JP3037297B1 - 画面自動調整システム、画面自動調整装置、画面自動調整方法、並びに記録媒体 - Google Patents

画面自動調整システム、画面自動調整装置、画面自動調整方法、並びに記録媒体

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JP3037297B1
JP3037297B1 JP10346664A JP34666498A JP3037297B1 JP 3037297 B1 JP3037297 B1 JP 3037297B1 JP 10346664 A JP10346664 A JP 10346664A JP 34666498 A JP34666498 A JP 34666498A JP 3037297 B1 JP3037297 B1 JP 3037297B1
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 ビデオチップの特性に応じて、迅速に表示画
像を調整することができるようにする。 【解決手段】 情報処理装置112を構成するビデオボ
ード111上のビデオチップ110から、所定の画像表
示データとビデオチップ110の情報が出力される。表
示装置109の検出手段101により、この情報が検出
され、判定手段105に供給される。判定手段105に
より、この情報に対応する表示パラメータがパラメータ
DB106から検索され、その表示パラメータが制御手
段107に供給される。制御手段107により、この表
示パラメータに従って画像表示データが変換され、信号
発生器102に供給される。信号発生器102により、
画像表示データに対応する画像表示用の信号が発生さ
れ、表示画面103に供給され、ビデオチップ110の
特性に応じて調整された画像が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面自動調整シス
テム、画面自動調整装置、画面自動調整方法、並びに記
録媒体に関し、特に、ビデオチップの特性に応じて迅速
に画面を調整する画面自動調整システム、画面自動調整
装置、画面自動調整方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、特開平10−49124号にて
開示されている従来のディスプレイ自動調整装置の構成
例を示している。この装置は、検出手段404がディス
プレイ401の画面のエッジ位置のエッジデータ401
Aを算出して、位置データ及び形状データを検出し、こ
の位置データ及び形状データとパラメータDB405の
各々の規格値との差が、許容値以下であるかどうかを判
定手段406で判定する。
【0003】その後、位置データ及び形状データとパラ
メータDB405の各々の規格値との差が許容値よりも
大きい場合、制御手段403は、補正データ403Aを
算出して、ディスプレイ401に送出し、その直後から
画像データを入力して画面のエッジ位置を算出する処理
を繰り返す。そして、エッジデータ401Aの変化量が
所定の許容値以下になったとき、画面が安定したと判断
して処理を終了する。
【00】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では以下のような問題点があった。即ち、ディスプ
レイを起動した場合において、画像データを出力する装
置のビデオチップの特性が、ディスプレイのデフォルト
の特性と異なるとき、毎回、自動調整の要求がなされ、
ディスプレイにおいて画像データに対する調整が行われ
ていた。また、調整が終了するまでに時間や手間がかか
っていた。
【0005】これは、画像データを出力する装置に搭載
されているビデオチップによって画面調整が行われてい
ないので、表示不正が起こる可能性があるからである。
また、起動と同時に、画像データを出力する装置から出
力される起動画面等の画像データを使用して画面調整を
行っていないからである。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、各ビデオチップの特性やひずみなどの個別
情報に応じた画像調整を、迅速に行うことができるよう
にするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画面自
動調整システムは、所定の画像に対応する画像表示デー
タを出力する出力装置と、出力装置から出力された画像
表示データに対応する画像を調整して表示する表示装置
とからなる画面自動調整システムであって、出力装置
は、画像表示データを出力するビデオチップと、ビデオ
チップを制御するデバイスドライバと、ビデオチップ
よびデバイスドライバに関する情報を出力する出力手段
とを備え、表示装置は、各種のビデオチップの情報およ
