JP3039923B1 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP3039923B1
JP3039923B1 JP10364035A JP36403598A JP3039923B1 JP 3039923 B1 JP3039923 B1 JP 3039923B1 JP 10364035 A JP10364035 A JP 10364035A JP 36403598 A JP36403598 A JP 36403598A JP 3039923 B1 JP3039923 B1 JP 3039923B1
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、資材コストの低い、輸送費及び施
工費の低廉な工法により、現場における迅速な施工を短
納期で完了できる加熱装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 本発明に係わる加熱装置は、断熱機能を
有する断熱基盤4と、該断熱基盤4の上面にほぼその全
域を覆って設けられ断熱機能を有してなる粘融着材層2
と、該粘融着材層2の上面にほぼその全域を覆って設け
られてなる熱拡散放射板1と、該熱拡散放射板3上に配
設された発熱体6とからなり、前記熱拡散放射板1が、
前記発熱体6の発する熱を前記断熱基盤4の上面に沿っ
て拡散するものであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路、駐車場若し
くは屋根等の融雪・凍結防止、建物施設の暖房、農業分
野における温室加温、及び漁業分野における養殖加温等
に用いられる加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前述した融雪・凍結防止や暖房、
加温等のためには、温度変化により固−液間で相変化
し、この相変化に伴う潜熱を吸収することにより蓄熱を
行う潜熱吸収タイプの蓄熱剤を使用した蓄熱式発熱装置
や、PTC特性すなわち自己温度制御機能を有する電気
ヒータを使用した加熱装置があった。
【0003】このような蓄熱式発熱装置や加熱装置にお
いては、発熱体から発せられる熱が最短経路を通って装
置表面に到達するため、発熱体の直上のみが加熱されて
しまい、被加熱物に対しその全域にわたって均一な加熱
効果が得られにくいということがあり、また、特に後者
の加熱装置においては、通電により発熱体近傍が局部的
に温度上昇して該発熱体の電流値が低下してしまい、周
囲を迅速且つ均一に加熱することが困難なことがあっ
た。
【0004】そこで、被加熱物に対し、その全域にわた
って均一な加熱効果を得やすく、且つPTC特性を有す
る発熱体を有効に利用することができる加熱装置とし
て、特願平9−36691号記載の加熱装置及び特願平
9−341431号記載の加熱装置が提案されている。
【0005】図5は、特願平9−36691号記載の加
熱装置110の一実施例を示す斜視説明図であり、11
2は断熱材、114は熱拡散板、116は発熱体、11
8は路内強化シート、122は基盤である。図示したよ
うに、発熱体116は、断熱材112の溝113に配設
されて、固定バンド126を介して締結部材127によ
り基盤122に固定されている。
【0006】また、図5に示した加熱装置110に対し
て、被加熱物に対し、その全域にわたって均一な加熱効
果を得やすくするために提案された加熱装置について説
明する。図6は、特願平9−341431号記載の加熱
装置の一実施例を示す斜視説明図であり、図7は、図6
に示した加熱装置の断面説明図であり、図6及び図7に
おいて、210は加熱装置、211は熱拡散断熱ボー
ド、212は断熱板、214は熱拡散板、216は発熱
体、218は遠赤外放射シート、220は表層、222
は基層、226はフックである。
【0007】かかる加熱装置210において、断熱板2
12は、矩形板状の高耐圧断熱材であり、産業廃棄物が
圧縮成形されて構成されている。そして、断熱板212
は、道路構造等の強度を維持するため、耐圧強度が15
〜90kg/cm2、比重が1.0〜1.5g/cm3
度に形成されている。
【0008】また、熱拡散板214は、断熱板212の
上面をそのほぼ全域にわたって覆うように貼着されてお
り、両者は一体化されて熱拡散断熱ボード211として
構成されている。熱拡散板214は銅、アルミニウム、
