JPH1062673A - 双眼鏡 - Google Patents

双眼鏡

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Publication number
JPH1062673A
JPH1062673A JP22202796A JP22202796A JPH1062673A JP H1062673 A JPH1062673 A JP H1062673A JP 22202796 A JP22202796 A JP 22202796A JP 22202796 A JP22202796 A JP 22202796A JP H1062673 A JPH1062673 A JP H1062673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical systems
focusing
optical system
driving
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP22202796A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kato
正人 加藤
Masatoshi Yoneyama
正利 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP22202796A priority Critical patent/JPH1062673A/ja
Publication of JPH1062673A publication Critical patent/JPH1062673A/ja
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Telescopes (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】手動により焦点合わせを行う従来の双眼鏡の視
度調整に慣れた使用者に違和感を与えず、しかも安価
に、自動焦点調節機能付き双眼鏡を提供する。 【解決手段】対物光学系1,2、焦点合わせ光学系3,
4、像正立系5,6、接眼光学系7,8、測距素子1
0、焦点合わせ光学系3,4を光軸方向に駆動して焦点
合わせを行うためのモータ11、その駆動力を伝達する
ための送りネジ13、その駆動力を受けて焦点合わせ光
学系3,4を駆動するアーム15、モータ11に駆動信
号を送る制御系17を備えた双眼鏡において、左側の光
学系について、焦点合わせ光学系3,4をモータ11に
よって駆動する事により視度調整を行う構成とし、右側
の接眼光学系8には視度調整機構を設け、手動による視
度調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動焦点調節機能
を備えた双眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】双眼鏡は、その使用者の左右それぞれの
眼の視力に応じて、視度調整を行う必要があるが、自動
焦点調節機能を備えた双眼鏡においても、従来より視度
調整機構が設けられている。図16に、その光学系の一
例を模式的に示す。同図において、1,2は対物レンズ
群より成る対物光学系、5,6は正立プリズム群より成
る像正立系、7,8は接眼レンズ群より成る接眼光学
系、9は測距光学系、10は測距素子である。
【0003】また、11は対物光学系1,2を光軸方向
に駆動して焦点合わせを行うためのモータ、13はその
駆動力を伝達するための送りネジ、15はその駆動力を
受けて対物光学系1,2を駆動するアームであり、17
はモータ11に駆動信号を送る制御系である。
【0004】図17は、上記図16に示す光学系を備え
た従来の自動焦点調節機能付き双眼鏡の外観図である。
同図において、21はメインスイッチ、22は自動で焦
点合わせを行う時に使用するオートフォーカスボタン、
23,24はそれぞれ遠近の焦点合わせを手動で行う時
に使用するマニュアルフォーカスボタンである。
【0005】上記の構成において、視度調整操作を行う
場合は、使用者は、まず、メインスイッチ21をONの
状態にして、オートフォーカスボタン22を押し、図1
6に示す対物光学系1,2を矢印の方向に駆動する事に
より、双眼鏡の焦点合わせを行う。次に、左の接眼光学
系7の鏡筒を手動で回転させて、同図の矢印の方向に動
かす事により、左眼でピントが合うように左側の視度調
整を行う。同様にして、右の接眼光学系8の鏡筒を手動
で回転させて、同図の矢印の方向に動かす事により、右
眼でピントが合うように右側の視度調整を行う。視度調
整の順序は左右逆でも良い。
【0006】観察体を見る場合は、上記視度調整済みの
状態で、メインスイッチ21をONにして、オートフォ
ーカスボタン22を押し、観察体の焦点合わせを行え
ば、ピントの合った観察体像を自動的に見る事ができ
る。尚、マニュアルフォーカスボタン23,24によっ
て、手動で焦点合わせを行う事もできる。
【0007】また、図示しないが、上記の構成とは別
に、左右一対の焦点合わせ光学系のそれぞれに駆動手段
を設け、各々の駆動手段を使って、左右それぞれの光学
系について視度調整操作を行って、その視度調整分を電
気的にメモリーしておき、自動焦点調節機能を使って観
察体を見る際に、視度調整分も含んだ焦点合わせ光学系