びデバイスドライバの情報と、各種のビデオチップの情
報およびデバイスドライバの情報に対応する補正データ
を記憶する記憶手段と、出力手段から出力された情報を
検出する検出手段と、検出手段によって検出された情報
を、記憶手段から検索する検索手段と、検索手段によっ
て、記憶手段から情報が検索されたとき、検索された情
報に対応する補正データに基づいて、ビデオチップより
出力された画像表示データを補正する補正手段と、補正
手段によって補正された画像表示データに対応する画像
を画面に表示する表示手段とを備え、ビデオチップの情
報は、ビデオチップのID情報であり、デバイスドライ
バの情報は、デバイスドライバのバージョン情報である
ことを特徴とする。請求項2に記載の画面自動調整装置
は、所定の出力装置から出力された画像表示データに対
応する画像を調整して表示する画面自動調整装置であっ
て、各種のビデオチップの情報およびビデオチップを制
御するデバイスドライバの情報と、各種のビデオチップ
の情報およびデバイスドライバの情報に対応する補正デ
ータを記憶する記憶手段と、出力装置から出力された出
力装置を構成するビデオチップの情報とデバイスドライ
バの情報を検出する検出手段と、検出手段によって検出
された情報を、記憶手段から検索する検索手段と、検索
手段によって、記憶手段から情報が検索されたとき、検
索された情報に対応する補正データに基づいて、出力装
置より出力された画像表示データを補正する補正手段
と、補正手段によって補正された画像表示データに対応
する画像を画面に表示する表示手段とを備え、ビデオチ
ップの情報は、ビデオチップのID情報であり、デバイ
スドライバの情報は、デバイスドライバのバージョン情
報であることを特徴とする。請求項3に記載の画面自動
調整方法は、所定の画像に対応する画像表示データを出
力する出力装置と、出力装置から出力された画像表示デ
ータに対応する画像を調整して表示する表示装置とから
なる画面自動調整システムにおける画面自動調整方法で
あって、出力装置は、画像表示データを出力するビデオ
チップおよびビデオチップを制御するデバイスドライバ
に関する情報を出力し、表示装置は、各種のビデオチッ
プの情報およびデバイスドライバの情報と、各種のビデ
オチップの情報およびデバイスドライバの情報に対応す
る補正データを記憶し、出力装置から出力された情報を
検出し、検出された情報を検索し、情報が検索されたと
き、検索された情報に対応する補正データに基づいて、
ビデオチップより出力された画像表示データを補正し、
補正された画像表示データに対応する画像を画面に表示
することを特徴とする。請求項4に記載の記録媒体は、
請求項3に記載の画面自動調整方法を実行可能なプログ
ラムが記録されていることを特徴とする。本発明に係る
画面自動調整システム、画面自動調整装置、画面自動調
整方法、並びに記録媒体においては、各種のビデオチッ
プの情報およびビデオチップを制御するデバイスドライ
バの情報に対応する補正データを記憶しておき、所定の
出力装置のビデオチップの情報およびデバイスドライバ
の情報に対応する補正データに基づいて、ビデオチップ
より出力された画像表示データを補正し、補正された画
像表示データに対応する画像を画面に表示する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画面自動調整シ
ステムを応用したパーソナルコンピュータ(以下、適宜
パソコンと略記する)の一実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。図1に示すように、本実施の形態は、
情報を処理するパソコン本体(情報処理装置)112
と、画面表示の自動調整機能を備えた表示装置109と
から構成されている。
【0009】情報処理装置112は、それに搭載され、
画面表示を制御するビデオボード111と、ビデオボー
ド111上に配置されたビデオチップ110と、それら
を制御するCPU(central processi
ng unit)113とから構成されている。
【0010】表示装置109は、情報処理装置112と
の間で通信を行い、ビデオチップ110のID情報とバ
ージョン情報(以下では適宜、Ver.情報と記載す
る)を検出する検出手段101と、不揮発性メモリ等か
らなり、画像表示を行うための表示パラメータが記憶さ
れるデータベースであるパラメータDB106と、表示
パラメータから、後述する判定手段105と制御手段1
07を介して供給される画像表示データに基づいて、表
示画面103用の画像信号(画像データ)を発生させる
信号発生器102と、画面に画像データに対応する画像
を表示する表示画面103と、表示画面103に表示さ
れた画像に対応する画像データから、この画像の水平位
