JPH07333492A - カメラの測距装置 - Google Patents

カメラの測距装置

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Publication number
JPH07333492A
JPH07333492A JP6125157A JP12515794A JPH07333492A JP H07333492 A JPH07333492 A JP H07333492A JP 6125157 A JP6125157 A JP 6125157A JP 12515794 A JP12515794 A JP 12515794A JP H07333492 A JPH07333492 A JP H07333492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
optical system
distance measurement
distance measuring
line sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6125157A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shiraishi
明 白石
Takeshi Yamawaki
健 山脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP6125157A priority Critical patent/JPH07333492A/ja
Publication of JPH07333492A publication Critical patent/JPH07333492A/ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Viewfinders (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファインダ光学系とオートフォーカス光学系
とが一列に配置されたカメラに対するパララックスの影
響をより低減させる。 【構成】 ファインダ光学系Fの光軸を形成する撮影レ
ンズ2の右横位置にオートフォーカス光学系を構成する
対物レンズ61,62が同じく横方向に配置される。対
物レンズ61,62を通過した光束はラインセンサ8
1,82で受光される。測距のための相関演算において
は、ラインセンサ81の画素データの選択を固定し、ラ
インセンサ82の画素データだけが順次シフトされるよ
うに選択される。ラインセンサ81の固定選択された画
素データとラインセンサ82の順次シフトされて選択さ
れた画素データとの相関が施され、シフト毎との相関値
を得る。そして、相関の最も高いときのシフト量から測
距データを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファインダ光学系とオ
ートフォーカス光学系とが異なる光軸を有するパッシブ
三角測距式のカメラに用いて好適な測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの測距装置として、外光を
利用したパッシブの三角測距方式を用いたものが知られ
ている。この種の測距装置は、オートフォーカス光学系
を有し、取り込んだ被写体像を一対のラインセンサで受
光し、それぞれで得られた画素データに対して相関演算
を実行して測距データを求めるように構成されており、
このオートフォーカス光学系は、一般的に撮影光学系や
ファインダ光学系とは異なる光軸上に設けられている。
【0003】ファインダ光学系の観察部には、測距エリ
アを視覚化するために例えば鍵括弧状の測距フレームが
表記等されており、被写体に対する測距エリアの視覚容
易を図っている。一方、オートフォーカス光学系が被写
体に対して実際に測距を行う測距エリアは、ファインダ
光学系と光軸が異なることから、撮影距離によって測距
フレームに対して変位することとなる。すなわち、撮影
距離が例えば3mのとき測距フレーム内に写っている被
写体に対してカメラが実際に測距を行うように設計され
ているとして、被写体が3mより離れていくと、それに
応じてオートフォーカス光学系に入射する被写体からの
光束は、ファインダ光学系の光軸に対しより平行な角度
から入射されるため、測距エリアはファインダ光学系F
に近づいた側に変位(パララックスを発生)することと
なり、逆に、被写体が3m以下に近づいてくると、それ
に応じてオートフォーカス光学系に入射する被写体から
の光束は、ファインダ光学系の光軸に対しよりずれた角
度から入射されるため、測距エリアはファインダ光学系
Fから離れる側に変位することとなる。この結果、撮影
者の意図とは異なる被写体に対して誤測距を行うという
不都合を生じる可能性がある。
