JP3037645B2 - 蓋体の開閉機構 - Google Patents

蓋体の開閉機構

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JP3037645B2
JP3037645B2 JP9275004A JP27500497A JP3037645B2 JP 3037645 B2 JP3037645 B2 JP 3037645B2 JP 9275004 A JP9275004 A JP 9275004A JP 27500497 A JP27500497 A JP 27500497A JP 3037645 B2 JP3037645 B2 JP 3037645B2
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邦男 武田
廣利 横野
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    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
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    • E05Y2201/60Suspension or transmission members; Accessories therefore
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    • E05Y2201/71Toothed gearing
    • E05Y2201/722Racks
    • E05Y2999/00

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、本体に開口が開
設されており、その開口を蓋体が開閉する構造に関し、
特に、蓋体の開閉が自動化されている蓋体の開閉機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】本体に取り付けられている蓋体が開閉す
る従来の蓋体の開閉機構1bは、図11に示すように蓋
体3bが蝶番5bによって本体2bの開口4bの近傍に
取り付けられ、蓋体3bが本体2bに対して矢印Ab及
びBb方向に回転することによって開口4bを開閉する
ものが知られていた。又、蓋体3cが本体2cの開口4
cに沿って矢印Ac及びBc方向にスライドすることに
よって蓋体3cが開口4cを開閉する蓋体の開閉機構1
cが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蓋体の開閉機構1bで
は、蓋体3bが本体2bの開口4bを開閉するためには
蓋体3bが本体2bに対して回転する分だけの空間が必
要である。従って、例え本体2b及び蓋体3bを小さく
抑えることがてきても蓋体3bの開閉作動を考慮する
と、装置全体100bとして実質的に大きな空間を必要
とするという問題があった。
【0004】他方、蓋体の開閉機構1cでは、蓋体3c
が本体2cの開口4cを開閉するためには蓋体3cが本
体2cに対してスライドする分だけの奥行き距離が必要
である。従って、例え本体2c及び蓋体3cを小さく抑
えることができても蓋体3cの開閉作動には前後方向の
スペースの確保が必要となり、装置全体100cの作動
には実質的に大きな空間を要するという問題があった。
【0005】殊に、今日の住宅事情等により、取り扱い
時を含めた装置のコンパクト化が求められており、テー
プレコーダやVTRではカセットテープの出し入れを行
う開口は装置本体の前面に開設するのが主流になってい
る。しかしながら、レコードプレーヤやCDプレーヤで
はピックアップの作動等を考えて、レコードやCDの出
し入れを行う開口は多くが装置本体の天面に開設されて
おり、蓋体の作動に要する大きな空間はより深刻な問題
であった。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、開閉の作動を行う際に要する蓋体の占める空間を
小さく抑えて、装置全体が必要する作動時の空間がコン
パクト化された蓋体の開閉機構を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、蓋体が本体
に対して一の正方向にスライドし、更に、本体に対し回
転し且つスライドに対応する距離分だけ蓋体移動先端部
が本体に対して低い位置を取るように、蓋体の動きを規