置、垂直位置等の表示位置及び画像の形状に関するエッ
ジデータ(以下では適宜、単にエッジデータと記載す
る)を検出する検出手段104と、ビデオチップ110
のビデオチップID情報及びバージョン情報と、表示パ
ラメータ値を、パラメータDB106上に登録する制御
手段108とにより構成されている。
【0011】判定手段105は、検出手段104におい
て検出されたエッジデータが、予め設定された画面正常
位置(画面位置データ/画面形状データ)の許容値の範
囲内であるか否かを判定するようになされている。更
に、判定手段105は、エッジデータが許容値の範囲外
であると判定したときのみ、表示パラメータの操作によ
って導き出される補正データを算出し、補正用の表示パ
ラメータを作成し、この値により、制御手段107を通
して信号発生器102に画像信号(画像データ)を発生
させ、表示画面103に表示させるようになされてい
る。そして、表示画面103に表示された画像のエッジ
サイズを検出手段104が検出し、検出結果を判定手段
105に供給する。
【0012】このようにして、信号発生器102と、表
示画面103と、検出手段104とを通して、判定手段
105にエッジサイズを示すデータ(エッジデータ)が
フィードバックされる一連の処理の中で、これらのエッ
ジデータの変化量のサンプリングを繰り返し、この変化
量が画面正常位置(画面位置データ/画面形状データ)
の許容値の範囲内になったときに、サンプリングを終了
させるとともに、この終了時に作成した補正用の表示パ
ラメータを調整済みの表示パラメータとして決定する自
動処理をも行うようになされている。
【0013】次に、図1に示した実施の形態の動作につ
いて、図2及び図3のフローチャートを参照して説明す
る。図1において、パソコンの本体となる情報処理装置
112に電源を投入し、起動すると、それに連動して、
表示装置109にも電源が投入され、起動される。情報
処理装置112が起動すると、情報処理装置112から
は、ビデオボード111のビデオチップ110のID情
報と、そのチップのバージョン情報と、画像表示データ
が表示装置109に送られる。この画像表示データは、
例えば、情報処理装置112を起動した際に表示画面1
03に表示される、起動を表す立ち上げ画面などの画像
表示データである。
【0014】図1の表示装置109には、例えば、LS
I(Large Scale Integrated
Circuit)等からなるマイクロコンピュータ(マ
イコン)が搭載されており、図2の処理フローに示され
る処理を実行するプログラムが格納されている。図1に
示した検出手段101,104、判定手段105、制御
手段107,108等の各手段は、マイコン上で動作す
るプログラムによって構成されている。
【0015】図2に示すように、表示装置109が起動
すると、ステップS201において、検出手段101に
より、情報処理装置112より供給される各種データか
ら、ビデオチップ110のID情報と、バージョン情報
が検出され、画像表示データと共に、判定手段105に
送られる。判定手段105における処理の流れを、図3
に示したフローチャートを参照して、更に詳細に説明す
る。
【0016】図3において、情報処理装置112に電源
が投入され、情報処理装置112が起動すると(ステッ
プS301)、CPU113が動作を始める。これと連
動して、ステップS302において、表示装置109に
も電源が投入され、表示装置109が起動し、内部のマ
イコンが動作を開始する。
【0017】ステップS303においては、CPU11
3は、情報処理装置112のビデオボード111のビデ
オチップ110のID情報と、ビデオチップ110のバ
ージョン(Ver.)情報をセンス(検出)し、その内
容を取得する。
【0018】次に、ステップS304に進み、CPU1
13は、ステップS303において取得したビデオチッ
プ110のID情報とVer.情報を、表示装置109
に送信する。表示装置109のマイコンは、ステップS
305で、このビデオチップ110のID情報とVe
r.情報を受信し、その内容を内蔵するレジスタ等に保
存する。
【0019】更に、表示装置109は、ステップS30
6において、受信した情報を、確認情報として情報処理
装置112側に対して送信する。CPU113は、ステ
ップS307で、表示装置109より送信されてきた確
認情報に基づいて、表示装置109が上記情報(ビデオ
チップ110のID情報とVer.情報)を正常に受信
したか否かを確認する。その結果、受信した情報に何ら
かの異常があった場合、表示装置109が、ビデオチッ
プ110のID情報とVer.情報を正常に受信しなか
ったと判断し、ステップS304に戻り、ビデオチップ
のID情報とVer.情報を表示装置109に対して再
送する。
