JPH10106205A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH10106205A
JPH10106205A JP27888396A JP27888396A JPH10106205A JP H10106205 A JPH10106205 A JP H10106205A JP 27888396 A JP27888396 A JP 27888396A JP 27888396 A JP27888396 A JP 27888396A JP H10106205 A JPH10106205 A JP H10106205A
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cartridge
disk
disk medium
recording layer
cartridge body
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Takashi Koshiyouji
隆 小正路
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、ディスクカートリッジ内のディス
ク媒体を異なるディスク駆動装置により再生可能とする
ディスクカートリッジを提供することにある。 【解決手段】この発明のRAMカートリッジ10の蓋部
13は、カートリッジ本体11から開放可能に形成され
る。蓋部は、カートリッジ本体に一体に形成されるオー
トチェンジ機構付きディスクドライブ装置によるオート
チェンジ機構のためのグリッパスロット26と少なくと
も1度ディスクが取り出されたことを示すディスク取り
出し表示部43とディスクへのデータの書き込みを禁止
するライトプロテクト64とを含んで、カートリッジ本
体から開放される。これにより、光ディスクの外径より
も僅かに大きなRAMカートリッジからRAMカートリ
ッジに収容されている光ディスクを容易に取り出し可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体として
の光ディスクを収容するディスクカートリッジに関す
る。
【0002】
【従来の技術】音楽向けコンパクトディスク (CD) が
開発されて既に10年以上が経過し、パーソナルコンピ
ュータ向けのCD−ROMまたはフォトCDなどに代表
されるさまざまな種類の再生専用 (以下ROMタイプと
示す) の光ディスクが生まれ、業務用あるいは民生用と
して広く普及している。また、今日では、ROMタイプ
ディスクに加えて、一回だけ書き込みが可能なROMタ
イプ (CD−R) および繰り返し記録ならびに消去も可
能な録再 (以下RAMタイプと示す) ディスクも開発さ
れている。この結果、十種類を越える光ディスクが製品
化されている。
【0003】ところで、さまざまな光ディスクに適合す
るドライブ装置を全て用意することは、経済的にあるい
はドライブ装置の取扱い上の制約もしくは設置場所の確
保等の理由により、実質的に不可能である。また、今日
開発が進められているRAMタイプの光ディスクが普及
すると、ユーザがデータを記録したディスクのデータを
ROMタイプの駆動装置しか持たない別のユーザが利用
する場合が生じる。
【0004】このことから、異なる種類あるいは規格の
光ディスクからデータを再生できる駆動装置が要求され
ている。なお、記録ならびに消去についても、同様の要
求があることはいうまでもない。
【0005】ところで、RAMタイプのディスクにデー
タを書き込んで利用する頻度の高いユーザが保有する駆
動装置は、必然的に、ROMタイプのディスクも再生可
能な記録型駆動装置となるが、たとえば、市場に流通し
ているソフトウエアならびに電子ブック等を再生するユ
ーザの多くが保有する駆動装置は、ROMタイプ以外の
ディスクが再生できない再生専用駆動装置となる可能性
が高く、RAMタイプディスクには、ROMタイプディ
スク用の駆動装置でもデータの取り出しが可能なことが
要求されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ROM
タイプの光ディスクの多くは、ディスク単体で駆動装置
に装着される形状であるに対し、RAMタイプのディス
クは、専用カートリッジに納められていることから、R
OMタイプディスク用の駆動装置でRAMタイプのディ
スクのデータを再生するためには、RAMタイプディス
クをカートリッジから取り出さなければならない問題が
ある。また、現在入手可能なRAMタイプディスクで
は、カートリッジからディスクを取り出すことのできる
カートリッジは、提案されていない。なお、多くの装置
が、既に、市場に投入されていることから、現時点で、
いづれかのディスクの規格を変更してハード面で統一す
ることは、実質的に困難である。
【0007】この発明の目的は、ディスクカートリッジ
内のディスク媒体を異なるディスク駆動装置により再生
可能とするディスクカートリッジを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点に基づきなされたもので、相変化型記録層とこの相
変化型記録層に対向する側の面に形成された目視情報記
録領域とを有するディスク媒体を、外部に排出可能に形
成され、前記ディスク媒体を密閉可能に収容するカート
リッジ本体と、このカートリッジ本体から前記ディスク
媒体が、少なくとも1度、外部に排出されたことを報知
するディスク排出報知手段を含み、このディスク排出報
知手段とともに前記カートリッジ本体に対して開閉可能
に形成され、前記ディスク媒体の前記カートリッジ本体
からの取り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材とを
有するディスクカートリッジを特徴としている。
【0009】また、この発明は、相変化型記録層とこの
相変化型記録層に対向する側の面に形成された目視情報
記録領域とを有するディスク媒体を、外部に排出可能に
形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に収容するカー
トリッジ本体と、このカートリッジ本体から前記ディス
ク媒体が、少なくとも1度、外部に排出されたことを報
知するディスク排出報知手段を含み、このディスク排出
報知手段とともに前記カートリッジ本体の前記ディスク
排出報知手段に最も近い角部を軸として開閉可能に形成
され、前記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの
取り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材とを有する
ディスクカートリッジを特徴としている。 さらに、こ
の発明は、相変化型記録層とこの相変化型記録層に対向
する側の面に形成された目視情報記録領域とを有するデ
ィスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディス
ク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、この
カートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なくとも
1度、外部に排出されたことを報知するディスク排出報
知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに前記
カートリッジ本体が記録装置に挿入される方向と対向す
る側の側面の近傍の一点を軸として開閉可能に形成さ
れ、前記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取
り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材とを有するデ
ィスクカートリッジを特徴としている。
【0010】またさらに、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域とを有するディスク媒体を、外部に排出
可能に形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に収容す
るカートリッジ本体と、このカートリッジ本体から前記
ディスク媒体が、少なくとも1度、外部に排出されたこ
とを報知するディスク排出報知手段を含み、このディス
ク排出報知手段とともに前記カートリッジ本体が記録装
置に挿入される方向と対向する側の側面と接する角部で
あって、前記ディスク排出報知手段から離れた角部を軸
として開閉可能に形成され、前記ディスク媒体の前記カ
ートリッジ本体からの取り出しならびに再挿入を可能と
する蓋部材とを有するディスクカートリッジを特徴とし
ている。
【0011】さらにまた、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域とを有するディスク媒体を、外部に排出
可能に形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に収容す
るカートリッジ本体と、このカートリッジ本体から前記
ディスク媒体が、少なくとも1度、外部に排出されたこ
とを報知するディスク排出報知手段を含み、このディス
ク排出報知手段とともに前記カートリッジ本体が記録装
置に挿入される方向に位置する一端部を除いた3側面の
いづれかに設定された一点を軸として開閉可能に形成さ
れ、前記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取
り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材とを有するデ
ィスクカートリッジを特徴としている。
【0012】またさらに、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域とを有するディスク媒体を、外部に排出
可能に形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に収容す
るカートリッジ本体と、このカートリッジ本体を外部か
らの保持手段により保持可能とするために前記カートリ
ッジ本体の所定の位置に形成された凹部と、前記カート
リッジ本体から前記ディスク媒体が、少なくとも1度、
外部に排出されたことを報知するディスク排出報知手段
を含み、このディスク排出報知手段と前記凹部とともに
前記カートリッジ本体が記録装置に挿入される方向と対
向する側の側面の近傍の一点を軸として開閉可能に形成
され、前記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの
取り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材とを有する
ディスクカートリッジを特徴としている。
【0013】さらにまた、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域とを有するディスク媒体を、外部に排出
可能に形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に収容す
るカートリッジ本体と、このカートリッジ本体を外部か
らの保持手段により保持可能とするために前記カートリ
ッジ本体の所定の位置に形成された凹部と、前記カート
リッジ本体から前記ディスク媒体が、少なくとも1度、
外部に排出されたことを報知するディスク排出報知手段
を含み、このディスク排出報知手段とともに前記凹部と
ともに前記カートリッジ本体が記録装置に挿入される方
向と対向する側の側面と接する角部であって、前記ディ
スク排出報知手段から離れた角部を軸として開閉可能に
形成され、前記ディスク媒体の前記カートリッジ本体か
らの取り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材とを有
するディスクカートリッジを特徴としている。
【0014】またさらに、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域とを有するディスク媒体を、外部に排出
可能に形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に収容す
るカートリッジ本体と、このカートリッジ本体を外部か
らの保持手段により保持可能とするために前記カートリ
ッジ本体の所定の位置に形成された凹部と、前記カート
リッジ本体から前記ディスク媒体が、少なくとも1度、
外部に排出されたことを報知するディスク排出報知手段
を含み、このディスク排出報知手段とともに前記凹部と
ともに前記カートリッジ本体が記録装置に挿入される方
向に位置する一端部を除いた3側面のいづれかに設定さ
れた一点を軸として開閉可能に形成され、前記ディスク
媒体の前記カートリッジ本体からの取り出しならびに再
挿入を可能とする蓋部材とを有するディスクカートリッ
ジを特徴としている。
【0015】さらにまた、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域とを有するディスク媒体を、外部に排出
可能に形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に収容す
るカートリッジ本体と、このカートリッジ本体から前記
ディスク媒体が、少なくとも1度、外部に排出されたこ
とを報知するディスク排出報知手段と前記ディスク媒体
が前記カートリッジ本体が不用意に脱落することを防止
するディスク案内手段を含み、このディスク排出報知手
段とともに前記カートリッジ本体に対して開閉可能に形
成され、前記ディスク媒体の前記カートリッジ本体から
の取り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材とを有す
るディスクカートリッジを特徴としている。
【0016】またさらに、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域とを有するディスク媒体を、外部に排出
可能に形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に収容す
るカートリッジ本体と、このカートリッジ本体から前記
ディスク媒体が、少なくとも1度、外部に排出されたこ
とを報知するディスク排出報知手段と前記ディスク媒体
が前記カートリッジ本体が不用意に脱落することを防止
するために前記ディスク媒体を保持するディスク保持手
段を含み、このディスク排出報知手段とともに前記カー
トリッジ本体に対して開閉可能に形成され、前記ディス
ク媒体の前記カートリッジ本体からの取り出しならびに
再挿入を可能とする蓋部材とを有するディスクカートリ
ッジを特徴としている。
【0017】さらにまた、この発明は、中心付近に形成
された開口部から記録装置に挿入される方向に位置する
一端部に向けて放射状に延出され、前記開口部からの距
離が増大されるにつれて周辺の平面部から突出される突
出量が増大された複数の突起部を有し、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域とを有するディスク媒体を外部に排出可
能であって、前記ディスク媒体と前記平面部とディスク
媒体とが接触することを防止しながら前記ディスク媒体
を収容するカートリッジ本体と、このカートリッジ本体
から前記ディスク媒体が、少なくとも1度、外部に排出
されたことを報知するディスク排出報知手段を含み、こ
のディスク排出報知手段とともに前記カートリッジ本体
に対して開閉可能に形成され、前記ディスク媒体の前記
カートリッジ本体からの取り出しならびに再挿入を可能
とする蓋部材とを有するディスクカートリッジを特徴と
している。
【0018】またさらに、この発明は、中心付近に形成
された開口部から記録装置に挿入される方向に位置する
一端部に向けて放射状に延出され、前記開口部からの距
離が増大されるにつれて周辺の平面部から突出される突
出量が増大された複数の突起部と前記開口部を取り巻く
ように形成された円弧上の突起部とを有し、相変化型記
録層とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成され
た目視情報記録領域とを有するディスク媒体を外部に排
出可能であって、前記ディスク媒体と前記平面部とディ
スク媒体とが接触することを防止しながら前記ディスク
媒体を収容するカートリッジ本体と、このカートリッジ
本体から前記ディスク媒体が、少なくとも1度、外部に
排出されたことを報知するディスク排出報知手段を含
み、このディスク排出報知手段とともに前記カートリッ
ジ本体に対して開閉可能に形成され、前記ディスク媒体
の前記カートリッジ本体からの取り出しならびに再挿入
を可能とする蓋部材とを有するディスクカートリッジを
特徴としている。
【0019】さらにまた、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域とを有するディスク媒体を外部に排出可
能であって、前記ディスク媒体に情報を記録する記録装
置に対して挿入される方向の一端部に隣接された2側面
の前記一端部と接する位置から奥行き方向に向かって次
第に幅が狭められた溝を有し、ディスク媒体を収容する
カートリッジ本体と、このカートリッジ本体から前記デ
ィスク媒体が、少なくとも1度、外部に排出されたこと
を報知するディスク排出報知手段を含み、このディスク
排出報知手段とともに前記カートリッジ本体に対して開
閉可能に形成され、前記ディスク媒体の前記カートリッ
ジ本体からの取り出しならびに再挿入を可能とする蓋部
材とを有するディスクカートリッジを特徴としている。
【0020】またさらに、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域およびディスク媒体の材質よりも反射率
が低くかつ目視可能なデータの書き込みにより提供され
る書き込み媒体が残留可能な摩擦係数が与えられた書き
込み可能領域とを有するディスク媒体を、外部に排出可
能に形成され、前記ディスク媒体の相変化型記録層と直
交する方向の2側面のいづれか一方に逆方向の挿入を阻
止する凹部が形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に
収容するカートリッジ本体と、このカートリッジ本体に
対して開閉可能に形成され、前記ディスク媒体の前記カ
ートリッジ本体からの取り出しならびに再挿入を可能と
する蓋部材と、前記カートリッジ本体と一体に形成さ
れ、前記ディスク媒体の記録面と直交する方向の外力が
与えられることで前記カートリッジに収容されている前
記ディスク媒体への情報の書き込み禁止を示す第1の位
置と前記カートリッジに収容されている前記ディスク媒
体への情報の書き込みを許可する第2の位置との間を移
動可能な書き込み条件設定手段とを有するディスクカー
トリッジを特徴としている。
【0021】さらにまた、この発明は、相変化型記録層
とこの相変化型記録層に対向する側の面に形成された目
視情報記録領域およびディスク媒体の材質よりも反射率
が低くかつ目視可能なデータの書き込みにより提供され
る書き込み媒体が残留可能な摩擦係数が与えられた書き
込み可能領域とを有するディスク媒体を、外部に排出可
能に形成され、前記ディスク媒体の相変化型記録層と直
交する方向の2側面のいづれか一方に逆方向の挿入を阻
止する凹部が形成され、前記ディスク媒体を密閉可能に
収容するカートリッジ本体と、このカートリッジ本体に
対して開閉可能に形成され、前記ディスク媒体の前記カ
ートリッジ本体からの取り出しならびに再挿入を可能と
する蓋部材と、前記カートリッジ本体と一体に形成さ
れ、前記カートリッジに収容されている前記ディスク媒
体への情報の書き込み禁止を示す第1の位置と前記カー
トリッジに収容されている前記ディスク媒体への情報の
書き込みを許可する第2の位置との間を移動可能な書き
込み条件設定手段と、この書き込み条件設定手段が前記
第1の位置と前記第2の位置との間を不所望に移動する
ことを抑止する移動禁止手段とを有するディスクカート
リッジを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0023】図1ないし図7に示されるように、ディス
ク取り出し機構付きRAMディスクカートリッジ (以
下、RAMカートリッジと示す) 10は、図8ならびに
図9を用いて後述する円盤状の光ディスク1を、回転可
能かつ輸送および保管において記録面に傷をつけること
なく保持するカートリッジ本体11を有している。
【0024】カートリッジ本体11には、光ディスク1
に対するデータの記録およびデータの再生のために、光
ディスク1を露出させる窓11aが形成されている。窓
11aは、カートリッジ本体11に対して移動可能に形
成されたシャッタ12により遮蔽される。なお、シャッ
タ12は、図10および図11を用いて後述する記録再
生装置 (ドライブ装置) に設けられたシャッターオープ
ナによりカートリッジ本体11がドライブ装置に挿入さ
れた場合に開放され、後述する光ヘッド装置に対して光
ディスク1を露出させるとともにカートリッジ本体11
がドライブ装置からイジェクトされる際に閉じられて光
ディスク1にほこり等が付着することを防止する。
【0025】カートリッジ本体11には、また、光ディ
スク1をカートリッジ本体11から取り出し可能とする
蓋13が配置されている。なお、蓋13は、光ディスク
1の径方向と直交する方向から見た状態で、シャッタ1
2が配置される方向と反対の方向に配置される。
【0026】カートリッジ本体11は、水平状態におい
て光ディスク1を支持する底ケース14と光ディスク1
を覆うよう底ケース14と対向されるカバー15とを有
し、底ケース14とカバー15のそれぞれが溶着あるい
は接着されることで、外力に対して変形しにくい一体構
造に形成される。なお、底ケース14とカバー15の少
なくとも一方には、蓋13が、不用意にカートリッジ本
体11から離脱することを防止するための後述するロッ
ク機構が形成されている。
【0027】底ケース14は、図2に示されるように、
組み立て状態で窓11aとなる開口部20、図10およ
び図11に後述するドライブ装置内でのRAMカートリ
ッジ10の位置決めに利用されるロケーションホール2
1、ロケーションホール21から所定の位置に形成さ
れ、ロケーションホール21とともにドライブ装置内で
のRAMカートリッジの位置決めに利用されるアライメ
ントホール22、カートリッジ本体11に収容されてい
る光ディスクが少なくとも1度カートリッジ本体11か
ら取り出されたことを示すディスク取り出し表示孔2
3、光ディスク1に対するデータの書込みを禁止するた
めの図6を用いて後述するライトプロテクタの位置を表
示可能な開口24ならびに所定の条件の検出に利用され
る第1および第2の貫通孔25a,25bを有してい
る。
【0028】蓋13が形成される側の所定の位置には、
図示しないオートチェンジ機構付きディスクドライブ装
置によるディスクカートリッジの自動交換を可能とする
ために、オートチェンジ機構付きディスクドライブ装置
の図示しないグリッパと接続されるグリッパスロット2
6が配置されている。なお、このグリッパスロット26
は、図4を用いて後述するカバー15から見た状態で非
貫通で、RAMカートリッジ10の背面挿入を防止する
よう形成されている。
【0029】また、開口部20の近傍には、シャッタ1
2に設けられた図示しない突起と接続されることでシャ
ッタ12が移動される際にシャッタ12を誘導するシャ
ッタガイド27が形成されている。
【0030】底ケース14はまた、図3に示されるよう
に、図4および図5を用いて以下に詳述するカバー15
と溶着される際に溶融するリブ30、図10および図1
1に後述するドライブ装置のシャッターオープナによ
り、シャッタ12が移動される際に、シャッタ12から
延出されている図示しないシャッタ駆動部材を案内する
ガイド31、図6を用いて後述する蓋13のロック爪を
保持するノッチ32ならびに蓋13がカートリッジ本体
11から取り外される場合に蓋13の回動部を保持する
蓋保持機構33を有している。
【0031】カバー15は、図4に示されるように、組
み立て状態で窓11aとなる開口部40、自身が収容し
ている光ディスク1が少なくとも1度カートリッジ本体
11から取り出されたことを示す取り出し表示機構4
3、光ディスク1に対するデータの書込みを禁止するた
めの図6を用いて後述するライトプロテクタの位置を表
示可能な開口44ならびに所定の条件の検出に利用され
る第1および第2の貫通孔45a,45bを有してい
