JP3037357U - フィルム型押釦キー部品ユニット - Google Patents

フィルム型押釦キー部品ユニット

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JP3037357U
JP3037357U JP1996011678U JP1167896U JP3037357U JP 3037357 U JP3037357 U JP 3037357U JP 1996011678 U JP1996011678 U JP 1996011678U JP 1167896 U JP1167896 U JP 1167896U JP 3037357 U JP3037357 U JP 3037357U
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JP
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film
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button key
thermoplastic resin
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JP1996011678U
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水 希 悦 清
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Sunarrow Co Ltd
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Sunarrow Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案の目的は、キートップ部分と接点押し
ボス部分とを熱可塑性樹脂フィルムを挟んでその表裏面
に一体に形成して単品のキーユニット部品として使用で
き、キーユニット部品の組立が大幅に簡略化されたフィ
ルム型押釦キー部品ユニットを提供することにある。 【解決手段】 本考案に係るフィルム型押釦キー部品ユ
ニットは、熱可塑性樹脂フィルムに複数の押釦キー部品
を組み込んだフィルム型キーユニットであって、該各押
釦キー部品の組み込み位置に相当する前記フィルム箇所
に透孔を穿設し、該フィルムを挟むようにして該透孔を
連通してフィルムの表面側にキートップ部分を、フィル
ムの裏面側に接点押しボスを熱可塑性樹脂フィルムと同
種又は異種の材料にて一体に形成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は携帯電話や自動車電話等の各種移動通信用キーあるいは電子式手帳そ の他の各種端末キー等として使用するフィルム型キーユニット部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフィルム型キーユニット部品は、熱可塑性の透明な硬質樹脂でキートッ プを形成し、該キートップの裏面をポリエチレンテレフタレート(PET)フィ ルムに熱溶着し、前記キートップと対応する位置の該フィルム裏面に、予め作成 した別部品として接点押しボスシートを当接させ、フィルムと接点押しボスシー トのそれぞれに共通の留め孔を穿設し、その留め孔に留め具を挿し込んで両者を 固定したり、あるいは接着固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のフィルム型キーユニット部品は、キートップ部分と接点押しボス部 分のそれぞれを、別部品として作られたものをキートップと対応する位置のシー ト裏面に1個ずつ取付けなければならず、取付作業が大変であるばかりでなく、 取付作業精度を上げるのが困難である。また、接着面積が小さく、接着精度も上 がらないという難点があった。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものでその目的とするところは、キートッ プ部分と接点押しボス部分とを熱可塑性樹脂フィルムを挟んでその表裏面に一体 に形成して単品のキーユニット部品として使用でき、キーユニット部品の組立が 大幅に簡略化されたフィルム型押釦キー部品ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るフィルム型押釦キー部品ユニットは、熱可塑性樹脂フィルムに複 数の押釦キー部品を組み込んだフィルム型キーユニットであって、該各押釦キー 部品の組み込み位置に相当する前記フィルム箇所に透孔を穿設し、該フィルムを 挟むようにして該透孔を連通してフィルムの表面側にキートップ部分を、フィル ムの裏面側に接点押しボスを熱可塑性樹脂フィルムと同種又は異種の材料にて一 体に形成したものである。