の駆動を行う構成の双眼鏡も従来より知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示したような構成では、左右の光学系のそれぞれに視度
調整機構或いは駆動手段等が必要となるので、コスト高
となる。また、従来の手動式双眼鏡では、使用者が一方
の眼について焦点合わせを行い、他方の眼について視度
調整操作を行う構成が普通であるので、このような使い
方に慣れた使用者にとっては、左右別々に視度調整操作
を行わなくてはならない上記のような構成には違和感が
ある。本発明は、手動による視度調整操作を片方の眼に
ついてのみ行う構成とする事で、従来の手動式双眼鏡の
視度調整に慣れた使用者に違和感を与えず、しかも安価
に、自動焦点調節機能付き双眼鏡を提供する事を目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、左右一対の光学系と、その左右一対の
光学系のそれぞれの一部を成す左右一対の焦点合わせ光
学系と、その各々の焦点合わせ光学系を自動焦点調節信
号に基づいて前記左右一対の光学系のそれぞれの光軸方
向に駆動する駆動手段とを備えた双眼鏡において、前記
左右一対の光学系の内、一方の光学系について、その一
方の光学系の一部を成す前記焦点合わせ光学系を前記駆
動手段によって駆動する事により視度調整を行ない、他
方の光学系については別途視度調整機構を設けて、手動
による視度調整を行う構成とし、更に焦点合わせの際に
は前記一方の光学系の視度調整分を盛り込んだ焦点合わ
せを行う。
【0010】また、前記一方の光学系の視度調整分のデ
ータを記憶する記憶手段を備え、前記焦点合わせの際に
そのデータをその記憶手段より読み出して用いる。これ
らの構成において、前記一方の光学系について、前記駆
動手段を使って視度調整操作を行い、その視度調整分を
電気的にメモリーしておく事により、自動焦点調節機能
を使って観察体を見る際に、視度調整分を盛り込んだ焦
点合わせ光学系の駆動を行う。また、前記他方の光学系
については、予め手動による視度調整操作を行ってお
く。
【0011】また、前記駆動手段は、前記左右一対の焦
点合わせ光学系のそれぞれに対して個別に設けられてい
る構成とする事もできる。また、前記視度調整機構は、
前記他方の光学系の一部を成す接眼光学系或いは対物光
学系に設けられている構成とする事もできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1に、本発明の双
眼鏡の第一実施形態の光学系等を模式的に示す。同図に
おいて、1,2は対物レンズ群より成る対物光学系、
3,4は焦点合わせ光学系、5,6は正立プリズム群よ
り成る像正立系、7,8は接眼レンズ群より成る接眼光
学系、10は図の左側の対物光学系1,焦点合わせ光学
系3を通った光束の一部を取り出して測距を行う測距素
子である。
【0013】また、11は焦点合わせ光学系3,4を光
軸方向に駆動して焦点合わせを行うためのモータ、13
はその駆動力を伝達するための送りネジ、15はその駆
動力を受けて焦点合わせ光学系3,4を駆動するアーム
であり、17はモータ11に駆動信号を送る制御系であ
る。
【0014】図2は、上記図1に示す光学系等を備えた
本発明の双眼鏡の第一実施形態の外観図である。同図に
おいて、21はメインスイッチ、22は自動で焦点合わ
せを行う時に使用するオートフォーカスボタン、23,
24はそれぞれ無限遠側と近距離側の焦点合わせを手動
で行う時に使用するマニュアルフォーカスボタンであ
る。
【0015】上記の構成において、使用者が視度調整操
作を行う場合は、まず、メインスイッチ21をMEMの
状態にして、マニュアルフォーカスボタン23或いは2
4を押し、図1に示す焦点合わせ光学系3,4を矢印の
方向に駆動し、左眼でピントが合うように左側の光学系
の視度調整を行う。次に、右の接眼光学系8の鏡筒を手
動で回転させて、同図の矢印の方向に動かす事により、
右眼でピントが合うように右側の光学系の視度調整を行
う。最後に、オートフォーカスボタン22を押すと、調
整された左側の視度が制御系17の中の記憶素子(図示
せず)にメモリーされる。
【0016】観察体を見る場合は、上記視度調整済みの
状態で、メインスイッチ21をONにして、オートフォ
ーカスボタン22を押し、観察体の焦点合わせを行え
ば、ピントの合った観察体像を自動的に見る事ができ
る。尚、マニュアルフォーカスボタン23,24によっ
て、手動で焦点合わせを行う事もできる。
【0017】図12乃至図15は、上記本発明の双眼鏡
の第一実施形態の制御系17による自動焦点調節制御及
び視度調整制御のフローチャートである。その内、図1
2はメインルーチンを示しており、同図において、上記
メインスイッチ21がOFFになった時にリセットスタ
ートとなり、ステップ#3101で自動焦点調節に関す
るデータ及び動作の初期設定を行い、メインスイッチ2
1がON或いはMEMの状態になるまで待機する。次
に、ステップ#3102において、メインスイッチ21
がON或いはMEMになれば、ステップ#3103に移
行し、上記焦点合わせ光学系3,4を、無限遠点に焦点
が合う位置に駆動する。この時の無限遠点は、後述する
視度調整量だけ光学的無限遠点よりずらした位置であ
る。
【0018】そして、ステップ#3104において、メ
インスイッチ21がON或いはMEMの状態になってい
るか否かを再度判定し、ON或いはMEMの状態であれ
