JP3037499B2 - 印刷方法及びその装置 - Google Patents

印刷方法及びその装置

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JP3037499B2 JP4068056A JP6805692A JP3037499B2 JP 3037499 B2 JP3037499 B2 JP 3037499B2 JP 4068056 A JP4068056 A JP 4068056A JP 6805692 A JP6805692 A JP 6805692A JP 3037499 B2 JP3037499 B2 JP 3037499B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばホストからの情
報に基づいて文字や図形等をカラー印刷する印刷装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置では、特に色指
定がされない文字やイメージ等の印刷データは、黒また
は直前に指定された色(カレントカラー)で記録するよ
うに設計されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の印刷
装置にあっては、色指定を特に指定していない場合の記
録色(デフォルトカラー)を指定することはできなかっ
た。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、色指定のない印刷データに対しても、所望の色を指
定して出力できる印刷方法及びその装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために本発明の印刷装置は
次のような構成からなる。
【0006】入力される印刷データに基づいて印刷出力
するカラー印刷装置であって、入力された印刷データに
色の指定が伴っているか判定する判定手段と、色の指定
が伴わない印刷データを印刷出力する際に、該印刷デー
タに与える色を設定する設定手段と、前記判定手段によ
る判定の結果と、前記設定手段により設定された色とに
基づいて印刷出力する画像を生成する手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】また、入力される印刷データに基づいて印
刷出力するカラー印刷装置であって、入力された印刷デ
ータに色の指定が伴っているか判定する判定手段と、色
の指定が伴う印刷データにより指定された色を記憶して
おく記憶手段と、特定のデータを識別する識別手段と、
前記識別手段により識別された特定データを、特定の色
を用いて印刷出力する画像を形成する手段と、前記特定
データでない印刷データは前記記憶手段により記憶され
る色を用いて印刷出力する画像を形成する手段とを備え
ることを特徴とする。
【0008】また、本発明の画像処理方法は次のような
構成からなる。
【0009】入力される印刷データに基づいて印刷出力
するカラー印刷方法であって、入力された印刷データに
色の指定が伴っているか判定する判定工程と、色の指定
が伴わない印刷データを印刷出力する際に、該印刷デー
タに与える色を設定する設定工程と、前記判定工程によ
る判定の結果と、前記設定工程により設定された色とに
基づいて印刷出力する画像を生成する工程とを備えるこ
とを特徴とする。
【0010】また、入力される印刷データに基づいて印
刷出力するカラー印刷方法であって、入力された印刷デ
ータに色の指定が伴っているか判定する判定工程と、色
の指定を伴う印刷データにより指定された色をメモリに
記憶する記憶工程と、特定のデータを識別する識別工程
と、前記識別工程により識別された特定データを、特定
の色を用いて印刷出力する画像を形成する工程と、前記
特定データでない印刷データは前記メモリに記憶されて
いる色を用いて印刷出力する画像を形成する工程とを備
えることを特徴とする。
【0011】
【実施例】
[第1実施例]本発明の第1の実施例として、ホストコ
ンピュータからデータを受信して印刷出力するプリンタ
を説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例であるプリンタの
回路構成を示すブロック図である。本実施例のプリンタ
2は、ホストコンピュータ1に接続されている。ホスト
コンピュータ1は、印刷データや印刷コマンド等をプリ
ンタ2に送り印刷処理を行なわせる。
【0013】プリンタ2は、ROMやRAMを含むマイ
クロプロセッサシステムを有し、ホストコンピュータ1
とのデータ授受のためのインターフェース21、色再現
処理のためのLUT(ルックアップテーブル)等の情報
が格納されている色情報格納部22、セットされた指定
色にしたがって色再現処理を実際に行なう色再現処理部
23、色再現処理時のデフォルトカラーを指定する操作
パネル24、装置全体の制御を行なう制御部26、ホス
トコンピュータ1からのプリントデータ及び印刷コマン
