JP3039548B2 - カ―トリッジとディスクカ―トリッジ及び電子装置 - Google Patents
カ―トリッジとディスクカ―トリッジ及び電子装置Info
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- JP3039548B2 JP3039548B2 JP11335944A JP33594499A JP3039548B2 JP 3039548 B2 JP3039548 B2 JP 3039548B2 JP 11335944 A JP11335944 A JP 11335944A JP 33594499 A JP33594499 A JP 33594499A JP 3039548 B2 JP3039548 B2 JP 3039548B2
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Description
かつ信号が記録可能な記録媒体を収納するためのカート
リッジと、記録媒体を収納したディスクカートリッジ及
びこのディスクカートリッジを取り扱う信号記録装置等
の電子装置に関するものである。
容量化に伴い光ディスクが注目されている。
いて図を用いて説明する。
体であるディスク32が内部に収納され、かつディスク
32に信号を記録する信号記録装置に装着された際にデ
ィスク32に信号を記録できるように開口窓33を有す
るカートリッジ31である。開口窓33は開閉自在なシ
ャッタ34にて閉塞させており、信号記録装置にカート
リッジ31が装着されると自動的にシャッタ34は移動
し開口窓33が露出するようになっている。
のカートリッジ31は使用者が記録を希望する信号を正
確に記録できるようにする必要がある。従って、ディス
ク32をカートリッジ31の外部に取り出すことにより
ディスク32にほこり、指紋が付着し又はその他の欠陥
が生じることを避け、ディスクの保護するため内部に収
納されたディスク32を取り出すことはできないような
構成になっていた。
うな、開閉不可能なカートリッジ31ではディスク32
を取り出すことが不可能であり、ディスク32のみを適
当な場所に載置して信号を再生する信号再生装置などで
はこのような光ディスクを再生などすることは不可能で
あった。
したのみでは、使用者がディスクを過去に取り出したの
か否かが判断できず、カートリッジから取り出したこと
によりディスクにほこり、指紋が付着し又はその他の欠
陥が生じた可能性があるか否かについて認識することが
できない。
号の記録を行おうとした場合、信号記録装置がディスク
の欠陥部分にアクセスして信号を誤って記録したり、ま
た、逐次信号が正常に記録できるか否かを確認し、正常
に信号を記録できない場合はディスクの別の箇所にアク
セスし、正常に信号を記録できた場合にのみ次の信号を
記録する信号記録装置においては、かかる確認のための
時間(以下、確認時間という)が長時間かかる場合があ
り、高速に信号を記録することができなくなるという問
題を有していた。
使用する使用者にカートリッジ内に収納されているディ
スクが過去にカートリッジ外部に取り出された否かを認
識できるようにすることを目的とする。
置は、カートリッジ外部に取り出すことによって生じた
ディスクの欠陥部分をアクセスすることなくディスクに
信号を記録することを目的とする。
に本発明のカートリッジは、記録媒体を内部に収納可能
なカートリッジ本体と、カートリッジ本体から記録媒体
を取り出すために設けられた開口部と、開口部を覆うカ
バー部と、開口部が記録媒体を取り出し可能な状態にな
ったことがあることを示す指示部とを有し、指示部は開
口部が記録媒体を取り出し可能な状態になったことがあ
ることを示していない場合にはカバー部は記録媒体を取
り出せない状態であり、逆に指示部は開口部が記録媒体
を取り出し可能になったことがあることを示している場
合にはカバー部は記録媒体を取り出しできる状態である
ことを特徴とするものである。また、指示部は、記録媒
体がカートリッジ本体から一度でも取り出された可能性
があることを示すものであって、かつ指示部は記録媒体
がカートリッジ本体から一度でも取り出された可能性が
あることを示していない場合にはカバー部は記録媒体を
取り出せない状態であり、逆に指示部は記録媒体がカー
トリッジ本体から一度でも取り出された可能性があるこ
とを示している場合にはカバー部は記録媒体を取り出し
できる状態であることを特徴とするものである。
状態になったことがあることを示す、あるいは記録媒体
がカートリッジ本体から一度でも取り出された可能性が
あることを示す指示部の状態によって、開口部を覆うカ
バー部が記録媒体を取りだしできる状態にあるかどうか
が認識できる。
トリッジ、すなわち上述したカートリッジに記録媒体が
収納されたものを装着する電子装置であって、指示部の
状態を検出する検出部を有することを特徴とするもので
あって、簡単な構成によって指示状態を検出できると共
