JP3036928U - 農業用ハウス資材フックバンドｒの簡易脱着器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 農業用パイプハウスを組み立てるときに
用いるフックバンド^Ｒを簡単に脱着する。 【解決手段】 円筒型の握り部３と、先をとがらせ鶴首
状に湾曲させた鉄金棒２からなる脱着器具（器具Ａ）に
より、フックバンド^Ｒ（図２）のフック部４の脱着を容
易に行うことが可能である。

Description

【考案の詳細な説明】

【００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、農業用ビニールハウス建設時に用いるフックバンド^Ｒの脱着を容易 にする器具に関するものである。

【００２】

【従来の技術】

従来、フックバンドを脱着には、作業を素手で行うか、ペンチ等の工具を用い ていた。

【００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたもののうち、素手での作業については、かなりの力を必要 とすることと指をはさむ事故がたいへん多いこと、またペンチ等の工具を用いた 場合であっても、それらの器具がフックバンド用の専用構造でないことによる、 作業の能率性の低さの問題点を有していた。

【００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案による器具は、円筒状の例えば硬質プラス チックあるいは鉄等からなる握り部の側面中央に、先をとがらせ鶴首状に湾曲さ せた鉄棒を直角に取り付けたものである。

【００５】

【考案の実施形態】

考案の実施形態について図面を参照して説明する。 器具Ａの握り部（３）は、図１に示すように通常人が握りやすい大きさの、例 えば硬質プラスチック等でできており、器具を使用する場合はその部分を握り、 鶴首状の先（１）を図２フックバンド^Ｒのフック部（４）に直接引っかけ脱着を おこなう。 また、円筒状部は鎚としても利用でき、フックバンド^Ｒ位置の微調整時に、鉄 筋部に握り換えることにより利用する。

【００６】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００７】 請求項１の脱着器具は、鉄金棒先の尖った部分を容易にフックバンドの止部に 引っかけることができ、容易にフック部の脱着ができる。

【００８】 請求項２の円筒状部は金鎚として使用でき、フックバンドの位置の微調整が容 易に出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】脱着器具の斜視図

【図２】農業用パイプハウスにおける鉄パイプの直角接
合部と、その部分を固定するためのフックバンド^Ｒ装着
図。

【符号の説明】

Ａ 簡易脱着器具 １ 鶴首 ２ 鉄金棒 ３ 円筒（握り部） ４ フック部

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【手続補正書】

【提出日】平成８年１１月１１日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 先をとがらせた鉄金棒を鶴首状に曲げ
   （１、２）、円筒形の基部（３）に固定した器具。
2. 【請求項２】 請求項１記載の鉄筋棒を固定した、円筒
   形の握り部。