JP3038564B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP3038564B2
JP3038564B2 JP3276406A JP27640691A JP3038564B2 JP 3038564 B2 JP3038564 B2 JP 3038564B2 JP 3276406 A JP3276406 A JP 3276406A JP 27640691 A JP27640691 A JP 27640691A JP 3038564 B2 JP3038564 B2 JP 3038564B2
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JP3276406A
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健吉 中島
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技盤に配設した図
柄表示装置が表示する図柄が、所定の組合せ態様となっ
た場合に、変動入賞装置を遊技者に不利な第1状態から
遊技者に有利な第2状態に変換するパチンコ機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような種類のパチンコ機は、一般
に、遊技盤に形成した遊技部に図柄始動口を設けると共
に、この図柄始動口に打球が入球することを条件に、図
柄の回転表示を開始し、所定時間の経過または遊技者の
外部操作によって回転表示を停止し、このとき図柄表示
装置が表示する停止図柄の組合せ態様が予め定めた図柄
と一致するとき、「大当り」となって変動入賞装置が作
動するように構成してある。そして、図柄表示装置が
「大当り」となる確率は約200分の1程度に設定して
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、図柄始動口に
数多くの打球を入球させて、図柄表示装置をより多く回
転開始させることができれば、「大当り」となる期待は
高まる。しかし、図柄始動口を入球し易く設定すると、
この図柄始動口の入賞球に対しても賞球を払い出さなけ
ればならないので、賞球の払出数が増加して遊技店が不
利益を被る。一方、図柄始動口を入球し難く設定する
と、図柄表示装置の回転開始(以下、図柄回転数とい
う)が少なくなって「大当り」の期待感が薄れ、客付き
が悪くなり、結局、遊技店の売上が増加しない。従っ
て、図柄表示装置の図柄回転数を多くして客付きを良く
すると共に、払い出す賞球数を押えて営業成績の向上を
図り、遊技者と遊技店の利益バランスを保つことのでき
るパチンコ機が切望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、複数の図柄を可変表示する図柄表示装
置と、該図柄表示装置を回転表示させることのできる図
柄始動口と、上記図柄表示装置が停止表示する図柄の組
合せ態様が所定の態様のときに、遊技者に不利な第1状
態から遊技者に有利な第2状態に変換可能な変動入賞装
置とを配設したパチンコ機において、上記図柄始動口
を、賞球排出を伴う図柄始動口と、賞球排出を伴わない
図柄始動口とで構成し、上記図柄始動口を、遊技部に発
射した打球が流下する流下領域に配置すると共に、少な
くともいずれか一方の図柄始動口に障害誘導手段を臨ま
せたものである。上記障害誘導手段により上記図柄始動
口の入球の難易度を、図柄表示装置の図柄回転数と、図
柄始動口の入賞球に対する賞球排出数と、に基づいて調
整することが好ましい。
【0005】
【作用】一方の図柄始動口に打球が入賞すると、所定数
の賞球を払い出すと共に図柄表示装置が回転表示を開始
し、他方の図柄始動口に打球が入賞すると、賞球を払い
出すことなく図柄表示装置が回転表示を開始する。ま
た、少なくともいずれか一方の図柄始動口に臨ませた障
害誘導手段により、各図柄始動口に対する打球の入球の
難易度を調整することができ、この難易度の調整により
図柄表示装置の図柄回転数を減少させることなく、払い
出す賞球数を減少させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面の実施例について説明す
ると、図1は遊技盤1の要部を示す正面図であり、遊技
盤1の表面にはガイドレール2で囲まれる遊技部3を形
成し、この遊技部3内に、複数の図柄を可変表示する図
柄表示装置4と、該図柄表示装置4の回転表示を開始さ
せることのできる図柄始動口5と、上記図柄表示装置4
が停止表示するときの図柄の組合せ態様が所定の態様の
ときに、遊技者に不利な第1状態から遊技者に有利な第
2状態に変換可能な変動入賞装置6とを少なくとも配設
する。