に、その指示状態によって、記録媒体が外に出されたこ
とがないかどうかを認識して記録を禁止し、アクセス時
間を短縮することができる。
よれば、記録媒体を内部に収納可能なカートリッジ本体
と、カートリッジ本体から記録媒体を取り出すために設
けられた開口部と、開口部を覆うカバー部と、開口部が
記録媒体を取り出し可能な状態になったことがあること
を示す指示部とを有し、指示部は開口部が記録媒体を取
り出し可能な状態になったことがあることを示していな
い場合にはカバー部は記録媒体を取り出せない状態であ
ることを特徴とするカートリッジであり、また、請求項
2に記載の発明によれば、記録媒体を内部に収納可能な
カートリッジ本体と、カートリッジ本体から記録媒体を
取り出すために設けられた開口部と、開口部を覆うカバ
ー部と、開口部が記録媒体を取り出し可能な状態になっ
たことがあることを示す指示部とを有し、指示部は開口
部が記録媒体を取り出し可能になったことがあることを
示している場合にはカバー部は記録媒体を取り出しでき
る状態であることを特徴とするカートリッジであって、
指示部の状態によって開口部を覆うカバー部が記録媒体
を取りだしできる状態にあるかどうかがわかるという作
用を有する。
を内部に収納可能なカートリッジ本体と、カートリッジ
本体から記録媒体を取り出すために設けられた開口部
と、開口部を覆うカバー部と、記録媒体がカートリッジ
本体から一度でも取り出された可能性があることを示す
指示部とを有し、指示部は記録媒体がカートリッジ本体
から一度でも取り出された可能性があることを示してい
ない場合にはカバー部は記録媒体を取り出せない状態で
あることを特徴とするもので、また、請求項4に記載の
発明によれば、記録媒体を内部に収納可能なカートリッ
ジ本体と、カートリッジ本体から記録媒体を取り出すた
めに設けられた開口部と、開口部を覆うカバー部と、記
録媒体がカートリッジ本体から一度でも取り出された可
能性があることを示す指示部とを有し、指示部は記録媒
体がカートリッジ本体から一度でも取り出された可能性
があることを示している場合にはカバー部は記録媒体を
取り出しできる状態であることを特徴とするもので、指
示部の状態によって開口部を覆うカバー部が記録媒体を
取りだしできる状態にあるかどうかがわかるという作用
を有する。
は初期状態では閉口状態であるが、記録媒体がカートリ
ッジ本体から一度でも取り出された場合は開口状態にな
るとともに、閉口状態であるときにはカバー部はロック
されていることを特徴とし、また、請求項6に記載の発
明は、指示部は初期状態では閉口状態であるが、記録媒
体がカートリッジ本体から一度でも取り出された場合は
開口状態になるとともに、開口状態であるときにはカバ
ー部は開口部を開放できることを特徴とするものであっ
て、指示部は初期状態で閉口状態で、その時はカバー部
が開口部を覆いロックされていて、記録媒体が一度でも
外に出されると指示部が開口状態になり、それと共にロ
ックが解除され開口部を開放できるものである。
ディスクカートリッジ、すなわち請求項1〜6のいずれ
かに記載のカートリッジに記録媒体が収納されたものを
装着する電子装置であって、指示部の状態を検出する検
出部を有することを特徴とするものであって、特に請求
項9の発明では、信号を記録媒体に記録する記録部を有
し、開口部が記録媒体を取り出し可能な状態になったこ
とがあると検出部が検出した場合に、記録部は記録媒体
への記録を行わないことを特徴とするもの、あるいは請
求項10の発明では、信号を記録媒体に記録する記録部
を有し、記録媒体がカートリッジ本体から一度でも取り
出された可能性があると検出部が検出した場合に、記録
部は記録媒体への記録を行わないことを特徴とするもの
で、両発明とも、記録媒体へのほこり、指紋の付着、又
はその他の欠陥の可能性を認識し、それによってその記
録媒体には記録しないという作用を有する。同様に、請
求項11では開口部が記録媒体を取り出し可能な状態に
なったことがあると検出部が検出した場合に記録媒体の
信号が記録できない箇所を検索する検索部により、請求
項12では記録媒体がカートリッジ本体から一度でも取
り出された可能性があると検出部が検出した場合に記録
媒体の信号が記録できない箇所を検索する検索部によ
り、検索部の検索結果に基づいて記録媒体の信号が記録
できない箇所には信号を記録しないことを特徴とするも
ので、両請求項の発明とも記録媒体上の記録可能な箇所
に記録することで、確認時間を短時間にし高速に信号を
記録することができるという作用を有する。さらに、請
求項13の発明では、開口部が記録媒体を取り出し可能
な状態になったことがあると検出部が検出した場合に記
録媒体の信号が記録できない箇所を検索する検索部によ
り、あるいは、請求項14の発明では、記録媒体がカー
トリッジ本体から一度でも取り出された可能性があると
検出部が検出した場合に記録媒体の信号が記録できない