鋼等のいずれか1つ又はこれらの任意の複数種の組合せ
からなる金属板であり、発熱体216の発するエネルギ
ーを断熱板212の上面に沿って周囲に充分に拡散する
ために適度な熱伝導率と厚さとを有する。
【0009】この熱拡散板214の上面には、該熱拡散
板214及び断熱板212並びに発熱体216を固定
し、且つ放射効果の減衰を最小限度にするために全面的
に、又は部分的に遠赤外線放射シート218が形成され
ている。そして、この遠赤外線放射シート218は、発
熱体216から供給されるエネルギーにより加熱され
て、遠赤外線を上方に広範囲にわたり放射するものであ
る。
【0010】かかる遠赤外線放射材としては、波長10
ミクロン前後に高放射率を有する材料が選定されてい
る。その例として、酸化シリコン、酸化アルミニウム等
を主要成分とする花崗岩や流紋岩の微粉末又はフライア
ッシュ(石灰灰)等を挙げることができる。又は、酸化
鉄、二酸化マンガン、酸化ニッケル等の金属酸化物を適
量ずつ配合する。
【0011】また、発熱体216は、PTC特性を有す
る自己温度制御機能のテープ状電気ヒータ(幅10〜2
0mm程度)である。この発熱体216は通電による自
己温度上昇に反応して電気抵抗値が増大し電流値が低下
する。さらに温度が上昇し所定温度に達すると電流値は
一段と減少し、放熱とバランスしながら、外部からのコ
ントロールなしで一定温度を保持できるという制御性、
安全性、経済性等に優れた特徴を有している。ここで
は、カーボンと有機高分子樹脂とを混合圧延した有機熱
半導体に並列回路の電極を設け、合成樹脂で絶縁被覆等
してなるテープ状のものを用いており、そのテープ状の
どの長さで切断しても電極間の抵抗値は変わらない。
【0012】また、遠赤外線放射シート218は、石油
アスファルトに前記遠赤外線放射材を添加し加熱混合し
てなる混合液をシート状の基材に含浸してなり、熱伝導
性、遠赤外線放射機能、引張強度及び所定温度以上で融
着性を示す熱融着性を有するものである。尚、シートの
厚さは遠赤外線放射強度を高く保持する観点より、2m
m程度以下に設定されている。
【0013】前述した石油アスファルトには、一般にス
トレートアスファルトとブローンアスファルトがある
が、ストレートアスファルトに軽度の加熱空気を吹き込
んで改質したセミブローンアスファルトを使用する。セ
ミブローンアスファルトは上記改質によって、ストレー
トアスファルトよりも軟化点が高く、伸度が小さくな
り、接着強度が向上するため、加熱装置に対する熱、衝
撃、振動及び滑りに対して、優れた保護効果が得られ
る。
【0014】さらに、遠赤外線放射材の要件としては、
その粒度が5ミクロン以下であることが好ましく、添加
量は石油アスファルト100重量部に対し、5〜40重
量部であることが好ましい。
【0015】さらに、前述した基材としては、不織布、
織布、フェルト等のシート状の繊維構造物を用いること
ができ、道路融雪の場合、特にニードルパンチ法を用い
て形成した嵩高な不織布を用いることが好ましい。そし
て、基材に使用する繊維素材としては、合成繊維が好ま
しく、その中でも10ミクロン前後に高い遠赤外線吸収
特性を有する合成繊維、例えばポリプロピレン、塩化ビ
ニル等を用いる。かかる基材によりシートの引張り強度
が高くなり、特に加熱装置210をそのせん断方向に作
用する力から保護する。
【0016】また、表層220は、熱拡散板214の上
面及び遠赤外線放射シート218から放射される遠赤外
線を吸収帯とする遠赤外線放射材が配合されたアスファ
ルトコンクリートの層である。このような遠赤外線放射
材としては石英系火山岩、満州タルク、フライアッシュ
等がある。また、基層はフィラー材として石粉が配合さ
れた通常のアスファルトコンクリート層である。
【0017】以上説明したように、この加熱装置210
は、断熱板212と熱拡散板214とからなる熱拡散断
熱ボード211を基層222上に敷設し、その上に発熱
体216を配しこの発熱体216の上から前記ボード2
11を覆うように遠赤外線放射シート218を被せ、さ
らにその上に表層220を形成してなるものである。
【0018】前述の特許出願(特願平9−341431
号)に係わる加熱装置210によれば、被加熱物に対
し、その全域にわたって均一で迅速な加熱効果を得るこ
とができ、PTC特性を有する発熱体を有効に利用する
ことができる。従って、この加熱装置をコンクリート構
