JP3039546B2 - カ―トリッジとディスクカ―トリッジ及び電子装置 - Google Patents

カ―トリッジとディスクカ―トリッジ及び電子装置

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JP3039546B2
JP3039546B2 JP11335942A JP33594299A JP3039546B2 JP 3039546 B2 JP3039546 B2 JP 3039546B2 JP 11335942 A JP11335942 A JP 11335942A JP 33594299 A JP33594299 A JP 33594299A JP 3039546 B2 JP3039546 B2 JP 3039546B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク形状をし
かつ信号が記録可能な記録媒体を収納するためのカート
リッジと、記録媒体を収納したディスクカートリッジ及
びこのカートリッジを取り扱う信号記録装置等の電子装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータなどの情報機器の大
容量化に伴い光ディスクが注目されている。
【0003】以下、従来の光ディスクカートリッジにつ
いて図を用いて説明する。
【0004】図12において、信号が記録される記録媒
体であるディスク32が内部に収納され、かつディスク
32に信号を記録する信号記録装置に装着された際にデ
ィスク32に信号を記録できるように開口窓33を有す
るカートリッジ31である。開口窓33は開閉自在なシ
ャッタ34にて閉塞させており、信号記録装置にカート
リッジ31が装着されると自動的にシャッタ34は移動
し開口窓33が露出するようになっている。
【0005】このような、ディスク32を収納する従来
のカートリッジ31は使用者が記録を希望する信号を正
確に記録できるようにする必要がある。従って、ディス
ク32をカートリッジ31の外部に取り出すことにより
ディスク32にほこり、指紋が付着し又はその他の欠陥
が生じることを避け、ディスクの保護するため内部に収
納されたディスク32を取り出すことはできないような
構成になっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな、開閉不可能なカートリッジ31ではディスク32
を取り出すことが不可能であり、ディスク32のみを適
当な場所に載置して信号を再生する信号再生装置などで
はこのような光ディスクを再生などすることは不可能で
あった。
【0007】一方、単にカートリッジに開閉機能を付加
したのみでは、使用者がディスクを過去に取り出したの
か否かが判断できず、カートリッジから取り出したこと
によりディスクにほこり、指紋が付着し又はその他の欠
陥が生じた可能性があるか否かについて認識することが
できない。
【0008】さらに、かかる欠陥部分を放置したまま信
号の記録を行おうとした場合、信号記録装置がディスク
の欠陥部分にアクセスして信号を誤って記録したり、ま
た、逐次信号が正常に記録できるか否かを確認し、正常
に信号を記録できない場合はディスクの別の箇所にアク
セスし、正常に信号を記録できた場合にのみ次の信号を
記録する信号記録装置においては、かかる確認のための
時間(以下、確認時間という)が長時間かかる場合があ
り、高速に信号を記録することができなくなるという問
題を有していた。
【0009】本発明のカートリッジは、カートリッジを
使用する使用者にカートリッジ内に収納されているディ
スクが過去にカートリッジ外部に取り出された否かを認
識できるようにすることを目的とする。
【0010】また、カートリッジを取り扱う信号記録装
置は、カートリッジ外部に取り出すことによって生じた
ディスクの欠陥部分をアクセスすることなくディスクに
信号を記録することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明のカートリッジは、開口部が記録媒体を取り出
し可能な状態になったことがあることを示す指示部を有
し、指示部はその指示状態の変化により示すとともに、
一度指示状態が変化した場合はもとの状態には戻らない
ように構成されたもの、あるいは記録媒体がカートリッ
ジ本体から一度でも取り出された可能性があることを示
す指示部とを有し、指示部はその指示状態の変化により
示すとともに、一度指示状態が変化した場合はもとの状
態には戻らないように構成されたものである。これによ
って、指示部が、一度取り出せる状態を示すと、もとの
取り出さない状態を再び示すことができないので、ある
いは取り出された可能性がある状態を示すと、可能性が
ないことを示すもとの状態に戻すことができないので、
収納された記録媒体が取り出されたかどうか、取り出さ
れた可能性があるのかどうかを認識でき、ほこり、指紋
等の付着またはその他の欠陥の生じた可能性を認識でき
るのみならず、もとの状態に戻せないのでその指示状態
の信頼性を高めることができる。また本発明の電子装置
は、ディスクカートリッジの指示部の状態を検出する検
出部を有することを特徴とするものであって、記録媒体