【0007】図柄表示装置4は、複数の図柄を描いた回
転ドラム、発光ダイオード等から成るマトリクス表示
器、或は液晶やエレクトロルミネッセンス等の可視表示
器等から成り、制御装置の制御下に駆動源の駆動によ
り、数字、文字、模様、シンボル等、複数の図柄を可視
表示することができる。尚、図示の図柄表示装置4は、
上部に天入賞口7を有している。そして、この図柄表示
装置4は遊技部3の幅方向のほゞ中央を垂直に通る中心
線Q上にあり、上下方向の中央よりやや上段部分に位置
している。
【0008】変動入賞装置6は、上記中心線Q上の下段
部分に位置し、大入賞口8に臨ませたゲート板9を駆動
源の駆動により前方へ向けて回動させることができ、ゲ
ート板9を閉じた状態では打球を大入賞口8へ受け入れ
ない遊技者に不利な第1状態となり、ゲート板9を開放
した状態では打球を大入賞口8へ取り込む遊技者に有利
な第2状態となる。
【0009】また、上記変動入賞装置6の下方で遊技部
3の最下位置には、どこにも入球しなかった打球を回収
するアウト口10が開設してある。そして、遊技部3の
適宜位置には、ランプ風車11や風車12a,12b、
一般入賞口13,14,15等を配設すると共に、多数
の障害釘16…を配設する。
【0010】上記した障害釘16は、一般に、遊技者が
発射した打球が、天入賞口7の上方に水平方向へ並べた
天釘17から、図柄表示装置4の側方を通り、変動入賞
装置6及びアウト口10へ向かうように、遊技部3の中
心線Qに沿った流下領域を形成するように配設されてい
る。そして、この流下領域は遊技者が天釘17ないし天
入賞口7を狙って発射した打球が流下する主たる流下経
路となる。
【0011】本発明は、上記流下領域内に図柄表示装置
4の回転表示を開始するための図柄始動口5を配置し、
この図柄始動口5を、賞球排出を伴う第1図柄始動口5
aと、賞球排出を伴わない第2図柄始動口5bとで構成
すると共に、各図柄始動口5の入球の難易度を調整可能
な障害誘導手段を臨ませる。
【0012】上記第1図柄始動口5aは遊技部3の中心
線Q上に位置し、入球した打球を遊技盤1の背面側へ取
り込むポケット形式の一般入賞装置から成り、取り込ん
だ打球は流路の途中に臨ませた球検出器(図示せず)に
作用して検出出力を送出せしめ、図柄表示装置4の回転
表示を開始させると共に、賞球排出装置(図示せず)を
作動させて所定数の賞球排出を実行する。
【0013】上記第2図柄始動口5bは、流下領域にお
ける第1図柄始動口5aの下流側に位置し、即ち第1図
柄始動口5aの真下に位置し、入球した打球を通過させ
るチャッカーで構成してある。この第2図柄始動口5b
にも球検出器(図示せず)が臨ませてあり、該球検出器
の検出出力に基づいて図柄表示装置4の回転表示を開始
することができる。
【0014】また、本発明は、図柄始動口5に障害誘導
手段を臨ませるが、図示の実施例によれば、障害釘16
を命釘として設けてある。即ち、第1図柄始動口5aに
は2本の障害釘16を球径より若干大きな幅でほゞ水平
に配置して第1命釘18を形成してある。また、第2図
柄始動口5bには3本の障害釘16を球径より若干大き
な幅でほゞ正三角形に配置して第2命釘19を形成して
ある。
【0015】従って、上記第1命釘18を調整すること
により第1図柄始動口5aにおける入球の難易度を変え
ることで、入球に伴う賞球排出数を増減することができ
る。また、第2命釘19を調整することにより第2図柄
始動口5bおける入球の難易度を変えることで、賞球排
出数に影響を与えることなく図柄表示装置4の図柄回転
数を増減することができる。そこで、第1命釘18と第
2命釘19とを適宜調整して両図柄始動口5a,5bの
バランスを取ることにより、図柄表示装置4の図柄回転
数を一定に保ちながら賞球排出数を増減させることが可
能となる。例えば、新装開店時の開店サービス営業時に
は、第1命釘18及び第2命釘19を開いて両図柄始動
口5a,5bへ比較的入球し易く設定しておけば、出玉
即ち賞球排出数と図柄表示装置4の図柄回転数との両方
でサービスできる。そして、平常の営業に移行する際に
は、第1命釘18を閉じることにより図柄表示装置4の
図柄回転数を落すことなく賞球排出を抑制することがで
き、遊技店の売上を増加させることが可能である。この
とき、遊技者は、図柄表示装置4の図柄回転数が落ちて
いないので、チャンスを削られたとは感じ難く、不満を
抱くことが少ない。
【0016】そして、上記したような障害釘16の釘調
整は、打球の主たる流下領域に配置した第1命釘18と
第2命釘19のみを調整すれば良いので、手間が掛から
ず容易に行うことができ、しかも他の流下領域に影響を
及ぼすことがない。
【0017】図2は本発明の他の実施例を示す遊技部3
の要部の正面図であり、この実施例においては、流下領