【0006】 また本考案に係るフィルム型押釦キー部品ユニットは、熱可塑性樹脂フィルム の押釦キー部品の組み込み位置に相当する該フィルム表裏面の何れか一方に文字 印刷層を形成したものである。
【0007】 さらに本考案に係るフィルム型押釦キー部品ユニットは、熱可塑性樹脂フィル ムの裏面側に、キートップ部分及び接点押しボスと同種の材料でスペーサーを一 体に形成したものである。
【0008】 また本考案に係るフィルム型押釦キー部品ユニットは、熱可塑性樹脂フィルム を挟むようにして該フィルムに穿設した透孔を連通してフィルムの表面側にキー トップ部分を、フィルムの裏面側に接点押しボスを熱可塑性樹脂フィルムと同種 又は異種の材料にて一体に形成し、該接点押しボスの下方にスペーサーを介して ドーム型作動部を配置してなるものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。 1はポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネイト(PC)等の 熱可塑性樹脂性フィルム(以下、フィルムという)で、テンキー、各種機能キー 等が組み込み出来る大きさに裁断される。このフィルム1の厚さは25μ〜15 0μの範囲のものが好適である。25μ未満では射出成形圧に耐えられない。反 対に150μを超えるとキーを叩打するときに一緒に動いたりする等の問題が生 じる。またフィルム1は照光式用として使用する場合は透明な材料が使用される 。非照光式の場合は透明な材料又は光を通さない材料が使用される。
【0010】 所定の大きさに裁断されたフィルム1は射出成形前に、予め各コーナーに金型 のピン(図示せず)が入る孔4を開けておくとともに各種キーのキートップ部分 2と対応する位置の四隅に透孔5を穿設する。この透孔5はフィルム1の表面側 1aに形成するキートップ部分2と、フィルム1の裏面側1bに形成する接点押 しボス3とを同一の材料で形成するときの連通孔としての役割を果たすこととな る。
【0011】 キートップ部分2はフィルム1の表面側1aにABS樹脂、PC、メタクリル 樹脂(PMMA)等の熱可塑性の硬質樹脂で形成される。透孔3位置にピンゲー ト(図示せず)を合わせるようにして射出成形によりフィルム1の表側1aにキ ートップ部分2が成形され、フィルム1との接合部は熱融着又は接着剤接着され る。照光式用として使用する場合は透明な材料が使用され、非照光式の場合は透 明な材料又は光を通さない材料が使用される。
【0012】 接点押しボス3はフィルム1を挟むようにして透孔3を連通してフィルム1の の裏面側にフィルム1と同種又は異種の材料にて一体に形成する。接点押しボス 3の突出部にピンゲート(図示せず)を合わせるようにして射出成形によりフィ ルム1の裏側1bに接点押しボス3が成形され、フィルム1との接合部は熱融着 又は接着剤接着される。照光式用として使用する場合は透明な材料が使用され、 非照光式の場合は透明な材料又は光を通さない材料が使用される。
【0013】 照光式として使用する場合は、フィルム1のキートップ部分2と対応する位置 に、フィルム1の表側又は裏側に文字、記号等の文字印刷層6を形成する。これ によりキートップ部分2に直接、文字印刷層6を形成しないので文字等の損傷、 文字消え等が解消される。反対に非照光式として使用する場合には、フィルム1 に文字印刷層6を形成する必要はなく、キートップ部分2の上面に文字印刷層( 図示せず)を形成する。この場合、文字印刷層の表面に保護層(図示せず)を設 けるようにすれば文字消え等が緩和される。
【0014】 またフィルム1の裏面側にはキートップ部分2及び接点押しボス3と同種の材 料でスペーサー7を一体に形成する。このスペーサー7の形成は、フィルム1の 所定箇所に予めスペーサー用透孔8を穿設しておき、金型内にフィルム1を装填 しておき、スペーサー用透孔8にピンゲート(図示せず)を合わせるようにして 射出成形によりフィルム1の裏側1bに接点押しボス3と同時に、スペーサー7 を成形する。このように、射出成形によりフィルム1の裏側1bにスペーサー7 が形成されると、スペーサーを別部品として用意する必要がなく、組立が簡単と なり組立時の位置合わせといった面倒な作業がなくなり、組立精度も向上するこ ととなる。
