JP3039013B2 - 双眼鏡 - Google Patents
双眼鏡Info
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- JP3039013B2 JP3039013B2 JP3185711A JP18571191A JP3039013B2 JP 3039013 B2 JP3039013 B2 JP 3039013B2 JP 3185711 A JP3185711 A JP 3185711A JP 18571191 A JP18571191 A JP 18571191A JP 3039013 B2 JP3039013 B2 JP 3039013B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- motors
- optical system
- optical systems
- motor
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は双眼鏡に関するものであ
り、より特定的にはAF(自動合焦)機能を備えた双眼
鏡に関する。
り、より特定的にはAF(自動合焦)機能を備えた双眼
鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】AF機能を搭載した双眼鏡は例えば特公
昭62−6205号公報等に開示されているように公知
である。また、双眼鏡において視度調整を手動により行
なうようにしたものも特開昭50−153952号公報
等で公知となっている。
昭62−6205号公報等に開示されているように公知
である。また、双眼鏡において視度調整を手動により行
なうようにしたものも特開昭50−153952号公報
等で公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特公昭
62−6205号公報に示されている双眼鏡は1つのモ
−タで2つの光学系のレンズを駆動するので、モ−タの
負荷トルクが大きくなり、必然的にモ−タも大型になっ
てしまう。一方、視度調整を手動で行なうのは特に初心
者にとっては不便であることが多い。従って、視度調整
もモ−タを使用して自動的に行なうことができるように
するのが望ましい。
62−6205号公報に示されている双眼鏡は1つのモ
−タで2つの光学系のレンズを駆動するので、モ−タの
負荷トルクが大きくなり、必然的にモ−タも大型になっ
てしまう。一方、視度調整を手動で行なうのは特に初心
者にとっては不便であることが多い。従って、視度調整
もモ−タを使用して自動的に行なうことができるように
するのが望ましい。
【0004】しかしながら、AFに加えて視度調整もモ
−タの駆動力を使って行なうと、モ−タの数が増加する
とともに、AFセンサ−モジュ−ル等も存するので、全
体的に大きくて重い双眼鏡となってしまうという問題が
生じる。
−タの駆動力を使って行なうと、モ−タの数が増加する
とともに、AFセンサ−モジュ−ル等も存するので、全
体的に大きくて重い双眼鏡となってしまうという問題が
生じる。
【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、モ−タの数が可及的に少なく且つ小型のモ−
タで済み、しかもAFセンサ−モジュ−ルやモ−タを小
スペ−ス的に配置することを可能とした、AF機能並び
にモ−タ駆動式視度調整機能を備えた双眼鏡を提供する
ことを目的とする。
であって、モ−タの数が可及的に少なく且つ小型のモ−
タで済み、しかもAFセンサ−モジュ−ルやモ−タを小
スペ−ス的に配置することを可能とした、AF機能並び
にモ−タ駆動式視度調整機能を備えた双眼鏡を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の双眼鏡は、左右に配された第1、第2光学系
と、焦点検出手段と、前記第1光学系の所定のレンズを
駆動する第1モ−タと、前記第2光学系の所定のレンズ
を駆動する第2モ−タと、AF時は前記第1、第2光学
系の所定のレンズを同方向に駆動するように第1、第2
モ−タを同時駆動し、視度調整時は前記第1、第2モ−
タを1つずつ作動させるように制御する制御手段と、を
備えている。
め本発明の双眼鏡は、左右に配された第1、第2光学系
と、焦点検出手段と、前記第1光学系の所定のレンズを
駆動する第1モ−タと、前記第2光学系の所定のレンズ
を駆動する第2モ−タと、AF時は前記第1、第2光学
系の所定のレンズを同方向に駆動するように第1、第2
モ−タを同時駆動し、視度調整時は前記第1、第2モ−
タを1つずつ作動させるように制御する制御手段と、を
備えている。
【0007】その際、前記第1、第2モ−タとしてステ
ッピングモ−タを使用するのが望ましい。AFと視度調
整のために駆動される所定のレンズは対物レンズであっ
てもよく、接眼レンズであってもよい。
ッピングモ−タを使用するのが望ましい。AFと視度調
整のために駆動される所定のレンズは対物レンズであっ
てもよく、接眼レンズであってもよい。
【0008】対物レンズの場合は、前記焦点検出手段を
前記第1、第2光学系の少なくとも一方に入射された光
の一部を用いるTTL型のAFセンサ−モジュ−ルを有
する構成とし、第1、第2モ−タを第1、第2光学系の
間における前方に配し、AFセンサ−モジュ−ルをその
後方に配するとよい。
前記第1、第2光学系の少なくとも一方に入射された光
の一部を用いるTTL型のAFセンサ−モジュ−ルを有
する構成とし、第1、第2モ−タを第1、第2光学系の
間における前方に配し、AFセンサ−モジュ−ルをその
後方に配するとよい。
【0009】一方、接眼レンズの場合は、前記焦点検出
手段を第1、第2光学系とは別個に設けられた受光窓か
ら入射された光に反応する外光式のAFセンサ−モジュ
−ルを有する構成とし、第1、第2光学系の間における
前方にAFセンサ−モジュ−ルを配し、その後方に第
1、第2モ−タを配するとよい。
手段を第1、第2光学系とは別個に設けられた受光窓か
ら入射された光に反応する外光式のAFセンサ−モジュ
−ルを有する構成とし、第1、第2光学系の間における
前方にAFセンサ−モジュ−ルを配し、その後方に第
1、第2モ−タを配するとよい。
【0010】前記第1、第2光学系に、光を遮光したり
透過させたりする液晶表示素子等の光通過制御部材をそ
れぞれ設け、第1光学系の視度調整のときは第2光学系
の光が遮光状態となるように、また第2光学系の視度調
整のときは第1光学系の光が遮光状態となるように光通
過制御部材を制御するとよい。
透過させたりする液晶表示素子等の光通過制御部材をそ
れぞれ設け、第1光学系の視度調整のときは第2光学系
の光が遮光状態となるように、また第2光学系の視度調
整のときは第1光学系の光が遮光状態となるように光通
過制御部材を制御するとよい。
【0011】
【作用】このような構成によると、左右の光学系の所定
のレンズを駆動する第1、第2モ−タがAFと視度調整
とで兼用になっているので、AFと視度調整をモ−タで
行なうとはいえ、そのモ−タの数は最小限2つで済み無
闇に増えない。しかも、AF時には1つのモ−タで左右
2つの光学系のレンズを駆動するものでなく、第1、第
2モ−タがそれぞれの光学系のレンズを駆動するので、
モ−タのトルクは比較的小さくてよく、従って小型のモ
−タを使用することができる。
のレンズを駆動する第1、第2モ−タがAFと視度調整
