JP3039991B2 - 組み合わせ冷菓およびその製法ならびにそれに用いる装置 - Google Patents

組み合わせ冷菓およびその製法ならびにそれに用いる装置

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JP3039991B2
JP3039991B2 JP03509938A JP50993891A JP3039991B2 JP 3039991 B2 JP3039991 B2 JP 3039991B2 JP 03509938 A JP03509938 A JP 03509938A JP 50993891 A JP50993891 A JP 50993891A JP 3039991 B2 JP3039991 B2 JP 3039991B2
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寿公 富岡
政一 島崎
牧野  晋
君孝 竹野
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鐘紡株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、アイスクリーム,クツキー等の芯材の外周
に、アイスクリーム,シヤーベツト,かき氷等の冷菓層
が一体的に形成された組み合わせ冷菓およびその製法な
らびにそれに用いる装置に関するものである。
背景技術 従来から、バータイプの冷菓としては各種のものが出
回つている。例えば第17図に示すような1種類のアイス
クリーム1からなるものや、第18図に示すように、アイ
スクリーム1の表面をチヨコレート層2で被覆したもの
や、第19図に示すようにシヤーベツト3のシエル内にか
き氷4を封入したもの等が出回つている。これらは、モ
ールドで成形するものであり、モールド型の種類には制
限があるため、特異な形状のものはつくりにくい。した
がつて、上記のものはいずれも外観に特徴がなく、表面
もフラツトで消費者を引きつける要素に乏しい。そこ
で、最近では、第20図に示すように、比較的粒の大きい
クツキークランチやナツツ類5でアイスクリーム1の表
面を被覆した組み合わせ冷菓が市場に出回つているが、
このものは、搬送,貯蔵時に物理的な衝撃を受けると、
クツキークランチ等5がアイスクリーム1から脱落しや
すいという難点を有する。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、芯
材の外周に、アイスクリーム,シヤーベツト,かき氷等
の冷菓が一体的に形成され、その表面がランダムな凹凸
状になつて斬新な外観を呈する組み合わせ冷菓およびそ
の製法ならびにそれに用いる装置の提供をその目的とす
る。
発明の開示 上記の目的を達成するため、本発明は、可食性素材か
らなる芯材の外周に、表面がランダムな凹凸状になつた
冷菓層が一体的に形成されている組み合わせ冷菓であつ
て、上記冷菓層に氷結晶が分散含有され、上記凹凸面の
平均高低差が0.5〜6mmに設定されている組み合わせ冷菓
を第1の要旨とし、可食性素材からなる芯材の外周に、
表面がランダムな凹凸状になつた冷菓層が一体的に形成
されている組み合わせ冷菓の製法であつて、微細な氷結
晶を含有する冷菓ミツクス調製する工程と、上記微細な
氷結晶を凝集させて塊状化する工程と、上記冷菓ミツク
スを撹拌して上記塊状氷結晶を再分散させて径の不揃い
な粒子とする工程と、芯材を準備しその表面を冷却する
工程と、上記芯材を、上記氷結晶が再分散された半凍結
状態の冷菓ミツクス浴に浸漬する工程と、上記浸漬によ
つて芯材の周囲に形成された半凍結状態の冷菓層を急速
冷凍によつて凍結固化させる工程とを備えた組み合わせ
冷菓の製法を第2の要旨とし、間歇送り運動を行う主搬
送コンベアと、上記主搬送コンベアの間歇送り運動と同
期する間歇送り運動を行う副搬送コンベアと、上記主搬
送コンベアによつて所定の停止位置Pに到達した芯材
