む。次に、インターフェイス装置はICカード
をリセットし、リセットされたICカードはそれに対し
てリセット応答の信号を返す。ICカードのリセットの
完了を認識した後、インターフェイス装置は先に読込ん
だ外部記憶部5のデータに基づいてアプリケーションの
選択を行うため、ICカードにアプリケーション選択コ
マンドを送る。ICカードは入力したアプリケーション
選択コマンドにより前述の第3図における手順に基づい
て実行アドレスを変更してアプリケーションプログラム
を決定する。アプリケーションプログラムが決定された
ら、ICカードはインターフェイス装置に対してレスポ
ンス信号を返す。以下、インターフェイス装置がICカ
ードに対してコマンドを発し、ICカードがそのコマン
ドの処理を行い、その処理の終了後インターフェイス装
置にレスポンス信号を返すという手順が繰り返される。
の発明のICカードの変形例を説明するための図であ
る。
とGND端子間をショート可能なスイッチ6を設けるこ
とにより、Vpp端子とGND端子間をオープンにするか
ショートするかを選択できるようにする。CPU2は、
Vpp端子とGND端子がオープンであるかショートであ
るかを判断し、オープンの場合とショートの場合のそれ
ぞれに対応した実行開始アドレスをプログラムカウンタ
にセットし、その対応したアプリケーションプログラム
を実行する。
を示すフローチャートである。そこで、CPU2はリセ
ットされると先ずVpp端子が短絡されているか否か即ち
ローレベルか否かを判断する(ステップS11)。スイ
ッチ6が開かれてハイレベルであると判断した場合に
は、CPU2は仕様1のアプリケーションプログラムを
実行するように設定し(ステップS12)、リセット応
答を返して(ステップS13)コマンド処理を開始する
(ステップS14)。一方、スイッチ6が閉じられてロ
ーレベルであると判断した場合には、CPU2は仕様2
のアプリケーションプログラム(2)を実行するように
設定し(ステップS15)、リセット応答を返して(ス
テップS16)コマンド処理を開始する(ステップS1
7)。
タは、各アプリケーションに共通なコマンドを有するこ
とにより任意に変更可能である。また、カード発行者が
上述の識別コードの変更を行うことは可能であるが、ユ
ーザにおいては、使用前のセキュリティ・レベルでユー
ザが使用可能な特定のアプリケーションプログラムを通
知することにより限定することも可能である。
れば、独立して使用可能なアプリケーションプログラム
をメモリ上に複数有し、カードリセット後にカード保有
メモリの任意の識別データを参照することにより、また
はハードウェアで回路の開閉により、格納された複数の
アプリケーションプログラムを選択的に実行可能とな
る。したがって、1枚のICカードで目的に応じた多機
能の処理を行うことができる。
示す図である。
順を示すフローチャートである。
報のやりとりを示す図である。
示すフローチャートである。
る。
明するための図である。
Claims (4)
- 【請求項1】マイクロコンピュータとメモリと外部記憶
部を備えたICカードを用いるICカードシステムにお
いて、前記メモリに仕様の異なる複数のアプリケーショ
ンプログラムを配置し、前記アプリケーションプログラ
ムそれぞれに識別コードを設定し、当該識別コードは前
記外部記憶部に記憶されるようになっており、外部装置
が当該識別コードを読取り前記マイクロコンピュータに
指令として与え、前記マイクロコンピュータが前記識別
コードにより特定されたアプリケーションプログラムを
実行するようにしたことを特徴とするICカードシステ
ム。 - 【請求項2】前記外部記憶部が磁気ストライプである請
求項1に記載のICカードシステム。 - 【請求項3】少なくとも2つ以上の端子を持ち各端子の
オープンとショートを検知するマイクロコンピュータと
メモリとを備えたICカードであって、前記メモリに仕
様の異なる複数のアプリケーションプログラムを配置
し、前記複数の各端子間のオープンかショートかの組み
合わせに従って特定されたアプリケーションプログラム
を実行するようにしたことを特徴とするICカード。 - 【請求項4】少なくとも2つ以上の端子を持ち各端子の
オープンとショートを検知するマイクロコンピュータと
メモリとを備えたICカードであって、前記メモリに仕
様の異なる複数のアプリケーションプログラムを配置
し、前記端子を構成するプログラム供給電圧用(Vp
p)端子とグラウンド(GND)端子の2つの端子間を
ショート可能とするスイッチで、オープンかショートか
により設定され、前記マイクロコンピュータが特定され
たアプリケーションプログラムを実行するようにしたこ
とを特徴とするICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11117579A JP3120804B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | Icカード及びicカードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11117579A JP3120804B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | Icカード及びicカードシステム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2143688A Division JP3040135B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | Icカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353437A JPH11353437A (ja) | 1999-12-24 |
JP3120804B2 true JP3120804B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=14715324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11117579A Expired - Lifetime JP3120804B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | Icカード及びicカードシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120804B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100939067B1 (ko) * | 2006-07-07 | 2010-01-28 | 삼성전자주식회사 | 복수의 서로 상이한 인터페이스를 구비한 스마트 카드 |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11117579A patent/JP3120804B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11353437A (ja) | 1999-12-24 |
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