JP3039574U - ポジショナ付エアシリンダ - Google Patents

ポジショナ付エアシリンダ

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JP3039574U
JP3039574U JP1997000101U JP10197U JP3039574U JP 3039574 U JP3039574 U JP 3039574U JP 1997000101 U JP1997000101 U JP 1997000101U JP 10197 U JP10197 U JP 10197U JP 3039574 U JP3039574 U JP 3039574U
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JP
Japan
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air cylinder
piston rod
positioner
lever
sensor
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Application number
JP1997000101U
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Inventor
三郎 橋本
Original Assignee
甲南電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダストロークが長くなっても直線性お
よび再現性が維持でき、性能上の問題がなく、製作が容
易で安価で、部品の共通化を図れるポジショナ付エアシ
リンダを提供することを目的とする。 【解決手段】 伸縮するピストンロッドを備えたエアシ
リンダのピストンロッドの伸長距離をポジショナによっ
て位置制御するポジショナ付エアシリンダであって、ピ
ストンロッドと回転型ポジションセンサーとにリンク機
構を介在させてなる位置検出を行うポジショナ付エアシ
リンダとした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ポジショナ付エアシリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
直線的に駆動するエアシリンダの位置制御は、従来、リミットスイッチの位置 による検出が一般的であった。しかし、最近はより精密にしかも連続的に位置検 出を行うケースも増加しており、このような場合は、リニアタイプのポジション センサー(エンコーダ)をエアシリンダに取付けるか、または内蔵する方法が公 知の技術となっている。
【0003】 リニアタイプのポジションセンサーをエアシリンダに取付けた例として図7に 示すものがある。このエアシリンダ101ではピストンロッド102が伸縮し、 エアシリンダ101と同軸上に配置されたリニアタイプのポジションセンサー1 03からは検出ロッド104が延出され、この検出ロッド104とピストンロッ ド102とは連結部材105により一体化され、ピストンロッド102の伸縮に 伴って検出ロッド104も伸縮し、その位置を検出している。
【0004】 ここで、リニアポジションセンサーとは、測定すべき長さを非常に短い単位長 さに区切り、デジタル的に測定する装置で、光学式、静電容量式、電磁式のもの などがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記のリニアタイプのボジションセンサー103をエアシリンダ101に取付 けて位置を検出する場合、短いストロークでは問題はないが、シリンダストロー クが長くなると次のような問題が生じる。 ピストンロッド102とポジションセンサー103の検出ロッド104は同軸 上に配置する必要があるが、ストロークが長くなるとピストンロッド102・検 出ロッド104の撓みが大きくなり直線性が維持できなくなり、ヒステリシス( 履歴現象)が生じて再現性が乏しくなり、性能上の問題が生じる。
【0006】 また、ストロークが長いとリニアタイプのポジョンセンサーの製作が困難にな り高価になる。 さらに、ストローク長によりポジションセンサーも異なるため、部品の共通化 が図れなくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、シリンダストロークが長くなっても直 線性および再現性が維持でき、性能上の問題がなく、製作が容易で安価で、部品 の共通化が図れるようにすべく、伸縮するピストンロッドを備えたエアシリンダ のピストンロッドの伸長距離をポジションセンサーにより位置を検出するポジシ ョナ付エアシリンダであって、ピストンロッドと回転型ポジションセンサーとに リンク機構を介在させてなる位置検出を行うポジショナ付エアシリンダとした。
【0008】 また、本考案は、具体的には、ピストンロッドが直線方向に移動してピストン ロッドの位置を制御するポジショナ付エアシリンダとした。
【0009】
【考案の実施の態様】
本考案を添付する図面の具体的実施例に基づいて、以下詳細に説明する。 図1で、ガイド棒1が、エアシリンダ2の側部にエアシリンダ2と同軸上に配 置されてシリンダヘッド3に固着された案内板4に案内され、その先端をピスト ンロッド5に固着されている。
【0010】 一方、センサーレバー6は、エアシリンダ2に取付けた垂下板7の下部に回転 自在に支持された回転型ポジションセンサー8にその基端を固着し、このセンサ ーレバー6の先端の案内溝9と前記ガイド棒1の基端とを案内ピン10により連 結する。 ここで、ピストンロッド5が駆動されて伸長すると、それに伴ってガイド棒1 も移動し、案内ピン10が案内溝9内を移動して、センサーレバー6を回動させ 、この回動角θにより回転型ポジションセンサー8によりその位置を検出する。
【0011】 ここでの回転型ポジションセンサー8は、前記のリニアポジションセンサーを 円周方向に並べ、回転角をデジタル的に測定するようにしたものをいう。 上記のような単一のセンサーレバー6に回転型ポジションセンサー8を取付け た場合、ストロークが長くなるとレバー長がストロークに比例して長くなるため 、図のように大きなスペースが必要となり、狭い場所では使用しにくい場合があ る。
【0012】 図2に示すように、センサーレバー26を駆動レバー28により回動させるよ うにすると、場所を取らないようにすることができる。 ガイド棒21はエアシリンダ22の側部に同軸上に配置されシリンダヘッド2 3に取付けた案内板24に案内され、その先端をピストンロッド25に固着され ている。
【0013】 一方、回転型ポジションセンサー41をエアシリンダ22の側部に回転自在に 設け、その回転型ポジションセンサー41にセンサーレバー26の基端を固着し 、このセンサーレバー26の先端部にピン34が固定されている。 駆動レバー28は上端部および下端部にそれぞれ案内溝29・30が刻設して あって、垂下板31の下部に固着した固定ピン32により駆動レバー28を回動 自在に枢着し、駆動レバー28の上部は前記ガイド棒21の基端と案内溝29に 案内ピン33により連結する。一方、駆動レバー28の回動をセンサーレバー2 6に伝達するため、駆動レバー28の案内溝30にセンサーレバー26の案内ピ ン34を挿入して連結する。
【0014】 次に、図3〜図5により作動を説明する。 ピストンロッド25が駆動されて、ストローク0の図3の状態から図4の状態 のように伸長すると、それに伴ってガイド棒21も伸長し図で右方向へ移動する 。ガイド棒21が右方向に移動すると駆動レバー28は固定ピン32を中心とし て右方向へ回転し、案内溝29は案内ピン33に案内され、案内ピン34は駆動 レバー28の案内溝30より案内されて、図4に示すような駆動レバー28とセ ンサーレバー26とが重なって垂直状態となる。図4は全ストロークの1/2の 状態である。
【0015】 さらに、ピストンロッド25が右方向に移動すると、図5に示すように、案内 溝29は案内ピン33に、案内溝30は案内ピン34に案内されて図示状態とな る。図5は全ストローク状態である。 駆動レバー28は、図2に仮想線で示すように、エアシリンダ22がフルスト ローク移動する間に90°回転し、同時にセンサーレバー26は45°回転する 。
【0016】 図6に駆動レバー28とセンサーレバー26の動作状態を示す。 駆動レバー28、センサーレバー26のそれぞれの回転角は、駆動レバー28 、センサーレバー26のレバー長さを調整することによって任意に変更できる。 したがって仮にストロークがさらに長くなっても図2のL1 を変更するかまたは L2 を変更するかによって容易に対応することが可能となる。
【0017】 図2に示すポジショナ付エアシリンダは、直線上のピストンロッドの位置を制 御してダンパーの開度の調整を行うものに適用して好結果を得た。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、伸縮するピストンロッドを備えたエアシリンダのピ ストンロッドの伸長距離をポジションセンサーにより位置を検出するポジション センサー付エアシリンダであって、ピストンロッドと回転型ポジションセンサー とにリンク機構を介在させてなるポジショナ付エアシリンダであるので、シリン ダストロークが長くなっても直線性、再現性が維持でき、性能上の問題がなく、 製作が容易で安価で、部品の共通化が図れるという効果を奏するものである。
【0019】 また、本考案は、具体的にはピストンロッドが直線方向に移動してピストンロ ッドの位置を制御するポジショナ付エアシリンダに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の具体的一実施例のレバーが1個の場合
のポジショナ付エアシリンダの側面図である。
【図2】レバーが2個の場合のポジショナ付エアシリン
ダの側面図である。
【図3】図2の初期状態の側面図である。
【図4】図3のエアシリンダが伸長する途中の状態の側
面図である。
【図5】図3のエアシリンダが伸長した終端の側面図で
ある。
【図6】駆動レバーとセンサーレバーの動作状態を示す
側面図である。
【図7】従来のリニアタイプのポジショナ付エアシリン
ダの側面図である。
【符号の説明】
1・21…ガイド棒 2・22…エアシリンダ 3・23…シリンダヘッド 4・24…案内板 5・25…ピストンロッド 6・26…センサーレバー 7・31…垂下板 8・41…回転型ポジションセンサー 28…駆動レバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮するピストンロッドを備えたエアシ
    リンダのピストンロッドの伸長距離をポジショナによっ
    て位置制御するポジショナ付エアシリンダであって、ピ
    ストンロッドと回転型ポジションセンサーとにリンク機
    構を介在させてなる位置検出を行うポジショナ付エアシ
    リンダ。
  2. 【請求項2】 ピストンロッドが直線方向に移動してピ
    ストンロッドの位置を制御する請求項1記載のポジショ
    ナ付エアシリンダ。
JP1997000101U 1997-01-14 1997-01-14 ポジショナ付エアシリンダ Expired - Lifetime JP3039574U (ja)

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ID=43174197

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642239U (ja) * 1992-11-24 1994-06-03 株式会社ヤマガタグラビヤ 折り畳み式ファイル帳

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