造の道路、駐車場、歩道、家屋又は種々の施設周辺で利
用することができる。そして、これらの発熱体を、例え
ば、道路の路面に付設した融雪設備(ロードヒーティン
グ)として用いた場合、路面温度の上昇速度が従来の2
倍になり、融雪のためのランニングコストが低減される
という優れた効果が得られている。
【0019】かかる融雪ボードは、前述した断熱板21
2と熱拡散板214とからなるものであり、前者は、発
熱体216の発熱エネルギーのうち、約30%が発熱体
216の下方すなわち(設置場所の地中)への熱損失と
して失われることを防止するものであり、また、後者
は、発熱エネルギーが直上へ移動し、ロスとなるのを防
ぐために発熱エネルギーを横方向に広げて拡散するもの
である。そしてこのように融雪ボードはロスを防止する
とともに蓄熱効果と路面の平均的な融雪効果を助成する
ものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
加熱装置は、図3〜5に示すように、断熱板212と熱
拡散板214とを融雪ボードとして予め作製し、設置現
場において組立てて使用するという施工を必要とするの
で、以下に説明するように、資材コスト、あるいは輸送
費や施工費がかさむという傾向が生じる。
【0021】すなわち、前述した融雪ボード(以下、単
に「板」ということがある)を据え付けるために道路、
駐車場等において施工するには、例えば、幅230m
m、長さ1000mm、厚さ10mm、重量が約5キロ
グラムの板を1平方メートルあたり4枚使用し、100
0平方メートルの融雪面を施工する場合、合計4000
枚、約20トンの板という資材及びその輸送作業が必要
である。さらに、この板を基層に取付ける際、接着剤を
使用するとともに1枚あたり8本の固定釘を打ち込むの
で、その接着剤とともに、約32000本の固定釘とい
う資材と、釘の打ち込み作業が必要である。
【0022】従って、融雪ボードの施工には、このよう
な資材及び作業を要し、さらに、据え付ける場所によっ
ては、これら融雪ボードを切断したり形状を修正したり
する必要が生じる結果、融雪ボードを設置する現場にお
いて迅速な施工を短納期で完了することが困難であると
いう問題がある。
【0023】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたものであり、資材コストの低い、輸送費及び施工費
の低廉な工法により、現場における迅速な施工を短納期
で完了できる加熱装置を提供することを課題とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決すべ
く、本発明の請求項1に係わる加熱装置は、断熱機能を
有する断熱基盤4と、該断熱基盤4の上面にほぼその全
域を覆って設けられ断熱機能を有してなる粘融着材層2
と、該粘融着材層2の上面にほぼその全域を覆って設け
られてなる熱拡散放射板1と、該熱拡散放射板3上に配
設された発熱体6とからなり、前記熱拡散放射板1が、
前記発熱体6の発する熱を前記断熱基盤4の上面に沿っ
て拡散するものであることを特徴とする。このような構
成によれば、資材コストの低い、輸送費及び施工費の低
廉な工法を採用することができ、据え付け場所の形態
(形状範囲、凹凸状態、全面か部分か、等)に即応して
断熱基盤4を容易に配設することができる。
【0025】本発明の請求項2に係わる加熱装置によれ
ば、前記断熱基盤4がモルタルを主成分とするものであ
るので、断熱基盤4を据え付けて設置する現場にて材料
を混合し、基層である路面上等に直接敷設し、乾燥固化
して形成することができる。
【0026】本発明の請求項3に係わる加熱装置によれ
ば、前記断熱基盤4がアスファルト混合物を主成分とす
るものであるので、断熱基盤4を据え付けて設置する現
場にて材料を混合し、基層である路面上等に直接敷設
し、乾燥固化して形成することができる。また、アスフ
ァルト混合物の敷設時の熱を利用して粘融着材層を熱拡
散放射板等と融着させることができる。
【0027】本発明の請求項4に係わる加熱装置は、断
熱機能を有する断熱基盤4と、該断熱基盤4の上面にほ
ぼその全域を覆って設けられ断熱機能を有してなる粘融
着材層2と、該粘融着材層2の上面にほぼその全域を覆
って設けられてなる熱拡散放射板1と、該熱拡散放射板
1上に配設された発熱体6とからなり、前記粘融着材層
2と前記熱拡散放射板1とが一体に取付けられてなり、
前記熱拡散放射板1が、前記発熱体6の発する熱を前記
断基盤4の上面に沿って拡散するものであることを特徴
とする。
【0028】前述した構成によれば、資材コストの低
い、輸送費及び施工費の低廉な工法を採用することがで
き、据え付け場所の形態(形状範囲、凹凸状態、全面か
部分か、等)に即応して断熱基盤4を容易に配設するこ
とができる。
【0029】本発明の請求項5に係わる加熱装置によれ
ば、前記粘融着材層2の厚さ方向のほぼ中央部に、前記
粘融着材層2の主面のほぼ全域にわたるように輻射熱遮
断体3が介設されてなるので、発熱体6の発する熱のう
ち基層側へ向かって伝導される熱を反射して基層と反対
側、すなわち、大気空間中側へ伝導させることができ
る。尚、本明細書において、主面は、厚さ方向ではな
く、面積方向の主たる面をいう。
【0030】本発明の請求項6に係わる加熱装置によれ
ば、前記輻射熱遮断体3がアルミ箔からなるので、入手
容易な安価な材料で輻射熱遮断体3を構成できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施の形態について説明する。
【0032】実施の形態1 図1は、本実施の形態に係わる加熱装置の断面構造を示
す断面説明図である。本実施の形態に係わる加熱装置1
0は、従来の断熱板212、熱拡散放射板214及び遠
赤外線放射シート218のかわりに、図1に示した熱拡
散放射板1、粘融着材層2及び断熱基盤4を主体とし、
これらの上層に従来と同様に発熱体6等を配設して構成
するものである。尚、図1において、粘融着材層2のう
ち、粘着層2a、2c及び2eは、薄層であり、ハッチ
ングを省略して示した(以下の図においても同様)。
【0033】すなわち、この主体部分は、図示しない基
層上に断熱基盤4を設け、該断熱基盤4上に、この断熱
基盤4の上面にほぼその全域を覆って粘融着材層3を設
け、さらに、該粘融着材層3の上面にほぼその全域を覆
って熱拡散放射板1を敷設し、該熱拡散放射板1上に、
図6に示した従来の例と同様に、固定金具7を取付け、
発熱体6を配設し、この発熱体6及び熱拡散放射板1の
全域を覆って図示しない保護層及び表層を舗装して構成
したものである。図中、粘融着層2中の粘着層2a、2
b及び2cについては、加熱装置10の施工方法の説明
にあわせて後に再度説明する。また、以下の説明は、本
発明に係わる構成について詳述するので、本発明に係わ
る構成以外の点は従来と同様である。
【0034】本実施の形態に係わる断熱基盤4は、その
熱伝導率が大きくとも0.1Kcal/mh℃程度であ
って、断熱性を有し、且つ断熱性の保持に優れた材料か
ら構成される。このような要件を満たす材料として、主
要材料が、モルタル又はコンクリートを主成分とするも
のの場合とアスファルトの場合とがある。
【0035】前者のモルタル又はコンクリートの場合と
して、例えば、(1)モルタルに断熱材料を混合したも
の、又は(2)コンクリートに気泡等を混在させたもの等
を挙げることができる。
【0036】これらのうち、(1)モルタルに断熱材料を
混合したものとしては、次のような配合のものがある。 セメント:520kg フヨーライトFM(商品名):1000リッター 添加剤:480g 水:水比w/c60% ただし、フヨーライトFM(商品名):1000リッタ
ーと添加剤:480gとはフヨーライト株式会社製のモ
ルタル材であり、熱伝導率が0.24Kcal/mh℃
程度を得るものである。
【0037】このような配合のものを加熱装置の設置現
場にて混合し、基層である路面上に生打ちして敷設する
ことができる。
【0038】また、モルタルに断熱材料を混合したもの
としては、次のような配合のものもある。すなわち、通
常のモルタル(セメント+砂+水)に発泡ポリスチレン
ビーズ(商品名「エスレンビーズHKB」、又は「エス
レンビーズFTR」)を配合し、熱伝導率が0.14K
cal/mh℃程度以下(ただし、モルタルとしての比
重が0.6程度の場合とする)となるものである。ただ
し、発泡ポリスチレンビーズ(商品名「エスレンビーズ
HKB」、又は「エスレンビーズFTR」)は積水化成
品工業(株)製のものである。また、モルタルは、 セメント:砂=1:2〜4 の配合のものを用いることができる。
【0039】また、(2)コンクリートに気泡等を混在さ
せたものとしてはコンクリート中に気泡を吹き込んだも