を、その位置Pから上記副搬送コンベアの所定の停止位
置Qに移す第1の移動手段と、上記芯材が移された位置
Qからnピツチだけ進んだ停止位置Rに到達した芯材
を、前記主搬送コンベアの停止位置Pからnピツチだけ
進んだ停止位置Sに移す第2の移動手段とを備え、上記
副搬送コンベアによつて位置Qから位置Rまで移動する
芯材が、半凍結状態の冷菓ミツクス浴内に浸漬されるよ
うになつている組み合わせ冷菓の製造装置を第3の要旨
とする。
すなわち、本発明者らは、モールド型の制約を受け
ず、冷菓層の表面がランダムな凹凸によつて斬新な外観
を呈するような組み合わせ冷菓を得る方法について一連
の研究を行つた。その結果、可食性素材からなる芯材
を、径の不揃いな氷結晶を含有する半凍結状態の冷菓ミ
ツクス浴に浸漬すれば、上記芯材の周囲に、上記氷結晶
によつてランダムな凹凸が与えられた表面を有する冷菓
層を形成できることを見いだし本発明に到達した。な
お、本発明において、「冷菓ミツクス」とは、狭義の冷
菓ミツクスに限らず、砕氷されたかき氷とシロツプ液と
の混合液をも含む意味で用いている。また、「半凍結状
態」とは、上記冷菓ミツクス中の水分のうち4%以上70
%以下が氷結した状態、と定義することができる。すな
わち、冷菓ミツクスの氷結率が4%未満ではミツクスの
流動性が大きくなりすぎて得られる冷菓層表面が凹凸形
状になりにくく、逆に氷結率が70%を超えるとミツクス
の流動性が小さくなりすぎて芯材を均一に被覆しにく
く、また当初の凹凸が極端すぎて凸部が脱落しやすい。
つぎに、本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の組み合わせ冷菓の一例の断面図を示
している。図において、1はアイスクリームからなる芯
材、2は上記芯材1の外周に一体的に形成されるシヤー
ベツトからなる冷菓層,6は上記冷菓層2内に分散含有さ
れているオレンジ果肉片、10は木製の平バーである。
上記芯材1は、例えばつぎのようにして得ることがで
きる。すなわち、まず所定のアイスクリーム材1aを調製
し、第2図に示すように、冷媒12に浸漬したモールド11
内に充填する。そして、平バー10の先端をアイスクリー
ム1a内に差し込み(第3図)、この状態でアイスクリー
ム1aを凍結させる。これをモールド11から脱型し、平バ
ー10付の芯材1を得ることができる。
なお、上記の例では、芯材1をアイスクリーム1aで形
成しているが、芯材1はこれに限らず、冷凍,スポンジ
ケーキ,ビスケツト等、可食性素材で非流動性のもので
あればなんでもよい。また内側にチヨコレート等の異な
る可食性素材を内蔵させ多層構造にしてもよい。ただ
し、アイスクリーム材等の冷菓材を使用する場合には、
オーバーランが0〜150%の範囲のものを用いることが
好適である。オーバーランが150%を超えると、上記冷
菓浴に浸漬したときに、芯材1が途中で溶け出してしま
うため好ましくない。また、上記芯材1は、冷菓浴に浸
漬するときの表面温度が15℃以下に設定されることが好
ましく、なかでも表面温度を−5℃以下に予備冷却して
から冷菓浴中に浸漬することが好ましい。特に、芯材1
の表面温度を−13〜−15℃に冷却して冷菓浴中に浸漬す
ると、芯材1と冷菓層2の結着力が強固となり、冷菓層
2が剥がれにくい。
一方、上記芯材1の外周を被覆する冷菓層2は、第4
図に示すように、半凍結状態のシヤーベツト材2a(オレ
ンジ果肉片6が分散含有されている)が収容された冷菓
浴13内を準備し、この中に上記芯材1を所定時間浸漬し
たのち引き上げて芯材1の外周にシヤーベツト材2aを付
着させて層をつくり、これを液体窒素浴中に浸漬して表
面のシヤーベツト材2aを急速凍結させることにより、第
1図に示すような組み合わせ冷菓を得ることができる。
このものの冷菓層2の表面は、ランダムな凹凸状で、従
来にない斬新な外観を呈する。
なお、上記冷菓層2の表面の凹凸は、シヤーベツト材
の凍結状態をコントロールする等して、その平均高低差
Lnが0.5〜6mmになるよう設定することが必要である。す
なわち、上記Lnが0.5mm未満では、凹凸差が小さすぎ
て、従来の、モールド型から脱型して得られる冷菓の平
坦な表面と殆ど変わらないため、肉眼では目新しさを感
じることができない。逆に、上記Lnが6mmより大きい場
合には、貯蔵,搬送時に凸部が脱落して崩形してしまう
からである。
ただし、上記Lnは、つぎのようにして求める。すなわ
ち、まず、第5図に示すように、冷菓サンプルを平バー
10を含む面で縦断し、その断面の外周縁上の任意の点p
において、このp点に最も近い凹部と芯材2表面の距離
a(mm)と、同じく最も近い凸部と芯材2表面の距離b
(mm)を測定する。そして、両者の差L(mm)を、b−
aの式から求める。この測定を、サンプル20について行
い、Lの平均値Lnを求める。
また、上記の例では、冷菓材としてシヤーベツト材2a
を用いているが、アイスクリーム材,かき氷等を用いて
も差し支えはない。そして、これらは二種以上を組み合
わせてもよいし、また上記の例のように各種の果肉片,
チヨコレートチツプ等を分散含有させるようにしてもよ
い。
上記冷菓材は、芯材1に粒状で付着させる観点から、
芯材1の温度を上記冷菓浴の温度よりも低く設定するこ
とが好ましい。一般には、冷菓浴は、温度−1.5〜−5
℃に設定される。すなわち、温度が−5℃より低いと、
芯材1への付着量にばらつきが生じる傾向があり、逆に
温度が−1.5℃より高いと、芯材1に付着した冷菓材の
表面がランダムな凹凸状にならない傾向がみられるから
である。また、上記冷菓材の全固形分が60重量%(以下
「%」と略す)を超えると粘性が増加し、芯材1に付着
した冷菓材の表面がランダムな凹凸状にならないため、
全固形分は0〜60%、なかでも10〜50%に設定すること
が好ましい。さらに、上記冷菓材として、アイスクリー
ムや芯材のようなオーバーランを施すものを用いる場合
には、そのオーバーランを0〜80%にすることが好適で
ある。オーバーランが80%を超えると、芯材1の表面温
度を−5℃以下に保持しても芯材1に充分な料の冷菓材
が付着しない傾向がみられるからである。
なお、本発明において、冷菓材は、例えば第6図に示
すような装置を用い、つぎのようにして調製することが
好適である。すなわち、まずフリーザ20によつて、冷菓
材のフリージングを行い、冷菓材を均一に半凍結状態に
する。このとき、冷菓材中の氷結晶21は、第8図(a)
に示すように、半凍結状態の冷菓材中に微細粒子となつ
て均一に分散されている。つぎに、この冷菓材を、所定
温度を保ちながら供給配管22(第6図に戻る)を移送
し、この間に冷菓材中の氷結晶21を凝集させ大径粒子化
する。これによつて、氷結晶21は、第8図(b)に示す
ように塊状になる。この塊状氷結晶21は、2.2メツシユ
(日本工業規格、目開き寸法9.5mm,線径2.24mm,JIS Z8
801参照)を通過しない。なお、上記凝集のための移送
時間は5〜60分間に設定することが好ましい。
すなわち、5分未満では氷結晶21の凝集が不充分とな
り、得られる冷菓層2表面の凹凸差が乏しいものとなつ
てしまう。また、60分を超えると、氷結晶21の凝集が進
行しすぎて氷結晶21の塊が大きくなりすぎ、芯材1への
付着が困難となる傾向がみられる。つぎに、氷結晶21が
凝集された冷菓材を冷菓浴13に貯留し、撹拌羽根23等で
撹拌しながら、再度糖液中に分散させる。これにより、
氷結晶21が、第8図(c)に示すように、大小不揃いの
粒子となつて、糖液中に均一に分散される。この状態の
氷結晶21は、上記2.2メツシユを通過する。このように
して、前記のように冷菓層2が特殊な凹凸形状となるよ
うな冷菓材を常時安定して得ることができる。そして、
この冷菓浴13内に、第7図に示すように、芯材1(平バ
ー10付)を浸漬し、0.1〜20秒間、より好ましくは0.1〜
3秒間浸漬して芯材1の周囲に冷菓材を付着させ、前述