【0004】そこで、従来、カメラの前面部であってフ
ァインダ光学系の真下の左右対称位置に一対の対物レン
ズを有するオートフォーカス光学系を配設し、これらの
対物レンズから導かれた被写体の光束をそれぞれ受光す
る一対のラインセンサを内部に設け、受光された各ライ
ンセンサの画素データに対して両側シフトを施して測距
演算を実行することで左右へのパララックスの影響を有
効に低減するようにしたカメラが提案されている(特開
平2−293833号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の装置の
場合、すなわち一対の対物レンズを有するオートフォー
カス光学系をファインダ光学系の真下の左右対称位置に
配設した場合には有効であるものの、オートフォーカス
光学系とファインダ光学系とが一列に並んで配設される
タイプのカメラの場合には、パララックスの影響を低減
させることが困難である。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
オートフォーカス光学系とファインダ光学系とが一列に
並んで配設されるタイプのカメラに対して、パララック
スの影響をより低減させることのできる測距装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカメラの測
距装置は、オートフォーカス光学系の第1、第2の窓か
ら導かれた被写体像を受光し、その画素データをそれぞ
れ取り込む一対のセンサを構成する第1、第2のライン
センサと、上記第1、第2の窓とを結ぶ線上であって上
記第1の窓側に設けられたファインダ光学系とを備えた
カメラであって、上記第1のラインセンサの画素データ
を基準にするとともに、この画素データと上記第2のラ
インセンサの画素データであって順次シフトされた画素
データとの間でシフト毎の相関値を算出し、各シフトに
対する相関値の内、相関の最も高いときのシフト量から
測距データを求める測距手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、被写体までの距離、すなわち
撮影距離が変わると、ファインダ光学系の測距フレーム
に対してオートフォーカス光学系のラインセンサで受光
される被写体からの光束にずれ(パララックス)を生じ
る。
【0009】ある撮影距離において、片側シフトの場
合、第1のラインセンサの受光素子は、その選択が固定
された1番目〜m番目の画素データが採用され、一方、
第2のラインセンサに対しては相関演算に利用される画
素データを出力する受光素子が順次シフト、すなわち受
光素子の1番目〜n番目の画素データが選択されて相関
演算が実行され、更に、受光素子2番目〜(n+1)番
目の画素データが選択されて相関演算が実行され、こう
してk番目〜(n+k−1)番目の画素データが選択さ
れて相関演算が実行される。そして、各相関演算の結
果、最も相関の高いときのシフトデータから測距データ
を求める。なお、m=nでもよい。両側シフトの場合に
は、一対のラインセンサの受光素子が共に順次シフトさ
れて選択される。
【0010】ここで、片側シフトの場合、パララックス
は、ファインダ光学系の光軸と、この光軸上のある撮影
基準距離位置(パララックスなしの距離)からオートフ
ォーカス光学系の第1の窓とを結んだ線分において、上
記撮影基準距離より近い距離位置でのファインダ光学系
の光軸と上記線分間の距離となる。一方、両側シフトの
場合、パララックスは、ファインダ光学系の光軸と、こ
の光軸上のある撮影距離基準位置からオートフォーカス
光学系の第1,2の窓の中点とを結んだ線分において、
上記撮影基準距離より近い距離位置でのファインダ光学
系の光軸と上記線分間の距離となる。従って、片側シフ
トにおけるパララックスの方が両側シフトにおけるパラ
ラックス比して小さいので、その分、精度の良い測距デ
ータが得られる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係る測距装置が適用される
カメラの光学系の一例を示す平面図である。カメラ本体
1の前面(図の上側)には撮影光学系を構成する撮影レ
ンズ2が設けられている。この撮影レンズ2は焦点距離
が連続的にあるいは多点式に変更可能なズームレンズで
ある。撮影レンズ2の光軸後方には不図示の絞りやシャ
ッタ等を介してフィルム3が配置されるようにしてあ
る。
【0012】ファインダ光学系Fは、撮影レンズ2とフ
ィルム3の間に介設され、光軸に対して測距時には45
°傾斜された(ハーフ)ミラー4で光軸を分岐させ、途
中にプリズム等の光偏向手段等を介してカメラ本体1の
後面部の結像位置に半透明板等からなるファインダ表示
部5を介して被写体像を観察可能に写す構成を有してい
る。ファインダ表示部5を構成する半透明板の適所、例
えば中央位置には所要大の鍵括弧状の測距フレーム50