ばステップ#3105に移行する。ステップ#3105
においては、視度調整モードを指定する状態であれば、
即ちメインスイッチ21がMEMの状態になっていれば
P1の視度調整モードに移行し、そうでなければ、即ち
メインスイッチ21がONの状態になっていればステッ
プ#3106に移行する。
【0019】ステップ#3106において、オートフォ
ーカスボタン22がONの状態か否かを判定し、ONの
状態であればステップ#3107に移行する。ステップ
#3107においては、マニュアルフォーカス無限遠側
フラグ(FF)とマニュアルフォーカス近距離側フラグ
(NF)がセットされているか否かを判定し、セットさ
れていなければ、ステップ#3108に移行し、オート
フォーカスモードフラグ(AFF)をセットする。
【0020】次に、ステップ#3109において、上記
測距素子10の焦点検出用CCDを駆動し、各画素のデ
ータを読み込む。そして、ステップ#3110において
測距演算を行い、このデータに基づいて焦点検出を行っ
て、焦点のズレ量を示すデフォーカス量(DF)を出力
する。このDFは符号付きであり、近距離側が正で無限
遠側が負である。
【0021】続いて焦点検出後、ステップ#3111に
おいて、観察体の判別ができないローコントラストであ
ったか否かの判定を行い、ローコントラストであればス
テップ#3104に戻る。ローコントラストでなければ
ステップ#3112に移行する。ステップ#3112に
おいて、DFに変換係数K2を乗じてTPを求める。こ
こでTPとは、DFより焦点合わせ光学系3,4の合焦
位置を求め、さらに、その焦点合わせ光学系3,4の合
焦位置を、それらを駆動するモータ11(この場合はパ
ルスモータ使用)の駆動パルス数に変換した値である。
【0022】次に、ステップ#3113において、視度
調整量をモータ駆動パルス数で表したSIDOと上記T
Pとより、実際の焦点合わせ光学系3,4の駆動量
(P)を求める。そして、ステップ#3114におい
て、合焦範囲内か否かの判定を行い、合焦範囲内であれ
ばステップ#3104に戻る。合焦でなければステップ
#3115に移行し、モータ駆動ルーチンをコールして
モータ11を駆動し、焦点合わせ光学系3,4を実際の
駆動位置まで駆動してからステップ#3104に戻る。
【0023】ところで、上記ステップ#3106におい
て、オートフォーカスボタン22がOFFの状態であれ
ば、ステップ#3116に移行し、オートフォーカスモ
ードフラグ(FF)がセットされているか否かを判定
し、セットされていればステップ#3126に移行して
それをリセットし、引き続きステップ#3127におい
てモータ11をストップさせるため駆動量0をセット
し、ステップ#3115に移行してモータ駆動ルーチン
をコールする。これらのステップは、上記ステップ#3
107において、マニュアルフォーカス無限遠側フラグ
(FF)とマニュアルフォーカス近距離側フラグ(N
F)がセットされている場合も同様である。
【0024】また、上記ステップ#3116において、
オートフォーカスモードフラグ(FF)がセットされて
いなければ、ステップ#3117に移行して、近距離側
の焦点合わせを手動で行うマニュアルフォーカスボタン
24がONの状態か否かを判定し、ONの状態であれば
更にステップ#3118に移行する。そこで、マニュア
ルフォーカス無限遠側フラグ(FF)がセットされてい
るか否かを判定し、セットされていれば上記と同様にス
テップ#3126に移行してそれをリセットし、引き続
きステップ#3127においてモータ11をストップさ
せるため駆動量0をセットし、ステップ#3115に移
行してモータ駆動ルーチンをコールする。
【0025】また、上記ステップ#3118において、
マニュアルフォーカス無限遠側フラグ(FF)がセット
されていなければ、即ちリセットされていれば、ステッ
プ#3119に移行し、マニュアルフォーカス近距離側
フラグ(NF)をセットする。続いてステップ#312
0で近距離側にモータ11を駆動するように駆動方向を
セットし、更にステップ#3121で駆動量をセットし
てステップ#3115に移行し、モータ駆動ルーチンを
コールする。
【0026】また、上記ステップ#3117において、
近距離側の焦点合わせを手動で行うマニュアルフォーカ
スボタン24がOFFの状態であれば、ステップ#31
22に移行して、無限遠側の焦点合わせを手動で行うマ
ニュアルフォーカスボタン23がONの状態か否かを判
定し、ONの状態であれば更にステップ#3123に移
行する。そこで、マニュアルフォーカス近距離側フラグ
(NF)がセットされているか否かを判定し、セットさ
れていれば上記と同様にステップ#3126に移行して
それをリセットし、引き続きステップ#3127におい
てモータ11をストップさせるため駆動量0をセット
し、ステップ#3115に移行してモータ駆動ルーチン
をコールする。
【0027】また、上記ステップ#3123において、
マニュアルフォーカス近距離側フラグ(NF)がセット
されていなければ、即ちリセットされていれば、ステッ
プ#3124に移行し、マニュアルフォーカス無限遠側
フラグ(FF)をセットする。続いてステップ#312
5で無限遠側にモータ11を駆動するように駆動方向を
セットし、更にステップ#3121で駆動量をセットし
てステップ#3115に移行し、モータ駆動ルーチンを
コールする。