制案内するガイド手段を備えた蓋体の開閉機構である。
【0008】その詳細な構成は、開口が開設されている
本体と、その本体の開口を閉塞する蓋体と、それら本体
と蓋体の一方の側に付設され、ラック歯車又は/及び部
分内歯車からなる噛合体と、それら本体と蓋体の他方の
側に設けられ、その噛合体と噛合して本体に対して蓋体
を一の正逆両方向にスライドさせるための出力ピニオン
歯車と、前記本体側と前記蓋体側の間に介在され、前記
出力ピニオン歯車から前記噛合体が正方向の駆動力を受
けて蓋体が本体に対して一の正方向に一定距離だけスラ
イドした後に作動し、出力ピニオン歯車の出力に対応す
る距離だけ蓋体が本体に対して回転して蓋体の移動先端
側が低い位置を取ることで本体の開口を閉から開の状態
とさせ、且つ、出力ピニオン歯車から噛合体が逆方向の
駆動力を受けて蓋体が本体に対して回転して蓋体の移動
先端側が低い位置から元の位置をとった後に作動が解除
となり、蓋体が本体に対して一の逆方向にスライドする
ことで開口を開から閉の状態とさせるように、蓋体の動
きを規制案内するガイド手段と、が備えられてなる蓋体
の開閉機構である。
【0009】この発明は、つまり、蓋体の開から閉の状
態への作動は、蓋体が本体に対して一の正方向に一定距
離だけスライドした後に、蓋体が本体に対して回転して
蓋体の移動先端側が低い位置を取ることで行い、且つ、
蓋体の閉から開の状態への作動は、蓋体が本体に対して
回転して蓋体の移動先端側が本体に対して低い位置から
元の位置をとった後に蓋体が本体に対して一の逆方向に
スライドすること行うように構成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づきこの発明の実
施の形態例を説明する。しかし、この実施の形態例によ
って、この発明が限定されるものではない。
【0011】蓋体の開閉機構1は、図1〜図6に示すよ
うに、CDプレーヤ100に組み込まれたものであり、
本体2と、蓋体3と、噛合体5と、出力ピニオン歯車6
と、ガイド手段7が備えられている。
【0012】本体2は、上部に開口4が開設されてい
る。開口4は、それを介して、本体2の内部に配設した
ターンテーブル(図示省略)にCDを載置し、取り出す
ためのものである。
【0013】蓋体3は、本体2の開口4を閉塞するため
のものである。蓋体3は、本体2の開口4が開の際には
噛合体5と後述する支持部材12によって本体2に対し
て支持されている。
【0014】噛合体5は、ラック歯車と部分内歯車が連
続することで構成されており、蓋体3の底面に付設され
ている。噛合体5は、後述する出力ピニオン歯車と噛合
するように、ピッチ、歯形等が設定されている。
【0015】出力ピニオン歯車6は、本体2内部側に配
設されている。出力ピニオン歯車6は、出力モータ8と
減速歯車列9とピニオンギア10等を備えて構成され、
噛合体5と噛合して本体2に対して蓋体3を一の正逆両
方向(矢印A及びB方向)にスライド及び回転させるた
めのものである。
【0016】ガイド手段7は、本体2の背面に付設され
た一組の規制体11と、蓋体3の後部底面に垂下の状態
で取り付けられた支持部材12と、支持部材12の先端
部に軸支された回転体13を備えて構成されている。
【0017】規制体11は、図6に示すように、開口1
4から略垂直下方の角度で進み、その後、略水平後方向
に進み、更に、後下方に略放物曲線で進む形状の溝部1
5が形成されている。又、溝部15の幅は、回転体13
の直径より十分に大きな寸法で形成されている。
【0018】CDプレーヤ100の使用時、つまり蓋体
の開閉構造1を作用させる際には図2〜図5に示すよう
に、回転体13を規制体11の溝部15に嵌合させた状
態で使用する。即ち、蓋体3は最初、本体2の天面全体
で支持されているが、出力ピニオン歯車6の出力により
ピニオンギァ10と支持部材12の二点によって支持さ
れることになる。
【0019】従って、ガイド手段7は、出力ピニオン歯
車6のピニオンギァ10から噛合体5が正方向の駆動力
を受けて蓋体3が本体に対して矢印A方向に一定の距離
だけスライドした後に作動し、且つ、出力ピニオン歯車
6の出力に対応する距離だけ蓋体3が本体2に対して回
転して蓋体3の移動先端側が低い位置を取ることで本体
2の開口4を閉の状態から開の状態とさせる。又、出力
ピニオン歯車6が逆方向に出力すると、噛合体5が逆方
向の駆動力を受けて蓋体3が本体2に対して回転して蓋
体3の移動先端側が低い位置から元の位置をとった後に