る。
【0032】また、開口部40の近傍には、シャッタ1
2に設けられた図示しない突起と接続されることでシャ
ッタ12が移動される際にシャッタ12を誘導するシャ
ッタガイド47が形成されている。
【0033】開口部40と表示機構43が形成される側
の端部との間には、取扱い上の注意事項、例えば、光デ
ィスク1を取り出すことが可能であることおよび取り出
した場合には初期の性能が継続されない虞れがあること
等に代表されるメッセージが表示されるメッセージエリ
ア48が形成されている。また、表示機構43が形成さ
れる側の端部とメッセージエリア48との間には、例え
ば、インデックス等の図示しない表示部材が配置可能
に、ラベル貼付部49が形成されている。
【0034】表示機構43は、たとえば、一体成形によ
りカバー15と一体的に形成された遮蔽体43aを有す
る貫通孔であるものの、初期状態では、遮蔽体43aに
より塞がれた非貫通孔である。なお、遮蔽体43aは、
図1に示した蓋13が少なくとも1度カートリッジ本体
11から取り外された場合に元の形状に復帰できない非
可逆的な形状変化によりあるいは折れることによりカバ
ー15から分離されることで、カバー15に対して貫通
孔と同様の状態を提供する。
【0035】カバー15はまた、図5に示されるよう
に、図10に後述するドライブ装置のシャッターオープ
ナによりシャッタ12が移動される際にシャッタ12か
ら延出されている図示しないシャッタ駆動部材を案内す
るガイド51、図6に後述する蓋13のロック爪を保持
するノッチ52ならびに蓋13がカートリッジ本体11
から取り外される場合に蓋13の回動部を保持する蓋保
持部53を有している。
【0036】蓋13は、図6に示されるように、図3お
よび図5を用いて説明した底ケース14とカバー15の
それぞれに形成されているノッチ32および52により
提供されるロック部と噛み合うロック爪60、底ケース
14とカバー15のそれぞれに形成されている蓋保持機
構33ならびに蓋保持部53により保持されて、自身が
カートリッジ本体11から取り外される際の回動中心と
なる支点突起61、同底ケース14とカバー15のロッ
ク部からロック爪60が不用意に外れることのないよ
う、ロック爪60に所望のテンションを付与するロック
アーム62およびカバー15の取り出し表示機構の遮蔽
体43aの形状変化またはカバー15からの分離を、後
述するドライブ装置のディスク取り出し検出装置 (後
述) に、伝達するディスク取り出し表示孔63を有して
いる。
【0037】また、蓋13は、図2および図4を用いて
説明した底ケース14とカバー15のそれぞれに形成さ
れている開口24および44に対し、カートリッジ本体
11内に収容されている光ディスク1へのデータの書き
込みの禁止を表示するライトプロテクタ64を、一体的
に有している。
【0038】ライトプロテクタ64は、カートリッジ本
体11に収容されている光ディスク1へのデータの書き
込みの禁止を、図10を用いて後述するドライブ装置の
書き込み検出装置 (後述) に伝達する第1の位置13a
とデータの書き込みの許可を書き込み検出装置に伝達す
る第2の位置13bのいづれか一方に静止可能に形成さ
れている。なお、ライトプロテクタ64には、図7に示
されるよう、底ケース14側からカバー15側に荷重が
与えられることで、第1の位置10aと第2の位置10
bとの間をスムーズに移動可能とするとともにライトプ
ロテクタ64が不所望に移動することを防止するストッ
パ64aが、一体に形成されている。
【0039】一方、蓋13には、ライトプロテクタ64
が不所望に移動することを防止するためのブレーキ65
が形成されている。ブレーキ65は、底ケース14なら
びにカバー15のそれぞれの開口24および44を図6
に示す方向から見た状態で、第1の位置10aと第2の
位置10bの領域を除いた部分に形成される。また、ブ
レーキ65は、図7に示されるように、ライトプロテク
タ64のストッパ64aと競合するよう形成される。す
なわち、ライトプロテクタ64のストッパ64aと蓋1
3のブレーキ65とは、蓋13の厚さ方向において、ラ
イトプロテクタ64に底ケース14側からカバー15側
に荷重が与えられることにより、双方の接触が解除され
るよう形成されている。
【0040】図8は、図1ないし図7に示したRAMカ
ートリッジに収容される光ディスクを示す概略図であ
る。
【0041】光ディスク1は、円盤状に形成された樹脂
からなるディスク媒体 (支持体) 2を有している。ディ
スク媒体2の概ね中央には、図10および11を用いて
後述する光ディスクドライブ装置の後述するスピンドル
モータの回転軸に形成されたターンテーブルにより回転
可能に保持されるためのハブ3が配置されている。
【0042】ディスク媒体2の一方の面には、たとえ
ば、蒸着あるいはコーティングにより提供される反射層
4、反射層4に蒸着またはスパッタリング等により所定
の厚さに提供された相変化型記録層5およびスピンコー
ト法等により相変化型記録層5の表面に所定の厚さに形
成され、記録層5が大気に触れることを防止するととも
に記録層5を保護する透明な保護層6が、順に形成され
ている。なお、ディスク媒体2の反射層4と対向される
側の面には、たとえば、印刷により、光ディスク1の分
類あるいは規格等に関連した所定の表示ならびに取扱い
上の注意事項等が表示されている。
【0043】図9は、図8に示した光ディスク1を記録
層5と反対の側の面から見た概略図である。
【0044】図9に示されるように、光ディスク1は、
RAMカートリッジ10から取り出すことにより、デー
タの書き込みのできないROMタイプディスクからデー
タを再生する再生専用のディスクドライブ装置において
も、記録されているデータを読み出し可能に形成されて
いる。
【0045】しかしながら、RAMタイプの光ディスク
1は、高い記録密度によるデータの記録を可能とするこ
とから、RAMカートリッジ10から1度でも取り出さ
れた場合に光ディスク1に付着する虞れのある僅かなご
みあるいはほこりもしくは光ディスク1の保護層5に生
じることのある微かなひっかき傷等により、データを記
録できない領域が生じたり、この領域を避けてデータを
記録するために、書き込み速度が低下する虞れがある。
【0046】このことから、光ディスク1のディスク媒
体2の反射層3と対向される側の面の所定の領域すなわ
ち目視情報表示領域7には、たとえば、光ディスク1の
分類または規格等に関連した所定の表示および取扱い上
の注意事項等が、ユーザにより目視可能に、印刷等の手
法で表示されている。なお、目視情報表示領域7は、デ
ィスク媒体2の中央のハブ3の周囲に、ハブ3と同心円
状に形成されている。
【0047】目視情報表示領域7が形成される面には、
また、RAMカートリッジ10から光ディスク1が取り
出された際に、現在取り出されているディスクがどのR
AMカートリッジから取り出されたか、あるいは、複数
のカートリッジからディスクが取り出された場合に、そ
れぞれのディスクを元のカートリッジに収容可能に、区
分するための個別情報すなわちインデックスを、ユーザ
が目視可能に書き込みできるインデックスエリア8が形
成されている。
【0048】インデックスエリア8は、ディスク媒体2
に、たとえば、フェルトペン (油性インク) または鉛筆
等による目視情報の書き込みを可能とするもので、ディ
スク媒体2に対して、ディスク媒体2の材質よりも反射
率が低くかつ鉛筆により提供される粉体 (書き込み媒
体) が残留可能な摩擦係数が与えられたインクあるいは
表面処理により、提供される。なお、インデックスエリ
ア8は、印刷等の手法により、所定の色に着色されても
よいことはいうまでもない。
【0049】図10および図11は、図1ないし図7に
示したRAMカートリッジ内に収容されている光ディス
クにデータを記録するとともに光ディスクからデータを
再生する光ディスクドライブ装置の一例を示す概略図で
ある。
【0050】光ディスクドライブ装置 (以下、単にドラ
イブ装置と称する) 100は、装置本体101を有して
いる。
【0051】装置本体101には、装置本体101を構
成するベース102ならびにベース102と直交するよ
う形成された第1,第2の側壁103,104が配置さ
れている。なお、第1および第2の側壁103,104
の間には、ベース102と概ね平行に形成された中間ベ
ース105が配置されている。
【0052】中間ベース105の概ね中央付近には、中
間ベースにより区分された装置本体101の内部空間を
相互に接続する開口106が形成されている。
【0053】第1の側壁103には、また、RAMカー
トリッジ10の装置本体101への挿入ならびに装置本
体101からのRAMカートリッジ10の排出に利用さ
れるカートリッジ挿脱口107が形成されている。
【0054】中間ベース105には、挿脱口107を通
して装置本体101内に挿入されたRAMカートリッジ
10を、装置本体101内の記録/再生位置に案内して
保持するカートリッジホルダ108が設けられている。
【0055】カートリッジホルダ108は、RAMカー
トリッジ10の幅よりも僅かに広い間隔で、中間ベース
105上に対をなして配置された第1および第2のガイ
ド壁109a,109b (図10は断面図であるから1
09bのみ図示されている)およびこの第1および第2
のガイド壁109a,109bの上端から中間ベース1
05と平行かつ両ガイド壁間に向かって延出されたカー
トリッジ押え110を有している。
【0056】第1のガイド壁109aの所定の位置に
は、図11を用いて以下に示すよう、RAMカートリッ
ジ10のシャッタ12からカートリッジ本体11のガイ
ド31とガイド51により形成される凹部に掛け渡され
ている図示しないシャッタ駆動部材の所定の位置に形成
された突起部と接触することでシャッタ12を開放する
ためのシャッターオープナ111が配置されている。な
お、シャッターオープナ111は、RAMカートリッジ
10が、カートリッジの表裏が反転されて挿脱口107
に挿入された場合に、カートリッジホルダ108内に押
し込まれることを抑止する誤挿入防止機構としても機能
する。
【0057】第2のガイド壁109bの挿脱口107寄
りの所定の位置には、以下に示す、スピンドルモータの
回転軸を対称軸として第1のガイド壁109aのシャッ
ターオープナ111と実質的に対称な位置に形成され、
図12ないし図17を用いて後述する両面RAMカート
リッジが図1ないし図7に示したRAMカートリッジ1
0と逆向きに挿入された場合に、シャッターオープナと
して機能する補助突起112が形成されている。
【0058】中間ベース105の下方であって、開口1
06と対向する位置には、装置本体101内部の所定位
置に案内されたRAMカートリッジ10内の光ディスク
1を回転駆動するスピンドルモータ113ならびに光デ
ィスク1にデータを記録するとともに光ディスク1から
データを再生する光ヘッド装置120とが配置されてい
る。
【0059】スピンドルモータ113は、装置本体10
1のベース102に配置された昇降機構114により、
スピンドルモータ113の先端に位置されたターンテー
ブル115が光ディスク1のハブ3を支持する駆動位置
とRAMカートリッジ10が移動される際にターンテー
ブル115とRAMカートリッジ10とが接触しないよ
う退避する退避位置との間を昇降可能に形成されてい
る。
【0060】光ヘッド装置120は、RAMカートリッ
ジ10内の光ディスク1の径方向に沿って延出されたリ
ニアモータ121と、リニアモータ121の一部を共有
するとともに光ディスク1の径方向に沿って移動可能に
形成されたキャリッジ122を有している。なお、キャ
リッジ122は、リニアモータ121のガイドレール1
23に沿って、光ディスク1の径方向に移動される。
【0061】キャリッジ122には、光ディスク1に所
定の波長のレーザビームを照射するための図示しない半
導体レーザ素子、半導体レーザ素子からのレーザビーム
を光ディスク1の記録面に集束させるとともに、光ディ
スク1の記録面で反射された反射レーザビームを集光す
る対物レンズ124、対物レンズ124を光ディスク1
の記録面と直交する方向および光ディスク1の記録面の
トラックを横切る方向に移動可能に保持する図示しない
アクチェータ、ならびに、対物レンズ124により集光
された反射レーザビームを光電変換して光ディスク1に