がカートリッジから取り出されことがあったことを検出
部が検出し、記録媒体にほこり、指紋の付着又はその他
の欠陥の可能性を認識して、その記録媒体には記録しな
い、あるいは記録媒体上の記録できない部分には記録し
ないことができ、もしくはその記録媒体上の記録可能容
量もしくは欠陥により欠落した記憶容量を認識できると
いう作用を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明に
よれば、記録媒体を内部に収納可能なカートリッジ本体
と、カートリッジ本体から記録媒体を取り出すために設
けられた開口部と、開口部が記録媒体を取り出し可能な
状態になったことがあることを示す指示部とを有し、指
示部はその指示状態の変化により示すとともに、一度指
示状態が変化した場合はもとの状態には戻らないように
構成されたことを特徴とするカートリッジであって、指
示部は、開口部より記録媒体を取り出せない状態か取り
出せる状態かを示すと共に、一度取り出せる状態を示す
と、もとの取り出さない状態を再び示すことができない
ことから、記録媒体にほこり、指紋が付着しまたはその
他の欠陥が生じている可能性があることを示すととも
に、もとの状態に戻せないのでその指示状態の信頼性を
高めることができるという作用を有する。また、請求項
2に記載の発明によれば、記録媒体を内部に収納可能な
カートリッジ本体と、カートリッジ本体から記録媒体を
取り出すために設けられた開口部と、記録媒体がカート
リッジ本体から一度でも取り出された可能性があること
を示す指示部とを有し、指示部はその指示状態の変化に
より示すとともに、一度指示状態が変化した場合はもと
の状態には戻らないように構成されたことを特徴とする
カートリッジであって、指示部は、開口部より記録媒体
が取り出された可能性がない状態か、可能性がある状態
かを示すと共に、一度指示状態が変化し、取り出された
可能性がある状態を示すともとの可能性がない状態を再
び示すことができないので、記録媒体にほこり、指紋が
付着しまたはその他の欠陥が生じている可能性があるこ
とを示すとともに、もとの状態に戻せないのでその指示
状態の信頼性を高めることができるという作用を有す
る。請求項3に記載の発明は、指示部は初期状態では閉
口状態であるが、記録媒体がカートリッジ本体から一度
でも取り出された場合は開口状態になるとともに、一度
開口状態になった場合は閉口状態には戻らないように構
成されたことを特徴とするもので、指示部は元々閉口状
態であるが、記録媒体が一度でも取り出されると開口状
態に変わり、かつもとの閉口状態に戻れないという作用
を有する。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
ディスクカートリッジ、すなわち請求項1〜3のいずれ
かに記載のカートリッジに記録媒体が収納されたものを
装着する電子装置であって、指示部の状態を検出する検
出部を有することを特徴とするものであって、特に請求
項6の発明では、信号を記録媒体に記録する記録部を有
し、開口部が記録媒体を取り出し可能な状態になったこ
とがあると検出部が検出した場合に、記録部は記録媒体
への記録を行わないことを特徴とするもの、あるいは請
求項7の発明では、信号を記録媒体に記録する記録部を
有し、記録媒体がカートリッジ本体から一度でも取り出
された可能性があると検出部が検出した場合に、記録部
は記録媒体への記録を行わないことを特徴とするもの
で、両発明とも、記録媒体へのほこり、指紋の付着、又
はその他の欠陥の可能性を認識し、それによってその記
録媒体には記録しないという作用を有する。同様に、請
求項8では開口部が記録媒体を取り出し可能な状態にな
ったことがあると検出部が検出した場合に記録媒体の信
号が記録できない箇所を検索する検索部により、請求項
9では記録媒体がカートリッジ本体から一度でも取り出
された可能性があると検出部が検出した場合に記録媒体
の信号が記録できない箇所を検索する検索部により、検
索部の検索結果に基づいて記録媒体の信号が記録できな
い箇所には信号を記録しないことを特徴とするもので、
両請求項の発明とも記録媒体上の記録可能な箇所に記録
することで、確認時間を短時間にし高速に信号を記録す
ることができるという作用を有する。さらに、請求項1
0の発明では、開口部が記録媒体を取り出し可能な状態
になったことがあると検出部が検出した場合に記録媒体
の信号が記録できない箇所を検索する検索部により、あ
るいは、請求項11の発明では、記録媒体がカートリッ
ジ本体から一度でも取り出された可能性があると検出部
が検出した場合に記録媒体の信号が記録できない箇所を
検索する検索部により、両請求項の発明とも各々の検索
部の検索結果に基づいて記録媒体に信号が記録できない
記憶容量若しくは記録媒体に信号が記録できる記憶容量
を表示する表示部とを有するものであって、現在の記録
媒体に記録できる記憶容量あるいは欠陥により欠落した
記憶容量を認識できるという作用を有する。
【0014】(実施の形態1)以下、本発明のカートリ
ッジの一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0015】図1において、カートリッジ1は、使用者