がマーク表記されている。この測距フレーム50はファ
インダ表示部5に写された被写体像に対してその測距エ
リアを視覚的に案内するためのものである。このファイ
ンダ光学系Fは撮影レンズ2の後方に設けられているた
め、撮影レンズ2の焦点距離の変更に連動し、そのファ
インダ視野倍率が変化するようになっている。なお、ミ
ラー4が全反射タイプの場合、撮影時に光軸内から退避
可能にする公知の構成が採用されているものである。
【0013】また、ファインダ光学系Fとして、撮影光
学系とは異なる位置、すなわち撮影レンズ2の光軸とは
異なる別の光軸を有し、かつ撮影レンズ2の焦点距離の
変更に連動するべくギア伝達手段やサーボモータ等の電
気的連動手段を介してファインダ視野倍率が変更し得る
ような構成を採用しても、上記と同様なファインダ機能
を実現できる。
【0014】オーフォーカス光学系AFは、図1の実施
例においては撮影レンズ2の横方向に設けられ、一対の
対物レンズ61,62、ミラー71,72,73及び一
対のラインセンサ81,82を備えている。このオート
フォーカス光学系AFは少なくともファインダ光学系F
の光軸とは異なる光軸を有しているものである。一対の
対物レンズ61,62はカメラ本体1の前面であって所
定距離だけ離間した位置に、それぞれ前方に向けて配設
され、それらの対物レンズ61,62を通過した被写体
からの光束がミラー71,72及びミラー73を経てそ
れぞれ対応するラインセンサ81,82に導かれるよう
になっている。
【0015】ラインセンサ81,82は所定距離だけ離
間して平行に配置され、それぞれ多数のCCD等からな
る受光素子が1列に配列して構成されているものであ
る。このラインセンサ81,82には対物レンズ61,
62を通過した被写体像が受光され、デジタルの画素デ
ータに変換されて測距演算処理等を実行する制御部9に
導かれるようになっている。10は制御部9での演算の
結果得られた測距データに基づいて撮影レンズ2を合焦
位置に駆動させる駆動手段としてのモータである。
【0016】図2は、本発明が適用されるカメラの制御
系を説明するブロック図である。制御部9はCPU(中
央演算処理回路)91、ROM92、RAM93等を有
し、測距演算処理の他、本カメラの全体動作を制御する
ものである。ROM92は測距演算処理のためのプログ
ラム、カメラ動作全般のプログラム及び後述する所定の
測距範囲に関するテーブル等が予め記憶されている。R
AM93は演算処理途中のデータを一時的に退避保存す
るためのものである。
【0017】スイッチS1は測距、露出処理を指示する
撮影準備スイッチ、スイッチS2は撮影を指示するレリ
ーズスイッチで、両スイッチは、半押し状態で撮影準備
動作が指示され、全押し状態でレリーズ指示が行われる
タイプのボタン式のものを採用することが好ましい。
【0018】モータ10はレンズ制御回路11からの駆
動信号を受けて撮影レンズ2の繰り出し量を調整するも
ので、繰り出し量はエンコーダ12により監視されてい
る。エンコーダ12は撮影レンズ2の静止側と回転側に
対面配置された、例えば位置情報をコード化したビット
マーク部材とこのビットマーク部材の各ビットの情報を
読み取って繰り出し量を検知するもので、これにより測
距時に撮影レンズ2を合焦位置にセットすることができ
るようになっている。
【0019】スイッチS3は操作方向に応じて望遠側と
広角側に焦点距離が変更されるようになされているズー
ムスイッチである。14は焦点距離制御手段で、スイッ
チS3の操作方向に操作時間だけ駆動信号をモータ13
に出力し、焦点距離の変更を行わせるものである。な
お、モータ13はギアとクラッチ等を利用すればモータ
10と兼用することもできる。エンコーダ15は撮影レ
ンズ2内のズームレンズと静止側に対面配置された、上
記エンコーダ12と同様のビットマーク部材と読み取り
部材とから構成され、焦点距離に応じたコードデータを
出力するものである。また、この撮影レンズ2は広角の
外側に更に近接撮影を可能にするマクロ領域を有してい
るものが採用されており、マクロ領域にあるかどうかは
エンコーダ15からの位置データにより検出可能になっ
ている。スイッチS4は通常撮影とマクロ領域での撮影
とを切替指示するモードスイッチである。
【0020】なお、16は撮影準備スイッチS1がオン
された時に露出検出を行う輝度検出回路で、検出結果に
よって絞り値とシャッタスピードとが設定されるように
なっている。
【0021】図3、図4は測距データを得る場合の相関
演算の方法を説明する図である。図3(a)、図4
(a)は片側シフト方式であり、図3(b)、図4
(b)は両側シフト方式を示している。
【0022】図4に示すように、この例ではオートフォ
ーカス光学系AFの対物レンズ61,62はファインダ
光学系Fのレンズ(本実施例では撮影レンズ2)の右側