作動が解除となり、且つ、蓋体3が本体2に対して矢印
B方向に回転及びスライドすることで開口4を開の状態
から閉の状態とさせるように、蓋体2の動きを規制案内
するものである。つまり、ガイド手段7は、蓋体3を支
持しているがその支持の位置を水平前後方向及び垂直方
向に変化させることにより、この支持の位置変化によっ
て蓋体3による本体2の開口4の開閉を行うものであ
る。
【0020】蓋体の開閉構造1は、上述したように構成
されている。以下において、その作動を説明する。
【0021】CDプレーヤ100を図1及び図2に示す
最初の状態(蓋体3が閉状態)において、使用者は出力
ピニオン歯車6を出力させると、ピニオンギア10が回
転して噛合体5に回転駆動力を出力する。噛合体5は、
出力ピニオン歯車6から駆動力を受けると、噛合体5と
一体化している蓋体3を水平方向後方つまり矢印A方向
にスライドさせる。ここで、本体2の開口4は、前方の
一部が開状態となる(図3を参照)。
【0022】噛合体5が更に出力ピニオン歯車6から駆
動力を受けると、噛合体5と一体化している蓋体3は水
平方向後方にスライドしようとするが、蓋体3を支持し
ている支持部材12の先端に軸支されている回転体13
が規制体11の溝部15の形状に沿って規制案内されて
移動するために、低い位置を取ることとなって、結果的
に蓋体3は支持されているピニオンギア10と回転体1
3の位置で決まる姿勢を取って回転しながら後退するこ
とになる。ここで、CDプレーヤ100のケーシングで
ある本体2の開口4は、より一層開の状態が得られてい
る(図4を参照)。
【0023】回転体13が規制体11の溝部15の端部
に到ると、リミッタ(図示省略)が作動して、出力ピニ
オン歯車6は出力を停止する。ここで、CDプレーヤ1
00のケーシングである本体2の開口4は、最も開とな
った状態を得ることになる(図5を参照)。CDプレー
ヤ100の使用者は、開口4を介して本体2の内部に配
設したターンテーブール(図示省略)にCDを載置する
などの所望の操作をすることができる。
【0024】使用者は、本体2の内部の操作を終了する
と、出力ピニオン歯車6に逆方向の出力を行わせる。こ
こで、出力ピニオン歯車6の逆方向の出力に伴い、矢印
A方向と逆向きの駆動力、つまり、噛合体5を介して蓋
体3に矢印B方向の回転及びスライドの駆動力が与えら
れる。
【0025】即ち、噛合体5が逆方向の駆動力を受ける
と回転体13は規制体11の溝部15の略放物線部分に
規制案内されて蓋体3が本体2に対して矢印B方向に回
転して蓋体3の移動先端側が低い位置から元の位置へと
姿勢を変え、その後に回転作動が解除となると、更に蓋
体3が本体2に対して矢印B方向にスライドすることで
開口4を開の状態から閉の状態とさせる。
【0026】蓋体3が本体2に対して最初の位置に戻る
と、リミッタ(図示省略)が作動して、出力ピニオン歯
車6は出力を停止する。ここで、本体2の開口4は、蓋
体3によって閉塞された状態を得る。
【0027】蓋体の開閉機構1は、上述したように構成
されている。従って、蓋体3の本体2の開口4を開閉す
る際に、蓋体3に本体2に水平方向に対するスライド及
び回転することによって行う構成であることにより、蓋
体3の作動に要する空間をより小さくすることができる
ことより、結果的に装置全体として要する空間体積をコ
ンパクトに抑えるという効果が得られている。
【0028】尚、CDプレーヤ100において、蓋体3
は噛合体5及び回転体13で本体2の側に支持されてお
り、噛合体5はピニオンギア10に載置されただけの状
態であり、且つ、規制案内手段7においては回転体13
と規制体11の溝部15との間には十分な間隙があるこ
とより、蓋体3を垂直上方に持ち上げることで本体2か
ら取り外して、つまり蓋体3のない状態でCDプレーヤ
100を使用することも可能である。
【0029】以下において、この発明の他の実施の形態
例を説明する。蓋体の開閉機構1は、図7〜図10に示
すように、CDプレーヤ100aに組み込まれたもので
あり、本体2aと、蓋体3aと、噛合体5aと、出力ピ
ニオン歯車6aと、ガイド手段7aが備えられている。
【0030】蓋体3aは、本体2aの開口4aを閉塞す
るためのものである。蓋体3aは、本体2aの開口4a
が開の状態の際には噛合体5aと支持部材12aによっ
て本体2aに対して支持されている。
【0031】噛合体5a、出力ピニオン歯車6a及びガ
イド手段7aは、蓋体の開閉構造1の形態例と同様な作
動を行うものである。
【0032】ガイド手段7aの規制体11aは、図10