【0020】一方、ステップS307において、受信し
た情報が正常であったと確認された場合、表示装置10
9が、ビデオチップ110のID情報とVer.情報を
正常に受信したと判断し、ステップS308に進み、ビ
デオボード111を動作させ、起動画面情報を作成し、
起動画面に対応した画面表示データを表示装置109に
送信する。その後、次の処理(図2のステップS20
2)へ移行する。
【0021】一方、表示装置109側では、ステップS
309において、情報処理装置112から送信されてき
た画面表示データが受け取られ、入力される。その後、
図2のステップS202に進み、次の処理へ移行する。
【0022】図2に戻り、ステップS202において
は、判定手段105により、パラメータDB106が検
索され、ステップS203において、ビデオチップ11
0のID情報と同一のID情報がパラメータDB106
に存在するか否かが確認される。その結果、ビデオチッ
プ110のID情報と同一のID情報がパラメータDB
106に存在することが確認された場合、ステップS2
16に進み、更に、ビデオチップ110より入手したビ
デオチップ110のバージョン情報と、いま検索された
ID情報に対応するバージョン情報とが比較される。
【0023】そして、ビデオチップ110より入手した
バージョンが、パラメータDB106上に蓄積してある
バージョンのレベルより旧いバージョンならば、ステッ
プS217に進み、パラメータDB106上の検索され
たID情報に対応する表示パラメータを採用する。次
に、ステップS205において、制御手段107は、ス
テップS217において採用された表示パラメータを用
いて、画像表示データを変換し、信号発生器102に送
る。ステップS206においては、信号発生器102に
より、制御手段107より供給された画像表示データに
対応する画像表示用の信号(画像データ)が発生され、
表示画面103に供給される。そして、ステップS20
7において、表示画面部103に上記信号に対応する画
像が表示される。
【0024】ステップS208において、表示画面10
3に表示された画像データが検出手段104に入力され
る。そして、ステップS209において、画面エッジ位
置等のエッジデータが算出される。次に、ステップS2
10において、予め定められている画面正常位置(位置
データ及び形状データ等)が検出される。
【0025】次に、ステップS211において、判定手
段105により、検出されたエッジデータに基づくエッ
ジ誤差が、前もって定められた画面正常位置(画面位置
データ/画面形状データからなる)の許容範囲内にある
か否かが判定される。許容範囲内であると判定された場
合、ステップS214に進み、入手したビデオチップ1
10のID情報が新規のものであるか、または、ビデオ
チップ110のID情報が既に存在する場合において、
そのバージョン情報よりパラメータDB106上にある
ものの方が旧いか否かが判定される。
【0026】ビデオチップ110のID情報が新規か、
または、入手したバージョン情報より、パラメータID
106に蓄積してあるバージョン情報の方がより旧い場
合は、ステップS215に進み、それらの情報(ビデオ
チップ110のID情報とVer.情報)を、制御手段
108の制御により、パラメータDB106上に登録、
又は更新する。その後、全ての処理を終了する。一方、
ビデオチップ110のID情報が新規でなく、かつ、入
手したバージョン情報より、パラメータID106に蓄
積してあるバージョン情報の方が新しい場合、そのまま
処理を終了する。
【0027】また、ステップS203において、ビデオ
チップ110のID情報が、パラメータDB106上に
ないと判定された場合、及び、ステップS216におい
て、ステップS201において入手したバージョン情報
が、既存のバージョン情報より新しいと判定された場
合、ステップS204に進み、判定手段105上で、一
旦、前もってビデオの標準規格として定められた初期値
としての表示パラメータを採用する。
【0028】次に、ステップS205において、制御手
段107は、採用された表示パラメータを用いて、画像
表示データを変換し、信号発生器102に送る。そし
て、ステップS206において、信号発生器102によ
り、画像表示用に信号が発生され、表示画面103に供
給される。これにより、ステップS207において、表
示画面103に画像が表示される。
【0029】ステップS208、ステップS209、及
びステップS210においては、検出手段104によ
り、画面の水平位置、垂直位置等の表示位置や形状に関
するエッジデータの検出が行われ、検出されたエッジデ
ータが判定手段105に供給される。
【0030】ステップS211においては、判定手段1
05により、検出手段104より供給されたエッジデー