に平行配置されている。そして、図3,4に示すよう
に、撮影レンズ2に近い側のラインセンサ81を基準部
とし、ラインセンサ82を参照部とする。なお、被写体
距離3m(図4,Do)に対してファインダ光学系Fの
測距フレームの中心とオートフォーカス光学系AFの測
距エリアの中心とが一致するように設計されているもの
とする。
【0023】片側シフトの場合、説明の便宜上、基準部
のラインセンサ81は受光素子A1〜A4から構成さ
れ、参照部のラインセンサ82は受光素子B1〜B8か
ら構成されているものとし、一方、両側シフトの場合、
説明の便宜上、基準部のラインセンサ81は受光素子A
1〜A6から構成され、参照部のラインセンサ82は受
光素子B1〜B6の同数から構成されているものとす
る。
【0024】先ず、片側シフトの場合を説明すると、ラ
インセンサ81の受光素子は、その選択が固定され、一
方、ラインセンサ82に対しては相関演算に利用される
画素データを出力する受光素子が順次シフトされて選択
される。すなわち、受光素子A1〜A4の画素データに
対して、先ず、受光素子B1〜B4の画素データが選択
されて相関演算が実行され(図4(a)のシフトS0
相当)、更に順次、受光素子A1〜A4の画素データに
対して受光素子B2〜B5の画素データが(図4(a)
のシフトS1に相当)、受光素子A1〜A4の画素デー
タに対して受光素子B3〜B6の画素データが(図4
(a)のシフトS2に相当)、受光素子A1〜A4の画
素データに対して受光素子B4〜B7の画素データが
(図4(a)のシフトS3に相当)、そして最後に、受
光素子A1〜A4の画素データに対して受光素子B5〜
B8の画素データが(図4(a)のシフトSNに相当)
選択されて、それぞれ相関演算が実行される。そして、
各相関演算の結果、所定の閾値を越えていることを条件
に、最も相関値の高いときのデータを測距データとする
という公知の方法が採用されている。所定の閾値は、測
定結果に信頼性があるかどうかを判定するために設定さ
れたものであり、この閾値以下では測距データが得られ
なかったものとして処理される。
【0025】次に、両側シフトの場合を説明すると、ラ
インセンサ81,82の受光素子が共に順次シフトされ
て選択される。すなわち、先ず、受光素子A3〜A6の
画素データと受光素子B1〜B4の画素データとが(図
4(b)のシフトS0′に相当)選択されて相関演算が
実行され、更に順次、受光素子A3〜A6の画素データ
と受光素子B2〜B5の画素データとが(図4(b)の
シフトS1′に相当)、受光素子A2〜A5の画素デー
タに対して受光素子B2〜B5の画素データとが(図4
(b)のシフトS2′に相当)、受光素子A2〜A5の
画素データに対して受光素子B3〜B6の画素データと
が(図4(b)のシフトS3′に相当)、そして最後
に、受光素子A1〜A4の画素データに対して受光素子
B3〜B6の画素データとが(図4(b)のシフト
N′に相当)選択されて、それぞれ相関演算が実行さ
れる。そして、各相関演算の結果、最も相関値の高いと
きのデータを測距データとする。
【0026】ここで、図4において、片側シフトの場
合、被写体と測距エリア中心とを結んだ軸は、距離Do
での測距フレームの中心軸と対物レンズ61の主点A1
とを結んだ線分DoA1となる。従って、点Doより十
分近接位置である距離DNでの測距フレームと測距エリ
アとの中心間のずれ(パララックス)はPxとなる。
【0027】一方、両側シフトの場合、被写体と測距エ
リア中心とを結んだ軸は、距離Doでの測距フレームの
中心軸と対物レンズ61,62の主点A1′,A2′の
中点Acとを結んだ線分DoAcとなる。従って、近接
距離DNにおけるパララックスはPx′となる。
【0028】そして、距離Doより近接距離領域におい
ては、十分に、Px<Px′となるため、相関演算を同
じ回数実行した場合、片側シフトの方がパララックスの
小さい精度の良い測距データを得ることができることと
なる。
【0029】図5〜図8は、撮影距離に応じた測距フレ
ームと測距エリアとのパララックスを考慮した測距動作
を説明するものである。図5は、撮影距離に応じた測距
フレーム50と測距エリア80とのパララックスの関係
を示す図で、(a)は撮影距離が無限大の場合、(b)
は撮影距離が3mの場合、(c)は撮影距離が1mの場
合、(d)は撮影距離が0.5mの場合である。
【0030】図1に示すようにオートフォーカス光学系
AFの光軸はファインダ光学系Fの光軸と離れており、
図1の例では、ファインダ光学系Fの光軸に対して、そ
の右横方向にオートフォーカス光学系AFの光軸が設定
され、ファインダ光学系Fの光軸に近い側にラインセン
サ81が、その右横にラインセンサ82が配設されてい
る。
【0031】ここで図5(a)〜(d)について説明す
る。今、カメラ本体1の前方3mに被写体が位置してお
