JP3037208B2 - 光制御用半導体装置 - Google Patents

光制御用半導体装置

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JP3037208B2
JP3037208B2 JP14911297A JP14911297A JP3037208B2 JP 3037208 B2 JP3037208 B2 JP 3037208B2 JP 14911297 A JP14911297 A JP 14911297A JP 14911297 A JP14911297 A JP 14911297A JP 3037208 B2 JP3037208 B2 JP 3037208B2
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豊 林
恵昭 友成
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、光により起電力
を発生する半導体装置に関する。 【0002】 【従来の技術】光により発生する起電力を利用した光制
御回路として、図10に示した回路構成のものが用いら
れている。このものは、第1の光電変換素子アレイDA
2 と、この第1の光電変換素子アレイDA2 に並列に接
続されたノーマリィオンの電界効果トランジスタ(以下
「FET」と記す)T3 と、このFETT3 のゲート・
ソース間に並列に接続された第2の光電変換素子アレイ
DA3 および抵抗性素子(ここでは電界効果トランジス
タ)Rとを備えたものである。第1の光電変換素子アレ
イDA2 および第2の光電変換素子アレイDA3 は、図
10にみるように、光起電力を生じる光電変換素子が複
数個、同一方向に直列に接続されてなる構成である。 【0003】このような光制御回路を搭載した光制御用
半導体装置では、第1および第2の光電変換素子アレイ
DA2 ,DA3 と近接して設けられた発光素子L1 に信
号が入力されてこの発光素子L1 が発光すると、その光
によって前記光電変換素子アレイDA2 の両端、すなわ
ち、出力端子40a,40bに光起電力が発生する。発
光素子L1 の発光を停止すると、第1の光電変換素子ア
レイDA2 の両端、すなわち、出力端子40a,40b
には光起電力が印加されなくなる。 【0004】前述したように、ノーマリィオンのFET
3 のゲート・ソース間には第2の光電変換素子アレイ
DA3 が接続されているため、このノーマリィオンのF
ETT3 は、光照射時にはゲート・ソース間に接続され
た第2の光電変換素子アレイDA3 からの光起電力によ
り遮断(開放)状態、光遮断時には導通状態となる。し
たがって、光遮断後、第1の光電変換素子アレイDA2
に残る電荷を速やかに放電させることができる。また、
光遮断時には、この第2の光電変換素子アレイDA3
並列に接続された前記抵抗性素子Rが、第2の光電変換
素子アレイDA3 上に残る電荷をも速やかに放電するた
め、結果として、光遮断による光起電力の遮断が速やか
に行われるようになっている。 【0005】しかしながら、上記の光制御回路を備える
半導体装置の場合、以下のような問題がある。ひとつ
は、組み立て段階に問題があり、充分な信頼性が得られ
ず、コストが高くつくということである。もうひとつ
は、光電変換素子アレイが2個必要であることである。 【0006】従来、上記の光制御回路を備える半導体装
置を実現するにあたっては、第1および第2の光電変換
素子アレイDA2 ,DA3 、ノーマリィオンのFETT
3 および抵抗性素子Rを、たとえば、別々の半導体基板
上に形成した各素子をワイヤボンディング等で結線する
ことが行われている。しかしながら、このような方法で
は、組み立てに多数の工程および部品を必要とし、十分
な信頼性が得られず、コストも高くつくことになるので
ある。 【0007】誘電体分離基板(DI)基板の各分離島上
に、前記各素子を別々に形成することが考えられる。し
かし、この方法では部品点数は減少するものの、主とし
てDI基板を作製する工程が複雑で、しかも、コストや
生産性の面からも実用的でない。図10の光制御回路で
使われている第1および第2の光電変換素子アレイDA
2 ,DA3 は素子の確実な駆動が行えるに充分な光起電
力を発生するために複数の光電変換素子が直列に接続さ
れており、必要チップ面積はかなり広くなる。したがっ
て、光電変換素子アレイが2個あると、集積化を行って
もチップ面積が大きく、1枚のウエハで取れるチップの
数が少ない等によりコストが高くなり、やはり実用性を
損ねることになる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上の問