とで兼用になっているので、AFと視度調整をモ−タで
行なうとはいえ、そのモ−タの数は最小限2つで済み無
闇に増えない。しかも、AF時には1つのモ−タで左右
2つの光学系のレンズを駆動するものでなく、第1、第
2モ−タがそれぞれの光学系のレンズを駆動するので、
モ−タのトルクは比較的小さくてよく、従って小型のモ
−タを使用することができる。
【0012】これらの第1、第2モ−タとしてステッピ
ングモ−タを用いた場合は、特にAF時に第1、第2光
学系の所定レンズを同じように駆動することができる。
尚、前記所定のレンズを対物レンズとし、焦点検出手段
を第1、第2光学系の少なくとも一方に入射された光の
一部を用いるTTL型のAFセンサ−モジュ−ルを有す
る構成とし、第1、第2モ−タを第1、第2光学系の間
における前方に配し、AFセンサ−モジュ−ルをその後
方に配した場合は、全体がコンパクトにまとめられる。
ングモ−タを用いた場合は、特にAF時に第1、第2光
学系の所定レンズを同じように駆動することができる。
尚、前記所定のレンズを対物レンズとし、焦点検出手段
を第1、第2光学系の少なくとも一方に入射された光の
一部を用いるTTL型のAFセンサ−モジュ−ルを有す
る構成とし、第1、第2モ−タを第1、第2光学系の間
における前方に配し、AFセンサ−モジュ−ルをその後
方に配した場合は、全体がコンパクトにまとめられる。
【0013】また、所定のレンズを接眼レンズとし、焦
点検出手段を第1、第2光学系とは別個に設けられた受
光窓から入射された光に反応する外光式のAFセンサ−
モジュ−ルを有する構成とし、第1、第2光学系の間に
おける前方にAFセンサ−モジュ−ルを配し、その後方
にモ−タを配した場合も、同様に全体がコンパクトにな
る。
点検出手段を第1、第2光学系とは別個に設けられた受
光窓から入射された光に反応する外光式のAFセンサ−
モジュ−ルを有する構成とし、第1、第2光学系の間に
おける前方にAFセンサ−モジュ−ルを配し、その後方
にモ−タを配した場合も、同様に全体がコンパクトにな
る。
【0014】第1、第2光学系に、光を遮光したり透過
させたりする液晶表示素子等の光通過制御部材をそれぞ
れ設け、第1光学系の視度調整のときは第2光学系の光
が遮光状態となるように、また第2光学系の視度調整の
ときは第1光学系の光が遮光状態となるようにすると、
視度調整を要しない方の光学系による観察像が見えない
ので、視度調整がやり易い。
させたりする液晶表示素子等の光通過制御部材をそれぞ
れ設け、第1光学系の視度調整のときは第2光学系の光
が遮光状態となるように、また第2光学系の視度調整の
ときは第1光学系の光が遮光状態となるようにすると、
視度調整を要しない方の光学系による観察像が見えない
ので、視度調整がやり易い。
【0015】
【実施例】以下図面に従って本発明の実施例について説
明する図1〜図3はTTL測距方式として構成した第1
実施例によるAF双眼鏡の外観を示しており、図1は平
面図、図2は正面図、図3は底面図である。この双眼鏡
においては、図1に示すように、ハウジング1の上面1
aにAF操作釦2、メインスイッチ用のスライド式の第
1操作部材3、ユ−ザ−セレクトスイッチ用のスライド
式の第2操作部材4が設けられている。尚、図におい
て、61、62はそれぞれ左右のアイピ−スフ−ドを示
している。
明する図1〜図3はTTL測距方式として構成した第1
実施例によるAF双眼鏡の外観を示しており、図1は平
面図、図2は正面図、図3は底面図である。この双眼鏡
においては、図1に示すように、ハウジング1の上面1
aにAF操作釦2、メインスイッチ用のスライド式の第
1操作部材3、ユ−ザ−セレクトスイッチ用のスライド
式の第2操作部材4が設けられている。尚、図におい
て、61、62はそれぞれ左右のアイピ−スフ−ドを示
している。
【0016】第1操作部材3はメインスイッチのON、
OFFの2ポジション以外に、その中間に視度の調整
(以下「ADJ」という)ポジションを有している。従
って、この第1操作部材3は例えばメインスイッチをO
FF状態からON状態に切り換える際に(又はその逆方
向に切り換える際に)、必ずADJポジションを経てス
ライドすることになる。
OFFの2ポジション以外に、その中間に視度の調整
(以下「ADJ」という)ポジションを有している。従
って、この第1操作部材3は例えばメインスイッチをO
FF状態からON状態に切り換える際に(又はその逆方
向に切り換える際に)、必ずADJポジションを経てス
ライドすることになる。
【0017】第2操作部材4も本実施例では3ポジショ
ンを有している。この第2操作部材4によって駆動され
るユ−ザ−セレクトスイッチは後述するようにユ−ザ−
によって視度が異なるのを考慮し、ユ−ザ−に応じて予
め設定された視度補正デ−タをメモリ(E2PROM)
から読み出して視度補正に利用できるように、又は視度
調整により設定された視度補正量をメモリに記憶できる
ようにメモリのアドレスを切り換えるようになってい
る。本実施例では前記第2操作部材4によって操作され
るユ−ザ−セレクトスイッチが3ポジションであること
により3人のユ−ザ−について切り換えることができ
る。
ンを有している。この第2操作部材4によって駆動され
るユ−ザ−セレクトスイッチは後述するようにユ−ザ−
によって視度が異なるのを考慮し、ユ−ザ−に応じて予
め設定された視度補正デ−タをメモリ(E2PROM)
から読み出して視度補正に利用できるように、又は視度
調整により設定された視度補正量をメモリに記憶できる
ようにメモリのアドレスを切り換えるようになってい
る。本実施例では前記第2操作部材4によって操作され
るユ−ザ−セレクトスイッチが3ポジションであること
により3人のユ−ザ−について切り換えることができ
る。
【0018】尚、視度調整に関しては図3に示すように
ハウジング1の下面1bの左右に視度調整用としてスラ
イド式の第3、第4操作部材5L、5Rが設けられてい
る。これらの第3、第4操作部材5L、5Rはプラス側
とマイナス側へ選択的に移動できる。
ハウジング1の下面1bの左右に視度調整用としてスラ
イド式の第3、第4操作部材5L、5Rが設けられてい
る。これらの第3、第4操作部材5L、5Rはプラス側
とマイナス側へ選択的に移動できる。
【0019】次に、図4は上記第1実施例の内部の概略
構成を示しており、同図において、6、7は左右の光学
系を示す。これらの光学系6、7は、それぞれ前方に配
された対物レンズユニット8、9と、後方に配されたプ
リズムユニット10、11、液晶表示素子12、13及
び接眼レンズユニット14、15をレンズ鏡筒16、1
7内に有しており、更に左側の光学系6には対物レンズ
ユニット8を通して入光してきた光の一部を測距用の光
として分岐するためののハ−フミラ−18が鏡筒16内
に設けられている。
構成を示しており、同図において、6、7は左右の光学
系を示す。これらの光学系6、7は、それぞれ前方に配
された対物レンズユニット8、9と、後方に配されたプ
リズムユニット10、11、液晶表示素子12、13及
び接眼レンズユニット14、15をレンズ鏡筒16、1
7内に有しており、更に左側の光学系6には対物レンズ
ユニット8を通して入光してきた光の一部を測距用の光
として分岐するためののハ−フミラ−18が鏡筒16内
に設けられている。
【0020】この測距用として分岐された光は光学系
6、7の間に配された全反射ミラ−19によって光学系
6の光軸20と平行に後方に向け導びかれ、CCDセン