【0015】 次に、フィルム型押釦キー部品ユニットの具体的な使用法について述べる。 フィルム1を挟むようにしてフィルム1に穿設した透孔5を連通してフィルム 1の表面側1aにキートップ部分2を、フィルム1の裏面側1bに接点押しボス 3をフィルム1と同種又は異種の材料にて一体に形成し、接点押しボス3の下方 に一体又は別体のスペーサー7(本例では別体の場合を示す)を介してPETド ーム型作動部(図4(a)参照)を配置するか又はメタルドーム(図4(b)参 照)を配置する。図中、9は上部接点、10aはPETドーム、10bはメタル ドーム、11はシート状のスペーサー、12はプリント基板をそれぞれ示す。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記の説明から判るように、キートップ部分と接点押しボス部分とを 熱可塑性樹脂フィルムを挟んでその表裏面に一体に形成して単品のキーユニット 部品として使用でき、キーユニット部品の組立が大幅に簡略化されたフィルム型 押釦キー部品ユニットを得ることができる。
【0017】 照光式として使用する場合は、フィルムのキートップ部分と対応する位置に、 フィルムの表側又は裏側に文字、記号等の文字印刷層を形成することにより、キ ートップ部分に直接、文字印刷層を形成しないので文字等の損傷、文字消え等が 解消される。
【0018】 またフィルムの裏面側にはキートップ部分及び接点押しボスと同種の材料でス ペーサーを一体に形成することにより、スペーサーを別部品として用意する必要 がなく、組立が簡単となり組立時の位置合わせといった面倒な作業がなくなり、 組立精度も向上することとなる。
【0019】 さらにドーム型接点部材又はドーム型接点押し部材と組合せ使用により、組立 が一層、簡略化され、組立精度を上げることがで、作業効率を増すことができる 等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図で、(a)はフ
ィルムの表面側に文字印刷層を形成した場合を示し、
(b)はフィルムの裏面側に文字印刷層を形成した場合
を示し、(c)はキートップ部分の上面に文字印刷層を
形成した場合を示したものである。
【図2】本考案の他の一実施例を示す断面図で、PET
ドームを組み込んだ場合を示す。
【図3】本考案の他の一実施例を示す断面図で、メタル
ドームを組み込んだ場合を示す。
【図4】フィルムを一体化する前の状態を示す概略斜視
図である。
【符号の説明】
1 熱可塑性樹脂フィルム 1a 表面側 1b 裏面側 2 キートップ部分 3 接点押しボス 4 ピンが入る孔 5 透孔 6 文字印刷層 7 スペーサー 8 スペーサー用透孔 9 上部接点 10a PETドーム 10b メタルドーム 11 シート状のスペーサー 12 プリント基板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂フィルムに複数の押釦キー
    部品を組み込んだフィルム型キーユニットであって、該
    各押釦キー部品の組み込み位置に相当する前記フィルム
    箇所に透孔を穿設し、該フィルムを挟むようにして該透
    孔を連通してフィルムの表面側にキートップ部分を、フ
    ィルムの裏面側に接点押しボスを熱可塑性樹脂フィルム
    と同種又は異種の材料にて一体に形成したことを特徴と
    するフィルム型押釦キー部品ユニット。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂フィルムの押釦キー部品の
    組み込み位置に相当する該フィルム表裏面の何れか一方
    に文字印刷層を形成した請求項1記載のフィルム型押釦
    キー部品ユニット。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂フィルムの裏面側に、キー
    トップ部分及び接点押しボスと同種の材料でスペーサー
    を一体に形成した請求項1又は2記載のフィルム型押釦
    キー部品ユニット。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂フィルムを挟むようにして
    該フィルムに穿設した透孔を連通してフィルムの表面側
    にキートップ部分を、フィルムの裏面側に接点押しボス
    を熱可塑性樹脂フィルムと同種又は異種の材料にて一体
    に形成し、該接点押しボスの下方にスペーサーを介して
    ドーム型作動部を配置してなる請求項1、2又は3記載
    のフィルム型押釦キー部品ユニット。
JP1996011678U 1996-10-30 1996-10-30 フィルム型押釦キー部品ユニット Expired - Lifetime JP3037357U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064705A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Japan Aviation Electronics Industry Ltd スイッチ装置

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