題に鑑みてなされたものであって、受光中の蓄積電荷の
放電機能を果たせる回路を簡単に実現させられる上、コ
ストや生産性の面での向上が図れ、さらに、組み立て工
数が少なく信頼性をも高められる実用性の顕著な光制御
用半導体装置を提供することを課題とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明にかかる光制御用半導体装置は、透明絶縁
基板の表面に配置され基板内に向けて発光する発光素子
に対して、前記基板の発光素子と対向する表面に配置さ
れ、透明絶縁基板を介して発光素子との間で光の遣り取
りを行う光制御用半導体装置であり、スイッチング装置
の受光部として使用される。制御電極および一対の出力
電極を有するトランジスタと、前記基板を介して前記発
光素子の発光を受光して光起電力を生じる複数の光電変
換素子が同一の方向に直列に接続されてなる光電変換素
子アレイと、当該光電変換素子アレイが受光中には受光
中となり遮断中には遮断中となるように形成された光導
電素子と、抵抗性素子とが、半導体層部分では少なくと
もその一部が同一層構成を有するように形成されてお
り、前記トランジスタの一方の出力電極と他方の出力電
極との間に、前記光電変換素子アレイが接続され、前記
光導電素子の一端が前記トランジスタの制御電極に接続
されているとともに他端が前記トランジスタの一方の出
力電極に接続され、前記抵抗性素子の一端が前記トラン
ジスタの制御電極に接続されているとともに他端が前記
トランジスタの他方の出力電極に接続されている。 【0010】以下、この発明を、図面を参照しつつ具体
的に説明する。図1および図2は、それぞれ、この発明
の光制御用半導体装置(以下、適宜「半導体装置」と略
記する)が用いられる光制御回路をあらわす。図1の光
制御回路は、光電変換素子アレイDA1 と、薄膜トラン
ジスタ(以下、「TFT」と記す)T1 とを備え、この
光電変換素子アレイDA1 がTFTT 1 のソースS・ド
レインD間に並列に接続されている。TFTT1 の制御
電極G・ドレインD間には、光遮断された光導電素子R
1 が、そして、TFTT1 の制御電極G・ソースS間
には、光遮断されていない光導電素子RA2 が、それぞ
れ、接続されている。このように、この発明の半導体装
置を用いる光制御回路では、図1や図2にみるように、
光電変換素子アレイの数が1個であって、光起電力を生
じる光電変換素子が複数個、同じ方向に直列に接続され
てなる構成のアレイである。 【0011】このような回路構成において、光が照射さ
れると、それによって光電変換素子アレイDA1 の両端
に光起電力が発生する。それとともに、光遮断されてい
ない光導電素子RA2 もこの光によって低抵抗状態とな
る。一方、光遮断された光導電素子RA1 は、光の照射
に関係なく、常に高抵抗状態であるため、結果として、
前記光電変換素子アレイDA1 と並列に接続されたTF
TT1 の制御電極G・ソースS間の電位差はほぼ0とな
る。このため、このTFTT1 のソースS・ドレインD
間は高抵抗状態となり、出力端子1,1間に電圧が発生
する。つまり、光遮断された光導電素子RA1 は光が届
かず光照射の有無にかかわらず抵抗は一定の抵抗性素子
である。 【0012】光制御回路では、光が遮断されると、光電
変換素子アレイDA1 の発生する光起電力は低下し、そ
れとともに、光遮断されてはいない光導電素子RA2
光遮断された光導電素子RA1 よりも相対的に高抵抗状
態となる。そうすると、TFTT1 の制御電極G・ソー
スS間に電位差が発生するので、このTFTT1 のソー
スS・ドレインD間が低抵抗状態となる。このため、前
記光電変換素子アレイDA1 に蓄積された電荷がこのT
FTT1 のソースS・ドレインD間を通って直ちに放電
され、光遮断後、速やかに光起電力の遮断が行われるよ
うになっている。 【0013】なお、図の例は、TFTT1 がNチャネル
である場合を示しているが、これは、Pチャネルであっ
ても構わない。TFTT1 がPチャネルである場合に
は、光電変換素子アレイDA1 ,光遮断された光導電素
子RA1 および光遮断されていない光導電素子RA
2 を、図2にみるように接続してやればよい。また、図
1と図2の光制御回路では、2つの光導電素子として、
光遮断されたものRA1 と光遮断されていないものRA
2 とを用いていたが、2つとも光遮断されていない光導
電素子であってもよい。その場合には、2つの光導電素
子の光照射,光遮断による導電性の変化率を異ならせる
ようにすれば、2つとも光遮断されていない光導電素子
であっても、図1と図2の光制御回路と同様の働きをも
った回路を構成することができるのである。つまり、抵
抗性素子のうちには、抵抗変化を伴う光導電素子も含ま
れているのである。 【0014】図1や図2の光制御回路では、TFTT1
による遮光時の蓄積電荷の迅速な放電機能はしっかりと
維持され、しかも、光電変換素子アレイは1個であり、
後述の如く、少なくともTFTT1 と光電変換素子アレ
イDA1 の二つが無理なく集積化されたこの発明の半導
体装置と、必要な場合でも組み付け簡単な2端子素子で
ある光導電素子・抵抗性素子を組み立てるだけなので、
組み立ての際の部品点数と工程は少なく、コスト・生産
面でも問題なくなる。 【0015】この発明の光制御用半導体装置では、先に
述べたように、ひとつの透明絶縁基板上に、制御電極お
よび一対の出力電極を有するトランジスタと、光起電力
を生じる複数の光電変換素子が同一の方向に直列に接続
されてなる光電変換素子アレイとの少なくとも2つの薄
膜素子が、半導体層部分では少なくともその一部が同一
層構成を有するように形成されており、かつ、前記基板
上において、前記トランジスタの一方の出力電極と他方
の出力電極の間に光電変換素子アレイが接続されている
構成とする必要がある。このようにすれば、殆ど同一工
程で同一基板上にこの両素子を形成することができるよ
うになるからである。 【0016】この発明の光制御用半導体装置では、上に
加えて、基板上には、薄膜素子たる光導電素子も、この
光導電素子とトランジスタおよび光電変換素子アレイの
少なくとも3つの薄膜素子が半導体層部分では少なくと
もその一部が同一層構成を有するとともに前記光電変換
素子アレイの受光中は光導電素子自身も受光中となり、
前記光電変換素子アレイの遮光中は光導電素子自身も遮
光中となるように形成されており、かつ、前記基板上に
おいて、前記光導電素子の一端が前記トランジスタの制
御電極に接続されているとともに他端が前記トランジス
タの一方の出力電極に接続されている形態や、さらに、
これに加えて、基板上には、薄膜素子たる抵抗性素子
も、この抵抗性素子とトランジスタ、光電変換素子アレ
イおよび光導電素子の4つの薄膜素子が半導体層部分で
は少なくともその一部が同一層構成を有するように形成
されており、かつ、前記基板上において、前記抵抗性素
子の一端が前記トランジスタの制御電極に接続されてい
るとともに他端が前記トランジスタの前記光導電素子が
接続された側とは反対側の他方の出力電極に接続されて
いる形態をとることはより有用であることは言うまでも
ない。 【0017】この発明の半導体装置におけるトランジス
タや光電変換素子アレイを含む各素子の構造は、この発
明では特に限定されず、前述の如く、トランジスタおよ
び光電変換素子アレイが少なくとも前述の如き構造とな
っていればよいのであるが、例えば、以下のような構造
が、この発明に好ましいものとしてあげられる。TFT
1 としては、制御電極と、前記制御電極に接して設け
られた第1導電型半導体層、チャネル領域となる半導体
層、および、前記制御電極に対応する部分で互いに離間
された2つの第2導電型半導体層の各層を積み重ね、そ
の上に前記2つの第2導電型半導体層に接するように2
つの電極が形成されて基板上に構成されており、かつ、
前記制御電極に加えられた電圧により前記チャネル領域
である半導体層を流れる電流値を制御する形態のものが
好ましく、図3〜図5は、この好ましい形態のTFTT
1 の構造をあらわしている。 【0018】このTFTT1 は、透明絶縁基板2上の一
部に形成された制御電極3を含む前記基板2の表面に、
第1導電型(たとえばP型)の半導体層4,チャネル領
域となるi型半導体層5、および、前記制御電極3に対
応する部分で互いに離間されたソースSおよびドレイン
Dとなる2つの第2導電型(たとえばN型)半導体層6
a,6bの欠く薄膜を積み重ね、その上に前記2つの第
2導電型半導体層6a,6bに接するようにソース電極
7およびドレイン電極8が形成されて構成されている。
そして、前記制御電極3に加えられた電圧により前記チ
ャネル領域であるi型半導体層5を流れる電流値を制御
するようになっている。ここで制御電極3は、基板2の
表面から離れて、半導体層4と共に半導体層5の上表面
に形成を限定された形で設けられていてもよい。又TF
TT1 を構成する薄膜は光電変換素子アレイよりも層数
が多くても少なくてもよい。 【0019】図6は、この発明の半導体装置を構成する
各素子のうち、光遮断されてない光導電素子RA2 の構
造をあらわしている。この光遮断されていない光導電素
子RA2 は、基板2の表面に、第1導電型半導体層9,
光導電性半導体領域となるi型半導体層10、第2導電
型半導体層11、および、互いに離間された1対の電極
となる2つの電極12a,12bの各薄膜を積み重られ