サ−21へ到達する。全反射ミラ−19、CCDセンサ
−はAFセンサ−モジュ−ル22を構成する。M1、M
2は対物レンズユニット8、9をそれぞれ独立に駆動す
るように設けられたモ−タであり、その駆動力はカムシ
ャフト24、25を介して伝達される。更にいえば、カ
ムシャフト24、25には螺旋状のカム溝26、27が
形成されており、このカム溝26、27に対物レンズユ
ニット8、9に設けたピン28、29が摺動するように
なっていて、カムシャフト24、25の回転に従って対
物レンズユニット8、9が光軸上を前方又は後方へ移動
する。尚、対物レンズユニット8、9がそれぞれ複数の
レンズで構成されていて、可動レンズと不動レンズから
成っている場合には本明細書で対物レンズユニットが移
動するというのは可動レンズだけが動くことを意味して
いるものと理解されたい。この点は後述する第2実施例
における接眼レンズユニットに関しても同様である。
6、7の間に配された全反射ミラ−19によって光学系
6の光軸20と平行に後方に向け導びかれ、CCDセン
サ−21へ到達する。全反射ミラ−19、CCDセンサ
−はAFセンサ−モジュ−ル22を構成する。M1、M
2は対物レンズユニット8、9をそれぞれ独立に駆動す
るように設けられたモ−タであり、その駆動力はカムシ
ャフト24、25を介して伝達される。更にいえば、カ
ムシャフト24、25には螺旋状のカム溝26、27が
形成されており、このカム溝26、27に対物レンズユ
ニット8、9に設けたピン28、29が摺動するように
なっていて、カムシャフト24、25の回転に従って対
物レンズユニット8、9が光軸上を前方又は後方へ移動
する。尚、対物レンズユニット8、9がそれぞれ複数の
レンズで構成されていて、可動レンズと不動レンズから
成っている場合には本明細書で対物レンズユニットが移
動するというのは可動レンズだけが動くことを意味して
いるものと理解されたい。この点は後述する第2実施例
における接眼レンズユニットに関しても同様である。
【0021】モ−タM1、M2は正逆両方向に回転自在
である。モ−タM1、M2は1つずつ作動するときと、
双方が同時に作動するときとがある。1つずつ作動する
のは視度調整時である。双方が作動するのはAF時であ
り、このとき対物レンズユニット8、9は同じ速度で同
じ量だけ同一方向に移動する必要があるが、これを良好
に実現するためにはモ−タM1、M2としてステッピン
グモ−タを使用するのが望ましい。モ−タ−M1、M2
とカムシャフト24、25との間には実際にはギア等に
よる減速機構が設けられるが、図では省略している。
である。モ−タM1、M2は1つずつ作動するときと、
双方が同時に作動するときとがある。1つずつ作動する
のは視度調整時である。双方が作動するのはAF時であ
り、このとき対物レンズユニット8、9は同じ速度で同
じ量だけ同一方向に移動する必要があるが、これを良好
に実現するためにはモ−タM1、M2としてステッピン
グモ−タを使用するのが望ましい。モ−タ−M1、M2
とカムシャフト24、25との間には実際にはギア等に
よる減速機構が設けられるが、図では省略している。
【0022】図5はモ−タM1、M2と鏡筒16、1
7、対物レンズユニット8、9及びAFセンサ−モジュ
−ル22の後方側から見た配置位置を示している。第1
実施例ではAFも視度調整も対物レンズユニット8、9
を駆動することにより行なわれ、接眼レンズユニット1
4、15は不動となっている。
7、対物レンズユニット8、9及びAFセンサ−モジュ
−ル22の後方側から見た配置位置を示している。第1
実施例ではAFも視度調整も対物レンズユニット8、9
を駆動することにより行なわれ、接眼レンズユニット1
4、15は不動となっている。
【0023】上記図1〜図5に示す第1実施例は左側の
光学系6から入射光を取り出して測距するTTL測距方
式を成しているが、図6〜図8に示す第2実施例では測
距用の受光窓30と、その光学系31を独立にもつ外光
測距方式を成している。前記光学系31とCCDセンサ
−21はAFセンサ−モジュ−ル23を構成する。この
第2実施例の平面図、底面図は上述した第1実施例と変
わらないので、図示省略している。また、この第2実施
例では対物レンズユニット8、9は不動であり、モ−タ
M1、M2が接眼レンズユニット14、15を動かすべ
く後方に配置されている。そして、接眼レンズユニット
14、15はピン32、33を有しており、このピン3
2、33がカムシャフト24、25のカム溝26、27
に摺動自在に係合している。この第2実施例ではカムシ
ャフト24、25はモ−タM1、M2よりも後方に向け
延びている。
光学系6から入射光を取り出して測距するTTL測距方
式を成しているが、図6〜図8に示す第2実施例では測
距用の受光窓30と、その光学系31を独立にもつ外光
測距方式を成している。前記光学系31とCCDセンサ
−21はAFセンサ−モジュ−ル23を構成する。この
第2実施例の平面図、底面図は上述した第1実施例と変
わらないので、図示省略している。また、この第2実施
例では対物レンズユニット8、9は不動であり、モ−タ
M1、M2が接眼レンズユニット14、15を動かすべ
く後方に配置されている。そして、接眼レンズユニット
14、15はピン32、33を有しており、このピン3
2、33がカムシャフト24、25のカム溝26、27
に摺動自在に係合している。この第2実施例ではカムシ
ャフト24、25はモ−タM1、M2よりも後方に向け
延びている。
【0024】図8は図7を後方から見た概略配置を示し
ている。第2実施例ではAFも視度調整も接眼レンズユ
ニット14、15を駆動することによって行なわれ、対
物レンズユニット8、9は不動となっている。この実施
例でも、AF時は接眼レンズユニット14、15が同時
に同一速度で同じ量だけ同一方向に移動し、視度調整時
には接眼レンズユニット14、15が1つずつ駆動され
る。
ている。第2実施例ではAFも視度調整も接眼レンズユ
ニット14、15を駆動することによって行なわれ、対
物レンズユニット8、9は不動となっている。この実施
例でも、AF時は接眼レンズユニット14、15が同時
に同一速度で同じ量だけ同一方向に移動し、視度調整時
には接眼レンズユニット14、15が1つずつ駆動され
る。
【0025】次に、図9は上記実施例の電気回路をブロ
ック的に示しており、各種の制御を司るCPU40には
AFセンサ−21、E2PROM41、モ−タM1、M
2駆動用のデコ−ダ兼ドライバ回路42、対物レンズユ
ニット8、9又は接眼レンズユニット14、15の移動
端検出スイッチ43、44、液晶表示素子12、13及
び各種スイッチが設けられている。SMはメインスイッ
チであり、SAFはAFスイッチ、SLは左の視度調整
スイッチ、SRは右の視度調整スイッチ、そしてSUは
ユ−ザ−セレクトスイッチである。
ック的に示しており、各種の制御を司るCPU40には
AFセンサ−21、E2PROM41、モ−タM1、M
2駆動用のデコ−ダ兼ドライバ回路42、対物レンズユ
ニット8、9又は接眼レンズユニット14、15の移動
端検出スイッチ43、44、液晶表示素子12、13及
び各種スイッチが設けられている。SMはメインスイッ
チであり、SAFはAFスイッチ、SLは左の視度調整
スイッチ、SRは右の視度調整スイッチ、そしてSUは
ユ−ザ−セレクトスイッチである。
【0026】ここで、E2PROM41は制御に必要な
各種のデ−タをストアしているが、そのデ−タの中には