ドを解析するコマンド解析部27、文字や図形等のカラ
ーデータをC、M、Y、K各色ごとのビットマップに展
開するパターン展開部28、展開されたカラーデータを
例えばカラーレーザビームプリンタにより用紙上に永久
可視画像形成する出力部29、各構成要素を結ぶデータ
バス25を備えている。また、色情報格納部22には、
オペレータに指定されたデフォルトカラーを格納するデ
フォルトカラー格納部221が図6のように確保されて
いる。
【0014】図2は、図1の色再現処理部23で行なう
色再現処理の一例を示している。色の基本3原色である
R(赤)、G(緑)、B(青)をプリンタの色材の原色
C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(黄)、K(黒)に
変換する流れを示している。プロセス1では、輝度情報
であるR、G、Bの値にLOG変換を施して濃度情報で
あるC、M、Y、Kに変換する濃度変換の処理を行な
う。
【0015】プロセス2ではC、M、Yの値からKの濃
度の値を取り出す下色除去の処理を行なう。
【0016】プロセス3ではC、M、Yのトナーまたは
インクの互いの不吸収特性に対して補正を行ない適切な
色再現を行なうマスキングの処理を行なう。
【0017】プロセス4では、画像に応じてコントラス
ト、ブライトネスを調整するガンマ変換を行なう。
【0018】図3は、図1のプリンタに入力される文字
印刷コマンドの一例を示している。図示したコマンドを
ホストコンピュータ1から受信し、それに基づいてプリ
ンタ2は印刷出力を行う。図3(a)は色指定を伴う文
字印刷コマンドで、コマンド識別番号、記録色を表わす
RGB輝度データ印刷する一を表す記録位置、印字する
文字データから構成される。図3(b)は色指定のない
文字印刷コマンドである。図3(a)に対して、RGB
の輝度指定がかけている。
【0019】図4は図1の操作パネル24を示してい
る。LCD表示部241にはプリンタの状態等が表示さ
れ、その下にあるスイッチ群を用いて、オペレータはプ
リンタに指示を与える。スイッチ242はデフォルトカ
ラー設定スイッチである。オペレータはスイッチ242
を用いて、デフォルトカラーを設定する。
【0020】図5は、ホストコンピュータ1から送信さ
れたコマンド等を処理し、図3(a)の文字印刷コマン
ドで指定された色で印刷する際の、また、図3(b)の
文字印刷コマンドで印刷指令が為されたために色が指定
されなかった場合には操作パネル24より指定されたデ
フォルトカラーで印刷する際の、プリンタ2の動作を表
したフローチャートであり、制御部26の判断・制御の
もと行われる。
【0021】まず、ステップS11では、操作パネル2
4より指定されたデフォルトカラーを、デフォルトカラ
ー格納部221にセットする。ステップS12では、ホ
ストコンピュータより送信された、印刷データを含むコ
マンドを読み込む。ステップS13では、ステップS1
2で読み込んだ入力データを解析する。ステップS14
では、ステップS13で解析されたコマンドが色指定を
含むコマンドであるか、すなわち文字印刷コマンドであ
るなら図3(a)のコマンドであるかを判断し、色指定
を含むと判断したならば、ステップS16に進む。
【0022】ステップS16では、コマンドで指定され
たRGB値を読み出し、色再現処理のためにセットす
る。セットするとは、図2のプロセス1の入力として、
例えばRAMに用意したバッファ等に一時的に格納して
おくことである。一方、ステップS14の判断で色指定
がないと判断された場合はステップS15に進む。ステ
ップS15では、ステップS11で指定されデフォルト
カラー格納部221に格納されたRGB値を読み出して
色再現処理のためにセットし、ステップS17に進む。
ステップS17では、図2の色再現処理を行なう。ステ
ップS18では、ステップS17で変換したY、M、
C、Kの値とステップS12で読み込んだコマンドに付
随した文字情報とをもとにドットイメージに展開し、ス
テップS19に進む。ステップS19ではステップS1
8で展開されたドットイメージを記録用紙等に永久可視
画像として形成し、プリンタから排紙して処理を終了す
る。
【0023】以上のように、本実施例のプリンタを用い
れば、色指定された印刷データは指定された色で、色指
定されなかったデータは予めセットしておいたデフォル
トカラーで可視画像を形成できる。
【0024】なお、出力部29として、インクジェット
方式の印刷機構を図7に沿って説明する。
【0025】図中、809はカラーのインクジエツト記
録ヘツドを有したヘツドカートリツジ、811はこれを
搭載して図中S方向に走査するためのキヤリツジであ
る。813はヘツドカートリツジ809をキヤリツジ8
11に取付けるためのフツク、815はフツク813を
操作するためのレバーである。このレバー815には、
後述するカバーに設けられた目盛を指示してヘツドカー
トリツジの記録ヘツドによる印字位置や設定位置等を読
取り可能とするためのマーカ817が設けられている。
819はヘツドカートリツジ809に対する電気接続部
を支持する支持板である。821はその電気接続部と本
体制御部とを接続するためのフレキシブルケーブルであ
る。
【0026】823は、キヤリツジ811をS方向に案
内するためのガイド軸であり、キヤリツジ811の軸受
825に挿通されている。827はキヤリツジ811が
固着され、これをS方向に移動させるための動力を伝達
するタイミングベルトであり、装置両側部に配置された
プーリ829A,829Bに張架されている。一方のプ
ーリ829Bには、ギヤ等の伝導機構を介してキヤリツ
ジモータ831より駆動力が伝達される。
【0027】833は紙等の記録媒体(以下記録紙とも
いう)の被記録面を規制するとともに記録等に際してこ
れを搬送するためのプラテンローラであり、搬送モータ
835によつて駆動される。837は記録媒体を給紙ト
レー側より記録位置に導くためのペーパーパン、839
は記録媒体の送給経路途中に配設されて記録媒体をプラ
テンローラ833に向けて押圧し、これを搬送するため
のフイードローラである。841は記録媒体搬送方向
上、記録位置より下流側に配置され、記録媒体を不図示
の排紙口へ向けて排紙するための排紙ローラである。8
42は排紙ローラ841に対応して設けられる拍車であ
り、記録媒体を介してローラ841を押圧し、排紙ロー
ラ841による記録媒体の搬送力を生じさせる。843
は記録媒体のセツト等に際してフイードローラ839、
押え板845、拍車842それぞれの付勢を解除するた
めの解除レバーである。
【0028】845は記録位置近傍において記録媒体の
浮上り等を抑制し、プラテンローラ833に対する密着
状態を確保するための押え板である。本実施例において
は、記録ヘツドとしてインク吐出を行うことにより記録
を行うインクジエツト記録ヘツドを採用している。従つ
て記録ヘツドのインク吐出口形成面と記録媒体の被記録
面との距離は比較的微少であり、かつ記録媒体と吐出口
形成面との接触を避けるべくその間隔が厳しく管理され
なければならないので、押え板845の配設が有効であ
る。847は押え板845に設けた目盛、849はこの
目盛に対応してキヤリツジ811に設けられたマーカで
あり、これらによつても記録ヘツドの印字位置や設定位
置が読取り可能である。
【0029】851はホームポジシヨンにおいて記録ヘ
ツドのインク吐出口形成面と対向するゴム等の弾性材料
で形成したキヤツプであり、記録ヘツドに対し当接/離
脱が可能に支持されている。このキヤツプ851は、非
記録時等の記録ヘツドの保護や、記録ヘツドの吐出回復
処理に際して用いられる。吐出回復処理とは、インク吐
出口内方に設けられてインク吐出のために利用されるエ
ネルギー発生素子を駆動することにより全吐出口からイ
ンクを吐出させ、これによつて気泡や塵埃、増粘して記
録に適さなくなつたインク等の吐出不良要因を除去する
処理(予備吐出)や、これとは別に吐出口よりインクを
強制的に排出させることにより吐出不良要因を除去する
処理である。
【0030】853はインクの強制排出のために吸引力
を作用するとともに、かかる強制排出による吐出回復処
理や予備吐出による吐出回復処理に際してキヤツプ85
1に需要されたインクを吸引するために用いられるポン
プである。855はこのポンプ853によつて吸引され
た廃インクを貯留するための廃インクタンク、857は
ポンプ853と廃インクタンク855とを連通するチユ
ーブである。
【0031】859は記録ヘツドの吐出口形成面のワイ
ピングを行うためのブレードであり、記録ヘツド側に突
出してヘツド移動の過程でワイピングを行うための位置
と、吐出口形成面に係合しない後退位置とに移動可能に
支持されている。861は回復系モータ、863は回復
系モータ861から動力の伝達を受けてポンプ853の
駆動およびキヤツプ851やブレード859の移動をそ
れぞれ行わせるためのカム装置である。以上の構成によ
り、カラー印刷を行う。
【0032】尚、この例以外にも、インクの吐出を空気
流を利用して行うエアロジエツト方式の場合でも、電子
写真方式の場合にも本発明が適用できることは言うまで
もない。
【0033】また、色の指定がされていない印刷データ
については、必ずデフォルトカラーとして指定された色
で印刷出力するのではなく、最後に指定された色を用い
て印刷するようにもできる。例えばデフォルトカラー格
納部221に格納されている値が特定の値、例えば
“0”であったなら、従来例のように最後に指定された
色を用いて印刷出力するようにしてもよい。
【0034】
【他の実施例】
[実施例2]本実施例では操作パネル24よりデフォル
トカラーを指定させたが、図8に示すようなデフォルト
カラー設定コマンドを設け、図5のステップS13のコ
マンド解析の中でデフォルトカラーをセットしてもよ
い。
【0035】図9はそのためのプリンタ2の動作を表し
たフローチャートであり、制御部26の判断・制御のも