域の上流側に賞球排出を伴わないチャッカー型の第2図
柄始動口5bを配設し、下流側に入賞球を取り込んで賞
球排出を伴うポケット型の第1図柄始動口5aを配設し
てある。尚、この第2の実施例では、上流側の第2図柄
始動口5bにおける障害誘導手段としての第2命釘19
を2本の障害釘16で形成し、下流側の第1図柄始動口
5aにおける障害誘導手段としての第1命釘18を3本
の障害釘16で形成してある。また、図2において説明
していない符号は図1の同一符号と同一構成であるので
説明を省略する。
【0018】この実施例によっても、第1命釘18と第
2命釘19とを適宜調整して、出玉と図柄表示装置4の
図柄回転数のバランスを取ることができ、遊技者の「大
当り」の期待感を損なうことなく、遊技者と遊技店との
利益バランスを図ることができる。
【0019】以上本発明を図面の実施例について説明し
たが、本発明は上記した各実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り
適宜に実施できる。例えば、第1図柄始動口と第2図柄
始動口とを縦方向に配置するばかりではなく、主たる流
下領域内にあれば、横方向に配置することもできるし、
第1図柄始動口と第2図柄始動口の一方または双方を複
数とすることも可能である。また、第1図柄始動口と第
2図柄始動口は打球を取り込む構造でも、打球を通過さ
せる構造でも良い。更に、障害誘導手段を、例えば各図
柄始動口の取付基板に設けた突起等により構成すること
もできる。
【0020】
【発明の効果】以上要するに本発明は、図柄表示装置の
回転表示を開始する図柄始動口を、賞球排出を伴う図柄
始動口と、賞球排出を伴わない図柄始動口とで構成し、
上記図柄始動口を、遊技部に発射した打球が流下する
下領域に配置すると共に、少なくともいずれか一方の図
柄始動口に障害誘導手段を臨ませたので、図柄表示装置
の図柄回転数と払い出す賞球数とのバランスを取ること
ができ、遊技者の「大当り」の期待感を損なうことな
く、遊技者と遊技店との利益バランスを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示す遊技盤の正面図である。
【図2】第2の実施例を示す遊技盤の要部の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技部 4 図柄表示装置 5 図柄始動口 6 変動入賞装置 18 障害誘導手段としての第1命釘 19 障害誘導手段としての第2命釘

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を可変表示する図柄表示装置
    と、該図柄表示装置を回転表示させることのできる図柄
    始動口と、上記図柄表示装置が停止表示する図柄の組合
    せ態様が所定の態様のときに、遊技者に不利な第1状態
    から遊技者に有利な第2状態に変換可能な変動入賞装置
    とを配設したパチンコ機において、 上記図柄始動口を、賞球排出を伴う図柄始動口と、賞球
    排出を伴わない図柄始動口とで構成し、 上記図柄始動口を、遊技部に発射した打球が流下する
    下領域に配置すると共に、少なくともいずれか一方の図
    柄始動口に障害誘導手段を臨ませたことを特徴とするパ
    チンコ機。
  2. 【請求項2】 上記障害誘導手段により上記図柄始動口
    の入球の難易度を、図柄表示装置の図柄回転数と、図柄
    始動口の入賞球に対する賞球排出数と、に基づいて調整
    するようにした請求項1記載のパチンコ機。
JP3276406A 1991-09-30 1991-09-30 パチンコ機 Expired - Lifetime JP3038564B2 (ja)

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JPH0592070A JPH0592070A (ja) 1993-04-16
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JP4744562B2 (ja) * 2004-07-27 2011-08-10 株式会社ソフイア 遊技機
JP2007229044A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Heiwa Corp パチンコ遊技機

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JPH11146953A (ja) 1999-06-02
JPH0592070A (ja) 1993-04-16

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