の、あるいは発泡化させたもので軽量発泡コンクリート
として形成したものである。
【0040】次に、後者のアスファルト構造の場合は、
(1)アスファルト混合物に軽量バラスを混合したもの、
(2)アスファルト混合物に断熱性材料を混合したものが
ある。アスファルト混合物については、通常用いられる
ものを用いることができる。
【0041】まず、(1)アスファルト混合物に軽量バラ
スを混合したものは、アスファルト混合物に軽量バラス
としてほぼ球形(直径約5mm〜15mm)のセメント
造粒物(その熱伝導率が0.15kcal/mh℃程
度)を混合して形成したものである。
【0042】また、(2)アスファルト混合物に断熱性材
料を混合したものは、アスファルト混合物にフライアッ
シュ(石灰灰)等を5%以上配合したものである。
【0043】以上の種々の配合の材料からなる断熱基盤
の何れかを、断熱基盤の下に位置する基層がモルタル系
か、アスファルト系かによって選択し、いずれかの配合
の材料からなる断熱基盤を加熱装置を据え付けて設置す
る現場にて混合し、基層である路面上に生打ち等して敷
設し、乾燥固化して形成することができる。
【0044】以上のような材料により断熱基盤4を構成
したので、本発明に係わる加熱装置10を道路等へ据え
付ける施工の際、資材コストの低い、輸送費及び施工費
の低廉な工法を採用することができ、現場における迅速
な施工を短納期で完了できる加熱装置10を得ることが
できる。さらに、据え付け場所の形態(形状範囲、凹凸
状態、全面か部分か、等)に即応して断熱基盤4を容易
に配設することができる。
【0045】次に、断熱基盤4上に配設される粘融着材
層2について説明する。この粘融着材層2は、断熱材が
配合されることによる断熱機能と熱融着性と兼ね備えた
シート基材の両面に、粘着層が付設されてなるものであ
り、断熱基盤4と熱拡散放射板1とを接合するととも
に、接合後に熱により断熱基盤4と熱拡散放射板1とが
融着するように構成される。本実施の形態においては、
粘融着材層2中に輻射熱遮断体3を設けるので、シート
基材が2層(2b、2d)あり、粘着層が3層(2a、
2c及び2e)存在する。そして、熱融着材層2を設け
る際、断熱基盤4の主面のほぼ全域にわたって設けるこ
とができるが、必ずしも全域でなくともよく、部分的に
設けてもよいし、設ける領域の少なくとも一部で厚さや
材料を変更することもできる。
【0046】前述したように、本実施の形態において
は、前記粘融着材層2中に、その厚さ方向のほぼ中央部
に、粘融着材層2の主面のほぼ全域にわたって電磁波を
反射しうる輻射熱遮断体3を介設することができる。そ
のため、シート基材が2層に分かれた形態になってお
り、さらにそれぞれに粘着層が併設されている。粘着層
については加熱装置の施工方法の説明に合わせてさらに
後述する。
【0047】前記シート基材2b、2dとしては、従来
の遠赤外線放射シート218の場合と同様に、不織布、
織布、フェルト等のシート状の繊維構造物を用い、ブロ
ーンアスファルト(熱伝導率0.12〜0.15kca
l/mh℃)等を添加して含浸させて形成したものであ
り、熱伝導性、引張強度、及び所定温度以上での熱融着
性を有するものである。その厚さは、例えば2mm程度
であれば引張強度が充分であり、熱融着した際も強固な
固着が得られる。
【0048】前述した熱融着に関しては、前記シート基
材2b、2dに使用される石油アスファルト(ブローン
アスファルト)自身に断熱性があり、この中に断熱材と
して、前述したポリスチレンビーズやフライアッシュ等
や、その他の断熱材を用いることができるので、さらな
る断熱効果が得られる。また、粘着層は、市販の接着テ
ープ等に用いられる粘着材のうち、寒冷地でも使用でき
るものが好ましい。そして、断熱材の種類や配合割合等
は、粘着材層としての熱伝導率が0.2kcal/mh
℃程度になるよう適宜設定することができる。
【0049】ここで、輻射熱遮断体3について説明す
る。輻射熱遮断体3は、基層側への熱の拡散を防止し、
発熱体6の発する熱のうち基層側へ向かって伝導される
熱を反射して基層と反対側、すなわち、大気空間中側へ
伝導させるためのものである。そのため、例えば、アル
ミニウム箔等を用いて構成する。厚さは引張強度が充分
得られるように適宜設定することができる。そして、輻
射熱遮断体3を設ける際、粘融着材層2の厚さ方向のほ
ぼ中央部に、その主面のほぼ全域にわたって設けること
