JP3039090U - 排水構造を有する雨傘用防水筒 - Google Patents

排水構造を有する雨傘用防水筒

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JP3039090U JP1996013644U JP1364496U JP3039090U JP 3039090 U JP3039090 U JP 3039090U JP 1996013644 U JP1996013644 U JP 1996013644U JP 1364496 U JP1364496 U JP 1364496U JP 3039090 U JP3039090 U JP 3039090U
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玉卿 李
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傘布の湿りや内側に溜まった雨水の突然の流
出を防ぐ、排水構造を有する雨傘用防水筒の提供。 【解決手段】 伸縮式筒体の第1筒体下端部に排水構造
を設け、該排水構造を、石突固定管、集水座、及び可動
座を具えたものとし、該可動座を下向きに引張ること
で、可動座の一つのプラグに集水座の排水孔を離脱させ
排水孔を開放状となし得ると共に、可動座に複数設けた
排出孔を集水座下端に露出させられるようにして、集水
座の集水室内に溜まった雨水を排水孔、排出孔を経て外
部に排出させられるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、雨傘の石突に着脱自在に取り付けられて、折り畳んだ傘の周囲を被 包する複数の筒体からなる伸縮式筒体を具えた雨傘用集水装置にあって、特に排 水構造が設けられたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在ある雨傘用防水筒は、複数の異なる内径の筒体を相互に連接してなる一つ の伸縮式筒体を具え、その中の内径が最小の有底筒体が雨傘の石突部分に嵌め付 けられることを以て、雨傘に固定され、雨傘が畳まれる時に、伸縮式筒体が伸長 させられて傘布外周を覆い、以て傘布に付いた雨水が地面に垂れたり、人体や衣 類を濡らすのを防ぐことができるものとされる。
【0003】 ただし、以上のような周知の雨傘用防水筒は、傘布外周を覆って傘布に付着し た雨水を内部に隔離することはできるが、内部に隔離ないし集積された水を適当 に排出できないため、傘がいつまでも湿った状態となるほか、傘を再度開く時な ど傘の方向を逆にすると防水筒内の積水が流れだして、人体や衣類、地面を濡ら すことがあった。このように周知の雨傘用防水筒は実際の使用上、改善すべき点 を有していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、雨傘用防水筒にあって、その伸縮式筒体の第1筒体下端部に排水構 造を設け、該排水構造を、石突固定管、集水座、及び可動座を具えたものとし、 該可動座を下向きに引張ることで、可動座の一つのプラグに集水座の排水孔を離 脱させ排水孔を開放状となし得ると共に、可動座に複数設けた排出孔を集水座下 端に露出させられるようにして、集水座の集水室内に溜まった雨水を排水孔、排 出孔を経て外部に排出させられるようにし、以上を以て、雨傘用防水筒を、傘布 の湿りや積水が突然の流出して人体や衣服、地面が濡れる事態を起こさないもの とすることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、直径の異なる複数の筒体を組み合わせてなる伸縮式筒体を 具えてその中の最小の内径を有する第1筒体を以て雨傘の石突に組み合わされ得 る雨傘用防止筒にあって、 一つの石突固定管とされ、外周に複数の軸方向の導水溝が設けられ、外周に一 つのシールリングシートが嵌め付けられ、該シールリングシートの外周に一つの シールリングが嵌め付けられ、該シールリングシートの外周が上記第1筒体の内 周下端に嵌合する上記石突固定管が設けられ、 一つの集水座とされ、その内部に一つの第1隔板が設けられ、第1隔板の上方 に一つの集水室が設けられ、集水室内周に複数の突出リブが設けられ、第1隔板 を貫通する一つの排水孔が設けられ、第1隔板下方の排水孔周囲に円筒状の第2 隔板が設けられ、集水座下端内周に一つの脱落防止フランジが設けられた集水座 が、上記突出リブを以て上記石突固定管外周に嵌め付けられ、集水座上端外周が 第1筒体の下端の内フランジ内周に固着され、 一つの可動座とされ、その上半部に一つのプラグが凸設され、該プラグ外周に 一つの外筒体が形成され、外筒体上端外周に一つの脱落防止フランジが形成され 、外筒体下端が上記排出孔を貫通し、外筒体外周の上記排出孔上方位置にそれぞ れ位置決め凸体が設けられた可動座が、上記外筒体を以て上記集水座の第2隔板 外周に組み合わされ、集水座と可動座の脱落防止フランジの相互の接触により可 動座と集水座が結合されてなる、排水構造を有する雨傘用防水筒としている。