ユ−ザ−に応じた視度補正デ−タが存する。デコ−ダ兼
ドライバ回路42については図10に実際の回路が示さ
れている。同図において、42AがCPU40から与え
られたデ−タSTPM1〜STPM4及びMS1、MS
2を解読するデコ−ダであり、42Bがその解読された
デ−タに基いてモ−タM1、M2をドライブするドライ
バ回路である。この回路においては、図11に示すよう
にCPU40から出力されるMS1、MS2が共にロ−
レベルのときモ−タM1、M2が同時に動作し、MS1
がロ−レベルで、MS2がハイレベルのとき、モ−タM
1のみが動作する。逆にMS1がハイレベルで、MS2
がロ−レベルのときはモ−タM2のみが動作し、モ−タ
M1は不作動となる。MS1、MS2が共にハイレベル
のときはM1、M2は共に不作動状態となる。
各種のデ−タをストアしているが、そのデ−タの中には
ユ−ザ−に応じた視度補正デ−タが存する。デコ−ダ兼
ドライバ回路42については図10に実際の回路が示さ
れている。同図において、42AがCPU40から与え
られたデ−タSTPM1〜STPM4及びMS1、MS
2を解読するデコ−ダであり、42Bがその解読された
デ−タに基いてモ−タM1、M2をドライブするドライ
バ回路である。この回路においては、図11に示すよう
にCPU40から出力されるMS1、MS2が共にロ−
レベルのときモ−タM1、M2が同時に動作し、MS1
がロ−レベルで、MS2がハイレベルのとき、モ−タM
1のみが動作する。逆にMS1がハイレベルで、MS2
がロ−レベルのときはモ−タM2のみが動作し、モ−タ
M1は不作動となる。MS1、MS2が共にハイレベル
のときはM1、M2は共に不作動状態となる。
【0027】次に、CPU40による制御動作を図12
〜図16に示すフロ−チャ−トに基いて説明する。この
フロ−チャ−トは前記第1実施例と第2実施例に共通で
ある。まず、図12に示されるメインフロ−において、
このフロ−がスタ−トすると、CPU40はステップ#
5で初期設定を行なう。
〜図16に示すフロ−チャ−トに基いて説明する。この
フロ−チャ−トは前記第1実施例と第2実施例に共通で
ある。まず、図12に示されるメインフロ−において、
このフロ−がスタ−トすると、CPU40はステップ#
5で初期設定を行なう。
【0028】次にステップ#10でメインスイッチSM
がOFFか否か判定し、もしこのメインスイッチSMが
OFFであれば、ステップ#15で動作をストップす
る。尚、ここでストップ(STOP)とは電源が入って
いるが、CPU40が動作しない状態(スタンバイ状
態)をいうものとする。ストップ状態の解除は通常割り
込み信号の発生等で行なわれるが、本実施例ではメイン
スイッチSMをOFFからONにすることにより行なわ
れ、そのときステップ#20へ進む。メインスイッチS
MがOFFでなければ、直接ステップ#20へ進む。ス
テップ#20では視度補正Aを行なう。この視度補正A
はステップ#21〜24から成っていて、まずステップ
#21で左右のレンズ(第1実施例の場合は対物レン
ズ、第2実施例は接眼レンズ)をそれぞれ基準位置へ駆
動する。この基準位置は図17に示すように∞ピント位
置であり、より詳細にいえば、視度0ディオプタ−の人
が無限遠の物体を見たときピントが合う位置であり、設
計値として予め決められる。そして、この基準位置は位
置検出スイッチ43、44がONする位置又はその位置
から所定パルス駆動した位置である。更に言えば、この
基準位置はステッピングモ−タによるレンズ位置制御の
基準となる位置であって、開ル−プ制御を行なう中で唯
一レンズを確認するポイントとなり、その制御精度を上
げるのに役立つものである。
がOFFか否か判定し、もしこのメインスイッチSMが
OFFであれば、ステップ#15で動作をストップす
る。尚、ここでストップ(STOP)とは電源が入って
いるが、CPU40が動作しない状態(スタンバイ状
態)をいうものとする。ストップ状態の解除は通常割り
込み信号の発生等で行なわれるが、本実施例ではメイン
スイッチSMをOFFからONにすることにより行なわ
れ、そのときステップ#20へ進む。メインスイッチS
MがOFFでなければ、直接ステップ#20へ進む。ス
テップ#20では視度補正Aを行なう。この視度補正A
はステップ#21〜24から成っていて、まずステップ
#21で左右のレンズ(第1実施例の場合は対物レン
ズ、第2実施例は接眼レンズ)をそれぞれ基準位置へ駆
動する。この基準位置は図17に示すように∞ピント位
置であり、より詳細にいえば、視度0ディオプタ−の人
が無限遠の物体を見たときピントが合う位置であり、設
計値として予め決められる。そして、この基準位置は位
置検出スイッチ43、44がONする位置又はその位置
から所定パルス駆動した位置である。更に言えば、この
基準位置はステッピングモ−タによるレンズ位置制御の
基準となる位置であって、開ル−プ制御を行なう中で唯
一レンズを確認するポイントとなり、その制御精度を上
げるのに役立つものである。
【0029】この基準位置へのレンズ駆動が完了した
後、ステップ#22へ進んで、ユ−ザ−セレクトスイッ
チSUの情報を入力する。しかる後、ステップ#23で
その情報に応じたユ−ザ−の左右の各視度補正量をメモ
リ(E2PROM41)から読み出すとともに、ステッ
プ#24でモ−タM1、M2をその視度補正量の分だけ
駆動する。尚、この視度補正は左右で補正量が異なるこ
とがあるので、図10のデコ−ダ兼ドライバ回路42に
よればモ−タM1、M2が1つずつ駆動されるが、デコ
−ダ兼ドライバ回路42を改変して視度補正時にモ−タ
M1、M2を同時に駆動できるようにしてもよい。ただ
し、その場合でも、後述する視度調整のときは、調整と
いう性格からしてモ−タM1、M2は1つずつ駆動され
るものとする。
後、ステップ#22へ進んで、ユ−ザ−セレクトスイッ
チSUの情報を入力する。しかる後、ステップ#23で
その情報に応じたユ−ザ−の左右の各視度補正量をメモ
リ(E2PROM41)から読み出すとともに、ステッ
プ#24でモ−タM1、M2をその視度補正量の分だけ
駆動する。尚、この視度補正は左右で補正量が異なるこ
とがあるので、図10のデコ−ダ兼ドライバ回路42に
よればモ−タM1、M2が1つずつ駆動されるが、デコ
−ダ兼ドライバ回路42を改変して視度補正時にモ−タ
M1、M2を同時に駆動できるようにしてもよい。ただ
し、その場合でも、後述する視度調整のときは、調整と
いう性格からしてモ−タM1、M2は1つずつ駆動され
るものとする。
【0030】次にステップ#25へ進んでメインスイッ
チSMがADJ位置にあるか、又はONの位置にあるか
判定する。ここで、メインスイッチSMがADJの位置
にあれば、ステップ#30でADJモ−ドのサブル−チ
ンを実行した後、ステップ#35へ進み、ONの位置に
あれば直接ステップ#35へ進む。ステップ#35では
AFスイッチSAFがONか否か判定し、ONであれば
ステップ#40でCCD駆動、ステップ#45で測距演
算、ステップ#50でロ−コン判定(観察体がロ−コン
トラストであるか否かの判定)を行なう。
チSMがADJ位置にあるか、又はONの位置にあるか
判定する。ここで、メインスイッチSMがADJの位置
にあれば、ステップ#30でADJモ−ドのサブル−チ
ンを実行した後、ステップ#35へ進み、ONの位置に
あれば直接ステップ#35へ進む。ステップ#35では
AFスイッチSAFがONか否か判定し、ONであれば
ステップ#40でCCD駆動、ステップ#45で測距演
算、ステップ#50でロ−コン判定(観察体がロ−コン
トラストであるか否かの判定)を行なう。
【0031】前記CCD駆動は測距用のCCDセンサ−
21を作動させることであり、このCCD駆動は光電荷
を所定時間蓄積する積分動作と、積分終了後のデ−タダ
ンプ動作からなっている。測距演算はCCDセンサ−2
1上における基準部と参照部における像のずれ量を算出
する演算と、コントラストを検出するコントラスト演算
とからなっている。
21を作動させることであり、このCCD駆動は光電荷
を所定時間蓄積する積分動作と、積分終了後のデ−タダ
ンプ動作からなっている。測距演算はCCDセンサ−2
1上における基準部と参照部における像のずれ量を算出
する演算と、コントラストを検出するコントラスト演算
とからなっている。
【0032】ステップ#50で、ロ−コンでなければ、
ステップ#55でピントのずれ量と、ずれ方向を算出
し、ピントを合わせるためのモ−タ駆動パルス数をMP
に入れる(ステップ#60)。そして、ステップ#65
で、このMPが合焦幅より大きいか否か判定し、Yes
のとき(即ち合焦幅より大きいとき)はMPの分だけモ
−タM1、M2を駆動した後、ステップ#75へ進む。
NOのとき(即ち合焦幅内のとき)はモ−タM1、M2
を駆動する必要がないので、モ−タ駆動を行なうことな
しにステップ#75へ進む。
ステップ#55でピントのずれ量と、ずれ方向を算出
し、ピントを合わせるためのモ−タ駆動パルス数をMP
に入れる(ステップ#60)。そして、ステップ#65
で、このMPが合焦幅より大きいか否か判定し、Yes
のとき(即ち合焦幅より大きいとき)はMPの分だけモ
−タM1、M2を駆動した後、ステップ#75へ進む。
NOのとき(即ち合焦幅内のとき)はモ−タM1、M2
を駆動する必要がないので、モ−タ駆動を行なうことな
しにステップ#75へ進む。
【0033】前記ステップ#50において、観察体がロ
−コン(ロ−コントラスト)のときはAFの演算ができ
ないので、ステップ#55〜70をスキップしてステッ
プ#75へ進む。また上記ステップ#35において、A
FスイッチSAFがOFFのときは、ステップ#85へ
進んでユ−ザ−セレクトスイッチSUが変化したか否か
判定する。変化がなければ、そのままステップ#75へ
進むが、ユ−ザ−セレクトスイッチSUに変化があれ
ば、ステップ#90の視度補正Bのル−チンを実行す
る。
−コン(ロ−コントラスト)のときはAFの演算ができ
ないので、ステップ#55〜70をスキップしてステッ
プ#75へ進む。また上記ステップ#35において、A
FスイッチSAFがOFFのときは、ステップ#85へ
進んでユ−ザ−セレクトスイッチSUが変化したか否か
判定する。変化がなければ、そのままステップ#75へ
進むが、ユ−ザ−セレクトスイッチSUに変化があれ
ば、ステップ#90の視度補正Bのル−チンを実行す
る。
【0034】このル−チンはステップ#91〜93から
成っていて、まずステップ#91でユ−ザ−セレクトス
イッチSUの変化により選択されたユ−ザ−の補正量を
メモリから読み出し、この読み出された補正量と現在の
補正量(即ちステップ#20でメモリから読み出された
先のユ−ザ−の視度補正量、又は後述するステップ#3
0のADJモ−ドで選択されたユ−ザ−の視度補正量)
との差を左右それぞれについて算出し(ステップ#9
2)、ステップ#93でその差の分だけモ−タM1、M
2を駆動してステップ#75へ進む。
成っていて、まずステップ#91でユ−ザ−セレクトス
イッチSUの変化により選択されたユ−ザ−の補正量を
メモリから読み出し、この読み出された補正量と現在の
補正量(即ちステップ#20でメモリから読み出された
先のユ−ザ−の視度補正量、又は後述するステップ#3
0のADJモ−ドで選択されたユ−ザ−の視度補正量)
との差を左右それぞれについて算出し(ステップ#9
2)、ステップ#93でその差の分だけモ−タM1、M
2を駆動してステップ#75へ進む。
【0035】ステップ#75ではメインスイッチSMが
OFFか否かを判定し、ONであれば、ステップ#25
へ戻って該ステップ#25以降のフロ−を再度実行し、
OFFであればステップ#80でストップとなる。
OFFか否かを判定し、ONであれば、ステップ#25
へ戻って該ステップ#25以降のフロ−を再度実行し、
OFFであればステップ#80でストップとなる。
【0036】図13〜図15は上記ステップ#30のA
DJモ−ドのサブル−チンを示しており、このサブル−
チンに入ると、まずステップ#100で1秒間の時間待
ちをしてからステップ#105でメインスイッチSMが
ADJ位置にあるか否か判定する。このようにADJ位
置にあるか否かを判定する前に所定の時間待ち(ステッ
プ#100)をするのは、メインスイッチSMは図1に
示す第3操作部材3の説明からも分かるようにOFFか
らONに変わる途中において、必ずADJ位置を通過す
るので、もし図12のステップ#25の後に、すぐに図
13のステップ#105の判定を行なうと、メインスイ
ッチSMがADJ位置に停止していないときにもADJ
位置にあると誤判定される虞があるからである。
DJモ−ドのサブル−チンを示しており、このサブル−
チンに入ると、まずステップ#100で1秒間の時間待
ちをしてからステップ#105でメインスイッチSMが
ADJ位置にあるか否か判定する。このようにADJ位
置にあるか否かを判定する前に所定の時間待ち(ステッ
プ#100)をするのは、メインスイッチSMは図1に
示す第3操作部材3の説明からも分かるようにOFFか
らONに変わる途中において、必ずADJ位置を通過す
るので、もし図12のステップ#25の後に、すぐに図
13のステップ#105の判定を行なうと、メインスイ
ッチSMがADJ位置に停止していないときにもADJ
位置にあると誤判定される虞があるからである。
【0037】さて、ステップ#105でメインスイッチ
SMがADJ位置にある(即ちADJモ−ドである)と
判定されたときは、図12のステップ#20で行なった
と同じような視度補正Aのル−チンを実行する。これは
後で述べる視度調整を遠方(理想的にいえば無限遠)の
物体を見ながら行なうためにレンズを基準位置へ戻す必
要があるからである。また、有限距離の物体で視度調整
を行なう場合は、任意の距離の物体を測距し、設計上の
合焦位置(TTL測距の場合はズレ量が0となる位置)
へレンズを自動的に駆動した後にユ−ザが、その測距し
た物体に対して視度調整し、視度補正量を求めればよい
が、制御が複雑となるため、本実施例では無限距離の物
体でのみ視度調整を行なう場合で説明する。
SMがADJ位置にある(即ちADJモ−ドである)と
判定されたときは、図12のステップ#20で行なった
と同じような視度補正Aのル−チンを実行する。これは
後で述べる視度調整を遠方(理想的にいえば無限遠)の
物体を見ながら行なうためにレンズを基準位置へ戻す必
要があるからである。また、有限距離の物体で視度調整
を行なう場合は、任意の距離の物体を測距し、設計上の
合焦位置(TTL測距の場合はズレ量が0となる位置)
へレンズを自動的に駆動した後にユ−ザが、その測距し
た物体に対して視度調整し、視度補正量を求めればよい
が、制御が複雑となるため、本実施例では無限距離の物
体でのみ視度調整を行なう場合で説明する。
【0038】しかる後、ステップ#115でユ−ザ−セ