【0028】また、上記ステップ#3122において、
無限遠側の焦点合わせを手動で行うマニュアルフォーカ
スボタン23がOFFの状態であれば、ステップ#31
26に移行してAF,FF,NFをリセットし、引き続
きステップ#3127においてモータ11をストップさ
せるため駆動量0をセットし、ステップ#3115に移
行してモータ駆動ルーチンをコールする。
【0029】ところで、上記ステップ#3105におい
て、メインスイッチ21がMEMの状態になっていれ
ば、P1の視度調整モードに移行するが、この視度調整
モードとは、マニュアルフォーカスボタン23,24に
より、左側の光学系の視度調整を行い、電気的にメモリ
ーするモードである。図13に、そのフローチャートを
示す。
【0030】同図において、まず、ステップ#3201
で、上記オートフォーカスボタン22がONの状態かO
FFの状態かを判定し、OFFの状態であればステップ
#3202に移行する。ステップ#3202において、
近距離側の焦点合わせを手動で行うマニュアルフォーカ
スボタン24がONの状態か否かを判定し、ONの状態
であればステップ#3207に移行して、上記焦点合わ
せ光学系3,4の駆動方向を近距離側にセットする。引
き続きステップ#3205において駆動量をセットし、
ステップ#3206に移行してモータ駆動ルーチンをコ
ールする。
【0031】また、ステップ#3202において、マニ
ュアルフォーカスボタン24がOFFの状態であれば、
ステップ#3203に移行する。ステップ#3203に
おいて、無限遠側の焦点合わせを手動で行うマニュアル
フォーカスボタン23がONの状態か否かを判定し、O
Nの状態であればステップ#3204に移行して、上記
焦点合わせ光学系3,4の駆動方向を無限遠側にセット
する。引き続きステップ#3205において駆動量をセ
ットし、ステップ#3206に移行してモータ駆動ルー
チンをコールする。
【0032】次に、ステップ#3201で、オートフォ
ーカスボタン22がONの状態であれば、ステップ#3
208に移行する。ステップ#3208において、上記
測距素子10の焦点検出用CCDを駆動し、各画素のデ
ータを読み込む。そして、ステップ#3209において
測距演算を行い、このデータに基づいて焦点検出を行っ
て、焦点のズレ量を示すデフォーカス量(DF)を算出
する。続いてステップ#3210において、DFに変換
係数K2を乗じてTPを求める。そして、ステップ#3
211において、TPを視度調整量としてSIDOにメ
モリーする。
【0033】以上の処理の後、P2に移行して、更に図
12のステップ#3104に戻る。尚、ステップ#32
03において、マニュアルフォーカスボタン23がOF
Fの状態であった場合も同様にP2に移行して図12の
ステップ#3104に戻る。
【0034】図14は、上記モータ駆動ルーチンのフロ
ーチャートである。このサブルーチンは、図12で説明
したメインルーチン及び図13で説明した視度調整モー
ドよりコールされるが、ここでは設定された駆動量,駆
動方向になるように、モータ割り込み処理の設定を行
う。
【0035】図14において、ステップ#3301でモ
ータ割り込みを禁止し、引き続きステップ#3302に
おいて、設定された駆動方向を判定する。そして、それ
が無限遠側方向(CWF=1)であれば、ステップ#3
308に移行し、割り込み処理内での無限遠側方向フラ
グ(MF)をセットする。また、それが近距離側方向
(CWF=0)であれば、ステップ#3303に移行
し、割り込み処理内での近距離側方向フラグ(KF)を
セットする。
【0036】次に、ステップ#3304において、設定
された駆動量Pを割り込み処理内の駆動量MOVPにセ
ットする。引き続きステップ#3305において、第1
パルス目の出力を行い、ステップ#3306において、
第2パルス目の切り替えを行うまでのタイマーをスター
トさせる。そして、ステップ#3307において、再び
割り込みを許可してリターンする。
【0037】図15は、モータ割り込み処理のフローチ
ャートである。これは、上述のモータ駆動ルーチン内で
設定された方向,駆動量の駆動信号をパルスモータに送
るルーチンである。
【0038】同図において、まず、ステップ#3401
で割り込みを禁止し、続いてステップ#3402におい
てMOVP=0か否かを判定する。MOVP=0でなけ
ればステップ#3403に移行し、MOVPをMOVP
−1として、引き続きステップ#3404において駆動
方向を判定する。駆動方向が近距離側方向(KF=1)
であればステップ#3409に移行し、現在の焦点合わ
せ光学系3,4の位置をモータ駆動パルス数で表したP
CNTに1を加え、ステップ#3410において近距離
側方向の駆動データをセットし、ステップ#3407に
おいてポートに出力する。そして、ステップ#3408
において、再び割り込みを許可してリターンする。
【0039】また、ステップ#3404において、駆動
方向が無限遠側方向であればステップ#3405に移行
して、PCNTから1を差し引き、ステップ#3406
において無限遠側方向の駆動データをセットし、ステッ
プ#3407においてポートに出力する。そして、ステ
ップ#3408において、再び割り込みを許可してリタ
ーンする。尚、ステップ#3402においてMOVP=
0であれば、ステップ#3411に移行してモータへの
出力をOFFし、ステップ#3412においてタイマー
をストップさせてリターンする。