り、この被写体及びその周辺からの光束が対物レンズ6
1を通過してラインセンサ81上に導かれた場合を考え
る。そして、被写体からの光束の内、ラインセンサ81
で受光される範囲を測距エリア80とするとき、撮影距
離3mで測距エリア80と測距フレーム50とが一致す
るように予め設計されているものとする。すなわち、図
(b)のように被写体が3mの距離にある場合には、フ
ァインダ表示部5に写っている被写体に対して撮影者が
測距を意図する位置である測距フレーム50とカメラが
実際に測距を行う測距エリア80とが一致することとな
る。
【0032】ところで、図(a)のように、3m以上離
れた被写体から対物レンズ61を通過する光束は、この
対物レンズ61の光軸に、より平行な角度から入射され
るため、この遠距離の被写体像はラインセンサ81上で
は左側、すなわちファインダ光学系Fに近づいた側に変
位することとなる。
【0033】一方、図(c)のように、1m位置の被写
体から対物レンズ61を通過する光束は、この対物レン
ズ61の光軸に対し、よりずれた角度から入射されるた
め、この距離の被写体像はラインセンサ81上では右
側、すなわちファインダ光学系Fから離れる側に変位す
ることとなる。更に、図(d)のように、0.5m位置
の至近距離の被写体から対物レンズ61を通過する光束
は、この対物レンズ61の光軸に対し、更にずれた角度
から入射されるため、この至近距離の被写体像はライン
センサ81上では更に右側に変位し、測距フレームから
略半分が外れてしまうこととなる。
【0034】図6は、ラインセンサの構造と測距範囲と
の関係を示す図である。なお、本発明に適用されるライ
ンセンサ81,82の構造は図3,4に示した片側シフ
ト方式、両側シフト方式のいずれにも適用可能であり、
片側シフト方式にあってはラインセンサ82の受光素子
の数はラインセンサ81の受光素子数に対して、例えば
2倍設けられており、両側シフト方式にあっては両ライ
ンセンサ81,82の受光素子数は同一に設定されてい
る。
【0035】説明の便宜上、図6のラインセンサをライ
ンセンサ81として説明する。A〜Gはラインセンサ8
1をその長さ方向で6等分割した点を示し、AF1〜A
F6は測距データを求める際に用いられる測距範囲を示
している。なお、G側はファインダ光学系Fに近い側で
ある。AF1はA〜Cの範囲の受光素子が用いられ、A
F2はB〜Dの範囲の受光素子が用いられ、AF3はC
〜Eの範囲の受光素子が用いられ、AF4はD〜Fの範
囲の受光素子が用いられ、AF5はE〜Gの範囲の受光
素子が用いられ、AF6はA〜Gの範囲、すなわち全受
光素子が用いられる。撮影距離が0.5mより近い至近
距離では、測距フレーム50に対し測距範囲AF4,A
F5が外れていることが分かる。
【0036】そして、制御部9は測距範囲AF1〜AF
6のぞれぞれに対して測距データを求めるようにしてい
る。また、図6において、撮影距離が1m〜無限大の範
囲は通常撮影モードとし、0.5m〜1mの至近距離は
マクロモードとして区別され、通常撮影モードとマクロ
モードとが1つの撮影レンズ2で切替設定可能にされて
おり、制御部9はエンコーダ15からの検知データに基
づいて、あるいはモードスイッチS4の状態から、いず
れのモードにあるかが識別されるようになっている。ま
た、制御部9はマクロモードに設定されているときは、
測距フレーム内として測距範囲AF1〜AF3を設定
し、測距フレーム外として測距範囲AF4,AF5及び
AF6を設定するようにしている。この測距フレーム
内、外と各測距範囲との対応関係はROM92に記憶さ
れている。なお、マクロ領域かどうかの識別は、撮影レ
ンズの種類によっては、エンコーダ15に代えてエンコ
ーダ12で識別することも可能である。
【0037】次に、図7のフローチャートを用いて、測
距データの算出動作について説明する。スイッチS1が
オンされると、測距処理が開始され対物レンズ61,6
2を通過した被写体の光束がラインセンサ81,82の
全受光素子で受光され、デジタル値に変換されて制御部
9に取り込まれる(#2)。
【0038】取り込まれた全受光素子からの画素データ
に基づいて各測距範囲AF1〜AF6に対してラインセ
ンサ81とラインセンサ82間で相関処理が実行され、
各測距データが算出される(#4)。ここで、撮影レン
ズ2がマクロモードに設定されているかどうかが判別さ
れ(#6)、マクロモードでなければ、通常モードであ
るので通常の測距処理「通常撮影」(#8)が実行され
て、本フローを終了する。一方、マクロモードであれ
ば、測距範囲AF1〜AF5で測距データが得られたか
どうかが判別される(#10)。測距範囲AF1〜AF
5で測距データが得られているのであれば、更に測距フ
レーム内、すなわち測距範囲AF1〜AF3で測距デー
タが得られているかどうかが判別される(#12)。測
距範囲AF1〜AF3で測距データが得られていれば、