ができるが、必ずしも全域でなくともよく、部分的に設
けてもよいし、設ける領域の少なくとも一部で厚さや材
料を変更することもできる。
【0050】かかる輻射熱遮断体3により、さらに熱効
率よく、発熱体6の発する熱を上方へ伝導し、被加熱物
に対し、その全域にわたって均一な加熱効果をより高い
熱効率によって得ることができる。
【0051】次に、熱拡散放射板1について説明する。
熱拡散放射板1は、発熱体6の発する熱を断熱基盤4の
上面に沿って周囲に充分に拡散するものであり、熱伝導
率の大きい金属材料を用いた金属板1aと遠赤外線放射
材の層1bによって構成することができる。その材料と
して、例えば、銅、アルミニウム、鋼等のいずれか、又
はこれらの材料を組合せたものを挙げることができる。
【0052】そして、熱拡散放射板1は、発熱体6の発
する熱エネルギーを断熱基盤4の上面に沿って周囲に充
分に拡散するための適度な熱伝導率と厚さとに設定され
ている。また、熱融着材層2上に熱拡散放射板1を設け
る際、熱融着材層2の上面にほぼその全面を覆って設け
るが、必ずしも全面でなくともよく、部分的に設けるこ
ともできる。このように、部分的に設けた場合は、熱拡
散放射板1の隙間部分に表層材が入り込んだ状態とな
り、熱拡散放射板1等を強固に押え込むことができる。
【0053】さらに、この熱拡散放射板1の金属板1a
の上面には遠赤外線放射材の層1bが形成されている。
かかる遠赤外線放射材は、従来と同様の材料を、膜状に
形成して貼着、又はペースト状に配合して塗着、又は、
前記金属板1aの表面を酸化処理する等種々の形態によ
って配設することができる。
【0054】本実施の形態においては、粘融着材層2と
熱拡散放射板1とが一体に取付けられるので、後述する
ような簡単な施工法が可能となり、輸送費及び施工費の
低廉な施工法を採用することができ、現場における迅速
な施工を短納期で完了できる加熱装置を得ることができ
る。
【0055】以上のような、断熱基盤4、粘融着材層2
及び熱拡散放射板1の上層に発熱体6等を従来と同様に
設ける。発熱体6等の配設方法も従来と同様である。か
かる発熱体6としては、本実施の形態においては、PT
C特性を有する自己温度制御機能のテープ状電気ヒータ
を用いた。この発熱体6は通電による自己温度上昇に反
応して電気抵抗値が増大し電流値が低下する。さらに温
度が上昇し、所定温度(例えば80℃)に達すると電流
値は一段と減少し、放熱とバランスしながら、外部から
のコントロールなしで一定温度を保持できるという制御
性、安全性、経済性等に優れた特徴を有している。その
他の点については、従来と同様であるので、その説明を
省略する。
【0056】実施の形態2 本実施の形態2においては、本発明に係わる加熱装置1
0を効率よく据え付け現場で施工する施工法について説
明する。かかる施工法においては、加熱装置10の特徴
的な構成は実施の形態1で説明したものと同じである
が、効率よく据え付けるため、以下のような手順で据え
付けがなされる。
【0057】図2は、実施の形態1に係わる加熱装置1
0の組立て要領を概念的に示した断面説明図である。図
2においては、発熱体6等は図示を省略した(以下の図
においても同様)。図示したように、粘融着材層2が、
その作製時には、2層に分かれており粘着層2cにより
接合して一体の粘融着材層2とすることができる。
【0058】かかる粘着層2cを含む粘着層2a、2c
及び2eには、接合前には、粘着材が粘着効果を失うこ
となく接合時まで接着剤層上に覆設される、いわゆる剥
離紙が仮付されている。本実施の形態においては、粘着
層2cの剥離紙が剥離されて、一体の粘融着材層2とす
ることができ、さらに、粘着層2aの剥離紙も剥離さ
れ、粘融着材層2と熱拡散放射板1とが一体とされ、一
方、粘着層2eの剥離紙は、仮付された状態のままで、
一体とされた構造体が据え付け現場まで輸送される。も
ちろん、作製工程の都合で、粘着層2e以外は、剥離紙
を仮付けせずに接合してもよい。
【0059】このような薄いシート状の形態に粘融着材
層2と熱拡散放射板1とを形成し、粘着層に剥離紙が仮
付けされているので、これらをロール状に巻いて保管す
ることもできる。
【0060】そして、据え付け現場において剥離紙2e
が剥離され、断熱基盤4上に一体とされた粘融着材層2
と熱拡散放射板1とが据え付けられる。
【0061】このとき、断熱基盤4上に、ロール状に巻