箇所を検索する検索部により、両請求項の発明とも各々
の検索部の検索結果に基づいて記録媒体に信号が記録で
きない記憶容量若しくは記録媒体に信号が記録できる記
憶容量を表示する表示部とを有するものであって、現在
の記録媒体に記録できる記憶容量あるいは欠陥により欠
落した記憶容量を認識できるという作用を有する。
ッジの一実施例について図面を参照しながら説明する。
が記録を希望する信号が記録される記録媒体であるディ
スク2がその内部に収納されるものであり、後述するよ
うにディスク2に信号を記録する信号記録装置に装着さ
れた際にディスク2に信号を記録できるように構成され
ている。開口部3はカートリッジ1に設けられたもので
あり、ディスク2をカートリッジ1内部からカートリッ
ジ1外部に取り出すためのものである。指示部である接
着テープ4は過去にディスク2がカートリッジ1内部か
らカートリッジ1外部に取り出された可能性があるか否
かを指示するものであり、好ましくは光を反射しやすい
色を有することが望まれる。本実施例では接着テープは
銀色のテープを使用しているが接着テープの色彩につい
ては光を反射しやすい色であるか否か、何色であるかに
よって限定されるものではない。また、接着テープ4は
一度カートリッジ1から剥がすと再び最初の状態と同一
の状態でカートリッジ1に接着できない構成としてい
る。なお、接着テープ4を一度カートリッジ1から剥が
た際に、接着テープ4がカートリッジ1に剥がされた旨
の何らかの表示を行う構成としてもよい。保持部5は開
口部3を覆うものであり、保持部5を取り外すことによ
りカートリッジ1内部のディスク2が取り出しできる。
カートリッジ本体6はカートリッジ1から保持部5を取
り除いたものである。カートリッジ本体6には収納され
たディスク2を露出できるように開口窓7が形成されて
おり、開口窓7は開閉自在なシャッタ8にて閉塞させて
いる。信号記録装置にカートリッジ1が装着されると自
動的にシャッタ8は移動し開口窓7が露出するようにな
っている。
ジについてディスク2をカートリッジ内部からカートリ
ッジ外部に取り出す手順について説明する。
6に保持部5を取り付けた状態を示しており、通常、使
用者は工場出荷後から現在までにディスク2がカートリ
ッジ1内部からカートリッジ1外部に取り出されたこと
がないカートリッジ1をこのような状態で入手する。
(b)はカートリッジ1から接着テープ4を取り外した
状態であり、接着テープ4を取り外すことにより保持部
5を取り外すことが可能となる。(c)はカートリッジ
1から保持部5を取り外し、カートリッジ本体6と保持
部5を分離した状態である。本実施例では、保持部5の
両端に設けられた係合部9とカートリッジ本体6に設け
られた被係合部10との係合を解くことにより、保持部
5をカートリッジ本体6から取り外すことができる。こ
の後、カートリッジ本体6からディスク2を抜き出すこ
とにより、ディスク2をカートリッジ内部からカートリ
ッジ外部に取り出すことができる((d)参照)。
わち保持部5が接着テープ4が過去にディスク2がカー
トリッジ本体6内部から外部に取り出された可能性があ
るか否かを指示する状態を変化させること、すなわち、
接着テープ4をカートリッジ本体6と保持部5とを跨い
で接着した状態から接着テープ4を剥がした状態に変化
させることにより、ディスク2をカートリッジ本体6内
部から外部に取り出すことが可能となる。
ら取り出した後、すなわち一旦、接着テープ4をカート
リッジ1から剥がした場合、接着テープ4が最初と同一
の状態でカートリッジ1に接着しない構成とすることに
より、若しくは例えば図3(a)に示すような接着テー
プ4が接着されている状態から図3(b)に示すように
接着テープ4が剥がされた状態になると、接着テープ4
の一部が「OPEN」の文字を形成して、カートリッジ
1に残るような構成として、接着テープ4が剥がされた
旨の何らかの表示をカートリッジ1に行う構成とするこ
とにより、このカートリッジ1を今後使用する使用者は
このカートリッジ1内に収納されているディスク2が過
去にカートリッジ1外部に取り出された可能性を認識で
きることとなり、ディスク2にほこり、指紋の付着やそ
の他の欠陥が生じている可能性が高いことを予想するこ
とができる。さらに接着テープを剥がすことにより保持
部を開口部より取り外すことができ、接着テープが再度
同じ状態で接着できないようにしているので指示部の指
示状態の信頼性を高めることができる。
使用しているが、接着テープ4の数は1枚以上であれば
よく、また、接着テープ4が剥がされた旨の表示は「O
PEN」の文字に限らずどのような文字、記号であって
も接着テープ4が剥がされたことがわかることにより、
ディスク2がカートリッジ1内部から外部に取り出され
た可能性があることを判断できればよい。
リッジの別の一実施例について図面を参照しながら説明
する。なお、上述した実施の形態と同様の構成のものに
ついては同じ符号を用い、その説明を省略する。