その測距データが所定値、例えば1m以下であるかどう
かが判別され(#14)、所定値以下であれば、その内
の最近値を測距データとして選択して(#16)、本フ
ローを終了する。
【0039】#12、#14でNOの場合には、続いて
測距フレーム外、すなわち測距範囲AF4,AF5で測
距データが得られているかどうかが判別される(#1
8)。測距範囲AF4,AF5で測距データが得られて
いれば、その測距データが所定値、例えば1m以下であ
るかどうかが判別され(#20)、所定値以下であれ
ば、その内の最近値を測距データとして選択して(#2
2)、本フローを終了する。また、#18、#20でN
Oであれば、測距不可として特定値、例えば0.6mを
セットして(#24)、本フローを終了する。
【0040】一方、#10で、測距範囲AF1〜AF5
で測距データが得られなかった場合には、測距範囲AF
6で測距データが得られたかどうかが判別され(#2
6)、測距範囲AF6でも測距データが得られていない
ときは、#24に進んで所定値0.6mをセットする。
一方、測距範囲AF6で測距データが得られているので
あれば、その測距データが所定値1m以下であるかどう
かが判別され(#28)、所定値以下であれば、その測
距データが採用されて(#30)、本フローを終了す
る。
【0041】図8は、#8の「通常処理」のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。通常処理では、先ず、
測距範囲AF1〜AF5で測距データが得られたかどう
かが判別され(#40)、測距データが得られていれ
ば、その内の最近値を測距データとして選択して(#4
2)、リターンする。一方、測距データが得られていな
ければ、測距範囲AF6で測距データが得られているか
どうかが判別され(#44)、測距データが得られてい
れば、その測距範囲AF6の測距データが採用され(#
46)、逆に、測距データが得られていなければ、測距
不可として特定値、例えば0.6mをセットして(#4
8)、リターンする。
【0042】このように、検出された焦点位置に応じ
て、測距フレーム内の測距範囲で測距データを得、この
測距データで焦点位置調整を行うとともに、上記測距デ
ータが有効でないときは、その測距フレーム外の測距範
囲での測距データを採用するようにしたので、測距不可
の発生がより低減することとなる。
【0043】図9〜図11は、測距フレーム50に対す
る、撮影レンズ2の焦点距離に応じた測距エリア80の
拡縮を考慮した測距動作を説明するものである。
【0044】図9は、測距フレーム50に対する焦点距
離に応じた測距エリア80の拡縮の関係を示す図で、
(a)は焦点距離f=35mmの場合、(b)は焦点距
離f=70mmの場合、(c)は焦点距離f=105m
mの場合である。
【0045】測距フレーム50に対して測距エリア80
が拡縮変化する理由は以下のとおりである。ファインダ
光学系Fは撮影レンズ2の焦点距離f、すなわち像倍率
に応じてファインダ視野倍率が変化する一方、オートフ
ォーカス光学系AFの倍率は固定されている。この場
合、測距エリア80はファインダ視野倍率とは無関係に
固定されており、あくまで被写体の特定位置に対して測
距を実行することとなる。一方、ファインダ表示部5に
写る被写体はファインダ倍率に応じて拡大、縮小変化す
るから、その測距フレーム50の枠内に収まる被写体の
範囲はファインダ視野倍率に応じて異なることとなる。
【0046】図9において、図(a)は測距フレーム5
0と測距エリア80との大きさが一致しており、この状
態では、測距フレーム50内でカメラでの実際の測距デ
ータが得られるため、撮影者の意図する測距位置と一致
する。しかし、図(b)、更には図(c)のように、フ
ァインダ倍率が大きくなるにしたがってファインダ表示
部5に写る被写体も(測距エリア80も)拡大され、測
距フレーム50内には被写体の一部しか収まらないこと
となり、実際に測距が実行される測距エリア80とずれ
を生じてくる。
【0047】図10は、ラインセンサの構造と測距範囲
との関係を示す図である。なお、本発明に適用されるラ
インセンサ81,82の構造は図3,4に示した片側シ
フト方式、両側シフト方式のいずれにも適用可能であ
り、片側シフト方式にあってはラインセンサ82の受光
素子の数はラインセンサ81の受光素子数に対して、例
えば2倍設けられており、両側シフト方式にあっては両
ラインセンサ81,82の受光素子数は同一に設定され
ている。
【0048】説明の便宜上、図10のラインセンサをラ
インセンサ81として説明する。A〜Gはラインセンサ
81をその長さ方向で6等分割した点を示し、AF1〜
AF6は測距データを求める際に用いられる測距範囲を
示している。なお、G側はファインダ光学系Fに近い側
である。AF1はA〜Cの範囲の受光素子が用いられ、
