JP3037120B2 - ゴムアロイ組成物 - Google Patents
ゴムアロイ組成物Info
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Description
ロイ組成物に係り、さらに詳しくはあらかじめ加硫させ
たフッ素ゴムおよびまたはその配合物とエチレン系アク
リルゴムとのアロイ化により得られる耐油性、耐熱性お
よび耐圧縮永久ひずみ性に優れているゴムアロイ組成物
に関する。
素ゴムは、耐油性および耐熱性に最も優れたゴム材料で
あるが、耐寒性に劣り、且つ非常に高価であるという問
題点を有している。
および価格のバランスが優れているため、耐熱性ゴム材
料として重要である。しかし、エチレン系アクリルゴム
は、耐熱性、耐油性がフッ素ゴムより劣るため、使用部
位によっては、その応用が制限されている。
ては、エチレン系アクリルゴムの耐熱性、耐油性では不
十分で、フッ素ゴムとの中間の性能を有するゴム材料が
必要とされている。即ち、エチレン系アクリルゴムとフ
ッ素ゴムの中間の耐熱性とフッ素ゴムに近い優れた耐油
性を有し、且つ、フッ素ゴムより安価なゴム材料が望ま
れている。
ッ素ゴムとを混練りしてブレンドする試みが行われてい
る。しかし、加工上混練りが困難であったり、フッ素ゴ
ムのエチレン系アクリルゴムに対する親和性が乏しいた
め、双方の成分が十分に均一に分散しにくく、また加硫
のため加熱処理する際に相分離し、更に分散度が低下す
るものであった。そのため物理特性、特に耐熱性、耐圧
縮永久ひずみ性で実用上不満足であり、且つ、大幅なコ
スト削減も達成されないものであった。
ル酸エステル単量体とフッ素単量体とを共重合させる方
法(例えば特開平7−25972号公報)、含フッ素ポ
リマーをアクリルモノマー中に溶解もしくは膨潤させ、
次いでこのモノマーを重合に付して高分子量化する方法
(例えば特開平4−363352号公報、特開平5−9
8116号公報)も試みられているが、その加硫配合物
の耐熱性、耐圧縮永久ひずみ性は満足できるものではな
く、且つ、高価な材料となるものであった。
であり、フッ素ゴムに近い優れた耐油性、フッ素ゴムと
エチレン系アクリルゴムの中間の耐熱性を合わせもつと
ともに、耐圧縮永久ひずみ性に優れたゴムアロイ組成物
をフッ素ゴムより安価に、方法によってはエチレン系ア
クリルゴムより安価に製造することのできるゴムアロイ
組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討を重
ねた結果、あらかじめ加硫させたフッ素ゴムおよびまた
はその配合物を含有してなる加硫可能なゴムアロイ組成
物は、フッ素ゴムに近い優れた耐油性、フッ素ゴムとエ
チレン系アクリルゴムの中間の耐熱性を合わせもつとと
もに、耐圧縮永久ひずみ性に優れ、且つ、フッ素ゴムよ
り安価に、方法によってはエチレン系アクリルゴムより
も安価に提供できることを見い出し、本発明を完成する
にいたった。
かじめ加硫させたフッ素ゴムおよびまたはその配合物を
エチレン系アクリルゴムに含有させて加硫可能に形成し
たことを特徴とする。
アロイ組成物は、あらかじめ加硫させたフッ素ゴムおよ
びまたはその配合物が、エチレン系アクリルゴム中に均
一に分散され、その加硫物は、加硫のため加熱処理する
際の相分離が防止されるとともに、エチレン系アクリル
ゴム自身の加硫とともに、フッ素ゴム相の界面を中心に
相内部でフッ素ゴムとエチレン系アクリルゴムとが共架
橋されると考えられるので、本発明のゴムアロイ組成物
の加硫物は、前記の優れた物理、化学特性を備えている
という特徴を有する。
の配合物には、圧縮成形で発生する加硫されたバリや射
出成形、トランスファー成形、押し出し成形で発生する
加硫された端材等のいわゆる産業廃棄物も使用できるこ
とから、資源が再利用され、極めて安価な材料として提
供できることに特徴がある。
素ゴムおよびまたはその配合物は、フッ素ゴム単体およ
びまたはその配合物を、加硫剤を用いて加硫させたもの
を用いることができる。加硫させるための加硫剤の種
類、量には特に制限はなく、フッ素ゴムおよびまたはそ
の配合物を加硫させ得るものであればよい。加硫剤に
は、一般的にフッ素ゴムの加硫に用いられているポリオ