リッジ1をディスク2に信号を記録する信号記録装置に
装着した際に、ディスク2に信号を記録できるようにす
るためのものである。第2の開口窓12は第1の開口窓
11が設けられたカートリッジ1の面に相対する面に設
けられるとともに第1の開口窓11と略同一の形状を有
するものであり、第1の開口窓11と同様に第2の開口
窓12はカートリッジ1をディスク2に信号を記録する
信号記録装置に装着した際に、ディスク2に信号を記録
できるようにするために設けられたものである。開口部
13は第1の開口窓11及び第2の開口窓12が設けら
れた面以外の面に設けられたものであり、ディスク2を
カートリッジ1内部からカートリッジ1外部に取り出す
ためのものである。指示部である爪部14は過去にディ
スク2がカートリッジ1内部からカートリッジ1外部に
取り出された可能性があるか否かを指示するものであ
る。図5に示すように爪部14はその数箇所がカートリ
ッジ本体6と接続部15により接続されており、通常の
使用状態においては、この接続部15を切断し爪部14
をカートリッジ本体6から取り外さない限り、以下に説
明する保持部16が爪部14に阻まれて回動できなくな
り、開口部13を開きカートリッジ1内部に収納された
ディスク2を取り出すことはできない構成としている。
り、保持部16の一端はカートリッジ本体6に取り付け
られているヒンジ17を中心に回動可能な状態で取り付
けられている。保持部16の他方の一端は係合部18を
有し、この係合部18がカートリッジ本体6の被係合部
19と係合することにより開口部13を保持部16で覆
った状態で保持できる構成となっている。
てディスク2をカートリッジ内部からカートリッジ外部
に取り出す手順について説明する。
6に保持部16を取り付けた状態を示しており、通常、
使用者は工場出荷後から現在までにディスク2がカート
リッジ1内部からカートリッジ1外部に取り出された可
能性がないカートリッジ1をこのような状態で入手す
る。(b)はカートリッジ1から爪部14を取り外した
状態を示しており、接続部15を手やはさみなどで切断
し、爪部14を取り外している。(c)は保持部16を
カートリッジ本体6からヒンジ17を中心に回動させ、
開口部13を開放した状態を示しており、本実施例で
は、(b)に示された状態にした後、保持部16の一端
に設けられた係合部18とカートリッジ本体6に設けら
れた被係合部19との係合を解くことにより、保持部1
6がカートリッジ本体6から取り外され、開口部13は
開放される。この後、カートリッジ本体6からディスク
2を抜き出すことにより、ディスク2をカートリッジ内
部からカートリッジ外部に取り出すことができる。
わち保持部16が爪部14が過去にディスク2がカート
リッジ本体6内部から外部に取り出された可能性がある
か否かを指示する状態を変化させること、すなわち、爪
部14をカートリッジ本体6に接続された状態から爪部
14を取り外した状態に変化させることにより、ディス
ク2をカートリッジ本体6内部から外部に取り出すこと
が可能となる。
トリッジ1から取り外す構成とすることにより、このカ
ートリッジ1を今後使用する使用者はこのカートリッジ
1内に収納されているディスク2が過去にカートリッジ
1外部に取り出された可能性があることを認識できるこ
ととなり、ディスク2にほこり、指紋の付着やその他の
欠陥が生じている可能性が高いことを予想することがで
きる。さらに、爪部14を取り外すことで、再度同じ状
態にはできないようにしているので、指示部の指示状態
の信頼性を高めることができる。
13をディスク2に信号を記録するための第1の開口窓
11及び第2の開口窓12と異なる面に設けているので
第1の開口窓11と第2の開口窓12とを略同一の形状
とすることができ、カートリッジの組立、構成を容易に
できてカートリッジ設計の自由度が広げられ、さらに本
発明のカートリッジを取り扱う信号記録装置において、
装置設計の自由度が広げられディスク両面を再生するた
めに特別の構成をとる必要がなくなる。
に信号の記録・再生を行うことをディスク2の両面から
行うために第1の開口窓11と第2の開口窓12を有す
る構成としたが、ディスク2の両面に信号の記録・再生
を行うことをディスク2の片面から行うもの、また、デ
ィスク2片面のみに信号の記録・再生を行うものでは一
つの開口窓を設ければ十分であることは言うまでもな
い。
本体6と爪部14を樹脂により一体成形すれば、カート
リッジ1の製造が容易となる。
体6から保持部5が取り外せるようにしているが、カー
トリッジ本体6と保持部5とが接続された状態でもディ
スク2がカートリッジ1内部から外部に取り出せるよう
にしてあればよい。
カートリッジ本体6から保持部5若しくは保持部16が
分離して取り外せるようにしているが、カートリッジ本
体6と保持部5若しくは保持部16が図7(b)に示す
ように分離して取り外されずに接続片28によって接続
された状態でもディスク2がカートリッジ1内部から外
部に取り出せるようにしてあればよい。なお、図7
(a)は保持部5がカートリッジ本体6に取り付けられ
た状態を示し、図7(b)は保持部5がカートリッジ本
体6から取り外された状態を示している。
リッジを取り扱う信号記録装置の一実施例について図面
を参照しながら説明する。なお、上述した実施例と同様
の構成のものについては同じ符号を用い、その説明を省
略する。
1の指示部である接着テープ4又は指示部である爪部1
4を検出することにより過去にディスク2がカートリッ
ジ1内部からカートリッジ1外部に取り出されたことが
あるか否かを判断するものであり、検索部21は検出部
20が過去にディスク2がカートリッジ1内部からカー
トリッジ1外部に取り出された可能性があると判断した
場合にディスク2の信号が記録できない箇所を検索する
検索部である。22は信号をディスク2に記録する記録
部である。なお、検索部21はピックアップ23を介し
てディスク2の欠陥部分を検索し、また、記録部22は
ピックアップ23を介してディスク2に信号を記録す
る。
た検出部20の構成について説明する。
た検出部20について 信号記録装置の検出部20は図9に示すような発光素子
24が上方に向けて発光し、その反射光を受光素子25
によって受光する構成としている。
過去にカートリッジ1外部に取り出されていないことを
確認する場合((a)参照)、発光素子24が発した光
がカートリッジ1に貼られている接着テープ4によって
反射され、その光を受光素子25が受光し、これにより
信号記録装置の検出部20は受光素子25の光の受光量
が一定量以上であることを確認でき、現在、載置されて
いるカートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリ
ッジ2外部に取り出されていないことを確認する。
過去にカートリッジ2外部に取り出されている可能性の
あることを確認する場合((b)参照)、カートリッジ
1に接着テープ4が貼られていないため、発光素子24
が発した光はカートリッジ1によって十分に反射され
ず、これにより信号記録装置の検出部20は受光素子2
5の光の受光量が一定量以上であることを確認できず、
信号記録装置の検出部20が、現在、載置されているカ
ートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリッジ1
外部に取り出れた可能性があることを確認する。
4の光が照射される部分に光の反射しにくい材料、好ま
しくは、黒色をした材料、光吸収材などを用いればより
誤動作を防止することができるが接着テープの表面が発
光素子24の発した光が反射されるカートリッジ本体6
の表面又は保持部5の表面と異なる反射率を有する(必
ずしも、接着テープ4の表面の反射率がカートリッジ本
体6の表面又は保持部5の表面の反射率より高いことを
要せず、その逆でもかまわない。)構成とし、発光素子
24の発した光を反射する程度を接着テープの表面とカ
ートリッジ本体6の表面又は保持部5の表面とで異なる
ようにし、この反射光の光量の差を受光素子25を介し
て信号記録装置の検出部20において検出できるように
し、ディスク2が前記カートリッジ内部から外部に取り
出されたことがないと判断した場合は、現在、載置され
ているカートリッジ1内部のディスク2が過去にカート
リッジ2外部に取り出されていないことを確認し、ディ
スク2が前記カートリッジ内部から外部に取り出された
可能性があると判断した場合は、現在、載置されている
カートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリッジ
1外部に取り出れた可能性があることを確認できる。特
に、指示部である接着テープ4の表面は、ホトカプラな
どの受光素子と発光素子で構成された簡単な構成で指示
状態を認識することができる。
部20について 信号記録装置の検出部20は図10に示すような、カー
トリッジ1内部のディスク2が過去にカートリッジ2外
部に取り出された可能性があるか否かを確認するための
スイッチ26により構成されている。
過去にカートリッジ1外部に取り出ていないことを確認
する場合((a)、(b)参照)、信号記録装置のスイ
ッチ26は(a)に示すような通常状態から上方に所定
位置まで移動し(b)に示すような検知状態まで移動す
る。この際、スイッチ26がカートリッジ1に取り付け
られている爪部14に接触しスイッチが作動する。これ
により、信号記録装置の検出部20は現在、載置されて
いるカートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリ
ッジ2外部に取り出されていないことを確認する。
過去にカートリッジ2外部に取り出ている可能性のある
ことを確認する場合((c)、(d)参照)、信号記録
装置の検出部20は(c)に示すような通常状態から上
方に所定位置まで移動し(d)に示すような検知状態ま