記録されているデータとして取り出す図示しない光検出
器等が配置されている。
【0062】図11に示されるように、光ディスク装置
100は、図示しないロック機構により図10に示した
記録/再生可能な位置にロックされた状態で、RAMカ
ートリッジ10のカバー15に形成された表示機構43
の遮蔽体43aの有無を、蓋13に形成されたディスク
取り出し表示孔63および底ケース14に形成された取
り出し表示孔23を通じて検知するディスク取り出し検
出装置131を有している。なお、ディスク取り出し検
出装置131は、RAMカートリッジ10が、光ディス
ク装置100の記録/再生可能な位置にロックされた状
態で、底ケース14のアライメントホール22と蓋13
がカートリッジ本体11から取り外される取り出し位置
との間に配置される。
【0063】光ディスク装置100は、また、RAMカ
ートリッジ10が、光ディスク装置100の記録/再生
可能な位置にロックされた状態で、カートリッジ10に
収容されている光ディスク1に対するデータの書き込み
の禁止を表示するライトプロテクタ64の位置を検知す
る書き込み検出装置132が配置されている。なお、書
き込み検出装置132は、ライトプロテクタ64が光デ
ィスク1へのデータの書き込みの禁止あるいは許可を表
示する第1の位置10aと第2の位置10bのいづれに
位置されているかを検知するもので、たとえば、少なく
とも、データの書き込みの許可を示す第2の位置10b
において、ライトプロテクタ64による許可が指示され
ていることを検知可能に形成されている。
【0064】次に、光ディスク装置100によるRAM
カートリッジ10の引き込み動作について説明する。
【0065】図10に示されるように、RAMカートリ
ッジ10が矢印Aの方向から挿脱口107に挿入される
ことで、RAMカートリッジ10は、中間ベース105
上に案内される。
【0066】このとき、RAMカートリッジ10は、両
側面がカートリッジホルダ108の第1,第2のガイド
壁109a,109bにより左右方向の傾きが制限され
るとともにカートリッジ押え110により上下方向の振
動が抑制されて、中間ベース105とカートリッジ押え
110との間の空間に挿入される。ところで、RAMカ
ートリッジ10の表裏が反転された状態で挿脱口107
に搬送された場合、第1のガイド壁109aのシャッタ
ーオープナ111とRAMカートリッジ10の側面とが
接触することから、シャッタ12が開放されることな
く、しかもRAMカートリッジ10がそれ以上カートリ
ッジホルダ108内に押し込まれることが阻止される。
これにより、RAMカートリッジ10が表裏逆向きに挿
入されようとしていることがユーザに報知される。
【0067】RAMカートリッジ10がカートリッジホ
ルダ108内の所定の位置まで挿入されると、第1のガ
イド壁109aから突出しているシャッターオープナ1
11に、RAMカートリッジ10のカートリッジ本体1
1のガイド31とガイド51により形成されるガイド溝
16に掛け渡されている図示しないシャッタ駆動部材の
突起部が接触し、カートリッジ本体11のみが挿入方向
Aに移動する。
【0068】これにより、シャッタ12は図示しないシ
ャッタ駆動部材により図11に示す矢印B方向に引っ張
られて、開放位置に向かって移動する。
【0069】RAMカートリッジ10は、カートリッジ
ホルダ108内の圧縮ばね108aの反発力に抗してさ
らに挿入されることによりシャッタ12が完全に開放さ
れてカートリッジホルダ108の所定位置に停止され
る。なお、RAMカートリッジ10は、図示しないロッ
ク機構により、記録/再生可能にロックされる。
【0070】続いて、スピンドルモータ113が昇降機
構114により、退避位置から駆動位置へ移動される。
【0071】これにより、スピンドルモータ113のタ
ーンテーブル115がRAMカートリッジ10内の光デ
ィスク1のハブ3と接続されて、光ディスク1が回転可
能に支持される。
【0072】次に、光ヘッド装置120のリニアモータ
121が付勢されて、ガイドレール123に沿ってキャ
リッジ122が所定位置に移動される。
【0073】続いて、キャリッジ122の半導体レーザ
素子から出射されたレーザビームが対物レンズ124に
より、RAMカートリッジ10の窓部11aから光ディ
スク1の記録面に照射され、光ディスク1の記録面と対
物レンズ124との間隔が、対物レンズ124によりレ
ーザビームが集束される焦点距離と一致するように、対
物レンズ124の位置が制御される (フォーカシング)
。また、光ディスク1の記録面に形成されている案内
溝すなわちトラックの中心と対物レンズ124を通った
レーザビームの主光線と一致するよう、キャリッジ12
2が光ディスク1の径方向に微動される (トラッキン
グ) 。
【0074】このように、対物レンズ124が光ディス
ク1の記録面とフォーカシングされトラックとトラッキ
ングされた状態で、光ディスク1からデータが再生され
るとともに、必要に応じて光ディスク1にデータが記録
される。
【0075】RAMカートリッジ10がディスクドライ
ブ装置100からイジェクトされる場合、図示しないイ
ジェクトスイッチが押されることで、昇降機構114に
よりスプリンドルモータ113が駆動位置から退避位置
へ下降され、ターンテーブル115が光ディスク1のハ
ブ3から開放される。続いて、図示しないロック機構に
よるRAMカートリッジ10のロックが解除される。
【0076】以下、カートリッジホルダ108内の圧縮
ばね108aにより、RAMカートリッジ10が挿脱口
107に向けて押し出される。なお、RAMカートリッ
ジ10が挿脱口107に向けて移動されることで、シャ
ッターオープナ111による図示しないシャッタ駆動部
材の牽引が解除されてシャッタ12が窓11aを覆う通
常位置に戻される。
【0077】ところで、図8および図9に示した光ディ
スク1は、記録面が片面にのみ形成された書き替え可能
ディスクであるが、光ディスク1の記録面が片面のみに
制限される理由として、市場に流通しているソフトウエ
アあるいは電子ブック等のみを再生するユーザの多くが
保有する駆動装置はディスクが単体で挿入される再生専
用駆動装置となる可能性が高く、RAMタイプディスク
からデータを再生する際には、RAMカートリッジに収
容されている光ディスク1がカートリッジから取り出さ
れた状態で利用されることが揚げられる。
【0078】これに対して、RAMタイプのディスクに
データを書き込んで利用する頻度の高いユーザにとって
は、光ディスク1の記録面が片面のみに制限されること
は、記録密度の低下および保有すべきRAMカートリッ
ジの数の増大が生じるのみであるから、両面記録可能な
RAMディスクと対応するRAMカートリッジが必要に
なる。
【0079】図12ないし図16には、図1ないし図7
に示したRAMカートリッジの別の実施の形態が示され
ている。なお、図12ないし図16に示されるRAMカ
ートリッジは、両面記録可能なRAMタイプの光ディス
クを収容するものであって、両面記録可能な記録再生装
置と組み合わせて利用される場合に、カートリッジの表
裏が反転されることもある。
【0080】図12ないし図16に示されるように、両
面記録可能なRAMディスクカートリッジ (以下、両面
RAMカートリッジと示す) 210は、円盤状に形成さ
れ、両面に記録領域が形成された両面用光ディスクDを
回転可能かつ輸送および保管において記録面に傷をつけ
ることなく保持するカートリッジ本体211を有してい
る。なお、両面RAMカートリッジ210に収容される
光ディスクDは、原則的には、周知の両面記録可能光デ
ィスクであるが、図8および図9に示した片面記録用光
ディスクすなわち記録面が一方の面にのみ形成されてい
る光ディスク1がセットされてもよい。
【0081】カートリッジ本体211には、光ディスク
Dの一方の記録面に対するデータの記録および同記録面
からのデータの再生のために光ディスクDを露出させる
窓211aが形成されている。窓211aは、カートリ
ッジ本体211に対して移動可能に形成されたシャッタ
212により遮蔽される。なお、シャッタ212は、た
とえば、図10および図11に示したような記録再生装
置 (ドライブ装置) に設けられた詳述しないシャッター
オープナ111によりカートリッジ本体211がドライ
ブ装置に挿入された場合に開放されることにより光ヘッ
ド装置120に対して光ディスクDを露出させる一方、
カートリッジ本体211がドライブ装置からイジェクト
される際に閉じられて、光ディスクDにほこり等が付着
することを防止する。また、カートリッジ本体211の
両側面には、図13ないし図16を用いて以下に説明す
る底ケースおよびカバーのそれぞれに形成されるガイド
により提供されるインサーションスロットならびにガイ
ド溝が形成されている。
【0082】カートリッジ本体211は、光ディスクD
のいづれか一方の記録面を支持する底ケース214なら
びに光ディスクDを覆うように底ケース214と対向さ
れるカバー215とを有し、底ケース214とカバー2
15のそれぞれが溶着あるいは接着されることで、外力
に対して変形しにくい一体構造に形成される。
【0083】図13に示されるように、底ケース214
には、組み立てた状態で窓211aとなる開口部22
0、図10および図11に示したドライブ装置とカート
リッジの位置決めに利用されるロケーションホール22
1、ロケーションホール221に対して所定の間隔に形
成され、ロケーションホール221とともにドライブ装
置内でのカートリッジの位置決めに利用されるアライメ
ントホール222、現在底ケース214に対向されてい
る側の光ディスクDの記録面へのデータの書込みを禁止
するための図17を用いて後述するライトプロテクタの
位置を表示可能な左右一対の開口224および229、
ならびに、たとえば、現在底ケース214と対向されて
いる側の記録面と残りの記録面の区分あるいは光ディス
クDが片面記録用ディスクであること等に代表される所
定の条件を表示する第1ないし第4の表示部225a,
225b,225cおよび225dが形成されている。
【0084】底ケース214の開口部220と反対の側
すなわちロケーションホール221およびアライメント
ホール222が形成される側の所定の位置には、図示し
ないオートチェンジ機構付きディスクドライブ装置との
組み合わせにより、ディスクカートリッジの自動交換を
可能とするために、オートチェンジ機構付きディスクド
ライブ装置の図示しないグリッパと接続されるグリッパ
スロット226が配置されている。また、開口部220
の近傍には、シャッタ212に設けられた図示しない突
起と接続されることでシャッタ212が移動される際に
シャッタ212を誘導するシャッタガイド227が形成
されている。
【0085】図14に示されるように、底ケース214
の背面の所定の位置すなわち開口部220の近傍には、
図10,図11に示したディスクドライブ装置のシャッ
ターオープナ111によりシャッタ212が開放される
際に、シャッタ212から延出されている図示しないシ
ャッタ駆動部材を案内するガイド溝216の一部および
インサーションスロット217を構成するガイド231
aおよび231bが形成されている。
【0086】図15は、図13ならびに図14に示した
底ケース214と接着されるカバー215を表 (光ディ
スクDと接触しない側の) 面から見た平面図である。
【0087】図15に示されるように、カバー215に
は、組み立てた状態で窓211aとなる開口部240、
図10および図11に示したドライブ装置とカートリッ
ジの位置決めに利用されるロケーションホール241、
ロケーションホール241に対して所定の間隔に形成さ
れ、ロケーションホール241とともにドライブ装置内
でのカートリッジの位置決めに利用されるアライメント
ホール242、RAMカートリッジ210に装着される
際にカバー215に対向される側の光ディスクDの記録
面に対するデータの書込みを禁止するためのライトプロ
テクタの位置を表示可能な左右一対の開口244および
249、カバー215と対向されている側の記録面と残
りの記録面の区分または光ディスクDが片面記録用ディ
スクであること等に代表される所定の条件を表示する第
1ないし第4の表示部245a,245b,245cな
らびに245dが形成されている。なお、第1および第