が記録を希望する信号が記録される記録媒体であるディ
スク2がその内部に収納されるものであり、後述するよ
うにディスク2に信号を記録する信号記録装置に装着さ
れた際にディスク2に信号を記録できるように構成され
ている。開口部3はカートリッジ1に設けられたもので
あり、ディスク2をカートリッジ1内部からカートリッ
ジ1外部に取り出すためのものである。指示部である接
着テープ4は過去にディスク2がカートリッジ1内部か
らカートリッジ1外部に取り出された可能性があるか否
かを指示するものであり、好ましくは光を反射しやすい
色を有することが望まれる。本実施例では接着テープは
銀色のテープを使用しているが接着テープの色彩につい
ては光を反射しやすい色であるか否か、何色であるかに
よって限定されるものではない。また、接着テープ4は
一度カートリッジ1から剥がすと再び最初の状態と同一
の状態でカートリッジ1に接着できない構成としてい
る。なお、接着テープ4を一度カートリッジ1から剥が
た際に、接着テープ4がカートリッジ1に剥がされた旨
の何らかの表示を行う構成としてもよい。保持部5は開
口部3を覆うものであり、保持部5を取り外すことによ
りカートリッジ1内部のディスク2が取り出しできる。
カートリッジ本体6はカートリッジ1から保持部5を取
り除いたものである。カートリッジ本体6には収納され
たディスク2を露出できるように開口窓7が形成されて
おり、開口窓7は開閉自在なシャッタ8にて閉塞させて
いる。信号記録装置にカートリッジ1が装着されると自
動的にシャッタ8は移動し開口窓7が露出するようにな
っている。
【0016】つぎに、このような構成としたカートリッ
ジについてディスク2をカートリッジ内部からカートリ
ッジ外部に取り出す手順について説明する。
【0017】図2において、(a)はカートリッジ本体
6に保持部5を取り付けた状態を示しており、通常、使
用者は工場出荷後から現在までにディスク2がカートリ
ッジ1内部からカートリッジ1外部に取り出されたこと
がないカートリッジ1をこのような状態で入手する。
(b)はカートリッジ1から接着テープ4を取り外した
状態であり、接着テープ4を取り外すことにより保持部
5を取り外すことが可能となる。(c)はカートリッジ
1から保持部5を取り外し、カートリッジ本体6と保持
部5を分離した状態である。本実施例では、保持部5の
両端に設けられた係合部9とカートリッジ本体6に設け
られた被係合部10との係合を解くことにより、保持部
5をカートリッジ本体6から取り外すことができる。こ
の後、カートリッジ本体6からディスク2を抜き出すこ
とにより、ディスク2をカートリッジ内部からカートリ
ッジ外部に取り出すことができる((d)参照)。
【0018】以上のような構成にすることにより、すな
わち保持部5が接着テープ4が過去にディスク2がカー
トリッジ本体6内部から外部に取り出された可能性があ
るか否かを指示する状態を変化させること、すなわち、
接着テープ4をカートリッジ本体6と保持部5とを跨い
で接着した状態から接着テープ4を剥がした状態に変化
させることにより、ディスク2をカートリッジ本体6内
部から外部に取り出すことが可能となる。
【0019】また、ディスク2を一度カートリッジ1か
ら取り出した後、すなわち一旦、接着テープ4をカート
リッジ1から剥がした場合、接着テープ4が最初と同一
の状態でカートリッジ1に接着しない構成とすることに
より、若しくは例えば図3(a)に示すような接着テー
プ4が接着されている状態から図3(b)に示すように
接着テープ4が剥がされた状態になると、接着テープ4
の一部が「OPEN」の文字を形成して、カートリッジ
1に残るような構成として、接着テープ4が剥がされた
旨の何らかの表示をカートリッジ1に行う構成とするこ
とにより、このカートリッジ1を今後使用する使用者は
このカートリッジ1内に収納されているディスク2が過
去にカートリッジ1外部に取り出された可能性を認識で
きることとなり、ディスク2にほこり、指紋の付着やそ
の他の欠陥が生じている可能性が高いことを予想するこ
とができる。さらに接着テープを剥がすことにより保持
部を開口部より取り外すことができ、接着テープが再度
同じ状態で接着できないようにしているので指示部の指
示状態の信頼性を高めることができる。
【0020】なお、図1において、接着テープ4を2枚
使用しているが、接着テープ4の数は1枚以上であれば
よく、また、接着テープ4が剥がされた旨の表示は「O
PEN」の文字に限らずどのような文字、記号であって
も接着テープ4が剥がされたことがわかることにより、
ディスク2がカートリッジ1内部から外部に取り出され
た可能性があることを判断できればよい。
【0021】(実施の形態2)つぎに、本発明のカート
リッジの別の一実施例について図面を参照しながら説明
する。なお、上述した実施の形態と同様の構成のものに
ついては同じ符号を用い、その説明を省略する。
【0022】図4において、第1の開口窓11はカート
リッジ1をディスク2に信号を記録する信号記録装置に
装着した際に、ディスク2に信号を記録できるようにす
るためのものである。第2の開口窓12は第1の開口窓
11が設けられたカートリッジ1の面に相対する面に設