タに基づいて算出されるエッジ誤差が、前もって定めら
れた画面正常位置(画面位置データ/画面形状データ
等)の許容範囲内であるか否かが判定される。エッジ誤
差が許容範囲外であると判定された場合、ステップS2
12に進み、補正データを算出し、ステップS213に
おいて、補正後の補正表示パラメータ情報を作成する。
【0031】次に、ステップS205に進み、ステップ
S213において作成された補正表示パラメータ情報に
基づいて、制御手段107により、画像表示データが変
換され、信号発生器102に送られる。ステップS20
6においては、信号発生器102により、画像表示デー
タに対応する、画像表示用の信号が発生される。この信
号は表示画面103に供給され、ステップS207にお
いて表示画面103に画像が表示される。
【0032】ステップS208、ステップS209、及
びステップS210において、表示画面情報が検出手段
104に入力され、検出手段104により、画面の水平
位置、垂直位置等の表示位置、表示形状等に関するエッ
ジデータが検出され、そのエッジデータが判定手段10
5に供給される。
【0033】ステップS211においては、再び、判定
手段105により、エッジデータに基づくエッジ誤差
が、前もって定められた画面正常位置(画面位置データ
/画面形状データ)の許容範囲内に収まるか否かが判定
される。そして、ステップS211において、エッジ誤
差が許容範囲内に収まると判定されるまで、ステップS
205乃至S213の一連の処理が繰り返し実行され
る。
【0034】そして、ステップS211において、判定
手段105により、検出手段104において検出された
エッジ誤差が、前もって定められた画面正常位置(画面
位置データ/画面形状データ)の許容誤差範囲内に収ま
ったと判定されたとき、ステップS214に進み、入手
したビデオチップ110のID情報が、新規のものか、
或いは、ビデオチップ110のID情報が既に存在する
場合においてそのバージョン情報がパラメータDB10
6上にあるものより旧いか否かが判定される。
【0035】そして、ビデオチップ110のID情報が
新規の場合、又は、入手したID情報のバージョンよ
り、パラメータDB106に蓄積してあるID情報のバ
ージョンの方がより旧い場合、ステップS215に進
み、ビデオチップ110のID情報及びバージョン情報
と、表示パラメータが、制御手段108により、パラメ
ータDB106上に登録され(新規の場合)、又は更新
して(既存のバージョン情報の方が旧い場合)、処理を
終了する。このようにして、ビデオチップ110の特性
やひずみなどの個別情報を自動的に吸収しながら、画像
調整を行うことができる。
【0036】次に、図4を参照して、本発明の画面自動
調整システムを応用したパーソナルコンピュータの他の
実施の形態について説明する。図4に示したように、本
実施の形態は、情報を処理するパソコン本体(情報処理
装置)512と、画面表示の自動調整機能を備えた表示
装置509とから構成されている。そして、情報処理装
置512は、それに搭載されるビデオボード111と、
その上のビデオチップ110と、それを制御するデバイ
スドライバ514と、CPU113とから構成されてい
る。
【0037】表示装置509は、ビデオチップ110の
情報(ID情報)と、デバイスドライバ514のバージ
ョン情報を検出する検出手段501と、画像表示を行う
ための表示パラメータが記憶されているデータベースで
あるパラメータDB506と、表示パラメータから、判
定手段505と制御手段107を介して供給される画像
表示データに対応する、表示画面103用の画像信号
(画像データ)を発生させる信号発生器102と、信号
発生器102より供給される画像データに対応する画像
を表示する表示画面103と、表示画面103に表示さ
れた画像に対応する画像データから、この画面のエッジ
データを検出する検出手段104と、ビデオチップ11
0のID情報と、デバイスドライバ514のバージョン
情報と、表示パラメータ値を、パラメータDB506上
に登録する制御手段508とから構成される。
【0038】判定手段505は、検出手段104におい
て検出されたエッジデータに基づいて算出されるエッジ
誤差が、予め設定された画面正常位置(画面位置データ
/画面形状データ)の許容誤差範囲内であるか否かを判
定する。更に、この判定手段505において、エッジ誤
差が、許容値の範囲外になったと判定されたときのみ、
エッジデータに基づいて、表示パラメータの操作によっ
て導き出される補正データが算出され、補正用の表示パ
ラメータが作成される。そして、この表示パラメータの
値でもって、制御手段107により、画像表示データに
変換され、信号発生器102により、画像表示用の信号
が発生され、表示画面103に供給される。このように