2の表示部245a,245bは、カバー215が底ケ
ース214に接着された状態で、底ケース214に形成
されている第4および第3の表示部225dおよび22
5cと、それぞれ、対向される。また、第3および第4
の表示部245c,245dは、それぞれ、カバー21
5が底ケース214に接着された状態で、底ケース21
4の第2および第1の表示部225bおよび225aと
対向される。
【0088】同様に、ロケーションホール241および
アライメントホール242は、それぞれ、底ケース21
4と接着されることで、アライメントホール222なら
びにロケーションホール221と相互に対向される。
【0089】カバー215のロケーションホール241
およびアライメントホール242が形成される側の所定
の位置には、図示しないオートチェンジ機構付きディス
クドライブ装置との組み合わせにより、ディスクカート
リッジの自動交換を可能とするために、オートチェンジ
機構付きディスクドライブ装置の図示しないグリッパと
接続されるグリッパスロット246が配置されている。
また、開口部240の近傍には、シャッタ212に設け
られた図示しない突起と接続されることでシャッタ21
2が移動される際にシャッタ212を誘導するシャッタ
ガイド247が形成されている。
【0090】また、図16に示されるように、カバー2
15の背面の所定の位置には、既に説明したドライブ装
置のシャッターオープナ111によりシャッタ212が
開放される際に、シャッタ212から延出されている図
示しないシャッタ駆動部材を案内するガイド溝216の
一部およびインサーションスロット217を構成するガ
イド251aおよび251bが形成されている。
【0091】図17は、両面RAMカートリッジ210
に収容されている光ディスクDの各記録面に対するデー
タの書き込みの禁止に利用されるライトプロテクタの特
徴を示す概略図である。
【0092】図17に示されるよう、ライトプロテクタ
264はストッパ264aを有し、両面RAMカートリ
ッジ210に収容されている光ディスクDが、ドライブ
装置100の書き込み検出装置132に伝達する第1の
位置210aとデータの書き込みの許可を書き込み検出
装置に伝達する第2の位置210bのいづれか一方に静
止可能に形成されている。
【0093】ライトプロテクタ264のストッパ264
aは、底ケース214およびカバー215のそれぞれに
形成された左右一対の開口224,229,244なら
びに249のノッチ224a,224b,229a,2
29b,244a,244bおよび249a,249b
と接触することで、第1の位置210aおよび第2の位
置210bのいづれかから不所望に移動することを防止
する。
【0094】次に、光ディスク装置100による両面R
AMカートリッジ210の引き込み動作について説明す
る。なお、両面RAMカートリッジ内には、周知の両面
記録可能光ディスクDがセットされているものとする。
【0095】両面RAMカートリッジ210が矢印Aの
方向から挿脱口106に挿入されることで、RAMカー
トリッジ210は、中間ベース105上に案内される。
【0096】このとき、RAMカートリッジ210は、
カバー215および底ケース214のどちらの面が上方
に向けられた状態であっても、両側面がカートリッジホ
ルダ108の第1,第2のガイド壁109a,109b
により左右方向の傾きが制限されるとともにカートリッ
ジ押え110により上下方向の振動が抑制されて、中間
ベース105とカートリッジ押え110との間の空間に
挿入される。
【0097】両面RAMカートリッジ210がカートリ
ッジホルダ108内の所定の位置まで挿入されると、第
1のガイド壁109aから突出しているシャッターオー
プナ111または第1のガイド壁109bから突出して
いる補助突起112により、両面RAMカートリッジ2
10のガイド231とガイド251により形成されるガ
イド溝216に掛け渡されている図示しないシャッタ駆
動部材の突起部が接触し、カートリッジ本体211のみ
が挿入方向Aに移動する。
【0098】これにより、シャッタ212は、図示しな
いシャッタ駆動部材により、矢印B方向または矢印C方
向に引っ張られて、開放位置に向かって移動する。
【0099】RAMカートリッジ210は、カートリッ
ジホルダ108内の圧縮ばね108aから提供される反
発力に抗してさらに挿入されることによりシャッタ21
2が完全に開放されてカートリッジホルダ108の所定
位置に停止される。ここで、カートリッジ210は、図
示しないロック機構により、記録/再生可能にロックさ
れる。
【0100】次に、書き込み検出装置132により、ラ
イトプロテクタ264の位置が検知されて、書き込みの
許可または禁止が識別される。また、図示しない記録面
識別センサにより、RAMカートリッジ210の一方の
面の第1および第2の表示部225a,225bあるい
は対向する残りの面の第1および第2の表示部245
a,245bのそれぞれがチェックされ、両面RAMカ
ートリッジ210に収容されている光ディスクDが周知
の両面記録可能ディスクであるか否か (すなわち図8お
よび図9に示した片面記録用ディスクであるか否か) ま
たは光ディスクDが周知の両面記録可能ディスクである
場合に、現在、光ヘッド装置120と対向されている記
録面がどの記録面であるか等の管理情報が読み取られ
る。ここで、片面記録用ディスクが収容されているカー
トリッジ内のディスクの記録面が、光ヘッド装置120
とが対向される側に対して反転された状態でセットされ
たことが検知された場合には、図示しない制御回路によ
り、図示しない表示部に、RAMカートリッジ210が
片面用ディスクを収容しているタイプであることおよび
RAMカートリッジ210の表裏を反転させてもう一度
挿入すべきこと等の案内が表示 (報知) される。この場
合、現在挿入されているカートリッジ210が、一旦リ
ジェクトされ、図示しない記録面識別センサにより次に
挿入されるカートリッジにおいてディスクの記録面と光
ヘッド装置120とが対向される側に位置されたことが
認識されるまで、図示しない制御回路により、継続され
る次の動作が禁止されることはいうまでもない。
【0101】続いて、スピンドルモータ113が昇降機
構114により、退避位置から駆動位置へ移動される。
【0102】これにより、スピンドルモータ113のタ
ーンテーブル115がRAMカートリッジ210内の光
ディスクDの図示しないハブと接続されて、光ディスク
Dが回転可能に支持される。
【0103】次に、光ヘッド装置120のリニアモータ
121が付勢されて、ガイドレール123に沿ってキャ
リッジ122が所定位置に移動される。
【0104】以下、光ディスクDの現在、光ヘッド装置
120と対向されている側の記録面と、対物レンズ12
4のフォーカシングおよびトラッキングが整合される。
【0105】このように、対物レンズ124が光ディス
クDの記録面とフォーカシングされトラックとトラッキ
ングされた状態で、光ディスクDからデータが再生され
るとともに、必要に応じて光ディスクDにデータが記録
される。
【0106】両面RAMカートリッジ110がディスク
ドライブ装置100からイジェクトされる場合、図示し
ないイジェクトスイッチが押されることで、昇降機構1
14が下降されることで、スプリンドルモータ113が
駆動位置から退避位置へ移動される。これにより、光デ
ィスクDの図示しないハブからターンテーブル115が
離脱される。続いて、図示しないロック機構によるRA
Mカートリッジ210のロックが解除される。
【0107】以下、カートリッジホルダ108内の圧縮
ばね108aにより、RAMカートリッジ210が挿脱
口107に向けて押し出される。なお、RAMカートリ
ッジ210が挿脱口107に向けて移動されることで、
シャッタ212が窓211aを覆う通常位置に復帰され
る。
【0108】図18ないし図23は、図1ないし図7に
示したディスク取り出し機構付き光ディスクカートリッ
ジの別の実施の形態を示している。
【0109】図18に示されるように、図8ならびに図
9に示した片面記録RAMディスク1を収容する底ケー
ス314は、図19を用いて以下に示すカバー315と
組み合わせられることで光ディスク1の記録面を露出さ
せる窓として利用される開口部20、図10および図1
1に示したドライブ装置内でのRAMカートリッジの位
置決めに利用されるロケーションホール321、図示し
ないオートチェンジ機構付きディスクドライブ装置によ
るディスクカートリッジの自動交換を可能とするため
に、オートチェンジ機構付きディスクドライブ装置の図
示しないグリッパと接続される2つのグリッパスロット
のうちの一方326が配置されている。なお、グリッパ
スロット326は、後述するカバー315から見た状態
で、非貫通となるよう、底ケース314にのみ、形成さ
れている。このグリッパスロット326は、ディスクカ
ートリッジの背面挿入を防止するために利用される。な
お、背面挿入防止は、グリッパスロットの非貫通、後述
するインサーションスロットもしくは詳述しないディテ
ントピンの当たりのいづれかにより提供される。
【0110】また、開口部320の近傍には、図示しな
いシャッタが移動される際に、シャッタに設けられた図
示しないベルト部材を案内するシャッタガイド327が
形成されている。なお、シャッタガイド327は、底ケ
ース314の挿入面の側が広く形成されたテーパ328
を有している。テーパ328は、ディスクドライブ装置
にRAMディスクカートリッジを挿入する際の挿入角度
の許容範囲を広げ、装置へのカートリッジの挿入を容易
にする。
【0111】さらに、底ケース314の図18において
左下方に位置する位置には、図22および図23を用い
て後述するディスク取り出し蓋を回動可能に支持する支
点穴329が形成されている。
【0112】底ケース314はまた、図19に示される
ように、図20および図21に後述するカバー315と
溶着される際に溶融するリブ330、図10および図1
1に示したドライブ装置のシャッターオープナにより、
シャッタが移動される際に、シャッタから延出されてい
る図示しないベルト部材を案内するガイド331、図2
2ならびに図23を用いて後述するディスク取り出し蓋
のロック爪を保持するノッチ332を有している。ま
た、底ケース314は、開口部320の中心部から底ケ
ース314の挿入端側に向けて放射状に且つ中心部から
挿入端側に向けて次第に高さが増大された光ディスクの
カートリッジからの取り出しおよびカートリッジへの光
ディスクの挿入の際に、光ディスクの記録面と底ケース
314とが不所望に接触することを防止するディスク保
護ブリッジ333、及び、ディスクがカートリッジ内に
収容されている状態でディスクの記録面と直交する方向
からの外力によりディスクの記録面と底ケース314が
不所望に接触することを防止するセンターリブ334を
有している。
【0113】ディスク保護ブリッジ333は、カートリ
ッジから光ディスクが取り出される場合およびカートリ
ッジに光ディスクが挿入される場合に、光ディスクの記
録面に先立って外周部と接触することで、光ディスクの
記録面に擦れ傷が生じることを防止する。
【0114】センターリブ334は、カートリッジの外
側からカートリッジに不所望な圧力が提供された場合
に、光ディスクの中心付近に固有の非記録領域と接する
ことにより、光ディスクの記録面に擦れ傷が生じること
を防止する。
【0115】カバー315は、図20に示されるよう
に、図18ならびに図19に示した底ケース314と組
み立てられることにより、光ディスク1の記録面を露出
させる窓として利用される開口部340、図示しないオ
ートチェンジ機構付きディスクドライブ装置によるカー
トリッジの自動交換を可能とするためのドライブ装置の
図示しないグリッパと接続される2つのグリッパスロッ
トのうちの一方346を有している。
【0116】また、開口部340の近傍には、図示しな
いシャッタが移動される際に、シャッタに設けられた図
示しないベルト部材を案内するシャッタガイド347が
形成されている。なお、シャッタガイド347は、カバ
ー315の挿入面の側が広く形成されたテーパ348を
有している。このテーパ348は、ディスクドライブ装
置にRAMディスクカートリッジを挿入する際の挿入角
度の許容範囲を広げ、装置へのカートリッジの挿入を容
易にする。
【0117】さらに、カバー315の図20において右