のようにして組み合わせ冷菓を得ることができる。な
お、第6図および第7図において、24は果肉6の供給配
管である。
また、上記氷結晶21を再分散させるための撹拌条件
は、冷菓材の温度,オーバーラン、固形分,組成等によ
つても異なるが、例えば固形分20%のオレンジシヤーベ
ツトで10%のオーバーランの冷菓材では、150rpmの撹拌
を15分間行うことによつて、目的とする不揃いの氷結晶
粒子塊を得ることができる。また、固形分30%のミルク
シヤーベツトで20%のオーバーランの冷菓材では、100r
pmの撹拌を10分間行うことが好適である。
さらに、上記の方法では、フリーザ20を用いて冷菓材
を半凍結状態にしているが、第9図に示すように、砕氷
機25を用いて微細な氷結晶21をつくつて供給配管22に送
り込むようにしてもよい。このとき、氷以外の原料(糖
液,果汁等)は、上記供給配管22に接続される配管26に
よつて上記氷結晶21と合流される。
ところで、芯材1の送り,冷菓浴13への浸漬,取り出
しといつた一連の動作は、第10図に示すような装置によ
つて連続的に行うことが好適である。すなわち、第10図
において、Aは通常のバイターラインであり、モールド
11(一列12個)が所定間隔で取り付けられた搬送コンベ
ア31の移動に伴い、芯材1が平バー10を差し込んだ状態
でモールド11内で凍結され、その下流側端部で温水を吹
きつけることによつてモールド11から取り出すことがで
きるようになつている。
Bは、上記バイダーラインAから芯材1を取り出して
搬送し、その搬送途中で芯材1表面に冷菓材を付着させ
て冷菓層2を形成させる搬送コンベアである。この主搬
送コンベアBの下流側には、この主搬送コンベアBの間
隔送り運動と同期する間歇送り運動を行う副搬送コンベ
アCが設けられていて、主搬送コンベアBと同じタイミ
ングで送り運動を行つている。
上記主搬送コンベアBは、そのコンベアラインを挟ん
で、左右一対のシリンダが上流側から下流側に向かつて
4対(40〜43)設けられており、もっつとも上流側のシ
リンダ40の手前側で、このコンベアラインのレール44上
に、順次冷菓搬送用のグリツプ板50が供給されるように
なつている。第11図は、第10図のA−A′断面図であ
り、上記グリツプ板50がレール44に供給された状態を示
す。
上記グリツプ板50は、その左右端が、断面コ字状のレ
ール44に挟まれた状態で支受され、一列12本の芯材1を
同時に把持することができるよう横一列に12個の爪51が
設けられている。この爪51は、第11図のC−C′断面図
である第12図に示すように、圧縮ばね52によつて常時グ
リツプ板50の側面に押し付け付勢されていて、グリツプ
板50を下降させることにより、芯材1の平バー10を、爪
51とグリツプ板50の側面との間で挟持することができる
ようになつている。なお、上記グリツプ板50の両端部に
は、それぞれ突起55(第11図に戻る)が設けられてお
り、第13図に示すように、主搬送コンベアBの搬送チエ
ーン56に挟持されて矢印のように移動するようになつて
いる。
なお、上記主搬送コンベアBのレール44は、上記4対
のシリンダ40〜43の配置された位置において途切れてお
り、第11図のB−B′断面図である第14図に示すよう
に、その途切れた部分が、別部材のレール片44aによつ
て補填されている。このレール片44aは、各シリンダ40
〜43のピストンロツド先端に取り付けられており、ピス
トンロツドの上下動に伴い上下動するようになつてい
る。
上記最上流部のシリンダ40は、上記グリツプ板50がレ
ール44に沿つてコンベアの停止位置Xまで到達した時点
で、コンベアの停止時間内に、下降・昇降動作を行うこ
とにより、上記グリツプ板50によつて、前記バイダーラ
インAのモールド11から、芯材1を取り出して、主搬送
コンベアBのコンベアラインに移す働きをする。
また、シリンダ41は、上記シリンダ40と同様の動作を
