JP3039512B2 - ロータリエンコーダカウント装置およびロータリエンコーダカウント方法、並びに記録媒体 - Google Patents

ロータリエンコーダカウント装置およびロータリエンコーダカウント方法、並びに記録媒体

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JP3039512B2 JP10123925A JP12392598A JP3039512B2 JP 3039512 B2 JP3039512 B2 JP 3039512B2 JP 10123925 A JP10123925 A JP 10123925A JP 12392598 A JP12392598 A JP 12392598A JP 3039512 B2 JP3039512 B2 JP 3039512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリエンコー
ダカウント装置およびロータリエンコーダカウント方
法、並びに記録媒体に関し、特に、ロータリエンコーダ
から出力される信号の変化をカウントする場合におい
て、ノイズ等による誤カウントがないようにしたロータ
リエンコーダカウント装置およびロータリエンコーダカ
ウント方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトウェアによるロータリエン
コーダカウントは、出力信号のエッジを検出し、それを
カウントすることにより行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ソフトウェアによるロータリエンコーダカウントにおい
ては、ノイズ等による信号変化が原因となって、カウン
ト誤差を生じる場合がある課題があった。
【0004】これは、ロータリエンコーダの出力信号が
ノイズ等によって変化した場合でも、その変化を正常な
信号変化としてカウントしてしまうためである。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ロータリエンコーダの出力信号の変化をカ
ウントする場合において、ノイズ等の影響を排し、誤り
のないカウントを行うことができるようにするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のロータ
リエンコーダカウント装置は、ロータリエンコーダから
出力される出力信号の変化をカウントするロータリエン
コーダカウント装置であって、出力信号の変化を検出す
る検出手段と、検出手段により、出力信号の変化が検出
されてから、所定の基準時間だけ計時する計時手段と、
計時手段により、基準時間だけ計時されたときの出力信
号のレベルを計測する計測手段と、計測手段によって計
測された出力信号のレベルを記憶する第1の記憶手段
と、所定のタイミングで転送されてきた第1の記憶手段
に記憶されている出力信号のレベルを記憶する第2の記
憶手段と、第1の記憶手段に記憶されているレベルと、
第2の記憶手段に記憶されているレベルに基づいて、ロ
ータリエンコーダの出力信号の変化をカウントしたカウ
ント値を更新するか否かを判定する判定手段と、判定手
段の判定結果に応じて、カウント値を更新する更新手段
とを備え、第1の記憶手段に記憶されている出力信号の
レベルは、判定手段による判定処理が終了したタイミン
グで、第2の記憶手段に転送されることを特徴とする。
また、計時手段によって計時される時間は、出力信号の
レベルが変化する周期より短く、ノイズにより出力信号
のレベルが変動する時間より長い時間であるようにする
ことができる。また、判定手段は、第1の記憶手段に記
憶されている出力信号のレベルと、第2の記憶手段に記
憶されている出力信号のレベルとが異なる場合、カウン
ト値を更新すべきであると判定するようにすることがで
きる。また、検出手段は、ロータリエンコーダの出力信
号の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジを検出す
るようにすることができる。請求項5に記載のロータリ
エンコーダカウント方法は、ロータリエンコーダから出
力される出力信号の変化をカウントするロータリエンコ
ーダカウント方法であって、出力信号の変化を検出し、
出力信号の変化が検出されてから、所定の基準時間だけ
計時し、基準時間だけ経過したときの出力信号のレベル
を計測し、計測された出力信号のレベルと、前回出力信
号の変化が検出されてから基準時間だけ経過したときに
計測された出力信号のレベルに基づいて、ロータリエン
コーダの出力信号の変化をカウントしたカウント値を更
新するか否かを判定し、判定結果に応じて、カウント値
を更新することを特徴とする。請求項6に記載の記録媒
体は、請求項5に記載のロータリエンコーダカウント方
法を実行可能なプログラムが記録されていることを特徴
とする。本発明に係るロータリエンコーダカウント装置
およびロータリエンコーダカウント方法、並びに記録媒
体においては、出力信号のエッジが検出されてから所定
の時間だけ経過したときの出力信号のレベルを計測し、
計測された出力信号のレベルと、前回エッジが検出され
てから所定の時間だけ経過したときに計測された出力信
号のレベルに基づいて、ロータリエンコーダのカウント
値を更新するか否かを判定し、判定結果に応じて、ロー
タリエンコーダのカウント値を更新する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のロータリエンコ
ーダカウント装置の一実施の形態の構成例を示すブロッ
ク図である。ロータリエンコーダ10は、回転するのに
伴って、例えば、位相が約90度異なる2相パルスであ
る信号A及び信号Bを出力するようになされている。エ
ッジ検出部11は、ロータリエンコーダ10より供給さ
れた信号Aのレベルが変化するエッジを検出し、エッジ
が検出されたとき、所定の検出信号を出力するようにな
されている。
【0008】タイマカウント12は、エッジ検出部11
より、信号Aのレベルが変化するエッジを検出したこと
を示す検出信号が供給されたとき、カウント動作を開始
する。そして、所定の基準時間に対応するカウント数を
カウントし、カウント動作が終了したとき、所定のカウ
ント終了信号を出力するようになされている。
【0009】ロータリエンコーダカウント部100を構
成するレベル判定部101は、タイマカウント12より
カウント終了信号が供給されたタイミングで、ロータリ
エンコーダ10より供給される信号A及び信号Bの各レ
ベルを判定し、判定結果としての信号A及び信号Bの各
レベルをメモリ13に供給する。また、信号A及び信号
Bの各レベルを判定したことを示す信号を後述するロー
タリエンコーダカウント更新条件判定部102に供給す
るようになされている。ここで、ロータリエンコーダカ
ウント部100は、CPU(central proc
essingunit)上で動作するソフトウェアによ
って構成することができる。
【0010】メモリ13は、レベル判定部101より供
給されるロータリエンコーダ10が出力する今回の信号
A、Bの各レベルを格納するようになされている。ま
た、ロータリエンコーダカウント更新条件判定部102
によって更新条件が判定された後、次回の更新条件の判
定処理を行うために、メモリ13に格納されている今回
の信号A,Bの各レベルがメモリ14に転送されるよう
になされている。そして、メモリ14は、メモリ13よ
り転送されてきた信号A,Bの各レベルを、前回の信号
A,Bの各レベルとして格納するようになされている。
【0011】ロータリエンコーダカウント更新条件判定
部102は、メモリ13に格納されている今回の信号A
のレベルと、メモリ14に格納されている前回の信号A
のレベルとを比較し、ロータリエンコーダカウント更新
条件を満たすか否かを判定するようになされている。そ
して、その判定結果をロータリエンコーダカウント更新
部103に供給するようになされている。
【0012】後述するように、ロータリエンコーダカウ
ント更新条件は、今回の信号Aのレベルと前回の信号A
のレベルとが一致していないことである。信号Aの変化
があったとき、信号A、Bの各レベルをメモリ13に格
納するが、信号変化が起きてから、信号のレベルを判定
し、それをメモリ13に格納する処理の開始をタイマカ
ウント12により所定の基準時間だけ遅らせることで、
本来の信号Aの変化周期に比べて短い時間で変化する不
正な信号変化によるロータリエンコーダカウントの更新
を防止するようにしている。
【0013】ロータリエンコーダカウント更新部103
は、ロータリエンコーダカウント更新条件判定部102
より、ロータリエンコーダカウント更新条件を満たすと
いう判定結果が供給されたとき、ロータリエンコーダカ
ウントを更新するようになされている。
【0014】次に、図1乃至図3を参照して、その動作
について説明する。図2は、図1の実施の形態の動作を
示すフローチャートであり、図3は、図1のロータリエ
ンコーダカウント更新条件判定部102の更新条件判定
処理を説明するタイミングチャートである。
【0015】図3に示すように、メモリ14には、初期
値として、信号Aのレベル30a及び信号Bのレベル3
0bが格納されているものとする。そして、ロータリエ
ンコーダ10が出力する信号Aのレベルが、図3の変化
点31,32の順で変化したものとする。
【0016】ステップS1において、エッジ検出部11
により、ロータリエンコーダ10より供給される信号A
のレベルが変化したか否かが判定される。信号Aのレベ
ルが変化していないと判定された場合、ステップS1に
おける処理が繰り返し実行される。一方、信号Aのレベ
ルが変化したと判定された場合、エッジ検出部11は、
タイマカウント12に対して、タイマカウント動作の開
始を命令する。
【0017】ステップS2において、タイマカウント1
2は、エッジ検出部11からの命令に従って、タイマカ
ウント動作を開始する。そして、ステップS3に進み、
予め設定されている所定のカウント数だけカウントした
か否かが判定される。即ち、タイマカウント動作を終了
したか否かが判定される。タイマカウント動作を終了し
ていないと判定された場合、ステップS3の処理が繰り
返し実行される。一方、タイマカウント動作が終了した
と判定された場合、カウント動作を終了したことを示す
信号がレベル判定部101に供給される。
【0018】ステップS4においては、タイマカウント
12によりタイマカウント動作が終了したタイミング
で、レベル判定部101により、ロータリエンコーダ1
0より供給される信号A及び信号Bのレベルが判定され
る。例えば、図3において、信号Aの変化点31に対し
ては、タイマカウント動作が開始されてから、タイマカ
ウント動作が終了するまでの期間(タイマカウント動作
期間)だけ遅れたタイミングで、信号Aのレベル31a
及び信号Bのレベル31bが、レベル判定部101によ
りレベル判定され、判定結果としての信号A及び信号B
の各レベルがメモリ13に供給され、格納される。
【0019】次に、ステップS5に進み、ロータリエン
コーダカウント更新条件判定部102により、メモリ1
3に格納されている今回の信号Aのレベルと、メモリ1
4に格納されている前回の信号Aのレベルが比較され、
ロータリエンコーダカウント更新条件を満たしているか
否かが判定される。その結果、ロータリエンコーダカウ
ント更新条件を満たしていないと判定された場合、ステ
ップS7に進む。一方、ロータリエンコーダカウント更
新条件を満たしていると判定された場合、ロータリエン
コーダカウント更新部103に対して、ロータリエンコ
ーダカウントを更新するよう命令し、ステップS6に進
む。
【0020】ステップS6においては、ロータリエンコ
ーダカウント更新部103は、ロータリエンコーダカウ
ンタ更新条件判定部102からの命令に従って、ロータ
リエンコーダカウントを更新する。即ち、1だけインク
リメントする。
【0021】図3に示した例の場合、メモリ14に格納
されている前回の信号Aの状態であるレベル30aがL
レベル、メモリ13に格納されている今回の信号Aの状
態であるレベル31aがHレベルであるため、レベルが
一致しない。このことにより、ロータリエンコーダカウ
ント更新条件判定部102は、ロータリエンコーダカウ
ント更新条件を満たしていると判定し、ロータリエンコ
ーダカウント更新部103に対して、ロータリエンコー
ダカウントの更新を命令する。この命令に従って、ロー
タリエンコーダカウント更新部103は、ロータリエン
コーダカウントの更新を行う。
【0022】ロータリエンコーダカウントの更新後、ス
テップS7において、メモリ13に格納されている今回
の信号A及び信号Bの各レベルをメモリ14に転送し、
メモリ14に格納されている前回の信号A及び信号Bの
各レベルを更新する。
【0023】次に、ノイズ等により、信号Aに不正な変
化32が発生した場合の動作について説明する。
【0024】信号変化がノイズ等による不正な信号変化
であるか否かの判定は、ノイズによる信号変化の場合、
レベルが変化する期間が短いことを利用して行う。即
ち、短い期間の信号変化をノイズによる信号変化である
と判定する。
【0025】まず、エッジ検出部11は、信号Aの変化
32により、タイマカウント12のカウント動作を開始
させる。そして、タイマカウント12がカウント動作を
終了した時点における信号Aのレベル32a及び信号B
のレベル32bが、レベル判定部101によりレベル判
定され、判定結果としての信号Aのレベル32aと信号
Bのレベル32bとがメモリ13に供給される。メモリ
13は、レベル判定部101より供給された信号Aのレ
ベル32aと信号Bのレベル32bとを格納する。
【0026】このとき、ノイズによる信号Aの変化時間