ール加硫系、アミン加硫系、パーオキサイド加硫系、イ
オン加硫系等を用いることができる。
で成型した後、二次加硫して加硫を完結させる。本発明
におけるあらかじめ加硫させたフッ素ゴムおよびまたは
その配合物としては、一次加硫後のものでも、更に二次
加硫したものでもよいが、一次加硫後のものが望まし
い。その配合物には特に限定はなく、必要に応じて補強
性充填剤、増量充填剤、加硫安定剤、受酸剤、加工助
剤、カップリング剤、可塑剤、顔料等を配合してもよ
い。但し、フッ素ゴムおよびエチレン系アクリルゴムの
物理特性、特に、耐熱性に悪影響をおよぼすものを配合
するのは好ましくない。
ム製品を成型加工した際に発生するバリや端材を使用す
るのが、資源再活用とコスト削減の面から特に望まし
い。
素ゴムおよびまたはその配合物の一次加硫条件は、10
0〜300℃で数秒から48時間、好ましくは100〜
250℃で1時間以内の範囲とするとよい。二次加硫条
件は、100〜300℃で30分〜48時間、好ましく
は150〜250℃で24〜48時間の範囲とするとよ
い。これは加硫時間が短すぎると架橋度が不充分とな
り、48時間以上であると経済的でないばかりか、温度
条件によってはフッ素ゴムが劣化するためである。
エチレン系アクリルゴムとの混合割合は、特に限定され
ないが、加硫したゴムアロイ組成物の特性から、望まし
くはエチレン系アクリルゴム100重量部当り10〜5
00重量部の範囲である。フッ素ゴムが10重量部以下
であると、耐油性、耐熱性の改善効果が小さく、500
重量部以上であると、加工が困難であったり、引張り強
さなどの物理特性が低下して、実用上の制約が発生す
る。
たはその配合物をエチレン系アクリルゴムと混合する際
の形態は、特に限定されない。しかし、エチレン系アク
リルゴムとの円滑な混合と均一化には、平均粒子径が5
mm以下の配合物粉体であるとさらに望ましい。
が2〜8の含フッ素単量体の共重合体であり、具体的に
はビニリデンフルオライド、ヘキサフルオロプロピレ
ン、ペンタフルオロプロピレン、テトラフルオロエチレ
ン、クロロフルオロエチレンおよびアルキル基の炭素原
子数が1〜5のパーフルオロ(アルキルビニルエーテ
ル)の群より選ばれる少なくとも1種の化合物を必須成
分としたものおよびテトラフルオロエチレンおよびビニ
リデンフルオライドの少なくとも1種とそれと共重合可
能な他のオレフィンとの共重合体であり、必要に応じて
架橋点となる活性ハロゲン基含有単量体やエポキシ基含
有単量体を共重合したものでもよい。
のうち、ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体、ビニリデンフルオライド−ヘキサフル
オロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、ビ
ニリデンフルオライド−テトラフルオロエチレン−パー
フルオロ(メチルビニルエーテル)共重合体、テトラフ
ルオロエチレン−プロピレン共重合体、テトラフルオロ
エチレン−ビニリデンフルオライド−プロピレン共重合
体が特に好ましく、一般に市販されているフッ素ゴムを
使用することができる。これらのフッ素ゴムのムーニー
粘度(ML1+4、100℃)は、20〜150のものを
用いるとよい。
は、エチレンを必須成分とし、炭素原子数が1〜8のア
ルキル基を有するアルキルアクリレートならびに炭素原
子数が1〜4のアルコキシ基および炭素原子数が1〜4
のアルキレン基を有するアルコキシアルキルアクリレー
トより選ばれる少なくとも1種のアクリル酸エステルよ
り選ばれる少なくとも1種の単量体およびまたは酢酸ビ
ニルを主骨格とし、およびまたは架橋点としてのカルボ
キシル基含有単量体およびまたはエポキシ基含有単量体
との共重合体である。この共重合体には前記の単量体と
共重合しうる他の共重合性単量体、例えばアクリロニト
リル等が共重合されたものでもよい。
ル共重合体、エチレン−アクリル酸メチル−アクリル
酸、メタアクリル酸等のカルボキシル基含有単量体との
共重合体、エチレン−アクリル酸メチル−グリシジルメ
タアクリレート、グリシジルアクリレート、アリルグリ
シジルエーテル等のエポキシ基含有単量体との共重合
体、エチレン−アルキルアクリレート−酢酸ビニルとの
共重合体、エチレン−アルキルアクリレート−酢酸ビニ
ル−グリシジルメタアクリレート、グリシジルアクリレ
ート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基含有単
量体との共重合体であり、一般に市販されているエチレ
ン系アクリルゴムを使用することができる。これらのエ
チレン系アクリルゴムの分子量は、少なくともエチレン
系アクリルゴム自身も自己加硫できる大きさ以上を必要
とする。一方、極度の高分子量は、あらかじめ加硫させ
たフッ素ゴムおよびまたはその配合物との相溶性を損な
う恐れがあるので、数平均分子量で3,000〜50
0,000が望ましい。さらに好ましくは、ムーニー粘
度(ML1+4 、100℃)で10〜150のものを用い
るとよい。
系アクリルゴムの加硫に用いられる加硫剤を使用するこ
とができるが、エチレン系アクリルゴムとフッ素ゴムと
の共加硫が可能な加硫剤を使用することにより、さらに
好ましい物性を得ることができる。例えば、フッ素ゴ
ム、アクリルゴムとも過酸化物加硫系の場合には有機過
酸化物、エチレン系アクリルゴムの架橋点単量体がカル
ボキシル基含有単量体でフッ素ゴムがポリオール加硫系
である場合には、ポリアミン系、トリアジン系化合物ま
たはトリアジン系化合物と有機オニウム化合物およびま
たはジチオカルバミン酸塩との併用系が加硫剤として好
ましく、エポキシ基含有単量体でフッ素ゴムがアミン加
硫系である場合には、ジアミン系加硫剤が好ましい。
は、特に限定はなく、前記の各種成分を、ロール、加圧
ニーダー、バンバリーミキサー、インターナルミキサー
等の通常のゴム混練機によって均一に混合することによ
り、容易に調整される。この際、あらかじめ加硫された
フッ素ゴムおよびまたはその配合物は、あらかじめ通常
のゴム混練機でシート状とするか、もしくは粉砕機で粉
末化した粉末状のものを用いるのが望ましい。
ましい物理特性や加工性のバランスを与えるために、必
要に応じて補強性充填剤、増量充填剤、老化防止剤、加
硫安定剤、加工助剤、カップリング剤、可塑剤、顔料等
を配合してもよい。但し、フッ素ゴムおよびエチレン系
アクリルゴムの物理特性、特に耐熱性に悪影響を及ぼす
ものを配合するのは好ましくない。
物は、ゴム工業に一般的に用いられる圧縮成型、射出成
型、トランスファー成型、押し出し成型、溶剤に溶かし
てのコーティング等により成型される。
とによって得られる加硫物は、フッ素ゴムに近い優れた
耐油性、フッ素ゴムとエチレン系アクリルゴムの中間の
耐熱性および耐圧縮永久ひずみ性に優れており、且つ、
フッ素ゴムより安価に、方法によってはエチレン系アク
リルゴムより安価に製造することができる。そのため、
パッキン、ガスケット、オイルシール、Oリング、バル
ブ、ダイヤフラム、チューブ、ホース、ベルト、ロー
ル、ロールブレード、防振ゴム、被覆材、コーティング
材等の耐油性、耐熱性が要求される各種の用途に広く使
用することができる。
する。なお、本発明はこれによって限定されるものでは
ない。
加硫ゴム物性はJIS K 6301に従って評価し
た。耐熱性は加硫物を175℃ギヤオーブン中で168
時間熱老化させた後の各物性値の変化率を測定すること
により評価した。耐圧縮永久ひずみ性は、加硫ゴムを2
5(%)圧縮した175℃、70時間後の試料の圧縮永
久ひずみ率を測定した。耐油性を示す膨潤度体積変化率
は、加硫ゴムをJIS#3油中に150℃で70時間浸
漬した後の変化率を測定することにより求めた。耐寒性
は、ASTM D1329−88に従ったTR試験で測
定した。
ようにして得た。即ち、第1表に示す配合に従い、各成
分を2本ロールで均一に混合し、フッ素ゴム配合物FK
M1からFKM7までを作成した。
加硫条件で一次加硫(プレス加硫)した後、二次加硫し
て、加硫させたゴムアロイ組成物を得た。なお、加硫さ
せるゴムアロイ組成物の加硫条件は、以下に示す第3表
から第5表までにおいて同じである。
M1(ベーマックDLS)の100部に対して、あらか
じめ一次加硫させた2元系フッ素ゴム配合物FKM1−
C1を58部(フッ素ゴム分43部)、ステアリン酸を
1部、置換ジフェニルアミンを1部、アーミン18Dを
0.5部、フォスファノールRL210を1部、FEF
カーボンを70部を配合するとともに、加硫系として架
橋助剤バルノックPMの1部を用いて過酸化物(ペロキ
シモンF)の2.4部をもって加硫した。
M1−C1を134.2部(フッ素ゴム分100部)と
した以外は、前記実施例1と同じ配合割合とした。
M1−C1を313部(フッ素ゴム分233部)とした
以外は、前記実施例1と同じ配合割合とした。 比較例1 比較のため、ゴムはエチレン系アクリルゴムAEM1の
みとしてFKM1−C1を用いない以外は、前記実施例
1と同じ配合割合とした。
−C0を134.2部のみとした。
を、FKM1−C1の代りに用いた以外は、前記実施例
1と同じ配合割合とした。
硫物の常態物性、耐熱老化性、耐圧縮永久ひずみ性、耐
油性および耐寒性の評価結果を、配合と加硫条件と併せ
て第2表に示す。
アロイ組成物の耐熱老化性を示す硬さ変化、引張強さ変
化率、伸び変化率、さらに圧縮永久ひずみ率および耐寒
性は、それぞれの単一ゴム二次加硫物である比較例1と
比較例2との中間にあり、耐熱老化性、耐圧縮永久ひず
み性に優れている。また、エチレン系アクリルゴム(比
較例1)より耐油性に優れている。更に、未加硫のフッ
素ゴム配合物(比較例3)に比べて耐熱老化性、耐圧縮
永久ひずみ性に優れていることが判明した。
物の耐熱老化性、耐圧縮ひずみ性は実施例1より更に向
上しており、耐油性は、前記と同様の効果を発揮するこ
とが判明した。
ッ素ゴム配合物の作成条件および形態を変えて前記と同
様に評価した。配合と評価結果を第3表に示す。
C2を、FKM1−C1の代り用いた以外は、前記実施
例1と同じ配合割合とした。
FKM1−C1Bを、FKM1−C1の代りに用いた以
外は、前記実施例1と同じ配合割合とした。
砕し、3mm以下にふるい分けしたFKM1−C1B
を、FKM1−C1の代りに用いた以外は、前記実施例
1と同じ配合割合とした。
砕し、100μm以下にふるい分けしたFKM1−C1
Bを、FKM1−C1の代りに用いた以外は、前記実施
例1と同じ配合割合とした。
させたフッ素ゴム配合物でも、実施例5からプレス加硫
で発生したフッ素ゴム配合物のバリでも本発明のゴムア
ロイ組成物は前記と同様の優れた特徴を発揮する。実施
例6および実施例7から、フッ素ゴム配合物のバリ粉砕
品は、それぞれの特性がさらに若干向上することが判明
した。
一次加硫させた各種フッ素ゴム配合物を用いた場合のゴ
ムアロイ組成物の評価を、実施例8から実施例11によ
り、純ゴム配合とした場合を実施例12により、これら
の各実施例との比較評価を比較例4および比較例5で行
った。
M2−C1の56部を、FKM1−C1の代りに用いた
以外は、前記実施例1と同じ配合割合とした。 実施例9 あらかじめ一次加硫させたプロピレン含有2元系フッ素
ゴム配合物FKM3−C1の56部を、FKM1−C1
の代りに用いた以外は、前記実施例1と同じ配合割合と
した。
ゴム配合物FKM4−C1を、FKM1−C1の代りに
用いた以外は、実施例1と同じ配合割合とした。
エーテル)含有3元系フッ素ゴム配合物FKM5−C1
の59部を、FKM1−C1の代りに用いた以外は、前
記実施例1と同じ配合割合とした。
KM7−C1の45部を、FKM1−C1の代りに用い
た以外は、前記実施例1と同じ配合割合とした。
配合物FKM4−C0を、FKM4−C1の代りに用い
た以外は、前記実施例10と同じ配合割合とした。
テル)含有3元系フッ素ゴム配合物FKM5−C0を、
FKM5−C1の代りに用いた以外は、前記実施例11
と同じ配合割合とした。
ら、あらかじめ一次加硫させた各種ゴムアロイ組成物の
異なるフッ素ゴム配合物を用いた場合も、純ゴム配合物
を用いた場合でも、これら実施例のゴムアロイ組成物
は、前記と同様な優れた特徴を発揮することが判明し
た。
の異なる各種タイプのエチレン系アクリルゴムを用い
て、あらかじめ加硫させたフッ素ゴム配合物と配合させ
てゴムアロイ組成物とした場合およびアミン加硫した場
合について評価した。比較例を含めた配合と評価結果を
第5表に示す。
用いた以外は、前記実施例1と同じ配合割合とした。
を用い、あらかじめ一次加硫させたフッ素ゴムのFKM
6−C1を、FKM1−C1の代りに用い、加硫系にバ
ルノックPMおよびペロキシモンFに代えてアミン(ダ
イアック〓1)の1.5部を用いた以外は、前記実施例
13と同じ配合割合とした。
(AEM4)をAEM2の代りに用い、FEFカーボン
を60部とした以外は、前記実施例13と同じ配合割合
とした。
M5)をAEM2の代りに用いた以外は、前記実施例1
3と同じ配合割合とした。
を、FKM1−C1の代りに用いた以外は、前記実施例
13と同じ配合割合とした。
を、FKM6−C1の代りに用いた以外は、前記実施例
14と同じ配合割合とした。
を、FKM1−C1の代りに用いた以外は、前記実施例
15と同じ配合割合とした。
を、FKM1−C1の代りに用いた以外は、前記実施例
16と同じ配合割合とした。
ら、組成の異なる各種タイプエチレン系アクリルゴムの
場合でも、アミン加硫の場合でも、これら実施例のゴム
アロイ組成物は、前記と同様の優れた特徴を発揮するこ
とが判明した。
Claims (4)
- 【請求項1】 エチレン系アクリルゴムに、あらかじめ
加硫させたフッ素ゴムおよびまたはその配合物を含有さ
せてなる加硫可能なゴムアロイ組成物。 - 【請求項2】 あらかじめ加硫させたフッ素ゴムの配合
物は、一次加硫成形加工の際に発生するバリや端材であ
ることを特徴とする請求項1に記載のゴムアロイ組成
物。 - 【請求項3】 あらかじめ加硫させたフッ素ゴムは、エ
チレン系アクリルゴム100重量部当り10〜500重
量部であることを特徴とする請求項1または請求項2に
記載のゴムアロイ組成物。 - 【請求項4】 あらかじめ加硫させたフッ素ゴムは、ビ
ニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン共重
合体、ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピ
レン−テトラフルオロエチレン共重合体、ビニリデンフ
ルオライド−テトラフルオロエチレン−パーフルオロ
(メチルビニルエーテル)共重合体、テトラフルオロエ
チレン−プロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン
−ビニリデンフルオライド−プロピレン共重合体の1種
もしくは複数種であることを特徴とする請求項1から請
求項3のいずれか1項に記載のゴムアロイ組成物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP7295691A JP3037120B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | ゴムアロイ組成物 |
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JPH09137024A JPH09137024A (ja) | 1997-05-27 |
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ID=17823934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7295691A Expired - Lifetime JP3037120B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | ゴムアロイ組成物 |
Country Status (1)
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---|---|---|---|---|
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CN104592701B (zh) * | 2015-01-30 | 2016-08-17 | 柳州市颖航汽配有限公司 | 一种汽车变速箱用油封材料及其制备方法 |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP7295691A patent/JP3037120B2/ja not_active Expired - Lifetime
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