レクトスイッチSUが変化したか否か判定し、変化して
いればステップ#120へ進んで視度補正Bのル−チン
を実行する。この視度補正Bのル−チンは先に図12の
ステップ#90で説明しているので、ここでの説明は省
略する。ステップ#120の視度補正Bを実行した後は
再びステップ#115でユ−ザ−セレクトスイッチSU
が変化したかを判定する。
レクトスイッチSUが変化したか否か判定し、変化して
いればステップ#120へ進んで視度補正Bのル−チン
を実行する。この視度補正Bのル−チンは先に図12の
ステップ#90で説明しているので、ここでの説明は省
略する。ステップ#120の視度補正Bを実行した後は
再びステップ#115でユ−ザ−セレクトスイッチSU
が変化したかを判定する。
【0039】ステップ#115でユ−ザ−セレクトスイ
ッチSUが変化しないと判定されると、ステップ#12
5に進んで右視度スイッチSRがONしたか否か判定す
る。ここで、右視度調整スイッチSRがONであると、
図14のステップ#150で左側の光学系6に設けられ
ている液晶表示素子12をON状態とする。これは図1
8の(b)に示す態様であり、左側の液晶表示素子12
は遮光状態となる。このように2つの光学系のうち視度
補正を行なわない方の光学系を遮断して他方の光学系の
視度調整を行なうと、その視度調整が行い易くなる。
ッチSUが変化しないと判定されると、ステップ#12
5に進んで右視度スイッチSRがONしたか否か判定す
る。ここで、右視度調整スイッチSRがONであると、
図14のステップ#150で左側の光学系6に設けられ
ている液晶表示素子12をON状態とする。これは図1
8の(b)に示す態様であり、左側の液晶表示素子12
は遮光状態となる。このように2つの光学系のうち視度
補正を行なわない方の光学系を遮断して他方の光学系の
視度調整を行なうと、その視度調整が行い易くなる。
【0040】次に、ステップ155でCPU40はMS
1としてロ−レベル、MS2としてハイレベルの電圧を
出力する。これは先にも述べたようにモ−タM1を駆動
するべく選択したことを意味する。しかる後、ステップ
#160で右視度調整スイッチSRがプラス(+)側へ
操作されたか否か判定し、プラス側へ操作されていると
きは右視度補正が最大値(図17参照)になっているか
否か判定し、最大値になっていれば、それ以上はプラス
側へレンズ駆動できないので、何もせずにステップ#2
05へスキップする。最大値になっていなければモ−タ
M2をプラス側(図17参照)へ1ステップ駆動(ステ
ップ#170)するとともに、時間待ち(ステップ#1
75)し、右視度補正量を1だけインクリメント(ステ
ップ#180)した後、ステップ#205へ進む。
1としてロ−レベル、MS2としてハイレベルの電圧を
出力する。これは先にも述べたようにモ−タM1を駆動
するべく選択したことを意味する。しかる後、ステップ
#160で右視度調整スイッチSRがプラス(+)側へ
操作されたか否か判定し、プラス側へ操作されていると
きは右視度補正が最大値(図17参照)になっているか
否か判定し、最大値になっていれば、それ以上はプラス
側へレンズ駆動できないので、何もせずにステップ#2
05へスキップする。最大値になっていなければモ−タ
M2をプラス側(図17参照)へ1ステップ駆動(ステ
ップ#170)するとともに、時間待ち(ステップ#1
75)し、右視度補正量を1だけインクリメント(ステ
ップ#180)した後、ステップ#205へ進む。
【0041】前記ステップ#160の判定で、右視度調
整スイッチSRがマイナス側へ操作されているときはス
テップ#185で右視度補正が最小値になっているか否
か判定し、最小値になっていれば、それ以上はマイナス
側へレンズ駆動できないので、何もせずにステップ#2
05へスキップする。最小値になっていなければ、ステ
ップ#190〜200でモ−タM2をマイナス側(図1
7参照)へ1ステップ駆動するとともに、時間待ちし、
右視度補正量を1だけディクリメントしてステップ#2
05へ進む。
整スイッチSRがマイナス側へ操作されているときはス
テップ#185で右視度補正が最小値になっているか否
か判定し、最小値になっていれば、それ以上はマイナス
側へレンズ駆動できないので、何もせずにステップ#2
05へスキップする。最小値になっていなければ、ステ
ップ#190〜200でモ−タM2をマイナス側(図1
7参照)へ1ステップ駆動するとともに、時間待ちし、
右視度補正量を1だけディクリメントしてステップ#2
05へ進む。
【0042】ステップ#205では右視度調整スイッチ
SRがONか否か再度判定し、ONであればステップ#
160へ戻ってステップ#160以降のフロ−を実行
し、OFFであれば、ステップ#210へ進んで、E2
PROMの指定アドレスへ調整の結果得られた右視度補
正量をメモリし、且つステップ#215でMS1、MS
2をいずれもハイレベルとしてモ−タM1、M2を停止
状態とした後、左側の液晶表示素子12をOFF状態と
する。その結果、液晶表示素子12、13に関しては図
18の(a)のように左右の液晶表示素子12、13が
透光性となる。この後、フロ−は図13のステップ#1
15へ戻る。
SRがONか否か再度判定し、ONであればステップ#
160へ戻ってステップ#160以降のフロ−を実行
し、OFFであれば、ステップ#210へ進んで、E2
PROMの指定アドレスへ調整の結果得られた右視度補
正量をメモリし、且つステップ#215でMS1、MS
2をいずれもハイレベルとしてモ−タM1、M2を停止
状態とした後、左側の液晶表示素子12をOFF状態と
する。その結果、液晶表示素子12、13に関しては図
18の(a)のように左右の液晶表示素子12、13が
透光性となる。この後、フロ−は図13のステップ#1
15へ戻る。
【0043】図13の上記ステップ#125の判定にお
いて、右視度調整スイッチSRがOFFであれば、ステ
ップ#130で左視度調整スイッチSLがONであるか
否か判定する。ここで、左視度調整スイッチSLがON
であれば図15のステップ#225へ進んで右側の液晶
表示素子13をON状態(遮光状態)とする。その結
果、左右の液晶表示素子12、13は図18の(c)に
示す態様となる。
いて、右視度調整スイッチSRがOFFであれば、ステ
ップ#130で左視度調整スイッチSLがONであるか
否か判定する。ここで、左視度調整スイッチSLがON
であれば図15のステップ#225へ進んで右側の液晶
表示素子13をON状態(遮光状態)とする。その結
果、左右の液晶表示素子12、13は図18の(c)に
示す態様となる。
【0044】図15のフロ−はモ−タM1が選択され左
側の視度調整が行なわれるための制御を示しているが、
これは図14に示した右側の視度調整に関する制御と同
様であるので、説明を省略する。
側の視度調整が行なわれるための制御を示しているが、
これは図14に示した右側の視度調整に関する制御と同
様であるので、説明を省略する。
【0045】さて、図13のステップ#130におい
て、右視度調整スイッチSLがOFFであるときはステ
ップ#135でメインスイッチSMがADJ位置にある
か否か再度判定し、Yesであれば、ステップ#115
へ戻るが、NOであればステップ#140へ進んで(ス
テップ#105の判定でNOのときもステップ#140
へ進む)、メインスイッチSMがONか否か判定する。
ここで、メインスイッチSMがONであれば、図12に
示すメインのフロ−へ戻り、上述したステップ#35へ