AF2はB〜Dの範囲の受光素子が用いられ、AF3は
C〜Eの範囲の受光素子が用いられ、AF4はD〜Fの
範囲の受光素子が用いられ、AF5はE〜Gの範囲の受
光素子が用いられ、AF6はA〜Gの範囲、すなわち全
受光素子が用いられる。撮影レンズ2の焦点距離が10
5mmでは測距範囲AF1,AF5が測距フレーム50
から外れていることが分かる。
【0049】そして、制御部9は測距範囲AF1〜AF
6のぞれぞれに対して測距データを求めるようにしてい
る。また、図10において、撮影レンズ2は焦点距離が
少なくとも35mm〜105mmの範囲で変更可能にな
されており、制御部9はエンコーダ15からの検知デー
タに基づいて、ROM92に予め記憶されているテーブ
ル、すなわち表1を用いて、いずれの焦点距離範囲にあ
るかを判別するとともに、対応する焦点距離範囲に対応
した測距範囲を測距フレーム内、外として設定するよう
になっている。
【0050】
【表1】
【0051】すなわち、焦点距離fが35mm〜55m
mの範囲では、図10に示すように測距フレームと測距
エリアとが略一致するので、全測距範囲AF1〜AF5
が測距フレーム内と設定されている。焦点距離fが56
mm〜85mmの範囲では、図10に示すように測距範
囲AF1,AF5の一部が測距フレーム50から一部は
み出しているので、測距範囲AF2〜AF4が測距フレ
ーム内とされ、測距範囲AF1,AF5が測距フレーム
外と設定されている。また、焦点距離fが86mm〜1
05mmの範囲では、図10に示すように更に測距範囲
AF2,AF4の一部も測距フレーム50から一部はみ
出しているので、測距範囲AF3が測距フレーム内とさ
れ、測距範囲AF1,AF2,AF4,AF5が測距フ
レーム外と設定されている。
【0052】次に、図11のフローチャートを用いて、
測距データの算出動作について説明する。スイッチS1
がオンされると、測距処理が開始され対物レンズ61,
62を通過した被写体の光束がラインセンサ81,82
の全受光素子で受光され、デジタル値に変換されて制御
部9に取り込まれる(#60)。
【0053】取り込まれた全受光素子からの画素データ
に基づいて各測距範囲AF1〜AF6に対してラインセ
ンサ81とラインセンサ82間で相関処理が実行され、
各測距データが算出される(#62)。ここで、撮影レ
ンズ2の焦点距離がエンコーダ15より読み込まれ(#
64)、次いで、表1に基づいて焦点距離に対応した測
距範囲、すなわち測距フレーム内で測距データが得られ
たかどうかが判別され(#66)、測距データが得られ
ているのであれば、その内の最近値を測距データとして
選択して(#68)、本フローを終了する。
【0054】一方、測距フレーム内で測距データが得ら
れていなければ、続いて、測距フレーム外、すなわちそ
れ以外の測距範囲で測距データが得られたかどうかが判
別され(#70)、測距データが得られているのであれ
ば、その内の最近値を測距データとして選択して(#7
2)、本フローを終了する。
【0055】更に、測距フレーム外でも測距データが得
られていなければ、測距範囲AF6で測距データが得ら
れているかどうかが判別され(#74)、得られていれ
ば、その値を測距データとして採用する(#76)。得
られていなければ、測距不可として特定値、例えば10
mをセットして(#78)、リターンする。
【0056】このように、検出された焦点距離に応じ
て、測距フレーム内の測距範囲で測距データを得、この
測距データで焦点位置調整を行うとともに、上記測距デ
ータが有効でないときは、測距フレーム外の測距範囲で
の測距データを採用するようにしたので、測距不可の発
生がより低減することとなる。
【0057】
【発明の効果】本発明は、オートフォーカス光学系の第
1、第2の窓から導かれた被写体像を受光し、その画素
データをそれぞれ取り込む一対のセンサを構成する第
1、第2のラインセンサと、上記第1、第2の窓とを結
ぶ線上であって上記第1の窓側に設けられたファインダ
光学系とを備えたカメラであって、上記第1のラインセ
ンサの画素データを基準にするとともに、この画素デー
タと上記第2のラインセンサの画素データであって順次
シフトされた画素データとの間でシフト毎の相関値を算
出し、各シフトに対する相関値の内、相関の最も高いと
きのシフト量から測距データを求める測距手段とを備え
た、いわゆる片側シフト方式を採用した構成としたの
で、ファインダ光学系とオートフォーカス光学系とが一
列に配置されたカメラにおいて、両側シフト方式に比し
てパララックスの影響をより低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測距装置が適用されるカメラの光
学系の一例を示す平面図である。
【図2】本発明が適用されるカメラの制御系を説明する
ブロック図である。
【図3】測距データを得る場合の相関演算の方法を説明