して、画像データに対応する画像が表示画面103に表
示される。
【0039】このように、信号発生器102と、表示画
面103と、検出手段104とを通して、判定手段50
5にフィードバックされる処理の中で、このエッジデー
タの変化量のサンプリングを繰り返し、この変化量が、
画面正常位置(画面位置データ/画面形状データ)の許
容値の範囲内になったときに、サンプリングを終了さ
せ、この終了時に検出した補正用の表示パラメータを、
調整済み表示パラメータとして決定する。
【0040】図1に示した実施の形態の動作と、図5に
示した実施の形態の動作の違いは、図5に示した実施の
形態の場合、図1に示した実施の形態において用いたビ
デオチップ110のバージョン情報の代わりに、デバイ
スドライバ514のバージョン情報を使用するようにし
たことである。この差分以外は、図5に示した実施の形
態において、図2及び図3のフローチャートに示した処
理と基本的に同様の処理が行われる。
【0041】このように、デバイスドライバ514のバ
ージョン情報を用いることにより、同一のバージョンの
ビデオチップ110が用いられている場合でも、デバイ
スドライバ514によって修正されるビデオチップの特
性やひずみなどの個別情報が画面調整処理に反映される
ようにすることができる。
【0042】以上説明したように、上記各実施の形態を
用いることにより、以下のような効果を得ることができ
る。第1の効果は、過去に起動したビデオチップと同一
のものを搭載した情報処理装置からの出力画像データを
表示する場合、画面の自動調整の時間をはるかに短縮す
ることができることである。
【0043】その第1の理由は、既に調整済みの表示パ
ラメータがデータベースの中に存在するので、データベ
ースからそれを検索するだけでよく、新たに調整するた
めの時間が不要となるからである。従って、情報処理装
置の電源と表示装置の電源をそれぞれ投入するだけで、
短時間で画像調整がなされた画像が表示されるようにす
ることができる。第2の理由は、情報処理装置の起動画
面を利用して自動調整を行うので、情報処理装置と表示
装置を起動するだけで、画面の自動調整を行うことがで
きるからである。
【0044】第2の効果は、新しいビデオチップを搭載
した情報処理装置の場合でも、自動的に画像調整を行う
ことができることである。その理由は、情報処理装置の
電源が投入され、起動されると、ビデオチップのID情
報やバージョン情報が検出され、新しいID情報やバー
ジョン情報が検出されたとき、情報処理装置の起動時画
面を用いて調整処理がなされるからである。
【0045】なお、上記各実施の形態においては、本発
明をパーソナルコンピュータに応用する場合について説
明したが、これに限定されるものではない。
【0046】また、上記各実施の形態においては、画面
位置及び画面形状を調整する場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば、輝度、ミスコ
ンバージェンス量、ピュリティーずれ量、フォーカスず
れ量等を自動調整する場合にも本発明を適用することが
できる。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る画面自動調整システム、画
面自動調整装置、画面自動調整方法、並びに記録媒体に
よれば、各種のビデオチップの情報およびビデオチップ
を制御するデバイスドライバの情報に対応する補正デー
タを予め記憶しておき、所定の出力装置のビデオチップ
の情報およびデバイスドライバの情報に対応する予め記
憶しておいた補正データに基づいて、ビデオチップより
出力された画像表示データを補正し、補正された画像表
示データに対応する画像を画面に表示するようにしたの
で、各種のビデオチップの特性やひずみなどの個別情報
に応じた画像調整を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画面自動調整システムの一実施の形態
の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施の形態の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図3】図2のステップS201の詳細な処理手順を説
明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の画面自動調整システムの他の実施の形
態の構成例を示すブロック図である。
【図5】従来のパーソナルコンピュータの構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