に示すように、開口14aから略垂直下方の角度で進
み、その後、略水平後方向に進み、次に、後下方に略放
物曲線で進み、更に、再び略水平方向に進んだ後、再び
後下方に略放物曲線で進む形状の溝部15aが形成され
ている。又、溝部15aの幅は、回転体13aの直径よ
り十分に大きな寸法で形成されている。
【0033】蓋体の開閉機構1aの構成の概要が上述し
た通りであることにより、最初の状態(蓋体3aが閉状
態)において(図7を参照)、使用者が出力ピニオン歯
車6aを出力させると噛合体5aに回転駆動力を出力す
る。
【0034】出力ピニオン歯車6aから駆動力を受けた
噛合体5aは、一体化している蓋体3aを水平方向後方
つまり矢印Aa方向にスライドさせる。ここで、本体2
aの開口4aは、前方の一部が開の状態となる(蓋体の
開閉構造1の作動における図3の状態と同じ)。
【0035】噛合体5aが更に出力ピニオン歯車6aか
ら駆動力を受けると、噛合体5aと一体化している蓋体
3aは水平方向後方にスライドしようとするが、蓋体3
aを支持している支持部材12aの先端に軸支されてい
る回転体13aが規制体11aの溝部の15aの第一の
略放物線の形状に沿って規制案内されて移動するために
低い位置を取ることとなり、結果的に蓋体3aは支持さ
れているピニオンギア10aと回転体13aの位置で決
まる姿勢を取って回転することにより開口4aを開の状
態を取って後退することになる(図8を参照)。
【0036】噛合体5aが、更に出力ピニオン歯車6a
から駆動力を受けると、回転体13aが規制体11aの
溝部の15aの第二の水平方向部分を矢印Aa方向にス
ライドすることになり、蓋体3aは結果的に図8に示す
開口4aを開の状態を取りながら矢印Aa方向にスライ
ドする。
【0037】噛合体5aが続いて更に出力ピニオン歯車
6aから駆動力を受けると、回転体13aは規制体11
aの溝部の15aの第二の略放物線形状の部分に規制案
内されて移動するためにより一層低い位置を取ることと
なって、結果的に蓋体3aは支持されているピニオンギ
ア10aと回転体13aの位置で決まる姿勢を取って回
転することによる開口4aをより一層開の状態を取りな
がら後退することになる。回転体13aが規制体11a
の溝部15aの端部に到ると、リミッタ(図示省略)作
動して、出力ピニオン歯車6aは出力を停止する。
【0038】ここで、CDプレーヤ100aのケーシン
グである本体2aの開口4aは、最大の開の状態が得ら
れている(図9を参照)。よって、CDプレーヤ100
aの使用者は、開口4aを介して本体2aの内部に配設
したターンテーブール(図示省略)にCDを載置するな
どの所望の操作をすることができる。
【0039】使用者が本体2aの内部の操作を終了する
と、出力ピニオン歯車6aに逆方向の出力を行わせる。
ここで、出力ピニオン歯車6aの逆方向の出力に伴い、
噛合体5aを介して蓋体3aに矢印Ba方向の回転及び
スライドの駆動力が与えられる。
【0040】即ち、噛合体5aが出力ピニオン歯車6a
から逆方向の相対的な駆動力を受けると、蓋体3aは噛
合体5aの出力ピニオン歯車6aとの噛合部と回転体1
3aの二点で支持されているが、その二点の位置によっ
て蓋体3aの姿勢が決められ結果的に矢印Aa方向と逆
の方向、つまり、蓋体3aは本体2aに対して矢印Ba
方向に回転及びスライドすることで開口4aを開から閉
の状態とさせる。
【0041】蓋体3aが本体2aに対して最初の位置に
戻ると、リミッタ(図示省略)が作動して、出力ピニオ
ン歯車6aは出力を停止する。ここで、本体2aの開口
4aは、蓋体3aによって閉塞された状態を得る。
【0042】蓋体の開閉機構1aは上述したように構成
され且つ作動することにより、上述した蓋体の開閉機構
1が作動する場合と同様に、蓋体3aに本体2aに水平
方向に対するスライド及び回転することで蓋体3aが本
体2aの開口4aを開閉する構成であり、このことによ
り蓋体3aの作動に要する空間をより小さくすることが
でき、結果的に装置全体の要する空間体積をコンパクト
に抑えるという効果が得られている。
【0043】蓋体の開閉機構1及び1aではそれぞれ、
蓋体3及び3aの側に噛合体5及び5aが付設され、且
つ、本体2及び2aの側に出力ピニオン歯車6及び6a
が設けられているが、噛合体5及び5aと出力ピニオン
歯車6及び6aは逆の配設であってもよい。
【0044】蓋体の開閉機構1及び1aではそれぞれ、
噛合体5及び5aはラック歯車と部分内歯車から構成さ