で移動する。この際、スイッチ26は何にも接触せず、
空振りすることとなり、スイッチは作動しない。これに
より、信号記録装置の検出部20は、現在、載置されて
いるカートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリ
ッジ1外部に取り出されている可能性のあることを確認
する。このように指示部である爪部14の有無は、上述
したスイッチのような簡単な構成で指示状態を認識する
ことができる。
扱う信号記録装置についてその動作を説明する。
内部からカートリッジ1外部に取り出されたことがない
場合 かかる場合、接着テープ4、爪部14はカートリッジ1
に取り付けられた状態であるのでこれを検出部20が検
出し、過去にディスク2がカートリッジ1内部からカー
トリッジ1外部に取り出されたことがないと判断する。
これに基づいて検索部21はディスク2の信号が記録で
きない箇所を検索する動作は行わず、通常の信号記録装
置と同様の動作によって記録部22がピックアップ23
を介して信号をディスク2に記録する。
内部からカートリッジ1外部に取り出された可能性があ
る場合 かかる場合、接着テープ4、爪部14はカートリッジ1
に取り外された状態であるのでこれを検出部20が検出
し、過去にディスク2がカートリッジ1内部からカート
リッジ1外部に取り出された可能性があると判断する。
これに基づいて検索部21はディスク2の信号が記録で
きない箇所を検索する動作を行い、この検索部21の検
索結果に基づいて記録部22がディスク2の信号が記録
できない箇所には信号の記録を行わず、信号が記録でき
る箇所のみアクセスして信号を記録する。もちろん、こ
の場合に記録動作を行わないすなわち記録動作を禁止す
ることも可能である。
スク2をカートリッジ1内部からカートリッジ1外部に
取り出すことによって生じたほこり、指紋の付着やその
他の欠陥を認識することができ、かかる部分をアクセス
することなくディスク2に信号を記録することができる
ため、ディスク2の欠陥がある部分に信号を記録するこ
とを防止したり、信号を記録できないために繰り返して
ディスク2にアクセスするという状態を防止し、ディス
ク2にアクセスする時間を短縮することができる。
リッジを取り扱う電子装置の一実施例について図面を参
照しながら説明する。なお、上述した実施例と同様の構
成のものについては同じ符号を用い、その説明を省略す
る。
の検索結果に基づいてディスク2に信号が記録できない
記憶容量若しくはディスクに信号が記録できる記憶容量
もしくはその両方を表示するものであり、例えば、CR
T、液晶表示装置などである。なお、表示部27は信号
記録装置と直接又は間接的に接続された別個のディスプ
レイなどの表示装置であっても、信号記録装置自体に設
けられた液晶ディスプレイなどの表示部であってもよ
い。
扱う電子装置についてその動作を説明する。なお、指示
部である接着テープ4、爪部14に対応した検出部20
の構成については実施例3と同様である。
内部からカートリッジ1外部に取り出されたことがない
場合 かかる場合、接着テープ4、爪部14はカートリッジ1
に取り付けられた状態であるのでこれを検出部20が検
出し、過去にディスク2がカートリッジ1内部からカー
トリッジ1外部に取り出されたことないと判断する。こ
れに基づいて表示部27はカートリッジが記録できる正
規の記憶容量を表示する。
内部からカートリッジ1外部に取り出された可能性があ
る場合 かかる場合、接着テープ4、爪部14はカートリッジ1
に取り外された状態であるのでこれを検出部20が検出
し、過去にディスク2がカートリッジ1内部からカート
リッジ1外部に取り出された可能性があると判断する。
これに基づいて検索部21はディスク2の信号が記録で
きない箇所又はディスク2の信号が記録できる箇所を検
索する動作を行い、この検索部21の検索結果に基づい
て表示部27がディスク2に信号が記録できる記憶容量
若しくはディスク2に信号が記録できない記憶容量若し
くはその両方を表示する。
信号が記録できない箇所などの検索する動作について一
つの好適な態様を示す。
ない箇所又はディスク2の信号が記録できる箇所を検索
した結果にもとづいてディスクに情報信号を記録するた
めのピックアップ23がディスク2の全面に記録を行
う。情報信号には予めエラー訂正のための符号が付加さ
れており、記録した情報信号を再生した際に、エラーを
検出できる。そして検出されたエラーが訂正できない、
若しくは訂正はできるがエラーが規定の範囲よりも超え
ているときには、エラーが検出されたセクタが使用でき
ないことをディスク2の所定の位置に記録する。
ることによりディスク2の記録できる容量を使用者に知
らせることができる。この動作はディスク2のトラック
単位、若しくはセクタ単位で行うこともでき、記録でき
ない若しくは記録できるセクタ若しくはトラックをディ
スク2の所定の位置に記録し、後に行われるディスク2