けられるとともに第1の開口窓11と略同一の形状を有
するものであり、第1の開口窓11と同様に第2の開口
窓12はカートリッジ1をディスク2に信号を記録する
信号記録装置に装着した際に、ディスク2に信号を記録
できるようにするために設けられたものである。開口部
13は第1の開口窓11及び第2の開口窓12が設けら
れた面以外の面に設けられたものであり、ディスク2を
カートリッジ1内部からカートリッジ1外部に取り出す
ためのものである。指示部である爪部14は過去にディ
スク2がカートリッジ1内部からカートリッジ1外部に
取り出された可能性があるか否かを指示するものであ
る。図5に示すように爪部14はその数箇所がカートリ
ッジ本体6と接続部15により接続されており、通常の
使用状態においては、この接続部15を切断し爪部14
をカートリッジ本体6から取り外さない限り、以下に説
明する保持部16が爪部14に阻まれて回動できなくな
り、開口部13を開きカートリッジ1内部に収納された
ディスク2を取り出すことはできない構成としている。
【0023】保持部16は開口部13を覆うものであ
り、保持部16の一端はカートリッジ本体6に取り付け
られているヒンジ17を中心に回動可能な状態で取り付
けられている。保持部16の他方の一端は係合部18を
有し、この係合部18がカートリッジ本体6の被係合部
19と係合することにより開口部13を保持部16で覆
った状態で保持できる構成となっている。
【0024】このような構成としたカートリッジについ
てディスク2をカートリッジ内部からカートリッジ外部
に取り出す手順について説明する。
【0025】図6において、(a)はカートリッジ本体
6に保持部16を取り付けた状態を示しており、通常、
使用者は工場出荷後から現在までにディスク2がカート
リッジ1内部からカートリッジ1外部に取り出された可
能性がないカートリッジ1をこのような状態で入手す
る。(b)はカートリッジ1から爪部14を取り外した
状態を示しており、接続部15を手やはさみなどで切断
し、爪部14を取り外している。(c)は保持部16を
カートリッジ本体6からヒンジ17を中心に回動させ、
開口部13を開放した状態を示しており、本実施例で
は、(b)に示された状態にした後、保持部16の一端
に設けられた係合部18とカートリッジ本体6に設けら
れた被係合部19との係合を解くことにより、保持部1
6がカートリッジ本体6から取り外され、開口部13は
開放される。この後、カートリッジ本体6からディスク
2を抜き出すことにより、ディスク2をカートリッジ内
部からカートリッジ外部に取り出すことができる。
【0026】以上のような構成にすることにより、すな
わち保持部16が爪部14が過去にディスク2がカート
リッジ本体6内部から外部に取り出された可能性がある
か否かを指示する状態を変化させること、すなわち、爪
部14をカートリッジ本体6に接続された状態から爪部
14を取り外した状態に変化させることにより、ディス
ク2をカートリッジ本体6内部から外部に取り出すこと
が可能となる。
【0027】また、接続部15を切断し爪部14をカー
トリッジ1から取り外す構成とすることにより、このカ
ートリッジ1を今後使用する使用者はこのカートリッジ
1内に収納されているディスク2が過去にカートリッジ
1外部に取り出された可能性があることを認識できるこ
ととなり、ディスク2にほこり、指紋の付着やその他の
欠陥が生じている可能性が高いことを予想することがで
きる。さらに、爪部14を取り外すことで、再度同じ状
態にはできないようにしているので、指示部の指示状態
の信頼性を高めることができる。
【0028】また、ディスク2を取り出すための開口部
13をディスク2に信号を記録するための第1の開口窓
11及び第2の開口窓12と異なる面に設けているので
第1の開口窓11と第2の開口窓12とを略同一の形状
とすることができ、カートリッジの組立、構成を容易に
できてカートリッジ設計の自由度が広げられ、さらに本
発明のカートリッジを取り扱う信号記録装置において、
装置設計の自由度が広げられディスク両面を再生するた
めに特別の構成をとる必要がなくなる。
【0029】なお、本実施の形態ではディスク2の両面
に信号の記録・再生を行うことをディスク2の両面から
行うために第1の開口窓11と第2の開口窓12を有す
る構成としたが、ディスク2の両面に信号の記録・再生
を行うことをディスク2の片面から行うもの、また、デ
ィスク2片面のみに信号の記録・再生を行うものでは一
つの開口窓を設ければ十分であることは言うまでもな
い。
【0030】また、本実施の形態におけるカートリッジ
本体6と爪部14を樹脂により一体成形すれば、カート
リッジ1の製造が容易となる。
【0031】さらに、本実施の形態ではカートリッジ本
体6から保持部5が取り外せるようにしているが、カー
トリッジ本体6と保持部5とが接続された状態でもディ
スク2がカートリッジ1内部から外部に取り出せるよう
にしてあればよい。
【0032】また、実施の形態1及び実施の形態2では
カートリッジ本体6から保持部5若しくは保持部16が
分離して取り外せるようにしているが、カートリッジ本
体6と保持部5若しくは保持部16が図7(b)に示す
ように分離して取り外されずに接続片28によって接続
された状態でもディスク2がカートリッジ1内部から外
部に取り出せるようにしてあればよい。なお、図7
(a)は保持部5がカートリッジ本体6に取り付けられ
た状態を示し、図7(b)は保持部5がカートリッジ本
体6から取り外された状態を示している。
【0033】(実施の形態3)つぎに、本発明のカート
リッジを取り扱う信号記録装置等の電子装置の一実施例
について図面を参照しながら説明する。なお、上述した
実施例と同様の構成のものについては同じ符号を用い、
その説明を省略する。
【0034】図8において、検出部20はカートリッジ
1の指示部である接着テープ4又は指示部である爪部1
4を検出することにより過去にディスク2がカートリッ
ジ1内部からカートリッジ1外部に取り出されたことが
あるか否かを判断するものであり、検索部21は検出部
20が過去にディスク2がカートリッジ1内部からカー
トリッジ1外部に取り出された可能性があると判断した
場合にディスク2の信号が記録できない箇所を検索する
検索部である。22は信号をディスク2に記録する記録
部である。なお、検索部21はピックアップ23を介し
てディスク2の欠陥部分を検索し、また、記録部22は
ピックアップ23を介してディスク2に信号を記録す
る。
【0035】ここで、接着テープ4、爪部14に対応し
た検出部20の構成について説明する。
【0036】(1)指示部4(銀色のテープ)に対応し
た検出部20について 信号記録装置の検出部20は図9に示すような発光素子
24が上方に向けて発光し、その反射光を受光素子25
によって受光する構成としている。
【0037】(a)カートリッジ1内部のディスク2が
過去にカートリッジ1外部に取り出されていないことを
確認する場合((a)参照)、発光素子24が発した光
がカートリッジ1に貼られている接着テープ4によって
反射され、その光を受光素子25が受光し、これにより
信号記録装置の検出部20は受光素子25の光の受光量
が一定量以上であることを確認でき、現在、載置されて
いるカートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリ
ッジ2外部に取り出されていないことを確認する。
【0038】(b)カートリッジ1内部のディスク2が
過去にカートリッジ2外部に取り出されている可能性の
あることを確認する場合((b)参照)、カートリッジ
1に接着テープ4が貼られていないため、発光素子24
が発した光はカートリッジ1によって十分に反射され
ず、これにより信号記録装置の検出部20は受光素子2
5の光の受光量が一定量以上であることを確認できず、
信号記録装置の検出部20が、現在、載置されているカ
ートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリッジ1
外部に取り出れた可能性があることを確認する。
【0039】なお、カートリッジ1において発光素子2
4の光が照射される部分に光の反射しにくい材料、好ま
しくは、黒色をした材料、光吸収材などを用いればより
誤動作を防止することができるが接着テープの表面が発
光素子24の発した光が反射されるカートリッジ本体6
の表面又は保持部5の表面と異なる反射率を有する(必
ずしも、接着テープ4の表面の反射率がカートリッジ本
体6の表面又は保持部5の表面の反射率より高いことを
要せず、その逆でもかまわない。)構成とし、発光素子
24の発した光を反射する程度を接着テープの表面とカ
ートリッジ本体6の表面又は保持部5の表面とで異なる
ようにし、この反射光の光量の差を受光素子25を介し
て信号記録装置の検出部20において検出できるように
し、ディスク2が前記カートリッジ内部から外部に取り
出されたことがないと判断した場合は、現在、載置され
ているカートリッジ1内部のディスク2が過去にカート
リッジ2外部に取り出されていないことを確認し、ディ
スク2が前記カートリッジ内部から外部に取り出された
可能性があると判断した場合は、現在、載置されている
カートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリッジ
1外部に取り出れた可能性があることを確認できる。特
に、指示部である接着テープ4の表面は、ホトカプラな
どの受光素子と発光素子で構成された簡単な構成で指示
状態を認識することができる。
【0040】(2)指示部14(爪部)に対応した検出
部20について 信号記録装置の検出部20は図10に示すような、カー
トリッジ1内部のディスク2が過去にカートリッジ2外
部に取り出された可能性があるか否かを確認するための
スイッチ26により構成されている。
【0041】(a)カートリッジ1内部のディスク2が
過去にカートリッジ1外部に取り出ていないことを確認
する場合((a)、(b)参照)、信号記録装置のスイ
ッチ26は(a)に示すような通常状態から上方に所定
位置まで移動し(b)に示すような検知状態まで移動す
る。この際、スイッチ26がカートリッジ1に取り付け
られている爪部14に接触しスイッチが作動する。これ
により、信号記録装置の検出部20は現在、載置されて
いるカートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリ
ッジ2外部に取り出されていないことを確認する。
【0042】(b)カートリッジ1内部のディスク2が
過去にカートリッジ2外部に取り出ている可能性のある
ことを確認する場合((c)、(d)参照)、信号記録
装置の検出部20は(c)に示すような通常状態から上
方に所定位置まで移動し(d)に示すような検知状態ま
で移動する。この際、スイッチ26は何にも接触せず、
空振りすることとなり、スイッチは作動しない。これに
より、信号記録装置の検出部20は、現在、載置されて
いるカートリッジ1内部のディスク2が過去にカートリ
ッジ1外部に取り出されている可能性のあることを確認
する。このように指示部である爪部14の有無は、上述
したスイッチのような簡単な構成で指示状態を認識する
ことができる。
【0043】このような構成としたカートリッジを取り
扱う信号記録装置についてその動作を説明する。
【0044】(1)過去にディスク2がカートリッジ1
内部からカートリッジ1外部に取り出されたことがない
場合 かかる場合、接着テープ4、爪部14はカートリッジ1
に取り付けられた状態であるのでこれを検出部20が検
出し、過去にディスク2がカートリッジ1内部からカー
トリッジ1外部に取り出されたことがないと判断する。
これに基づいて検索部21はディスク2の信号が記録で
きない箇所を検索する動作は行わず、通常の信号記録装
置と同様の動作によって記録部22がピックアップ23
を介して信号をディスク2に記録する。
【0045】(2)過去にディスク2がカートリッジ1
内部からカートリッジ1外部に取り出された可能性があ
る場合 かかる場合、接着テープ4、爪部14はカートリッジ1
に取り外された状態であるのでこれを検出部20が検出
し、過去にディスク2がカートリッジ1内部からカート
リッジ1外部に取り出された可能性があると判断する。
これに基づいて検索部21はディスク2の信号が記録で
きない箇所を検索する動作を行い、この検索部21の検
索結果に基づいて記録部22がディスク2の信号が記録
できない箇所には信号の記録を行わず、信号が記録でき
る箇所のみアクセスして信号を記録する。もちろん、こ
の場合に記録動作を行わないすなわち記録動作を禁止す
ることも可能である。
【0046】以上のような構成にすることにより、ディ
スク2をカートリッジ1内部からカートリッジ1外部に
取り出すことによって生じたほこり、指紋の付着やその
他の欠陥を認識することができ、かかる部分をアクセス
することなくディスク2に信号を記録することができる
ため、ディスク2の欠陥がある部分に信号を記録するこ
とを防止したり、信号を記録できないために繰り返して
ディスク2にアクセスするという状態を防止し、ディス
ク2にアクセスする時間を短縮することができる。
【0047】(実施の形態4)つぎに、本発明のカート
リッジを取り扱う電子装置の一実施例について図面を参
照しながら説明する。なお、上述した実施例と同様の構
成のものについては同じ符号を用い、その説明を省略す
る。
【0048】図11において、表示部27は検索部21
の検索結果に基づいてディスク2に信号が記録できない
記憶容量若しくはディスクに信号が記録できる記憶容量
もしくはその両方を表示するものであり、例えば、CR
T、液晶表示装置などである。なお、表示部27は信号
記録装置と直接又は間接的に接続された別個のディスプ
レイなどの表示装置であっても、信号記録装置自体に設
けられた液晶ディスプレイなどの表示部であってもよ
い。
【0049】このような構成としたカートリッジを取り
扱う電子装置についてその動作を説明する。なお、指示
部である接着テープ4、爪部14に対応した検出部20
の構成については実施例3と同様である。
【0050】(1)過去にディスク2がカートリッジ1
内部からカートリッジ1外部に取り出されたことがない
場合 かかる場合、接着テープ4、爪部14はカートリッジ1
に取り付けられた状態であるのでこれを検出部20が検
出し、過去にディスク2がカートリッジ1内部からカー
トリッジ1外部に取り出されたことないと判断する。こ
れに基づいて表示部27はカートリッジが記録できる正
規の記憶容量を表示する。
【0051】(2)過去にディスク2がカートリッジ1
内部からカートリッジ1外部に取り出された可能性があ
る場合 かかる場合、接着テープ4、爪部14はカートリッジ1
に取り外された状態であるのでこれを検出部20が検出
し、過去にディスク2がカートリッジ1内部からカート
リッジ1外部に取り出された可能性があると判断する。
これに基づいて検索部21はディスク2の信号が記録で
きない箇所又はディスク2の信号が記録できる箇所を検
索する動作を行い、この検索部21の検索結果に基づい
て表示部27がディスク2に信号が記録できる記憶容量
若しくはディスク2に信号が記録できない記憶容量若し
くはその両方を表示する。
【0052】ここで、以下に検索部21はディスク2の
信号が記録できない箇所などの検索する動作について一
つの好適な態様を示す。
【0053】検索部21がディスク2の信号が記録でき
ない箇所又はディスク2の信号が記録できる箇所を検索
した結果にもとづいてディスクに情報信号を記録するた
めのピックアップ23がディスク2の全面に記録を行
う。情報信号には予めエラー訂正のための符号が付加さ
れており、記録した情報信号を再生した際に、エラーを
検出できる。そして検出されたエラーが訂正できない、
若しくは訂正はできるがエラーが規定の範囲よりも超え
ているときには、エラーが検出されたセクタが使用でき
ないことをディスク2の所定の位置に記録する。
【0054】この記録された情報を表示部27に表示す
ることによりディスク2の記録できる容量を使用者に知
らせることができる。この動作はディスク2のトラック
単位、若しくはセクタ単位で行うこともでき、記録でき
ない若しくは記録できるセクタ若しくはトラックをディ
スク2の所定の位置に記録し、後に行われるディスク2
への記録動作の制御を行うこともできる。
【0055】ディスク2が光によって信号の記録・再生
を行う光ディスクである場合、光ディスクへの信号の記
録はレーザにより行われるのが通常である。この光ディ
スクに情報信号を最適な状態で記録するためには、許容
できるレーザの出力範囲が狭い。例えば現在実用化され
ている記録可能な光ディスクにおいては最適なレーザの
出力範囲は中心パワーに対してプラスマイナス10%程
度である。この範囲で記録再生したときはエラー率は規
定の範囲(例えば1/100000以下)に収まる。次
に、記録された情報信号を再生するときの再生のレーザ
出力が変動したときにおいてはプラスマイナス50%の
範囲においてエラー率は規定の範囲(例えば1/100
000以下)に収まる。
【0056】以上のことから記録時における信号を記録
するためのレーザ出力の許容範囲は狭いが再生時におけ
る信号を再生するためのレーザ出力の許容範囲は広いこ
とが分かる。
【0057】すなわち一旦記録した情報信号は光ディス
ク上に指紋などが付着しても安全に再生できるが、記録
以前に指紋などが付着した場合は正常な記録が困難にな
る。
【0058】従って、光ディスクに信号を記録した後に
光ディスクをカートリッジから取り出して適当な状態で
再生装置に載置し信号を再生することはできる。
【0059】さらに、一旦カートリッジ1から取り出し
た光ディスクを再度カートリッジ1に挿入し、記録装置
により光ディスク上に信号を記録するときは、上述した
ように記録ができる箇所を確実に探索した後に記録動作
に移るように構成している。
【0060】以上のような構成にすることにより、ディ
スク2をカートリッジ1内部からカートリッジ1外部に
取り出すことによって生じたほこり、指紋の付着やその
他の欠陥を認識することができ、現在のディスク2に記
録できる記憶容量若しくは欠陥により欠落した記憶容量
を認識することができる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明のカートリ
ッジによれば、指示部が、一度取り出せる状態を示す
と、もとの取り出さない状態を再び示すことができない
ので、あるいは取り出された可能性がある状態を示す
と、可能性がないことを示すもとの状態に戻すことがで
きないので、収納された記録媒体が取り出されたかどう
か、取り出された可能性があるのかどうかを認識でき、
ほこり、指紋等の付着またはその他の欠陥の生じた可能
性を認識できるのみならず、もとの状態に戻せないので
その指示状態の信頼性を高めることができる。また、本
発明の電子装置によれば、ディスクカートリッジの指示
部の状態を検出する検出部を有することを特徴とするも
のであって、記録媒体がカートリッジから取り出されこ
とがあったことを検出部が検出し、記録媒体にほこり、
指紋の付着又はその他の欠陥の可能性を認識して、その
記録媒体には記録しない、あるいは記録媒体上の記録で
きない部分には記録しないことができ、もしくはその記
録媒体上の記録可能容量もしくは欠陥により欠落した記
憶容量を認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカートリッジを示す図
【図2】本発明の一実施例のカートリッジからディスク
を取り出す工程を示す図
【図3】本発明の一実施例のカートリッジのテープの拡
大図
【図4】本発明の一実施例のカートリッジを示す図
【図5】本発明の一実施例のカートリッジの爪部の拡大
【図6】本発明の一実施例のカートリッジからディスク
を取り出す工程を示す図
【図7】本発明の一実施例のカートリッジを示す図
【図8】本発明の一実施例の信号記録装置のブロック図
【図9】本発明の一実施例の信号記録装置の検出部を示
す図
【図10】本発明の一実施例の信号記録装置の検出部を
示す図
【図11】本発明の一実施例の電子装置のブロック図
【図12】従来のカートリッジを示す図
【符号の説明】
1 カートリッジ 2 ディスク(記録媒体) 3 開口部 4 テープ(指示部) 5 保持部 6 カートリッジ本体 7 開口窓 8 シャッタ 9 係合部 10 被係合部 11 第1の開口窓 12 第2の開口窓 13 開口部 14 爪部 15 接続部 16 保持部 17 ヒンジ 18 係合部 19 被係合部 20 検出部 21 検索部 22 記録部 23 ピックアップ 24 発光素子 25 受光素子 26 スイッチ 27 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/03 G11B 19/02 501 G11B 19/04 501 G11B 23/28

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を内部に収納可能なカートリッ
    ジ本体と、 前記カートリッジ本体から前記記録媒体を取り出すため
    に設けられた開口部と、 前記開口部が前記記録媒体を取り出し可能な状態になっ
    たことがあることを示す指示部とを有し、前記指示部は
    その指示状態の変化により示すとともに、一度指示状態
    が変化した場合はもとの状態には戻らないように構成さ
    れたことを特徴とするカートリッジ。
  2. 【請求項2】 記録媒体を内部に収納可能なカートリッ
    ジ本体と、 前記カートリッジ本体から前記記録媒体を取り出すため
    に設けられた開口部と、前記記録媒体が前記カートリッ
    ジ本体から一度でも取り出された可能性があることを示
    す指示部とを有し、前記指示部はその指示状態の変化に
    より示すとともに、一度指示状態が変化した場合はもと
    の状態には戻らないように構成されたことを特徴とする
    カートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記指示部は初期状態では閉口状態であ
    るが、前記記録媒体が前記カートリッジ本体から一度で
    も取り出された場合は開口状態になるとともに、一度開
    口状態になった場合は閉口状態には戻らないように構成
    されたことを特徴とする請求項1又は2記載のカートリ
    ッジ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のカー
    トリッジに記録媒体が収納されたディスクカートリッ
    ジ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のディスクカートリッジを
    装着する電子装置であって、 前記指示部の状態を検出する検出部を有することを特徴
    とする電子装置。
  6. 【請求項6】 信号を前記記録媒体に記録する記録部を
    有し、前記開口部が前記記録媒体を取り出し可能な状態
    になったことがあると前記検出部が検出した場合に、前
    記記録部は前記記録媒体への記録を行わないことを特徴
    とする請求項5記載の電子装置。
  7. 【請求項7】 信号を前記記録媒体に記録する記録部を
    有し、前記記録媒体が前記カートリッジ本体から一度で
    も取り出された可能性があると前記検出部が検出した場
    合に、前記記録部は前記記録媒体への記録を行わないこ
    とを特徴とする請求項5記載の電子装置。
  8. 【請求項8】 信号を前記記録媒体に記録する記録部
    と、前記開口部が前記記録媒体を取り出し可能な状態に
    なったことがあると前記検出部が検出した場合に前記記
    録媒体の信号が記録できない箇所を検索する検索部とを
    有し、前記記録部は前記検索部の検索結果に基づいて前
    記記録媒体の信号が記録できない箇所には信号を記録し
    ないことを特徴とする請求項5記載の電子装置。
  9. 【請求項9】 信号を前記記録媒体に記録する記録部
    と、前記記録媒体が前記カートリッジ本体から一度でも
    取り出された可能性があると前記検出部が検出した場合
    に前記記録媒体の信号が記録できない箇所を検索する検
    索部とを有し、前記記録部は前記検索部の検索結果に基
    づいて前記記録媒体の信号が記録できない箇所には信号
    を記録しないことを特徴とする請求項5記載の電子装
    置。
  10. 【請求項10】 前記開口部が前記記録媒体を取り出し
    可能な状態になったことがあると前記検出部が検出した
    場合に前記記録媒体の信号が記録できない箇所を検索す
    る検索部と、前記検索部の検索結果に基づいて前記記録
    媒体に信号が記録できない記憶容量若しくは前記記録媒
    体に信号が記録できる記憶容量を表示する表示部とを有
    する請求項5記載の電子装置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体が前記カートリッジ本体
    から一度でも取り出された可能性があると前記検出部が
    検出した場合に前記記録媒体の信号が記録できない箇所
    を検索する検索部と、前記検索部の検索結果に基づいて
    前記記録媒体に信号が記録できない記憶容量若しくは前
    記記録媒体に信号が記録できる記憶容量を表示する表示
    部とを有する請求項5記載の電子装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102435952B1 (ko) * 2020-12-15 2022-08-25 한국과학기술연구원 필터 커팅 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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