れているが、出力ピニオン歯車6及び6aの大きさ、蓋
体3及び3aの動きに合わせて、ラック歯車又は部分内
歯車のみから構成されるものを適宜選択するのが望まし
い。
【0045】蓋体の開閉機構1及び1aにおいてそれぞ
れ、ガイド手段7及び7aの規制体11及び11aの溝
部15及び15aの形状は、蓋体3及び3aの動きに合
わせて適宜選択形成するのが望ましい。
【0046】蓋体の開閉機構1及び1aはそれぞれCD
プレーヤ100及び100aに組み込んでいるが、これ
に限らず収納箱、書類箱等に広く用いることができる。
【発明の効果】この発明は、本体に対して蓋体が一の正
方向にスライドしたのち、更に、本体に対し回転し且つ
スライドに対応する距離分だけ蓋体移動先端部が本体に
対して低い位置を取るように規制案内されて開状態を取
るように構成したことにより、蓋体が開閉の作動を行う
際に要する蓋体の占める空間を小さく抑えることがで
き、従って、装置全体が必要する作動時の空間がコンパ
クトに抑えることのできる蓋体の開閉機構である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓋体の開閉機構をCDプレーヤに組み
込んだ第一の形態例の一部切欠きを含む後部上方からの
斜視図である。
【図2】図1に示す形態例において蓋体が閉状態である
際のガイド手段の作動状態を説明する一部切欠きを含む
左側面図である。
【図3】図1に示す形態例において蓋体がスライドして
一部開状態である際のガイド手段の作動状態を説明する
一部切欠きを含む左側面図である。
【図4】図1に示す形態例において蓋体が回転すること
によって開状態になる際のガイド手段の作動状態を説明
する一部切欠きを含む左側面図である。
【図5】図1に示す形態例において蓋体が回転して最大
の開状態になった際のガイド手段の作動状態を説明する
一部切欠きを含む左側面図である。
【図6】図1に示す形態例のガイド手段の規制体の斜視
図である。
【図7】本発明の蓋体の開閉機構をCDプレーヤに組み
込んだ第二の形態例における図2相当図である。
【図8】図7に示す形態例において蓋体が開状態になる
際のガイド手段の作動状態を説明する一部切欠きを含む
左側面図である。
【図9】図7に示す形態例において蓋体がスライド及び
回転して最大の開状態になった際のガイド手段の作動状
態を説明する一部切欠きを含む左側面図である。
【図10】図7に示す形態例における図6相当図であ
る。
【図11】第一の従来の技術を示す前方上方からの斜視
図である。
【図12】第二の従来の技術を示す図11相当図であ
る。
【符号の説明】
1,1a 蓋体の開閉機構 2,2a 本体 3,3a 蓋体 4,4a 開口 5,5a 噛合体 6,6a 出力ピニオン歯車 7,7a ガイド手段 10,10a ピニオンギァ 11,11a 規制体 12,12a 支持体 13,23a 回転体 15,15a 溝部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 35/44 - 35/54 B65D 39/00 - 55/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口が開設されている本体と、 その本体の開口を閉塞する蓋体と、 それら本体と蓋体の一方の側に付設され、ラック歯車又
    は/及び部分内歯車からなる噛合体と、 それら本体と蓋体の他方の側に設けられ、その噛合体と
    噛合して本体に対して蓋体を一の正逆両方向にスライド
    させるための出力ピニオン歯車と、 前記本体側と前記蓋体側の間に介在され、前記出力ピニ
    オン歯車から前記噛合体が正方向の駆動力を受けて蓋体
    が本体に対して一の正方向に一定距離だけスライドした
    後に作動し、出力ピニオン歯車の出力に対応する距離だ
    け蓋体が本体に対して回転して蓋体の移動先端側が低い
    位置を取ることで本体の開口を閉から開の状態とさせ、
    且つ、出力ピニオン歯車から噛合体が逆方向の駆動力を
    受けて蓋体が本体に対して回転して蓋体の移動先端側が
    低い位置から元の位置をとった後に作動が解除となり、
    蓋体が本体に対して一の逆方向にスライドすることで開
    口を開から閉の状態とさせるように、蓋体の動きを規制
    案内するガイド手段と、 が備えられてなる蓋体の開閉機構。
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