が短いことから、タイマカウント12のカウント動作終
了直後にレベル判定部101によってレベル判定された
今回の信号Aのレベル32aは、メモリ14に格納され
ている前回の信号Aのレベル31aと同一レベルとな
り、上述したように、この今回の信号Aのレベル32a
は、メモリ13に格納される。
【0027】次に、ロータリエンコーダカウント更新条
件判定部102は、メモリ13に格納されている今回の
信号Aのレベル32aとメモリ14に格納されている前
回の信号Aのレベル31aとが同じHレベルであること
から、ロータリエンコーダカウント更新条件を満たして
いないと判定する。その結果、ロータリエンコーダ更新
部103によるロータリエンコーダカウントの更新は行
われない。
【0028】ロータリエンコーダカウント更新条件判定
後、メモリ13の内容がメモリ14に転送されるが、メ
モリ14に格納されている前回の信号Aのレベル31a
とメモリ13に格納されている今回の信号Aのレベル3
2aとは同一レベルであるため、更新条件の判断基準と
なるメモリ14に格納されている信号のレベルは変化し
ない。従って、次回のロータリエンコーダカウント更新
条件の判定には影響しない。
【0029】ここでは、信号Aのエッジをカウントする
場合についてだけ説明したが、上述した場合と同様にし
て、信号Bのエッジをカウントすることができる。従っ
て、信号Bのエッジのカウント方法についての説明はこ
こでは省略する。
【0030】このように、ロータリエンコーダカウント
更新条件を満たす場合にだけ、ロータリエンコーダの信
号変化のカウント値の更新を行うようにしたので、ノイ
ズやバウンス(bounce)(ロータリエンコーダが
回転し始めるとき、回転する方向とは逆方向にトルクが
加わっていると、わずかに逆方向に回転してから所定の
方向に回転し始めることがある。この、微少な逆方向へ
の回転をバウンスという)などによる影響を受けず、ロ
ータリエンコーダカウント結果に誤差が生じないように
することができる。その理由は、ロータリエンコーダカ
ウント更新条件判定を行うことにより、ロータリエンコ
ーダカウント更新対象外の信号変化を判定することがで
き、この信号変化を無視することができるからである。
【0031】また、ロータリエンコーダカウント更新条
件判定部102とロータリエンコーダカウント更新部1
03における処理をソフトウェアで行うため、専用のハ
ードウェアが不要となる。このため、装置のコストを低
減することができる。
【0032】以上のように、ソフトウェアにより、ロー
タリエンコーダの出力信号をカウントする場合におい
て、ノイズやバウンスの影響を排した誤りのないカウン
トを行うことができる。これにより、例えば、ロータリ
エンコーダによるモータの回転位置検出を正確に行うこ
とができる。
【0033】なお、上記実施の形態においては、ロータ
リエンコーダカウント部100を、CPU上で動作する
ソフトウェアによって構成するようにしたが、勿論、ハ
ードウェアによって構成するようにすることも可能であ
る。
【0034】また、上記実施の形態において、エッジ検
出部11の処理及びタイマカウント12の処理の少なく
ともいずれかをソフトウェアで行わせるようにすること
も可能である。
【0035】さらに、上記実施の形態において、メモリ
13,14をCPU内のレジスタで代用するようにする
ことも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るロータリエンコーダカウン
ト装置およびロータリエンコーダカウント方法、並びに
記録媒体によれば、出力信号の変化が検出されてから所
定の基準時間だけ経過したときの出力信号のレベルを計
測し、計測された出力信号のレベルと、前回出力信号の
変化が検出されてから基準時間だけ経過したときに計測
された出力信号のレベルに基づいて、ロータリエンコー
ダの出力信号の変化のカウント値を更新するか否かを判
定し、判定結果に応じて、ロータリエンコーダの出力信
号の変化のカウント値を更新するようにしたので、ロー
タリエンコーダの出力信号がノイズ等により変化して
も、その変化を正常な信号変化ではないと判定し、カウ
ントしないようにすることができ、ロータリエンコーダ
の出力信号の変化を正確にカウントすることができる。
また、ソフトウェアによって判定処理及びカウント処理
を行うことにより、装置のコストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリエンコーダカウント装置の一
実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のロータリエンコーダカウント装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図3】図1のロータリエンコーダ更新条件判定部10
2の判定方法を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 ロータリエンコーダ 11 エッジ検出部 12 タイマカウント 13,14 メモリ 100 ロータリエンコーダカウント部 101 レベル判定部 102 ロータリエンコーダカウント更新条件判定部 103 ロータリエンコーダ更新部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリエンコーダから出力される出力
    信号の変化をカウントするロータリエンコーダカウント
    装置であって、 前記出力信号の変化を検出する検出手段と、 前記検出手段により、前記出力信号の変化が検出されて
    から、所定の基準時間だけ計時する計時手段と、 前記計時手段により、前記基準時間だけ計時されたとき
    の前記出力信号のレベルを計測する計測手段と、 前記計測手段によって計測された前記出力信号のレベル
    を記憶する第1の記憶手段と、 所定のタイミングで転送されてきた前記第1の記憶手段
    に記憶されている前記出力信号のレベルを記憶する第2
    の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている前記レベルと、前
    記第2の記憶手段に記憶されている前記レベルに基づい
    て、ロータリエンコーダの出力信号の変化をカウントし
    たカウント値を更新するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に応じて、前記カウント値を更
    新する更新手段とを備え、 前記第1の記憶手段に記憶されている前記出力信号のレ
    ベルは、前記判定手段による判定処理が終了したタイミ
    ングで、前記第2の記憶手段に転送されることを特徴と
    するロータリエンコーダカウント装置。
  2. 【請求項2】 前記計時手段によって計時される時間
    は、前記出力信号のレベルが変化する周期より短く、ノ
    イズにより前記出力信号のレベルが変動する時間より長
    い時間であることを特徴とする請求項1に記載のロータ
    リエンコーダカウント装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記第1の記憶手段に
    記憶されている前記出力信号のレベルと、前記第2の記
    憶手段に記憶されている前記出力信号のレベルとが異な
    る場合、前記カウント値を更新すべきであると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のロータリエンコーダ
    カウント装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記ロータリエンコー
    ダの出力信号の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッ
    ジを検出することを特徴とする請求項1に記載のロータ
    リエンコーダカウント装置。
  5. 【請求項5】 ロータリエンコーダから出力される出力
    信号の変化をカウントするロータリエンコーダカウント
    方法であって、 前記出力信号の変化を検出し、 前記出力信号の変化が検出されてから、所定の基準時間
    だけ計時し、 前記基準時間だけ経過したときの前記出力信号のレベル
    を計測し、 計測された前記出力信号のレベルと、前回出力信号の変
    化が検出されてから前記基準時間だけ経過したときに計
    測された前記出力信号のレベルに基づいて、ロータリエ
    ンコーダの出力信号の変化をカウントしたカウント値を
    更新するか否かを判定し、 判定結果に応じて、前記カウント値を更新することを特
    徴とするロータリエンコーダカウント方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のロータリエンコーダカ
    ウント方法を実行可能なプログラムが記録されているこ
    とを特徴とする記録媒体。
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