行うもので、主搬送コンベアBの停止位置Yに到来した
グリツプ板50を、その位置においてレール片44aごと下
降させ、再び上昇させる往復運動を行うもので、芯材1
を、その下方に設けられた冷菓浴13に浸漬して外周面に
冷菓材を付着させる働きをする。なお、61は冷菓材は撹
拌するための撹拌羽根である。
一方、シリンダ42は、主搬送コンベアBの停止位置P
に到来したグリツプ板50を、その位置においてレール片
44aごと下降させ、再び上昇させる往復運動を行うもの
で、副搬送コンベアCの停止点Qにグリツプ板50を移す
働きをする。
上記副搬送コンベアCは、その停止位置Qにおいてレ
ール片44aに係合したグリツプ板50を受け取ると、搬送
用チエーン(図示せず)によつて、この副搬送コンベア
Cに沿うレール45にグリツプ板50を係合させて送り、2
ピツチだけ移動させる。なお、上記副搬送コンベアCの
下側には液体窒素槽62が設けられており、上記グリツプ
板50の2ピツチ分の送りによつて、芯材1がこの液体窒
素槽62内を移動し、この間に芯材1表面の冷菓材が凍結
固化して冷菓層2を形成するようになつている。
シリンダ43は、主搬送コンベアBの、前記停止位置P
から2ピツチだけ進んだ停止位置Sのレール片44aを、
副搬送コンベアCの停止位置R(前記停止位置Qから2
ピツチだけ進んだ位置)において下降させ、再び上昇さ
せる往復運動を行うものである。このシリンダ43の作動
により、副搬送コンベアCの停止位置Rに到来するグリ
ツプ板50を、この位置でピストンロツド先端のレール片
44aに受け取つて、グリツプ板50を再び主搬送コンベア
Bに戻す働きをする。
なお、主搬送コンベアBの下流端部には、グリツプ板
50の爪51を開く機構(図示せず)が設けられており、芯
材1がグリツプ板50から外れてシユーター63を介してコ
ンベアラインから外に取り出されるようになつている。
このように、この装置は、主搬送コンベアBの停止位
置Yにおいて芯材1の外周面に冷菓材を付着させ、停止
位置Pにおいて、副搬送コンベアCの停止位置Qを移
し、この副搬送コンベアCによつて2ピツチだけ搬送し
て液体窒素槽62内を通過させて冷菓材を凍結固化させ、
その2ピツチ移動後の停止位置Rにおいて、再び主搬送
コンベアBの停止位置S(停止位置Pの2ピツチ進んだ
位置)に移すことができるようになつているため、冷菓
層2の厚みが非常に厚いものであつても、液体窒素槽62
内を2ピツチ分だけ通過させることができ、充分に凍結
固化することができる。このとき、上記主搬送コンベア
Bと副搬送コンベアCは同期して同じ間歇送り運動を行
つているため、上記処理によつて芯材1の搬送時間が遅
れるようなことがない。しかも、常時、芯材1をグリツ
プ板50で吊り下げた状態で搬送するため、芯材1が傾い
たり極度の衝撃を受けたりすることがなく、芯材1の品
質を損ねることがない。
なお、上記装置は、芯材1の表面に冷菓層2を一層だ
け形成するものであるが、例えば第15図のように、フリ
ージングをしない冷菓ミツクス層70とシヤーベツト層71
とを交互に形成する場合には、第16図に示すように、主
搬送コンベアBに対し、この間歇送り運動と同期する3
個の副搬送コンベアC1,C2,C3を順に併設し、図示のよう
に9本のシリンダ81〜89を設けるようにすると、第15図
に示すような多層構造の冷菓をつくることができる。す
なわち、まず先の場合と同様にして主搬送コンベアB上
に取り付けられた芯材1を、主搬送コンベアBの停止位
置Dにおいて、シリンダ81によつて下方のシヤーベツト
槽90に浸漬してシヤーベツト材を付着させる。つぎに、
停止位置Eにおいて、シリンダ82によつて芯材1を副搬
送コンベアC1に移し、この副搬送コンベアの下側に設け
られた液体窒素槽91に芯材1を浸漬して槽91内を所定ピ
ツチだけ搬送することによりシヤーベツト材の凍結固化
を行う。そして、主搬送コンベアBの停止位置Fにおい
てシリンダ83を下降させこの芯材1を再び主搬送コンベ
