JPH0337921B2 - - Google Patents

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JPH0337921B2
JPH0337921B2 JP62264698A JP26469887A JPH0337921B2 JP H0337921 B2 JPH0337921 B2 JP H0337921B2 JP 62264698 A JP62264698 A JP 62264698A JP 26469887 A JP26469887 A JP 26469887A JP H0337921 B2 JPH0337921 B2 JP H0337921B2
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JP
Japan
Prior art keywords
bag
umbrella
water collection
bag body
water
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62264698A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01107702A (ja
Inventor
Takeji Wada
Keijiro Okano
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WADA KINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
WADA KINZOKU KOGYO KK
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Publication date
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、雨傘の集水袋に関する。
<従来の技術> 雨の日は、人の多く集まる鉄道の駅、地下街、
百貨点、電車、自動車等は水びたしになる。その
主なる原因は、雨傘の水によるものが大部分であ
る。百貨店等ではビニール袋を入口に用意して御
客の雨傘の水による被害を防止している。雨の日
に外出する人々各自が集水袋を使用したら街は一
層美しくなると期待される。雨傘を持つて自動車
に乗る時、若し雨傘の収納袋があれば車内は濡れ
る必配がなくなる。
そこで、上記の問題を解決せんとして、実開昭
53−44561号、実開昭48−31735号、実開昭51−
49662号等において、各種の雨傘の集水袋が提案
されている。
<発明が解決しようとする課題> ところが、これらの集水袋にあつては、いずれ
も、袋内面と雨傘とが密着した状態で、雨傘を収
納するものである。その結果、雨傘についた雨水
は、いつまでたつても乾燥することがなく、再度
雨傘を使用するときに手や衣服を濡らしてしま
い、不快な思いをすることとなる。
<課題を解決するための手段> 本発明は、次の構成を備えた雨傘の集水袋を提
供することにより、上記の課題を解決する。
本発明の雨傘の集水袋は、閉じた雨傘の柄の部
分を除く、雨に濡れた部分を包装する植物繊維、
人造繊維製又は軟質プラスチツク製等の防水シー
ト材からなる袋体と、その袋体の下底部に設けら
れた集排水機構とからなる雨傘の集水袋を改良す
るもので、上記袋体内面と雨傘との間に風道とな
る間隔を形成する風道形成材が袋体内面に形成さ
れ、袋体下部に入風孔が形成され、袋体上部に排
風孔が形成されたものであり、自然通風又は人工
通風により雨傘の早期乾燥を可能としたことを特
徴とするのである。
<作 用> 本発明においては、降雨時に閉じた雨傘の雨に
濡れた部分が防水シート材からなる袋体によつて
覆われ、雨水が他に付くことを防止し得るもので
ある。そして、雨水は袋体内面をつたい下方に適
下し、袋体に下底部に設けられた集排水機構に一
時溜められる。従つて雨傘からたれた雨水によつ
て床等が濡らされることがない。しかも、集排水
機構により溜められた雨水は適宜時に排水し、次
の使用に備えることが出来るものである。
さらに、本発明の雨傘の集水袋にあつては、風
道形成材が袋体内面に形成されているため、雨傘
を袋体に挿入した際、袋体内面と雨傘との間に風
道となる間隔が形成される。そして、袋体下部に
入風孔が形成され、袋体上部に排風孔が形成され
ているため、入風孔から風道を通つて排風孔に至
るように自然通風又は人工通風がなされ、これに
より雨傘の早期乾燥が可能となるものである。
<実施例> 以下図面に基づき本発明の実施例を説明する。