101,104,404,501 検出手段 102,402 信号発生器 103,401 表示画面 105,406,505 判定手段 106,405,506 パラメータDB 107,108,403,508 制御手段 109,409,509 表示装置 110 ビデオチップ 111 ビデオボード 112,512 情報処理装置 113 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/40 G09G 1/16 H04N 3/27 H04N 5/46

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の画像に対応する画像表示データを
    出力する出力装置と、前記出力装置から出力された前記
    画像表示データに対応する画像を調整して表示する表示
    装置とからなる画面自動調整システムであって、 前記出力装置は、 前記画像表示データを出力するビデオチップと、前記ビデオチップを制御するデバイスドライバと、 前記ビデオチップおよび前記デバイスドライバに関する
    情報を出力する出力手段とを備え、 前記表示装置は、 各種のビデオチップの情報および前記デバイスドライバ
    の情報と、前記各種のビデオチップの情報および前記デ
    バイスドライバの情報に対応する補正データを記憶する
    記憶手段と、 前記出力手段から出力された前記情報を検出する検出手
    段と、 前記検出手段によって検出された前記情報を、前記記憶
    手段から検索する検索手段と、 前記検索手段によって、前記記憶手段から前記情報が検
    索されたとき、検索された前記情報に対応する補正デー
    タに基づいて、前記ビデオチップより出力された前記画
    像表示データを補正する補正手段と、 前記補正手段によって補正された前記画像表示データに
    対応する画像を画面に表示する表示手段とを備え、前記ビデオチップの情報は、前記ビデオチップのID情
    報であり、前記デバイスドライバの情報は、前記デバイ
    スドライバのバージョン情報である ことを特徴とする画
    面自動調整システム。
  2. 【請求項2】 所定の出力装置から出力された画像表示
    データに対応する画像を調整して表示する画面自動調整
    装置であって、 各種のビデオチップの情報および前記ビデオチップを制
    御するデバイスドライバの情報と、前記各種のビデオチ
    ップの情報および前記デバイスドライバの情報に対応す
    る補正データを記憶する記憶手段と、 前記出力装置から出力された前記出力装置を構成する前
    記ビデオチップの情報と前記デバイスドライバの情報
    検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記情報を、前記記憶
    手段から検索する検索手段と、 前記検索手段によって、前記記憶手段から前記情報が検
    索されたとき、検索された前記情報に対応する補正デー
    タに基づいて、前記出力装置より出力された前記画像表
    示データを補正する補正手段と、 前記補正手段によって補正された前記画像表示データに
    対応する画像を画面に表示する表示手段とを備え、前記ビデオチップの情報は、前記ビデオチップのID情
    報であり、前記デバイスドライバの情報は、前記デバイ
    スドライバのバージョン情報である ことを特徴とする画
    面自動調整装置。
  3. 【請求項3】 所定の画像に対応する画像表示データを
    出力する出力装置と、前記出力装置から出力された前記
    画像表示データに対応する画像を調整して表示する表示
    装置とからなる画面自動調整システムにおける画面自動
    調整方法であって、 前記出力装置は、 前記画像表示データを出力するビデオチップおよび前記
    ビデオチップを制御するデバイスドライバに関する情報
    を出力し、 前記表示装置は、 各種のビデオチップの情報およびデバイスドライバの情
    と、前記各種のビデオチップの情報および前記デバイ
    スドライバの情報に対応する補正データを記憶し、 前記出力装置から出力された前記情報を検出し、 検出された前記情報を検索し、 前記情報が検索されたとき、検索された前記情報に対応
    する補正データに基づいて、前記ビデオチップより出力
    された前記画像表示データを補正し、 補正された前記画像表示データに対応する画像を画面に
    表示することを特徴とする画面自動調整方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画面自動調整方法を実
    行可能なプログラムが記録されている記録媒体。
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