する図で、図(a)は片側シフト方式であり、図(b)
は両側シフト方式を示している。
【図4】測距データを得る場合の相関演算の方法を説明
する図で、図(a)は片側シフト方式であり、図(b)
は両側シフト方式を示している。
【図5】撮影距離に応じた測距フレームと測距エリアと
のパララックスの関係を示す図で、(a)は撮影距離が
無限大の場合、(b)は撮影距離が3mの場合、(c)
は撮影距離が1mの場合、(d)は撮影距離が0.5m
の場合である。
【図6】ラインセンサの構造と測距範囲との関係を示す
図である。
【図7】測距データの算出動作を説明するフローチャー
トである。
【図8】「通常処理」のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図9】測距フレームに対する焦点距離に応じた測距エ
リアとの拡縮の関係を示す図で、(a)は焦点距離f=
35mmの場合、(b)は焦点距離f=70mmの場
合、(c)は焦点距離f=105mmの場合である。
【図10】ラインセンサの構造と測距範囲との関係を示
す図である。
【図11】測距データの算出動作を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 撮影レンズ 3 フィルム 4 ミラー 5 ファインダ表示部 50 測距フレーム 61,62 対物レンズ 71,72,73 ミラー 80 測距エリア 81,82 ラインセンサ F ファインダ光学系 AF オートフォーカス光学系 9 制御部 91 CPU 92 ROM 10,13 モータ 11 レンズ制御回路 12,15 エンコーダ 14 焦点距離制御回路 S1 撮影準備スイッチ S2 レリーズスイッチ S3 ズームスイッチ S4 モードスイッチ AF1〜AF6 測距範囲 A1〜A6,B1〜B8 受光素子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートフォーカス光学系の第1、第2の
    窓から導かれた被写体像を受光し、その画素データをそ
    れぞれ取り込む一対のセンサを構成する第1、第2のラ
    インセンサと、上記第1、第2の窓とを結ぶ線上であっ
    て上記第1の窓側に設けられたファインダ光学系とを備
    えたカメラであって、上記第1のラインセンサの画素デ
    ータを基準にするとともに、この画素データと上記第2
    のラインセンサの画素データであって順次シフトされた
    画素データとの間でシフト毎の相関値を算出し、各シフ
    トに対する相関値の内、相関の最も高いときのシフト量
    から測距データを求める測距手段とを備えてなることを
    特徴とするカメラの測距装置。
JP6125157A 1994-06-07 1994-06-07 カメラの測距装置 Pending JPH07333492A (ja)

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JP6125157A JPH07333492A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 カメラの測距装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6963074B2 (en) 2001-06-21 2005-11-08 Psc Scanning, Inc. Omni-directional optical code reader using scheimpflug optics
WO2014198245A1 (de) * 2013-06-13 2014-12-18 Leica Camera Ag Kamera mit opto-elektronischem entfernungsmesser
DE102012009975B4 (de) * 2012-05-19 2015-07-23 Leica Camera Ag Kamera mit opto-elektronischem Entfernungsmesser mit zwei auf einen gemeinsamen Zielpunkt ausgerichteten Bildaufnahme-Modulen
WO2021220052A1 (en) * 2020-04-27 2021-11-04 Pixii Sas Electronic rangefinder

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US11454866B2 (en) 2020-04-27 2022-09-27 Pixii Sas Electronic rangefinder

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