第1図は、一実施例の斜視図、第2図は同要部拡
大縦断面図である。
この雨傘の集水袋は、袋体1と袋体下部に取り
付けた円筒状の集水容器2とからなる。
袋体1は、防水加工した植物繊維又は軟質プラ
スチツク製の布で製作され、雨傘aの柄bの部分
以外を収納する。雨傘は一般に、中間部分が最大
径となるので、袋体1は、その形状に合わせて、
中間部の径を大きくなすことが好ましい。集水容
器2は、第2図に示すように、中空円筒状の本体
21と、その下端に螺合された外装環体22とか
らなり、これらは、硬質プラスチツク或いはステ
ンレス鋼製等、防錆性と適度の強度を備えた材質
で製造されることが望ましい。
本体21は袋体1の下端に取着される。この取
着方法は自由であるが、実施例ではリング体23
による挾持を採用した。
本体21の中空部分24は、雨傘aの先端cが
挿入され易いようテーパ状をなし、その下端寄り
にはゴム等弾性体からなる先端受容体25が嵌着
されている。この先端受容体25は、雨傘の先端
cが挿着されるテーパ状の受容孔26をその中央
に有する。この受容孔26の径は、雨傘の先端c
の径とほぼ等しいものとし、雨傘の先端を確実に
支持することが望ましい。そのため、雨傘の先端
cの径の大きさに応じて数種の先端受容体25を
用意しておくことが好ましい。又、第3図に示す
ように、受容孔26には、複数の縦溝27が形成
され、雨水は縦溝27を通つて下方に滴下する。
外装環体22は、有底の筒状体で、内周には本
体下端外周に形成されたオネジ28と螺合するメ
ネジ29が形成されている。この外装環体22の
底部と本体21下部との間の空間が集水部30と
なり、上方から滴下した雨水が溜められる。そし
て、メネジ部29部には適宜箇所に排水孔31が
明けられており、ネジを緩めることにより、この
排水孔31を通じて集水部30の水を外部へ排出
する。
外装環体22の下端面にはゴム等弾性体32が
取着されており、雨傘を入れて持ち歩く際に、杖
がわりとなるようにしてある。
さらに、袋体1につき好ましい態様を詳述すれ
ば、第1図に示すように、袋体1上端には、フア
スナ11や起毛面フアスナ12を設け、これによ
り締め上げ或いは雨傘の柄bに巻き付け得るよう
にする。
又、袋体1の内面には縦方向に延びるひれ状の
風道形成材13が形成されている。この風道形成
材13は軟質プラスチツク等の適宜材料で形成さ
れ、袋体1内面と雨傘との間に風道となる空間を
形成するものである。そして、袋体上部には排風
孔14下部には入風孔15を形成し、自然通風或
いは人工通風により入風孔15から風道、そして
排風孔14へと風を通すことにより雨傘の早期乾
燥を可能となす。尚入風孔15には、この孔から
の雨水の漏れを防ぐ為に、開閉可能な弾性を有す
る布製等のカバー16を取着して実施することも
好ましい。図示のものはカバーの上部を袋体1に
固着し、カバー16をめくり上げるようにして入
風孔15を開くようにしたが、下部を固着しめく
り降ろすようにしても良い。
袋体1の表面には、雨傘本体に見合つた色採模
様を現すことが望ましく、日常外出時にも雨傘に
付けて使用できるようにすることが好ましい。
尚、多段折り畳み傘の集水袋は、降雨時に使用
した1多段折り畳みの状態で集水袋に収納する。
これを晴天時に携帯する事は長すぎて邪魔である
ので多段折り畳みの状態で収納出来る構造にす
る。その場合、袋体35の方が長すぎるので、下
半部を絞つて、下端に設けた結合手段36によ
り、雨傘aの柄部bと結合して携帯バンドを形成
する構造とする(第4図参照)。
次に第5図に基づき他の実施例を説明する。
この実施例の集水袋は、自動車内に装着し、複
数本の雨傘a…を収納し得るようにしたものであ
る。集水袋の袋体41は、複数本の雨傘a…を収
納する大型のもので、前記実施例と同一の材質又
は硬質プラスチツク或いは金属等で形成しても
い。袋体41の上部には各雨傘aの挿入口42が
設けられている。この挿入口42は、ゴム等の弾
性体からなり、中心から径外方向へ複数のスリツ
トが設けられている。そして、雨傘aの挿入に際
しては、スリツトにより口が大きく広がり、挿入
後は閉じることによつて袋体41内の密封性が得
られるようになつている。
袋体41の底部には、集水溝8と、雨傘の先端
が挿入される先端受容体43が複数個設けられて
いる。この先端受容体43は先の実施例と同様の
構成を有し、雨傘a…は、先端受容体43と挿入
口42とによつて支持される。
袋体41の図示左下部には開閉自在の排水口4
4が設けられ、袋体41の底部に集水された雨水
を排水するようになつている。
又、袋体の右下部には入風孔45が、左上部に
は排風孔46が形成され、排風孔45から袋体4