への記録動作の制御を行うこともできる。
を行う光ディスクである場合、光ディスクへの信号の記
録はレーザにより行われるのが通常である。この光ディ
スクに情報信号を最適な状態で記録するためには、許容
できるレーザの出力範囲が狭い。例えば現在実用化され
ている記録可能な光ディスクにおいては最適なレーザの
出力範囲は中心パワーに対してプラスマイナス10%程
度である。この範囲で記録再生したときはエラー率は規
定の範囲(例えば1/100000以下)に収まる。次
に、記録された情報信号を再生するときの再生のレーザ
出力が変動したときにおいてはプラスマイナス50%の
範囲においてエラー率は規定の範囲(例えば1/100
000以下)に収まる。
するためのレーザ出力の許容範囲は狭いが再生時におけ
る信号を再生するためのレーザ出力の許容範囲は広いこ
とが分かる。
ク上に指紋などが付着しても安全に再生できるが、記録
以前に指紋などが付着した場合は正常な記録が困難にな
る。
光ディスクをカートリッジから取り出して適当な状態で
再生装置に載置し信号を再生することはできる。
た光ディスクを再度カートリッジ1に挿入し、記録装置
により光ディスク上に信号を記録するときは、上述した
ように記録ができる箇所を確実に探索した後に記録動作
に移るように構成している。
スク2をカートリッジ1内部からカートリッジ1外部に
取り出すことによって生じたほこり、指紋の付着やその
他の欠陥を認識することができ、現在のディスク2に記
録できる記憶容量若しくは欠陥により欠落した記憶容量
を認識することができる。
ッジによれば、記録媒体を取り出し可能な状態になった
ことがあることを示す、あるいは記録媒体がカートリッ
ジ本体から一度でも取り出された可能性があることを示
す指示部の状態によって、開口部を覆うカバー部が記録
媒体を取りだしできる状態にあるかどうかが認識でき
る。また、本発明の電子装置によれば、簡単な構成によ
ってカートリッジの指示部の指示状態を検出できると共
に、その指示状態によって、記録媒体が外に出されたこ
とがないかどうかを認識して記録を禁止し、アクセス時
間を短縮することができる。
を取り出す工程を示す図
大図
図
を取り出す工程を示す図
す図
示す図
Claims (14)
- 【請求項1】 記録媒体を内部に収納可能なカートリッ
ジ本体と、 前記カートリッジ本体から前記記録媒体を取り出すため
に設けられた開口部と、 前記開口部を覆うカバー部と、前記開口部が前記記録媒
体を取り出し可能な状態になったことがあることを示す
指示部とを有し、前記指示部は前記開口部が前記記録媒
体を取り出し可能な状態になったことがあることを示し
ていない場合には前記カバー部は前記記録媒体を取り出
せない状態であることを特徴とするカートリッジ。 - 【請求項2】 記録媒体を内部に収納可能なカートリッ
ジ本体と、 前記カートリッジ本体から前記記録媒体を取り出すため
に設けられた開口部と、 前記開口部を覆うカバー部と、前記開口部が前記記録媒
体を取り出し可能な状態になったことがあることを示す
指示部とを有し、 前記指示部は前記開口部が前記記録媒体を取り出し可能
になったことがあることを示している場合には前記カバ
ー部は前記記録媒体を取り出しできる状態であることを
特徴とするカートリッジ。 - 【請求項3】 記録媒体を内部に収納可能なカートリッ
ジ本体と、 前記カートリッジ本体から前記記録媒体を取り出すため
に設けられた開口部と、 前記開口部を覆うカバー部と、前記記録媒体が前記カー
トリッジ本体から一度でも取り出された可能性があるこ
とを示す指示部とを有し、前記指示部は前記記録媒体が
前記カートリッジ本体から一度でも取り出された可能性
があることを示していない場合には前記カバー部は前記
記録媒体を取り出せない状態であることを特徴とするカ
ートリッジ。 - 【請求項4】 記録媒体を内部に収納可能なカートリッ
ジ本体と、 前記カートリッジ本体から前記記録媒体を取り出すため
に設けられた開口部と、 前記開口部を覆うカバー部と、前記記録媒体が前記カー
トリッジ本体から一度でも取り出された可能性があるこ
とを示す指示部とを有し、 前記指示部は前記記録媒体が前記カートリッジ本体から
一度でも取り出された可能性があることを示している場
合には前記カバー部は前記記録媒体を取り出しできる状
態であることを特徴とするカートリッジ。 - 【請求項5】 前記指示部は初期状態では閉口状態であ
るが、前記記録媒体が前記カートリッジ本体から一度で
も取り出された場合は開口状態になるとともに、閉口状
態であるときには前記カバー部はロックされていること
を特徴とする請求項1又は3記載のカートリッジ。 - 【請求項6】 前記指示部は初期状態では閉口状態であ
るが、前記記録媒体が前記カートリッジ本体から一度で
も取り出された場合は開口状態になるとともに、開口状
態であるときには前記カバー部は開口部を開放できるこ