【0040】以上が本発明の双眼鏡の第一実施形態の構
成と、制御のフローチャートである。
【0041】図3に、本発明の双眼鏡の第二実施形態の
光学系等を模式的に示す。同図において、1,2は対物
レンズ群より成る対物光学系、5,6は正立プリズム群
より成る像正立系、7,8は接眼レンズ群より成る接眼
光学系、9は測距光学系、10は測距素子である。
【0042】また、11,12は対物光学系1,2をそ
れぞれ光軸方向に駆動して焦点合わせを行うためのモー
タ、13,14はその駆動力を伝達するための送りネ
ジ、15,16はその駆動力を受けて対物光学系1,2
をそれぞれ駆動するアームであり、17はモータ11,
12に駆動信号を送る制御系である。
【0043】図4は、上記図3に示す光学系等を備えた
本発明の双眼鏡の第二実施形態の外観図である。同図に
おいて、21はメインスイッチ、22は自動で焦点合わ
せを行う時に使用するオートフォーカスボタン、23,
24はそれぞれ無限遠側と近距離側の焦点合わせを手動
で行う時に使用するマニュアルフォーカスボタンであ
る。
【0044】上記の構成において、使用者が視度調整操
作を行う場合は、まず、メインスイッチ21をMEMの
状態にして、マニュアルフォーカスボタン23或いは2
4を押し、図3に示す対物光学系1,2を矢印の方向に
駆動し、左眼でピントが合うように左側の光学系の視度
調整を行う。次に、右の接眼光学系8の鏡筒を手動で回
転させて、同図の矢印の方向に動かす事により、右眼で
ピントが合うように右側の光学系の視度調整を行う。最
後に、オートフォーカスボタン22を押すと、調整され
た左側の視度が制御系17の中の記憶素子(図示せず)
にメモリーされる。
【0045】観察体を見る場合は、上記視度調整済みの
状態で、メインスイッチ21をONにして、オートフォ
ーカスボタン22を押し、観察体の焦点合わせを行え
ば、ピントの合った観察体像を自動的に見る事ができ
る。尚、マニュアルフォーカスボタン23,24によっ
て、手動で焦点合わせを行う事もできる。
【0046】図8乃至図11は、上記本発明の双眼鏡の
第二実施形態の制御系17による自動焦点調節制御及び
視度調整制御のフローチャートである。その内、図8は
メインルーチンであり、同図において、上記メインスイ
ッチ21がOFFの状態の時にリセットスタートとな
り、ステップ#2101で自動焦点調節に関するデータ
及び動作の初期設定を行い、メインスイッチ21がON
或いはMEMの状態になるまで待機する。次に、ステッ
プ#2102において、メインスイッチ21がON或い
はMEMになれば、ステップ#2103に移行し、上記
対物光学系1,2を無限遠点に焦点が合う位置に駆動す
る。この時の無限遠点は、後述する視度調整量だけ光学
的無限遠点よりずらした位置である。
【0047】そして、ステップ#2104において、メ
インスイッチ21がON或いはMEMの状態になってい
るか否かを再度判定し、ON或いはMEMの状態であれ
ばステップ#2105に移行する。ステップ#2105
においては、視度調整モードを指定する状態であれば、
即ちメインスイッチ21がMEMの状態になっていれば
P1の視度調整モードに移行し、そうでなければ、即ち
メインスイッチ21がONの状態になっていればステッ
プ#2106に移行する。
【0048】ステップ#2106において、オートフォ
ーカスボタン22がONの状態か否かを判定し、ONの
状態であればステップ#2107に移行する。ステップ
#2107においては、マニュアルフォーカス無限遠側
フラグ(FF)とマニュアルフォーカス近距離側フラグ
(NF)がセットされているか否かを判定し、セットさ
れていなければ、ステップ#2108に移行し、オート
フォーカスモードフラグ(AFF)をセットする。
【0049】次に、ステップ#2109において、上記
測距素子10の焦点検出用CCDを駆動し、各画素のデ
ータを読み込む。そして、ステップ#2110において
測距演算を行い、このデータに基づいて焦点検出を行っ
て、焦点のズレ量を示すデフォーカス量(DF)を出力
する。このDFは符号付きであり、近距離側が正で無限
遠側が負である。
【0050】続いて焦点検出後、ステップ#2111に
おいて、観察体の判別ができないローコントラストであ
ったか否かの判定を行い、ローコントラストであればス
テップ#2104に戻る。ローコントラストでなければ
ステップ#2112に移行する。ステップ#2112に
おいて、DFに変換係数K1 を乗じてTPを求める。こ
こでTPとは、DFより対物光学系1,2の合焦位置を
求め、さらに、その対物光学系1,2の合焦位置を、そ
れらを駆動するモータ11,12(この場合はパルスモ
ータ使用)の駆動パルス数に変換した値である。
【0051】次に、ステップ#2113において、現在
の対物光学系1,2の位置をモータ駆動パルス数で表し
たPCNTと、視度調整量をモータ駆動パルス数で表し
たSIDOと上記TPとより、実際の対物光学系1,2
の駆動量(P)を求める。そして、ステップ#2114
において、合焦範囲内か否かの判定を行い、合焦範囲内
であればステップ#2104に戻る。合焦でなければス
テップ#2115に移行し、モータ駆動ルーチンをコー
ルしてモータ11,12を駆動し、対物光学系1,2を
実際の駆動位置まで駆動してからステップ#2104に
戻る。
【0052】ところで、上記ステップ#2106におい
て、オートフォーカスボタン22がOFFの状態であれ