かれた粘融着材層である粘融着材シートを、断熱基盤上
にマークされた墨出線に沿ってひろげ、この粘融着材層
2上に熱拡散放射板1を配設していくだけでよい。従っ
て、墨出線に沿って粘融着材シートを切断したりする以
外は簡単な作業ですみ、据え付け場所のあらゆる形態に
即応して粘融着材層2と熱拡散放射板1とを配設でき
る。こののち、発熱体6等が従来と同様に配設され本発
明に係わる加熱装置10を得る。
【0062】本発明に係わる加熱装置10の構成によれ
ば、このような施工法を採用できるので、輸送費及び施
工費が低廉となり、現場における迅速な施工を短納期で
完了できる効果を奏する。
【0063】実施の形態3 図3は、本実施の形態に係わる加熱装置の主要部分の断
面説明図であり、図4は、その組立て要領を概念的に示
した断面説明図である。本実施の形態3においては、実
施の形態2と異なり、熱拡散放射板1と、粘融着材層2
のうち、シート基材2b及び輻射熱遮断体3とを一体と
して接合し、一方、粘融着材層2のうち、シート基材2
d側は剥離紙を仮付けしたままで、これらが据え付け現
場まで輸送される。
【0064】本実施の形態において、表層にアスファル
ト混合物が用いられる場合は、熱拡散放射板1を、粘融
着材層2よりも小さ目にして粘融着材層2の一部が表面
に出ている状態にして据え付けるようにし、表層のアス
ファルト混合物が熱拡散放射板1の隙間部分に入り込む
状態にすると、このアスファルト混合物と粘融着材層2
とがアスファルト混合物の敷設時の熱(150〜180
℃)等により熱融着して一体化し、隙間部分の強度が向
上して強固な固着が得られるという効果を奏する。
【0065】そして、据え付け現場において剥離紙2c
及び2eが剥離され、断熱基盤4上に一体とされた粘融
着材層2と熱拡散放射板1とが据え付けられる。このの
ち、発熱体等が従来と同様に配設され本発明に係わる加
熱装置10を得る。本発明に係わる加熱装置10の構成
によれば、このような施工法を採用できるので、輸送費
及び施工費が低廉となり、現場における迅速な施工を短
納期で完了できる効果を奏する。
【0066】本実施の形態に係わる加熱装置の施工方法
によれば熱拡散放射板1の配設を、路面の表面全てでは
なく選択的に行うような際に施工がより容易となる効果
を奏する。本実施の形態においても、輸送費及び施工費
が低廉となり、現場における迅速な施工を短納期で完了
できる効果を奏する。
【0067】
【発明の効果】本発明に係わる加熱装置は、断熱機能を
有する断熱基盤と、粘融着材層と、熱拡散放射板と、該
熱拡散放射板上に配設された発熱体とからなり、前記熱
拡散放射板が、前記発熱体の発する熱を前記断熱基盤の
上面に沿って拡散するものであることを特徴とするの
で、資材コストの低い、輸送費及び施工費の低廉な工法
を採用することができ、据え付け場所の形態(形状範
囲、凹凸状態、全面か部分か、等)に即応して断熱基盤
を容易に配設することができる。従って、現場における
迅速な施工を短納期で完了でき、資材費、輸送費、施工
費の大幅な低減が可能となる効果を奏する。
【0068】本発明に係わる加熱装置によれば、前記断
熱基盤がモルタルを主成分とするものであるので、断熱
基盤を据え付けて設置する現場にて材料を混合し、基層
である路面上等に直接敷設し、乾燥固化して形成するこ
とができ、現場における迅速な施工を短納期で完了でき
る効果を奏する。
【0069】本発明に係わる加熱装置によれば、前記断
熱基盤がアスファルト混合物を主成分とするものである
ので、断熱基盤を据え付けて設置する現場にて材料を混
合し、基層である路面上等に直接敷設し、乾燥固化して
形成することができ,現場における迅速な施工を短納期
で完了できる効果を奏する。さらに、アスファルト混合
物の敷設時の熱を利用して粘融着材層を熱拡散放射板等
と融着させることができるので、熱拡散放射板の隙間部
分等に表層材が入り込んだ状態となり、熱拡散放射板等
を強固に押え込むことができる効果も奏する。
【0070】本発明に係わる加熱装置は、断熱機能を有
する断熱基盤と、該断熱基盤の上面にほぼその全域を覆
って設けられ断熱機能を有してなる粘融着材層と、該粘
融着材層の上面にほぼその全域を覆って設けられてなる
熱拡散放射板と、該熱拡散放射板上に配設された発熱体
とからなり、前記粘融着材層と前記熱拡散放射板とが一
体に取付けられてなり、前記熱拡散放射板が、前記発熱