アBに移す。つぎに、主搬送コンベアBの停止位置Gに
おいて、シリンダ84によつて芯材1を下方の冷菓ミツク
ス槽92に浸漬して冷菓ミツクス材を付着させ、上記と同
様にして停止位置HからIに至る間を副搬送コンベアC2
に移し、この冷菓ミツクス材を液体窒素槽93内で凍結固
化させる。そして、再び主搬送コンベアBに戻したの
ち、停止位置Jにおいて、シリンダ87によつて下方のッ
シヤーベツト槽94に浸漬してシヤーベツト材を付着さ
せ、上記と同様にして停止位置KからLに至る間を副搬
送コンベアC3に移して液体窒素槽95内で凍結固化させ
る。このようにして、第16図に示すような、冷菓ミツク
ス槽70とシヤーベツト槽71とが交互に形成された多層構
造の冷菓を得ることができる。
なお、第10図および第15図の装置において、冷菓層形
成後の凍結固化は液体窒素への浸漬によつて行つている
が、例えば粉末状ドライアイスを対流させることによつ
て行つてもよい。
また、各槽への浸漬時間を変えたい場合は、搬送ピツ
チ数を調整することにより、簡単に変えることができ
る。
このように、本発明の組み合わせ冷菓は、表面が、冷
菓層内の氷結晶等に由来するランダムな凹凸形状で、従
来のモールド成形では得ることのできなかつた特異な外
観を呈し、消費者の購買意欲を増進させることができ
る。また、本発明の方法においては、半凍結状態の冷菓
材に含有されている氷結晶を、一旦凝集によつて大径粒
子(塊)にしたのち、再度分散させるため、氷結晶の粒
が大小不揃いとなり、冷菓層を形成した場合にその表面
がランダムな凹凸となる。そして、この凹凸は常時安定
して得られる。しかも、本発明の装置によれば、副搬送
コンベアによつて、芯材を主搬送コンベアと同じ速さで
送りながら処理することができ、主搬送コンベアの進行
から遅れることなく冷菓層を形成することができ、生産
効率が高い。
図面の簡単な説明 第1図は本発明によつて得られる組み合わせ冷菓の一
実施例を示す断面図、第2図および第3図は上記実施例
に用いる芯材の製法の説明図、第4図は上記芯材の周囲
に冷菓層を形成する方法の説明図、第5図は上記実施例
における冷菓層の表面状態の説明図、第6図および第7
図は上記冷菓層の材料となる冷菓ミツクスを得る方法の
説明図、第8図(a),(b)および(c)は上記冷菓
ミツクスの状態変化の説明図、第9図は上記冷菓ミツク
スを得る他の方法の説明図、第10図は上記実施例の製造
に用いられる装置の構成図、第11図は上記第10図のA−
A′断面図、第12図は第11図のC−C′断面図、第13図
はグリツプ板の送り機構の説明図、第14図は第10図のB
−B′断面図、第15図は多層構造の組み合わせ冷菓の断
面図、第16図は上記多層構造の組み合わせ冷菓の製造装
置の構成図、第17図,第18図,第19図および第20図はい
ずれも従来の冷菓の説明図である。
発明を実施するための最良の形態 つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明す
る。
〔実施例1,2〕 まず、下記の組成に従つて、オーバーラン20%,全固
形分31%のアイスクリーム材を調製した。つぎに、上記
のように調製したものを、冷媒に浸漬したモールド内に
充填し、平バー10の先端をモールド内のアイスクリーム
材に差し込み、この状態で上記アイスクリーム材を凍結
させ、芯材をもつアイスクリームバー(80cc/本)にし
た。つぎに、これをモールドから引き出し、その状態で
液体窒素浴中に1秒間浸漬して表面温度を−15℃にし
た。
<アイスクリーム材の組成> 脱脂練乳 20.0重量部 バター 10.0〃 砂糖 8.0〃 安定剤 0.3〃 乳化剤 0.3〃 香料 0.2〃 水 61.2〃 一方、下記の第1表の組成に従つて、2種類のシヤー
ベツト材を調製してフリーザーにかけてフリージング
し、オレンジ果肉片を20重量部添加分散して、オーバー
ラン0%の半凍結状態のシヤーベツト材をつくつた。
