JP3039333B2 - 自動車用ウインドウ装置 - Google Patents

自動車用ウインドウ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のドアパネル
の開口縁に取付けられる開閉可能なウインドウ装置に関
し、特にトラックのドアの下部に設けられる覗き窓とし
て好適な自動車用ウインドウ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラックのドアの下部には、運転席から
の視界を拡大するために、覗き窓と称する小窓が設けら
れている。この覗き窓は、その上部に設けられる摺動窓
の上下動の障害とならないように、二重窓構造となって
いる。このうちドアのインナーパネルに設けられる覗き
窓はゴミ等が付着して視界が悪くなったときに、清掃の
ために開閉可能とされることが多い。
【0003】上記のような覗き窓は強度の観点からガラ
スにより構成されているが(例えば実開昭55−136
615号、実開昭56−14718号)、重量が比較的
重い上、熱伝導率が大きいため結露しやすく、運転席か
らの視界を遮ることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決するため、軽量で比較的強度が大きくて、
結露が少なく、かつスペースを有効に使用でき、しかも
製造が容易で、覗き窓に適用可能な自動車用ウインドウ
装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は次の自動車用ウ
インドウ装置である。 (1) 自動車のドアパネルの開口縁部に取付けられる
開閉可能なウインドウ装置であって、ドアインナーパネ
ルに形成された開口縁の形状にほぼ対応する形状の外周
縁と、 この外周縁に沿って、ほぼ板状に形成されたフ
ランジ部と、このフランジ部の内周縁側から連結部を介
して車外側に一体に突出したほぼ板状の透視部とを有す
る本体部分、この本体部分のフランジ部の一側部に、ド
アインナーパネルに取付けられたヒンジ部材と係合可能
で開閉の軸となるように形成されたヒンジ部、およびこ
のヒンジ部の反対側のフランジ部に設けられたハンドル
を有するロック装置を備え 本体部分とヒンジ部は透明
な合成樹脂から一体的に形成され、 ウインドウ装置が取
付けられたとき、 フランジ部はドア開口縁部より車内側
に位置し、 透視部は連結部を介してドアインナーパネル
の開口縁部とほぼ同一面か車外側に突出し、 本体部分は
車内側に向けて開き、車外側に向けて閉じることを特徴
とする自動車用ウインドウ装置。 (2) 本体部分は通気孔を有する上記(1)記載の装
置。 (3) 本体部分はフランジ部に補強用リブを有する上
記(1)または(2)記載の装置。 (4) 本体部分の透視部はドアインナーパネルの開口
縁部よりも車外側に突出している上記(1)ないし
(3)のいずれかに記載の装置。 (5) 本体部分は下部の連結部またはその近傍にドア
インナーパネルの開口縁よりも車外側に突出する水滴侵
入防止用庇兼補強用リブを有する上記(1)ないし
(4)のいずれかに記載の装置。 (6) 本体部分を構成する合成樹脂はポリメチルメタ
クリレート樹脂またはポリカーボネート樹脂である上記
(1)ないし(5)のいずれかに記載の装置。 (7) 本体部分の透視部には硬質被膜または反射薄膜
が形成されている上記(1)ないし(6)のいずれかに
記載の装置。
【0006】
【作用】上記構成の本発明の自動車用ウインドウ装置は
自動車のドアパネルの開口部をふさぐように、開口縁部
に取付けて覗き窓を形成する。このときヒンジ部をドア
インナーパネルの所定位置に係合させて開閉の軸とす
る。そしてその反対側に設けられたロック装置のハンド
ルを手で持って開閉し、ハンドルを操作してロックす
る。
【0007】ドアパネルのアウターパネルの対応位置に
も、覗き窓が設けられるが、これは通常固定式のウイン
ドウとされる。この固定式ウインドウを透過した車外側
からの光が、上記ウインドウ装置の本体部分の透視部を
透過して運転者に視認され、運転者の視野を確保する。
【0008】本発明のウインドウ装置は、本体部分とヒ
ンジ部が透明合成樹脂から一体的に形成されるため、ガ
ラスに比べて軽量化が可能であり、構成部品の点数が減
少して製造コスト低減に寄与し、ガタ付きや緩みなどの
発生も抑制して長期の安定した使用状態が保てる。また
ウインドウ装置がドアインナーパネルの開口縁部に取付
けられたとき、フランジ部はドア開口縁部より車内側に
位置し、透視部をドアインナーパネルの開口縁部とほぼ
同一面か車外側に突出させる構造とすることにより、強
度、特に耐ねじり強度、耐曲げ強度を向上させる剛性を
単純な平板状の場合に比較して大きくするとともに、ス
ペースを有効に使用することができる。そして熱伝導率
が小さいため、車内とドア内の温度差があっても結露も
少なくなる。さらに車内に置かれた荷物、道具などが接
触する度合が少なくなるので、接触による傷付等の可能
性を減少させる。
【0009】上記のドアパネル内には、図示しない上部
窓の摺動ガラスが収容されて上下動するため、摺動ガラ
スとウェストモールディングのウエザーストリップ間か
ら多少の雨水が浸入して、ウインドウ装置等に曇りが生
じやすいが、ウインドウ装置の本体部分に通気孔を形成
すると、車内とドア内の温度差等が少なくなり、曇りの
発生が軽減される。
【0010】本発明のウインドウ装置の本体部分とヒン
ジ部はポリメチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂等の透明合成樹脂から射出成形法、真空成形法等
で一体的に形成されるが、好ましくは射出成形法により
フランジ部の内周縁側から連結部を介して、ほぼ板状の
透視部をドアインナーパネルの開口縁部とほぼ同一面か
車外側に一体に突出させた構造とすることにより、連結
部が補強リブとして作用することにより、本体部分全体
として剛性が大きくなって補強され、使用に耐える強度
が得られる。また突出により車内側のスペースが広くな
り、透視部への衝突の頻度は少なくなり、スペースが有
効に利用できる。
【0011】本体部分の強度、特に剛性は、フランジ部
に補強用リブを形成することによりさらに高くなる。補
強用リブはフランジ部の外周縁に沿って、車外側に突出
するように設けるのが好ましく、全周に設けることもで
きるが、少なくとも下側には設けるのがシール性を向上
させるのに好ましい。すなわち、透視部の車外側表面に
水滴が付着したときに、水滴は上側よりも下側から車内
に侵入しやすい。ここで下側に補強用リブを形成する
と、本体部分の下側部分は剛性が向上してロック時に
は、対向して配置されるウェルトのウエザーストリップ
に、安定して密着するので、下側における水密性(シー
ル性)を向上させることができる。
【0012】本体部分の透視部はドアインナーパネルの
開口縁よりも車外側に突出していると、連結部の突出幅
が大きくなって強度、特に剛性が高くなり、また車内側
スペースの有効利用度も上がる。そして本体部分の下
部、特に透視部の下部に先端がドアインナーパネルの開
口縁よりも車外側に突出する水滴侵入防止用庇兼補強用
リブを設けると、補強強度を大きくするほか、本体の透
視部分の外側を伝わって流下する水滴を庇の先端からイ
ンナーパネルの車外側に流下させることができ、これに
より車内側への水の侵入を防止することができる。
【0013】本体部分は表面に被膜を形成することがで
き、例えば車内側または車外側に硬化被膜を形成する
と、表面の傷付を防止して長期にわたって使用しても、
また清掃のためにふいたりしても傷付がなく、視界の悪
化を防止することができる。また反射薄膜を形成する
と、ハーフミラーが構成され、車内側から車外の透視が
可能で、車外側から車内側の透視を妨げることができ
る。
【0014】ヒンジ部としては本体部分を開閉可能に係
合させるものであれば、構造は限定されない。ロック機
構もハンドルの操作により、本体部分を閉じた状態でロ
ックできるものであれば、構造は限定されない。なお、
ハンドル操作に代えて磁石の吸着作用を利用したロック
(固定)でもよい。また、ハンドルは可動操作のものに
限られず、固定式の取手、つまみの類でもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面により説明する。図1はトラックのドアインナー
パネルの覗き窓に適用した実施形態のウインドウ装置を
車内側から見た正面図、図2はそのA−A断面図、図3
はB−B断面図である。なお、図1では右側がトラック
の前方、左側が後方となるように図示している。
【0016】図1〜3において、1はウインドウ装置で
あって、ドアインナーパネル2に形成された開口部3を
ふさぐように、その開口縁部4に取付けられるようにな
っている。5はドアインナーパネルの車内側に貼着けら
れたドアトリム、6はドアインナーパネル2の開口縁部
4をドアトリム5の端部とともに覆うウエルト、7はウ
エルト6に沿ってその車内側に取付けられたシール用の
ウエザーストリップ、8はドアトリムの折れ線を示す。
【0017】ウインドウ装置1は、開口縁部4の形状に
ほぼ対応する形状の外周縁11と、この外周縁11に沿
ってほぼ板状に形成された環状のフランジ部12と、こ
のフランジ部12の内周縁側から車外側に傾斜状に延び
る連結部13と、連結部13の車外側の先端を結ぶよう
にほぼ板状に形成された透視部14とヒンジ部21
が、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネート
樹脂等の透明合成樹脂により一体的に形成された本体部
分10を有する。透視部14はフランジ部12から連結
部13を介して、好ましくは開口縁部4よりも車外側に
突出した構造になっていて、その両面(車外側及び車内
側)は鏡面に近い平滑に形成されている。また、フラン
ジ部12および連結部13の車内側表面はすりガラス状
になるように微細な凹凸面を多数形成しておくと、車内
側から補強リブやウェルト等が目視されないので美観上
好ましい。
【0018】本体部分10はさらに透視部14の下部で
運転者の視界を妨げない位置に通気孔15が貫通し、ド
ア内部と車内側を通気可能に連絡している。また本体部
分10には、フランジ部12の下半分に外周縁11に沿
って車外側に突出する補強用リブ16、ならびに透視部
14の下端部の連結部13近傍から車外側に突出する水
滴侵入防止用庇兼補強用リブ17が、その先端がドアイ
ンナーパネル2の開口縁4を超えるように一体的に形成
されている。これらは本体部分10の上半分にも設けら
れていてもよいが、少なくとも下側にはシール性を向上
させるために設けるのが好ましい。上記の本体部分10
は車内側の面に硬化被膜18、車外側の面に厚さ数十オ
ングストローム程度の光輝金属薄膜のハーフミラーとし
ての金属膜からなる反射薄膜19が形成されているのが
好ましい。硬化被膜18の形成方法としては、シロキサ
ン系の硬化剤を塗布したり、UV硬化形硬化剤を塗布し
たり、あるいは硬化膜を予め形成したフィルムを一体的
に融着させたりすることで形成できる。金属薄膜はアル
ミニウムやクロム合金を真空蒸着したり、スパッタリン
グ法で形成できる。
【0019】本発明のウインドウ装置は、上記の本体部
分10のフランジ部12の一側部にヒンジ部21が設け
られ、反対側のフランジ部12にロック装置22が設け
られた構成となっている。ヒンジ部21は2個がフラン
ジ部12から前方に突出した構成となっており、リブ2
3で補強され、先端部にヒンジピン24を有している。
ドアインナーパネル2の開口縁部4付近にはヒンジピン
支持具25がビス26により固定されており、そのヒン
ジピン受け27にヒンジピン差込口28からヒンジピン
24を差込んで回転可能に支持するようになっている。
【0020】ロック装置22はフランジ部12から後方
に突出するロック座31の車内側に、ハンドル32が回
転可能に取付けられ、その反対側に略棒状のロック爪3
3がハンドル32とともに回転可能に取付けられた構成
となっている。このロック装置22に対応するドアイン
ナーパネル2の開口縁部付近には、長孔状のロック爪通
過孔34を有する係止片35が溶接点36でドアインナ
ーパネル2にスポット溶接されており、ロック爪33が
係止されるようになっている。本発明では本体部分10
は車内側に向けて開き、車外側に向けて閉じるととも
に、フランジ部12はドア開口縁部より車内側に位置す
ることにより、フランジ部12が開口縁部4よりも車外
側にある場合と相違して、ドアの内部に突出する突出量
を過度に大きくすること無く連結部13の深さを大きく
取れるので本体部分10の全体の剛性を大きくすること
ができる。また本体部分10に車内側から車外側に向け
て力が作用してもフランジ部12がウエザーストリップ
7を介してインナーパネル2の開口縁部4によって支持
されるので外側に向けて外れることがない。
【0021】上記のウインドウ装置1は、ドアインナー
パネル2の開口部3をふさぐように、開口縁部4に取付
けて覗き窓を形成する。このときヒンジ部21のヒンジ
ピン24をヒンジピン支持具25のヒンジピン差込口2
8に差込んでヒンジピン受けで回転可能に保持すること
により、本体部分を開閉可能に取付ける。この状態でハ
ンドル32を手で持って開閉し、棒状のロック爪33を
長孔状のロック爪通過孔34を通過させて、ハンドル3
2を回転することによりロック爪33を長孔状のロック
爪通過孔34と交差する方向に回転させて係止片35に
係止させてロックする。これと反対の動作によりロック
を解除し、ウインドウ装置1を開く。
【0022】ウインドウ装置1は閉じた状態で使用さ
れ、本体部分10の透視部14を通して車外側から入っ
た光が運転者に認識され、視界が確保される。このとき
本体部分10の表に形成された反射薄膜19により、一
部の光が反射され、車内側から車外の透視が可能な状態
で、車外側から車内側の透視を妨げることができる。ド
アインナーパネル2の車外側、すなわちドア内部と車内
側はウエザーストリップ7にフランジ部12が密に接す
るのでシールされ、ドア内の水滴が車内側に侵入するの
が防止される。
【0023】上記のウインドウ装置1は、本体部分10
が透明合成樹脂からなるため、ガラスに比べて軽量化さ
れる。ガラスに比べて合成樹脂の強度、特に剛性が小さ
い点は、本体部分10の透視部14を車外側に突出させ
る立体構造とすることにより、連結部13によって全体
が補強され、強度が大きくなる。この場合図3の鎖線1
0aで示すように透視部14を開口縁部4とほぼ同一面
とすることもできるが、開口縁部4よりも車外側に突出
させると、これらの効果はさらに大きくなる。また補強
用リブ16および庇兼補強用リブ17の形成により、強
度はさらに大きくなる。
【0024】合成樹脂はガラスに比べて熱伝導率が小さ
いので、透視部14の結露は少なくなるが、雨水がドア
内に侵入したときには、曇りが発生することがあるの
で、通気孔15を設けることによりドア内と車内の温
度、湿度差等を少なくし、曇りの発生を防止する。透視
部14の車外側表面を水滴が流下する場合は、水滴侵入
防止用庇兼補強用リブ17によりドア部側に流下さ
せ、開閉時に開口部3を通して車内側へ侵入するのを防
止することができる。
【0025】本体部分10の透視部14を車外側に突出
させることにより、車内側のスペースを有効に利用し、
車内側からの衝突を少なくして傷付を少なくすることが