1内を通つて排風孔46へ流出する空気によつて
雨傘を乾燥させる。特に自動車の場合、エアーコ
ンデイシヨナー等の強制送風を用いて早期乾燥を
実現することが好ましい。
さらに、袋体41の上端には、係止具47を設
け、自動車内の適宜箇所に取り付けるようにして
もよい。
<発明の効果> 本発明においては、降雨時に閉じた雨傘の雨に
濡れた部分が防水シート材からなる袋体によつて
覆われ、雨水が他に付くことがなく、且つ袋体の
下底部に設けられた集排水機構に一時溜められ
る。従つて雨傘からたれた雨水によつて床等が濡
らされることがないと共に、集排水機構により溜
められた雨水は適宜時に排水し、次の使用に備え
ることが出来るものである。
しかも、本発明の雨傘の集水袋にあつては、入
風孔から風道を通つて排風孔に至るように自然通
風又は人工通風がなされ、これにより雨傘の早期
乾燥が可能となる。よつて本発明は、単に雨傘を
収納できるだけでなく、雨傘についた雨水を収納
中に極力乾燥させ、再度雨傘を使用するきに手や
衣服を濡らしてしまうおそれを少なくすることが
できる雨傘の集水袋を提供し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一実施例の斜視図、第2図は、同要
部拡大縦断面図、第3図は、先端受容体の横断面
図、第4図は、他の実施例の集水袋の説明図、第
5図は、更に他の実施例の集水袋の説明図であ
る。 1,35,41……袋体、2……集水容器、1
3……風道形成材、14,46……排風孔、1
5,45……入風孔、21……集水容器の本体、
22……外装環体、25,43……先端受容体、
30……集水部、31……排水孔、36……結合
手段、42……挿入口、44……排水口、48…
…集水溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 閉じた雨傘の柄の部分を除く、雨に濡れた部
    分を包装する植物繊維、人造繊維製又は軟質プラ
    スチツク製等の防水シート材からなる袋体と、そ
    の袋体の下底部に設けられた集排水機構とからな
    る雨傘の集水袋において、袋体内面と雨傘との間
    に風道となる間隔を形成する風道形成材が袋体内
    面に形成され、袋体下部に入風孔が形成され、袋
    体上部に排風孔が形成され、自然通風又は人工通
    風により雨傘の早期乾燥を可能としたことを特徴
    とする雨傘の集水袋。 2 集排水機構が下部に開閉自在の排水孔を有す
    る筒状容器であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の雨傘の集水袋。 3 袋体が数本の雨傘を収納出来るものであり、
    袋体下部に1個以上の集排水機構を設けるように
    しとことを特徴とする特許請求の範囲第1項記又
    は第2項項載の雨傘の集水袋。 4 袋体の中間部が大きく開いて傘の挿入を容易
    にすると共に、袋体上部に袋体を締め上げるフア
    スナ或いは起毛面フアスナ等の締め付け手段を備
    えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の雨傘の集水袋。 5 袋体の下端に雨傘の柄部との結合手段を有
    し、袋体の下半部を絞つて雨傘の柄部と結合して
    携帯バンドを形成するようにし、多段折り畳み傘
    に適するようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項又は第4項記載の雨傘の集
    水袋。
JP26469887A 1987-10-19 1987-10-19 雨傘の集水袋 Granted JPH01107702A (ja)

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JP26469887A JPH01107702A (ja) 1987-10-19 1987-10-19 雨傘の集水袋

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JPH01107702A JPH01107702A (ja) 1989-04-25
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US6701947B1 (en) * 2001-12-12 2004-03-09 Delila Ramos Wet umbrella carrying bag
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