進む。OFFであれば、ステップ#145でストップ状
態となる。
て、右視度調整スイッチSLがOFFであるときはステ
ップ#135でメインスイッチSMがADJ位置にある
か否か再度判定し、Yesであれば、ステップ#115
へ戻るが、NOであればステップ#140へ進んで(ス
テップ#105の判定でNOのときもステップ#140
へ進む)、メインスイッチSMがONか否か判定する。
ここで、メインスイッチSMがONであれば、図12に
示すメインのフロ−へ戻り、上述したステップ#35へ
進む。OFFであれば、ステップ#145でストップ状
態となる。
【0046】次に、図16は図12に示すメインフロ−
のステップ#70での「M1,M2駆動のサブル−チ
ン」を示している。このフロ−はモ−タM1、M2を同
時にAF駆動するためのフロ−であり、同図において、
CPU40はまずステップ#400でMS1、MS2を
いずれもロ−レベルとしてモ−タM1、M2を選択す
る。続いて、ステップ#405で駆動方向を判定し、正
方向駆動の場合はステップ#410でプラス側へモ−タ
M1、M2をそれぞれ1ステップ#駆動した後、ステッ
プ#415で所定の時間待ちをして現在位置を示すパル
ス数NPをNP+1とし(ステップ#420)、且つ駆
動パルス数MPをMP−1としてから、ステップ#43
0へ進み、MPが0になるまで、ステップ#410〜4
30を繰り返す。そして、MP=0になると、ステップ
#505へ進んで、MS1、MS2をいずれもハイレベ
ルとしてモ−タM1、M2を不作動状態としてリタ−ン
する。
のステップ#70での「M1,M2駆動のサブル−チ
ン」を示している。このフロ−はモ−タM1、M2を同
時にAF駆動するためのフロ−であり、同図において、
CPU40はまずステップ#400でMS1、MS2を
いずれもロ−レベルとしてモ−タM1、M2を選択す
る。続いて、ステップ#405で駆動方向を判定し、正
方向駆動の場合はステップ#410でプラス側へモ−タ
M1、M2をそれぞれ1ステップ#駆動した後、ステッ
プ#415で所定の時間待ちをして現在位置を示すパル
ス数NPをNP+1とし(ステップ#420)、且つ駆
動パルス数MPをMP−1としてから、ステップ#43
0へ進み、MPが0になるまで、ステップ#410〜4
30を繰り返す。そして、MP=0になると、ステップ
#505へ進んで、MS1、MS2をいずれもハイレベ
ルとしてモ−タM1、M2を不作動状態としてリタ−ン
する。
【0047】上記ステップ#405の判定で駆動方向が
逆方向(即ちマイナス方向)と判定されたときは、ステ
ップ#435〜#505のステップを実行するが、これ
はプラス方向駆動の場合と同様であるので、説明を省略
する。
逆方向(即ちマイナス方向)と判定されたときは、ステ
ップ#435〜#505のステップを実行するが、これ
はプラス方向駆動の場合と同様であるので、説明を省略
する。
【0048】尚、図16のモ−タM1、M2の同時駆動
を行なう際に、駆動される左右のレンズは同じ方向に互
いに同じ速度で駆動されるが、その駆動前のレンズ位置
は必ずしも同一でない。この点を図17を参照して説明
する。図17は第2実施例に相当し、対物レンズ8a、
9aが固定で、接眼レンズ14a、15aが移動する形
態となっている。左右の接眼レンズ14a、15aは基
準位置(NP=0)よりもユ−ザ−ごとに視度調整され
ているので、点線14a’、15a’で示す如く基準位
置から視度補正量の分だけずれている。
を行なう際に、駆動される左右のレンズは同じ方向に互
いに同じ速度で駆動されるが、その駆動前のレンズ位置
は必ずしも同一でない。この点を図17を参照して説明
する。図17は第2実施例に相当し、対物レンズ8a、
9aが固定で、接眼レンズ14a、15aが移動する形
態となっている。左右の接眼レンズ14a、15aは基
準位置(NP=0)よりもユ−ザ−ごとに視度調整され
ているので、点線14a’、15a’で示す如く基準位
置から視度補正量の分だけずれている。
【0049】しかも、その視度補正量は左右で相違して
いるので、AF駆動前の接眼レンズ14a、15bの位
置は互いに異なっており、左右でずれが存することにな
る。従って、この場合はAF駆動時には左右のずれが存
するまま2つの接眼レンズ14a、15aが同方向に同
速度で駆動され、AF駆動終了時の位置も互いにずれて
いることになる。
いるので、AF駆動前の接眼レンズ14a、15bの位
置は互いに異なっており、左右でずれが存することにな
る。従って、この場合はAF駆動時には左右のずれが存
するまま2つの接眼レンズ14a、15aが同方向に同
速度で駆動され、AF駆動終了時の位置も互いにずれて
いることになる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、左
右の光学系の所定のレンズを駆動する第1、第2モ−タ
がAFと視度調整とで兼用になっているので、AFと視
度調整をモ−タで行なうとはいえ、そのモ−タの数は最
小限2つで済み無闇に増えないという効果がある。しか
も、AF時には1つのモ−タで左右2つの光学系のレン
ズを駆動するものでなく、第1、第2モ−タがそれぞれ
の光学系のレンズを駆動するので、モ−タのトルクは比
較的小さくてよく、従って小型のモ−タを使用すること
ができる。
右の光学系の所定のレンズを駆動する第1、第2モ−タ
がAFと視度調整とで兼用になっているので、AFと視
度調整をモ−タで行なうとはいえ、そのモ−タの数は最
小限2つで済み無闇に増えないという効果がある。しか
も、AF時には1つのモ−タで左右2つの光学系のレン
ズを駆動するものでなく、第1、第2モ−タがそれぞれ
の光学系のレンズを駆動するので、モ−タのトルクは比
較的小さくてよく、従って小型のモ−タを使用すること
ができる。
【0051】これらの第1、第2モ−タとしてステッピ
ングモ−タを用いた場合は、特にAF時に第1、第2光
学系の所定レンズを同じように駆動することができると
いう効果が得られる。
ングモ−タを用いた場合は、特にAF時に第1、第2光
学系の所定レンズを同じように駆動することができると
いう効果が得られる。
【0052】尚、前記所定のレンズを対物レンズとし、
焦点検出手段を第1、第2光学系の少なくとも一方に入
射された光の一部を用いるTTL型のAFセンサ−モジ
ュ−ルを有する構成とし、第1、第2モ−タを第1、第
2光学系の間における前方に配し、AFセンサ−モジュ
−ルをその後方に配した場合は、全体がコンパクトにま
とめられるので、小型の双眼鏡を実現できる。
焦点検出手段を第1、第2光学系の少なくとも一方に入
射された光の一部を用いるTTL型のAFセンサ−モジ
ュ−ルを有する構成とし、第1、第2モ−タを第1、第
2光学系の間における前方に配し、AFセンサ−モジュ
−ルをその後方に配した場合は、全体がコンパクトにま
とめられるので、小型の双眼鏡を実現できる。
【0053】また、所定のレンズを接眼レンズとし、焦
点検出手段を第1、第2光学系とは別個に設けられた受
光窓から入射された光に反応する外光式のAFセンサ−
モジュ−ルを有する構成とし、第1、第2光学系の間に
おける前方にAFセンサ−モジュ−ルを配し、その後方
に第1、第2モ−タを配した場合も、同様に全体がコン
パクトになる。
点検出手段を第1、第2光学系とは別個に設けられた受
光窓から入射された光に反応する外光式のAFセンサ−
モジュ−ルを有する構成とし、第1、第2光学系の間に