【0006】 請求項2の考案は、請求項1に記載の排水構造を有する雨傘用防水筒で、可動 座の下半部が中空状とされて一つの止滑体が嵌め付けられ、可動座と該止滑体が 釘で固定された、排水構造を有する雨傘用防水筒としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の排水構造を有する雨傘用集水装置は、複数の伸縮可能に連接された筒 体を具え、その第1筒に排水構造を設けてあり、該排水構造が、石突固定管、集 水座、及び可動座を具え、該可動座が下向きに引張られる時、可動座の一つのプ ラグが集水座の排水孔を離脱して排水孔を開放状となすと共に、可動座に複数設 けられた排出孔が集水座下端に露出し、集水座の集水室内に溜まった雨水を排水 孔、排出孔を経て外部に排出できるものとされている。
【0008】
【実施例】
図1、2、3はそれぞれ本考案の斜視図、分解斜視図及び断面図である。本考 案の提供する排水構造を有する雨傘用防水筒は、内径の異なる複数の筒体11を フランジ12、内フランジ13を利用して組み合わせてなる伸縮式筒体10とさ れ、該伸縮式筒体10の各筒体11外周は条紋面又は光滑面とされている。伸縮 式筒体10の構造は周知のものであり、本考案の請求範囲でもないため、ここで は詳しい説明を省略する。本考案の特徴は、内径最小の第1筒体11の下端部分 に排水構造14が設けられて、伸縮式筒体10の筒体11内に溜まった水を排出 できるようにしたことにある。
【0009】 排水構造14は、一つの石突固定管15と、一つの集水座16と一つの可動座 17を具えてなり、該石突固定管15は雨傘の石突の形状に対応して設けられる 中空管体とされ、雨傘の石突が該石突固定管15の内部に挿し止めされ、該石突 固定管15の外周に複数の導水溝18が軸方向に設置されている。該石突固定管 15の外周に、一つのシールリングシート19が嵌め付けられ、該シールリング シート19の外周に一つの環状溝20が設けられ、環状溝20内に一つのシール リング21が嵌め合わされ、該シールリングシート19の外周が第1筒体11内 周下端部分に嵌め合わされて、シールリング21により雨水のシールリングシー ト19と第1筒体11の間からの滲出が防止される。
【0010】 集水座16は一つの中空管体とされ、その内部に一つの第1隔板22が設けら れ、第1隔板22の上方に一つの集水室23が形成され、該集水室23の内周に 複数の突出リブ24が軸方向に凸設されており、第1隔板22の中心を貫通する る一つの排水孔25が設けられ、第1隔板22の下方の排水孔25の周囲の部分 一つの円形筒状の第2隔板26が設けられ、該第2隔板26の下端は緊密に可動 座17に当接しており、一つのシール作用を形成している。また、集水座16下 端の内周に脱落防止フランジ27が設けられている。該集水座16は内部の突出 リブ24を以て石突固定管15下端外周に嵌め付けられ、集水座16上端外周は 第1筒体11の下端の内フランジ13内周に嵌め付けられ、こうして集水座16 が第1筒体11下端にしっかりと固定される。
【0011】 可動座17の下半部は中空状とされると共に、ゴム或いはそれに類する材料で 製造された止滑体28が嵌め付けられて一つの釘29で固定されている、可動座 17の上半部中心部分に一つのプラグ30が凸設され、該プラグ30が集水座1 6の排水孔25に栓をするのに用いられ、プラグ30の外周に一つの円筒状の外 筒体31が形成されて、外筒体31上端外周に一つの脱落防止フランジ32が形 成され、外筒体31下端に複数の排出孔33が水平方向に穿たれ、外筒体31外 周の各排出孔33の上方にそれぞれ一つの位置決め凸体34が形成されている。 該可動座17は外筒体31を以て集水座16の第2隔板26外周に組み合わされ 、集水座16の下端の脱落防止フランジ27と可動座17上端の脱落防止フラン ジ32の相互の当接により可動座17と集水座16の結合が弛み外れるのが防止 され、可動座17の上下移動時に適当な抵抗力が与えられ、可動座17と集水座 16がゆるくなりすぎることが防止される。以上により本考案の排水構造を有す る雨傘用防水筒が完成する。
【0012】 図4と図5はそれぞれ本考案の非排水状態と排水状態における断面図である。 本考案は雨傘35の石突35の石突固定管15への挿し止めを以て雨傘35に装 着される。傘布37に付着した雨水は下向きに滑り落ちて石突固定管15の外周 の導水溝18に沿って下に流れ、集水座16の集水室23に溜まり、使用者が適 時に可動座17を下に引き動かして、可動座17の外筒体31外周の位置決め凸 体34を集水座16の下端の脱落防止フランジ27に突き当たらせれば(図5参 照)、プラグ30が完全に集水座16の排水孔25を離脱し、排水孔25が開放 状とされると同時に、第2隔板26下端が可動座17を離れて開放状態を形成し 、さらに外筒体31下端の複数の排水孔33が完全に集水座16下端に露出する ため、集水座16の集水室23内の積水は排水孔25、排出孔33を経て外部に 排出される。