このようにして得られたシヤーベツト材aの全固形分
は16%、シヤーベツト材bの全固形分は50%であつた。
つぎに、上記各シヤーベツト材を用いて組み合わせ冷菓
を得た。すなわち、シヤーベツト材を−2℃に保持し、
50リツトル/分の速さで5分間、直径60mmの配管中を移
送しながらシヤーベツト材中の氷結晶を凝集させ塊状に
した。つぎに、これを浸漬槽13(第6図参照)を収容
し、撹拌羽根23で150rpmで15分間撹拌し、上記塊状氷結
晶21を再分散させた。そして、この浸漬槽13のシヤーベ
ツト材中に、前記芯材1を2秒間浸漬したのち引き上
げ、芯材1の周囲に、40ccのシヤーベツト材がランダム
な凹凸形状で付着したものを得た。これを、液体窒素浴
中に2秒間浸漬して表面のシヤーベツト層を急速凍結さ
せることにより、第1図に示すような組み合わせ冷菓を
得た。
〔実施例3〕 上記実施例1のシヤーベツト材に変えて、下記の組成
のかき氷材を用いた。
<かき氷用ミツクスの組成> 砂糖 20.0重量部 香料 1.0〃 着色料 0.5〃 水 80.0〃 <かき氷材の組成> かき氷用ミツクス 100重量部 氷 200〃 すなわち、第9図に示すように、まず氷を、砕氷機25
(イズミフードマシナリー社製,ドラム型かき氷機)を
用いて砕氷し、氷結晶21とした。つぎに、この氷結晶21
を供給配管22に移送し、ここに、配管26を介して5℃に
冷却したかき氷ミツクスを添加混合してかき氷材を得
た。つぎに、上記かき氷材を−2℃に保持し、10リツト
ル/分の速さで5分間、直径60mmの配管中を移送しなが
らかき氷材中の氷結晶21を凝集させ塊状にした。つぎ
に、これを浸漬槽13に収容し、撹拌羽根23で150rpmで15
分間撹拌し、上記塊状氷結晶21を再分散させた。そし
て、この浸漬槽13のかき氷材中に前記芯材1を2秒間浸
漬したのち引き上げ、芯材1の周囲に、40ccのかき氷材
がランダムな凹凸形状で付着したものを得た。これを、
液体窒素浴中に2秒間浸漬して表面のかき氷槽を急速凍
結させることにより組み合わせ冷菓を得た。
〔比較例1〕 上記実施例と同様の冷菓材をフリージング後、氷結晶
の凝集工程を経ずに、直接浸漬槽13に収容してすぐに芯
材を浸漬した。それ以外は実施例と同様にして組み合わ
せ冷菓を得た。
〔比較例2〕 上記実施例と同様の冷菓材をフリージング後、氷結晶
の凝集を行つた。そして、浸漬槽13に収容したのち、撹
拌羽根23で撹拌することなく、そのまま芯材を浸漬し
た。それ以外は実施例と同様にして組み合わせ冷菓を得
た。
このようにして得られた各組み合わせ冷菓の表面凹凸
の均一性,立体性を、専門パネラー20名の目視によつて
評価した。また、凹凸の平均高低差Lnを前述の方法によ
つて求めた。これらの結果を下記の第2表に示す。ただ
し、上記凹凸の均一性,立体性はつぎのようにして行つ
た。
<均一性> 芯材表面全体にわたつて凹凸形状の冷菓層が形成され
ているかどうかを評価した。
○……形成されている。
△……平坦な部分がある。
×……平坦な部分が多い。
<立体性> 芯材表面の凹凸部の隆起状態が鮮明かどうかを評価し
た。
○……凹凸の差が明確である。
△……凹凸の差がやや乏しい。
×……凹凸の差が乏しい。
上記の結果から、実施例品はいずれも芯材の表面全体
にわたつて凹凸形状が形成されており、しかも、その凹
凸形状が鮮明で起伏に富んでいることがわかる。これに
対し、比較例1品は凹凸の変化が乏しく、全体として平
坦な外観を呈していた。また、比較例2品は、一部分だ
けが極端に盛り上がり、外観的に好ましいものではなか
つた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−224447(JP,A) 米国特許1901394(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23G 9/00 - 9/30 EPAT(QUESTEL) WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可食性素材からなる芯材の外周に、表面が