と行われる。
【0036】まず、入力データ(含コマンド)を読み込
み(ステップS901)、コマンドを解析する(ステッ
プS902)。次のそのコマンドがデフォルトカラー設
定コマンドであるか判定し(ステップS903)、デフ
ォルトカラー設定コマンドであれば、コマンドと共に送
られてきたデータをデフォルトカラー格納部221に格
納しておく(ステップS904)。
【0037】一方、デフォルトカラー設定でなければ、
図5のステップS14以降と同じ処理の流れとなる。
【0038】以上のような手順でデフォルトカラー設定
することにより、印刷処理を開始する前に、色指定のな
いデータについてのデフォルトカラーをホストコンピュ
ータから予め指定しておくことができる。
【0039】[実施例3]前記従来例のような印刷装置
において、印刷するデータとして光学読み取りのバーコ
ードが入力された場合にも、そのバーコードはバーコー
ドを処理する時点で指定された色で印刷出力される。ま
た、バーコードは黒で記録しておかないとそれを読み取
るスキャナで正しく読み取ることが困難になる。そのた
め、バーコードを印刷出力させる際には、ホストコンピ
ュータから黒色の色指定を行って印刷データを入力し、
入力し終えたならば、次の印刷データに対しては再び色
を指定し直さなければならなかった。
【0040】本実施例はこの点を改善するためのプリン
タで、バーコードが印刷データとして入力された際に
は、色指定はそのままに、バーコードのみ黒色で印刷出
力するプリンタを図に則して説明する。
【0041】本実施例の印刷装置は、実施例1と同じ構
成からなる。ただし、印刷データについての処理内容が
異なっている。
【0042】図10はホストコンピュータ1からプリン
タ2に対して送られてくるコマンドのひとつであるバー
コード印刷コマンドの形式である。コマンド番号と記録
する位置及びデータそのものからなっている。プリンタ
2はこのコマンドを認識し、バーコードの色を黒に設定
する。また、カレントカラーを記憶しておくために、色
情報格納部22に、カレントカラーを格納しておくカレ
ントカラー格納部222を設ける。
【0043】図11はプリンタ2による印刷データ処理
のフローチャートであり、制御部26の判断・制御のも
と行われる。まず、入力されたデータを読み込み(S1
11)、そのデータと共にあるコマンドを解析する(S
112)。次に、解析したコマンドが、バーコード印刷
コマンドであるかテストし(S113)、そうであれ
ば、色再現処理のための色として黒をセットする(S1
14)。バーコード印刷コマンドでなく、色指定されて
いなければ、最後に設定された色、すなわちカレントカ
ラーをカレントカラー格納部222から読み出してその
色を色再現処理で用いるべくセットする。もしそのコマ
ンドで色指定されているならば、その指定色をカレント
カラーとしてカレントカラー格納部222に格納してお
き、その色をカレントカラーとして色再現処理のために
用いるべくセットする(S115)。
【0044】ステップS116では、図2の色再現処理
を行なう。ステップS117では、ステップS116で
変換したY、M、C、Kの値とステップS111で読み
込んだコマンドに付随した文字情報とをもとにドットイ
メージに展開する(S117)。次に、ステップS11
7で展開されたドットイメージを記録用紙等に永久可視
画像として形成し、プリンタから排紙して処理を終了す
る(S118)。
【0045】以上の構成及び処理手順により、本実施例
のプリンタは、特に色指定されていなくともバーコード
は黒で印刷出力し、しかもその後にはバーコード印刷前
の色に戻して印刷することができる。
【0046】なお、印刷するデータがバーコードでな
く、OCR読み取り装置で読み取るOCRデータである
場合も、バーコードと同じ要領で処理することができ
る。この場合には、コマンドとして“OCRデータ印
刷”が設けられ、第11図の流れずによる処理手順と同
じ要領で、バーコードの代わりにOCRデータとすれ
ば、OCRデータにたしても同じ効果が得られる。
【0047】また、実施例では、色の指定はR、G、B
値であったが、色材の色であるY、M、C、K値をセッ
トしてもよい。また、前述の実施例では、文字の印刷に
ついてのみ記したが、図形やイメージデータにも適用可
能である。また、本実施例では、入力データを読み込
み、それを順次可視画像化する印刷装置であったが、図
5のステップS12からS18までを、または図9のス
テップS901からS909までを、1行または1ペー
ジのデータが終了するまで繰り返せば、ライン単位また
はページ単位の印刷装置にも適用できる。
【0048】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる印刷
方法及びその装置は、色指定のない印刷データに対して
も、所望の色を指定して出力できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のプリンタ装置を示すブロック図であ