下方に位置する位置には、図22,図23を用いて後述
するディスク取り出し蓋を回動可能に支持する支点穴3
49が形成されている。
【0118】カバー315はまた、図21に示されるよ
うに、図10および図11に示したドライブ装置のシャ
ッターオープナによりシャッタが移動される際に、シャ
ッタから延出されている図示しないベルト部材を案内す
るガイド351、図22,図23に後述するディスク取
り出し蓋のロック爪を保持するノッチ352を有してい
る。また、カバー315は、開口部340の中心部から
カバー315の挿入端側に向けて放射状、且つ、中心部
から挿入端側に向けて次第に高さが増大された光ディス
クのカートリッジからの取り出しおよびカートリッジへ
の光ディスクの挿入の際に光ディスクの記録面とカバー
315とが不所望に接触することを防止するディスク保
護ブリッジ353およびディスクがカートリッジ内に収
容されている状態でディスクの記録面と直交する方向か
らの外力によりディスクの記録面とカバー315が不所
望に接触することを防止するセンターリブ354を有し
ている。
【0119】ディスク保護ブリッジ353は、カートリ
ッジから光ディスクが取り出される場合およびカートリ
ッジに光ディスクが挿入される場合に、光ディスクの記
録面に先立って外周部と接触することで、光ディスクの
記録面に擦れ傷が生じることを防止する。
【0120】センターリブ354は、カートリッジの外
側からカートリッジに不所望な圧力が提供された場合
に、光ディスクの中心付近に固有の非記録領域と接する
ことにより、光ディスクの記録面に擦れ傷が生じること
を防止する。
【0121】図22は、図18,図19に示した底ケー
ス314と図20,図21に示したカバー315が組み
立てられた状態のディスクカートリッジと組み合わせら
れるディスク取り出し蓋の一例を示す概略図である。
【0122】図22に示されるよう、ディスク取り出し
蓋313は、底ケース314に形成されたノッチ332
とカバー315に形成されたノッチ352により提供さ
れるロック穴 (組み立て状態は図示せず) と接続される
ことで、蓋313が不所望に開放されることを防止する
ロック爪360、蓋313が開放された際に、カートリ
ッジ内部に収容されている光ディスクが不所望に脱落す
ることを防止する平面部 (トレイ) 361、底ケース3
14に形成されたロケーションホール321に対して所
定の位置に形成され、ロケーションホール321ととも
にドライブ装置内でのRAMカートリッジの位置決めに
利用されるアライメントホール362、カートリッジ内
に収容されている光ディスクが少なくとも1度カートリ
ッジから取り出されたことを示す取り出し表示孔36
3、光ディスクへのデータの書込みを禁止するためのラ
イトプロテクタ364ならびにカートリッジの所定の条
件の検出に利用される第1および第2の貫通孔365
a,365bを有している。また、図22において右側
の中央付近には、図示しないオートチェンジ機構付きの
ディスクドライブ装置によるディスクカートリッジの自
動交換を可能とするために、ディスクドライブ装置の図
示しないグリッパと接続されるグリッパスロット366
が配置されている。なお、グリッパスロット366は、
底ケース314のグリッパスロット326と結合され
て、ドライブ装置の図示しないグリッパと接続される。
【0123】図24ないし図27には、図1ないし図7
に示したディスク取り出し機構付きRAMカートリッジ
に類似した実施の形態が示されている。なお、図1ない
し図7に示した構成と同一の構成には、同じ符号を附し
て詳細な説明を省略する。
【0124】図24に示されるように、図8ならびに図
9に示した片面記録RAMディスク1を収容する底ケー
ス414は、図25に後述するカバー415とともにカ
ートリッジとして組み立てられた状態 (組み立てた状態
は省略する) で光ディスク1の記録面を露出させる窓と
して利用される開口部20、図10ならびに図11に示
したディスクドライブ装置内でのRAMカートリッジの
位置決めに利用されるロケーションホール21、ロケー
ションホール21から所定の位置に形成され、ロケーシ
ョンホール21とともにドライブ装置内でのRAMカー
トリッジの位置決めに利用されるアライメントホール2
2、RAMカートリッジ内に収容されているRAMディ
スクが少なくとも1度カートリッジから取り出されたこ
とを示す取り出し表示孔23、RAMディスクに対する
データの書込みを禁止するための図26および図27を
用いて後述するライトプロテクタの位置を表示可能な開
口24および所定の条件の検出に利用される第1および
第2の貫通孔25a,25bを有している。
【0125】底ケース414はまた、図25に後述する
カバー415と溶着される際に溶融するリブ30、図1
0ならびに図11に示すドライブ装置のシャッターオー
プナによりシャッタが移動される際に、シャッタから延
出された図示しないベルト部材を案内するガイド31、
図26および図27を用いて後述する蓋部材のロック爪
を保持するノッチ432および蓋部材がカートリッジか
ら開放される場合に蓋部材の後述する回動部を回動可能
に保持する蓋保持機構433を有している。なお、ノッ
チ432および蓋保持機構433は、図1ないし図7に
示した実施の形態に比較して、左右方向で逆向きに形成
される。
【0126】カバー415は、図25に示されるよう
に、図24に示した底ケース414と組み立てられた状
態で窓として利用される開口部40、RAMカートリッ
ジ内に収容されている光ディスクが少なくとも1度カー
トリッジから取り出されたことを示す取り出し表示機構
43、光ディスク1に対するデータの書込みを禁止する
ための図26を用いて後述するライトプロテクタの位置
を表示可能な開口44、所定の条件の検出に利用される
第1および第2の貫通孔45a,45bを有している。
【0127】カバー415は、既に説明したディスクド
ライブ装置のシャッターオープナにより図示しないシャ
ッタが移動される際に、シャッタから延出されているベ
ルト部材を案内するガイド51、図26および図27に
後述する蓋部材のロック爪を保持するノッチ452およ
び蓋部材がカートリッジから開放される場合に蓋部材の
回動部を保持する蓋保持部453を有している。なお、
ノッチ452および蓋保持部453は、図1ないし図7
に示した実施の形態に比較して、左右方向で逆向きに形
成される。
【0128】図26および図27は、図24および図2
5に示した底ケースおよびカバーと組み合わせられる蓋
部材を示す概略図および部分断面図である。
【0129】図26および図27に示されるように、蓋
部材413は、カバー415に形成されたノッチ452
と底ケース414に形成されたノッチ432が組立てら
れることにより提供されるロック穴 (組み立て状態は図
示せず) と接続されることで蓋部材413が不所望に開
放されることを防止するロック爪460、この蓋部材4
13が開放された際に、カートリッジ内のRAMディス
クが不所望に脱落することを防止する平面部 (トレイ)
461、底ケース414のロケーションホール21に対
して所定の位置に形成され、カートリッジに収容されて
いる光ディスクが少なくとも1度カートリッジから取り
出されたことを示す取り出し表示孔463、ディスクへ
のデータの書込みを禁止するライトプロテクタ464な
らびにカートリッジの所定の条件の検出に利用される第
1および第2の貫通孔465a,465bを有してい
る。
【0130】ライトプロテクタ464は、図7を用いて
既に説明したブレーキ65と実質的に同一の構成が与え
られたブレーキ467により、ディスクへのデータの書
き込みを許可する図示しない第1の位置とディスクへの
データの書き込みを禁止する図示しない第2の位置との
間を、任意に移動される。なお、ライトプロテクタ46
4は、たとえば、先の尖ったペンあるいは鉛筆等によ
り、カバー415から底ケース414に向かう方向の荷
重が与えられるためのブレーキ解放穴464hを有し、
ユーザにより所定の荷重が与えられることによりブレー
キ467との接触が解除されて、第1の位置と第2の位
置とを、自在に移動可能となる。
【0131】さらに、蓋部材413の図26において左
下方に位置する位置には、図24,図25に示した底ケ
ース414およびカバー415のそれぞれに形成されて
いる蓋保持機構433ならびに蓋保持部453により回
転可能に支持され、底ケースとカバーとがカートリッジ
として組み立てられた状態で、蓋部材413の回動中心
となる支点469が形成されている。なお、支点469
は、蓋保持機構433と蓋保持部443とにより支持さ
れることで、蓋部材413を、図1ないし図7に示した
実施の形態に比較して逆向きに開放可能とする。
【0132】カバー415の取り出し表示機構43は、
支点469と反対の側すなわち図26において右下方に
位置されることから、カートリッジからディスクを取り
出すために蓋部材413を回動させる角度は、図1ない
し図7に示した例に比較して1/2程度に低減される。
【0133】また、図18ないし図23に示した例に比
較して、光ディスクの記録面と直交する方向に蓋部材が
不所望に揺れることが低減されるので、蓋部材413の
支点469が損傷してカートリッジから脱落することが
防止される。
【0134】図28および図29には、図6および図7
に示した蓋のさらに別の例が示されている。なお、底ケ
ースおよびカバーは、図2ないし図5に示した構成を僅
かに変形させることにより容易に提供されることから詳
細な説明を省略する。
【0135】図28および図29に示されるように、蓋
部材513は、図示しない底ケースに形成されたノッチ
と図示しないカバーに形成されたノッチが組立てられる
ことにより提供される図示しないロック穴と接続される
ことで蓋部材513が不所望に開放されることを防止す
るロック爪560、蓋部材513が開放された際に、カ
ートリッジ内の光ディスクが不所望に脱落することを防
止する案内溝561、図示しないカバーの所定の位置に
形成され、カートリッジの光ディスクが少なくとも1度
カートリッジから取り出されたことを示す取り出し表示
孔563、ディスクへのデータの書込みを禁止するライ
トプロテクタ564およびカートリッジの所定の条件の
検出に利用される第1および第2の貫通孔565a,5
65bを有している。なお、ライトプロテクタ564
は、図27により説明したブレーキ465と実質的に同
一の構成が与えられたブレーキ567により、ディスク
へのデータの書き込みを許可する図示しない第1の位置
とディスクへのデータの書き込みを禁止する図示しない
第2の位置との間を、任意に移動される。
【0136】また、蓋部材513の図28において右下
方に位置する位置には、図示しない底ケースおよび図示
しないカバーのそれぞれに形成されている蓋保持機構お
よび蓋保持部 (それぞれ、図3および図5に示した構成
と同様に形成される) により回転可能に支持され、底ケ
ースとカバーとがカートリッジとして組み立てられた状
態で、蓋部材513の回動中心となる支点569が形成
されている。
【0137】支点569は、図示しない底ケースの蓋保
持機構と図示しないカバーの蓋保持部とにより支持され
ることで、蓋部材513を、図1ないし図7に示した実
施の形態と同一の方向に開放可能とする。なお、蓋部材
513は、ロック爪560による図示しないカートリッ
ジのロック穴との結合が解除されることにより、支点5
69を回動中心として大きく旋回されるものの、カート
リッジ内の光ディスクは、案内溝561により一時的に
停止されることから、カートリッジから不所望にディス
クが脱落することが防止される。図30は、図1に示し
たRAMカートリッジ10において、ライトプロテクタ
64が第1の位置10aと第2の位置10bとの間を自
在に移動可能とする開口すなわち底ケース14に形成さ
れる開口24とカバー15に形成される開口44の特徴
を示す部分平面図である。なお、図30 (a) は、底ケ
ース14を図2に示した表面方向から見た状態を示し、
また、図30 (b) は、カバー15を図4に示した表面
方向から見た状態を示している。
【0138】図30に示されるように、蓋13のライト
プロテクタ64は、たとえば、図7(a) に示したよう
に (図6,図22,図26あるいは図28のいづれも同
様である) 、ブレーキ65と接触されるストッパ64