ば、ステップ#2116に移行し、オートフォーカスモ
ードフラグ(FF)がセットされているか否かを判定
し、セットされていればステップ#2126に移行して
それをリセットし、引き続きステップ#2127におい
てモータ11,12をストップさせるため駆動量0をセ
ットし、ステップ#2115に移行してモータ駆動ルー
チンをコールする。これらのステップは、上記ステップ
#2107において、マニュアルフォーカス無限遠側フ
ラグ(FF)とマニュアルフォーカス近距離側フラグ
(NF)がセットされている場合も同様である。
【0053】また、上記ステップ#2116において、
オートフォーカスモードフラグ(FF)がセットされて
いなければ、ステップ#2117に移行して、近距離側
の焦点合わせを手動で行うマニュアルフォーカスボタン
24がONの状態か否かを判定し、ONの状態であれば
更にステップ#2118に移行する。そこで、マニュア
ルフォーカス無限遠側フラグ(FF)がセットされてい
るか否かを判定し、セットされていれば上記と同様にス
テップ#2126に移行してそれをリセットし、引き続
きステップ#2127においてモータ11,12をスト
ップさせるため駆動量0をセットし、ステップ#211
5に移行してモータ駆動ルーチンをコールする。
【0054】また、上記ステップ#2118において、
マニュアルフォーカス無限遠側フラグ(FF)がセット
されていなければ、即ちリセットされていれば、ステッ
プ#2119に移行し、マニュアルフォーカス近距離側
フラグ(NF)をセットする。続いてステップ#212
0で近距離側にモータ11,12を駆動するように駆動
方向をセットし、更にステップ#2121で駆動量をセ
ットしてステップ#2115に移行し、モータ駆動ルー
チンをコールする。
【0055】また、上記ステップ#2117において、
近距離側の焦点合わせを手動で行うマニュアルフォーカ
スボタン24がOFFの状態であれば、ステップ#21
22に移行して、無限遠側の焦点合わせを手動で行うマ
ニュアルフォーカスボタン23がONの状態か否かを判
定し、ONの状態であれば更にステップ#2123に移
行する。そこで、マニュアルフォーカス近距離側フラグ
(NF)がセットされているか否かを判定し、セットさ
れていれば上記と同様にステップ#2126に移行して
それをリセットし、引き続きステップ#2127におい
てモータ11,12をストップさせるため駆動量0をセ
ットし、ステップ#2115に移行してモータ駆動ルー
チンをコールする。
【0056】また、上記ステップ#2123において、
マニュアルフォーカス近距離側フラグ(NF)がセット
されていなければ、即ちリセットされていれば、ステッ
プ#2124に移行し、マニュアルフォーカス無限遠側
フラグ(FF)をセットする。続いてステップ#212
5で無限遠側にモータ11,12を駆動するように駆動
方向をセットし、更にステップ#2121で駆動量をセ
ットしてステップ#2115に移行し、モータ駆動ルー
チンをコールする。
【0057】また、上記ステップ#2122において、
無限遠側の焦点合わせを手動で行うマニュアルフォーカ
スボタン23がOFFの状態であれば、ステップ#21
26に移行してAF,FF,NFをリセットし、引き続
きステップ#2127においてモータ11,12をスト
ップさせるため駆動量0をセットし、ステップ#211
5に移行してモータ駆動ルーチンをコールする。
【0058】ところで、上記ステップ#2105におい
て、メインスイッチ21がMEMの状態になっていれ
ば、P1の視度調整モードに移行するが、この視度調整
モードとは、マニュアルフォーカスボタン23,24に
より、左側の光学系の視度調整を行い、電気的にメモリ
ーするモードである。図9に、そのフローチャートを示
す。
【0059】同図において、まず、ステップ#2201
で、上記オートフォーカスボタン22がONの状態かO
FFの状態かを判定し、OFFの状態であればステップ
#2202に移行する。ステップ#2202において、
近距離側の焦点合わせを手動で行うマニュアルフォーカ
スボタン24がONの状態か否かを判定し、ONの状態
であればステップ#2207に移行して、上記対物光学
系1,2の駆動方向を近距離側にセットする。引き続き
ステップ#2205において駆動量をセットし、ステッ
プ#2206に移行してモータ駆動ルーチンをコールす
る。
【0060】また、ステップ#2202において、マニ
ュアルフォーカスボタン24がOFFの状態であれば、
ステップ#2203に移行する。ステップ#2203に
おいて、無限遠側の焦点合わせを手動で行うマニュアル
フォーカスボタン23がONの状態か否かを判定し、O
Nの状態であればステップ#2204に移行して、上記
対物光学系1,2の駆動方向を無限遠側にセットする。
引き続きステップ#2205において駆動量をセット
し、ステップ#2206に移行してモータ駆動ルーチン
をコールする。
【0061】次に、ステップ#2201で、オートフォ
ーカスボタン22がONの状態であれば、ステップ#2
208に移行する。ステップ#2208において、上記
測距素子10の焦点検出用CCDを駆動し、各画素のデ
ータを読み込む。そして、ステップ#2209において
測距演算を行い、このデータに基づいて焦点検出を行っ
て、焦点のズレ量を示すデフォーカス量(DF)を算出
する。続いてステップ#2210において、DFに変換