る。
【図2】色再現処理の一例を示す図である。
【図3】文字印刷コマンドの一例である。
【図4】実施例のプリンタの操作パネルである。
【図5】実施例1のプリンタによる印刷出力処理のフロ
ーチャートである。
【図6】実施例1のプリンタの色情報格納部の構成であ
る。
【図7】実施例のプリンタの出力部の俯瞰図である。
【図8】デフォルトカラー設定コマンドの一例である。
【図9】実施例2のプリンタによる印刷出力処理のフロ
ーチャートである。
【図10】バーコード印刷コマンドの一例である。
【図11】実施例3のプリンタによる印刷出力処理のフ
ローチャートである。
【図12】実施例3のプリンタの色情報格納部の構成で
ある。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、 2…プリンタ本体、 21…インターフェース、 22…色情報格納部、 23…色再現処理部、 24…操作パネル、 25…データバス、 26…制御部、 27…コマンド解析部、 28…パターン展開部、 29…出力部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/30 B41J 2/525 G06F 3/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カレントカラーを記憶する記憶手段と、 印刷すべきデータがバーコードを印刷するためのデータ
    であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段によりバーコードを印刷するためのデータ
    であると判別された場合、印刷色として黒をセットし、
    前記判別手段によりバーコードを印刷するためのデータ
    でないと判別された場合、印刷色として前記記憶手段に
    記憶されているカレントカラーをセットするセット手段
    とを有する ことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】前記セット手段によりセットされた色で印
    刷すべきデータの印刷を行う印刷手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】カレントカラーを記憶する記憶手段と、 印刷すべきデータがOCR読取装置で読み取るOCRデ
    ータであるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段によりOCRデータであると判別された場
    合、印刷色として黒をセットし、前記判別手段によりO
    CRデータでないと判別された場合、印刷色として前記
    記憶手段に記憶されているカレントカラーをセットする
    セット手段とを有する ことを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】前記セット手段によりセットされた色で印
    刷すべきデータの印刷を行う印刷手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】カレントカラーを記憶する記憶手段を利用
    する印刷方法であって、 印刷すべきデータがバーコードを印刷するためのデータ
    であるか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップによりバーコードを印刷するためのデ
    ータであると判別された場合、印刷色として黒をセット
    し、前記判別ステップによりバーコードを印刷するため
    のデータでないと判別された場合、印刷色として前記記
    憶手段に記憶されているカレントカラーをセットするセ
    ットステップとを有する ことを特徴とする印刷方法。
  6. 【請求項6】前記セットステップによりセットされた色
    で印刷すべきデータの印刷を行う印刷ステップをさらに
    有することを特徴とする請求項5記載の印刷方法
  7. 【請求項7】カレントカラーを記憶する記憶手段を利用
    する印刷方法であって、 印刷すべきデータがOCR読取
    装置で読み取るOCRデータであるか否かを判別する判
    別ステップと、 前記判別ステップによりOCRデータであると判別され
    た場合、印刷色として黒をセットし、前記判別ステップ
    によりOCRデータでないと判別された場合、印刷色と
    して前記記憶手段に記憶されているカレントカラーをセ
    ットするセントステップとを有する ことを特徴とする印
    刷方法。
  8. 【請求項8】前記セットステップによりセットされた色
    で印刷すべきデータの印刷を行う印刷ステップをさらに
    有することを特徴とする請求項7記載の印刷方法。
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