JP3122967U - 雨傘カバー及び雨傘カバー付き雨傘 - Google Patents

雨傘カバー及び雨傘カバー付き雨傘 Download PDF

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【課題】雨傘から垂れる滴によってフロアを濡らしたり、他人の衣服に接触して迷惑を掛けることがなく、また傘カバーに溜まった滴を簡単に処理でき、使い勝手の向上を図ると共に、構造が簡単で、軽量な雨傘カバー及び雨傘カバー付き雨傘を提供する。
【解決手段】雨傘11の石突き13に装着され、雨で濡れた傘地16を被うことにより、滴が垂れるのを防止する雨傘カバーにおいて、雨傘11の石突き13に装着され、傘地16から垂れる滴を溜める集溜部22を有すると共に集溜部22に溜まった滴を排水する開閉自在な排水弁24を有する装着部材18と、この装着部材18に連結され、不使用時には収縮状態であり、使用時には雨傘11の取っ手14近傍まで展開して傘地16を被うことができる傘カバー部材25とを具備したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案は、雨傘の石突きに装着され、雨で濡れた傘地を被うことにより、滴が垂れるのを防止する雨傘カバー及び雨傘カバー付き雨傘に関する。
雨で濡れた雨傘を店内や電車内に持ち込むと、雨傘から滴が垂れるため、フロアを濡らしたり、他人の衣服に接触して迷惑を掛けることになる。そこで、デパート、レストランあるいは美術館等においては、入口にビニール製の傘袋を用意し、雨で濡れた雨傘を傘袋に収納して携帯できるようにしている。
また、雨傘の石突きに雨傘カバーを折り畳み状態に装着し、雨で濡れた雨傘を閉じて店内や電車内に持ち込む際には、雨傘カバーを傘の取っ手の方向に引き伸ばして雨で濡れた傘地を雨傘カバーで被うことができるようにしたものも知られている(例えば、特許献1及び2参照。)。
すなわち、特許文献1は、ゴム状素材による筒状の傘袋をリング状に巻き取った状態で石突きに装着したものであり、特許文献2は、複数の円筒体を同心状に嵌合した状態で石突きに装着したものである。
特許第3393122号公報 特許第2676418号公報
しかし、従来のビニール製の傘袋は、その開口部を開口させて濡れた雨傘を挿入する操作が煩わしいと共に、使用後に雨傘から傘袋を抜き取ったときに傘袋に溜まった滴が流れ出すことがあり、使い勝手が悪い。特許文献1のものは、傘袋の滴が溜まり、その処理ができない。特許文献2のものは、滴の溜まる部分及び水抜きキャップが設けられているが、構造的に複雑で重くなり、コストアップであると共に、水抜き操作が煩わしく、使い勝手が悪いという問題がある。
この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、雨傘から垂れる滴によってフロアを濡らしたり、他人の衣服に接触して迷惑を掛けることがなく、また傘カバーに溜まった滴を簡単に処理でき、使い勝手の向上を図ると共に、構造が簡単でコストダウンを図ることができる雨傘カバー及び雨傘カバー付き雨傘を提供する。
この考案は前記目的を達成するために、雨傘の石突きに装着され、雨で濡れた傘地を被うことにより、滴が垂れるのを防止する雨傘カバーにおいて、前記雨傘の石突きに装着され、前記傘地から垂れる滴を溜める集溜部を有すると共に前記集溜部に溜まった滴を排水する開閉自在な排水弁を有する装着部材と、この装着部材に連結され、不使用時には収縮状態であり、使用時には雨傘の取っ手近傍まで展開して前記傘地を被うことができる傘カバー部材とを具備したことを特徴とする。
また、石突き及び取っ手を有する傘軸と、この傘軸に設けられた傘地と、前記石突きに装着され、雨で濡れた傘地を被うことにより、滴が垂れるのを防止する雨傘カバーとからなる雨傘カバー付き雨傘において、前記石突きに装着され、前記傘地から垂れる滴を溜める集溜部を有すると共に前記集溜部に溜まった滴を排水する開閉自在な排水弁を有する装着部材と、この装着部材に連結され、不使用時には収縮状態であり、使用時には前記取っ手近傍まで展開して前記傘地を被うことができる傘カバー部材とを具備したことを特徴とする。
この考案によれば、雨傘から垂れる滴によってフロアを濡らしたり、他人の衣服に接触して迷惑を掛けることがなく、また雨傘カバーに溜まった滴を簡単に処理でき、使い勝手の向上を図ると共に、構造が簡単で軽量であり、しかもコストダウンを図ることができるという効果がある。また、雨傘カバーは、既存の雨傘に装着することにより、同様の効果が得られる。
以下、この考案の実施の形態を図面に従い具体的に説明する。
図1は雨傘カバー付き雨傘を示し、(a)〜(d)は使用形態の斜視図、図2は図1のA部を拡大して示し、(a)は排水弁が閉じた状態の縦断側面図、(b)は排水弁が開いた状態の縦断側面図、(c)はB−B線に沿う断面図である。
図1に示すように、雨傘11は傘軸12の先端部には石突き13が、基端部には取っ手14が設けられている。傘軸12には傘骨15によって開いたり、閉じたりできる傘地16が設けられている。このように構成された雨傘11の石突き13には雨傘カバー17が着脱可能に装着され、傘を閉じたとき、雨で濡れた傘地16を被うことにより、傘地16から滴が垂れるのを防止できるようになっている。
図2に示すように、石突き13の基端部には装着部材18が設けられている。この装着部材18はゴムまたは軟質合成樹脂材料によって一体成形されており、内周部には石突き13に嵌着される内周筒部19と、この内周筒部19と一体に成形された中間筒部20及び中間筒部20と一体に成形された外周筒部21とから構成されている。そして、内周筒部19の上縁部に中間筒部20の上縁部が連結され、中間筒部20の下縁部に外周筒部21の下縁部が連結部21aを介して連結され、装着部材18は断面が略N字形に形成されている。
中間筒部20と外周筒部21とで断面が略V字形に形成され、傘地16から垂れる滴aを溜める集溜部22が形成されている。さらに、中間筒部20の下端部には周方向に適宜間隔を存して複数の排水孔23が設けられている。また、これら排水孔23に対向する内周筒部19には排水孔23を開閉する凸部からなる複数の排水弁24が突設されている。中間筒部20はその内周面が内周筒部19の外周面に密着するように癖が付けられ、排水弁24は排水孔23に挿入されて排水孔23を閉塞している。しかし、外周筒部21が上方に引き上げられると、連結部21aを介して中間筒部20が内周筒部19から離れるように変形し、排水弁24から排水孔23が抜け、排水孔23が開口して集溜部22の滴aが外部に排水するようになっている。
さらに、装着部材18の外周筒部21の上縁部には傘地16を被う傘カバー部材25が縫い合せ等で連結されている。傘カバー部材25は、例えば傘地16と同一材質、同一柄で、筒袋状に形成され、不使用時には筒方向にコンパクトに収縮(折り畳み)されて石突き13の部分にあり、使用時には取っ手14の近傍まで展開して傘地16の全体を被うことができ、しかも傘カバー部材25の上縁部には傘骨15の端部に結束可能な結束紐26が設けられている。
このように構成された雨傘カバー付き雨傘によれば、雨傘11の不使用時には、図1(d)に示すように、傘カバー部材25を取っ手14の近傍まで展開して傘地16の全体を被うことにより通常の傘カバーとなる。また、降雨時に雨傘11を広げて使用する際には、図1(a)に示すように、傘カバー部材25を石突き13に部分にコンパクトに収縮することにより、傘カバー部材25が邪魔になることはない。雨で濡れた雨傘11を閉じて携帯しながら店内に入ったり、電車等に乗車する際には、図1(b)に示すように、石突き13に部分に収縮状態にある傘カバー部材25を、図1(c)に示すように、引き上げると、雨で濡れた傘地16は傘カバー部材25によって被われ、図1(d)に示すように、傘地16の全体が傘カバー部材25で被われる。このとき、雨で濡れた傘地16から滴aが流れ落ちるが、滴aは集溜部22に集溜され、雨傘11から流れ落ちることはなく、フロアを濡らしたり、他人の衣服に濡れた傘地16が接触して迷惑を掛けることがない。
雨で濡れた傘地16に大量の水分が付着し、集溜部22に集溜された滴aが一杯あるいは滴aによって雨傘11に重みを感じたとき、排水施設のある場所で排水弁24を開弁して排水孔23から滴aを外部に排水することができる。すなわち、傘カバー部材25の上縁部を手で摘んで、傘カバー部材25を引き上げると、外周筒部21が上方に引き上げられる。従って、外周筒部21を介して中間筒部20が内周筒部19から離れるように変形し、排水弁24から排水孔23が抜け、排水孔23が開口して集溜部22の滴aが外部に排水される。集溜部22の滴aが外部に排水した後、傘カバー部材25を引き上げる力を離すと、中間筒部20は弾性によって内周筒部19の外周面に密着し、排水弁24は排水孔23を閉塞する。
従って、雨傘から垂れる滴によってフロアを濡らしたり、他人の衣服に接触して迷惑を掛けることがなく、また雨傘カバーに溜まった滴を簡単に処理でき、使い勝手の向上を図ると共に、構造が簡単で軽量であり、しかもコストダウンを図ることができる。
この考案の雨傘カバー付き雨傘を示し、(a)〜(d)は使用形態の斜視図。 図1のA部を拡大して示し、(a)は排水弁が閉じた状態の縦断側面図、(b)は排水弁が開いた状態の縦断側面図、(c)はB−B線に沿う断面図。
符号の説明
11…雨傘、12…傘軸、13…石突き、14…取っ手、16…傘地、17…雨傘カバー、18…装着部材、22…集溜部、24…排水弁、25…傘カバー部材