    ランダムな凹凸状になつた冷菓層が一体的に形成されて
    いる組み合わせ冷菓であつて、上記冷菓層に氷結晶が分
    散含有され、上記凹凸面の平均高低差が0.5〜6mmに設定
    されていることを特徴とする組み合わせ冷菓。
  2. 【請求項2】上記冷菓層が、不揃いの氷結晶を含有する
    半凍結状態の冷菓ミツクス浴に芯材を浸漬することによ
    つて形成されている請求項1記載の組み合わせ冷菓。
  3. 【請求項3】上記不揃いの氷結晶が、微細な氷結晶を凝
    集によつて塊状化したものを再分散させてなる請求項2
    記載の組み合わせ冷菓。
  4. 【請求項4】可食性素材からなる芯材の外周に、表面が
    ランダムな凹凸状になつた冷菓層が一体的に形成されて
    いる組み合わせ冷菓の製法であつて、微細な氷結晶を含
    有する冷菓ミツクスを調製する工程と、上記微細な氷結
    晶を凝集させて塊状化する工程と、上記冷菓ミツクスを
    撹拌して上記塊状氷結晶を再分散させて径の不揃いな粒
    子とする工程と、芯材を準備しその表面を冷却する工程
    と、上記芯材を、上記氷結晶が再分散された半凍結状態
    の冷菓ミツクス浴に浸漬する工程と、上記浸漬によつて
    芯材の周囲に形成された半凍結状態の冷菓層を急速冷凍
    によつて凍結固化させる工程とを備えたことを特徴とす
    る組み合わせ冷菓の製法。
  5. 【請求項5】間歇送り運動を行う主搬送コンベアと、上
    記主搬送コンベアの間歇送り運動と同期する間歇送り運
    動を行う副搬送コンベアと、上記主搬送コンベアによつ
    て所定の停止位置Pに到達した芯材を、その位置Pから
    上記副搬送コンベアの所定の停止位置Qに移す第1の移
    動手段と、上記芯材が移された位置Qからnピツチだけ
    進んだ停止位置Rに到達した芯材を、前記主搬送コンベ
    アの停止位置Pからnピツチだけ進んだ停止位置Sに移
    す第2の移動手段とを備え、上記副搬送コンベアによつ
    て位置Qから位置Rまで移動する芯材が、半凍結状態の
    冷菓ミツクス浴内に浸漬されるようになつていることを
    特徴とする組み合わせ冷菓の製造装置。
JP03509938A 1991-06-05 1991-06-05 組み合わせ冷菓およびその製法ならびにそれに用いる装置 Expired - Fee Related JP3039991B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200081719A (ko) * 2018-12-28 2020-07-08 주식회사 라벨리 바삭거림이 유지된 크런치 첨가 아이스크림
CN114877613A (zh) * 2022-05-20 2022-08-09 珠海格力电器股份有限公司 制冷控制方法、装置和制冷设备

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KR20200081719A (ko) * 2018-12-28 2020-07-08 주식회사 라벨리 바삭거림이 유지된 크런치 첨가 아이스크림
KR102199617B1 (ko) 2018-12-28 2021-01-07 주식회사 라벨리 바삭거림이 유지된 크런치 첨가 아이스크림
CN114877613A (zh) * 2022-05-20 2022-08-09 珠海格力电器股份有限公司 制冷控制方法、装置和制冷设备
CN114877613B (zh) * 2022-05-20 2023-07-04 珠海格力电器股份有限公司 制冷控制方法、装置和制冷设备

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