係数K1を乗じてTPを求める。そして、ステップ#2
211において、現在の対物光学系1,2の位置をモー
タ駆動パルス数で表したPCNTとTPとの差を視度調
整量としてSIDOにメモリーする。
【0062】以上の処理の後、P2に移行して、更に図
8のステップ#2104に戻る。尚、ステップ#220
3において、マニュアルフォーカスボタン23がOFF
の状態であった場合も同様にP2に移行して図8のステ
ップ#2104に戻る。
【0063】図10は、上記モータ駆動ルーチンのフロ
ーチャートである。このサブルーチンは、図8で説明し
たメインルーチン及び図9で説明した視度調整モードよ
りコールされるが、ここでは設定された駆動量,駆動方
向になるように、モータ割り込み処理の設定を行う。
【0064】図10において、ステップ#2301でモ
ータ割り込みを禁止し、引き続きステップ#2302に
おいて、設定された駆動方向を判定する。そして、それ
が無限遠側方向(CWF=1)であれば、ステップ#2
308に移行し、割り込み処理内での無限遠側方向フラ
グ(MF)をセットする。また、それが近距離側方向
(CWF=0)であれば、ステップ#2303に移行
し、割り込み処理内での近距離側方向フラグ(KF)を
セットする。
【0065】次に、ステップ#2304において、設定
された駆動量Pを割り込み処理内の駆動量MOVPにセ
ットする。引き続きステップ#2305において、第1
パルス目の出力を行い、ステップ#2306において、
第2パルス目の切り替えを行うまでのタイマーをスター
トさせる。そして、ステップ#2307において、再び
割り込みを許可してリターンする。
【0066】図11は、モータ割り込み処理のフローチ
ャートである。これは、上述のモータ駆動ルーチン内で
設定された方向,駆動量の駆動信号をパルスモータに送
るルーチンである。
【0067】同図において、まず、ステップ#2401
で割り込みを禁止し、続いてステップ#2402におい
てMOVP=0か否かを判定する。MOVP=0でなけ
ればステップ#2403に移行し、MOVPをMOVP
−1として、引き続きステップ#2404において駆動
方向を判定する。駆動方向が近距離側方向(KF=1)
であればステップ#2409に移行し、現在の対物光学
系1,2の位置をモータ駆動パルス数で表したPCNT
に1を加え、ステップ#2410において近距離側方向
の駆動データをセットし、ステップ#2407において
ポートに出力する。そして、ステップ#2408におい
て、再び割り込みを許可してリターンする。
【0068】また、ステップ#2404において、駆動
方向が無限遠側方向であればステップ#2405に移行
して、PCNTから1を差し引き、ステップ#2406
において無限遠側方向の駆動データをセットし、ステッ
プ#2407においてポートに出力する。そして、ステ
ップ#2408において、再び割り込みを許可してリタ
ーンする。尚、ステップ#2402においてMOVP=
0であれば、ステップ#2411に移行してモータへの
出力をOFFし、ステップ#2412においてタイマー
をストップさせてリターンする。
【0069】以上が本発明の双眼鏡の第二実施形態の構
成と、制御のフローチャートである。
【0070】図5に、本発明の双眼鏡の第三実施形態の
光学系等を模式的に示す。同図において、1,2は対物
レンズ群より成る対物光学系、5,6は正立プリズム群
より成る像正立系、7,8は接眼レンズ群より成る接眼
光学系、10は図の左側の対物光学系1を通った光束の
一部を取り出して測距を行う測距素子、20は前記光束
の一部を取り出すための半透過ミラーである。
【0071】また、11は対物光学系1,2を光軸方向
に駆動して焦点合わせを行うためのモータ、13はその
駆動力を伝達するための送りネジ、15,16はその駆
動力を受けて対物光学系1,2を駆動するアームであ
り、17はモータ11に駆動信号を送る制御系である。
【0072】そして、対物光学系2は、アーム16と補
助ネジ19を介して、アーム15と連結されている。ま
た、視度調整リング18は、補助ネジ19の直線溝に嵌
合されており、補助ネジ19と回転方向に連動し、補助
ネジ19の軸方向に対して摺動自在となっている。この
視度調整リング18を回転させると、補助ネジ19が回
転し、補助ネジ19のネジ部によってアーム16がアー
ム15に対して矢印の方向に移動するので、右側の光学
系の視度調整を行う事ができる。図7は、以上の詳しい
構造を示す斜視図である。
【0073】図6は、上記図5に示す光学系等を備えた
本発明の双眼鏡の第三実施形態の外観図である。同図に
おいて、21はメインスイッチ、22は自動で焦点合わ
せを行う時に使用するオートフォーカスボタン、25は
焦点合わせを手動で行う時に使用するマニュアルフォー
カスボタン、26は視度調整モードに入るためのメモリ
ーボタンである。
【0074】上記の構成において、使用者が視度調整操
作を行う場合は、まず、メインスイッチ21をONした
後にメモリーボタン26を押して視度調整モードに入
り、マニュアルフォーカスボタン25を押して図5に示
す対物光学系1,2を矢印の方向に駆動し、左眼でピン
トが合うように左側の光学系の視度調整を行う。次に、
視度調整リング18を手動で回転させて、対物光学系2
を矢印の方向に動かす事により、右眼でピントが合うよ
うに右側の光学系の視度調整を行う。最後に、オートフ
ォーカスボタン22を押すと、調整された左側の視度が