Claims (3)

  1. 雨傘の石突きに装着され、雨で濡れた傘地を被うことにより、滴が垂れるのを防止する雨傘カバーにおいて、前記雨傘の石突きに装着され、前記傘地から垂れる滴を溜める集溜部を有すると共に前記集溜部に溜まった滴を排水する開閉自在な排水弁を有する装着部材と、この装着部材に連結され、不使用時には収縮状態であり、使用時には雨傘の取っ手近傍まで展開して前記傘地を被うことができる傘カバー部材とを具備したことを特徴とする雨傘カバー。
  2. 前記排水弁は、前記傘カバー部材を取っ手方向に引き上げる操作により、前記装着部材が変形して開口し、前記集溜部に溜まった滴を排水することを特徴とする請求項1記載の雨傘カバー。
  3. 石突き及び取っ手を有する傘軸と、この傘軸に設けられた傘地と、前記石突きに装着され、雨で濡れた傘地を被うことにより、滴が垂れるのを防止する雨傘カバーとからなる雨傘カバー付き雨傘において、前記石突きに装着され、前記傘地から垂れる滴を溜める集溜部を有すると共に前記集溜部に溜まった滴を排水する開閉自在な排水弁を有する装着部材と、この装着部材に連結され、不使用時には収縮状態であり、使用時には前記取っ手近傍まで展開して前記傘地を被うことができる傘カバー部材とを具備したことを特徴とする雨傘カバー付き雨傘。
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