て構成されている。この光遮断されていない光導電素子
RA2 における光遮断および光照射による抵抗の変化は
概略以下のようにして行われる。 【0020】すなわち、前記2つの電極層12a,12
bに電圧が印加されると、それが第2導電型半導体層1
1を通って流れようとする。ところが、この第2導電型
半導体層11は厚みが100〜300Å程度と非常に薄
いため、この第2導電型半導体層11に隣接した光導電
性半導体領域10をも通ろうとする。この光導電性半導
体領域10に、光を照射すると電子および正孔が発生し
て、それが前記電流の流れを助けるため、電極層12
a,12b間は低抵抗状態となる。なお、この状態で
は、発生した電子は第1導電型半導体層9と第2導電型
半導体層11のうちN型半導体層へ、正孔は上記半導体
層のうちP型半導体層へ、それぞれ移動するため、電子
と正孔の再結合が少なく、電極層12a,12b間は高
導電性となる。 【0021】光を遮断すると、電子や正孔は発生しなく
なるため、光導電性半導体領域10は高抵抗状態とな
る。したがって、2つの電極層12a,12b間に電圧
が印加されても、第2導電型半導体層11でしか電流を
流すことができなくなり、電極層12a,12b間は高
抵抗状態となる。なお、第2導電型半導体層11を互い
に離間した2つの半導体層とし、この2つの半導体層上
に2つの電極層12a,12bを形成する、すなわち、
第2導電型半導体層11を分断すれば、光遮断時の抵抗
値を非常に高くすることもできるようになる。 【0022】光遮断された光導電素子RA1 は、以上の
ような光遮断されていない光導電素子RA2 に対して、
透明絶縁基板2を通して発光素子からの発光が伝わる側
に、光遮断可能な絶縁膜を形成することにより得ること
ができる。したがって、光遮断されていない光導電素子
RA2 と光遮断された光導電素子RA1 とは、同一の工
程で、一部に光遮断可能な絶縁膜を形成するか形成しな
いかの違いだけで、同一基板上に形成することができ
る。また、図を見ればわかるように、この光導電素子R
1 ,RA2 は、前記TFTT1 と、その層構成が全く
同じである。したがって、TFTT1 とこの光導電素子
RA1 ,RA2 とは、同一の薄膜形成工程で同時に製造
することが可能である。 【0023】しかも、このようにして得られた光遮断さ
れてない光導電素子RA2 と光遮断された光導電素子R
1 とは、単に、発光素子の発光を受ける側に光遮断可
能な絶縁膜を形成するかしないかの違いだけで、光照射
時と光遮断時の相対的抵抗値の上下関係を逆転させるこ
とができるものであるため、精密な抵抗値の調整が不要
であり、簡単に形成することができるものである。 【0024】なお、図の例では、2つの電極層12a,
12bが光導電素子の最上層に形成されていたが、これ
は、各層の最下層、すなわち、基板2と第1導電型半導
体層9との間に形成されるようであってもよい。この発
明の光制御用半導体装置における各素子のうち、光電変
換素子アレイDA1 の構造も、特に限定されないが、例
えば、後述する図7の構造例に使用されているような構
造のものを用いることができる。なお、この図7の構造
例は、スイッチング装置の受光部に使用する半導体装置
の場合を示している。この図7の構造例についての全体
の説明は、あとで行う。 【0025】光電変換素子アレイDA1 は、基板2の一
部である絶縁層21上に、光電変換素子アレイDA1
必要な光電変換素子D1 …の数だけの導電性薄膜(Ni
−Crあるいは透明導電膜)13…が形成され、その上
に、複数の光電変換素子D1が形成されたものである。
各光電変換素子D1 は、前記導電性薄膜13上に、アモ
ルファスシリコン等からなる第1導電型(たとえばP
型)半導体層14、i型半導体層15、第2導電型(た
とえばN型)半導体層16がこの順に積層され、さらに
その上に、In2 3 等の電極用透明導電膜17が設け
られた、いわゆる、PIN型のものである。電極用透明
導電膜17は、図にみるように、隣接する光電変換素子
1 の導電性薄膜13と接触しており、このことによっ
て複数の光電変換素子D1 …が同一方向に直列に接続さ
れていていて、光電変換素子アレイDA1 が構成されて
いる。 【0026】このような光電変換素子D1 が複数接続さ
れた光電変換素子アレイDA1 は、各光電変換素子D1
の層構成が、図にみるように、前記2つの光導電素子R
1,RA2 やTFTT1 と全く同一である。このた
め、この光導電素子RA1 ,RA2 とTFTT1 と光電
変換素子アレイDA1 を構成する複数の光電変換素子D
1 は、全く同一の薄膜形成工程によって製造することが
可能となる。すなわち、以上に示した各構成の素子を使
用すれば、図1や図2の光制御回路を構成する各素子を
全て同一工程で形成することができるのである。 【0027】なお、光電変換素子アレイDA1 を構成す
る複数の光電変換素子D1 としては、以上のようなPI
N型の他に、P型の半導体層とN型の半導体層とを積み
重ねたPN接合によるものも考えられる。このようなP
N接合による光電変換素子D 1 は、先のPIN型のよう
に、光導電素子RA1 ,RA2 と全く同一の工程によっ
て製造することは出来ないが、1層形成工程のみを省け
ばよいのであるから、やはり、ほぼ同一の工程で形成す
ることができる。 【0028】 【作用】この発明の光制御用半導体装置では、ひとつの
基板上にトランジスタと同トランジスタの出力電極間に
接続済の1個の光電変換素子アレイを備えており、前記
トランジスタを利用して光電変換素子アレイの受光中に
蓄積された電荷の放電する機能を果たせる回路が簡単に
実現できる。なぜなら、図1ないし図2の如く、トラン
ジスタの制御電極と各出力電極の間にそれぞれ光導電素
子と抵抗性素子を接続するだけで、光遮断時に、トラン
ジスタを導通させて受光中の蓄積電荷を迅速に放電させ
る機能をもつ回路が構成されるからである。 【0029】そして、このように、この発明の光制御用
半導体装置では、受光中の蓄積電荷を迅速に放電させる
機能をもつ回路が必要設置面積の大きい光電変換素子ア
レイ1個あればすむため、チップ面積が大きくならず集
積化が無理なく図れてコスト上の問題を起こさずに部品
点数を減らせられるし、組み立て過程での工程も少なく
でき、その上、トランジスタと同電変換素子アレイは半
導体層部分では少なくともその一部が同一層構成を有す
るように形成されているため、殆ど同一の工程で製造で
きる。 【0030】この発明の光制御用半導体装置は、複雑な
方のトランジスタや光電変換素子アレイの方は接続が済
んでおり、あとは簡単な基本的には2端子素子である光
導電素子と抵抗性素子の接続があるだけであり、部品点
数や組み立て工程での接続個所が少ないため、製造段階
での欠陥発生の機会は減る。光導電素子、あるいは、抵
抗性素子が、トランジスタや光電変換素子アレイと共に
同じ基板に半導体層部分では少なくともその一部が同一
層構成を有するように接続形成されておれば、回路機能
の面や組み立ての面でより一層の向上がみられる。 【0031】 【発明の実施の形態】続いて、この発明にかかる光制御
用半導体装置の実施形態を、図面を参照しながら説明す
る。図7は、前述したように、この発明の一実施例であ
る図1または図2の回路構成の、光により起電力を発生
する半導体装置を、スイッチング装置の受光部に使用す
る場合の基本構造を説明する。但し、図7では、発光素
子からの発光を半導体装置の表面側から受ける構造にな
っている。本願発明の半導体装置では、基板2の内部側
から発光を受けるため、図7の構造から一部変更され
る。変更点については後述する。 【0032】このスイッチング装置は、図8にみるよう
に、この発明の光制御用半導体装置(図中一点鎖線で囲
んだ部分)の出力端子1,1をスイッチング素子T2
ゲート・ソース間に接続してなる受光部と、発光素子L
1 を備えた発光部とによって構成されている。入力側で
ある前記発光素子L1 に、入力端子18,18より信号
を入力し、この発光素子L1 を発光させると、それによ
って、前述したような機構でもって、光により起電力が
発生する半導体装置の出力端子1,1に光起電力が発生
する。そうすると、この出力端子1,1に繋がれたスイ
ッチング素子T2 のゲート・ソース間に電圧が印加さ
れ、スイッチング素子T2 のソース・ドレイン間がON
状態となり、このスイッチング装置の出力端子19,1
9間がON状態となる。入力端子18,18への信号の
入力をやめると、前述した機構により、光電変換素子ア
レイDA1 の光起電力が停止するとともに、光遮断され
ていない光導電素子RA2 が光遮断された光導電素子R
1 よりも相対的に高抵抗状態となって、TFTT1
ソース・ドレイン間がON状態となる。そして、前記光
電変換素子アレイDA1 やスイッチング素子T2 のゲー
ト・ソース間に蓄積された電荷が、このTFTT1 を通
って放電されるため、速やかに、このスイッチング装置
の出力端子19,19間がOFF状態となるのである。 【0033】以上のような働きをするスイッチング装置
の受光部は、図7のように構成することができる。すな
わち、第2導電型の低抵抗領域22aと、高抵抗領域2
2bとを有する半導体基板22の前記高抵抗領域22b
側の表面に、第1導電型不純物領域であるP層23…が
互いに離間して形成されている。各P層23…内の表面
には、さらに、第2導電型不純物領域であるN+ 層24
…が、それぞれ、2つずつ互いに離間して形成されてい
る。以上各不純物領域が形成された半導体基板22の表
面上には、絶縁膜25aを介して、前記各P層23…の
間を繋ぐように、PolySi等からなる電極26…が設け
られている。そして、この電極26を絶縁ゲートG、前
記N+ 層24をソースS、各P層23のまわりのN型の
半導体基板22をドレインD、前記N+ 層24とN型の
半導体基板22とで挟まれたP層23をチャネルとし
て、複数の二重拡散型のスイッチング素子T2 が形成さ
れている。このような二重拡散型のスイッチング素子T
2 では、そのチャネル長が、N型の半導体基板22とN
+ 層24とによって挟まれたP層23の厚み、すなわ
ち、半導体基板22へのP層23とN+ 層24との拡散
状態によって規定されるため、ホトリソグラフィ技術に
よらず、短くすることができ、高耐圧,高速特性を実現
することができるものである。 【0034】各電極26の上面には、保護膜を兼ねた絶
縁膜25bが形成されており、その上に各スイッチング
素子T2 間にわたってAl等の導電性薄膜27が形成さ
れている。この導電性薄膜27は、図にみるように、各
+ 層24…および各P層23…とコンタクトしてお
り、ソース電極として使用されるものである。一方、各
電極26…は図示していないところで互いに接続されて
おり、また、各スイッチング素子T2 のドレインは前述
したように1つの半導体基板22の一部であるため、こ
れも、電気的に接続されている。したがって、各スイッ
チング素子T2 は並列に接続されていることになる。 【0035】以上のようにスイッチング素子T2 …が形
成され、接続された半導体基板22には、前記スイッチ
ング素子T2 を覆うように、前記絶縁層21が形成され
ている。そして、この絶縁層21から前記半導体基板2
2までの部分によって、この薄膜の半導体装置を形成す
るための基礎構造が構成されている。但し、本願発明の
実施例では、絶縁層21から半導体基板22までのスイ
ッチング素子T2 …に関する構造部分は、別の基板上に
配置されるので、透明絶縁基板2の表面には、次に説明
するTFTT1 、光電変換素子アレイDA1 、光電素子
RA2 、抵抗性素子RA1 、光導電素子RA2 のみが配
置される。 【0036】絶縁層21の表面(本願発明の実施例では
透明絶縁基板2の表面)に、前述したように、トランジ
スタTFTT1 はP型半導体層4、i型半導体層5およ
びN型半導体層6a,6bからなる半導体層、光電変換
素子アレイDA1 はP型半導体層14、i型半導体層1
5およびN型半導体層16からなる半導体層、光導電素
子RA2 はP型半導体層9、i型半導体層10およびN
型半導体層11からなる半導体層、抵抗性素子RA1
光導電素子RA2 は、P型半導体層9、i型半導体層1
0およびN型半導体層11からなる半導体層と同じ層構
成となるPINの各層をこの順に積層形成してなるもの
である。図では、左から、TFTT1 ,3つの光電変換
素子D1 …からなる光電変換素子アレイDA1 、光遮断
されていない光導電素子RA2 、そして光遮断された光
導電素子RA1 、の順に各素子が形成されている。 【0037】光電変換素子アレイDA1 の一方の末端で
ある左はしの光電変換素子D1 の導電性薄膜13は、図
にみるように、左側に形成されたTFTT1 のドレイン
電極8と接続されており、更に、スイッチング素子T2
のゲート電極26とも、導電層27aを介して接続され
ている。導電層27aは、導電性薄膜27と同時に、こ
の導電性薄膜27と接触しないように形成されているも
のである。また、前記TFTT1 のドレイン電極8は図
中に示したように、光電変換素子アレイDA1の右側に
形成された、光遮断された光導電素子RA1 の一方の電
極12bとも接続されている。 【0038】光電変換素子アレイDA1 のもう一方の末
端である右はしの光導電素子D1 の透明導電膜17は、
前記導電性薄膜13と同時に形成された導電層13aを
介して、前記TFTT1 のソース電極7、各スイッチン
グ素子T2 …のソース電極である導電性薄膜27、およ
び、右側に形成された光遮断されていない光導電素子R
2 の一方の電極12bと接続されている。この光遮断
されていない光導電素子RA2 のもう一方の電極12a
は、その隣の光遮断された光導電素子RA1 の電極12
aと一体となって、互いに接続された状態となっている
とともに、図中に示したように、前記TFTT1 の制御
電極3とも接続されている。なお、図中30は、光導電
素子RA1 やTFTT1 を光遮断するための光遮断可能
な絶縁膜をあらわしている。 【0039】但し、図7では、光遮断される光導電素子
RA1 の表面に光遮断可能な絶縁膜30を形成している
が、本願発明の実施例では、発光素子の発光が伝わる基
板2の内部と光導電性半導体領域10との間に前記絶縁
膜30を配置して光遮断する。TFTT1 についても、
絶縁膜30を基板2の内部側に形成しておく。以上のよ
うな構成からなるこの実施例を等価的にあらわすと図8
の回路となるのである。 【0040】つぎに、この発明の実施例について説明す
る。この実施例は、図9にみるように、基板2が、その
表面に発光素子L1 を設けてなる透明絶縁基板(ガラス
等)であって、この発光素子L1 とは反対側の透明絶縁
基板2の表面に、前記したような、光電変換素子アレ
イ,薄膜トランジスタ等からなる、光により起電力を発
生する半導体装置の各素子が形成されるようになってい
る。そして、前記発光素子L1 と光電変換素子アレイD
1 との光の遣り取りが、この透明絶縁基板2を介して
行われるようになっているものである。 【0041】透明絶縁基板2上に形成された半導体装置
の出力端子1,1は、半田等によって、図にみるよう
に、電気的に、透明絶縁基板2と平行に並べられた基板
32上の電極33,33と接続され、さらに、この基板
32上に形成された素子と接続される(ここでは、素子
が図7に示されたスイッチング素子T2 と同様の構造を
有するスイッチング素子T3 であって、接続がこのスイ
ッチング素子T3 のゲートおよびソースに対してなされ
る)ようになっている。 【0042】以上の構成からなるこの実施例において
は、透明絶縁基板2の反対側に形成された発光素子L1
を発光させると、その光は、この透明絶縁基板2を通っ
て、基板の反対側に形成された前記光電変換素子アレイ
DA1 や光遮断されていない光導電素子RA2 に到達す
るようになる。この実施例の装置を用いれば、スイッチ
ング素子T3 等、光により起電力を発生する半導体装置
に接続される他の素子が形成された半導体基板とは別の
基板の上に、この半導体装置を構成することができる。
したがって、先の図7の構造例の場合のように、各素子
を、スイッチング素子T3 等の素子の上に形成しなくて
もよくなるため、この各素子の形成時に、スイッチング
素子T3 等の下側の素子が損傷を受ける恐れがなくな
る。それとともに、前記半導体装置が形成された透明絶
縁基板2と、その他の素子が形成された半導体基板と
を、図にみるように重ねて配置することができるため、
その占めるスペースは、先の図7の構造例とほぼ変わら
ないものである。 【0043】また、この実施例によれば、半導体装置を
物理的に保持する基板2が、即発光素子L1 と光電変換
素子アレイDA1 や光遮断されていない光導電素子RA
2 との間の光の結合手段として働くため、光の遣り取り
を確実に行えるとともに、入力側である前記発光素子L
1 と出力側である半導体装置とを、確実に絶縁できる、
という効果もある。 【0044】なお、これでは、以上の図の実施例にもと
づいてのみ、この発明を説明してきたが、この発明は以
上の実施例に限定されるものではない。たとえば、以上
の実施例では、第1導電型がP型で第2導電型がN型で
あったが、これは逆であってもよい。半導体装置に関し
て言えば、ひとつの基板上に、制御電極および一対の出
力電極を有するトランジスタと、光起電力を生じる複数
の光電変換素子が同一の方向に直列に接続されてなる光
電変換素子アレイとの少なくとも2つの薄膜素子が、半
導体層部分では少なくともその一部が同一層構成を有す
るように形成されており、かつ、前記基板上において、
前記トランジスタの一方の出力電極と他方の出力電極の
間に光電変換素子アレイが接続されているのであれば、
その他の構成には特に限定されないのである。 【0045】 【発明の効果】この発明の光制御用半導体装置は、以上
に説明した構成を備えることにより、下記の効果を奏す
ることが出来、実用性が顕著である。 効果A:光電変換素子アレイの受光中の蓄積電荷の放電
機能を果たせる回路を簡単に実現させられる。 【0046】これは、トランジスタの制御電極と各出力
電極の間にそれぞれ光導電素子と抵抗性素子を接続する
だけで、光遮断時に、トランジスタを導通させて受光中
の蓄積電荷を迅速に放電させる機能をもつ回路が構成さ
れるからである。 効果B:コストや生産性の面での向上が図れる。これ
は、必要設置面積の大きな光電変換素子アレイは1個あ
ればすむため、チップ面積が大きくならず集積化が無理
なく図れてコスト上の問題を起こさずに部品点数を減ら
せられるし、組み立て過程での工程も少なくでき、その
上、トランジスタと同電変換素子アレイは半導体層部分
では少なくともその一部が同一層構成を有するように形
成されているため、殆ど同一の工程で製造できるからで
ある。 【0047】効果C:信頼性を高められる。これは、複
雑な方のトランジスタや光電変換素子アレイの方は接続
が済んでおり、あとは簡単な基本的には2端子素子であ
る光導電素子と抵抗性素子の接続があるだけであり、部
品点数や組み立て工程での接続個所が少ないため、製造
段階での欠陥発生の機会が少なくなるからである。 【0048】効果D:光の遣り取りが確実になる。これ
は、半導体装置を物理的に保持する基板がそのまま、発
光素子と光電変換素子アレイや光遮断されていない光導
電素子との間の光の結合手段として働くためである。 効果E:入力部と出力部との絶縁が確実になる。 【0049】これは、入力側である発光素子と出力側で
ある半導体装置とを、透明絶縁基板で確実に絶縁できる
ためである。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、この発明の半導体装置が用いられる光
制御回路を示す回路図。 【図2】図2は、この発明の半導体装置が用いられる他
の光制御回路を示す回路図。 【図3】図3は、この発明の半導体装置のTFTT1
構造例を示す説明図。 【図4】図4は、この発明の半導体装置のTFTT1
他の構造例を示す説明図。 【図5】図5は、この発明の半導体装置のTFTT1
他の構造例を示す説明図。 【図6】図6は、この発明の半導体装置の光導電素子の
構造例を示す説明図。 【図7】図7は、この発明の半導体装置を用いたスイッ
チング装置の基本的構造を説明する説明図。 【図8】図8は、図7のスイッチング装置の等価回路
図。 【図9】図9は、この発明の実施例である半導体装置を
示す一部切り欠き斜視図。 【図10】図10は、従来の光制御回路を示す回路図。 【符号の説明】 1 出力端子 2 透明絶縁基板 T1 薄膜トランジスタ T2 、T3 スイッチング素子 D1 光電変換素子 DA1 光電変換素子アレイ L1 発光素子 RA1 抵抗性素子 RA2 光導電素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿手 啓治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 審査官 齋藤 恭一 (56)参考文献 特開 昭62−250719(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/14 - 27/148 H01L 31/12 H03K 17/78

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.透明絶縁基板の表面に配置され基板内に向けて発光
    する発光素子に対して、前記基板の発光素子と対向する
    表面に配置され、透明絶縁基板を介して発光素子との間
    で光の遣り取りを行う光制御用半導体装置であって、 制御電極および一対の出力電極を有するトランジスタ
    と、 前記基板を介して前記発光素子の発光を受光して光起電
    力を生じる複数の光電変換素子が、同一の方向に直列に
    接続されてなる光電変換素子アレイと、 当該光電変換素子アレイが受光中には受光中となり遮断
    中には遮断中となるように形成された光導電素子と、 抵抗性素子とが、 半導体層部分では少なくともその一部が同一層構成を有
    するように形成されており、 前記トランジスタの一方の出力電極と他方の出力電極と
    の間に、前記光電変換素子アレイが接続され、 前記光導電素子の一端が前記トランジスタの制御電極に
    接続されているとともに他端が前記トランジスタの一方
    の出力電極に接続され、 前記抵抗性素子の一端が前記トランジスタの制御電極に
    接続されているとともに他端が前記トランジスタの他方
    の出力電極に接続されていて、スイッチング装置の受光
    部として使用される光制御用半導体装置。 2.前記トランジスタが、 薄膜素子からなり、 前記制御電極と、前記制御電極に接して設けられた第1
    導電型半導体層、チャネル領域となる半導体層、およ
    び、前記制御電極に対応する部分で互いに離間された2
    つの第2導電型半導体層の各層が積み重ねられ、その上
    に前記2つの第2導電型半導体層に接するように2つの
    電極が形成されて前記基板上に構成されており、 かつ、前記制御電極に加えられた電圧により前記チャネ
    ル領域である半導体層を流れる電流値が制御される半導
    体素子である請求項1に記載の光制御用半導体装置。
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