できるが、硬化被膜18の形成によりさらに傷付を少な
くすることができる。
【0026】なお上記説明において、本体部分10の形
状、構造は図示のものに限定されず変更可能である。ま
たヒンジ部21、ロック装置22なども、回転軸、固定
として機能するものが制限なく使用可能である。また本
発明はトラックの覗き窓に適しているが、バスその他の
自動車用の覗き窓としても使用でき、また覗き窓以外の
ウインドウ装置としても使用可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、透明合成樹脂により立
体的に一体形成された本体部分ジ部およびロッ
ク装置を設け、フランジ部はドア開口縁部より車内側に
位置しているので、軽量で比較的強度が大きくて、外側
に外れることがなく、結露が少なく、ガタ付きや緩みな
どの発生も抑制して、かつスペースを有効に使用でき、
しかも製造が容易でコストが低減でき、覗き窓に適用可
能な自動車用ウインドウ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のウインドウ装置の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 ウインドウ装置 2 ドアインナーパネル 3 開口部 4 開口縁部 5 ドアトリム 6 ウエルト 7 ウエザーストリップ 8 折れ線 10 本体部分 11 外周縁 12 フランジ部 13 連結部 14 透視部 15 通気孔 16 補強用リブ 17 庇兼補強用リブ 18 硬化被膜 19 反射薄膜 21 ヒンジ部 22 ロック装置 23 リブ 24 ヒンジピン 25 ヒンジピン支持具 26 ビス 27 ヒンジピン受け 28 ヒンジピン差込口 31 ロック座 32 ハンドル 33 ロック爪 34 ロック爪通過孔 35 係止片 36 溶接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−227319(JP,A) 実開 平1−95417(JP,U) 実開 昭63−149311(JP,U) 実開 昭56−73618(JP,U) 実開 昭56−16526(JP,U) 実開 昭56−14718(JP,U) 実開 昭55−136615(JP,U) 実開 昭58−126221(JP,U) 実公 昭57−59399(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 1/00 B60J 5/04 B60J 1/14 B60J 1/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアパネルの開口縁部に取付け
    られる開閉可能なウインドウ装置であって、 ドアインナーパネルに形成された開口縁の形状にほぼ対
    応する形状の外周縁と、 この外周縁に沿って、ほぼ板
    状に形成されたフランジ部と、 このフランジ部の内周縁側から連結部を介して車外側に
    一体に突出したほぼ板状の透視部とを有する本体部分、 この本体部分のフランジ部の一側部に、ドアインナーパ
    ネルに取付けられたヒンジ部材と係合可能で開閉の軸と
    なるように形成されたヒンジ部、およびこのヒンジ部の
    反対側のフランジ部に設けられたハンドルを有するロッ
    ク装置を備え 本体部分とヒンジ部は透明な合成樹脂から一体的に形成
    され、 ウインドウ装置が取付けられたとき、 フランジ部はドア開口縁部より車内側に位置し、 透視部は連結部を介してドアインナーパネルの開口縁部
    とほぼ同一面か車外側に突出し、 本体部分は車内側に向けて開き、車外側に向けて閉じる
    ことを特徴とする自動車用ウインドウ装置。
  2. 【請求項2】 本体部分は通気孔を有する請求項1記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 本体部分はフランジ部に補強用リブを有
    する請求項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 本体部分の透視部はドアインナーパネル
    の開口縁部よりも車外側に突出している請求項1ないし
    3のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 本体部分は下部の連結部またはその近傍
    にドアインナーパネルの開口縁よりも車外側に突出する
    水滴侵入防止用庇兼補強用リブを有する請求項1ないし
    4のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 本体部分を構成する合成樹脂はポリメチ
    ルメタクリレート樹脂またはポリカーボネート樹脂であ
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 本体部分の透視部には硬質被膜または反
    射薄膜が形成されている請求項1ないし6のいずれかに
    記載の装置。
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