とを特徴とする請求項2又は4記載のカートリッジ。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のカー
トリッジに記録媒体が収納されたディスクカートリッ
ジ。 - 【請求項8】 請求項7記載のディスクカートリッジを
装着する電子装置であって、 前記指示部の状態を検出する検出部を有することを特徴
とする電子装置。 - 【請求項9】 信号を前記記録媒体に記録する記録部を
有し、前記開口部が前記記録媒体を取り出し可能な状態
になったことがあると前記検出部が検出した場合に、前
記記録部は前記記録媒体への記録を行わないことを特徴
とする請求項8記載の電子装置。 - 【請求項10】 信号を前記記録媒体に記録する記録部
を有し、前記記録媒体が前記カートリッジ本体から一度
でも取り出された可能性があると前記検出部が検出した
場合に、前記記録部は前記記録媒体への記録を行わない
ことを特徴とする請求項8記載の電子装置。 - 【請求項11】 信号を前記記録媒体に記録する記録部
と、前記開口部が前記記録媒体を取り出し可能な状態に
なったことがあると前記検出部が検出した場合に前記記
録媒体の信号が記録できない箇所を検索する検索部とを
有し、前記記録部は前記検索部の検索結果に基づいて前
記記録媒体の信号が記録できない箇所には信号を記録し
ないことを特徴とする請求項8記載の電子装置。 - 【請求項12】 信号を前記記録媒体に記録する記録部
と、前記記録媒体が前記カートリッジ本体から一度でも
取り出された可能性があると前記検出部が検出した場合
に前記記録媒体の信号が記録できない箇所を検索する検
索部とを有し、前記記録部は前記検索部の検索結果に基
づいて前記記録媒体の信号が記録できない箇所には信号
を記録しないことを特徴とする請求項8記載の電子装
置。 - 【請求項13】 前記開口部が前記記録媒体を取り出し
可能な状態になったことがあると前記検出部が検出した
場合に前記記録媒体の信号が記録できない箇所を検索す
る検索部と、前記検索部の検索結果に基づいて前記記録
媒体に信号が記録できない記憶容量若しくは前記記録媒
体に信号が記録できる記憶容量を表示する表示部とを有
する請求項8記載の電子装置。 - 【請求項14】 前記記録媒体が前記カートリッジ本体
から一度でも取り出された可能性があると前記検出部が
検出した場合に前記記録媒体の信号が記録できない箇所
を検索する検索部と、前記検索部の検索結果に基づいて
前記記録媒体に信号が記録できない記憶容量若しくは前
記記録媒体に信号が記録できる記憶容量を表示する表示
部とを有する請求項8記載の電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11335944A JP3039548B2 (ja) | 1995-05-23 | 1999-11-26 | カ―トリッジとディスクカ―トリッジ及び電子装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-123420 | 1995-05-23 | ||
JP12342095 | 1995-05-23 | ||
JP11335944A JP3039548B2 (ja) | 1995-05-23 | 1999-11-26 | カ―トリッジとディスクカ―トリッジ及び電子装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8122948A Division JP3031241B2 (ja) | 1995-05-23 | 1996-05-17 | カートリッジ及びディスクカートリッジ及び電子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000123526A JP2000123526A (ja) | 2000-04-28 |
JP3039548B2 true JP3039548B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=26460359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11335944A Expired - Lifetime JP3039548B2 (ja) | 1995-05-23 | 1999-11-26 | カ―トリッジとディスクカ―トリッジ及び電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039548B2 (ja) |
-
1999
- 1999-11-26 JP JP11335944A patent/JP3039548B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000123526A (ja) | 2000-04-28 |
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