制御系17の中の記憶素子(図示せず)にメモリーされ
る。
【0075】観察体を見る場合は、上記視度調整済みの
状態で、メインスイッチ21をONにして、オートフォ
ーカスボタン22を押し、観察体の焦点合わせを行え
ば、ピントの合った観察体像を自動的に見る事ができ
る。尚、マニュアルフォーカスボタン25によって、手
動で焦点合わせを行う事もできる。尚、制御系のフロー
チャートは、上記第一実施形態と同様である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
手動による視度調整操作を片方の眼についてのみ行う構
成とする事で、従来の手動式双眼鏡の視度調整に慣れた
使用者に違和感を与えず、しかも、モータ或いは視度調
整機構等の部品点数が少なくて済む事により安価に、自
動焦点調節機能付き双眼鏡を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の双眼鏡の第一実施形態の光学系等を模
式的に示す図。
【図2】本発明の双眼鏡の第一実施形態の外観図。
【図3】本発明の双眼鏡の第二実施形態の光学系等を模
式的に示す図。
【図4】本発明の双眼鏡の第二実施形態の外観図。
【図5】本発明の双眼鏡の第三実施形態の光学系等を模
式的に示す図。
【図6】本発明の双眼鏡の第三実施形態の外観図。
【図7】本発明の双眼鏡の第三実施形態の視度調整機構
を示す斜視図。
【図8】第二実施形態の制御のメインルーチンを示すフ
ローチャート。
【図9】第二実施形態の制御の視度調整モードを示すフ
ローチャート。
【図10】第二実施形態の制御のモータ駆動ルーチンを
示すフローチャート。
【図11】第二実施形態の制御のモータ割り込み処理を
示すフローチャート。
【図12】第一及び第三実施形態の制御のメインルーチ
ンを示すフローチャート。
【図13】第一及び第三実施形態の制御の視度調整モー
ドを示すフローチャート。
【図14】第一及び第三実施形態の制御のモータ駆動ル
ーチンを示すフローチャート。
【図15】第一及び第三実施形態の制御のモータ割り込
み処理を示すフローチャート。
【図16】従来の自動焦点調節機能を備えた双眼鏡の光
学系等を模式的に示す図。
【図17】従来の自動焦点調節機能を備えた双眼鏡の外
観図。
【符号の説明】
1,2 対物光学系 3,4 焦点合わせ光学系 5,6 像正立系 7,8 接眼光学系 9 測距光学系 10 測距素子 11,12 モータ 13,14 送りネジ 15,16 アーム 17 制御系 18 視度調整リング 19 補助ネジ 20 半透過ミラー 21 メインスイッチ 22 オートフォーカスボタン 23,24,25 マニュアルフォーカスボタン 26 メモリーボタン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/36 G03B 3/00 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の光学系と、該左右一対の光学
    系のそれぞれの一部を成す左右一対の焦点合わせ光学系
    と、該各々の焦点合わせ光学系を自動焦点調節信号に基
    づいて前記左右一対の光学系のそれぞれの光軸方向に駆
    動する駆動手段とを備えた双眼鏡において、前記左右一
    対の光学系の内、一方の光学系について、該一方の光学
    系の一部を成す前記焦点合わせ光学系を前記駆動手段に
    よって駆動する事により視度調整を行ない、他方の光学
    系については別途視度調整機構を設けて、手動による視
    度調整を行う構成とし、更に焦点合わせの際には前記一
    方の光学系の視度調整分を盛り込んだ焦点合わせを行う
    事を特徴とする双眼鏡。
  2. 【請求項2】 前記一方の光学系の視度調整分のデータ
    を記憶する記憶手段を備え、前記焦点合わせの際に該デ
    ータを該記憶手段より読み出して用いる事を特徴とする
    請求項1に記載の双眼鏡。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、前記左右一対の焦点合
    わせ光学系のそれぞれに対して個別に設けられている事
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の双眼鏡。
  4. 【請求項4】 前記視度調整機構は、前記他方の光学系
    の一部を成す接眼光学系に設けられている事を特徴とす
    る請求項1乃至請求項3に記載の双眼鏡。
  5. 【請求項5】 前記視度調整機構は、前記他方の光学系
    の一部を成す対物光学系に設けられている事を特徴とす
    る請求項1乃至請求項3に記載の双眼鏡。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111103681A (zh) * 2018-10-26 2020-05-05 布什内尔有限责任公司 可选固定焦点双筒望远镜
WO2020246030A1 (ja) * 2019-06-07 2020-12-10 オリンパス株式会社 ステレオ撮像装置及び内視鏡
WO2024059956A1 (zh) * 2022-09-19 2024-03-28 南通斯密特森光电科技有限公司 可调节的望远镜聚焦指示器

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