a、ストッパ64aを保持する台座部64bおよび台座
部64bから光ディスクの記録面と直交する方向に突出
され、図11に示した書き込み検出装置132に対して
所定の反射率を提供する表示部64cを含んでいる。
【0139】台座部64bは、蓋13の所定の位置から
延出されたアーム64dの基部 (符号を附さない) を回
転中心とした半径R1で示される円弧に沿って移動可能
に、形成される。その一方で、表示部64cは、ストッ
パ64aとブレーキ65により提供され、書き込み禁止
を示す第1の位置と書き込み許可を第2の位置との間を
移動される。従って、表示部64cは、台座部64bを
支持するアームの基部を回転中心とした半径R1の円弧
とは異なり、ブレーキ65とストッパ64aとが接触さ
れることでブレーキ65の形状に依存して提供される半
径R2の円弧に沿って回動される。
【0140】このことから、底ケース14に形成される
開口24とカバー15に形成される開口44のそれぞれ
は、半径R1の円弧と半径R2の円弧が合成された形状
に、成される。なお、半径R2の円弧は、ブレーキ65
とストッパ64aのそれぞれの形状に依存して形成され
ることから、ブレーキ65とストッパ64aの形状を最
適化することで、半径R2と半径R1を同一の円弧とす
ることもできる。
【0141】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
記録媒体としての光ディスクは、開閉機構を有するRA
Mカートリッジに収容される。光ディスクは、カートリ
ッジに収容された状態でデータの書き込みが可能である
とともにカートリッジから取り出すことで、読み出し専
用のドライブ装置によるデータの再生が可能となる。こ
れにより、あるユーザによりデータが書き込まれた光デ
ィスクのデータを、複数のユーザで共有することができ
る。
【0142】RAMカートリッジは、少なくとも一度光
ディスクが取り出されたことを表示する表示機構を有す
ることから、一度取り出された光ディスクに、さらにデ
ータを書き込む場合に生じることのある速度の低下等に
対する注意事項を、ユーザに報知できる。
【0143】また、取出し可能な光ディスクは、記録面
が一方の面のみに制限されるものの他の一方の面にユー
ザが任意に目視情報を記録可能な目視情報記録領域を有
し、目視情報記録領域にユーザが任意の識別情報を表示
可能であることから、取り出した光ディスクがどのカー
トリッジから取り出されたものであるかを容易に識別可
能となる。
【0144】さらに、RAMカートリッジの蓋部は、カ
ートリッジ本体から開放可能に形成される。ここで、蓋
部は、カートリッジに一体に形成されるオートチェンジ
機構付きディスクドライブ装置によるオートチェンジ機
構のためのグリッパスロットと少なくとも1度ディスク
が取り出されたことを示すディスク取り出し表示部とデ
ィスクへのデータの書き込みを禁止するライトプロテク
トとを含んで、カートリッジ本体から開放される。これ
により、光ディスクの外径よりも僅かに大きなRAMカ
ートリッジにおいて、RAMカートリッジに収容されて
いる光ディスクを容易に取り出し可能となる。
【0145】また、カートリッジの内部を形成する底ケ
ースおよびカバーの内側の面には、光ディスクの記録面
と底ケースおよびカバーが擦れることを防止する複数の
突起ならびに保護部材が形成されていることから、ディ
スクをカートリッジから取り出す場合およびカートリッ
ジにディスクを挿入する場合あるいはカートリッジにデ
ィスクの記録面と直交する方向の外力が与えられた場合
に、ディスクの記録面に傷が付くことが防止される。
【0146】さらに、蓋部には、不用意に蓋部が開放さ
れた場合であっても、カートリッジからディスクが脱落
することを防止するディスク保持部が形成されているの
で、カートリッジに収容されているディスクが不所望に
落下して損傷を受けることが防止される。
【0147】またさらに、ライトプロテクタは、蓋部に
一体に形成されたブレーキにより、ディスクへのデータ
の書き込みを禁止する第1の位置およびデータの書き込
みを許可する第2の位置を正確に表示可能であるから、
既に書き込まれているデータが、誤って消去されること
が防止される。なお、ライトプロテクタは、所定方向か
ら外力が与えられることで容易にブレーキから開放可能
に形成されるとともに外力が集約される凹部を有するこ
とから、僅かな外力により、データの書き込みを禁止す
る第1の位置とデータの書き込みを許可する第2の位置
との間を、移動される。
【0148】さらにまた、ディスクカートリッジの表裏
の誤挿入の防止は、底ケースのみに提供される非貫通グ
リッパスロットあるいは正面から見て両サイドの側壁の
一方にのみ提供されるインシャーションスロットもしく
は底ケースにのみ配置されるディテントピンの当たりの
いづれかまたは組み合わせにより達成され、ディスクド
ライブ装置の形態にかかわらず、背面挿入を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用されるRAMカー
トリッジを示す概略図。
【図2】図1に示したRAMカートリッジの底ケースの
表面の平面図。
【図3】図1に示したRAMカートリッジの底ケースの
背面の平面図。
【図4】図1に示したRAMカートリッジのカバーの表
面の平面図。
【図5】図1に示したRAMカートリッジのカバーの背
面の平面図。
【図6】図1に示したRAMカートリッジの蓋の概略平
面図。
【図7】図6に示したRAMカートリッジの蓋の部分断
面図。
【図8】図1に示したRAMカートリッジに収容される
片面記録光ディスクの概略断面図。
【図9】図8に示した片面記録光ディスクの概略平面
図。
【図10】図1ないし図9に示したRAMカートリッジ
の光ディスクにデータを記録し、光ディスクからデータ
を再生する光ディスクドライブ装置の概略断面図。
【図11】図10に示した光ディスクドライブ装置の概
略平面図。
【図12】図1ないし図7に示したRAMカートリッジ
の別の実施の形態を示す概略図。
【図13】図12に示したRAMカートリッジの底ケー
スの表面の平面図。
【図14】図12に示したRAMカートリッジの底ケー
スの背面の平面図。
【図15】図12に示したRAMカートリッジのカバー
の表面の平面図。
【図16】図12に示したRAMカートリッジのカバー
の背面の平面図。
【図17】図12ないし図16に示した両面RAMディ
スクカートリッジに組み込まれるライトプロテクタの一
例を示す概略図。
【図18】図1ないし図7に示したRAMカートリッジ
とは異なる底ケースの表面の平面図。
【図19】図18に示した底ケースの内面の平面図。
【図20】図1ないし図7に示したRAMカートリッジ
とは異なるカバーの表面の平面図。
【図21】図20に示した底ケースの内面の平面図。
【図22】図18ないし図21に示した底ケースならび
にカバーにより提供されるRAMカートリッジに利用さ
れる蓋の概略平面図。
【図23】図22に示したRAMカートリッジの蓋の部
分断面図。
【図24】図1ないし図7に示したRAMカートリッジ
とは異なる底ケースの内面の平面図。
【図25】図1ないし図7に示したRAMカートリッジ
とは異なるカバーの内面の平面図。
【図26】図24および図25に示した底ケースならび
にカバーにより提供されるRAMカートリッジに利用さ
れる蓋の概略平面図。
【図27】図26に示したRAMカートリッジの蓋の部
分断面図。
【図28】図6および図7に示した蓋とは異なる蓋部材
の概略平面図。
【図29】図28に示したRAMカートリッジの蓋の部
分断面図。
【図30】図1に示したRAMカートリッジのライトプ
ロテクタが第1の位置と第2の位置との間を自在に移動
可能とする底ケースに形成される開口とカバーに形成さ
れる開口の特徴を示す部分平面図。
【符号の説明】
1 …光ディスク、 2 …ディスク媒体、 3 …ハブ、 4 …反射層、 5 …相変化型記録層、 6 …保護層、 7 …目視情報表示領域、 8 …インデックスエリア、 10 …RAMカートリッジ (ディスク取り出し機構付
きRAMディスクカートリッジ) 、 10a…第1の位置、 10b…第2の位置、 11 …カートリッジ本体、 11a…窓、 12 …シャッタ、 13 …蓋、 14 …底ケース、 15 …カバー、 16 …ガイド溝、 20 …開口部、 21 …ロケーションホール、 22 …アライメントホール、 23 …取り出し表示孔、 24 …開口、 25a…第1の貫通孔、 25b…第2の貫通孔、 26 …グリッパスロット、 27 …シャッタガイド、 30 …リブ、 31 …ガイド、 32 …ノッチ、 33 …蓋保持機構、 40 …開口部、 43 …取り出し表示機構、 43a…遮蔽体、 44 …開口、 45a…第1の貫通孔、 45b…第2の貫通孔、 46 …グリッパスロット、 47 …シャッタガイド、 48 …メッセージエリア、 49 …ラベル貼付部、 51 …ガイド、 52 …ノッチ、 53 …蓋保持部、 60 …ロック爪、 61 …支点突起、 62 …ロックアーム、 63 …ディスク取り出し表示孔、 64 …ライトプロテクタ、 64a…ストッパ、 65 …ブレーキ、 100 …ドライブ装置 (光ディスクドライブ装置) 、 101 …装置本体、 102 …ベース、 103 …第1の側壁、 104 …第2の側壁、 105 …中間ベース、 106 …開口、 107 …カートリッジ挿脱口、 108 …カートリッジホルダ、 108a…圧縮ばね、 109a…第1のガイド壁、 109b…第2のガイド壁、 110 …カートリッジ押え、 111 …シャッターオープナ、 112 …補助突起、 113 …スピンドルモータ、 114 …昇降機構、 115 …ターンテーブル、 120 …光ヘッド装置、 121 …リニアモータ、 122 …キャリッジ、 123 …ガイドレール、 124 …対物レンズ、 131 …ディスク取り出し検出装置、 132 …書き込み検出装置。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相変化型記録層とこの相変化型記録層に対
    向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記カートリッジ本体に対して開閉可能に形成され、前
    記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取り出し
    ならびに再挿入を可能とする蓋部材と、を有するディス
    クカートリッジ。
  2. 【請求項2】相変化型記録層とこの相変化型記録層に対
    向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記カートリッジ本体の前記ディスク排出報知手段に最
    も近い角部を軸として開閉可能に形成され、前記ディス
    ク媒体の前記カートリッジ本体からの取り出しならびに
    再挿入を可能とする蓋部材と、を有するディスクカート
    リッジ。
  3. 【請求項3】相変化型記録層とこの相変化型記録層に対
    向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記カートリッジ本体が記録装置に挿入される方向と対
    向する側の側面の近傍の一点を軸として開閉可能に形成
    され、前記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの
    取り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材と、を有す
    るディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】相変化型記録層とこの相変化型記録層に対
    向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記カートリッジ本体が記録装置に挿入される方向と対
    向する側の側面と接する角部であって、前記ディスク排
    出報知手段から離れた角部を軸として開閉可能に形成さ
    れ、前記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取
    り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材と、を有する
    ディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】相変化型記録層とこの相変化型記録層に対
    向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記カートリッジ本体が記録装置に挿入される方向に位
    置する一端部を除いた3側面のいづれかに設定された一
    点を軸として開閉可能に形成され、前記ディスク媒体の
    前記カートリッジ本体からの取り出しならびに再挿入を
    可能とする蓋部材と、を有するディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】相変化型記録層とこの相変化型記録層に対
    向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体を外部からの保持手段により保持
    可能とするために前記カートリッジ本体の所定の位置に
    形成された凹部と、 前記カートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段と前記凹
    部とともに前記カートリッジ本体が記録装置に挿入され
    る方向と対向する側の側面の近傍の一点を軸として開閉
    可能に形成され、前記ディスク媒体の前記カートリッジ
    本体からの取り出しならびに再挿入を可能とする蓋部材
    と、を有するディスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】相変化型記録層とこの相変化型記録層に対
    向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体を外部からの保持手段により保持
    可能とするために前記カートリッジ本体の所定の位置に
    形成された凹部と、 前記カートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記凹部とともに前記カートリッジ本体が記録装置に挿
    入される方向と対向する側の側面と接する角部であっ
    て、前記ディスク排出報知手段から離れた角部を軸とし
    て開閉可能に形成され、前記ディスク媒体の前記カート
    リッジ本体からの取り出しならびに再挿入を可能とする
    蓋部材と、を有するディスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】相変化型記録層とこの相変化型記録層に対
    向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体を外部からの保持手段により保持
    可能とするために前記カートリッジ本体の所定の位置に
    形成された凹部と、 前記カートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記凹部とともに前記カートリッジ本体が記録装置に挿
    入される方向に位置する一端部を除いた3側面のいづれ
    かに設定された一点を軸として開閉可能に形成され、前
    記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取り出し
    ならびに再挿入を可能とする蓋部材と、を有するディス
    クカートリッジ。
  9. 【請求項9】相変化型記録層とこの相変化型記録層に対
    向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段と前記ディスク媒体が前記カートリッジ本体
    が不用意に脱落することを防止するディスク案内手段を
    含み、このディスク排出報知手段とともに前記カートリ
    ッジ本体に対して開閉可能に形成され、前記ディスク媒
    体の前記カートリッジ本体からの取り出しならびに再挿
    入を可能とする蓋部材と、を有するディスクカートリッ
    ジ。
  10. 【請求項10】相変化型記録層とこの相変化型記録層に
    対向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有す
    るディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記デ
    ィスク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段と前記ディスク媒体が前記カートリッジ本体
    が不用意に脱落することを防止するために前記ディスク
    媒体を保持するディスク保持手段を含み、このディスク
    排出報知手段とともに前記カートリッジ本体に対して開
    閉可能に形成され、前記ディスク媒体の前記カートリッ
    ジ本体からの取り出しならびに再挿入を可能とする蓋部
    材と、を有するディスクカートリッジ。
  11. 【請求項11】中心付近に形成された開口部から記録装
    置に挿入される方向に位置する一端部に向けて放射状に
    延出され、前記開口部からの距離が増大されるにつれて
    周辺の平面部から突出される突出量が増大された複数の
    突起部を有し、相変化型記録層とこの相変化型記録層に
    対向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有す
    るディスク媒体を外部に排出可能であって、前記ディス
    ク媒体と前記平面部とディスク媒体とが接触することを
    防止しながら前記ディスク媒体を収容するカートリッジ
    本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記カートリッジ本体に対して開閉可能に形成され、前
    記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取り出し
    ならびに再挿入を可能とする蓋部材と、を有するディス
    クカートリッジ。
  12. 【請求項12】中心付近に形成された開口部から記録装
    置に挿入される方向に位置する一端部に向けて放射状に
    延出され、前記開口部からの距離が増大されるにつれて
    周辺の平面部から突出される突出量が増大された複数の
    突起部と前記開口部を取り巻くように形成された円弧上
    の突起部とを有し、相変化型記録層とこの相変化型記録
    層に対向する側の面に形成された目視情報記録領域とを
    有するディスク媒体を外部に排出可能であって、前記デ
    ィスク媒体と前記平面部とディスク媒体とが接触するこ
    とを防止しながら前記ディスク媒体を収容するカートリ
    ッジ本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記カートリッジ本体に対して開閉可能に形成され、前
    記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取り出し
    ならびに再挿入を可能とする蓋部材と、を有するディス
    クカートリッジ。
  13. 【請求項13】相変化型記録層とこの相変化型記録層に
    対向する側の面に形成された目視情報記録領域とを有す
    るディスク媒体を外部に排出可能であって、前記ディス
    ク媒体に情報を記録する記録装置に対して挿入される方
    向の一端部に隣接された2側面の前記一端部と接する位
    置から奥行き方向に向かって次第に幅が狭められた溝を
    有し、ディスク媒体を収容するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体から前記ディスク媒体が、少なく
    とも1度、外部に排出されたことを報知するディスク排
    出報知手段を含み、このディスク排出報知手段とともに
    前記カートリッジ本体に対して開閉可能に形成され、前
    記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取り出し
    ならびに再挿入を可能とする蓋部材と、を有するディス
    クカートリッジ。
  14. 【請求項14】相変化型記録層とこの相変化型記録層に
    対向する側の面に形成された目視情報記録領域およびデ
    ィスク媒体の材質よりも反射率が低くかつ目視可能なデ
    ータの書き込みにより提供される書き込み媒体が残留可
    能な摩擦係数が与えられた書き込み可能領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体の相変化型記録層と直交する方向の2側面のい
    づれか一方に逆方向の挿入を阻止する凹部が形成され、
    前記ディスク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本
    体と、 このカートリッジ本体に対して開閉可能に形成され、前
    記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取り出し
    ならびに再挿入を可能とする蓋部材と、 前記カートリッジ本体と一体に形成され、前記ディスク
    媒体の記録面と直交する方向の外力が与えられることで
    前記カートリッジに収容されている前記ディスク媒体へ
    の情報の書き込み禁止を示す第1の位置と前記カートリ
    ッジに収容されている前記ディスク媒体への情報の書き
    込みを許可する第2の位置との間を移動可能な書き込み
    条件設定手段と、を有するディスクカートリッジ。
  15. 【請求項15】相変化型記録層とこの相変化型記録層に
    対向する側の面に形成された目視情報記録領域およびデ
    ィスク媒体の材質よりも反射率が低くかつ目視可能なデ
    ータの書き込みにより提供される書き込み媒体が残留可
    能な摩擦係数が与えられた書き込み可能領域とを有する
    ディスク媒体を、外部に排出可能に形成され、前記ディ
    スク媒体の相変化型記録層と直交する方向の2側面のい
    づれか一方に逆方向の挿入を阻止する凹部が形成され、
    前記ディスク媒体を密閉可能に収容するカートリッジ本
    体と、 このカートリッジ本体に対して開閉可能に形成され、前
    記ディスク媒体の前記カートリッジ本体からの取り出し
    ならびに再挿入を可能とする蓋部材と、 前記カートリッジ本体と一体に形成され、前記カートリ
    ッジに収容されている前記ディスク媒体への情報の書き
    込み禁止を示す第1の位置と前記カートリッジに収容さ
    れている前記ディスク媒体への情報の書き込みを許可す
    る第2の位置との間を移動可能な書き込み条件設定手段
    と、 この書き込み条件設定手段が前記第1の位置と前記第2
    の位置との間を不所望に移動することを抑止する移動禁
    止手段と、を有するディスクカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1557834A2 (en) * 1998-05-23 2005-07-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Cartridge for an information recording medium

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1557834A2 (en) * 1998-05-23 2005-07-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Cartridge for an information recording medium
EP1557834A3 (en) * 1998-05-23 2006-12-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Cartridge for an information recording medium
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