排水が完了した時、使用者が可動座17を上に押して元の位置に戻 せば、排水孔25、排出孔33が元の閉じた状態に戻り、使用者は再び集水座1 6の集水室23の積水がある程度溜まった時に、再び排水操作を行えばよい。本 考案は適時に伸縮式筒体10内に溜まった雨水を簡単な操作で排出でき、傘布3 7を濡れたままの状態とすることなく、また突然倒れて伸縮式筒体内に溜まった 雨水で人体や衣服、地面が濡れることを防ぐことができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、周知の雨傘用防水筒が、適時に排水するのに便利な構造を有してい なかった問題を解決し、使用者が簡単な操作で内部の積水を排出させられ、ゆえ に、雨傘が濡れたままになったり、内部の積水が傾倒により突然流出するという 事態を防ぐことができ、ゆえに、生活に密着した実用性と進歩性を有する考案と いえよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の断面図である。
【図4】本考案の集水状態における断面図である。
【図5】本考案の排水操作説明断面図である。
【符号の説明】
10 伸縮式筒体 11 筒体 12 フランジ 13 内フランジ 14 排水装置 15 石突固定管 16 集水座 17 可動座 18 導水溝 19 シールリングシート 20 環状溝 21 シールリング 22 第1隔板 23 集水室 24 突出リブ 25 排水孔 26 第2隔板 27 脱落防止フランジ 28 止滑体 29 釘 30 プラグ 31 外筒体 32 脱落防止フランジ 33 排出孔 34 位置決め凸体 35 雨傘 36 石突 37 傘布

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直径の異なる複数の筒体を組み合わせて
    なる伸縮式筒体を具えてその中の最小の内径を有する第
    1筒体を以て雨傘の石突に組み合わされ得る雨傘用防止
    筒にあって、 一つの石突固定管とされ、外周に複数の軸方向の導水溝
    が設けられ、外周に一つのシールリングシートが嵌め付
    けられ、該シールリングシートの外周に一つのシールリ
    ングが嵌め付けられ、該シールリングシートの外周が上
    記第1筒体の内周下端に嵌合する上記石突固定管が設け
    られ、 一つの集水座とされ、その内部に一つの第1隔板が設け
    られ、第1隔板の上方に一つの集水室が設けられ、集水
    室内周に複数の突出リブが設けられ、第1隔板を貫通す
    る一つの排水孔が設けられ、第1隔板下方の排水孔周囲
    に円筒状の第2隔板が設けられ、集水座下端内周に一つ
    の脱落防止フランジが設けられた上記集水座が、上記突
    出リブを以て上記石突固定管外周に嵌め付けられ、集水
    座上端外周が第1筒体の下端の内フランジ内周に固着さ
    れ、 一つの可動座とされ、その上半部に一つのプラグが凸設
    され、該プラグ外周に一つの外筒体が形成され、外筒体
    上端外周に一つの脱落防止フランジが形成され、外筒体
    下端が上記排出孔を貫通し、外筒体外周の上記排出孔上
    方位置にそれぞれ位置決め凸体が設けられた可動座が、
    上記外筒体を以て上記集水座の第2隔板外周に組み合わ
    され、集水座と可動座の脱落防止フランジの相互の接触
    により可動座と集水座が結合されてなる、排水構造を有
    する雨傘用防水筒。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の排水構造を有する雨傘
    用防水筒で、可動座の下半部が中空状とされて一つの止
    滑体が嵌め付けられ、可動座と該止滑体が釘で固定され
    た、排水構造を有する雨傘用防水筒。
JP1996013644U 1996-12-27 1996-12-27 排水構造を有する雨傘用防水筒 Expired - Lifetime JP3039090U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003047382A1 (en) * 2001-12-06 2003-06-12 Dibidip Umbrella bag
KR100869629B1 (ko) * 2007-07-05 2008-11-21 노주현 휴대용 우산커버
KR102070274B1 (ko) * 2019-08-28 2020-01-28 곽현욱 빗물받이용 우산캡
KR102070273B1 (ko) * 2019-08-28 2020-01-28 곽민서 빗물받이용 우산캡

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KR100869629B1 (ko) * 2007-07-05 2008-11-21 노주현 휴대용 우산커버
KR102070274B1 (ko) * 2019-08-28 2020-01-28 곽현욱 빗물받이용 우산캡
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