体の発する熱を前記断基盤の上面に沿って拡散するもの
であることを特徴とする。
【0071】前述した構成によれば、資材コストの低
い、輸送費及び施工費の低廉な工法を採用することがで
き、据え付け場所の形態(形状範囲、凹凸状態、全面か
部分か、等)に即応して断熱基盤並びに熱融着材層及び
熱拡散放射板を容易に配設することができる。従って、
現場における迅速な施工を短納期で完了でき、資材費、
輸送費、施工費の大幅な低減が可能となる効果を奏す
る。
【0072】本発明に係わる加熱装置によれば、前記粘
融着材層の厚さ方向のほぼ中央部に、前記粘融着材層の
主面のほぼ全域にわたるように輻射熱遮断体が介設され
てなるので、発熱体の発する熱のうち基層側へ向かって
伝導される熱を反射して基層と反対側、すなわち、大気
空間中側へ伝導させることができるので、さらに熱効率
よく、発熱体の発する熱を上方へ伝導し、被加熱物に対
し、その全域にわたって均一な加熱効果をより高い熱効
率によって得ることができる。
【0073】本発明に係わる加熱装置によれば、前記輻
射熱遮断体がアルミ箔からなるので、入手容易な安価な
材料で輻射熱遮断体を構成でき、加熱装置をコストダウ
ンできる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる加熱装置の主要
部の断面説明図。
【図2】本発明の一実施の形態に係わる加熱装置の組立
て要領を概念的に示す断面説明図。
【図3】本発明の他の実施の形態に係わる加熱装置の主
要部の断面説明図。
【図4】本発明の他の実施の形態に係わる加熱装置の組
立て要領を概念的に示す断面説明図。
【図5】従来の加熱装置の例を示す斜視説明図である。
【図6】従来の加熱装置の例を示す斜視説明図である。
【図7】従来の加熱装置の例を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1…熱拡散放射板、2…粘融着材層、3…輻射熱遮断
体、4…断熱基盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 11/26 E04D 13/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱機能を有する断熱基盤(4)と、該断
    熱基盤(4)の上面にほぼその全域を覆って設けられ断熱
    機能を有してなる粘融着材層(2)と、該粘融着材層(2)
    の上面にほぼその全域を覆って設けられてなる熱拡散放
    射板(1)と、該熱拡散放射板(3)上に配設された発熱体
    (6)とからなり、前記熱拡散放射板(1)が、前記発熱体
    (6)の発する熱を前記断熱基盤(4)の上面に沿って拡散
    するものであることを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記断熱基盤(4)がモルタルを主成分と
    するものである請求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記断熱基盤(4)がアスファルト混合物
    を主成分とするものである請求項1記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 断熱機能を有する断熱基盤(4)と、該断
    熱基盤(4)の上面にほぼその全域を覆って設けられ断熱
    機能を有してなる粘融着材層(2)と、該粘融着材層(2)
    の上面にほぼその全域を覆って設けられてなる熱拡散放
    射板(1)と、該熱拡散放射板(1)上に配設された発熱体
    (6)とからなり、前記粘融着材層(2)と前記熱拡散放射
    板(1)とが一体に取付けられてなり、前記熱拡散放射板
    (1)が、前記発熱体(6)の発する熱を前記断基盤(4)の
    上面に沿って拡散するものであることを特徴とする加熱
    装置。
  5. 【請求項5】 前記粘融着材層(2)の厚さ方向のほぼ中
    央部に、前記粘融着材層(2)の主面のほぼ全域にわたる
    ように輻射熱遮断体(3)が介設されてなる請求項4記載
    の加熱装置。
  6. 【請求項6】 前記輻射熱遮断体(3)がアルミ箔からな
    る請求項5記載の加熱装置。
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