おける前方にAFセンサ−モジュ−ルを配し、その後方
に第1、第2モ−タを配した場合も、同様に全体がコン
パクトになる。
【0054】第1、第2光学系に、光を遮光したり透過
させたりする液晶表示素子等の光通過制御部材をそれぞ
れ設け、第1光学系の視度調整のときは第2光学系の光
が遮光状態となるように、また第2光学系の視度調整の
ときは第1光学系の光が遮光状態となるようにすると、
視度調整を要しない方の光学系による観察像が見えない
ので、視度調整がやり易いという効果が得られる。
させたりする液晶表示素子等の光通過制御部材をそれぞ
れ設け、第1光学系の視度調整のときは第2光学系の光
が遮光状態となるように、また第2光学系の視度調整の
ときは第1光学系の光が遮光状態となるようにすると、
視度調整を要しない方の光学系による観察像が見えない
ので、視度調整がやり易いという効果が得られる。
【図1】 本発明の第1実施例の平面図
【図2】 その正面図
【図3】 その底面図
【図4】 前記第1実施例の内部の概略構成を示す図
【図5】 それを後方側から見た配置図
【図6】 本発明の第2実施例の正面図
【図7】 第2実施例の内部の概略構成を示す図
【図8】 それを後方側から見た配置図
【図9】 第1、第2実施例の要部の回路ブロック図
【図10】 その一部の具体的な回路構成図
【図11】 その説明図
【図12】 CPUによるメインの制御動作フロ−を示
すフロ−チャ−ト
すフロ−チャ−ト
【図13】 視度調整のサブル−チンを示すフロ−チャ
−ト
−ト
【図14】 図13に引き続くフロ−チャ−ト
【図15】 同じく図13に引き続くフロ−チャ−ト
【図16】 AF時における2つのモ−タの駆動のフロ
−チャ−ト
−チャ−ト
【図17】 第2実施例に関するモ−タ駆動の説明図
【図18】 第1、第2実施例における液晶表示素子の
動作を示す図
動作を示す図
1 ハウジング 2 AF操作釦 3 第1操作部材 4 第2操作部材 5L 第3操作部材 5R 第4操作部材 6 左の光学系 7 右の光学系 8、9 対物レンズユニット 12、13 液晶表示素子 14、15 接眼レンズユニット 16、17 レンズ鏡筒 18 ハ−フミラ− 19 全反射ミラ− 21 CCDセンサ− 22、23 AFセンサ−モジュ−ル 30 受光窓 40 CPU SM メインスイッチ SAF AFスイッチ SL 左の視度調整スイッチ SR 右の視度調整スイッチ SU ユ−ザ−セレクトスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷尻 靖 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−38532(JP,A) 特開 昭56−143408(JP,A) 特開 平4−342215(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 23/06
Claims (10)
- 【請求項1】左右に配された第1、第2光学系と、 焦点検出手段と、 前記第1光学系の所定のレンズを駆動する第1モ−タ
と、 前記第2光学系の所定のレンズを駆動する第2モ−タ
と、 AF時は前記第1、第2光学系の所定のレンズを同方向
に駆動するように第1、第2モ−タを同時駆動し、視度
調整時は前記第1、第2モ−タを1つずつ作動させるよ
うに制御する制御手段と、 を備える双眼鏡。 - 【請求項2】前記第1、第2モ−タはステッピングモ−
タであることを特徴とする請求項1に記載の双眼鏡。 - 【請求項3】前記第1、第2光学系の所定のレンズは対
物レンズであることを特徴とする請求項1に記載の双眼
鏡。 - 【請求項4】前記焦点検出手段は前記第1、第2光学系
の少なくとも一方に入射された光の一部を用いるAFセ
ンサ−モジュ−ルを備えていることを特徴とする請求項
3に記載の双眼鏡。 - 【請求項5】前記第1、第2光学系の間において前方に
前記第1、第2モ−タが配され該第1、第2モ−タより
も後方に前記AFセンサ−モジュ−ルが配されているこ
とを特徴とする請求項4に記載の双眼鏡。 - 【請求項6】前記第1、第2光学系の所定のレンズは接
眼レンズであることを特徴とする請求項1に記載の双眼
鏡。 - 【請求項7】前記焦点検出手段は前記第1、第2光学系
とは別個に設けられた受光窓から入射された光に反応す
る外光式のAFセンサ−モジュ−ルを有していることを
特徴とする請求項6に記載の双眼鏡。 - 【請求項8】前記第1、第2光学系の間において前方に
前記AFセンサ−モジュ−ルが配され後方に前記第1、
第2モ−タが配されていることを特徴とする請求項7に
記載の双眼鏡。 - 【請求項9】前記第1、第2光学系は光を遮光したり、
透過させたりする光通過制御部材を有しており、前記制
御手段は第1光学系の視度調整のときは第2光学系の光
が遮光状態となるように、また第2光学系の視度調整の
ときは第1光学系の光が遮光状態となるように光通過制
御部材を制御することを特徴とする請求項1に記載の双
眼鏡。 - 【請求項10】前記光通過制御部材は液晶表示素子で構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の双眼
鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3185711A JP3039013B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 双眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3185711A JP3039013B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 双眼鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511195A JPH0511195A (ja) | 1993-01-19 |
JP3039013B2 true JP3039013B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=16175521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3185711A Expired - Fee Related JP3039013B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 双眼鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039013B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07199030A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Minolta Co Ltd | 望遠鏡 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3185711A patent/JP3039013B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0511195A (ja) | 1993-01-19 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |