JP3036605B2 - 通話モニタ回路 - Google Patents

通話モニタ回路

Info

Publication number
JP3036605B2
JP3036605B2 JP3266980A JP26698091A JP3036605B2 JP 3036605 B2 JP3036605 B2 JP 3036605B2 JP 3266980 A JP3266980 A JP 3266980A JP 26698091 A JP26698091 A JP 26698091A JP 3036605 B2 JP3036605 B2 JP 3036605B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
call
synchronization pattern
monitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3266980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0583373A (ja
Inventor
文明 石野
武美 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP3266980A priority Critical patent/JP3036605B2/ja
Publication of JPH0583373A publication Critical patent/JPH0583373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3036605B2 publication Critical patent/JP3036605B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信網にお
いて通話中の回線から通話信号を取り込んで通話モニタ
を行うモニタ回路に関するものであり、特にディジタル
移動通信交換機において通話中の回線をモニタするため
の通話モニタ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、かかる通話モニタ回路の従来例
を示すブロック図である。同図において、1,2はそれ
ぞれ端末、3は通話路、4は分岐回路、5はディジタル
/アナログ変換回路、6はレシーバ、である。
【0003】図4において、通話中である端末1と2の
間の回線をモニタする場合、分岐回路4において通話信
号を分岐してディジタル/アナログ変換回路5に取り込
んでディジタル/アナログ変換を行い、これをレシーバ
6に供給して通話信号を聴取するようにしていた。この
場合、ディジタル/アナログ変換回路5とレシーバ6が
モニタ回路を構成しているわけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、図4を参照して
説明した従来の通話モニタ回路では、分岐回路4から分
岐してモニタ回路に取り込まれる通話信号は、64kb
/sのμ−law信号に限られていた。ここでμ−la
w信号というのは、周知のように、符号化に際し、標本
化に続いて量子化を行う際の非直線量子化の圧伸特性と
して音声信号に関して用いられるμ−law(μ−則)
を採用している信号のことである。
【0005】しかし近年、音声符号化方式として、μ−
law(μ−則)を採用した符号化方式以外のもの(例
えばディジタル移動通信用日本標準方式VSELP)が
導入されつつあり、その場合、従来のモニタ回路のまま
では通話モニタが正しく機能ないという問題が生じた。
【0006】そこで本発明の目的は、かかる問題を克服
し、μ−law(μ−則)を採用した符号化方式のもの
は勿論、それ以外の符号化方式を採る音声信号であって
も、正しくモニタすることのできる通話モニタ回路を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、ディジタル通信網において通話中の回線から
通話信号を取り込んで通話モニタを行うモニタ回路にお
いて、同期パターン検出回路と、復号化回路と、セレク
タ回路と、を具備した。
【0008】
【作用】同期パターン検出回路は、通話中の回線から取
り込んだ通話信号を構成する符号系列内に予め定められ
た特定の同期パターン(μ−則を採用した符号列以外の
符号列であることを示す同期パターン)が含まれている
か否かを検出する。そして該同期パターン検出回路によ
り同期パターンが検出されるときは、復号化回路は、通
話中の回線から取り込んだ前記通話信号を、同期パター
ンの示す符号化方式による符号列に復号する。
【0009】セレクタ回路は、同期パターン検出回路に
より同期パターンが検出されるときは、前記復号化回路
からの復号信号を選択してモニタ用として出力し、検出
されないときは、通話中の回線から取り込んだ前記通話
信号をそのままモニタ用として出力する。これにより、
μ−law(μ−則)を採用した符号化方式のものは勿
論、それ以外の符号化方式を採る音声信号であっても、
正しくモニタすることができるようになる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。同図において、図4におけるのと同じものには同
じ符号を付してある。そのほか、7は通話モニタ付加回
路である。つまり、本実施例では、図4に示す従来の通
話モニタ回路に、付加回路7を図示の如く付加すること
により、その目的を達成するものである。
【0011】図2は、図1における通話モニタ付加回路
7の詳細を示すブロック図である。図2において、8は
分岐回路4からの入力信号、9は同期パターン検出回
路、10は復号化回路、11はセレクタ回路、12は出
力信号、である。
【0012】図2の回路動作の概要を説明する。同期パ
ターン検出回路9は、分岐回路4からの入力信号(通話
中の回線から取り込んだ通話信号)を取り込み、該入力
信号を構成する符号系列内に予め定められた特定の同期
パターン(μ−則を採用した符号列以外の符号列である
ことを示す同期パターン)が含まれているか否かを検出
する。そして該同期パターン検出回路9により同期パタ
ーンが検出されるときは、その旨の信号(9−1)を出
力して復号化回路10とセレクタ回路11に知らせる。
【0013】その知らせを受けた復号化回路10は、分
岐回路4からの入力信号(通話中の回線から取り込んだ
通話信号)を、前記同期パターンの示す符号化方式によ
る符号列に復号する。またセレクタ回路11は、同期パ
ターン検出回路9からの前記知らせを受けると、復号化
回路10からの復号信号(10−1)を選択してモニタ
用の出力信号12として出力する。
【0014】同期パターン検出回路9により同期パター
ンが検出されないときは、その旨の知らせを受けた復号
化回路10は復号化動作を行わず、またセレクタ回路1
1も、同期パターンが検出されない旨の知らせを受ける
ので、そのときは、分岐回路4からの入力信号(通話中
の回線から取り込んだ通話信号)をそのままモニタ用の
出力信号12として出力する。
【0015】図3は、図2における入力信号8を構成す
る符号列の説明図である。図3の(a)は、符号列がμ
−law符号列である場合を示し、図3の(b)は、符
号列がμ−law符号列以外の符号列である場合を示し
ている。
【0016】図3の(a)のμ−law符号列では、図
示の如く第1〜第8ビットがμ−lawの音声信号にな
っている。そして図3の(b)のμ−law符号列以外
の符号列では、図示の如く第7,第8ビットにのみ、高
能率符号化された音声信号が入っており、第1〜第6ビ
ットは空きである。第7,第8ビットの高能率符号は、
125μs毎に1組として現れるが、その状態が20m
s継続したときの各ビットの状態をも図3は示してい
る。
【0017】図3の(b)の第7,第8ビットの高能率
符号のビット状態図において、ビットF1〜F16に符
号化方式を特定する同期パターンが入っており、第7ビ
ットの斜線部分は空きである。ビット1〜ビット(n+
1)が音声信号である。
【0018】次に、入力信号として図3の(a)の信号
が入力された場合につき、図2を再び参照して回路動作
を説明する。同期パターン検出回路9は、常時第7,第
8ビットを取り込み、同期パターン(ビットF1〜F1
6)を捜している。ビットF1〜F16としては、通常
のμ−law符号列には出現しないビット列が用いられ
ているため、入力信号中には検出できない。つまり同期
パターンの検出ができないわけである。この場合、同期
パターン検出回路9の出力信号(9−1)は、セレクタ
回路11に対して、入力信号8をそのままモニタ用出力
信号12として出力させるように作用する。従って、モ
ニタ用出力信号12としては、入力信号8のμ−law
符号列がそのまま出力される。
【0019】ここでμ−law符号列中に、一時的に同
期パターンと同一の符号列が出現した場合には、本来、
μ−law符号列である信号がμ−lawと異なる信号
に復号化されるため、レシーバ6に一時的に異音として
再生されるが、実際のモニタ用には特に問題はない。
【0020】続いて、入力信号として図3の(b)の信
号が入力された場合について回路動作を説明する。同期
パターン検出回路9は、第7,第8ビットの符号系列か
ら同期パターン(ビットF1〜F16)を検出すると、
その出力信号(9−1)を通して復号化回路10及びセ
レクタ回路11を制御する。制御された復号化回路10
は、入力信号8(高能率符号)をμ−law符号列に変
換した後、出力信号(10−1)として出力する。セレ
クタ回路11は、同期パターン検出回路9の出力信号
(9−1)の制御に基づき、復号化回路10からの入力
信号(10−1)を選択してモニタ用出力信号12とし
て出力する。
【0021】以上述べた説明では、モニタすべき信号
を、μ−law符号列の信号に変換(復号)してからデ
ィジタル/アナログ変換を行ってモニタする方法を前提
とした説明となっているが、図1のディジタル/アナロ
グ変換回路5が、μ−law符号列以外の符号列である
ディジタル信号を直接アナログ信号に変換する構成のデ
ィジタル/アナログ変換回路である場合には、通信モニ
タ付加回路7の出力信号も、μ−law符号列の信号に
限ることはなく、ディジタル/アナログ変換回路5の入
力信号に合わせたディジタル信号であれば良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通話モニタ回路において、モニタすべき通話信号が、μ
−law(μ−則)を採用した符号列の信号である場合
は勿論、それ以外の符号化方式を採る音声信号である場
合でも、常に正しくモニタすることができるという利点
がある。その結果、保守性が増し、またモニタ回路の経
済性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における通話モニタ付加回路の詳細を示す
ブロック図である。
【図3】図2における入力信号を構成する符号列の説明
図である。
【図4】通話モニタ回路の従来例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,2…端末、3…通話路、4…分岐回路、5…ディジ
タル/アナログ変換回路、6…レシーバ、7…通話モニ
タ付加回路、9…同期パターン検出回路、10…復号化
回路、11…セレクタ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル通信網において通話中の回線
    から通話信号を取り込んで通話モニタを行うモニタ回路
    において、 通話中の回線から取り込んだ前記通話信号を構成する符
    号系列内に予め定められた特定の同期パターンが含まれ
    ているか否かを検出する同期パターン検出回路と、該同
    期パターン検出回路により前記同期パターンが検出され
    るときは、通話中の回線から取り込んだ前記通話信号を
    復号する復号化回路と、前記同期パターン検出回路によ
    り前記同期パターンが検出されるときは、前記復号化回
    路からの復号化信号を選択してモニタ用として出力し、
    検出されないときは、通話中の回線から取り込んだ前記
    通話信号をそのままモニタ用として出力するセレクタ回
    路と、を具備して成ることを特徴とする通話モニタ回
    路。
JP3266980A 1991-09-19 1991-09-19 通話モニタ回路 Expired - Fee Related JP3036605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3266980A JP3036605B2 (ja) 1991-09-19 1991-09-19 通話モニタ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3266980A JP3036605B2 (ja) 1991-09-19 1991-09-19 通話モニタ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0583373A JPH0583373A (ja) 1993-04-02
JP3036605B2 true JP3036605B2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=17438387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3266980A Expired - Fee Related JP3036605B2 (ja) 1991-09-19 1991-09-19 通話モニタ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3036605B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0583373A (ja) 1993-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0738617B2 (ja) コーデックとその操作方法、及び通信システム
WO1996019907A1 (en) System for tdma mobile-to-mobile vselp codec bypass
JP2001331199A (ja) 音声処理方法及び音声処理装置
EP0680034B1 (en) Mobile radio communication system using a sound or voice activity detector and convolutional coding
CA2194018A1 (en) Digital radio telephone for a digital mobile radio communication system
JP3036605B2 (ja) 通話モニタ回路
US5694425A (en) Digital audio signal transmitting apparatus
JP2988609B2 (ja) 符号化音声聴話回路
US4839897A (en) Fault detecting system for ADPCM codec
JPS6319951A (ja) 音声信号およびデ−タ信号の併合伝送方法およびその送信装置ならびに受信装置
EP0810762A3 (en) Telephone apparatus with recording function
JP2691189B2 (ja) 符号復号器
JPH0918347A (ja) 音声符号化方式変換装置
JP2972564B2 (ja) 音声符号化装置および中継交換方法
JP3765615B2 (ja) 音声伝送装置
JP3514294B2 (ja) 音声符号化復号装置、音声符号化復号システムおよび音声符号化復号方法
JP2970518B2 (ja) 通話路インタフェース保護装置
JPH10112760A (ja) 音質劣化防止方式
JPH08307366A (ja) 音声符号化装置
KR0146436B1 (ko) 타합선(ow)신호 제어 장치 및 그 제어 방법
JPH0371828B2 (ja)
JPH082071B2 (ja) シグナリング伝送方式
JPS63169837A (ja) Pcm信号復号方式
JPS62104357A (ja) フアクシミリ出力装置
JPH0431457B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees